Date/Time


2026年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

2026年6月24日 (水曜日)

美しき女性ジャズ・ファンクです

1960年代終盤、大手レコード会社の傘下に入ったブルーノートは、いわゆる、売らんが為の「明らかに聴き手に迎合した、売れ筋を意識した、ライトで聴き易いジャズ」の制作に舵を切る。イージーリスニング志向の「ファンキー&ソウル・ジャズ」、そして「軽快で優しいジャズ・ファンク」なアルバムを制作する。そんな中の、イージーリスニング志向の「ファンキー&ソウル・ジャズ」ど真ん中なアルバム。

Bobbi Humphrey『Flute-In』(写真左)。1971年9月30日、10月1日の録音。ブルーノートの4379番。ちなみにパーソネルは、Bobbi Humphrey (fl), Lee Morgan (tp), Billy Harper (ts), George Devens (vib, marimba, perc), Hank Jones, Frank Owens (p, el-p), Gene Bertoncini (g), George Duvivier (b), Gordon Edwards (el-b), Jimmy Johnson, Idris Muhammad (ds), Ray Armando (conga)。

米国のジャズ・フルート奏者ボビー・ハンフリーのデビュー・アルバム。当時21歳だった彼女の瑞々しくファンキーなフルートプレイが堪能できる、ソウル・ジャズ/ジャズ・ファンクの好盤。音の作りが、「明らかに聴き手に迎合した、売れ筋を意識した、ライトで聴き易いジャズ」であり、イージーリスニング志向の「ファンキー&ソウル・ジャズ」である。
 

Bobbi-humphreyflutein

 
彼女の才能を見出したトランペット奏者のリー・モーガンをはじめ、テナーサックスのビリー・ハーパー、ピアノに、ハンク・ジョーンズ、ドラムは、イドリス・ムハマッドといった、ハードバップ時代からの名手ばかり、豪華なメンバーがバックを固めている。ジョージ・バトラーがプロデュース、ウェイド・マーカスが編曲を担当し、70年代ブルーノートの新しいサウンドがこのアルバムに溢れている。

アルバムの内容としては、それぞれの楽曲のスタイルに合わせて「アコースティック主体の正統派ジャズ・チーム」と「エレクトリックを取り入れたファンク・チーム」の2つのセッションに分かれている。ビル・ウィザースの「Ain't No Sunshine」やキャロル・キングの「It's Too Late」、スペイン・ハーレムなどのポップス/ソウルの名曲を軽快なジャズファンク・スタイルでカバーしているところも、ブルーノートの4300番台らしい内容。

「Ain't No Sunshine」は、ビル・ウィザースが同1971年に放った大ヒットソウル曲のカバー。ハンク・ジョーンズの美しいピアノと、イドリス・ムハマッドの重厚なドラムをバックに、哀愁漂うフルートのメロディが際立つ名演。「It's Too Late」は、キャロル・キングの名盤『つづれおり』に収録されたポップス史に残る名曲のカバー。ゴードン・エドワーズのエレキベースが効いた、軽快でグルーヴィな16ビート・ジャズファンクに仕上がっている。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!
 
★ AORの風に吹かれて 

『AirPlay』(ロマンチック) 1980

★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
 記事をアップ。

★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
 の記事をアップ。
 
Matsuwa_billboard
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から15年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

2026年5月26日 (火曜日)

スタイグのスピリチュアルな音

ジャズ・フルートの概念を覆す革新的な奏法と、ヘヴィでファンキーなグルーヴが融合した、スタイグのキャリアを代表する傑作の一枚。コルトレーンが標榜した、エモーショナルでフリーキーな吹奏による「スピリチュアル」なジャズを踏襲した雰囲気の「スタイグの考えるスピリチュアル・ジャズ」の音世界が、この盤に蔓延している。

Jeremy Steig『Wayfaring Stranger』(写真)。1970年2月11日、NYの「A&R Studios」での録音。ブルーノートの4354番。ちなみにパーソネルは、Jeremy Steig (fl), Eddie Gómez (b), Sam Brown (g :track 3), Don Alias (ds, perc :tracks 1–4)。ジャズ・フルートの鬼才、ジェレミー・スタイグの6枚目のリーダー作になる。ピアノやキーボードをあえて排除した「コードレス」な変則カルテット編成。

スタイグは、フルートを吹きながら同時に声を出す「ハミング奏法(マルチフォニック)」や、激しいタンギング、オーバードライブ気味のブレス音など、特殊奏法を駆使している。クラシック的な美しさとは無縁な、ロックやブルースにも通じる野生的なトーンが特徴。この野性的なトーンが、スピリチュアルな雰囲気を増幅している。

スタイグのジャズ・フルートの概念を覆す革新的な奏法での、フリーキーでスピリチュアルな展開を阻害しない、ピアノやキーボードをあえて排除した「コードレス」な変則カルテット編成。そして、フルートの「避けられない音の細さ」を阻害しないフルート一本のフロント。管楽器などを入れたフロント複数管編成にしたら、フルートの細い音が飛んでしまう。
 

Jeremy-steigwayfaring-stranger  

 
LP時代のA面の「In The Beginning」「Mint Tea」「Wayfaring Stranger」の3曲は、スタイグの考えるフリーキーでスピリチュアルなジャズ・ファンクと伝統の再解釈(アメリカの伝統的なフォーク・民謡を、スタイグ独自の視点で再解釈を。そして、LP時代のB面、「Waves」「All Is One」「Space」の3曲は、エディ・ゴメスとの濃密な対話。このアルバムは、緻密に分けられた2つの表情を持っていることが分かる。

エディ・ゴメスのベース、ドン・アライアスのドラム&パーカッションのリズム&ビートが凄まじい。この2人のリズム隊があるからこそ、ふろんとのスタイグは安心して、フリー&スピリチュアルな、ジャズ・フルートの概念を覆す革新的な奏法でのフルートを吹きまくることができる。

また、本作ではスタイグのフルートが何層にも重なって聴こえる場面があるが、これは当時の最先端技術であるマルチ・トラック(多重録音)を活用し、彼自身が演奏を重ねて独特のサイケデリックな音響空間を作り出している。管楽器とフロントを分け合うと、フルートの音が負ける。といって、フルート一本だと如何にもフロントの音が細くなる。その難点をこのフツーとの多重録音でカバーしている。

そういう意味で、この盤は、ブルーノートの4300番台には珍しい、純ジャズ志向の、当時のトレンディな演奏形態であるフリー&スピリチュアル・ジャズを志向したプロデュース&アレンジがしっかりとなされた、メインストリーム志向の純ジャズなアルバムに仕上がっている。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!
 
★ AORの風に吹かれて 

 ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

  ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

 ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
  の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から15年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

2026年3月10日 (火曜日)

アーティステックなCTI盤です。

CTIレーベルは、クロスオーバー&フュージョン・ジャズの中心となったレーベル。総帥プロデューサー、クリード・テイラーの下、意欲的&挑戦的なニュー・ジャズから、硬派でメインストリームなクロスオーバー・ジャズ、イージーリスニング志向のフュージョン・ジャズまで、1970年代のジャズのトレンドを網羅したレーベルである。

Hubert Laws『Live At Carnegie Hall』(写真左)。1973年1月12日の録音。CTI 6025番。ちなみにパーソネルは、Hubert Laws (fl), Bob James (el-p), Gene Bertoncini (g), Ron Carter (b), Billy Cobham, Freddie Waits (ds), Dave Friedman (vib), Dave Miller (bassoon), Don Sebesky (arr)。ジャズ・フルート奏者の雄、ヒューバート・ロウズのカーネギー・ホールでのライヴである。

カーネギー・ホールでのライヴということを意識したのだろうか。アカデミックかつ、アーティスティックなクロスオーバー・ジャズが展開される。これがCTIレーベルからリリースされたサウンドか、と初めて聞いた時は、LPのレーベルを秘密の喫茶店のレコードプレイヤーまで見に行ったくらいだ。

CTIレーベルは、時々、こんな硬派でメインストリームな、内容のあるクロスオーバー・ジャズをリリースする。この盤もそうで、ヒューバート・ロウズという、ジャズ・フルートの代表格の演奏が前面に押し出され、アーティスティックなアレンジに乗ったクロスオーバー・ジャズが展開される。
 
Hubert-lawslive-at-carnegie-hall
 
演奏曲からしてアーティスティック。チック・コリアの「Windows」とジェイムス・テイラーの「Fire and Rain」のメドレー、そしてバッハの「パッサカリア ハ短調」。ジャズとクラシックの間を効果的に行き来するジャズ・フルート奏者、ヒューバート・ロウズの個性と特徴が良く判る演奏曲のチョイスである。

ドン・セベスキーのアレンジが優れている。収録された難曲、ジャズの即興演奏とオーケストラの洗練さを融合させるのに難度の高い秀曲を、セベスキーは、ロウズのフルートの演奏表現をベースに、ジャズの即興演奏、ロックのリズム、オーケストラのテクスチャを効果的に融合させている。このアレンジが、ロウズのフルートを引き立て、アーティステックなクロスオーバー・ジャズを実現させている。

バックのミュージシャンの演奏も白眉。ロウズのフルート、セベスキーのアレンジを十分に理解し、極上のクロスオーバー・サウンドで、このアーティステックなクロスオーバー・ジャズを、更にその高みに引き上げている。

CTIレーベルなんて、甘々のフュージョン・ジャズばかりなんでしょ、なんて、聴かず嫌いで敬遠していると、1970年代ジャズのトレンドと特徴の半分を聴き逃すことになる。まあ、1970年代ジャズなんて、聴くに及ばず、とするなら、いざ仕方なし。でも、1970年代ジャズを理解する上で、CTIレーベルのカタログは避けて通れないと僕は思う。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から14年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 

2025年7月31日 (木曜日)

ダブル・フルートの異色の好盤

ベツレヘムは1953年、株のディーラーだったガス・ウィルディという人物とプロ・ドラマーだったジェームズ・クライドがNYにて設立した「ポップスのシングルを扱うレーベル」。しかし、設立の翌年、1954年には早々にジャズ専門レーベルへと衣替え。

このレーベルの一番の特色は、米国の東海岸と西海岸の両方にオフィスを構え、偏ること無く、双方のジャズマンのリーダー作をリリースしたこと。ハードバップ期の黒人中心の東海岸ジャズと、白人中心の西海岸ジャズを偏ること無くピックアップし、記録していった珍しいジャズ・レーベルといえます。カタログを見渡せばそれがハッキリ判る。

活動期間は1953~61年と短いのだが、ちょうど、ハードバップ初期から60年代のハードバップ多様化が始まった頃まで、ハードバップ期をほぼ網羅した活動期間なのも興味深い。今回、このベツレヘム・レーベルのアルバムの中から、最近、聴いた盤の中から何枚か、記事にしてご紹介したい。

『Herbie Mann & Sam Most Quintet』(写真)。1955年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Herbie Mann, Sam Most (fl), Joe Puma (g), Jimmy Gannon (b), Lee Kleinman (ds)。ハービー・マンとサム・モストの2フルートがフロント、ジョー・ピューマのギター、ジミー・ギャリソンのベース、リー・クラインマンのドラムの、ピアノレスのギター・リズム・セクションがバックに控えている。
 

Herbie-mann-sam-most-quintet

 
ダブル・フルートのフロントは、珍しくも素敵な組みあわせ。どちらのフルートもその力量は高く、しかも、同等でなければ、ダブル・フルートのフロントは実現しない。ハービー・マンとサム・モスト、両者とも当時25歳、甲乙付けがたい、テクニック&歌心溢れるフルートで、このダブル・フルートのフロントは成功している。

2本のフルートが流麗。スタンダード中心の選曲で、明るくスイングするフルートが躍動的だが、喧しくは無い。耳に心地良い。とにかく、バトルもので無いのが良い。2本のフルートが、魅力的なユニゾン&ハーモニーを奏で、魅力的なアドリブ・パフォーマンスを繰り広げる。2本のフルートが奏でるアンサンブル。これがこの盤を「異色盤」として、格調の高いものにしている。

バックの、ジョー・ピューマのギター、ジミー・ギャリソンのベース、リー・クラインマンのドラムの、ギターメインのリズム・セクションもなかなか良いサポートをしていてグッド。特にジョー・リピューマは、ところどころで「おっ」と思う、小粋なバッキングを展開する。ダブル・フルートには、ギターメインのリズム・セクションが良く似合う。

ベツレヘムには、こういった、他の有名ジャズ・レーベルには無い「異色盤」が多々あるのが、レーベルの個性。セッションで採用するジャズマンの中に、ほぼ無名のジャズマンを上手く活用するのも、レーベルの特徴。この『Herbie Mann & Sam Most Quintet』は、その好例だろう。異色の好盤です。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年4ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 

2025年7月 5日 (土曜日)

音は悪いが、好盤の『Nirvana』

以前、このアルバムは、エヴァンス・トリオについては、ベースがラファロからイスラエルズに代わって、バンドのグレードが一段落ちたとか、ラファロを失って、エヴァンスのピアノは暗くて不調だとか、評論家筋からとかく評判が悪く、確かにちょっと暗めのジャケットと相まって、ジャズを本格的に聴き始めた、ジャズ者初心者の頃は触手が伸びなかった。

Herbie Mann and The Bill Evans Trio『Nirvana』(写真左)。1961年12月8日、1962年5月4日の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Herbie Mann (fl), Chuck Israels (b), Paul Motian (ds)。ビル・エヴァンスが、ベースのスコット・ラファロを事故で失った後、チャック・イスラエルズを迎えて結成したトリオの旗揚げ盤。フロントにファンキー・フルートの名手、ハービー・マンが参加している。

が、それから10年ほど経って、思い切って聴いてみたら、なんとなかなかの内容の良さで、以前の悪評は何だったんだ、と咄嗟に思った。恐らく、冒頭の2曲、「Nirvana」「Gymnopedie」が、エヴァンス・トリオとして、耽美的/印象派的志向な演奏の側に目一杯に振れた演奏で、この静的で墨絵の様な音の淡い広がりがメインのスローな演奏が、「暗い、不調」と曲解されたのだろう。
 

Herbie-mann-and-the-bill-evans-trionirva

 
逆に、ファンキー&ソウルフルなフルートのハービー・マンが、耽美的/印象派的志向なフルートにチャレンジした好演奏として、高く評価して良いパフォーマンス。バックのエヴァンス・トリオの演奏は淀みが無く、ハービー・マンのフルートを好サポートで支えている。特に、イスラエルズのベースが、ソリッドで歯切れの良いフレーズで印象的。全編に渡って、イスラエルズのベースは、ラファロのベースと比べて遜色無い、と僕は見ている。

3曲目「I Love You」から「Willow Weep for Me」「Lover Man」のスタンダード曲、そして、ラストのマン作の「Cashmere」については、エヴァンス・トリオは、メリハリ、ビートが効いたバップな演奏で、フロントのファンキー&ソウルフルナなハービー・マンのフルートを盛り立てている。

ピアノの音が割れていたり、ドラムの音の切れ味が不足していたり、と録音に何かと問題のある盤ではあるが、それはオーディオ的に評価すると「減点ポイント」ではあるが、バンド演奏のパフォーマンスを聴き取るという点ではあまり問題にはならない。この盤は、耽美的/印象派志向のフルートと、バップなフルートを吹きまくるハービー・マンと、イスラエルズを迎えた、新しいエヴァンス・トリオの「伴奏上手」を聴く盤だろう。オーディオ的な評価には目を瞑りたい。良いアルバムです。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 

2025年1月 7日 (火曜日)

ロウズを心ゆくまで愛でる盤

CTIレーベルのアルバムを聴き直している。CTIレコードは、クロスオーバー&フュージョンの代表的レーベル。イージーリスニング・ジャズ志向のエレ・ジャズが多く、特に「ソフト&メロウ」な音の味付けがなされたフュージョン盤は、硬派なジャズ者の方々から毛嫌いされている(笑)。

だが、今の耳で聴き直しても、その内容、演奏テクやアレンジ、は充実している。1970年代を代表するジャズのスタイル、クロスオーバー&フュージョンの良いところが満載である。

Hubert Laws『The Chicago Theme』(写真左)。1975年1-4月の録音。ちなみにパーソネルは、以下の通り。どうも、当時のクロスオーバー&フュージョンのアルバムは、登場人物が多くて困る。

Hubert Laws (fl, arr), Randy Brecker (tp), Michael Brecker (ts), David Sanborn (as), Bob James (key, arr, cond), Don Grolnick (p, clavinet), Joe Beck, George Benson, Eric Gale, Richie Resnicoff, Phil Upchurch (g), Doug Bascomb, Ron Carter (ac-b), Stanley Clarke (el-b), Steve Gadd, Andrew Smith (ds), Ralph MacDonald (perc)。バックにストリングスが入る。

リーダーは、フルート奏者のヒューバート・ロウズ。ジャズ・フルート奏者として頭角を現したのが、1960年代半ば。活躍したジャンルとしては、イージーリスニング志向のファンキー・ジャズ。いわゆる1970年代のクロスオーバー&フュージョン・ジャズに直結した音作りをしていて、純ジャズ者、ハードバップ至上主義のジャズ者の方々からは、全く注目されない存在。
 

Hubert-lawsthe-chicago-theme

 
しかし、ロウズのフルートはかなりのレベルで、ジャズ・フルート奏者の中では上位の、歴代のジャズ・フルート奏者の中ではベスト3の中に位置するくらいの「ジャズ・フルートのバーチュオーゾ」である。

そんなロウズが、ボブ・ジェームスのアレンジに乗って、クロスオーバー&フュージョン志向のCTIサウンドに包まれて、極上のファンキー&ソウルフルなフルートを吹き続ける。ロウズのフルートは、クラシック仕込みでテクニックは上々、歌心は抜群、ウォームで芯のあるファンキー&ソウルフルなフルート。

加えて、この盤では、バックのリズム隊が結構強力で、タイトでファンクネス漂うリズム&ビートが実に心地良い。そんなリズム隊とロウズのファンキー&ソウルフルなフルートが絡みまくって、こってこてファンクに、キメにキメる「I Had A Dram」。フィリー・ソウルの名曲、スタイリスティックスの「You Make Me Feel Brand New」や、マリア・マルダーのヒット曲「Midnight At The Oasis」のカヴァーが格好良い。

そして、ベタなジャズ・カヴァーで失笑を買いがちな、クラシックの有名曲「Goin' Home」、いわゆるドヴォルザークの「家路」であるが、これがまあ、ボブ・ジェームスの秀逸なアレンジで、思いっきりソウルフルなジャズ・ファンク曲にカヴァーされている。これだけ、思いっきりソウルフルなジャズ・ファンク曲にアレンジされた、ドヴォルザークの「家路」は聴いたことが無い。

ストリングスのバックも耳につかず、良いアレンジを施されて良好。CTIレーベルのアルバムの中でもちょっと地味な存在ですが、ロウズのフルートを心ゆくまで愛でるには最適なアルバムの一枚です。ロウズのみならず、クロスオーバー&フュージョン・ジャズの佳作です。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました! 

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.08.24 更新

  ・イタリアン・プログレの雄「PFM」のアルバム紹介と
   エリック・クラプトンの一部のアルバム紹介を移行しました。

 ★ 松和の「青春のかけら達」

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』の
   記事をアップ。
 

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4 

2024年10月 7日 (月曜日)

60年代後半の「新しいジャズ」

1960年代半ば以降、ビートルズをはじめとするロック・ミュージックの台頭によって、ジャズのシェアは下降線を辿り始めた。一般聴衆は、聴き易く分かり易く適度な刺激のある「ロック&ポップス」を好んで聴くようになる。ジャズは「古い時代の音楽」として、その人気は徐々に衰え始めていた。

一方、ジャズは多様化の中で、ハードバップから派生した大衆志向なファンキー&ソウル・ジャズ、そして、ハードバップの反動から派生した難解なフリー・ジャズ、と両極端な深化を遂げつつあった。が、ファンキー&ソウル・ジャズは、ハードバップを基本としている為、8ビートを採用しても、全体のリズム&ビート自体が、ロック&ポップスと比べて「古い」。ましてや、フリー・ジャズは聴き手を選び、その聴き手は少数だった。

ジャズ界の一部は、これではいかん、と「新しいジャズ」の追求を始める。その一つが、聴き易さと分かり易さと適度な刺激を追求した、ロック&ポップスとジャズとの融合を前提とした「クロスオーバーなイージーリスニング・ジャズ」である。その牽引役を担ったのが「A&Mレコード」。

Soul Flutes『Trust In Me』(写真左)。1968年の作品。A&Mレコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、以下の通り。

Herbie Mann, Hubert Laws (fl), ”Soul Flutes Ensemble & Piccolo” George Marge, Joel Kaye, Romeo Penque, Stan Webb (fl), Herbie Hancock (p, org,harpsichord), Paul Griffin (org), Bucky Pizzarelli, Eric Gale (g), Henry Watts (vib, marimba), Eric Gale, Herbie Hancock (kalimba), Ron Carter (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (perc), Don Sebesky (arr), Creed Taylor (prod)。プロデュースは「クリード・テイラー」。
 
Soul-flutestrust-in-me

 
おそらく、ジャズ・フルートの名手であるハービー・マンが、当時アトランティックと契約していた為、プロデューサーのクリード・テイラーは、ジャケットとライナーからマンの名前を完全に省き、ハービー・マンとヒューバート・ロウズ、この二人のフルートの名手と「Soul Flutes Ensemble & Piccolo」の4人を「Soul Flutes」という名義で、この『Trust In Me』をリリースしている。つまり、実質上のリーダーは「ハービー・マン」。

内容はグループ名の通り、フルートがメインの「クロスオーバーなイージーリスニング・ジャズ」。シンプルでファンキーなフルートのアンサンブルが心地良い響き。マンとロウズのソウルフルなフルートの流麗な吹き回しが印象的。ドン・セベスキーのアレンジが実に効果的。ユルユルの心地良い響きが満載の、分かり易く聴き心地の良い、どこか官能的な「クロスオーバーなイージーリスニング・ジャズ」。

哀愁感溢れるメロウなボサノバ曲「Bachianas Brasileiras」、マンとロウズが絶妙なユニゾン&ハーモニーを奏でる「Cigarettes & Coffee」など、南国を想起させる、流麗で官能的なアレンジ。S&Gのフォーク・ポップス「Scarborough Fair」、ハリー・ベラフォンテの「Day-O(バナナ・ボート)」など、当時流行のポップス曲も、優れたアレンジで、洒落て趣味の良いカヴァー演奏に仕立て上げられている。

旧来のハードバップ・ジャズとは、完全に一線を画した「新しいジャズ」の響き。こうやって、振り返って聴き直すと、このクリード・テイラーが目指した、聴き易さと分かり易さと適度な刺激を追求した「クロスオーバーなイージーリスニング・ジャズ」は、それまでのジャズとは全く異なるものであることが判る。ジャズのマナーに則ったインストがメインの「新しいジャズ」。

聴き易さと分かり易さと適度な刺激を追求した、ロック&ポップスとジャズとの融合。それがこの「新しいジャズ」。これが、後のクロスオーバー&フュージョン・ジャズの興隆に繋がっていく。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.08.24 更新

    ・イタリアン・プログレの雄「PFM」のアルバム紹介と
   エリック・クラプトンの一部のアルバム紹介を移行しました。

 ★ 松和の「青春のかけら達」

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年6ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

2024年5月14日 (火曜日)

ハービー・マンのヒット作ライヴ

ジャズの世界で、ソロ演奏にあんまり向かないフルートを専門楽器に、数々の名演を残した、ジャズ・フルート演奏家の一人がハービー・マン。

フルートという楽器は、音色が甘く、音の強弱・濃淡がつけにくくて、演奏の幅とバリエーションが限定されてしまう傾向にあり、ジャズの世界では、あんまり、ソロ演奏に向かない楽器。

ただし、フルートは、息をちょっと強く吹くことで、エモーショナルで、ファンキーな音色を出すことができる。この「エモーショナルで、ファンキーな」フルートの音色の特性を最大限に活かして、コテコテの「ファンキー&ソウル・ジャズ」で勝負したのが、ハービー・マンである。

『Herbie Mann at the Village Gate』(写真左)。1961年11月17日、NYのライブ・スポット「ヴィレッジ・ゲイト」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Herbie Mann (fl), Hagood Hardy (vib), Ahmed Abdul-Malik (b), Ray Mantilla (conga, perc), Chief Bey (african-ds and perc), Rudy Collins (ds)。冒頭1曲目の「Comin' Home Baby」にだけ、作曲者のBen Tucker (b) が追加で入っている。

この邦題『ヴィレッジ・ゲイトのハービー・マン』は、僕がジャズを本格的に聴き始めた1970年代後半、マンの圧倒的な「代表的名盤」とされていた。しかし、僕は、ジャズを本格的に聴き始めた頃は、担当楽器が「フルート」というだけで敬遠。このライヴ盤を初めて聴いたのは、1990年代に入ってから。代表的名盤というだけに、ワクワクしながらCDプレイヤーのスイッチを押した。

と、冒頭の「Comin' Home Baby」のイントロから「あれれ」。静かなベース・ソロから始まり、抑制の効いたドラムが加わる。出てくるリズム&ビートは、熱量は温和、雰囲気は爽やかなファンキー・ビート。録音年は1961年、まだ、ファンキー・ジャズの「ノリノリの娯楽性」は発展途上だった様である。

聴く前は、ホットでノリノリなコテコテのファンキー・ジャズをイメージしていたのだが、意外と大人しくて温和な、聴きやすくて爽やかなファンキー・ジャズが出てきたので、ちょっと戸惑う。
 

Herbie-mann-at-the-village-gate

 
マンのソロも、そこはかとなくファンキーではあるが、熱量は温和、雰囲気は爽やかで聴きやすいフルートを吹き進める。そう、この『ヴィレッジ・ゲイトのハービー・マン』に入っているファンキー・ジャズって、熱い演奏、思いっきりノリノリのコッテコテなファンキー・ジャズではなくて、どこか爽快感溢れる、聴き心地の良い、イージーリスニング志向のファンキー・ジャズでなのだ。

しかし、続く、有名スタンダード曲の「Summertime」におけるハービー・マンのフルートが凄い。演奏の雰囲気は、そこはかとなくファンキーではあるが、熱量は温和、雰囲気は爽やかで聴きやすいファンキー・ジャズなのだが、そんな爽やかなファンキー・ビートに乗って、マンのフルート・ソロが炸裂する。

特に、アドリブ展開におけるマンのフルートのパフォーマンスは絶品。マンのフルートの実力を遺憾無く発揮している。この「Summertime」の存在が、この盤をマンの代表作の一枚としている、と言い切って良いくらいの絶品パフォーマンス。

ラストの、これも有名スタンダード曲の「It Ain't Necessarily So」については、約20分弱の長尺ライヴ・パフォーマンスなんだが、真ん中あたりで、長々とベース・ソロが流れる。これが、音が小さくて、ベース音が聴き取り難く、ノリも良くない。

録音年は1961年なので、エレべはまだ一般的で無く、アコベ一本で、コッテコテなファンキー&ソウルフルなベース・ソロを展開するのは無理がある。この部分の冗長さが惜しい。ここはちょっと短く編集した方が良かったと思う。

この『ヴィレッジ・ゲイトのハービー・マン』は、マンの圧倒的な「代表的名盤」、ファンキー・ジャズの「代表的名盤の一枚」とされているが、マンのジャズ・フルートとしてのパフォーマンスが優れているが、ファンキー・ジャズとしては、ちょっと物足りなさが残る。

しかし、このライヴ盤はヒットした。そして、マンは、「エモーショナルで、ファンキーな」フルートの音色の特性を最大限に活かして、コテコテの「ファンキー&ソウル・ジャズ」を推し進めていく。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

2024年5月13日 (月曜日)

マンの傑作盤『Glory Of Love』

フュージョン・ジャズの源はどの辺りにあるのだろう。僕は、1960年代後半、A&Mレコードの諸作が、その源の一つだと思っている。

A&Mレコードは、元々は1962年にハーブ・アルパートとジェリー・モスが設立したレコード・レーベル。ジャズのジャンルについては、ファンキー&ソウル・ジャズのエレ化をメインに、当時、ポピュラーな楽曲のカヴァーなど、ポップでジャジーなフュージョン・ジャズの先駆けな音作りで人気を獲得した。

Herbie Mann『Glory Of Love』(写真左)。1967年7, 9, 10月の録音。ちなみにパーソネルは以下の通り。

Herbie Mann (fl), Hubert Laws (fl, piccolo), Ernie Royal, Burt Collins (tp, flh), Benny Powell (tb), Joseph Grimaldi (sax), Leroy Glover (p, org), Paul Griffin (p), Roland Hanna (org), Jay Berliner, Eric Gale (g), Ron Carter (b), Herb Lovelle, Grady Tate (ds), Teddy Sommer (vib, perc), Ray Barretto, Johnny Pacheco (perc), Earl May (b), Roy Ayers (vib)。

手練れの豪華絢爛なパーソネル。予算をしっかり充てた充実の録音セッション。出てくる音は、エレトリック&8ビートなファンキー&ソウル・ジャズ。アニマルズがヒットさせたポップス曲「The House of the Rising Sun」や、レイ・チャールズがヒットさせたソウル曲「Unchain My Heart」など、当時の流行曲を見事なアレンジでカヴァーしている。
 

Herbie-mannglory-of-love

 
ポップス曲のカヴァーと聞くと、イージー・リスニング志向のジャズか、と思うのだが、このマンのA&M盤は、演奏自体が実にしっかりしている。リズム&ビートは、切れ味良く、ジャジーでソウルフルでファンキー。このリズム・セクションのリズム&ビートはとても良く効いている。

そのジャジーでソウルフルでファンキーなリズム&ビートに乗って、ハービー・マンのソウルフルなフルートが、爽やかなファンクネスを湛えて飛翔する。「In and Out」でのヒューバート・ローズとのダイアローグはとても楽しげ。フランシスレイの「Love is stronger far than we」では、ムーディーなマンのフルートが印象的。この盤でのマンのパフォーマンスは素晴らしい。

当時のA&Mレコードのジャズについては「質の高いリラックス出来るBGM」がコンセプト。しかし、このマンのA&M盤はBGMどころか、イージー・リスニング志向のエレ・ジャズでも無い、ソウルフルでファンキーなコンテンポラリー・ジャズとして成立している優れた内容。

アルバム全体を覆う適度なテンション、切れ味の良いジャジーでソウルフルでファンキーなリズム&ビート。マンを始めとするソウルフルなフロント隊の演奏。この盤には、1960年代前半から進化してきた、ファンキー&ソウル・ジャズの成熟形を聴くことが出来る。ハービー・マンの傑作の一枚であり、最高傑作と言っても良いかもしれない。

クリード・テイラーの優れたプロデュースの下、アレンジも良好、録音はルディ・バン・ゲルダー手になる「良好な音」。この盤がほとんど忘れ去られた存在で、廃盤状態が長く続いている。実に遺憾なことであるが、最近、ストリーミングで聴くことが出来るようになったみたいで、これは喜ばしいことである。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

2023年1月25日 (水曜日)

フルート主役のジャズ・ファンク

ジャズ・ファンクにジャズ・フルートをマッチさせた、ジャズ・フルートのレジェンドの一人「Hubert Laws(ヒューバート・ロウズ)」。その最初のアルバムと思われる『Romeo & Juliet』以降、フュージョン・ジャズ全盛期、1970年代後半から1980年代円半、ロウズは「ソフト&メロウなジャズ・ファンク」志向をメインとする。

Hubert Laws『Family』(写真)。1980年の作品。ちなみにパーソネルは、Hubert Laws (fl, piccolo), Nathan East (b), Leon Ndugu Chancler (ds), Chick Corea, Bobby Lyle (key), Earl Klugh (g), David T. Walker (g) Debra Laws (vo) 等、そこにストリングスがバックに入る。ロウズの「ソフト&メロウなジャズ・ファンク」の代表盤。

内容的には、ライトでアーバンな雰囲気の「ソフト&メロウなジャズ・ファンク」。演奏全体に漂うファンクネスとグルーヴ感が半端ない。とにかく聴いていて自然と足が動き、腰が動く(笑)。そんなグルーヴィーなフュージョン・ジャズ満載で、これまでカヴァーからサンプリング・ネタに至るまで幅広い世代に支持され、特に、フリーソウル、ヒップ・ホップ方面から再評価の高い1枚である。

冒頭はクラシック曲のカヴァー「Ravel's Bolero」から始まるので「あれ〜っ」と思うのですが、この「ラベルのボレロ」も意外とファンキーでライトなグルーヴ感が漂う「ジャズ・ファンク仕様」。クラシックにも精通するロウズならではの選曲であり演奏であるかも、と意外と納得して次の曲にいく。
 

Hubert-lawsfamily

 
次曲「What a Night」から「ソフト&メロウなジャズ・ファンク」に突入。この曲はサンプリング・ソースとしても人気のソフト&メロウなフュージョン・ジャズ。ミディアム・テンポの曲調にロウズのフルートが心地良く吹き進む。続いて「Wildfire」は、ファンキーなブラジリアン・フュージョン。疾走感が半端ない。ネイザン・イーストのベース・ラインが決まっている。

そして、極めつけは、やはり、タイトル曲の「Family」。ロウズの妹、デボラ・ロウズの魅力的なヴォーカルをフューチャーした、アーバンな雰囲気溢れる、ソフト&メロウなディスコ・フュージョン。フリーソウル・クラシックとしても人気の楽曲で、カヴァーやサンプリング・ソースの扱い多数。

あと「Memory of Minnie (Riperton) 」は、ゲスト参加のチック・コリアのピアノ・ソロが秀逸。そして、ラストの「Say You're Mine」は、バラードと思わせておいて、一気にファンキー・モードへ突入する、こってこての「ジャズ・ファンク曲」。

この盤、ジャケットが赤ん坊の写真をあしらったものなので、家庭で流せる優しいイージーリスニング・ジャズな盤なのか、という印象を持つんですが、とんでもない(笑)。中身は、アーバンで、むっちゃファンキーでグルーヴ感溢れる「ソフト&メロウなジャズ・ファンク」が満載。ジャケットに惑わされずに、フルートがメインのジャズ・ファンクを堪能して下さい。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて        

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ    【New】 2022.12.06 更新。

   ・本館から、プログレのハイテク集団「イエス」関連の記事を全て移行。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 

   ・四人囃子の『Golden Picnics』
 
Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から11年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 
 

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

_Blue Noteの100枚 _ECMのアルバム45選 _この盤のドラムを聴け! _この盤のピアノを聴け! _こんなアルバムあったんや _ながら聴きのジャズも良い _クリスマスにピッタリの盤 _コンテンポラリーな純ジャズ _ジャケ買い「海外女性編」 _ジャズ・ギターの名演 洋楽編 _ジャズ喫茶で流したい _トランペットの隠れ名盤 _ビッグバンド・ジャズは楽し _ビートルズのカヴァー集 _ピアノ・トリオの代表的名盤 _フェンダー・ローズを愛でる _フュージョン・ジャズの優秀盤 _僕なりの超名盤研究 _和ジャズの優れもの _和フュージョンの優秀盤 _夜の静寂にクールなジャズ _音楽喫茶『松和』の昼下がり A&Mレーベル AOR Argo & Cadetレーベル Atlanticレーベル Bethlehemレーベル Blue Note 1500番台 Blue Note 4000番台 Blue Note 4100番台 Blue Note 4200番台 Blue Note 4300番台 Blue Note 4400番台 Blue Note 85100 シリーズ Blue Note LTシリーズ Blue Noteレーベル Candidレーベル CTIレーベル DD・ブリッジウォーター ECMレーベル Electric Birdレーベル Enjaレーベル Jazz Miles Reimaginedな好盤 Pabloレーベル Pops Prestigeレーベル R&B Riversideレーベル Savoyレーベル Smoke Sessions Records SteepleChaseレーベル T-スクエア The Great Jazz Trio TRIX Venusレコード Yellow Magic Orchestra 「松和・別館」の更新 アイク・ケベック アキコ・グレース アジムス アストラッド・ジルベルト アダムス=ピューレン4 アブドゥーラ・イブラヒム アラン・ホールズワース アリス・コルトレーン アル・ディ・メオラ アントニオ・サンチェス アンドリュー・ヒル アンドレ・プレヴィン アート・アンサンブル・オブ・シカゴ アート・ファーマー アート・ブレイキー アート・ペッパー アーネット・コブ アーマッド・ジャマル アール・クルー アール・ハインズ アーロン・ゴールドバーグ アーロン・パークス イエロージャケッツ イスラエル・ジャズ イタリアン・ジャズ イリアーヌ・イリアス イリノイ・ジャケー インパルス!レコード ウィントン・ケリー ウィントン・マルサリス ウェイン・ショーター ウェザー・リポート ウェス・モンゴメリー ウエストコースト・ジャズ ウォルフガング・ムースピール ウディ・ショウ ウラ名盤 エグベルト・ジスモンチ エスビョルン・スヴェンソン エスペランサ・スポルディング エディ・ハリス エメット・コーエン エリック・アレキサンダー エリック・クラプトン エリック・ドルフィー エルヴィン・ジョーンズ エロール・ガーナー エンリコ・ピエラヌンツィ エンリコ・ラヴァ オスカー・ピーターソン オズ・ノイ オーネット・コールマン カウント・ベイシー カシオペア カーティス・フラー カート・ローゼンウィンケル カーラ・ブレイ ガボール・ザボ キャノンボール・アダレイ キャンディ・ダルファー キング・クリムゾン キース・ジャレット ギラッド・ヘクセルマン ギル・エバンス クインシー・ジョーンズ クイーン クリスチャン・マクブライド クリス・ポッター クリフォード・ブラウン クルセイダーズ クレア・フィッシャー クロスオーバー・ジャズ グラント・グリーン グレイトフル・デッド グローバー・ワシントンJr ケイコ・リー ケニーG ケニー・ギャレット ケニー・ドリュー ケニー・ドーハム ケニー・バレル ケニー・バロン ゲイリー・バートン ゴンサロ・ルバルカバ ゴーゴー・ペンギン サイケデリック・ジャズ サイラス・チェスナット サザンロック サド・ジョーンズ サム・ヤヘル サム・リヴァース サンタナ サン・ラ・アーケストラ ザ・バンド シェリー・マン シダー・ウォルトン シャイ・マエストロ シャカタク ジェイ & カイ ジェイ・ジェイ・ジョンソン ジェフ・テイン・ワッツ ジェフ・ベック ジェラルド・クレイトン ジェリー・マリガン ジミ・ヘンドリックス ジミー・スミス ジミー・ヒース ジム・ホール ジャキー・マクリーン ジャコ・パストリアス ジャズ ジャズの合間の耳休め ジャズロック ジャズ・アルトサックス ジャズ・オルガン ジャズ・ギター ジャズ・テナーサックス ジャズ・トランペット ジャズ・トロンボーン ジャズ・ドラム ジャズ・バリトン・サックス ジャズ・ピアノ ジャズ・ファンク ジャズ・フルート ジャズ・ベース ジャズ・ボーカル ジャズ・レジェンド ジャズ・ヴァイオリン ジャズ・ヴァイブ ジャック・デジョネット ジャン=リュック・ポンティ ジュニア・マンス ジュリアン・ラージ ジョエル・ロス ジョシュア・レッドマン ジョナサン・ブレイク ジョニ・ミッチェル ジョニー・グリフィン ジョン・アバークロンビー ジョン・コルトレーン ジョン・コルトレーン on Atlantic ジョン・コルトレーン on Prestige ジョン・スコフィールド ジョン・テイラー ジョン・マクラフリン ジョン・ルイス ジョン・レノン ジョーイ・デフランセスコ ジョージ・ケイブルス ジョージ・デューク ジョージ・ハリソン ジョージ・ベンソン ジョー・サンプル ジョー・パス ジョー・ファレル ジョー・ヘンダーソン ジョー・ロヴァーノ ジーン・アモンズ スタッフ スタンリー・タレンタイン スタン・ゲッツ スティング スティング+ポリス スティービー・ワンダー スティーヴ・カーン スティーヴ・ガッド スティーヴ・キューン ステイシー・ケント ステップス・アヘッド スナーキー・パピー スパイロ・ジャイラ スピリチュアル・ジャズ スムース・ジャズ スリー・サウンズ スーパーサックス ズート・シムス セシル・テイラー セロニアス・モンク ソウル・ジャズ ソウル・ミュージック ソニー・クラーク ソニー・スティット ソニー・ロリンズ ソロ・ピアノ タル・ファーロウ タンジェリン・ドリーム ダスコ・ゴイコヴィッチ チェット・ベイカー チック・コリア チック・コリア(再) チャーリー・パーカー チャーリー・ヘイデン チャールズ・ミンガス チャールズ・ロイド チューリップ テッド・カーソン テテ・モントリュー ディジー・ガレスピー デイブ・ブルーベック デイヴィッド・サンボーン デイヴィッド・ベノワ デオダート デクスター・ゴードン デニー・ザイトリン デュオ盤 デューク・エリントン デューク・ジョーダン デューク・ピアソン デヴィッド・ボウイ デヴィッド・マシューズ デヴィッド・マレイ トニー・ウィリアムス トミー・フラナガン トリオ・レコード ドゥービー・ブラザース ドナルド・バード ドン・チェリー ナット・アダレイ ニルス・ラン・ドーキー ネイティブ・サン ネオ・ハードバップ ハロルド・メイバーン ハワード・マギー ハンク・ジョーンズ ハンク・モブレー ハンプトン・ホーズ ハービー・ハンコック ハービー・マン ハーブ・アルパート ハーブ・エリス バディ・リッチ バド・シャンク バド・パウエル バリー・ハリス バーニー・ケッセル バーバラ・ディナーリン パット・マルティーノ パット・メセニー ヒューバート・ロウズ ビッグ・ジョン・パットン ビリー・コブハム ビリー・チャイルズ ビリー・テイラー ビル・エヴァンス ビル・チャーラップ ビル・フリゼール ビル・ブルーフォード ビートルズ ファラオ・サンダース ファンキー・ジャズ フィニアス・ニューボーンJr フィル・アップチャーチ フィル・ウッズ フォープレイ フランク・ウエス フランク・シナトラ フリー フリー・ジャズ フレディ・ローチ フレディー・ハバード ブッカー・アーヴィン ブッカー・リトル ブライアン・ブレイド ブラッド・メルドー ブランフォード・マルサリス ブルース・スプリングスティーン ブルー・ミッチェル ブレッカー・ブラザーズ プログレッシブ・ロックの名盤 ヘレン・メリル ベイビー・フェイス・ウィレット ベニー・グリーン (p) ベニー・グリーン (tb) ベニー・ゴルソン ペッパー・アダムス ホレス・シルバー ホレス・パーラン ボサノバ・ジャズ ボビー・ティモンズ ボビー・ハッチャーソン ボビー・ハンフリー ボブ・ジェームス ボブ・ブルックマイヤー ポップス ポール・サイモン ポール・デスモンド ポール・ブレイ ポール・マッカートニー マイク’・スターン マイケル・ブレッカー マイルス( ボックス盤) マイルス(その他) マイルス(アコ)改訂版 マイルス(アコ)旧版 マイルス(エレ)改訂版 マイルス(エレ)旧版 マックス・ローチ マッコイ・タイナー マハヴィシュヌ・オーケストラ マルグリュー・ミラー マル・ウォルドロン マンハッタン・ジャズ・5 マンハッタン・ジャズ・オケ マンハッタン・トランスファー マーカス・ミラー ミシェル・ペトルチアーニ ミルト・ジャクソン モダン・ジャズ・カルテット モンティ・アレキサンダー モード・ジャズ ヤン・ガルバレク ヤン・ハマー ユセフ・ラティーフ ユッコ・ミラー ラテン・ジャズ ラムゼイ・ルイス ラリー・カールトン ラリー・コリエル ラリー・ヤング ラルフ・タウナー ランディ・ブレッカー ラーズ・ヤンソン リッチー・バイラーク リトル・フィート リンダ・ロンシュタット リー・コニッツ リー・モーガン リー・リトナー ルー・ドナルドソン レア・グルーヴ レイ・ブライアント レイ・ブラウン レジェンドなロック盤 レス・マッキャン レッド・ガーランド レッド・ツェッペリン ロイ・ハーグローヴ ロック ロッド・スチュワート ロニー・リストン・スミス ロバート・グラスパー ロベン・フォード ロン・カーター ローランド・カーク ローランド・ハナ ワン・フォー・オール ヴィジェイ・アイヤー ヴィンセント・ハーリング 上原ひろみ 北欧ジャズ 古澤良治郎 吉田拓郎 向井滋春 四人囃子 国府弘子 増尾好秋 大村憲司 大江千里 天文 天文関連のジャズ盤ジャケ 太田裕美 寺井尚子 小粋なジャズ 尾崎亜美 山下洋輔 山下達郎 山中千尋 敏子=タバキンBB 旅行・地域 日本のロック 日本男子もここまで弾く 日記・コラム・つぶやき 日野皓正 書籍・雑誌 本多俊之 松岡直也 桑原あい 欧州ジャズ 歌謡ロック 深町純 渡辺貞夫 渡辺香津美 米国ルーツ・ロック 英国ジャズ 荒井由実・松任谷由実 西海岸ロックの優れもの 趣味 阿川泰子 青春のかけら達・アーカイブ 音楽 高中正義 70年代のロック 70年代のJポップ

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

カテゴリー