2024年11月30日 (土曜日)

プレヴィンの爽快ライヴ盤

ジャズとクラシックの「2足の草鞋を履く男」、アンドレ・プレヴィンのピアノを聴き直している。クラシック・ピアノをベースにした、流麗で端正でダイナミックでドライブ感溢れるスインギーなピアノは、プレヴィンの身上。クラシック出身のピアノでありながら、出てくる音は実に「ジャジー」。聴いていて、スッキリ爽快な気分になれる極上の「米国ウエストコースト・ジャズ」なジャズ・ピアノ。

Andre Previn『Live at the Jazz Standard』(写真左)。2000年10月のライヴ録音。Deccaレコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), David Finck (b)。ドラムレス、ピアノとベースのデュオ。プレヴィン71歳での録音になる。レジェンドの域に達した「2足の草鞋を履く男」の絶妙で爽快なジャズ・ピアノを聴くことが出来る。

NYでのライヴ録音。タイトル通り、従来のジャズ・スタンダート曲と、ミージシャンズ・チューンなスタンダード曲で固められた、小粋なライヴ録音。プレヴィンのジャズ・ピアノは、トリオ演奏が多いのだが、このライヴ盤では、デヴィッド・フィンクのベースとのデュオ演奏になっている。ドラムがいない分、プレヴィンのピアノがパーカッシヴなリズム楽器を代替していて、プレヴィンのジャズ・ピアノとしての能力の高さがよく判る。
 

Andre-previnlive-at-the-jazz-standard

 
プレヴィン独特の「クラシックとジャズの両性具有」の様なピアノを存分に楽しめる。プレヴィンのピアノは、ジャズをやる場合、あくまで「ジャズ・ピアノ」なフレーズを叩き出すのだが、速い弾き回しで流麗に展開する時、クラシックのタッチ&弾き回しが、ひょっこり顔をだす瞬間がある。これが、意外と「たまらない」のだ。他のジャズ・ピアニストにはない、プレヴィン独特の個性である。

スタンダード曲集とはいえ、全12曲中、超有名なスタンダード曲は「My Funny Valentine」「Chelsea Bridge」「I Got Rhythm」くらいしかない。残りは、どちらかと言えば「玄人好み」のスタンダード曲が選ばれている。が、超有名なスタンダード曲について穂、玄人好みのスタンダード曲についても、アレンジが秀逸で、とにかく全曲、聴いていて、とても楽しい。

とても趣味の良いジャズ・ピアノが主役のライヴ音源。ファンクネスは希薄、オフビートはしっかりジャジーなプレヴィンのピアノが良い方向に作用して、スッキリとした爽快感溢れる弾き回しで、演奏そのもの、楽曲そのものを、リラックスして楽しめる、極上のジャズ・ピアノのライヴ盤に仕上がっている。良い意味で耳あたりが良いので、ながら聴きにも最適。好ライヴ盤です。
 
 

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2024年11月29日 (金曜日)

ウエストサイド物語の良カヴァー

アンドレ・プレヴィンは、作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者。どちらかと言えば、クラシックに軸足がある。2019年2月に惜しくも89歳で逝去。我が国への関わりは、2009年から3年間、NHK交響楽団の首席客演指揮者として活躍。そんなクラシックな演奏家が、こんな洒落た小粋なハードバップ・ジャズをピアノ・トリオでやるなんて。彼の経歴をライナーノーツで読んだ時、とにかく驚いたことを覚えている。

「二足の草鞋を履く男」。アンドレ・プレヴィンは、クラシック・ピアニストであり、ジャズ・ピアニストでもある。そして、どちらのパフォーマンスも一流のレベルで、こんな音楽家はそうそういない。ここでは、ジャズ・ピアニストのアンドレ・プレヴィンにフォーカスを当てる。プレヴィンは、米国ウエストコースト・ジャズを代表するピアニストでもあるのだ。

André Previn『West Side Story』(写真左)。1959年8月24–25日の録音。ちなみにパーソネルは、André Previn & His Pals = André Previn (p), Red Mitchell (b), Shelly Manne (ds)。アンドレ・プレヴィンのピアノがメインのピアノ・トリオ編成。ベースに名手レッド・ミッチェル、ドラムに名手シェリー・マンが担当している。米国ウエストコースト・ジャズの最強のリズム隊である。

タイトル通り、レナード・バーンスタインのミュージカル「ウエストサイド物語」のオリジナルスコアから8曲を選び、ジャズ風にアレンジしている。これがまあ、なんと絶品。「ウエストサイド物語」のジャズ・ピアノ・トリオによるカヴァーは、オスカー・ピーターソンのものが有名だが、そのピーターソンのカヴァーよりも、このプレヴィンの方が内容が濃い。

プレヴィンのピアノは、強烈なドライブ感が身上なのだが、クラシック出身が故、ファンクネスは希薄。しかし、ジャジーなオフビート、ジャジーなコード進行はしっかりと存在する。タッチは切れ味よく硬質、速いフレーズも難なく破綻なく弾きこなす。
 

Andre-previnwest-side-story

 
ピーターソンとプレヴィンの違いは「ファンクネス」の濃淡とオフビートの強弱。ピーターソンのピアノは、ファンクネス濃厚、オフビートが強烈。その他の特徴はプレヴィンと同じなんだが、この「ファンクネス濃厚、オフビートが強烈」なところが、ミュージカル曲の様な流麗な旋律を持つ楽曲のカヴァーについては邪魔になる。流麗な旋律の「流麗さ」が、濃厚なファンクネスと強烈なオフビートに掻き消されてしまうのだ。

その点、プレヴィンのピアノは「ファンクネスは希薄、オフビートはしっかりジャジー」なので、ミュージカル曲の様な流麗な旋律を持つ楽曲のカヴァーに向いている。この「ウエストサイド物語」のプレヴィン盤を聴くとそれがよく判る。流麗な旋律を持つ「ウエストサイド物語」の挿入曲達のフレーズが、キラキラと輝くように耳に入ってくる。

そして、そんなプレヴィンのピアノを、名手レッド・ミッチェルのベース、名手シェリー・マンのドラムがガッチリ支える。これがまあ、素晴らしいベース&ドラムなのだ。ベースはブンブン胴鳴りし、弦はブンブン鋼の響き。ドラムは切れ味良く、弾ける様なパーカッシヴな打音。

しかも、さらに素晴らしいのは、この名手のベース&ドラムが、プレヴィンのピアノの邪魔に全くなっていない。逆に、プレヴィンのピアノが前面に浮かび上がってくるよう。米国ウエストコースト・ジャズのファースト・コールなベーシスト&ドラマー、恐るべしである。

「ウエストサイド物語」のジャズによるカヴァーとして、加えて、米国ウエストコースト・ジャズのピアノ・トリオとして、純粋に楽しめる名盤だと思います。プレヴィンのピアノ、ほんと、長年のお気に入りなんですよね〜。他のアルバムも聴き直したくなりました。
 
 

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2023年3月20日 (月曜日)

プレヴィンの晩年を愛でる。

小粋なジャズ盤、それも「ピアノ・トリオ」盤を探していると、必ず出会うピアニストがいる。アンドレ・プレヴィンなど、そんなピアニストの1人で、クラシックのピアニスト&指揮者、そして、ジャズ・ピアニストと「3足の草鞋を履く」音楽家だが、アレンジ能力にも優れ、スタンダード曲やミュージカル曲のジャズ・アレンジは、どれもが素晴らしい。

André Previn with Mundell Lowe & Ray Brown『Uptown』(写真左)。1990年8月22日の録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Mundell Lowe (g), Ray Brown (b)。アンドレ・プレヴィンがリーダー格、プレヴィンのピアノとロウのギター、ブラウンのベースという、オールド・スタイルのピアノ・トリオ。

通常、今では「ピアノ・トリオ」と言えば、ピアノ+ベース+ドラムの楽器編成が基本。これは、モダンジャズ・ピアノの開祖「バド・パウエル」が恒常的に採用した編成。それ以前は、ピアノ+ベース+ギターの楽器編成が「ピアノ・トリオ」の基本編成だった。このプレヴィンのリーダー作では、敢えてオールド・スタイルのピアノ・トリオ編成を採用して、3種の楽器に「フロント楽器」としての役割を担わせて、3人それぞれのインタープレイの妙が楽しめる内容になっている。
 

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それにしても、プレヴィンのピアノは上手いし、とってもジャジーだ。プレヴィンと言えば、クラシックのピアニスト&指揮者、そして、ジャズ・ピアニストと「3足の草鞋を履く」アーティストだが、ジャズ・ピアニストとしての能力はかなり高い。クラシック・ピアノ出身らしく「端正で歯切れが良く破綻の無い」ピアノが個性。しかも、ファンクネスは皆無なんだが、オフビートが効果的に効いていて、流麗に弾き回すフレーズがとてもジャジー。

ギターのマンデル・ロウのギターも小粋なバッキング。プレヴィンのピアノとの相性がとても良いみたいで、音がぶつかったり重なったりすることが無い。ロウの職人芸的ギターもこの盤の聴きもの。当然ながら、レイ・ブラウンのベースは素晴らしい。ジャズ・ベースのレジェンド中のレジェンドなんだが、この盤でのブラウンのベースは演奏全体のリズム&ビートをしっかり掌握しコントロールしている。安心安定のブラウンのブンブン・ベースはこれまた聴き応え十分。

選曲も一捻りしていてユニーク。全13曲中、ハロルド・アーレンの曲が6曲、デューク・エリントン関連の曲が6曲と、2つの系統のスタンダード曲で固めていて、不思議な統一感がある。この盤を録音した時、プレヴィンは61歳。大ベテランの域に入ったプレヴィンは、若かりし頃の様に弾き過ぎること無く、余裕ある滋味溢れる流麗で躍動感のあるピアノを弾きまくっている。プレヴィンの晩年を愛でるべき好盤である。
 
 

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 ★ 松和の「青春のかけら達」

  ・四人囃子の『Golden Picnics』

 
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2020年2月19日 (水曜日)

ミュージカル曲限定のプレヴィン

昨日、アンドレ・プレヴィン(André Previn)のピアノ・トリオ盤をご紹介した。プレヴィンは「作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者」と多彩な才能の持ち主だが、実はミュージカルの音楽監督も多数経験している。「マイ・フェア・レディ」などでアカデミー賞を受賞している位だ。そうそう、この「マイ・フェア・レディ」の楽曲をジャズにアレンジして、シェリー・マン、レロイ・ビネガーとのトリオ盤をリリースしている。

プレヴィンのジャズ・ピアノは、流麗で爽快感あふれる弾きっぷりで、「ソフィストケイトされた」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなもの。このプレヴィンのぴあのは、印象的なメロディや流麗なフレーズを持つ楽曲、例えば、ジャズ・スタンダード曲との相性が抜群。実は、ジャズ・スタンダード曲は、1920年代から40年代のミュージカル曲が多い。そういう意味で、プレヴィンのジャズ・ピアノは、ミュージカル曲をアレンジして演奏するのに向いている。

André Previn『Give My Regards to Broadway』(写真左)。1960年5月31日、Los Angelesでの録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Red Mitchell (b), Frank Capp (ds)。なんか出来レースみたいな話だが、この盤、ミュージカルの音楽監督として活躍したアンドレ・プレヴィンがミュージカルの有名曲を集めて、アレンジして、ピアノ・トリオで演奏したアルバムなのだ。
 
  
Give-my-regards-to-broadway   
  
 
収録曲は以下のとおり。括弧の中が、曲を引用されたミュージカル名である。実を言うと、4曲目の「The Sound Of Music」以外、他のミュージカルの名前を知らない。この盤の録音は1960年なので、その頃には結構有名なミュージカルだったのだろう。
 

1. Give My Regards To Broadway (Little Johnny Jones)
2. Take Me Along (Take Me Long)
3. Almost Like Being In Love (Brigadoon)
4. The Sound Of Music (The Sound Of Music)
5. Put On A Happy Face (Bye Bye Birdie)
6. Too Close For Comfort (Mr. Wonderful)
7. When I'm Not Near The Girl I Love (Finian's Rainbow)
8. Everything's Coming Up Roses (Gypsy)
9. Diamonds are a girl's best friend (Gentlemen prefer blondes)
10. Too Darn Hot (Kiss Me Kate)
 
 
今の時代からすると、あまり馴染みの無いミュージカルからの楽曲であるが、さすがにどれもミュージカルで演奏された楽曲で、印象的なメロディや流麗なフレーズを持つ楽曲ばかり。プレヴィン独特の爽快感あふれるスインギーなフレーズがフィットし、「ソフィストケイトされた」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなピアノが際立つ。速いテンポの演奏もスローなバラード曲も、明確なタッチが、それぞれの楽曲の持つ、美しいフレーズを浮き立たせる。

ほとんど、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で紹介されることを見たことの無い企画盤であるが、内容は充実している。さすが、ミュージカルの音楽監督も担当していたプレヴィンである。その才能を活かして、なかなかに良い曲ばかりをそれぞれのミュージカルからピックアップしている。アレンジもライトなハードバップ・ジャズ的雰囲気を楽しく聴かせてくれるもので、その出来映えに感心する。プレヴィンの代表盤の一枚に加えて良い内容の好盤である。
 
 
 
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2020年2月18日 (火曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・80 『King Size!』

ピアニストのスキル。ジャズとクラシックで、比較されることがたまにある。まあ比較しても仕方の無いテーマだと思うんだが、クラシック側からすると「ジャズ・ピアノは無手勝流で基礎がなっていない」だし、ジャズ側からすると「譜面通り弾くだけで、スイングもせず、面白く無く、肩が凝る」である。ジャズ側からすると「クラシックのピアニストにジャズは出来ない」だし、クラシック側からすると「ジャズのピアニストにクラシックは無理」となる。

しかし、である。クラシック側の「ジャズのピアニストにクラシックは無理」については、キース・ジャレットがクラシックにチャレンジし、相応の評価を得ているし、ハービー・ハンコックは高校時代までは、優秀なクラシック・ピアニストで、11歳でシカゴ交響楽団と共演を果たしている。ジャズ側の「クラシックのピアニストにジャズは出来ない」については、クラシック・ピアニスト兼指揮者のアンドレ・プレヴィンがいる。西海岸ジャズの中で、飛び切り優れたハードバップ・ピアノを聴かせてくれる。

André Previn『King Size!』(写真左)。1958年11月26日のロサンゼルスでの録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Red Mitchell (b), Frankie Capp (ds)。西海岸ジャズらしい、しっかりアレンジされた、端正で破綻の無い、聴き心地を優先したピアノ・トリオ演奏である。流麗で爽快感あふれる弾きっぷりはなかなか堂に入っている。ビッグサイズのライオンのイラストがあしらわれたジャケットも印象的。
 
 
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改めて、アンドレ・プレヴィンは、作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者。どちらかと言えば、クラシックに軸足がある。昨年2月に惜しくも89歳で逝去。我が国への関わりは、2009年から3年間、NHK交響楽団の首席客演指揮者として活躍した。そんなクラシックな演奏家が、こんな洒落た小粋なハードバップ・ジャズをピアノ・トリオでやるなんて。彼の経歴をライナーノーツで読んだ時、とにかく驚いたことを覚えている。

ディブ・ブルーベックと並んで黒人にはほとんど人気のない白人ピアニスト。しかし、黒人のピアニストには稀少な「ソフィストケイトな」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなピアノは、やはり聴きもの。ピアノをクラシック・ピアノらしく鳴らしながら、ジャズを聴かせるユニークな存在。この『King Size!』でも、しっかり計算されたアドリブ展開と、しっかりとしたアレンジで、ファンキーさ、ジャジーさを醸し出していて、なかなかに聴き応えがある。

まあ、この「計算された」や「アレンジされた」部分に「作られたジャズ」を感じるという向きもあるが、僕はこれは「米国西海岸ジャズ」の個性の1つと解釈しているので、僕はこの「計算された」や「アレンジされた」部分を高く評価している。それがプレヴィン・ジャズの個性でもあるのだ。プレヴィン独特の爽快感あふれるスインギーなフレーズは特筆に値する。「アレンジされた」ファンクネスと併せて、もっと評価されて良いピアニストである。
 
 
 
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2017年10月27日 (金曜日)

こんなアルバムあったんや・90

ジャズ演奏の編成って、かなりのバリエーションがある。基本は、ピアノ+ベース+ドラムのリズム・セクションに、フロントの管楽器が、今のジャズの基本構成と言ってよいんだろうけど、それだけには留まらない。ソロ、デュオも当たり前の様にあるし、デュオの楽器の組合せも様々。まあ、とにかく「定型」ってものが無い。そういう編成のバリエーションの柔軟性というのも、ジャズの特質だろう。

しかし、このアルバムのジャズ演奏の編成を知った時には「こんなんもアリかあ〜」と唸った。最初、聴いていたら、ピアノとドラムのデュオだと単純に思う。へ〜ぇ、ピアノとドラムのデュオってあるのか、なんて単純に感心したりする。しかし、聴き進めていくうちに「あれっ」と思う瞬間が来る。ピアノの音が弾きっぷりが、ちょっと変化するのだ。

それでも最初は、このピアニスト、変化の付け方が上手いなあ、これだけ音と弾きっぷりを変化させるのって、意外とテクニックがいるんだよな〜、この盤のピアニスト、凄いよな〜なんて思ってしまう。が、アルバムの演奏がどんどん進んで行くと、ピアノの音と弾きっぷりについて、明らかに雰囲気が異なる演奏が交互に来る。そして思う。これ、ピアノが2台、ピアニストが2人いるのか?
 

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Russ Freeman and André Previn『Double Play!』(写真左)。1957年4月〜5月の録音。「名手二人のピアノ連弾+マンの職人ドラムの変則編成」のピアノ・ジャズ。改めてパーソネルは記しておく。Russ Freeman, André Previn (p), Shelly Manne (ds)。ラス・フリーマンは、1950年代西海岸ジャズの名脇役ピアニスト。アンドレ・プレヴィンは、本業はクラシックの指揮者兼ピアニスト。ジャズ・ピアニストとしても一流。

プレヴィンはクラシック出身で、当然、テクニック上々だが、この盤で、フリーマンの指が良く回るのに、ちょっとビックリする。名脇役、伴奏上手のフリーマンなので、情感を優先に弾くのが上手い、と勝手に思っていたのだが、テクニック優秀な弾き回しにビックリ。テクニック優秀な二人が連弾形式で弾きまくる。ドライブ感抜群。マンのドラミングもガンガンにフロント2台のピアノを鼓舞していて素晴らしい。

演奏されている曲も楽しい。アルバム・ジャケットからも想像できるのだが、野球にまつわる曲ばかり。特に冒頭の「Take Me Out To The Ball Game」の「聴いて楽しい」ジャズ・アレンジ版はこの盤でしか、僕は聴いたことが無い。しかし、「名手二人のピアノ連弾+職人ドラム」の変則編成。こういったユニークな編成があるのもジャズならでは、である。

 
 

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2012年2月 8日 (水曜日)

野球に関するジャズのアルバム

2月になると、日本ではプロ野球のキャンプがスタート。それまではシーズンオフで、野球の話題はそこそこだったのが、キャンプ・インからは、スポーツニュースは野球の話の花盛りとなる。やっぱり、日本って国は野球が好きなんやな〜。

野球と言えば、本場は米国。米国と言えば「ジャズ」の発祥の国。野球にまつわる「ジャズ」演奏って結構あるんじゃないかと、昔、思った。が、これがなかなか無い。ジャズの本場ニューヨークと言えば、昔からヤンキースの本拠地で、野球のまつわる「ジャズ」演奏があってもいいのになあ。

と言うことで、野球に関するジャズのアルバムはないものか、と、自分のライブラリーをゴソゴソ探してみた。でも、やっぱり、なかなか無い。あきらめずに再びゴソゴソしていたら、やっとこのアルバムを見つけた。

Andre Previn & Russ Freeman『Double Play!』(写真左)。1957年4月、5月の録音。ちなみにパーソネルは、Andre Previn (p), Russ Freeman (p), Shelly Manne (ds)。ダブル・ピアノにドラムという変則トリオ。なんとベースがいないが、演奏のその時々で、ダブル・ピアノのどちらかがベースラインを担当しているので問題は無い。

さて、改めて、このアルバム、どういう経緯でこうなったのか、このアルバムの存在を知った時から、知りたくて知りたくて仕方が無いのだが、アンドレ・プレビン(写真右)とラス・フリーマンという2人のピアニストの連弾とシェリー・マンのドラムという大変珍しいフォーマットで演奏されている。

2人のジャズ・ピアニストの連弾を、野球の「ダブルプレイ」とかけたアルバム名。アルバム名だけが、野球に関係しているだけでなく、ジャケットの悩ましいオネーサンも野球帽をかぶって応援をしているみたいな風情。なかなかセクシーでよろしい。
 

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いやいや、それだけではない。オープニングの曲が、かの大リーグで有名な「Take Me Out To The Ball Game」。邦題「野球場につれていって」は、大リーグのサポーター共通の「応援歌」。この歌を敵味方ともに大声で歌いまくるのだから、大リーグは凄い。凄いを通り越して「羨ましい」。

そのような大有名曲が、いともたやすくジャズのフォーマットに乗っかって、とても楽しく愛らしく演奏される。恐らく、ジャズのアルバムの中で「野球場に連れて行って」を取り上げているのは、このアルバムだけじゃないか。とにかくアレンジが美しく愛らしい。この「野球場に連れて行って」のカバー、違和感は全く無い。

他の曲についても、曲のタイトルは、なんとなく「野球」にまつわるネーミングみたい。そして、演奏自体はどれをとっても、プレビンとフリーマンとの楽しい掛け合いと連弾。注意深く聴いていても、どっちがどっちなのか判らないくらい、素晴らしいテクニックと歌心溢れるフレーズの連発。

プレビンとフリーマンはピアノ連弾の相性抜群である。西海岸特有のちょっと乾いた響きのピアノが実に爽快。そんな爽快なピアノ音が連弾でダブルで響き渡るのだ。単純に聴き心地満点である。

プレビンがクラシック出身というのを知っていて、辛うじて、タッチが堅くシッカリしていて、リズムやタイミングがいかなる場面でも崩れない方がプレビンかな、と判る。それに比べて、フリーマンは、少しラフで粘りがあってジャジー。所謂、ジャズ出身のピアニストらしさが見え隠れする。

それと、特筆すべきは、シェリー・マンのドラミングの素晴らしさ。こんなに柔軟でカラフルなドラミングは、シェリー・マンだけのもの。ドラミングだけ聴いていても十分に楽しめる。シェリー・マンは、そんな繊細かつ大胆なドラミングで、プレビンとフリーマン、二人の連弾を明るくポジティブに盛り上げる。

破綻の少ない、緻密で大胆でクールでスピード感溢れる「米国西海岸ジャズ」の好アルバムです。特に、米国西海岸ジャズ者の方々にお勧めですね〜。爽快ですぞ。

 
 

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2010年3月22日 (月曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・9 『My Fair Lady』

「ピアノ・トリオの代表的名盤」シリーズの9回目。何も、ジャズの巨匠・ビッグネームの類だけが、優れたピアノ・トリオ盤を作る訳ではない。

ピアノ・トリオの代表的名盤について「これ1枚」というものを挙げたら、ジャズ・ピアニストの「のべ人数」はかなりの数になる。ジャズの巨匠・ビッグネームの類は、この「ピアノ・トリオの代表的名盤」を複数枚、若しくはコンスタントにリリース出来るところに、他のピアニストに比べて、巨匠・ビッグネームとして区別される所以だろう。

今日は、巨匠・ビッグネームの類では無いが、「これ一枚」というケース、特に、今回は「聴き易く、判り易く、楽しみ易い」ピアノ・トリオ盤の代表的名盤を挙げてみたい。Shelly Manne & His Friends『Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady』(写真左)。原題ですまして書いているが、邦題でいうと、シェリー・マン&ヒズ・フレンズ 『マイ・フェア・レディ』である。

ちなみに、パーソネルは、Shelly Manne (ds・写真右), André Previn (p), Leroy Vinnegar (b)。1956年8月の録音である。ピアノのアンドレ・プレヴィンは、クラシックの世界で、現代を代表する指揮者&ピアニストの1人。ジャズ・ピアノのテクニック・資質にも優れ、クラシックとジャズの「二足のわらじ」を履いている。打ちつけるような硬質のタッチと透明感のある繊細なタッチの、激しい2面性が特徴。

ドラムを担当するシェリー・マンは、米国西海岸ジャズを代表するドラマー。その多才なテクニックとに西海岸独特な「タイトで乾いたビート」が特徴。ベースのルロイ・ヴィネガーは、西海岸ジャズの中核的存在。多数のセッションを残している、質実剛健かつ安心確実なベーシスト。そんな3人が残した『マイ・フェア・レディ』。実に「聴き易く、判り易く、楽しみ易い」ピアノ・トリオ盤に仕上がっている。
 

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プレヴィンのピアノは黒人ピアニストによく見られる「癖と粘り」が無く、クラシック・ピアニスト出身者独特の「端正で破綻のない正確なテクニック」が良い効果を出している。彼の打ちつけるような硬質のタッチと透明感のある繊細なタッチの2面性が、実に効果的に響く。そして、要所要所のアドリブ、ブレイク、チェンジ・オブ・ペースが非常に良く出来ている。予め譜面に落としていたのではないのか、と思われるほど、アルバムに収録されている演奏は良く出来ている。アレンジの勝利。

「マイ・フェア・レディ」の楽曲はミュージカルなので、ブルース感覚とファンキーな感覚とは無縁で、どちらかと言えば、クラシックやポップ・ストリングスに近い感覚があるんだが、そういう意味でもプラヴィンのピアノの採用は正解だった。加えて、白人中心の西海岸ジャズの「クール・ジャズを発展させたようなスタイル」を踏襲した、シェリー・マンの「タイトで乾いたビート」、そして、ちょっと派手目のトリオ演奏を底で支える、縁の下の力持ち的ベーシスト、ルロイ・ヴィネガーの採用も大正解。

1. 教会に間に合うように行ってくれ
2. 君住む街角
3. 彼女の顔に馴れてきた
4. そうなったら素敵
5. アスコット・ガヴォット
6. ショウ・ミー
7. ちょっぴり幸せ
8. 一晩中踊れたら

映画「マイ・フェア・レディ」に親しんだ方なら、思わずニンマリしてしまいそうな選曲も大正解。西海岸ジャズ独特の洗練されたアレンジと演奏テクニックをベースに、どの曲、どの演奏も実に「聴き易く、判り易く、楽しみ易い」出来に仕上がっている。

良く雑誌などで「お馴染みのミュージカル『マイ・フェア・レディ』の名曲をピアノ・トリオで綴ったジャズ史上屈指のベスト・セラー・アルバム」と宣伝されるが、成る程と思わせる内容に、僕は、ジャズ初心者の時代から、このアルバムには痺れっぱなし。

何度聴いても良い。聴く度に新しい発見もあって、企画モノと片付けるのは「以ての外」、「聴き易く、判り易く、楽しみ易い」ピアノ・トリオ演奏として、代表的名盤に挙げたいですね。それにしても、このアルバム、ジャズ史上に残るヒットの代表的一枚として挙げられることが多いが、再発、再発で、結局どれくらい売れたんだろう?
 
 
 
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  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

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