フュージョン名盤の一枚かと...
モダン・ジャズ、クロスオーバー/フュージョン・ジャズの範疇の中の名盤・好盤の中で、ギターに特化して評価できるアルバムをピックアップして紹介している、今月発売のレココレ2025年7月号の特集「ジャズ/フュージョン・ギターの名演・洋楽編」。そこに「ロベン・フォード」の名前がある。懐かしい、と思って、まだ、当ブログで記事化していない、彼の初リーダー作をしっかりと聴き直す。
Robben Ford『The Inside Story』(写真左)。1979年の作品。ちなみにパーソネルは、Robben Ford (g, vo; el-p), Alan Rubin (tp), Tom Malone (tb, bs), Lou Marini *as, ts), Russell Ferrante, Steve Perry a.k.a. Stephen Sea (syn), Mark Ford (harmonica), Jimmy Haslip (b), Ricky Lawson (ds, perc). Vander "Starz" Lockett, Tommy Vig (perc)。
ロベン・フォードの名を一躍、フュージョン・ファンに知らしめた初リーダー作。邦題「ギターに愛を」。めっちゃ恥ずかしい邦題であるが、内容は充実。楽しい演奏、そして、個性もしっかり出ている。「ジャズとロックの両方のにうまく足を踏み入れた、エレキギター(エレギ)の名手」という表現がピッタリの、スタジオ・プレイヤー上がりのロベン・フォードのエレギ。そんなロベン・フォードのエレギが堪能できる。
耳あたりの良い洗練されたフュージョン・エレギのオン・パレード。歌心のある柔らかなフレージングが持ち味。泣きのギターに職人芸的テクニックが見え隠れ。さすが、スタジオ・プレイヤー上がりである。今の耳にも古さは感じさせず、しっかりと訴求する。アタック強めで、フレーズがしっかり耳に残り、あまりポップではなく、当時の「ソフト&メロウ」がメインの「フュージョン・ジャズ」っぽくなくて、これがまた良い。
彼の個性の一つ「ブルース・フィーリング」もそれとなく濃厚で、1979年という、フュージョン・ジャズ全盛期に、安易に「ソフト&メロウ」に流れない、意外と硬派なフュージョン・ギターの出現やなあ、と、例の秘密の喫茶店で感心したのを思い出した。それほど、この初リーダー作に、ロベン・フォードの個性の全てが詰まっている。
バックのメンバーは、後のイエロージャケッツのメンバー。フュージョン・ジャズ全盛時、カールトンやリトナーは結構、FMでオンエアされるのに、ロベン・フォードは殆どオンエアされず。当時、ロベン・フォードの知名度はイマイチだった記憶がある。が、このロベン・フォードの初リーダー作は「良い」。聴き込み甲斐が大いにある作品です。フュージョン名盤の一枚かと。
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