2025年3月27日 (木曜日)

セシルなフリー・ジャズの提示

レココレ誌の執筆陣が選んだ「ベスト100」。ブルーノート創立の1939年以降、ジャズの潮流が変わりつつある1968年までにリリースされたアルバムから、ブルーノートらしい「内容と音と響き」、そんな三拍子揃ったブルーノート盤の「ベスト100」を順に聴き直していく企画。今日はその「第16位」。

Cecil Taylor『Unit Structures』(写真左)。1966年5月19日の録音。ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p, bells), Eddie Gale (tp), Jimmy Lyons (as), Ken McIntyre (as, oboe, b-cl), Henry Grimes (b), Alan Silva (b), Andrew Cyrille (ds)。リーダーのセシル・テイラーのピアノをメインに、トランペット1本、アルト・サックス2本、ベース2本、ドラム1セットの変則セプテット。

ジャズにおける演奏ジャンルは「フリー・ジャズ」。フリー・ジャズというからには、自由に吹きまくる、自由に弾きまくる、自由に叩きまくる、というイメージがあるが、演奏楽器全てが自由にやりまくると、一般的な「音楽」では無くなる。無調の音が集まった塊りとしか解釈できず、音楽として成立しない。フリー・ジャズには、必ず、「必要最低限の決め事」があり、その「必要最低限の決め事」を守りながら、ある一定の法則に則って演奏を繰り広げる。

フリー・ジャズには、3つのトレンドがあると思っていて、いずれにも「必要最低限の決め事」は、どのトレンドにもあるのだが...。一つは、コルトレーンなフリー・ジャズ。出だしはハードバップ、即興演奏の部分に入ると、感情の赴くまま、ひらめきのまあ、自由に吹きまくる。しかし、リズム・セクションは、必要最低限のリズム&ビートを供給する。
 
Cecil-taylorunit-structures  
 
もう一つは、オーネット・コールマンなフリー・ジャズ。これは、従来のジャズで「やってはいけないことをやる」をメインに演奏する。つまり、従来のジャズの規則・決め事からの自由。

そして、セシル・テイラーなフリー・ジャズ。ジャズの「肝」の一つである、リズム&ビートを基本として、その上に限りなく、極限までに限りなく自由度を追求した展開。しかし、「無調」には逸脱しない。必要最低限の「調性」を保持した、時にモーダルに、時に無調に、時に現代クラシック風にアブストラクトに弾きまくる。そして、「間」を上手く使う。思いつきでは無い、しっかり計算されて「間」。この「間」が即興演奏のフリー度をさらに加速させる。

このアルバムには、そんなセシル・テイラーなフリー・ジャズがてんこ盛り。全編聴き通すと、もうセシル・テイラーなフリー。ジャズでお腹いっぱいになる。このアルバムにて、セシル・テイラーなフリー・ジャズの全容が明らかになる。そして、フリー・ジャズの「第3のベクトル」を提示し、欧州という支持基盤を得て、セシル・テイラーなフリー・ジャズは、メジャーな存在として、さらなる飛躍を遂げることとなる。

このアルバムの様な、フリー・ジャズの新しい3つ目の演奏トレンドをしっかり記録し、アルバムとしてリリースする。ヴァーヴやキャピトルなどの様な大手レーベルの、売らんが為のジャズでは無く、純粋に優れたジャズを漏れなく記録し、積極的に世に出すという矜持を、総帥プロデューサーのアルフレッド・ライオン率いるブルーノート・レーベルは強く持っていた。そういうところが、21世紀の今でもブルーノートは尊敬され、一目置かれるレーベルであり続けている。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました! 

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.08.24 更新

  ・イタリアン・プログレの雄「PFM」のアルバム紹介と
   エリック・クラプトンの一部のアルバム紹介を移行しました。

 ★ 松和の「青春のかけら達」

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』の
   記事をアップ。
 

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から14年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4

2024年2月19日 (月曜日)

Jazz Lab と The Cecil Taylor 4

ドナルド・バードのリーダー作の落穂拾い、当ブログで「未記事化」のアルバムをピックアップしていて、不思議なアルバムに再会した。ハードバップど真ん中とフリー・ジャズの先駆け、2つの全く志向の異なる演奏スタイルのユニットの不思議なカップリング。どういう感覚で、こういうカップリング盤を生み出したのやら。

The Gigi Gryce-Donald Byrd ”Jazz Laboratory” & The Cecil Taylor Quartet『At Newport』(写真)。1957年7月5–6日、ニューポート・ジャズフェスでのライヴ録音。

パーソネルは、以下の通り。1〜3曲目が「The Cecil Taylor Quartet」で、Cecil Taylor (p), Steve Lacy (ss), Buell Neidlinger (b), Denis Charles (ds)。 4〜6曲目が「Jazz Laboratory」で、Donald Byrd (tp), Gigi Gryce (as), Hank Jones (p), Wendell Marshall (b), Osie Johnson (ds)。

このライヴ盤は20年ほど前に初めて聴いたのだが、前半1〜3曲目の「セシル・テイラー・カルテット」のフリー・ジャズの先駆け的な、反ハードバップ的なちょっとフリーな演奏の「毒気」にやられて、後半の「ジャズ・ラボ」の純ハードバップな演奏もそこそこに、このライヴ盤は我が家の「お蔵入り」と相なった。
 

The-gigi-grycedonald-byrd-jazz-laborator

 
が、今の耳で聴き直すと、まずこの「セシル・テイラー・カルテット」が面白い。テイラーのピアノが、硬質でスクエアに高速スイングするセロニアス・モンクっぽくて、意外と聴き易い。レイシーのソプラノ・サックスは、テイラーのピアノのフレーズをモチーフにした、擬似モーダルなフレーズっぽくて、これも意外と聴き易い。反ハードバップな、ちょっとアブストラクトな演奏だが、整っていて、しっかりジャズしている。意外と聴ける。

逆に初めて聴いた時にはしっかり聴かなかったジジ・グライスとドナルド・バードの「ジャズ・ラボ」の演奏だが、これは、このライヴ盤の前、ジャズ・ラボのデビュー盤『Jazz Lab』(2024年2月18日のブログ参照)の内容、ライヴなので、スタジオ録音よりも演奏はアグレッシヴ。演奏レベルと寸分違わない、それまでにない響きとフレーズの「新鮮なハードバップ」が展開されている。

フリーの先駆け的な、反ハードバップで、ちょっとアブストラクトな「The Cecil Taylor 4」。それまでにない響きとフレーズが新鮮なハードバップの「Jazz Lab」。当時はどちらも新しいジャズの響きだったのだろう。

今回、改めて聴いてみると、当時の先進的なハードバップの好例として、この2つのユニットの演奏は違和感無く聴ける。今回も、ジャズ盤って、時を経ての聴き直しって必要やな、と改めて感じた。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から12年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

2023年1月20日 (金曜日)

セシル・テイラーの発掘音源

僕の中で一定周期があるのか、振り返ると3ヶ月に1回程度のスパンで「フリー・ジャズを聴きたい週間」が巡ってくる。フリー・ジャズも立派なジャズ演奏の一形態なので、ジャズ者であるならば、しっかり聴かねばなるまい、と思っている。「あんなのジャズじゃねーよ、ジャズは4ビートさ」という硬派なジャズ者の方々もいるし、「あんなの音楽じゃねえ」とバッサリ切り捨てるジャズ者初心者の方々もいる。

でもなあ、フリー・ジャズとは言っても、一定の決まり事を踏まえたもので(一定の決まり事が無いと音楽として成立しない)、無手勝流に、演奏者それぞれが好き好きに楽器を鳴らせば良い、という訳では無い。フリー・ジャズって、①音階(キー)から、②コードあるいはコード進行から、③ハーモニーから、④リズムから、の束縛から逃れたインプロのことで、この「束縛」から逃れておれば、調性音楽でも「フリー・ジャズ」として成立する。

Cecil Taylor『The Complete, Legendary, Live Return Concert』(写真左)。1973年11月4日、NYの「Town Hall」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p), Jimmy Lyons (as), Sirone (b), Andrew Cyrille (ds)。2022年のリリース。当時コロンビア大学の学生が、録音のために借りた機材を使用したプライベート録音が音源とのこと。

収録曲は3曲しか無い。①「Autumn/Parade」 (quartet) – 88:00 ②「Spring of Two Blue-J's Part 1」 (solo) – 16:15, ③「Spring of Two Blue-J's Part 2」 (quartet) – 21:58。
 

Cecil-taylorthe-complete-legendary-live-

 
しかし、1曲目の「Autumn/Parade」などは、演奏トータルで88分の長尺。カルテットの演奏だが、①音階(キー)から、②コードあるいはコード進行から、③ハーモニーから、④リズムから、の束縛から逃れたインプロを、約1時間半の間、マンネリの陥ること無く継続するのだ。この演奏を可能とする演奏者の体力とエネルギー、そして、演奏についてのイマージネーションについては驚くべきものがある。

収録されたフリー・ジャズな演奏、3曲とも「爽快」である。①音階(キー)から、②コードあるいはコード進行から、③ハーモニーから、④リズムから、の束縛から逃れた「調性」と「無調性」が入り乱れた演奏だが、ビートについてはポリリズムによる従来リズムからの解放が感じ取れるし、混沌とした無調なフレーズの連続だが、切れ味と疾走感が抜群で、停滞感やマンネリ感は皆無。カオスな演奏がどこか規律を持ったか如く、即興性溢れる、ひとつの音楽として収束している、そんな見事なフリー・ジャズなパフォーマンスを聴かせてくれる。

セシル・テイラーのフリー・ジャズって、以前からお気に入りで、例の「フリー・ジャズを聴きたい週間」でちょくちょく聴くのだが、この今回のライヴ盤は昨年のリリースで、久し振りのセシル・テイラーの新盤にちょっと興奮したのを覚えている。

フリー・ジャズって、確かに難解なので、ジャズ者初心者の方にはまずお勧めしない。でも、ジャズを聴き続けて行く中で、避けては通れないジャズ演奏の一形態ではある、と僕は思っている。なぜなら、フリー・ジャズは、モード・ジャズと並んで、ジャズの「即興演奏」を的確に表現するジャズ演奏の一形態だと思うからである。即興演奏の無いところにジャズは無い。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて        

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ    【New】 2022.12.06 更新。

   ・本館から、プログレのハイテク集団「イエス」関連の記事を全て移行。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 

   ・四人囃子の『Golden Picnics』
 
Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から11年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

2022年6月25日 (土曜日)

セシル・テイラーの初リーダー作

「小粋なジャズ」の探索は続いているのだが、「小粋なジャズ」との出会いって、CDリイシューのタイミングで、昔、聴いたままで、長く聴くことの無かった盤に出会って、これは、と聴き直して「ビンゴ」というケースがあったりする。

最近の過去の名盤、好盤のCDリイシューは、エヴァー・グリーンな名盤の類では無い、ちょっと小粋な、知る人ぞ知る隠れ名盤、隠れ好盤の類を選盤してくるので隅に置けない。

Cecil Taylor『Jazz Advance』(写真左)。1956年9月14日、ボストンでの録音。ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p), Buell Neidlinger (b), Denis Charles (ds), Steve Lacy (ss, tracks 2 & 4)。フリー・ジャズ・ピアノの先駆者、セシル・テイラーの初リーダー作である。

フリー・ジャズ・ピアノの萌芽とされるが、今の耳で聴き直してみると、意外にノーマルなジャズに聴こえるから不思議だ。冒頭の「Bemsha Swing」を聴けば、それが良く判る。

この曲の作曲者、セロニアス・モンクのピアノによるパフォーマンスの方がフリー・ジャズに近い。不規則なタイム感覚に、従来のコード進行に基づくことの無いフレーズの音飛び。突然、響く不協和な左手のブロックコード。とりわけ、1950年代のモンクのピアノは「フリー・ジャズに一番近い存在」だった。
 

Cecil-taylorjazz-advance

 
この初リーダー盤のテイラーは、このモンクの不規則なタイム感覚から「間」を取り除いて判り易くして、フレーズの音飛びを「常識の範囲内」に留めて聴き易くし、突如響く不協和な左手を、速い不協和なフレーズの右手に置き換えた様な、まとめていうと「モンクの持つフリー・ジャズな要素を、弾きやすく判り易くした様な」ピアノだと思うのだ。

意外とコードに準じているし、リズム&ビートもアブストラクトにブレイクすることは希。録音年は1956年。このハードバップ全盛期に、完全フリーな演奏をするにはちょっと無理がある。

しかし、このテイラーのピアノは、後のテイラーがやる「フリーなジャズ・ピアノ」の原点となる様なパフォーマンスであり、他のジャズマンとは一味違った個性であることは確か。

オーネット・コールマンは「普通でやらない」ことでフリーなジャズを追求したが、テイラーは「普通にやること」の中でフリーなジャズを追求した。

同じフリー・ジャズでも、アプローチが全く異なる訳で、フリー・ジャズというのは、意外と奥が深い。無手勝流な激情に任せて吹きまくるだけ、弾きまくるだけがフリー・ジャズでは無い。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!
 
 ★ AORの風に吹かれて        
【New】 2022.03.13 更新。

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2022.03.13 更新。

  ・遠い昔、懐かしの『地底探検』

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2022.03.13 更新。

  ・四人囃子の『Golden Picnics』

 
Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から11年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

2017年3月23日 (木曜日)

キャンディドらしい音・4

キャンディド・レーベル(Candid Label)の「お抱えジャズメン」的存在の一人が「セシル・テイラー(Cecil Taylor)」。フリー・ジャズ・ピアノの先駆者である。このセシル・テイラーの初期の頃の演奏が、キャンディド・レーベルで聴けるのだ。アルバム数は3枚。しかし、セシル・テイラー初期の録音である。この3枚を聴けば、彼の個性の生い立ちが何と無く理解出来るのだ。

Cecil Taylor『Jumpin' Punkins』(写真左)。1961年1月の録音。ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p), Archie Shepp (ts), Buell Neidlinger (b) は全曲に渡って固定。ドラムが全4曲中3曲は Denis Charles, 1曲のみ Billy Higgins。3曲目の「I Forgot」のみ、Clark Terry (tp), Roswell Rudd (tb), Steve Lacy (ss), Charles Davis (bs)が加わって、厚みのあるアンサンブルを聴かせてくれる。

冒頭のタイトル曲「Jumpin' Punkins」の最初の部分を聴くと、あれれ、と思う。録音の時は1961年。フリー・ジャズ・ピアノの先駆者セシル・テイラーも人の子、やっぱりこの頃は、堅実なハードバップ的な演奏に終始していたんやなあ、なんて思ったりする。まあ、フリー・ジャズの基本は「正統な純ジャズ」で、正統な純ジャズが出来ない者はフリー・ジャズは出来ない。
 

Jumpin_punkins

 
と感慨に耽っていると、いきなりフリーなインプロビゼーションに突入して思わずビックリする。正統な純ジャズ部分と正反対の、アートでアブストラクトなフリーなインプロビゼーション。明らかにセシル・テイラー独特のフレーズであり、唯一無二である。フリー・ジャズの黎明期、オーネットとはアプローチの全く異なるセシル・テイラーの個性がこの盤に詰まっている。

当時、セシル・テイラーは32歳。ジャズメンとしてはまだまだ若手だと思うんだが、この時点で、セシル・テイラーの個性は確立されている。これが確認出来ることが、キャンディド・レーベルの価値である。この時点でのセシル・テイラーを積極的に録音したレーベルの運営思想については頭が下がる。

ラストのエリントン・ナンバー「Things Ain't What They Used to Be(昔はよかったね)」のアレンジ、アドリブ展開部のフリーキーなアプローチは斬新で、キャンディド・レーベルの面目躍如。プロデューサーのナット・ヘントフの慧眼、恐るべしである。こんなフリー・ジャズの黎明期の録音を聴けば、フリー・ジャズは本来何をしたかったのかが、何となく理解出来る。

 
 

★震災から6年。決して忘れない。まだ6年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっとずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

保存

2016年3月18日 (金曜日)

好盤『Dark To Themselves』

この10年位になる。ジャズを聴き始めて約40年になるから、ジャズを聴き初めてから30年位過ぎてからである。フリー・ジャズを抵抗なく、時々聴きたくなるようになったのは・・・。毎日は辛い。でも1ヶ月に2〜3回は突如として集中して聴きたくなる。

その定期的にやってくる「発作」の様な、フリー・ジャズ聴きたい症候群(笑)。今回は今日やってきた。フリー・ジャズ聴きたい症候群。さっそく選盤である。さてさて、何を聴くか。

で、取り出したアルバムがこれ。Cecil Taylor『Dark To Themselves』(写真左)。1976年6月18日、ユーゴスラビアのLjubljana Jazz Festival でのライブ録音である。ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p), Jimmy Lyons (as), Raphe Malik (tp), David S. Ware (ts), Marc Edwards (ds)。

このライブ盤の内容が凄い。全1曲「Streams and Chorus of Seed」のみ。トータル約1時間。なんと潔い、そして常識外れの内容だろう。昔、この事実を知った時は呆れに呆れたことを覚えている。

LP時代はこのトータル約1時間の連続演奏をぶった切って、A面に「Streams」で23分、そしてB面に「Chorus Of Seed」で26分で、曲名までぶった切って収録している。CDになって、やっとちゃんとした(?)曲名「Streams and Chorus of Seed」で、トータル61分49秒の連続演奏をそのまま収録出来たことになる。
 

Dark_to_themselves

 
これがまあ「ど迫力」なのだ。しかし、セシル・テイラーのフリー・ジャズは全てにおいて言えるのだが、何故か「聴き易い」のだ。フリー・ジャズと言えば、アブストラクトに本能のおもむくまま吹きまくるので、時に聴くのが辛くなったり、耳をつんざく音に顔をしかめたりするのだが、セシル・テイラーのフリー・ジャズにはそういうことは滅多に無い。

デヴィッド・S・ウェアのテナーの延々と吹き継がれる「非生産的な叫び」。ジミー・ライオンズのアルトの「虚空の咆哮」。ラフェ・マリクのペットの「無意味なハイノート」。そんな3人の限りなくフリーな展開を、マーク・エドワーズのパーカッシブなドラムが鼓舞し支え、そして、セシル・テイラーのピアノがフリー・ジャズな演奏にまとめ上げていく。

渾然一体となったフリーな演奏なんですが、どこか組織的な、どこか規律に沿ったような側面があるのが実に個性的です。1時間の超長尺な演奏を要所要所で引き締め、刺激し、絞り込む。セシル・テイラーのバンド・サウンドをまとめ上げる力を、とても強く感じるライブ盤である。

1時間の超長尺な演奏なんですが飽きません。セシル・テイラーのバンド・サウンドの構築力は素晴らしい。演奏のバランスや録音も良好で、フリー・ジャズの好盤だと思います。

 
 

★震災から5年。決して忘れない。まだ5年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2013年8月22日 (木曜日)

フリー・ジャズな「音楽絵巻」

フリー・ジャズは「取っつき難い」。ジャズ者初心者の方には、はっきり言って重荷だろう。無手勝流に、好き勝手に吹きまくり、弾きまくるフリー・ジャズ。基本的に不協和音の塊である。しかも、リズム&ビートも柔軟かつ自由度が高い。特に、クラシック中心の音楽教育を受けてきた方には、はっきり言って苦痛だろう。

しかし、ジャズを長年聴き込んでいくと、この「取っつき難い」フリー・ジャズが、憑きものが取れたように、ある日突然、聴くことが苦痛でなくなる瞬間がやってくる。僕は、ジャズを聴き始めて、20年位経った頃だった。ある日、突然、不協和音が気にならなくなり、好き勝手に吹きまくり、弾きまくるフレーズに耳が慣れ親しむ様になった。

そして、フリー・ジャズを聴くことが苦痛で無くなると、フリー・ジャズって、よくよく聴くと、幾つかの確かな「決めごと」の上に成り立っていることに気が付く。決めごとだらけ、酷いときには、ほぼフリーキーな旋律を譜面に落としているケースもあれば、必要最低限の決めごとだけで、あとは好き勝手にどうぞ、というケースもあるらしい。

例えば、このCecil Taylor Unitの『Akisakila - Cecil Taylor Unit In Japan』(写真左)などは、フリー・ジャズとは言っても、巧妙に、フリーな演奏に関する幾何学的な「決めごと」が集まった、壮大でフリー・ジャズな「音楽絵巻」である。フリーに演奏しているんだが、やはりそこは「音楽」として、フレーズの構成としてのアプローチを感じとれるところが、セシル・テイラーのフリー・ジャズの個性。
 

Akisakila1

 
1973年5月22日、東京の厚生年金大ホールでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p), Andrew Cyrille (ds), Jimmy Lyons (as)。このアルバムのジャケットは「煮えたぎっている水銀」。まさに、セシル・テイラーのフリー・ジャズのイメージ。良いデザインだ。

この『Akisakila』というアルバム、1曲が40分から41分程度と、なにしか「長い」。普通に、無手勝流に好き勝手に吹きまくり、弾きまくっていたら、さすがに40分は続かない。まず、好き勝手に吹いていたり、弾いていたら、絶対にマンネリする。そんなに人間、様々なパターンのフレーズが出る訳が無い。

フリー・ジャズ的な演奏を40分も繰り広げて、しかも聴き手を飽きさせずに、しっかりと終わりまで聴かせ続けるのだ。よく聴いていると、そのフリーな演奏に関する幾何学的な「決めごと」に気が付き始める。そして、その「決めごと」になんとなく気が付き始める頃には、フリー・ジャズを聴くことが苦痛でなくなっているのだ。

ジャズ者にとっては、難度の高いフリー・ジャズなアルバムではある。しかし、ジャズのスタイルの拡がり、ジャズの奏法のバリエーションを理解するには、フリー・ジャズは避けて通れません。クラシックの世界でバルトークを経験して、それが「音楽」として十分に理解できる感性があれば、フリー・ジャズは問題無く聴くことが出来る資質があると思います。

ジャズを聴き始めて、10年程度経ったら、フリー・ジャズにチャレンジしていただきたいですね。でも、無理はいけません。ジャズを聴き始めて直ぐにフリー・ジャズにチャレンジするのは危険です。頃合いを見て、徐々にフリー・ジャズに挑戦していって下さいね(笑)。

 
 

★大震災から2年5ヶ月。決して忘れない。まだ2年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

保存

2011年1月10日 (月曜日)

懐かしのセシル・テイラー

今から30年以上前。ジャズの聴き始めの頃は、とにかく、ジャズ雑誌・ジャズ盤紹介本の情報が全て。周りにジャズの好きな仲間はいないので、人づてにジャズのアルバムについて訊くことも出来ない。レコード屋さんも、仲の良いレコード屋さんは1〜2枚は試聴させてくれるが、あれもこれも試聴するという訳にはいかない。

当然、当たり外れが出てくる訳で、ジャズ者初心者の頃、一番、当たり外れというか、外れ盤(と当時は感じていた)に当たる確率が高いジャンルが「フリー・ジャズ」。ジャズ者初心者の頃は、フリー・ジャズの内容が良く理解出来ない為、難易度が高いので当たり前なことではある。しかし、そんなことは、当時のジャズ雑誌やジャズ盤紹介本には書かれていないし、周りからも教えて貰うこともない。

そんなジャズ者初心者にとって難易度の高い「フリー・ジャズ」。ジャズ者初心者の頃は、手を出さなきゃいいんだが、ジャズ雑誌やジャズ盤紹介本に「これは必聴」「これは基本」と書かれたら、やっぱり聴きたくなる。そして、小遣い叩いて買っては、聴いて「これは判らん」とガックリする。

そんな中、これはちょっと違う、これは面白い、と思ったアルバムが、Cecil Taylor(セシル・テイラー)の『ソロ』(写真左)。1973年、来日時のソロの録音。1929年3月、米国ニューヨーク生まれ。1960年代のフリージャズの発展の中で、中核をなすピアニストの一人で、そのパーカッシヴかつエネルギッシュなプレイは、フリー・ジャズそのものと言って良い。
 

Cecil_taylor_solo

 
1曲目の「Choral of Voice (Elesion)」から、完全にセシル・テイラーの個性が爆発する。フリーに演奏しているんだが、やはりそこは「音楽」として、フレーズの構成アプローチが感じられるところが、セシル・テイラーのピアノ・ソロの素晴らしいところ、というか、聴き易いところ。僕は、このセシル・テイラーのフリーなピアノソロは聴き易いと感じた。そして、実にアーティスティックだと感じた。そう、例えて言うなら、バルトークかシェーンベルクのよう。意外と前衛クラシック的な雰囲気を宿しているのだ。

恐らく、クラシックの世界でバルトークを経験して、それが「音楽」として十分に理解できる感性があれば、フリー・ジャズは問題無く聴くことが出来るし、フリー・ジャズの演奏の良し悪しが判るようになると思われる。フリー・ジャズの演奏は現代でも玉石混淆としており、巷にリリースされている盤の全てが、優れたフリー・ジャズの演奏となっている訳では無いのだ。

そういう意味で、このセシル・テイラーの『ソロ』は、フリー・ジャズを鑑賞する上で、ひとつの試金石となるアルバムの一枚として評価している。ジャズ者初心者の方々に、フリー・ジャズってどんなものですか、と問われたら、このセシル・テイラーの『ソロ』をかけることにしている。

このアルバムがあまり違和感を抱くこと無く聴くことが出来たら、十分にフリー・ジャズを鑑賞する力があると思います。確かに、フリー・ジャズですから、協調和音中心のキャッチャーなフレーズに溢れた演奏の様に聴き易いという訳にはいきませんが、ジャズのスタイルの拡がり、ジャズの奏法のバリエーションを理解するには、フリー・ジャズは避けて通れません。まずは、このセシル・テイラー『ソロ』辺りを出発点として、徐々にフリー・ジャズを攻略していって頂ければ、と思います。
 
 
 
★Twitterで、松和のマスターが呟く。検索で「松和のマスター」を検索してみて下さい。名称「松和のマスター」でつぶやいております。
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

保存

2009年1月13日 (火曜日)

聴き手を悩ませるアルバム

ジャズのアルバムを聴く楽しみの一つに、演奏を聴きながら、誰のプレイなのか、その癖、その音色を聴きながら類推する、いわゆる「ブラインド・テスト」的な聴き方がある。

ジャス・ミュージシャンというのは、それぞれ、個性のかたまりなので、音を聴くだけで、大体誰が演奏しているかが、なんとなく判る。これは誰それ、これは誰それ、と思いながら、パーソネルを確認し、当たったら、何となく一人でご満悦なのだ(笑)。

しかし、時には、誰のプレイなのか、さっぱり判らなくて、オロオロしてしまうアルバムがある。その一枚が『コルトレーン・タイム』(写真左)。コルトレーンの名が冠されているので、コルトレーンのリーダー作と思ったら、これが大間違い。

フリージャズ・ピアノの先駆者セシル・テイラー(写真右)のリーダー作として制作されたもので、当初のタイトルは『ハード・ドライヴィング』。それが途中から現在のタイトルに変更され、あたかもコルトレーンのリーダー作のように扱われるようになったもの。

パーソネルは、ジョン・コルトレーン(ts), セシル・テイラー(p), ケニー・ドーハム(tp), チャック・イスラエル(b), ルイス・ヘイズ(ds)。アルバムを聴き進めると、コルトレーンのテナーはすぐ判る。ドーハムのトランペットも暫くすると判る。

セシル・テイラーは、フリージャズ・ピアノのスタイルの先駆者。清濁相見え、混沌としたフリー・ジャズの世界の中で、音楽性を前面に押し出したフリー・ピアノを成立させた孤高の存在。でも、このアルバムが録音されたのは、1958年。ハードバップ全盛期の中、フリー・ピアノの怪人・セシル・テイラーは、びっくりするほどオーソドックスなハードバップをやっている。
 

Coltrane_time

 
よって、ピアノが誰なのかが判らない。ソロの部分を聴くと、セロニアス・モンクか?と思うが、モンク独特のタイム感覚とは違う、意外と普通のタイム感覚で「モンク風」に弾いているので、モンクでは無い、ということは判る。

フロントのバッキングに回ると、これは一聴するとすぐモンクでは無いのが判る。バッキングのコンピングが明らかに「普通」というか、あまりに普通すぎて「素人か」とも思ってしまうほど。でも、和音の重ね方は独特のものがあって、しばらく聴いていると「ただ者」で無いことが判るから困る。

誰だ〜これは〜、と、この『コルトレーン・タイム』を初めて聴いた時は、激しく戸惑った。パーソネルを確認してみて、ちょっと納得、セシル・テイラーだったんですね。いや〜、フリー・ピアノの怪人セシル・テイラーも、この頃は、ハードバップ全盛の中で、ちょっと「トンガって」いたんですね〜。

今の耳で聴くと、このセシル・テイラーの「モンクもどき」のピアノをバックに、上手く隙間を見つけながら、ソロをドライビングしていくコルトレーンには、改めて感心した。さすがコルトレーンである。コルトレーンはハード・バップ、モード、フリーを駆け抜けたジャズ・ジャイアントであっただけに、彼の未来を予感するような演奏である。

逆に、このセシル・テイラーの「モンクもどき」のピアノをバックに、全く乗り切れないのが、トランペットのケニー・ドーハム。らしくないフレーズを奏でながら苦戦しています。そうやね、ドーハムにフリーは似合わない(笑)。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

その他のカテゴリー

_Blue Noteの100枚 _ECMのアルバム45選 _この盤のドラムを聴け! _この盤のピアノを聴け! _こんなアルバムあったんや _ながら聴きのジャズも良い _クリスマスにピッタリの盤 _コンテンポラリーな純ジャズ _ジャケ買い「海外女性編」 _ジャズ・ギターの名演 洋楽編 _ジャズ喫茶で流したい _トランペットの隠れ名盤 _ビッグバンド・ジャズは楽し _ビートルズのカヴァー集 _ピアノ・トリオの代表的名盤 _フェンダー・ローズを愛でる _フュージョン・ジャズの優秀盤 _僕なりの超名盤研究 _和ジャズの優れもの _和フュージョンの優秀盤 _夜の静寂にクールなジャズ _音楽喫茶『松和』の昼下がり A&Mレーベル AOR Argo & Cadetレーベル Atlanticレーベル Bethlehemレーベル Blue Note 4000番台 Blue Note 4100番台 Blue Note 4200番台 Blue Note 85100 シリーズ Blue Note LTシリーズ Blue Noteレーベル Candidレーベル CTIレーベル DD・ブリッジウォーター ECMレーベル Electric Birdレーベル Enjaレーベル Jazz Miles Reimaginedな好盤 Pabloレーベル Pops Prestigeレーベル R&B Riversideレーベル Savoyレーベル Smoke Sessions Records SteepleChaseレーベル T-スクエア The Great Jazz Trio TRIX Venusレコード Yellow Magic Orchestra 「松和・別館」の更新 アイク・ケベック アキコ・グレース アジムス アストラッド・ジルベルト アダムス=ピューレン4 アブドゥーラ・イブラヒム アラン・ホールズワース アル・ディ・メオラ アントニオ・サンチェス アンドリュー・ヒル アンドレ・プレヴィン アート・アンサンブル・オブ・シカゴ アート・ファーマー アート・ブレイキー アート・ペッパー アーネット・コブ アーマッド・ジャマル アール・クルー アール・ハインズ アーロン・ゴールドバーグ アーロン・パークス イエロージャケッツ イスラエル・ジャズ イタリアン・ジャズ イリアーヌ・イリアス イリノイ・ジャケー インパルス!レコード ウィントン・ケリー ウィントン・マルサリス ウェイン・ショーター ウェザー・リポート ウェス・モンゴメリー ウエストコースト・ジャズ ウォルフガング・ムースピール ウディ・ショウ ウラ名盤 エグベルト・ジスモンチ エスビョルン・スヴェンソン エスペランサ・スポルディング エディ・ハリス エメット・コーエン エリック・アレキサンダー エリック・クラプトン エリック・ドルフィー エルヴィン・ジョーンズ エロール・ガーナー エンリコ・ピエラヌンツィ エンリコ・ラヴァ オスカー・ピーターソン オズ・ノイ オーネット・コールマン カウント・ベイシー カシオペア カーティス・フラー カート・ローゼンウィンケル カーラ・ブレイ キャノンボール・アダレイ キャンディ・ダルファー キング・クリムゾン キース・ジャレット ギラッド・ヘクセルマン ギル・エバンス クインシー・ジョーンズ クイーン クリスチャン・マクブライド クリス・ポッター クリフォード・ブラウン クルセイダーズ クレア・フィッシャー クロスオーバー・ジャズ グラント・グリーン グレイトフル・デッド グローバー・ワシントンJr ケイコ・リー ケニーG ケニー・ギャレット ケニー・ドリュー ケニー・ドーハム ケニー・バレル ケニー・バロン ゲイリー・バートン ゴンサロ・ルバルカバ ゴーゴー・ペンギン サイケデリック・ジャズ サイラス・チェスナット サザンロック サド・ジョーンズ サム・ヤヘル サム・リヴァース サンタナ サン・ラ・アーケストラ ザ・バンド シェリー・マン シダー・ウォルトン シャイ・マエストロ シャカタク ジェイ & カイ ジェイ・ジェイ・ジョンソン ジェフ・テイン・ワッツ ジェフ・ベック ジェラルド・クレイトン ジェリー・マリガン ジミ・ヘンドリックス ジミー・スミス ジミー・ヒース ジム・ホール ジャキー・マクリーン ジャコ・パストリアス ジャズ ジャズの合間の耳休め ジャズロック ジャズ・アルトサックス ジャズ・オルガン ジャズ・ギター ジャズ・テナーサックス ジャズ・トランペット ジャズ・トロンボーン ジャズ・ドラム ジャズ・バリトン・サックス ジャズ・ピアノ ジャズ・ファンク ジャズ・フルート ジャズ・ベース ジャズ・ボーカル ジャズ・レジェンド ジャズ・ヴァイオリン ジャズ・ヴァイブ ジャック・デジョネット ジャン=リュック・ポンティ ジュニア・マンス ジュリアン・ラージ ジョエル・ロス ジョシュア・レッドマン ジョナサン・ブレイク ジョニ・ミッチェル ジョニー・グリフィン ジョン・アバークロンビー ジョン・コルトレーン ジョン・コルトレーン on Atlantic ジョン・コルトレーン on Prestige ジョン・スコフィールド ジョン・テイラー ジョン・マクラフリン ジョン・ルイス ジョン・レノン ジョーイ・デフランセスコ ジョージ・ケイブルス ジョージ・デューク ジョージ・ハリソン ジョージ・ベンソン ジョー・サンプル ジョー・パス ジョー・ヘンダーソン ジョー・ロヴァーノ ジーン・アモンズ スタッフ スタンリー・タレンタイン スタン・ゲッツ スティング スティング+ポリス スティービー・ワンダー スティーヴ・カーン スティーヴ・ガッド スティーヴ・キューン ステイシー・ケント ステップス・アヘッド スナーキー・パピー スパイロ・ジャイラ スピリチュアル・ジャズ スムース・ジャズ スリー・サウンズ ズート・シムス セシル・テイラー セロニアス・モンク ソウル・ジャズ ソウル・ミュージック ソニー・クラーク ソニー・スティット ソニー・ロリンズ ソロ・ピアノ タル・ファーロウ タンジェリン・ドリーム ダスコ・ゴイコヴィッチ チェット・ベイカー チック・コリア チック・コリア(再) チャーリー・パーカー チャーリー・ヘイデン チャールズ・ミンガス チャールズ・ロイド チューリップ テッド・カーソン テテ・モントリュー ディジー・ガレスピー デイブ・ブルーベック デイヴィッド・サンボーン デイヴィッド・ベノワ デオダート デクスター・ゴードン デニー・ザイトリン デュオ盤 デューク・エリントン デューク・ジョーダン デューク・ピアソン デヴィッド・ボウイ デヴィッド・マシューズ デヴィッド・マレイ トニー・ウィリアムス トミー・フラナガン トリオ・レコード ドゥービー・ブラザース ドナルド・バード ドン・チェリー ナット・アダレイ ニルス・ラン・ドーキー ネイティブ・サン ネオ・ハードバップ ハロルド・メイバーン ハワード・マギー ハンク・ジョーンズ ハンク・モブレー ハンプトン・ホーズ ハービー・ハンコック ハービー・マン ハーブ・アルパート ハーブ・エリス バディ・リッチ バド・シャンク バド・パウエル バリー・ハリス バーニー・ケッセル バーバラ・ディナーリン パット・マルティーノ パット・メセニー ヒューバート・ロウズ ビッグ・ジョン・パットン ビリー・コブハム ビリー・チャイルズ ビリー・テイラー ビル・エヴァンス ビル・チャーラップ ビル・フリゼール ビル・ブルーフォード ビートルズ ファラオ・サンダース ファンキー・ジャズ フィニアス・ニューボーンJr フィル・アップチャーチ フィル・ウッズ フォープレイ フランク・ウエス フランク・シナトラ フリー フリー・ジャズ フレディ・ローチ フレディー・ハバード ブッカー・アーヴィン ブッカー・リトル ブライアン・ブレイド ブラッド・メルドー ブランフォード・マルサリス ブルース・スプリングスティーン ブルー・ミッチェル ブレッカー・ブラザーズ プログレッシブ・ロックの名盤 ヘレン・メリル ベイビー・フェイス・ウィレット ベニー・グリーン (p) ベニー・グリーン (tb) ベニー・ゴルソン ペッパー・アダムス ホレス・シルバー ホレス・パーラン ボサノバ・ジャズ ボビー・ティモンズ ボビー・ハッチャーソン ボビー・ハンフリー ボブ・ジェームス ボブ・ブルックマイヤー ポップス ポール・サイモン ポール・デスモンド ポール・ブレイ ポール・マッカートニー マイク’・スターン マイケル・ブレッカー マイルス( ボックス盤) マイルス(その他) マイルス(アコ)改訂版 マイルス(アコ)旧版 マイルス(エレ)改訂版 マイルス(エレ)旧版 マックス・ローチ マッコイ・タイナー マハヴィシュヌ・オーケストラ マルグリュー・ミラー マル・ウォルドロン マンハッタン・ジャズ・5 マンハッタン・ジャズ・オケ マンハッタン・トランスファー マーカス・ミラー ミシェル・ペトルチアーニ ミルト・ジャクソン モダン・ジャズ・カルテット モンティ・アレキサンダー モード・ジャズ ヤン・ガルバレク ヤン・ハマー ユセフ・ラティーフ ユッコ・ミラー ラテン・ジャズ ラムゼイ・ルイス ラリー・カールトン ラリー・コリエル ラリー・ヤング ラルフ・タウナー ランディ・ブレッカー ラーズ・ヤンソン リッチー・バイラーク リトル・フィート リンダ・ロンシュタット リー・コニッツ リー・モーガン リー・リトナー ルー・ドナルドソン レア・グルーヴ レイ・ブライアント レイ・ブラウン レジェンドなロック盤 レス・マッキャン レッド・ガーランド レッド・ツェッペリン ロイ・ハーグローヴ ロック ロッド・スチュワート ロニー・リストン・スミス ロバート・グラスパー ロベン・フォード ロン・カーター ローランド・カーク ローランド・ハナ ワン・フォー・オール ヴィジェイ・アイヤー ヴィンセント・ハーリング 上原ひろみ 北欧ジャズ 古澤良治郎 吉田拓郎 向井滋春 四人囃子 国府弘子 増尾好秋 大村憲司 大江千里 天文 天文関連のジャズ盤ジャケ 太田裕美 寺井尚子 小粋なジャズ 尾崎亜美 山下洋輔 山下達郎 山中千尋 敏子=タバキンBB 旅行・地域 日本のロック 日本男子もここまで弾く 日記・コラム・つぶやき 日野皓正 書籍・雑誌 本多俊之 松岡直也 桑原あい 欧州ジャズ 歌謡ロック 深町純 渡辺貞夫 渡辺香津美 米国ルーツ・ロック 英国ジャズ 荒井由実・松任谷由実 西海岸ロックの優れもの 趣味 阿川泰子 青春のかけら達・アーカイブ 音楽 高中正義 70年代のロック 70年代のJポップ

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

カテゴリー