ジャズ喫茶で流したい・295
ジャズ・ベースの哲人、チャーリー・ヘイデンは「デュオ演奏の達人」。様々なジャズ・ミュージシャンと組んで、デュオ演奏を繰り広げてきた。ヘイデンのベースが演奏の「底」をシッカリ支え、強靱なリズム&ビートを供給し、デュオのパートナーを支え鼓舞する。このヘイデンのベース捌きが見事で、フレーズを弾き出させても、歌心溢れ印象的なフレーズを叩き出す。そういう点から、僕はヘイデンのことを「デュオ演奏の達人」と呼ぶ。
Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba『Land of the Sun』(写真左)。2003年12月19–22日の録音。ちなみにパーソネルは、Charlie Haden (b), Gonzalo Rubalcaba (p, perc), Ignacio Berroa (ds, perc), Joe Lovano (ts), Miguel Zenon (as), Michael Rodriquez (tp, flh), Oriente Lopez (fl), Larry Koonse, Lionel Loueke (g), Juan De La Cruz "Chocolate" (bongo)。
ジャズ・ベースの哲人、チャーリー・ヘイデンとキューバ出身のバップ・ピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバによるアルバム。基本、メインは、ヘイデンとゴンサロのデュオ演奏。メキシコのポピュラー音楽の金字塔として知られるホセ・サブレ・マロキンの作品に主に焦点を当てている。しみじみと聞く、バラード系の作品。
ヘイデンとゴンサロのデュオ作品では無く、テナー・サックス、アルト・サックス、トランペット、フルート、などの管楽器、そして、ギターなどが入った豊かなサウンド・イメージであるが、これは、音世界の「彩り」の役割。演奏全体は、ヘイデンとゴンサロのデュオ演奏がメイン、ヘイデンとゴンサロのデュオ演奏が、豊かな音世界の「彩り」をバックに、クッキリ前へ出て、映えに映える。
ラテン・テイストのバラード曲を、ヘイデンとゴンサロは粛々と弾き進めていく。心にしみ入る美しいメロディー満載。ゴンザロの耽美的でリリカルで力感溢れるバップ・ピアノが美しい。そして、その美しいピアノを支え、リズム&ビートを導く、ソリッドで重量感溢れるヘイデンのアコースティック・ベースが頼もしい。そこに管楽器とギターが効果的に絡む。
デュオ名盤『Nocturne』(ここをクリック)に続く、ヘイデンとゴンサロのコラボ盤であったが、ヘイデン自身の言葉によると『ノクターン2』みたいなものにはしたくなかった、という。確かにその通りで、バラード曲集ではあるが、メキシコのポピュラー音楽をメインに据えたラテン・テイストのバラード曲集という、ユニークな内容のアルバムに仕上がっている。好盤である。
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