エリスとパスの素敵な掛け合い
コンコード・レコード(Concord Records)は、アメリカ合衆国のジャズ・レコード・レーベル。1973年にカール・ジェファーソンが良質なジャズ作品を送り出す事を目的にカリフォルニア=コンコードの地において創業。良質なジャズ作品を多く残している。
我が国では、日本のレコード会社との契約が上手くいかなったのか、日本盤として、コンコード・レコードのアルバムがリリースされた枚数はかなり少なかった思い出がある。今では、幾度か、有名盤がCDリイシューされ、音楽のサブスク・サイトにも、まずまずの数のアルバムがアップされている。
Herb Ellis & Joe Pass『Jazz/Concord』(写真左)。1974年の作品。コンコード・レコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、Herb Ellis, Joe Pass (g), Ray Brown (b), Jake Hanna (ds)。記念すべきコンコード・レコードの第1作目。ハーブ・エリスとジョー・パスの二人のジャズ・ギターのヴァーチュオーゾに、レイ・ブラウンの職人ベースとジェイク・ハナの堅実ドラムが、リズム&ビートをしっかりある。
ハーブ・エリスとジョー・パス、二人のギターの掛け合い、二人のギターのアドリブ・バトル、二人のギターのユニゾン&ハーモニー、絶妙である。テクニックは申し分なく、歌心も満載、熱気溢れる弾きまくり、この盤には、極上の1970年代のハードバップが詰まっている。
スタンダード曲「Shadow Of Your Smile」「Georgia」「Love For Sale」等、手垢の付いた「どスタンダード曲」を、名手二人のギターの、テクニック溢れる歌心溢れる弾きっぷりは素晴らしく、その響きは今の耳にも新鮮に響く。レイ・ブラウンの重低音ベースが、ブンブンと胴鳴りの唸りを響かせて、しっかりとリズム&ビートをキープする。ジェイク・ハナのドラミングは堅実で、リズム&キープを冷静にコントロールする。
この盤におけるハーブ・エリスとジョー・パスのパフォーマンスは素晴らしい。こんな素晴らしいハードバップなパフォーマンスが、1970年代に録音されていた事実に、改めて「頼もしく」思った。クロスオーバー&フュージョンの時代に、これだけ内容の濃いハードバップが「生きていた」。メインストリームな、いわゆる「純ジャズ」は、何時の時代でも意外と「力強い」。
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