2025年7月20日 (日曜日)

充実の ”オルガン・ジャズの秀作”

ブルーノート・レーベルは、オルガン・ジャズに造詣が深い。もともと、オルガン・ジャズの神様、ジミー・スミスを引き立て、超一流のオルガニストとして、育て上げたのは、このブルーノートの総帥プロデューサーのアルフレッド・ライオン。そんなブルーノートが、ジミー・スミスと同様、オルガニストとして一流の道を行く、よりポップで大衆に訴求するオルガニストを何人か育てている。

Big John Patton『Got A Good Thing Goin'』(写真左)。1966年4月29日の録音。ブルーノートの4229番。Big John Patton (org), Grant Green (g), Hugh Walker (ds), Richie "Pablo" Landrum (congas)。ベースレス(オルガンがベースラインを兼任する)の、ギター入りオルガン・トリオ+パーカッションな編成。

ジョン・パットンのオルガンは、ジミー・スミスの様な、ファンクネスだだ漏れのネチっこいオルガンでは無く、軽快でテクニカルでポップ。ラウンジ・ミュージック志向のオルガンで、平易で聴き易く判り易い。

今回のフロントの相棒は、ギターのグラント・グリーンただ一人。このこってこてファンクネスでぱっきぱきシングルトーンなグリーンのギターと、ジョン・パットンの軽快でデクニカルでポップなオルガンとの相性が実に良い。
 

Big-john-pattongot-a-good-thing-goin

 
いわゆる、内容充実な、「ながら」の如く、気楽に聴かせるオルガン・ジャズ。ファンクネスは適度、平易で聴き易く判り易い、それでいて、歌心は充実していて、軽快でテクニカルでポップな「ソウル・ジャズ」といった佇まい。ジョン・パットンとグラント・グリーンがリフを刻み、徐々に増幅されていく、二人独特のグルーヴ感。
 
二人独特のグルーヴ感が、軽快でポップな「ソウル・ジャズ」を、ダンサフルな「ソウル・ジャズ」に変貌させていく。そして、リッチー・ランドラムのコンガがポップ感を色濃くし、ヒュー・ウォーカーのドラムがソウル感を煽る。

3曲目に収録された、マーヴィン・ゲイの「Ain't That Peculiar」や、続くオーティス・レディングのバージョンでお馴染みのサム・クック作「Shake」などはその好例。聴いていて、軽く足踏みし、軽く腰を動かす自分に気がつく。

R&Bの名曲を「ソウル・ジャズ志向」で端正にアレンジし、端正にカヴァーしているところは、実にブルーノート・レーベルらしい仕業。ジョン・パットン、グラント・グリーン大活躍。捨て曲無し、充実の「オルガン・ジャズの秀作」。
 
 

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2025年4月29日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・283

グラント・グリーン(Grant Green)。1979年1月31日、NYで、ジョージ・ベンソンのブリージン・ラウンジでの演奏会に出席していた際、車内で心臓発作を起こし倒れ、そのまま、帰らぬ人となった。43歳であった。

しかし、グリーンの逝去時の1979年から、ブルーノートの「お蔵入り」音源から、グリーンの未発表音源のリリースが始まる。なんと、1979年から2006年まで、全部で10枚もの未発表音源リーダー作が、発掘リリースされている。

Grant Green『Matador』(写真左)。1964年5月20日の録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b), Elvin Jones (ds)。録音当時は「お蔵入り」未リリース。1979年、日本のキングレコードからブルーノートの未発表音源として、発掘リリースされた。

独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなグリーンのギターが、ハードバップ&ファンキー&ソウルなジャズとして成熟した、絶妙なバップ・ギターが堪能できる逸品である。

まず、パーソネルを見て「唸る」。当時のコルトレーンの伝説のカルテットからピアノのマッコイ・タイナー、ドラムのエルヴィン・ジョーンズを借りてきている。そして、ベースには、柔軟な職人ベーシスト、ボブ・クランショウが座る。

このリズム・セクションの存在感が凄い。そして、このリズム・セクションをバックに、グリーンのギターがワン・フロントのカルテット編成。これ、どんな演奏になってるのか、聴く前から不安になる(笑)。
 

Grant-greenmatador

 
冒頭のタイトル曲、グリーンのオリジナル曲「Matador」から、そんな不安は杞憂に終わる。11分弱の長尺の演奏だが、これがまあ、凄まじい内容で、グリーンのギターの個性が、クッキリてんこ盛り。魅惑的な反復フレーズ、熱気溢れるミッドテンポなアドリブ展開。

独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなグリーンのギターに相対する様に、タイナーの流麗でダイナミックなピアノが後に続く。そして、バッキングに徹するエルヴィンのポリリズミックなドラミングは、演奏のファンキー度合いを増幅し、クランショウの堅実ベースが、演奏の「底」をガッチリと支えている。

この冒頭の「Matador」の演奏だけでも、うへっ、これは凄いなんだが、続く2曲目の「My Favorite Things」の演奏はこれまた凄い。コルトレーンの十八番の名曲だが、このグリーンの「My Favorite Things」を聴いていると、ハードバップ&ファンキー&ソウル・ジャズとして聴いた時、コルトレーンの演奏より、このグリーンの演奏の方が、曲想を良く掴んでいて優れている、と感じるくらいに凄い。

以上の2曲だけでも、この盤は名盤だと思うし、3曲目「Green Jeans」から「Bedouin」、CDのみのボートラ、ラストの「Wives and Lovers」まで、グリーンの成熟したギターの個性を、最優先に楽しむべき演奏が詰まっている。

当時のコルトレーンの伝説のカルテットからピアノのマッコイ・タイナー、ドラムのエルヴィン・ジョーンズを借りてきているからといって、当盤とコルトレーンの諸作と比較するのは「野暮」というものだろう。

ワン・フロント楽器の志向が全く異なるのだから、比較しても仕方がない。もしかしたら、ブルーノートの総帥プロデューサーのアルフレッド・ライオンは、そんな「野暮」な比較を嫌ったが故の「お蔵入り」だったのかもしれない。

ジャケはウォーホールのイラスト。これがまた良い。この盤、グラント・グリーンの「ハードバップ&ファンキー&ソウルなジャズとして成熟」を心ゆくまで単横できる名盤と言って良いだろう。
 
 

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2025年4月28日 (月曜日)

グラント・グリーンの白鳥の歌

独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなギタリスト、グラント・グリーン。彼の活動後期は、イージーリスニング・ジャズ志向のリーダー作をリリースしている。

それぞれ内容のあるイージーリスニング・ジャズ志向のリーダー作だったと思うが、一般にはウケが悪かった。そして、1979年1月31日、NYで、ジョージ・ベンソンのブリージン・ラウンジでの演奏会に出席していた際、車内で心臓発作を起こし倒れ、そのまま、帰らぬ人となった。43歳であった。

Grant Green『The Main Attraction』(写真左)。1976年3月19日の録音。1976年のリリース。CTI/Kudoレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、以下の通り。

Grant Green (g), Burt Collins, Jon Faddis (tp), Sam Burtis (tb), Hubert Laws (fl), Michael Brecker, Joe Farrell (ts), Ronnie Cuber (bs), Don Grolnick (el-p, clavinet), Steve Khan (rhythm-g), Will Lee (el-b), Andy Newmark (ds), Carlos Charles (conga, perc), Sue Evans (perc), Dave Matthews (arr, cond)。

パーソネルを見渡せば、クロスオーバー&フュージョン・ジャズ畑の名うてのミュージシャンがズラリ。実に豪華な面々で、出てくる音は、典型的な「CTIサウンド」。そう、このグラント・グリーンのリーダー作は、CTIからのリリース。プロデューサーは、クリード・テイラー、アレンジ&指揮はディヴ・マシューズ。

CTIサウンドに乗ったグラント・グリーンのパッキパキ硬派で、こってこてファンキーなギター。これがCTIサウンドに実に良く合う。まるで、ウエス・モンゴメリーのCTI盤を聴くが如く、ジョージ・ベンソンのCTI盤を聴くが如く、格別上等のクロスオーバー&フュージョン志向の硬派な純ジャズ・ギターを聴くことが出来る。
 

Grant-greenthe-main-attraction

 
演奏の雰囲気は、ジャズ・ファンク+ソウル・ジャズ。フュージョン・ジャズ志向のソフト&メロウなバックの演奏に乗って、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなグリーンのギターが、ソウルフルに唄いまくる。ソフト&メロウなバック演奏と、パッキパキ硬派でこってこてファンキーなグリーンのギターとの対比が良好。

1曲目のタイトル曲「The Main Attraction」のイントロのブラス・セクションのユニゾン&ハーモニーからして、ソウルそして、R&B志向のこってこてファンキーな響き。そして、出てくるメインの演奏は、適度にユルユルのR&B志向のソウル・ジャズ&ジャズ・ファンク。この1曲だけで20分弱の大作なのだが、ユルユルのR&B志向のソウル・ジャズ&ジャズ・ファンクだが、だれることなく、腰が揺れるが如く、足踏みをするが如く、極上のソウル・ジャズ&ジャズ・ファンクが展開される。

2曲目の「Future Feature」は、モータウンが入った、完璧硬派なソウル・ジャズ。R&B志向のブラス・セクションのユニゾン&ハーモニーが実に重厚ファンキー。ヒューバート・ロウズのフルートもファンキー&ソウルフル。スティーヴ・カーンのリズム・ギターのカッティングもファンク濃厚、そこに、思い切りソウルフルな、独特のシングルトーンでパッキパキ硬派で、こってこてファンキーなグリーンのギターが唄いまくる。

ラストの3曲目「Creature」は、フェンダー・ローズの音とファンキーなフルートの音がソウルフル、そこに、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなグリーンのギターが絡む。どっぷりソウルフルでR&Bでスローな展開はクセになる。

実は、この『The Main Attraction』が、グラント・グリーンのメジャー・リリースにおける遺作になる。体調が優れなかったので仕方がないが、このCTI/Kudoレーベルでのアルバム制作をどんどん推し進めて欲しかった。それほど、このジャズ・ファンク+ソウル・ジャズをベースにした典型的な「CTIサウンド」に、グリーンのギターは合う。しかし、このアルバムのリリースの2年ほど後に、グリーンは帰らぬ人になってしまう。実に惜しい早逝であった。
 
 

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2024年12月 2日 (月曜日)

この盤もグリーン後期の傑作

パッキパキ硬質でファンクネスだだ漏れなシングル・トーンのギターが個性のグラント・グリーン。グリーンの後期のギターの特色は「ファンクネスさらに濃厚」。とりわけファンキーなシングル・トーンで、彼独特のグルーヴを叩き出す。そんなグリーンの後期のリーダー作も好盤がどっさり。

Grant Green『The Final Comedown』(写真左)。1971年12月13–14日の録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), IPhil Bodner (fl, piccolo, as, oboe), Harold Vick (as, ts), Irving Markowitz, Marvin Stamm )tp, flh), George Devens (vib, timpani, perc), Richard Tee (p, org), Cornell Dupree (g), Gordon Edwards (el-b), Grady Tate (ds), Ralph MacDonald (conga, bongos), Warren Smith (marimba, tambourine)。ここに、ヴィオラ、チェロの弦楽器とハープが入る。

ブラックスプロイテーション(黒人による黒人のための映画)のサウンドトラック盤。グラント・グリーンとしては異色中の異色作になる。映画のサウンドトラックなので、あまり大きな音で目立つことはできない。バックの音と程よいバランスをとった、グリーンのギター。あまり目立たないが、ここ一発というところでは、ハッとするような、ファンクネスだだ漏れでソウルフル濃厚なパフォーマンスを聴かせてくれる。「抑制の美」である。

ピアノ、オルガンにリチャード・ティー、サイド・ギターのコーネル・デュプリー、エレベにゴードン・エドワーズ。ここにドラムのスティーヴ・ガッドがいれば、伝説のフュージョン・バンド「スタッフ」になる。グラディ・テイトのドラムも、叩き出すリズム&ビートは「縦乗り」で、どこかガッドに似ているドラミングが良い。
 

Grant-greenthe-final-comedown

 
バックのリズム・セクションが「ほとんどスタッフ」なので、演奏全体がファンキーでソウルフルで、うねるようなグルーヴを湛えたリズム&ビートが、「ファンクネスさらに濃厚」な、パッキパキ硬質なシングル・トーンのグリーンのギターにバッチリ合っている。うねる様なグルーヴに、ファンクネス濃厚なシングル・トーンのギターがよく似合う。

映画のサントラということで、ソロイストの音は控えめ、それが「抑制の美」に繋がって、演奏メンバー誰もが、逆に凄みのあるクールでヒップなフレーズを叩き出している。ゴードン・エドワースのエレベがブンブン唸り、デュプリーのサイド・ギターがファンクネスを撒き散らし、テイトのドラムがビートを刻む。バラード曲での絶妙の伴奏を披露するティーのキーボード。この「ほとんどスタッフ」のリズム・セクションが、グリーンのギターのグルーヴ感を2倍にも3倍にも増幅する。

「Father's Lament」のソフト&メロウなバラードでの、ファンクネス濃厚なグリーンのシングル・トーンなソロ演奏、ティーのソウルフルなグルーヴ濃厚なオルガンが凄まじく良い。「Afro Party」でのブラスの響き、グリーンのファンキーでソウルフルな伴奏弾き、エドワーズのソリッドな重低音が響く、グルーヴ撒き散らしのエレベ。サントラ的な小曲の間に、絶妙なファンキー&ソウルフル&ブラコンなキラーチューンが入っているから堪らない。

1971年の録音だが、後のフュージョン・ジャズを先取りした、ソフト&メロウ、ソウルフルでグルーヴ感満載なジャズ・ファンクな演奏はどの曲も聴きもの。映画のサントラ盤なので、イージーリスニング志向で、甘い演奏かと思いきや、意外と硬派でファンクネス濃厚、グルーヴ感満載な演奏がギッシリ詰まっているのには、ちょっとびっくり。この盤も、グラント・グリーンの活動後期の傑作だと思います。
 
 

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2024年11月21日 (木曜日)

これも名盤『Shades of Green』

ブルーノート・レーベルを代表するギタリスト、グラント・グリーン。彼のキャリアの晩年は、イージーリスニング・ジャズ志向の優れたリーダー作を連発している。

バックに、のちのクロスオーバー&フュージョン時代の有名みゅーじしゃんを配し、優れたリズム・セクションの演奏をバックに、骨太でパッキパキのシングル・トーン+ファンクネスだだ漏れのエレギをガンガンに弾きまくっている。

Grant Green『Shades of Green』(写真左)。1971年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), Billy Wooten (vib), Emmanuel Riggins (el-p, clavinet), Wilton Felder (el-b), Nesbert "Stix" Hooper (ds), King Errisson (conga), Harold Cardwell (perc), Wade Marcus (arr, orchestra arrange)。

冒頭、ジェームス・ブラウンのメドレー「Medley: I Don't Want Nobody to Give Me Nothing (Open Up the Door I'll Get It Myself) / Cold Sweat」がキマッている。3曲目はアソシエーションの、1967年のヒット曲「Never My Love」、4曲目には、マイケル・ジャクソンの1971年のデビュー・ソロ・シングル「Got to Be There」、6曲目には、スティーヴィー・ワンダーの1971年のヒット曲「If You Really Love Me」と、R&Bの秀曲のカヴァーがズラリと並ぶ。
 

Grant-greenshades-of-green

 
もともと、グラント・グリーンは、骨太でパッキパキのシングル・トーン+ファンクネスだだ漏れのエレギ弾きである。R&B系、ソウル系の楽曲のカヴァーは得意中の得意。全編、充実度抜群の、ライトなジャズ・ファンク志向のイージーリスニング・ジャズが満載。全編、もう前のめりにノリノリである(笑)。

バックのリズム隊には、クルセイダーズから、ウイルトン・フェルダーのベース、スティックス・フーパーのドラムが参加している。粘りのある、重心低め、切れ味の良い、ファンクネス濃厚なリズム&ビートを叩き出していて、この二人を中心にコンガなどのパーカッションが絡んで、絵に描いた様な、ジャズ・ファンクなグルーヴを供給している。

そこに、グラント・グリーンの、パッキパキのシングル・トーン+ファンクネスだだ漏れのエレギが、曲の旋律を骨太に奏で、アドリブ・フレーズをファンクネスだだ漏れで弾きまくる。伴奏上手のバックのジャズ・ファンクなグルーヴが優れている分、グリーンのギターが、くっきり前面に映えに映える。

ジャケはもはや、以前のブルーノートの面影はなく、訳のわからんブランデー・グラスのイラストで損をしているが、この盤はれっきとしたブルーノート・レーベル盤で、内容的にもしっかりしていて、演奏自体もそのレベルは高く、ブルーノートの「ブランドの音」はしっかりと維持されている。この盤も、グラント・グリーンのライトなジャズ・ファンク志向のイージーリスニング・ジャズの名盤として良いかと思う。
 
 

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2024年11月20日 (水曜日)

グリーン後期の名盤『Visions』

ブルーノートのハウス・ギタリストだったグラント・グリーン。グリーンの活動後期は、ウエス・モンゴメリー同様、イージーリスニング・ジャズ志向のリーダー作をリリースしていた。

が、ウエスほど、というか、ウエスに全く及ばない人気の低さだった。ウエスは大手レーベルのヴァーヴ、グリーンは斜陽の中小レーベルのブルーノート、レーベルの営業力の差がそのまま人気の度合いに反映されたのかもしれない。

Grant Green『Visions』(写真左)。ブルーノートの4373番。1971年5月21日の録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), Billy Wooten (vib), Emmanuel Riggins (el-p), Chuck Rainey (el-b), Idris Muhammad (ds), Ray Armando (conga), Harold Caldwell (ds, perc)。

『I Want to Hold Your Hand』(1965年3月の録音)辺りから、当時のポップス&ロックや、R&B、ソウルのヒット曲のカヴァーを十八番としていたグリーン。この曲でも、人気の米国ブラス・ロック・バンド、シカゴの1970年のヒット曲「Does Anybody Really Know What Time It Is?(いったい現実を把握している者はいるだろうか?)のカヴァーを冒頭に持ってきている。

と思いきや、3曲目には「Mozart Symphony #40 in G Minor, K550, 1st Movement」、モーツアルト「交響曲第40番ト短調K.550 第1楽章」のカヴァー。有名クラシック曲のカヴァーを、パッキパキ硬質なシングルトーンで、ファンクネスダダ漏れてやるのだから、これは珍カヴァーといえば珍カヴァー。しかし、アレンジを含め、演奏の出来は上々だから面白い。
 

Grant-greenvisions

 
4曲目「Love on a Two-Way Street」は、1968年のR&Bのヒット曲のカヴァー。6曲目には、カーペンターズの1970年のヒット曲「We've Only Just Begun(愛のプレリュード)」のカヴァー。7曲目「Never Can Say Goodbye」はグロリア・ゲイナーの1971年のヒット曲。と、かなりリアリタイムに近い、ポップス&ロックや、R&B、ソウルのヒット曲のカヴァーを収録している。リアルタイムに近いにも関わらず、カヴァー・アレンジはどの曲も良好。

バックのリズム隊は、のちのクロスオーバー&フュージョン・ジャズにおける、定番ミュージシャンが担当していて、従来の4ビートメインのリズム&ビートでは無く、8ビートメインのファンキーでソウルフルなリズム&ビートを叩き出している。このクロスオーバー&フュージョン志向のリズム隊が、グラント・グリーンの、パッキパキ硬質なシングルトーンでファンクネスダダ漏れのエレギの音を引き立て、大いに映えさせる。

改めて聴き直してみて、内容良好のイージーリスニング・ジャズ。グリーンのギターはシングル・トーンでありながら、音がとても太いので、バックのリズム隊のリズム&ビートに負けることなく、逆に、バックのリズム隊のリズム&ビートに乗って、それぞれの曲の持つ旋律をくっきり浮き立たせ、アドリブ・パフォーマンスに耳を傾けさせる。

この盤の録音の際に、ルディ・ヴァン・ゲルダーが「こんな凄いプレイをするグリーンはいまだかつて見たことがない…」と呟いたとか。まさにその通り、この盤での、特にカヴァー曲での、グリーンのギターは素晴らしい。

ジャズに馴染みのない、ポップス、ロック、R&B、ソウルの楽曲の旋律をいとも容易く弾きこなし、ポップな8ビートに違和感なく乗る、キレキレのリズム感は見事と言う他ない。カヴァー曲メインに「引く」ことなく、耳にしてほしいグリーンの活動後期の名盤である。
 
 

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2024年10月 1日 (火曜日)

これ、意外とグリーンの名盤かも

ブルーノート御用達、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなギタリスト、グラント・グリーン。グリーンのリーダー作に「ハズレ」は無い。どのリーダー作も水準以上の出来で、特に、オルガン、ドラムとのトリオの演奏でのグリーンは、とりわけ「弾けている」。

Grant Green『Iron City』(写真左)。 1967年の録音、1972年のリリース。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), "Big" John Patton (Hammond B3 organ), Ben Dixon (ds)。グラント・グリーンが一番得意とする、オルガン、ドラムとのトリオ編成。コブルストーン・レーベルという、聞いたことがないレーベルからのリリース。

ジョン・パットンのオルガンって、実はラリー・ヤングじゃないのか、という議論もあるみたいだが、まず、リーダーのグラント・グリーンのギターについては絶好調。どころか、最高にグルーヴィーな、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなギターを聴かせてくれる。そして、ディクソンの巧みなドラミングが、ギターとオルガンのリズム&ビートとガッチリと支える。
 

Grant-greeniron-city

 
冒頭のタイトル曲だけが、グラント・グリーンの自作曲で、残りはスタンダード曲。スタンダード曲中心なので、俗っぽい、イージリスニングっぽい雰囲気になるのか、と危惧するが、そうはならないところが、グラント・グリーンのリーダー作の優れたところ。まず、アレンジが良い。そして、その良質はアレンジに乗って弾きまくる、グラント・グリーンのギターが、これまたブルージーで、ファンキーで、ソウルフルで、ガッチリと純ジャズに軸足を残している。

ジョン・パットンとドラマーのベン・ディクソンとのインタープレイも聴きもの。アルバムの大半で、3人のアップテンポのグルーヴ感が、爽快感溢れ、猛烈な疾走感で駆け抜ける。グリーンの演奏はいつもより指が躍動的で、リラックスして聴き手を虜にする「ヴァンプやリードライン」を奏でるパットンのオルガンに乗って、ファンキーでソウルフルなソロを披露する。意外と、この盤、グラント・グリーンの絶好調を捉えた名盤ではないのか、とふと思ったりする。

録音年月日やパーソネルなど、未確定な要素をはらんでいるので、グラント・グリーンの名盤の一つとして挙げられることは無いが、意外とこの盤を評価する「グリーン者」の方々が、ネット上に結構いる。この『Iron City』、グラント・グリーンの絶好調を捉えた好盤として、もっともっと評価しても良いだろう。
 
 

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2024年9月 9日 (月曜日)

ソウルフルなグラント・グリーン

昨日から、ブルーノート御用達、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなグラント・グリーンのギターに着目、まだ、当ブログで記事化していないリーダー作を順に聴き直している。特にグリーンのキャリアの後半に未記事化のリーダー作が集中しているので、せっせと聴き直し、である。

Grant Green『Alive!』(写真左)。1970年8月15日、ニュージャージーの「クリシェ・ラウンジ」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), Claude Bartee (ts), Willie Bivens (vib), Neal Creque (org, tracks 2 & 5), Ronnie Foster (org, tracks 1, 4) Idris Muhammad (ds), Joseph Armstrong (congas)。

爽快なライヴ盤。グラント・グリーンの「独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーな」ギターの周りを固めるのは、サックスにクロード・バーティ、オルガンにロニー・フォスター&ニール・クリーク 、ドラムにアイドリース・ムハマッド、ヴァイヴにウィリー・ビヴェンズ、コンガにジョセフ・アームストロング。

ハードバップ期からファンキー・ジャズ期に活躍したジャズマンの名前はなく、どちらといえば、R&B畑のミュージシャンがジャズに参入しているイメージで、演奏全体の雰囲気は、R&B志向が漂うソウル・ジャズ。そう、この盤には、ソウル・ジャズをやるグラント・グリーンが存在しているのだ。
 

Grant-greenalive

 
ファンキー・ジャズのグリーンに比べると、確かにポップになってはいるが、基本はジャズ。R&B志向は強いが、唄うようなアドリブ・フレーズは確実にジャジー。主旋律はR&Bの如く唄う様に、ちょっと上質のイージーリスニング・ジャズっぽく弾くが、アドリブ展開はメインストリーム志向のソウル・ジャズ。

グリーンのギターの「独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーな」本質は変わらないのだが、バックを固める、R&B畑のジャジーな演奏が、良い「ソウル・ジャズ」なグルーヴを醸し出していて、このグルーヴに乗ったグリーンのギターが「ソウル・ジャズ」に染まっていくのが良く判る。

ソウルフルなグラント・グリーンがこのライブ盤に溢れている。CDリイシューでは、オリジナルLPには未収録だった3曲がボートラとして追加されているが、このボートラは邪魔にならない。

オリジナルLPに収録されても、全く違和感の無い、熱くソウルフルな演奏で、この盤はCDリイシュー盤で聴きたい。ラストのハンコック作の「Maiden Voyage(処女航海)」のソウル・ジャズなバージョンには思わず、喝采の声をあげたくなる。
 
 

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2024年9月 8日 (日曜日)

ヴァーヴのグラント・グリーン

9月になった。それでも、真夏日の日々は変わらない。まだまだ、長時間の外出は控えねばならない。熱中症の警戒しての昼下がりの「引き籠もり」の日は続く。引き篭もりの折には、ジャズを聴く。8月は「ボサノバ・ジャズ」だったが、9月になっても、ボサノバ・ジャズはなあ、ということで、なぜか「ファンキー・ジャズ」である(笑)。

Grant Green『His Majesty King Funk』(写真左)。1965年5月26日の録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), Harold Vick (ts), Larry Young (org), Ben Dixon (ds), Candido Camero (bongo, congas)。グラント・グリーンといえば、キャリアのほぼ大半がブルーノート所属の、ブルノートのハウス・ギタリスト的な存在だった。パーソネルだけを見れば、ブルノートからのリリースかと思う。

が、この盤は、パーソネルはブルノートのイメージを借りているが、当時の大手レコード会社であった「ヴァーヴ」からのリリースである。グラント・グリーンの1950年代〜1960年代のディスコグラフィーの中で、この版だけがヴァーヴ・レコードからのリリース。プロデューサーは、後のフュージョン・ジャズの仕掛け人「クリード・テイラー」である。

ブルーノートでのグラント・グリーンのリーダー作においては、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなギターを弾きまくるのが、グリーンの身上。しかし、この盤については、聴き易さを追求した様な、ポップで親しみ易く判り易い、一般大衆向け、イージーリスニング志向のファンキー・ジャズに仕立て上げられている。これは、プロデューサーのクリード・テイラーの仕業であろう。
 

Grant-greenhis-majesty-king-funk

 
この盤と同様な「イージーリスニング志向のファンキー・ジャズ」のコンセプトで、同時期にブルーノートからは『I Want to Hold Your Hand』が出ているが、こちらは、レノン=マッカートニーの「I Want to Hold Your Hand(抱きしめたい)」の、ビートルズ・ナンバーのカヴァーを目玉にした、グリーンのギターの力量とテクニックの素晴らしさが実感できる秀逸な内容だった。これは、やはり、ブルーノートの総帥プロデューサー、アルフレッド・ライオンの優れた手腕の賜物だろう。

さて、この『His Majesty King Funk』、ヴァーヴのクリード・テイラーとしては、二匹目のドジョウならぬ「二人目のウエス・モンゴメリー」を、グラント・グリーンに求めたのではないだろうか。しかしながら、グリーンは自らの「身上」の根底を曲げることはなかった様で、クリード・テイラーの指導よろしく、ちょっとポップでイージーリスニング志向に傾いてはいるが、独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキーなギターを弾きまくるスタイルは変えていない。

しっかり耳を傾ければ、グリーンのギター自体は、ブルーノート時代と変わっていないことが判るのだが、ちょっとポップでイージーリスニング志向の雰囲気が漂う分、この盤は、一部では「聴く価値無し」と酷評されている。が、ポップでイージーリスニング志向に傾いた「独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキー」なグラントのギターは、意外と聴き心地が良い。こういうグリーンもたまにあっても良いのでは、と僕は気軽に思っている。

このヴァーヴの『His Majesty King Funk』は、ブルーノートの『I Want to Hold Your Hand』と併せて、ポップでイージーリスニング志向に傾いた「独特のシングルトーンで、パッキパキ硬派で、こってこてファンキー」なグラントのギターを楽しむ、グリーンの「企画盤」の一枚だと僕は評価している。「気軽に聴けるグリーン盤」の一枚でしょう。
 
 

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2024年7月22日 (月曜日)

ソウル・ジャズの ”G・グリーン”

グラント・グリーン(Grant Green)という伝説のジャズ・ギタリスト、我が国ではあまりポピュラーな存在では無かった。

生まれは1935年6月6日、米国ミズーリ州セントルイス、ギタリストとしての活動期間は、概ね1959年〜1978年。1959年、セントルイスで演奏しているところを、ルー・ドナルドソンに見出され、ブルーノートの総帥プロデューサーのアルフレッド・ライオンに紹介される。

1961年から1965年まで彼はブルーノートの専属ギタリストとして、リーダーとサイドマンの両方で活躍。1966年にグリーンは一旦、ブルーノートを離れ、ヴァーヴを含む他のレーベルでレコーディング、1967年から1969年までは個人的な問題とヘロイン中毒の影響で活動を休止。1969年にブルーノートに復帰している。

Grant Green『Green is Beautiful』(写真左)。1970年1月30日の録音。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), Blue Mitchell (tp), Claude Bartee (ts), Neal Creque (org, track 3), Emmanuel Riggins (org, tracks 1, 2, 4 & 5), Jimmy Lewis (el-b), Idris Muhammad (ds), Candido Camero (conga), Richie "Pablo" Landrum (bongos)。プロデューサーは「フランシス・ウルフ」に代わっている。

全5曲中、プーチョ&ラテン・ソウル・ブラザーズの音楽監督でもあったキーボード奏者のニール・クリーキーの曲が2曲(「The Windjammer」と「Dracula」)、以下、ジェイムス・ブラウンの「Ain't It Funky Now」、ビートルズ「A Day In The Life」、ディオンヌ・ワーウィックの「I'll Never Fall in Love Again」と、ロック、R&Bの有名曲のカヴァー集。
 

Grant-greengreen-is-beautiful

 
1969年、ブルーノートに復帰後のグラント・グリーンの快作。冒頭の「Ain't It Funky Now」を聴いて判るが、演奏されるジャズは「ソウル・ジャズ」。

ブルーノートを一旦離れる前は、こってこての「ファンキー・ジャズ」だったが、復帰後は、こってこての「ソウル・ジャズ」に変わっている。そして、この、こってこての「ソウル・ジャズ」が、グラント・グリーンのパッキパキでファンキーな、シングル・トーンのギターにバッチリ合っている。

グリーンのギターの音色は、骨太で硬質でホーンライク。そんな太くて硬い音色で、R&B曲の旋律を唄うが如く弾きまくるのだ。これが実にソウルフル。ジャズ・ファンク色溢れるグルーヴも芳しく、グリーンのギターは唄うが如く、踊るが如く、R&B色豊かなソウル・ジャズを弾きまくる。

このソウル・ジャズ色を更に確実に、更に色濃くしているのが、オルガンの存在。ニール・クリークとエマニュエル・リギンズの二人がオルガンを担当しているが、このオルガンが実に効いている。どちらかといえば、R&B系のオルガンの様で、この盤でのグリーンの「ソウル・ジャズ」にバッチリ填まっている。

1960年代後半から1970年代のソウル・ジャズ、ジャズ・ファンク好きにはたまらない内容。逆に、硬派な「純ジャズ命」のジャズ者の方々には「際もの」以外の何者でも無い。しかし、そこはブルーノート、当時の流行をしっかりと踏まえて、なかなかアーティスティックなソウル・ジャズ志向にまとめているところが素晴らしい。メインストリーム系のソウル・ジャズとして、この盤は「アリ」ですね。
 
 

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