2018年1月14日 (日曜日)

アコギのオリジナル・ドゥービー

ジャズの合間の耳休め。昨日に続いて「大麻兄弟(ドゥービー・ブラザース)」のお話。冬の季節は、ギター・バンドのハードでソリッドなアルバムが良い。このドゥービーなどはこの要件にピッタリのギター・バンドである。このドゥービーって、エネルギッシュで疾走感溢れるエレギの演奏も良いが、繊細で切れ味の良いアコギの演奏も味があるのだ。

ドゥービーについての「アルバム2枚の法則」、「オリジナル・ドゥービー」のアコギの魅力溢れるこの2枚。The Doobie Brothers『Toulouse Street(トゥールーズ・ストリート)』(写真左)と『What Were Once Vices Are Now Habits(ドゥービー天国)』(写真右)の2枚。1972年と1974年の作品。

この2枚のアルバムについては、ドゥービーの最大の個性である、エネルギッシュで疾走感溢れるエレギの演奏はしっかり入っているが、その中に存在する「繊細で切れ味の良いアコギの演奏」が実に素晴らしい。まず、アコギの音が良い。切れ味良くソリッドなアコギの音。ストロークもソロも良い。音自体も良ければ、フレーズも良い。
 

Toulouse_street_what_were_once_vice

 
そこに、ドゥービー独特の米国西海岸ロック独特の洗練され印象的なコーラスがあしらわれ、躍動感溢れるリズム&ビートに乗って、アコギのリフとフレーズが疾走する。実は、僕はドゥービーのアコギのリフとフレーズは、エレギよりも格好良いのでは無いか、と思っている。ドゥービーのアコギのリフとフレーズは、繊細でエネルギッシュで切れ味抜群。

そんなアコギの名曲が『トゥールーズ・ストリート』の「Listen to the Music」であり、タイトル曲「Toulouse Street」。そして、『ドゥービー天国』の「Song To See You Through」であり、「Black Water」である。恐らく、アコギを活用したフォーキーなロックについては、ドゥービーがピカイチではないのか。それほどまでに出来は良い。

ドゥービーについての「アルバム2枚の法則」、「オリジナル・ドゥービー」のアコギの魅力溢れるこの2枚。先のエレギの魅力溢れる2枚と併せて、オリジナル・ドゥービーの全て。ドゥービーは、デビュー盤から一貫した音楽性を維持していた訳では無い。ドゥービーはアルバムを重ねる毎にその音楽性を進化させてきた。しかし、オリジナル・ドゥービーは、この4枚で袋小路にはまり込んだ。その打開策は如何に・・・。

 
 

東日本大震災から6年10ヶ月。決して忘れない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2018年1月13日 (土曜日)

エレギのオリジナル・ドゥービー

ジャズの合間の耳休め。基本的には、70年代ロックを選盤することが多い。特に冬の季節は、ギター・バンドのハードでソリッドなアルバムを選盤することが多い。そんな「冬に選盤するギター・バンド」のひとつが「ドゥービー・ブラザース(The Doobie Brothers)」。日本語に訳すと「大麻兄弟」。物騒な名前であるが、70年代の米国西海岸を代表するギター・バンドである。

僕はこの「ドゥービー」が大好きで、高校時代から大学時代を通じて、そして現在に至るまで、このバンドのアルバムは事あることに愛聴している。なぜか冬の季節に合うんですよね。聴き始めたのが「冬」だからかなあ。高校2年生の冬。映画研究部の先輩であったNさんとMuさんに、代表する2枚のアルバムを借り受けたことから始まる。

僕は、このドゥービーについては「アルバム2枚の法則」があると思っている。歴代のリーダ作の中で、2枚ずつが兄弟盤の様にペアとなって存在し、このバンドの個性をしっかりと表現している。このドゥービーというバンドの音は、デビュー盤から一貫した音楽性を維持していた訳では無く、アルバム2枚ずつ、その音楽性は変化している。
 

The_captain_and_me_stampede

 
例えば、The Doobie Brothers『The Captain and Me』(写真左)と『Stampede』(写真右)の2枚。『The Captain and Me』は1973年の作品、『Stampede』は1975年の作品になる。どちらのアルバムも、ジャケット・デザインの雰囲気も似通っていて、その内容も兄弟盤の様に似通っていて、かつ、ドゥービーを代表する音楽性のひとつをしっかりと表現している。

その音楽性とは、エレギのリフを前面に押し出した、エネルギッシュで疾走感溢れる「ライトなハード・ロック」な雰囲気である。そこに、米国西海岸ロック独特の洗練され印象的なコーラスがあしらわれ、躍動感溢れるリズム&ビートに乗って、エレギのリフとフレーズが疾走する。そのエレギのリフとフレーズは実に「キャッチャー」。聴いていてとても楽しく、思わず口ずさみたくなるようなポップさ。

この2枚のアルバムに詰まっている音が「オリジナル・ドゥービー」と呼ばれる時代の代表的な音である。ドゥービーを知りたい、ドゥービーを愛でたいと思えば、まずはこの『The Captain and Me』と『Stampede』は兄弟盤であり、必須アイテムである。但し、『Stampede』の終盤はちょっと迷走状態で、次の音楽性へのシフトの兆しが見え隠れしている。

 
 

東日本大震災から6年10ヶ月。決して忘れない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2017年12月 9日 (土曜日)

マクドナルド・ドゥービーの始め

ドゥービー・ブラザース。訳して「大麻兄弟」。振り返ってみれば、凄いネーミングのバンドである。1960年代後半から1970年代まで、ウェストコースト・ロックを代表するバンドのひとつ。1982年に一旦、解散したが、1989年、正式に再結成し、今日に至る。

バンド当初の野性味あふれる快活なギター・ロック("オリジナル・ドゥービー"と僕は呼ぶ)から、途中、マイケル・マクドナルドの加入により、R&Bの影響を受け、洗練されたAOR色の強いものへと変化("マクドナルド・ドゥービー"と僕は呼ぶ)。硬軟併せ持った、二つの顔を持つ、ウェストコースト・ロックの代表格。

オリジナル・ドゥービー時代からのファンの方々からすると、どうもこの後半のマクドナルド・ドゥービーは許せない変化らしい。が、僕は、オリジナル・ドゥービーも好きだが、マクドナルド・ドゥービーはもっと好きだ。で、マクドナルド・ドゥービーは、どのアルバムから出現したのか。

The Doobie Brothers『Takin' It To the Streets』(写真左)。邦題『ドゥービー・ストリート』。1976年3月のリリース。前作の『Stampede』より、元スティーリー・ダンのジェフ・バクスターとマイケル・マクドナルドが参加したことにより、ドゥービーのサウンドは大きく変化する。明らかにR&Bの影響を受け、洗練されたAOR色の強いものへと変化。ギターバンドから、キーボードが効果的に活躍するAORバンドに変身している。
 

Takin_it_to_the_streets_1

 
冒頭の「Wheels of Fortune(運命の轍)」、2曲目の「Takin' It to the Streets(ドゥービー・ストリート)」を聴けば、その変身度合いが良く判る。これだけ聴けば、これ誰がやってんの、となる。実は、この『ドゥービー・ストリート』のリリース当時、このアルバムをレコード屋でかかっているのを聴いた時、始めはドゥービーの音とは思わなかった。

曲が進むにつれ、オリジナル・ドゥービーの曲想の曲が流れてきたりするが、マクドナルドのキーボードが絡むと(特にフェンダー・ローズが絡むと)、途端にマクドナルド・ドゥービー色に染まる。これが当時は不思議で堪らなかった。どうして、マクドナルドのキーボードが絡むだけで、音がR&B基調のAOR色の色濃いものになるのか。

もともと、オリジナル・ドゥービー時代から、曲毎にファンキーな要素が織り込まれていて、マクドナルドのキーボードの絡みで、そのファンキー色が増幅されて「R&Bの影響を受け、洗練されたAOR色の強いもの」へと変化する、ということが何と無く判ったのは、この盤のリリース後、3〜4年後、大学に入って、ジャズを聴き初めてからである。

マクドナルド・ドゥービーへの転換点のアルバムはこの『ドゥービー・ストリート』。特にタイトル曲の「Takin' It To the Streets」の切れ味の良いファンキーなリズム&ビートとゴスペルチックなコーラス、疾走する爽快感。これがマクドナルド・ドゥービーの真骨頂。今の耳にも、このアルバムは色褪せない。マクドナルド・ドゥービーも無茶苦茶、格好良いのだ。

 
 

東日本大震災から6年8ヶ月。決して忘れない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2015年1月14日 (水曜日)

ドゥービー兄弟は眠らない

ドゥービー・ブラザース。訳して「大麻兄弟」。振り返ってみれば、凄いネーミングのバンドである。1960年代後半から1970年代まで、ウェストコースト・ロックを代表するバンドのひとつ。1982年に一旦、解散したが、1989年、正式に再結成し、今日に至る。

バンド当初の野性味あふれる快活なギター・ロックから、途中、マイケル・マクドナルドの加入により、R&Bの影響を受け洗練されたAOR色の強いものへと変化。硬軟併せ持った、二つの顔を持つ、ウェストコースト・ロックの代表格。

そんなドゥービー・ブラザースが、昨年11月、カントリー・ミュージック界の人気アーティスト達を迎えた新スタジオ・アルバム『Southbound』(写真左)をリリースした。これがまあ、往年のドゥービー者にとっては、なかなか充実した内容なのだ。

内容的には、楽曲毎に異なるアーティストを迎えたコラボレーション・カントリー・ミュージック・アルバムとなっており、ドゥービー・ブラザーズが過去に発表した楽曲を取り上げたセルフ・カバー集。このセルフ・カバーというのが良い。

収録曲と共演のカントリー・ミュージック界からの人気アーティストは以下の通り。

冒頭の「Black Water」から、続く「Listen to the Music」、そして「What a Fool Believes」から「Long Train Runnin'」、これでもうお腹いっぱいなんだが、さらに「China Grove」から「Takin' It to the Streets」、加えて「Jesus Is Just Alright」と畳みかける。8曲目の「Rockin' Down the Highway」で一息つくが、続いて「Take Me in Your Arms」が出てきて、思わず「仰け反る」(笑)。
 

Doobie_brothers_southbound

 
1. Black Water (with Zac Brown Band)
2. Listen to the Music
   (with Blake Shelton and Hunter Hayes on Guitar)
3. What a Fool Believes (with Sara Evans)
4. Long Train Runnin' (with Toby Keith)
5. China Grove (with Chris Young)
6. Takin' It to the Streets (with Love and Theft)
7. Jesus Is Just Alright (with Casey James)
8. Rockin' Down the Highway (with Brad Paisley)
9. Take Me in Your Arms (Rock Me) (with Tyler Farr)
10. South City Midnight Lady (with Jerrod Niemann)
11. You Belong to Me
 (with Amanda Sudano Ramirez of the band Johnnyswim
  with Vince Gill on guitar)
12. Nobody Intro13 Nobody (with Charlie Worsham)

 

10曲目の「South City Midnight Lady」以降は、もう「どうにでもなれ」である(笑)。目眩くドゥービー・ブラザースの名曲の数々がズラリと並ぶ。そして、それぞれの楽曲のカントリー・ミュージック界の人気アーティストが絡むのだから、米国ルーツ・ミュージックのマニアとしては堪らない。

ドゥービー自体の演奏も良い。アルバム全編に渡って、元気な歌声、演奏を聴かせてくれています。単純に嬉しいですね。原曲のアレンジに忠実にセルフ・カバーしてくれていて、これまた単純に嬉しい。ボーカルをカントリー・ミュージック界の人気アーティストが担当している分、新しい雰囲気も垣間見えて、飽きが来ません。

いや〜、ドゥービー・ブラザースは眠らないね〜。こんな企画もののセルフ・カバー集が出てくるとは思いませんでした。意外性が高かった分、このアルバムは実に楽しめます。気軽にチョイスして、気軽に聴ける、往年のウェストコースト・ロックの雰囲気が味わえる好盤です。

 
 

震災から3年10ヶ月。決して忘れない。まだ3年10ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2011年7月24日 (日曜日)

ドゥービーのライブ音源再発

米国西海岸ロックは大好きなジャンルだが、今でも新しい音源が発掘されたり、廃盤音源が再発されたりと、ファンとしては嬉しい限り。今回は、大のお気に入りバンド、ドゥービー・ブラザースのライブ音源が再発された。

The Doobie Brothers『Live at The Greek Theatre 1982』(写真左)。今年結成40周年記念も兼ねて、1982年の解散の際に集大成として行なった「フェアウェル・ツアー」の最終日、カリフォルニア州バークレー、グリーク・シアターでのステージのライブ録音を再発リリース。ドゥービー後期のライブが聴けるのが嬉しい。

内容的には、解散が決まっているバンドのライブだけに、若干のモチベーションの低下が感じられるのはいざ仕方ない。しかも、「フェアウェル・ツアー」の最終日なので、メンバー全員、ちょっとお疲れの様子。ドゥービー全盛期の「カッ飛ぶ」ような疾走感溢れるワイルドな演奏と比べると、ちょっとダルで、ちょっとアンニュイな演奏になっている。

それでも、ドゥービー後期のナンバーがライブで聴けるのは、これはこれで楽しいもので、例えば、「Minute By Minute」「Takin' It to the Streets」「One Step Closer」など、後期ドゥービーの名曲がライブで聴けるのは嬉しい限り。この後期のドゥービーの曲はライブでの演奏では再現が難しいかと思っていたが、やっぱりドゥービーは上手い。後期の難しい楽曲をしっかりとライブで再現している。
 

Live_at_the_greek_theatre_1982

 
ツアー中に初めてのソロ・アルバムを発表したマイケル・マクドナルドは、大ヒット中だった「I Keep Forgettin'」を披露。後期のドゥービーが「マクドナルド・ドゥービー」であったことを再認識させてくれる。でも、僕はこの後期ドゥービー、「マクドナルド・ドゥービー」が結構気に入っています。このマクドナルドの「I Keep Forgettin'」もなかなかの内容。

そう言えば、CDのボーナストラックである「Little Darling (I Need You)」「One Step Closer」「Dependin' on You」「Real Love」の4曲は、後期ドゥービー、「マクドナルド・ドゥービー」時代の楽曲ですね。これがなかなか良いんですよ。今の耳で聴くと、後期ドゥービーは、ドゥービーの音をしっかりと引き継いだ「AORバージョン」なんですよね。本質的にはドゥービーそのままです。

若干のモチベーションの低下が感じられるバンドとは逆に、ライブに立ち会っているファンは、とにかく熱狂的。地元へ帰ってきての「フェアウェル・ツアー」最終日ということで、ファンは盛り上がりっ放し。「China Grove」では、バンドを離れていた、オリジナル・メンバー、トム・ジョンストンが登場する。その時のファンの熱狂と来たら、それはそれは凄い盛り上がり。

この『Live at The Greek Theatre 1982』は、なかなかのライブ音源だと思います。ドゥービーの前後期通じて、様々な優れた楽曲、演奏を楽しむことができます。ドゥービー・ファンは手にして損は無いと思います。まあ、後期ドゥービーの演奏が入っているので、硬派なドゥービーファンの方々にはお気に召さないかも・・・。でも、後期ドゥービーもなかなか良いと思うんですが・・・。

 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」、「v_matsuwa」で検索して下さい。

Fight_3
 
がんばろう日本、がんばろう東北。自分の出来ることから復興に協力しよう。
 

2009年5月22日 (金曜日)

懐かしのバンド、良いライブ

昨日から札幌へ出張だった。札幌って、今の時期は良い季節のはずだった。が、昨日は、札幌に降り立った途端「暑い」。そして、今日は午前中から雨で、なんだか湿度が高い。う〜ん、ちょっと期待はずれだったなあ。

で、出張の時に聴く音楽は、と言えば、意外と純ジャズは避けている。なぜがと言えば、駅とか空港とか、思いのほか「騒音が激しい」。つまりは「うるさい」。電車の走る音、駅や空港のアナウンス、旅に出る興奮でトーンの上がった人の話し声。特に、駅はうるさい。空港も意外とうるさい。

あまりに「うるさい」と、ちょっと微妙なニュアンスが大切な純ジャズはどうしても避けたくなる。日頃の通勤は、どこがうるさくて、どこが静かなのか、経験で判っているのでいいんだけど、出張ともなると、リスクは大きい。

と、出張なので、当然、特別な仕事の使命を帯びて、当地まで旅立つわけで、気持ちの高揚が大切である。まあ、簡単に言うと「気合いをいれたい」のだ。で、出張の時は、そんな「気合いが入る」ロックかフュージョンのアルバムを選ぶことが多い。

昨日、今日は、The Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザース)の『Live at Wolf Trap』(写真左)。2004年にリリースされた、久々のライブ・アルバム。
 

Doobie_live_at_wtrap

 
ドゥービーは、1983年に一旦解散している。そして、1987年に再結成。しかしながら、2005年にドラマーのキース・ヌードセンが死去。そして、かつてのメンバー中4人(ボビー・ラカインド、デイヴ・ショグレン、コーネリアス・バンプス、キース・ヌードセン)が相次いで鬼籍に入ってしまう。ということは、この『Live at Wolf Trap』は、かつてのメンバーが揃った最後のライブ・アルバムとも言える。

同窓会の様なライブアルバムなので、ちょっとノスタルジアが先にたってしまいますが、以前ツアーで参加していたSaxのマーク・ルッソーを中心にしたホーンセクションが参加していて、ドゥービーの全盛時代を彷彿とさせる音です。

そう、このライブはトム・ジョンストン時代のドゥービーに近い雰囲気・アレンジで、ズバリ良いです。ただ、演奏自体は、なぜだか当時より上手くなっているので(テクノロジーの進化の恩恵か?)、ラフというか荒削りな感じがちょっと後退していて、垢抜けてスマートになってしまったなあ、という不思議な感慨が胸をよぎります。

収録された曲数も17曲と充実のボリューム。収録された曲は名曲揃い。もう相当なベテランとなったメンバーは、聴衆を楽しませるコツを十分知っている。細かいことは気にせずに、ドゥービーの目眩く世界を単純に楽しむには格好のライブである。ドゥービーならではの熱気と迫力あるパフォーマンス。いやはや「大麻兄弟」の面目躍如である。

ラストの「Listen to the Music」の聴衆の大合唱聴くと、なんだかジーンとくる。今でもこれだけの「大麻兄弟」がいるんやね。やっぱり、良いものは、どれだけ時が経っても「良いものは良い」。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

2008年10月21日 (火曜日)

憂鬱な時には「ドゥービー」やね

先週より、なんとなく精神的に憂鬱な気分が続いている。なんだか、だんだん「めんどくさく」なってきた。憂鬱な気分を抱いていても、なにも得は無いし、進歩は無い。僕に残された時間は、そんなに豊富には無い。なんだか、損した気分になってきた。

ここで一発、劇的な気分転換が必要である。元気の無い時は、70年代ロック。それも、ノリの良いロックが良い。最近、CDで手に入れてお気に入りのライブ・アルバムがある。 The Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)の『Farewell Tour』(写真左)。このアルバムは、イーグルスと並んで双璧をなす、ウェストコースト・ロックの雄、ドゥービー・ブラザースの極めつけの名盤。

バンドが煮詰まりつつある瞬間を捉えた、バンド解散時の記録を収めた、ドゥービーとして、記録性の高いライブ・アルバムである。収録曲は、マクドナルド・ドゥービー時代のものを中心としているが、それはそれで聴き応えがある。

この『Farewell Tour』の収録曲を見渡すと、ドゥービーのベスト盤と言っても良いくらい、ドゥービーの名曲がズラリと並ぶ。どの曲を聴いてみても、ドゥービーの曲は、印象的なリフ、印象的なフレーズが満載。聴いていて実に楽しいし、聴いていて実にノリが良い。聴き進めていくと、心の中がスカッとするのだ。
 

Doobie_farewell

 
トム・ジョンストンが客演する最後の2曲「Long Train Runnin'」「China Grove」で、昔日の豪快なDoobiesの姿が再現される。ドゥービーを途中からリアルタイムに聴き進めてきた僕たちの世代にとっては、このトム・ジョンストン時代のノリノリのドゥービーも感慨深いものがある。

マクドナルド・ドゥービー時代のものは「温くて」いけない、という向きもあるが、これまた、マクドナルド・ドゥービー時代もリアルタイムで聴き進めてきた僕にとっては、これはこれで感慨深いものがある。マクドナルド・ドゥービー時代のメンバーが、トム・ジョンストン時代の楽曲を演奏すると、洗練され過ぎていて違和感がある、なんて言う向きもあるが、僕はそうでは無い。これはこれで味わい深いものがる。

つまりは、この『Farewell Tour』は、僕の心のカンフル剤となるアルバムの一枚。このアルバムを聴き終えたら、いつでも、ちょっと心が明るくなる。今回の憂鬱な気分もちょっと改善された。『Farewell Tour』、良いライブ・アルバムです。

そうそうドゥービー・ブラザースについては、我がバーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」に特集しています。70年代ロックのコーナーは「My Favorite Rock」です。我がバーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」(左をクリック)に是非お越しください。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

保存

2006年12月 1日 (金曜日)

実は好きだったりするもの・・・

音楽を聴くって、結構、周りに見栄を張ったりする訳で、ガイド本や、先進的な友人が良いというアルバムは、友達の友達から借りたりしてまで、なんとか聴こうとして、聴いたら聴いたで、さも、自分の感想として、ガイド本や先進的な友人の評価を、自慢げに受け売りしたりする。

 

でも、音楽を聴き始めた頃、ロックを聴き始めた頃って、そうだったなあ。自分の感じ方、自分の意見に自信が持てなくて、先進的な友人や先輩の意見を聴いては劣等感に陥ったもんだ。でも、今は違うぞ〜。

 

Minute自分の感じ方には自信がある。他の人に違う感想を言われても、それはそれで聞く。でも、自分の聴き方、感じ方を変えることは無いなあ。自分だけの感じ方だからね。この7年間、ジャズと70年代ロック・Jポップのホームページと、このブログを運営していて、自分の感じ方を文章にして、たまに「良かったです」とか「共感します」って、激励メールやコメントをいただくと、実は嬉しくてね・・・。

 

 

で、音楽を長年聴いていると、世の評論家の方々の書く評論や、紹介本の評論、ファンの方々の意見とは全く違う嗜好が働いたりして、つまりは、皆はあんまり良くは言わないけれども、実は個人的には好きだったりするアルバムって、結構、あったりする。

 

今日の会社の帰りに聴いてきたドゥービー・ブラザースの「Minute By Minute」がそうなんですよね。フォーク・ロック、ファンキー&ルーツ・ロックをひた走ってきたドゥービー・ブラザースが、スティーリー・ダンのツアーメンバーだったマイケル・マクドナルドの加入を境に、それまで野性味あふれる快活なギターロックを奏でていたドゥービーの音楽性は一変、AOR路線へ突入。そして、この「Minute By Minute」で、完全にAOR化してしまった。

 

デビューの頃からのコアなドゥービー・ブラザースのファンからすると、このAOR路線は評判が悪い。マイケル・マクドナルドは犯罪者扱いである。そして、彼らの最後の一言「AORが好きな人には最適なアルバムでしょう」。

 

でもね。AORもちゃんとした、音楽性のある、時代の音を反映したロックなんですよね。この「Minute By Minute」、曲の構成、曲のアレンジ、そしてあのノビのある高音中心の素晴らしいコーラス。素晴らしいアルバムだと、僕は思います。

 

まあ、この「Minute By Minute」、大学時代、リアルタイムで聴いてきたからな。大学時代、校門の前、桜並木の通り沿いに、「みちくさ」という喫茶店があった。僕たちは、その喫茶店に入り浸り。おかみさんには、凄く、言葉では言い尽くせない位、お世話になりました。その「みちくさ」で、この「Minute By Minute」をかけまくった時期があったなあ。

 

おそらく、一般的には評価が思わしくなくても、実は好きだったりするもの。好きだったりするアルバム。それって、一般の人にはない、僕だけの忘れがたい、言葉では言い尽くせない「素晴らしい思い出」があったりするからかもしれない。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

 

2006年11月 4日 (土曜日)

そりゃ〜解散しちゃうよな

この3連休は天気に恵まれ、プライベート的に、なかなか充実した3連休でした。昨日は、新しく手に入れた車を乗り回し、新しい車を満喫。今日は、長年、ウォーキングで酷使したシューズを新調した。

プライベートでは歩くことが大好きで、ちょっとした旅行でも歩くことが多くて、僕に同伴する人は、一緒に、相当な距離を歩かされることになり、よっぽど足が丈夫な人でないと、再び、同伴することが無いくらい、歩くのが大好き。なので、靴には結構気を遣うのだが、さすがに6年も履きたおすと、かなりくたびれて、靴の内側がボロボロになって、足にあたって痛い。これではもうまともに歩けないので、新調と相成った。

でも、今回は、うちのカミさんの助言もあって、なかなか良い靴を手に入れた。この靴も、またまた長い付き合いになりそうな予感。早速、今週の週末は、靴の慣らしと車の慣らしを含めて、どっか行こうっと。

さて、70年代ロックの方も、なかなか充実していて、ドゥービーのオリジナル・アルバムを揃え終わった。今回、彼らのオリジナル・アルバムが紙ジャケ化再発されたのを機会に、持っていないアルバム3枚を補充購入して、やっとこさ、全オリジナル・アルバムを制覇。といって、予算との兼ね合いで、全てを紙ジャケ仕様で揃えきった訳じゃないのが、心残りと言えば心残りではあるが。

最後に購入したアルバムが、The Doobie Brothers『One Step Closer』(写真左)。ドゥービーのラストとなったアルバムで、所謂、McDonald時代の、そして、ドゥービー最後のアルバム。このアルバム、結構、当時から評判悪くて、FMでした聴いたことが無いアルバムで、当然、今まで持っていなかったもの。当時、あまりに評判が悪かったという思い出が強くて、このアルバムだけは紙ジャケでは無く、米国盤で格安購入(ポイントを利用したら500円だった)。
 
  
One_step_closer
 
 
さてさて、20年ぶり位に聴いた訳だが、いきなり頭っからMcDonald節2連発。前作のグラミー受賞作からさらに洗練された出来なんですが、どうにもこれ以上発展しようがない素晴らしい出来。AOR化されたドゥービーなんてとか言われますが、これだけ、徹底されて洗練されてAOR化されたら、これはこれで素晴らしい。しかも、もともとドゥービーは演奏技術が高いので、これだけ高度な演奏をバックにしたAORなんて、当時でもそうザラには無い。

別にTom Johnston時代のみがドゥービーなどと狭い了見はないんですが、このアルバムを全編通して聴いてみて、これだけMcDonald節一色になると、ところどころ、コーラスの雰囲気やアコースティック・ギターの雰囲気などは、往年のドゥービーを思い出させる場面もありますが、もうこれはドゥービーとは言えないですねえ。

このアルバムのAOR的な充実度合いと、完全にドゥービーのサウンドからかけ離れた印象からすると「これからどうなるんだろう」という想いにかられてしまいますよね。このアルバムのリリースの後、あっけなく解散を発表しました。この決断は正しいでしょう。

発売当時に話題になった、汽車を題材にした、アルバムの6曲目「Keep This Train A-Rollin'」。同じ汽車を題材にした、以前のドゥービーの名曲「Long Train Running」とは似ても似つかぬ出来になってます。これはこれで良いんですが、同じグループから、同じテーマで、これほどまでに違う曲が生まれるというのも、あまり聞いたことが無い。

この「Keep This Train A-Rollin'」を聴き返して心から実感する。「そりゃ〜、解散しちゃうよな」。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開されます。表示されるまで少し時間がかかります。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

2006年9月13日 (水曜日)

うっとうしい空には「大麻兄弟」

今日の東京は「寒い」。最高気温が19.4度。ちなみに、北海道の札幌の最高気温が23.9度。大阪の最高気温が23.4度。北海道の稚内ですら21.4度。根室で20.3度。気象庁のホームページの「毎日の全国データ一覧表」を見ると、北海道の主な観測点よりも、東京の方が寒い。

しかも、だ。朝から、実に鬱陶しい霧雨。月曜日から、パッとしない天気だったが、霧雨のような鬱陶しい霧雨空は昨日から。たまに強く降るから始末が悪い。霧雨も始末が悪い。傘が役に立たない。まあ、頭と顔くらいは傘でカバーできるけど、背広の上着からズボンは、湿め湿めになる。なんだか、湿気が多くて、べちゃべちゃして気持ちが悪い。
 

Doobie

 
こんなに鬱陶しくて、気が滅入りそうな日は、もうバリバリのロックンロールしか無い。といっても、朝はあんまりギンギンの英国系のハード・ロックは辛い。また、あっけらかんとしたガンガンの米国系のハード・ロックも辛い。こんな時は、ちょっと格好良くてオシャレなウエストコースト系のハード・ロックが良い。ウエストコースト系のハード・ロックと言えば、そう、ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)。

「ドゥービー・ブラザーズ」を訳すと「大麻兄弟」。うーん、何とも凄いバンド名だ。ファンキーで、サザン・ロック色の濃い音楽性と、スピード感溢れる、彼らの演奏は、とにかくスカっとして気持ちが良い。バンドの後期、マイケル・マクドナルドが持ち込んだ、洗練されたAOR的雰囲気は、初期のファンには評判が悪いが、これはこれで僕は好き。ウエストコースト・ロックの特徴である、透明感とスピード感溢れるコーラスもスカッとするし、これで、この「特別に鬱陶しい」今年の秋雨の時期を乗り切るのだ。

今日の朝は、1973年リリースの「The Captain and Me」。冒頭から3曲目まのでの「Natural Thing」「Long Train Runnin'」「China Grove」という、数々の名曲の流れ。迫力あるギターリフが凄く格好いい「Without You」、インストルメンタルの「Busted Down Around O'Connelly Corners」も小粋で良い。まあ、このアルバム、収録されている曲は全て良いんだけどね。

今日は「大麻兄弟」のおかげで、鬱陶しい空模様ながら、ちょっと気が晴れた朝の通勤でした。
 

その他のカテゴリー

A&Mレーベル AOR Bethlehemレーベル Blue Note 85100 シリーズ Blue Note LTシリーズ Blue Noteの100枚 Blue Noteレーベル Candidレーベル CTIレーベル ECMのアルバム45選 ECMレーベル Electric Birdレーベル Enjaレーベル Jazz Miles Reimaginedな好盤 Pabloレーベル Pops Prestigeレーベル R&B Riversideレーベル Savoyレーベル Smoke Sessions Records SteepleChaseレーベル T-スクエア The Great Jazz Trio TRIX Venusレコード Yellow Magic Orchestra 「松和・別館」の更新 こんなアルバムあったんや ながら聴きのジャズも良い アイク・ケベック アキコ・グレース アジムス アストラッド・ジルベルト アダムス=ピューレン4 アブドゥーラ・イブラヒム アラウンド・マイルス アラン・ホールズワース アル・ディ・メオラ アントニオ・サンチェス アンドリュー・ヒル アンドレ・プレヴィン アート・アンサンブル・オブ・シカゴ アート・ファーマー アート・ブレイキー アート・ペッパー アーネット・コブ アーマッド・ジャマル アール・クルー アール・ハインズ アーロン・パークス イエロージャケッツ イスラエル・ジャズ イタリアン・ジャズ イリアーヌ・イリアス インパルス!レコード ウィントン・ケリー ウィントン・マルサリス ウェイン・ショーター ウェザー・リポート ウェス・モンゴメリー ウエストコースト・ジャズ ウォルフガング・ムースピール ウディ・ショウ ウラ名盤 エグベルト・ジスモンチ エスビョルン・スヴェンソン エスペランサ・スポルディング エディ・ハリス エメット・コーエン エリック・アレキサンダー エリック・クラプトン エリック・ドルフィー エルヴィン・ジョーンズ エンリコ・ピエラヌンツィ エンリコ・ラヴァ オスカー・ピーターソン オーネット・コールマン カウント・ベイシー カシオペア カーティス・フラー カート・ローゼンウィンケル カーラ・ブレイ キャノンボール・アダレイ キャンディ・ダルファー キング・クリムゾン キース・ジャレット ギラッド・ヘクセルマン ギル・エバンス クインシー・ジョーンズ クイーン クリスチャン・マクブライド クリスマスにピッタリの盤 クリス・ポッター クリフォード・ブラウン クルセイダーズ クレア・フィッシャー クロスオーバー・ジャズ グラント・グリーン グレイトフル・デッド グローバー・ワシントンJr ケイコ・リー ケニーG ケニー・ギャレット ケニー・ドリュー ケニー・ドーハム ケニー・バレル ケニー・バロン ゲイリー・バートン コンテンポラリーな純ジャズ ゴンサロ・ルバルカバ ゴーゴー・ペンギン サイケデリック・ジャズ サイラス・チェスナット サザンロック サド・ジョーンズ サム・ヤヘル サム・リヴァース サンタナ ザ・バンド ジャケ買い「海外女性編」 シェリー・マン シダー・ウォルトン シャイ・マエストロ シャカタク ジェイ & カイ ジェイ・ジェイ・ジョンソン ジェフ・テイン・ワッツ ジェフ・ベック ジェラルド・クレイトン ジェリー・マリガン ジミ・ヘンドリックス ジミー・スミス ジム・ホール ジャキー・マクリーン ジャコ・パストリアス ジャズ ジャズの合間の耳休め ジャズロック ジャズ・アルトサックス ジャズ・オルガン ジャズ・ギター ジャズ・テナーサックス ジャズ・トランペット ジャズ・トロンボーン ジャズ・ドラム ジャズ・バリトン・サックス ジャズ・ピアノ ジャズ・ファンク ジャズ・フルート ジャズ・ベース ジャズ・ボーカル ジャズ・レジェンド ジャズ・ヴァイオリン ジャズ・ヴァイブ ジャズ喫茶で流したい ジャック・デジョネット ジャン=リュック・ポンティ ジュニア・マンス ジュリアン・ラージ ジョエル・ロス ジョシュア・レッドマン ジョナサン・ブレイク ジョニ・ミッチェル ジョニー・グリフィン ジョン・アバークロンビー ジョン・コルトレーン ジョン・コルトレーン on Atlantic ジョン・コルトレーン on Prestige ジョン・スコフィールド ジョン・テイラー ジョン・マクラフリン ジョン・ルイス ジョン・レノン ジョーイ・デフランセスコ ジョージ・ケイブルス ジョージ・デューク ジョージ・ハリソン ジョージ・ベンソン ジョー・サンプル ジョー・パス ジョー・ヘンダーソン ジョー・ロヴァーノ スタッフ スタンリー・タレンタイン スタン・ゲッツ スティング スティング+ポリス スティービー・ワンダー スティーヴ・カーン スティーヴ・ガッド スティーヴ・キューン ステイシー・ケント ステップス・アヘッド スナーキー・パピー スパイロ・ジャイラ スピリチュアル・ジャズ スムース・ジャズ スリー・サウンズ ズート・シムス セシル・テイラー セロニアス・モンク ソウル・ジャズ ソウル・ミュージック ソニー・クラーク ソニー・ロリンズ ソロ・ピアノ タル・ファーロウ タンジェリン・ドリーム ダスコ・ゴイコヴィッチ チェット・ベイカー チック・コリア チック・コリア(再) チャーリー・パーカー チャールズ・ミンガス チャールズ・ロイド チューリップ テテ・モントリュー ディジー・ガレスピー デイブ・ブルーベック デイヴィッド・サンボーン デイヴィッド・ベノワ デオダート デクスター・ゴードン デニー・ザイトリン デュオ盤 デューク・エリントン デューク・ジョーダン デューク・ピアソン デヴィッド・ボウイ デヴィッド・マシューズ デヴィッド・マレイ トニー・ウィリアムス トミー・フラナガン トランペットの隠れ名盤 トリオ・レコード ドゥービー・ブラザース ドナルド・バード ナット・アダレイ ニルス・ラン・ドーキー ネイティブ・サン ネオ・ハードバップ ハロルド・メイバーン ハンク・ジョーンズ ハンク・モブレー ハンプトン・ホーズ ハービー・ハンコック ハービー・マン ハーブ・アルパート ハーブ・エリス バディ・リッチ バド・シャンク バド・パウエル バリー・ハリス バーニー・ケッセル バーバラ・ディナーリン パット・マルティーノ パット・メセニー ヒューバート・ロウズ ビッグバンド・ジャズは楽し ビッグ・ジョン・パットン ビリー・コブハム ビリー・チャイルズ ビリー・テイラー ビル・エヴァンス ビル・チャーラップ ビル・フリゼール ビル・ブルーフォード ビートルズ ビートルズのカヴァー集 ピアノ・トリオの代表的名盤 ファラオ・サンダース ファンキー・ジャズ フィニアス・ニューボーンJr フィル・ウッズ フェンダー・ローズを愛でる フォープレイ フュージョン・ジャズの優秀盤 フランク・ウエス フランク・シナトラ フリー フリー・ジャズ フレディ・ローチ フレディー・ハバード ブッカー・リトル ブライアン・ブレイド ブラッド・メルドー ブランフォード・マルサリス ブルース・スプリングスティーン ブルー・ミッチェル ブレッカー・ブラザーズ プログレッシブ・ロックの名盤 ベイビー・フェイス・ウィレット ベニー・グリーン (p) ベニー・グリーン (tb) ベニー・ゴルソン ペッパー・アダムス ホレス・シルバー ホレス・パーラン ボサノバ・ジャズ ボビー・ティモンズ ボビー・ハッチャーソン ボビー・ハンフリー ボブ・ジェームス ボブ・ブルックマイヤー ポップス ポール・サイモン ポール・デスモンド ポール・ブレイ ポール・マッカートニー マイケル・ブレッカー マイルス( ボックス盤) マイルス(その他) マイルス(アコ)改訂版 マイルス(アコ)旧版 マイルス(エレ)改訂版 マイルス(エレ)旧版 マックス・ローチ マッコイ・タイナー マハヴィシュヌ・オーケストラ マル・ウォルドロン マンハッタン・ジャズ・5 マンハッタン・ジャズ・オケ マンハッタン・トランスファー マーカス・ミラー ミシェル・ペトルチアーニ ミルト・ジャクソン モダン・ジャズ・カルテット モンティ・アレキサンダー モード・ジャズ ヤン・ガルバレク ヤン・ハマー ユセフ・ラティーフ ユッコ・ミラー ラテン・ジャズ ラムゼイ・ルイス ラリー・カールトン ラリー・コリエル ラルフ・タウナー ランディ・ブレッカー ラーズ・ヤンソン リッチー・バイラーク リトル・フィート リンダ・ロンシュタット リー・コニッツ リー・モーガン リー・リトナー ルー・ドナルドソン レア・グルーヴ レイ・ブライアント レイ・ブラウン レジェンドなロック盤 レッド・ガーランド レッド・ツェッペリン ロイ・ハーグローヴ ロック ロッド・スチュワート ロニー・リストン・スミス ロバート・グラスパー ロン・カーター ローランド・カーク ローランド・ハナ ワン・フォー・オール ヴィジェイ・アイヤー ヴィンセント・ハーリング 上原ひろみ 僕なりの超名盤研究 北欧ジャズ 古澤良治郎 吉田拓郎 向井滋春 和ジャズの優れもの 和フュージョンの優秀盤 四人囃子 国府弘子 増尾好秋 夜の静寂にクールなジャズ 大江千里 天文 天文関連のジャズ盤ジャケ 太田裕美 寺井尚子 小粋なジャズ 尾崎亜美 山下洋輔 山下達郎 山中千尋 敏子=タバキンBB 旅行・地域 日本のロック 日本男子もここまで弾く 日記・コラム・つぶやき 日野皓正 書籍・雑誌 本多俊之 松岡直也 桑原あい 欧州ジャズ 歌謡ロック 深町純 渡辺貞夫 渡辺香津美 米国ルーツ・ロック 英国ジャズ 荒井由実・松任谷由実 西海岸ロックの優れもの 趣味 阿川泰子 青春のかけら達・アーカイブ 音楽 音楽喫茶『松和』の昼下がり 高中正義 70年代のロック 70年代のJポップ

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

カテゴリー