2025年3月18日 (火曜日)

ラムゼイのトーキョー・ライヴ

アーゴ&カデット・レコードを再認識している。こってこてファンクネス漂う、ソウル・ジャズ、ジャズロックを聴きたくなって選盤に迷ったら、アーゴ&カデットの諸作を選盤すれば良い、とまで思う様になった。それほどまでに、アーゴ&カデットのアルバムの制作志向は「ファンキー・ソウル・ジャズロック」で統一されている。

Ramsey Lewis『Live In Tokyo』(写真左)。1968年9月、東京大手町サンケイホールでのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (p), Cleveland Eaton (b), Maurice White (ds)。今は無き日本のジャズの聖地であったサンケイ・ホールで収録されたラムゼイ・トリオのライヴ盤。当時、日本限定発売だったそう。

こってこてのソウル・ジャズ&ジャズロックである。冒頭、ラムゼイ・ルイスの代表曲「The 'In' Crowd」から、もうノリノリ。ファンクネス濃厚、強烈なオフビート、思わず体が横揺れし、足でビートを取り始める。実に黒くてダンサフルなリズム&ビート。アドリブは、歌うが如くソウルフルなフレーズの嵐。
 

Ramsey-lewislive-in-tokyo

 
この東京でのライヴ録音のリズム隊、ドラムには、のちにアース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)を結成するモーリス・ホワイト。ベースには、長くラムゼイを支えたクリーブランド・イートン。このリズム隊のリズム&ビートのファンクネスが強烈。そこに、これまたソウルフルでファンクなラムゼイのピアノが乗ってくるのだ。もはや、ジャズロックなピアノ・トリオの饗宴である。

ファンキーに入りながら、徐々にテンポアップ、ベースとドラムもそれに追従して熱い熱い展開に上り詰めていく。ソウルフルでジャズ・ファンクなアドリブ・フレーズを叩き出しながら、もう演奏はホット&ノリノリ。お馴染みのヒット曲に加えて、ホレス・シルヴァー曲のカヴァー「Song For My Father」、来日を記念してでの新曲なのか「Soul Ginza」など、ファンキー&ソウルフルな好曲のオンパレード。

観客の拍手がライヴらしい熱気を作って、サンケイホールの雰囲気も良好ノリノリ。ヒットを連発してた時期のライヴ演奏なので、とても馬力のあるファンクネスだだ漏れのソウルフルなピアノ・トリオの演奏がこれでもか、というほどに展開されるのには、とことん圧倒される。
 
 

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2025年2月18日 (火曜日)

アーゴ&カデットらしいライヴ盤

アーゴ&カデット・レーベルからリリースされているジャズ盤を順に聴き進めていくと、その音作りの統一感に思わず感心する。

親レーベルのチェス・レコードが「リズム・アンド・ブルース主力」なのが影響しているのだろう、他のジャズ・レーベルと比較すると、ちょっと癖の強い、ソウルフルな雰囲気濃厚なもの、ファンクネス濃厚なもの、どっぷりブルージーな歌心満点なもの、いわゆる「強めのファンキー&ソウルフルな盤」が多くリリースされている。

Ramsey Lewis Trio『Hang On Ramsey!』(写真左)。1965年10月14–17日、米国カリフォルニア、ハモサビーチの「Lighthouse Café」でのライヴ録音。Argo/Cadet レーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (p), Eldee Young (b), Isaac "Redd" Holt (ds)。ファンキー&ソウルフルな人気ピアニスト、ラムゼイ・ルイスのトリオ・ライヴ盤である。

このラムゼイ・ルイス・トリオのライヴ盤は、こってこて「ファンキー&ソウルフル」な演奏がガッツリ詰まっている。この盤の演奏を聴いていると、自然と足でリズムを取り、思わず腰が左右に動く。決して、俗っぽくなく、イージーリスニングっぽくも無い。正当なファンキー&ソウル・ジャズなんだが、とにかく、ファンクネス濃厚。どこかR&B志向も見え隠れする。
 

Ramsey-lewis-triohang-on-ramsey

 
演奏曲の中に、ビートルズ・ナンバーが2曲「A Hard Day's Night」「And I Love Her」が入っているが、このビートルズ・ナンバーが、見事なほどに、ファンキー&ソウル・ジャズ化している。

元々、ビートルズ・ナンバーは、底にR&Rやブルースの要素が流れていて、基本はオフビートの世界なのだが、曲のコード進行が独特なので、当時のジャズマンは、ビートルズ・ナンバーのジャズ化には苦心している。

が、ラムゼイ・ルイス・トリオは違和感なく、こってこて「ファンキー&ソウル・ジャズ」なアレンジを施して、これがバッチリ成功している。聴衆の熱い「ノリ」が、その証拠である。

他のジャズ・スタンダード曲も、徹底して、こってこて「ファンキー&ソウル・ジャズ」なアレンジを施して、ファンクネス濃厚、どっぷりソウルフルなパフォーマンスですっ飛ばす。もう、ハモサビーチの「Lighthouse Café」の聴衆は興奮の坩堝(るつぼ)。熱気溢れノリノリの掛け声、ハンドクラップ。

実に、アーゴ&カデット・レーベルからのリリース盤らしい、強烈に、こってこて「ファンキー&ソウルフル」なアルバム。アーゴ&カデット・レーベルの「音」に、しっかりと寄り添い、更に「ファンキー&ソウルフル」を増幅する、ラムゼイ・ルイス・トリオの、正統派なジャズ演奏もさすが、である。好盤です。
 
 

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2024年12月12日 (木曜日)

ファンキーなXmasジャズ盤

ジャズのXmas曲集は、意外と端正なアレンジなものが多い。Xmasソングのメロディーをあまり崩すことなく、判りやすくする為なのだろうが、ややもすれば、イージーリスニング・ジャズ風に陥る盤が結構ある。そういえば、モーダルなXmasジャズや、フリーなXmasジャズって、無いよな(笑)。

Ramsey Lewis Trio『Sound of Christmas』(写真左)。1961年10月の録音。Argoレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (p), El Dee Young (b), Issac "Red" Holt (ds)。ラムゼイ・ルイス・トリオによるXmasジャズ盤。前半5曲がピアノトリオ、後半5曲がストリングス入りという構成。

ラムゼイ・ルイス(Ramsey Lewis)の代表作は、グルーヴの「粘り」が凄い、コテコテのファンキー・ジャズの『The in Crowd』。1970年代は、ソウル・ミュージックやR&Bと融合したフュージョン・ジャズに転身。それでも、演奏の底は「コテコテのファンキー・ジャズ」。ルイスのピアノの本質は「ファンキー&ソウル・ジャズ」。

さて、そんなラムゼイ・ルイスのXmasジャズ盤。これがまあ、冒頭のXmasスタンダード曲「Merry Christmas Baby」のイントロを聴くだけで、このXmasジャズ盤は「コテコテのファンキー&ソウル・ジャズ」なXmasジャズ盤であることが判る。
 

Ramsey-lewis-triosound-of-christmas

 
それはそのはずで、このXmasジャズ盤って、コテコテのファンキー・ジャズの『The in Crowd』と同じメンバーでの演奏。「コテコテのファンキー&ソウル・ジャズ」はお手のもの。

いやはや、もう「ごめんなさい」と言いたくなるほどのファンクネスとソウルフルな響き。粘る様なグルーヴ感を湛えながら、ムゼイ・ルイス・トリオは、Xmasソングを「ファンキー&ソウル・ジャズ化」していく。基本的に旋律が綺麗なXmasソングを上手くファンキー&ソウルな雰囲気にどっぷり浸からせ、それでいて、Xmasソングの旋律はちゃんと残っていて、何のXmasソングか、判るようになっている小粋なアレンジ。

全編、こってこてファンキー&ソウルなピアノ・トリオ演奏で統一。ファンクネスだだ漏れ、ソウルフルなグルーヴ感、思わず腰が動き、足でビートを取りたくなる、Xmasジャズ盤としては珍しい、どっぷりジャズっぽいXmasジャズ盤。

このアルバムは、1967年12月、ビルボードのXmasのLPチャートで第8位を獲得したとのこと。それも頷ける、とてもジャズらしいXmasジャズ盤。我が国では話題に上ることの無い、ラムゼイ・ルイスのXmasジャズ盤だが、聴いていて楽しいXmasジャズ盤としてお勧めの好盤です。
 
 

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2021年10月17日 (日曜日)

フュージョン・ジャズの完成形 『Ivory Pyramid』

米国シカゴ出身のピアニストのレジェンド、ラムゼイ・ルイス(Ramsey Lewis)。2018年、音楽界からの引退を表明した。う〜ん、惜しいなあ。でも、引退の記事を読むと、83歳となった今「移動が前に比べて困難になってしまった」とのこと。寄る年波には勝てない、ということだが、ジャズ者初心者の頃からお世話になったレジェンドの1人なので、この引退の報には万感の想いがあった。

ラムゼイ・ルイスと言えば、1965年の『The 'In' Crowd』。このファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズの究極形ライヴ盤は、ジャズ者初心者の頃、良く聴いた。そして、フュージョン・ファンク、R&B系フュージョンに転身して、アース・ウインド & ファイアーのモーリス・ホワイトとともに制作『Sun Goddess(太陽の女神)』や『Salongo』『Tequila Mockingbird』は学生時代に良く聴いた盤である。

Ramsey Lewis『Ivory Pyramid』(写真左)。1992年の作品。GRPレーベル移籍第一弾。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (ac-p). Mike Logan (el-p), Charles Webb (b), Steve Cobb (ds, perc), Henry Johnson (g)。フュージョン・ジャズの完成形を思わせる、演奏良し、曲良し、録音良し、の3拍子揃った好盤である。
 

Ivory-pyramid_1

 
まず、とにかく音が抜群に良い。オーディオのリファレンス盤として、活用している方々がかなりいるという話も頷ける。まず、重低音で腹を揺さぶる様なベースの音が生々しい。ピアノの音の鮮度の良さと響きの豊かさが極上で、ドラムの臨場感が半端ない。ギターのサスティーンの伸びとボーカル・コーラスの倍音の響きが心地良い。

当然、それぞれの曲の演奏も素晴らしい。1992年の作品なので、一聴した時点での演奏のテイストは、深いエコーのかかり方と併せて「スムース・ジャズ」かな、と思うのだが、聴き進めて行くうちに、リズム&ビートのファンクネス、エレギのアドリブ・フレーズの作り方、ラムゼイ・ルイスのアコピのテイスト、どれもがしっかり「フュージョン・ジャズ」していることに気が付いて、何だか嬉しくなる。

心地良さを前面に押し出したスムース・ジャズでは無い、楽器それぞれの演奏テクニックと「音」、そして、アドリブ・パートの展開の「妙」が聴きどころの「フュージョン・ジャズ」の完成形がこの盤に詰まっている。ラムゼイ・ルイスの音の基本である「ファンクネス&ソウルフル」な要素もしっかりと織り込まれていて、なかなか聴き応えのある、1990年代のフュージョン好盤である。
 
 
 
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  ・The Brothers Johnson『Light Up the Night』&『Winners』

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  ・『ヘンリー8世と6人の妻』を聴く

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  ・伝説の和製プログレ『四人囃子』

 
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2021年7月13日 (火曜日)

ラムゼイの異色フュージョン盤 『Love Notes』

ジャズ盤には、ジャズ盤紹介本を賑わす「歴史にその名を留める名盤」もあるが、逆にジャズ盤紹介本にその名が挙がることは少ないが、ジャズ者ベテランの方々を中心に愛聴される「小粋なジャズ盤」というのもある。

意外とこの「小粋なジャズ盤」って、隠れた人気盤だったりする。公に「この盤好きだ」というと、硬派なジャズ者としてちょっと差し障りのある「曰く付き」のリーダーだったり内容だったりするのだが、この「小粋なジャズ盤」って、とてもジャズとして「愛らしい」内容で、皆、密かに愛聴していたりする。

Ramsey Lewis『Love Notes』(写真左)。1977年の作品。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (key), Stevie Wonder (syn, key), Jimmy Bryant (key, vo, clarinet), Michael Davis (tp, vo), Rahmlee Michael Davis (horn), Terry Fryer (sun, key), Byron Gregory (g), Ron Harris (b), Keith Howard (ds), Zuri Raheem (vo), Derf Reklaw-Raheem (fl, perc, bongos, conga, el-p, as, vo)。
 

Love-notes

 
なんとこの盤、スティーヴィー・ワンダーが参加している。このアルバムのために2曲、書き下ろしをしていて、しかもレコーディングに参加している。この盤、このスティーヴィー・ワンダーをフィーチャーした、内容的にはジャズ・ファンク、若しくは、フュージョン・ラテン&ファンク。

冒頭のスティーヴィー書き下ろしの1曲「Spring High」が、この盤の象徴的な1曲。ラムゼイのピアノとスティーヴィーのシンセが上品に絡み合うテーマを聴くだけで、思わずウットリしてしまいます。もう1曲は「Love Notes」。スティーヴィー独特の極上のメロディーが素敵すぎる。このスティーヴィー書き下ろしの2曲で、この盤全体の雰囲気がグッと締まっています。

他の曲も良い曲ばかりで、どファンキーな曲あり、ラテンのリズムが素敵な曲あり、ラムゼイ・ルイスのクロスオーバーでファンクな音世界がてんこ盛り。それでもこの盤、意外とシュッとしていて、ジャズ・ファンク独特の下世話な粘りが希薄な分、どこかポップでエレガントな、極上のフュージョン・ファンクなアルバムに仕上がっています。
 
 
 
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【更新しました】 2021.06.10 更新。

  ・Santana『Inner Secrets』1978

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  ・イエスの原点となるアルバム

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  ・この熱い魂を伝えたいんや

 
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2020年7月21日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・131 『An Hour with the Ramsey Lewis Trio』

このピアニスト、ラムゼイ・ルイス(Ramsey Lewis)は、ジャズ盤紹介本では『The in Crowd』(2011年3月19日のブログ参照)ばかりが紹介されるので、ジャズ・ピアニストの「一発屋」と思われていることがよくある。また、1970年代は、ソウル・ミュージックやR&Bと融合したフュージョン・ジャズに転身したので、硬派なジャズ者の方々からは「ゲテモノ」扱いされている。

確かに1970年代以降は、クロスオーバー〜フュージョン・ジャズで「弾けて」、純ジャズからは遠いところで活躍していた訳だが、1950年代から1960年代前半にかけては、なかなか小粋なファンキー・ジャズをベースとした、なかなか硬派のジャズ・ピアニストであった。『The in Crowd』はポップな要素が強いが、ファンキー・ジャズとして、硬質のタッチと「こってこて」ファンキーな弾き回しが素敵なピアニストでもあったのだ。

『An Hour with the Ramsey Lewis Trio』(写真左)。1959年4月22日、,米国Chicagoは「Ter-Mar Studios」での録音。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (p), El Dee Young (b), Issac "Red" Holt (ds)。ラムゼイ・ルイスはシカゴ出身。この盤でのリズム隊、ドラムとベースは地元シカゴのジャズメンを起用している。
 
 
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この盤でのピアノについては、初めて聴いた時は誰だか全く判らなかった。全体的に硬質で力強い、時に「叩き付ける様な」ダイナミックなタッチ、右手のこってこてファンキーなフレーズの弾き回し、ブルージーで黒い左手のブロック・コード。レッド・ガーランドやアーマッド・ジャマルをマッチョにした様なピアノ。マッチョだが歌心は満点。強弱のメリハリが強烈だが耳触りでは無い。

ファンクネスは「こってこて」、ゴスペルの要素もしっかり取り込んで、その部分はファンキー・ジャズの枠を超えて、ソウル・ジャズの先駆け的演奏になっている。長きに渡って、ラムゼイ・ルイスのトリオのリズム&ビートをを支える続けることとなる相棒のベースのエル・ディー・ヤング、ドラムのレッド・ホルト、どちらもパフォーマンスもなかなかイケる。

こういう雰囲気のピアノ・トリオがあるとは思わなかった。こってこてのファンクネス、ゴスペルの要素の取り込み、聴いた後から「ラムゼイ・ルイス」の仕業と知って至極納得。しかし、これだけ力強いタッチなのに、ラムゼイ・ルイスの指って、結構回っている。この盤では「ラムゼイ・ルイスはテクニシャン」だということを再認識させてくれる。僕はこの盤のラムゼイ・ルイス、好きだなあ。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.07.19 更新。

  ・『Black Rose』 1976

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.07.19 更新。

  ・Led Zeppelinの「西部開拓史」

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  ・太田裕美『十二月の旅人』


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2020年5月27日 (水曜日)

軽快なフュージョン・ファンク 『Tequila Mockingbird』

ハードバップの主だったジャズマンは、1960年代の「ジャズの多様化の時代」を様々な工夫とテクニックで乗り切った。しかし、商業ロックの台頭により、ジャズはポップスのメイン・ステージから滑り落ちることとなる。そして、1970年代はロックとの融合を図った「クロスオーバー・ジャズ」、そして、その発展形の「フュージョン・ジャズ」の隆盛に対して、適応できたジャズマンと出来なかったジャズマンに分かれていった。

Ramsey Lewis『Tequila Mockingbird』(写真左)。1977年、 Columbia Recordsからのリリース。ちなみにパーソネルを見渡すと、主だったところでは、Ramsey Lewis (p, elp, harpsichord, syn), Ron Harris, Verdin White (b), Keith Howard, Leon Ndugu Chancler, Fred White (ds), Byron Gregory, Al McKay, Johnny Graham (g), Derf Reklaw Raheem, Philip Bailey, Victor Feldman (perc) 辺りかな。ここにファンキーで洒落たホーンセクションが加わる。

Ramsey Lewis(ラムゼイ・ルイス)は、1960年代、ファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズで鳴らしたピアニスト。ジャズの大衆化に大いに貢献したのだが、商業ロックの台頭には対抗できなかった。しかし、1970年代のロックとの融合を図った「クロスオーバー・ジャズ」、そして、その発展形の「フュージョン・ジャズ」には、自らのファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズのイメージを変えること無く器用に適応し、人気ミュージシャンとして活躍していた。
 
 
Tequila-mockingbird
 
 
そんなラムゼイ・ルイスのフュージョン・ジャズの好盤がこの『Tequila Mockingbird』である。本盤のプロデュースは Bert deCoteauxと、EW&FのメンバーだったLarry Dunnが担当、フュージョン・ジャズの中でも、ファンク色の濃い「フュージョン・ファンク」志向の盤。但し、フュージョン・ファンクと言うが、そのリズム&ビートはライトなもの。軽快で明るいフュージョン・ファンクである。

ジャズ・ファンク〜フュージョンなダンス音楽の冒頭のタイトル曲「Tequila Mockingbird」が軽快で小粋。滑らかなフレーズが印象的な、2曲目「Wandering Rose」、そして続くは、絵に描いた様なフュージョン・ナンバー「Skippin'」、ラテンの濃厚な雰囲気満載の「Camino El Bueno」など、どの収録曲もジャズ・ファンクしていて、聴いていて思わず腰が動き、足でリズムを取ってしまう。

ソフト&メロウなフュージョン・ジャズとは趣が異なる、ラムゼイ・ルイスのフュージョン・ファンク。日本で流行のフュージョン・ジャズとは違った、趣味の良いライトで軽やかなファンクネス漂うフュージョン・ファンクは、我が国では受けなかった思い出がある。でも、僕はこの盤、好きなんだよな。可愛い鳥のイラストのジャケットも良い。実は、フュージョン・ジャズの隠れ好盤だと思っている。
 
 
 

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  ・『Another Page』 1983

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  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2018年4月20日 (金曜日)

思いきりアーシーでファンキー 『Down to Earth (Music from the Soil)』

ラムゼイ・ルイス(Ramsey Lewis)は、ファンキー・ジャズを代表するピアニストの一人。ピアノ・トリオの一番有名な盤として、1965年リリースの『The In Crowd』がある。ファンキー・ジャズの発展形、ソウル・ジャズの好盤と言っても良い内容。メロディーを簡略化し、アフター・ビートを強調したシンプル&ダンサブルな演奏。

では、そんなラムゼイ・ルイス。他にはどんなファンキー・ジャズなピアノ・トリオ盤があるのか。と考えたら、実は良く知らない、ということに突き当たる。そもそも、ジャズ盤紹介本などでは、ファンキー・ジャズの項で、ラムゼイ・ルイス、ピアノ・トリオと来たら『The In Crowd』以上、なのである。『The In Crowd』以外のファンキー・ジャズなトリオ盤を紹介することは殆ど無い。

どうも、ラムゼイ・ルイスは、クロスオーバー〜フュージョンの人という解釈が圧倒的。これはあかんやろ〜、ということで、独自に調べ始める。で、ラムゼイ・ルイスのアルバムをちょいちょい、つまみ食い風に試し聴きする。で、おおっこれは〜、と思ったアルバムがこれ。Ramsey Lewis『Down to Earth (Music from the Soil)』(写真左)。1959年のリリース。ちなみにパーソネルは、Ramsey Lewis (p), El Dee Young (b), Issac "Red" Holt (ds)。 
 

Down_to_earth_music_from_the_soil

 
ピアノ・トリオではあるが、ドラムとベースは知らない名前。もともとラムゼイ・ルイスは、メインストリーム・ジャズのジャズメンと組むことがかなり少ない。個人的に良く知ったスタジオ・ミュージシャン系のジャズメンを選ぶようだ。これがたぶん、我が国でメジャーにならない所以だろう。で、この盤であるが、ジャケットに、直訳すると「ラムゼイルイストリオが土から生まれた音楽をプレイする」と書いてある。

収録曲を見渡せば、「黒い瞳」「帰れソレントへ」「グリーンスリーブス」「時には母のない子のように」など、その昔のフォークソングの名曲の名が並ぶ。え〜、これってイージー・リスニングやないの、訝しく思うが、聴いてみて思う。これ、こってこてファンキーなソウル・ジャズやん。思いっきりアーシーでファンキーな演奏に、思わずクラクラする(笑)。

このこってこてファンキーな度合い、思いっきり俗っぽくて、これはやっぱりイージーリスニングなのか、なんて思ったりするが、聴き進めていくと、やっぱり、しっかりしたジャズなのだ。アフタービートを強調してファンキー度合いを増幅して、ゆったりとしたスイング感がソウルフル。ほとんど地味なアルバムではありますが、聴いて見ると、この盤のアーシーさがとても心地良い。意外とお気に入り盤です。

 
 

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2018年3月15日 (木曜日)

これも「逆・ジャケ買い」な盤 『Sun Goddess』

ジャズ盤には「これは」と目を見張るほどの格好良いジャケットがある。しかし、逆に「このジャケットはな〜、買えんな〜」という劣悪なジャケットもある。これは得てして、かなりの確率で内容も悪い。しかし、劣悪では無い、デザイン的にも「アリ」なんだが、あまりに奇抜なデザインで、これはな〜、という盤もある。

僕はこういう盤を「逆・ジャケ買い」と呼んでいる。この「逆ジャケ買い」盤については、購入に至るまでに相当の努力を必要とする(笑)。そういう「逆・ジャケ買い」盤を、昨日、Ramsey Lewis『Salongo』をご紹介した。ん?ラムゼイ・ルイス? そう言えば、ラムゼイ・ルイスと言えば、まだあるぞ。あるある。凄いのが・・・(笑)。

これである。Ramsey Lewis『Sun Goddess』(写真)。1974年のリリース。邦題『太陽の女神』。内容は明らかにエレクトリックがメインのジャズ・ファンクである。冒頭のタイトル曲は、Earth, Wind & Fire(いわゆる「アース」)との共演。ラムゼイ・ルイスのアースのリーダー、モーリス・ホワイトとは同じバンドで行動を共にした仲。思い切り、ファンクな内容に思わず、体が動く。
 

Sun_goddess_3

 
この盤でのジャズ・ファンクは、決して、重量級のファンクネスが鳴り響く訳ではない。この盤に響き渡るのは、趣味の良い、ちょっとライトなファンクネス。そして、トコトンまでジャズ・ファンクせずに、アドリブ展開の時のキーボードが、一昔前の「ファンキー・ジャズ」の雰囲気を湛えたフレーズを弾きまくったりするところが、絶妙にマッチする。

バンドの面々の演奏力を凄まじいものがある。ハットが疾走するグルーヴィーなリズム。限りなく爽快感溢れるカッティングギター。浮遊感ハンパない、ファンクネス溢れるシンセ。ファンキーで柔らかいコーラスが絡む、極上のメロウ感溢れるグルーヴ。そう、この盤のリズム&ビートは、明確に「グルーヴィー」。この流麗でライトなグルーヴ感が心地良い。

しかし、この盤のジャケットは凄い。どうやったら、こういうデザインになるのか。少なくともインパクトはでかい。このジャケットでは、内容が「ジャズ・ファンク」だとは思わないだろう。しかし、この盤、当時のビルボードのブラックチャートで1位、ポップチャートでも12位というヒットを記録したのだがら、「逆・ジャケ買い」盤は恐ろしい(笑)。

 
 

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2018年3月14日 (水曜日)

そんな「逆・ジャケ買い」な盤 『Salongo』

「ジャケ買い」という言葉がジャズの世界にはある。アルバムのリーダーや評判を知ること無く、ジャケットを見て、その優れたジャケット・デザインにインスピレーションを得て、つい手に入れてしまう行為のこと。「ジャケ買い」は得てして、かなりの確率で、好盤に当たることが多い、とされる。

しかし、逆に「このジャケットはな〜、買えんな〜」という劣悪なジャケットもある。これは得てして、かなりの確率で内容も悪い。しかし、劣悪では無い、デザイン的にも「アリ」なんだが、あまりに奇抜なデザインで、これはな〜、という盤もある。僕はこういう盤を「逆・ジャケ買い」と呼んでいる。購入に至るまでに相当の努力を必要とする(笑)。

そんな「逆・ジャケ買い」な盤が、Ramsey Lewis『Salongo』(写真)。1976年のリリース。ちなみにパーソネルは、Jimmy Bryant (clavinet), Steve Cobb (ds, vo), Byron Gregory (g), Ron Harris (el-b), Ramsey Lewis (ac-p. el-p), Derf Reklaw Raheem (fl, perc, vo), Tang (vo)。う〜ん、リーダーのラムゼイ・ルイス以外、皆、知らん(笑)。1970年代後半のジャズ・ファンクのスタジオ・ミュージシャンは全く判らない(笑)。
 

Salongo

 
冒頭の「Slick」から、趣味の良いジャズ・ファンク全開。全編に渡って言えることだが、ブラスのユニゾン&ハーモニーの響きがとても「ジャズ・ファンク」している。後ろ打ちのオフビートがドカッと効いていて、そのファンクネスを湛えたグルーブ感と言えば、いやはやとても素晴らしい。特に、この盤のグルーブ感は適度に軽妙で小粋なところが魅力的。

リーダーのラムゼイ・ルイスのピアノはアコもエレも「ファンキー・ジャズ」なもの。これが面白い。バックのリズム・セクションは明らかに「エレ・ファンク」なんだが、エレ・ファンクのグルーブに乗っかるピアノのフレーズはファンキー・ジャズ。これが、恐らく、軽妙で小粋に響くところなのだろう。この軽妙さがこの盤では特に填まる。

1970年代後半に差し掛かる頃のジャズ・ファンク盤なんだが、内容的には決して大雑把ではなく、はしたなくもない。逆に、趣味が良く、アレンジが良く、流麗なグルーヴ感が良い。流麗ではあるが、甘きに流れない、しっかりとメリハリの効いたジャズ・ファンクのビートを叩きだして、その上にラムゼイ・ルイスのファンキーなピアノが乱舞する。1970年代ジャズ・ファンクの好盤です。

 
 

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