ジャズ喫茶で流したい・284
Oz Noy(オズ・ノイ)。もう一丁、である。NYアンダーグラウンド的なギター・サウンドが芳しい、イスラエル出身でNYで活躍するギタリスト。相当に「尖った」、良い意味での「変態」ギター。コンテンポラリーな、極端にぶっ飛んだエレギ。そんなオズ・ノイのギター・サウンド&ミュージックが個性。
Oz Noy『Oz Live』(写真左)。2002年5月12, 19日, 6月23, 30日、NYのクラブ「Bitter End」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Oz Noy (g), Reggie Washington (b, trk.: 2-6, 8-10), James Genus (b, trk: 1,7), Will Lee(b, trk: 11), Keith Carlock (ds, trk: 1-,3, 5-7,10), Anton Fig (ds, trk: 4,8,9,11)。オズ・ノイの当時のパーマネント・トリオでのライヴ録音になる。
さすがライヴ録音の音源である。オズ・ノイのギターの個性が良く判る。個性が良く判る。現代のジャズ・エレギの先端を行く、かなり個性的な響きのエレギ。ライヴにおいても、ギター・サウンドの音のバリエーションが豊か。エフェクトやアタッチメントを駆使してはいるが、ライヴが故、演奏に支障を来さないよう、エフェクトやアタッチメントのバリエーションを厳選したパフォーマンスに仕上げている。
ギターのフレーズは「ストレート&シンプル」。他の個性的なジャズ・ギタリストの様に、素敵に捻れたところは少ないが、心地よくファズがかかって、素敵に「くすんだ」エレギの音と響きは、オズ・ノイならではの「くすみ」。速いフレーズでは音が重なることは無く、綺麗に一音一音が、はっきりクッキリ聴こえるところは「爽快感抜群」。
バックのベース&ドラムのリズム隊もパフォーマンス良好。ドラムはバリエーション豊かに、ポリリズミックに叩きまくる。このドラムがオズ・ノイのエレギに良好に絡んで、オズ・ノイのエレギを引き立て、鼓舞している。ベースはライン弾きに徹しているが、このベースのハジき出すベース・ラインが、オズ・ノイのエレギの低音の隙間を埋めて、音全体の重厚感を飛躍的に高めている。
バックがキーボードレスなところが、効果的に「活きる方向」に作用している。ジャズ・エレギの「ジェフ・ベック」という異名を取っているらしいが、このライヴ音源を聴くと、その異名の謂れがとても良く判る。NYアンダーグラウンド的なギター・サウンドをベースとした、ジャムバンド的な要素を含んだ、ジャズ・ファンク~ジャズ・ロックな音世界。実に格好良くて、とにかく「シビれる」。
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