2019年12月 8日 (日曜日)

ジョン・レノンの39回目の命日

今年の12月8日を迎えた。ジョン・レノンの39回目の命日である。あの日はまだ僕は大学生。大学の生協のラジオとテレビで訃報に接した。なぜか、ジョンは撃たれても死なない、と思い込んでいたので、本当に亡くなったと知った時には、大ショックだったし、世の中の不条理というものを生まれて初めて思い知った瞬間でもあった。

しかし、もう39年も前のことになるのか。思わず感慨深いものがある。しかし、マスコミについても、ネットの反応についても、最近は「ジョンの命日」は、あまり話題にならなくなったように感じる。全く見知らぬ人物に、全く理由も無く、いきなり撃たれ、命を奪われるのである。どう考えても不条理であり、あってはならないことだ。

しかし、今、米国ではこの「不条理」が無くなるどころか、不定期に発生しては世界にその悲しい出来事が流れている。暗殺、無差別な銃撃、テロなど、後を絶たない。もはや「ジョンの命日」など、珍しいイベントでは無くなったのかもしれない。そういうことを考えながら、ジョンのアルバムを聴きつつ、静かに「ジョンの命日」を過ごしている。

John Lennon『Imagine』(写真左)。1971年のリリース。ジョンの名盤中の名盤とされる。僕は若い頃、このタイトル曲「Imagine」の歌詞が「ありえない、とても空想的」に聞こえて、この盤については暫く敬遠していた時期がある。しかし、先ほど述べた「不条理」を撲滅するには、これしかないのでは、と達観したのが50歳台に入ってからである。
 
 
Imagne  
 
 
今ではこのアルバム、ジョンのアルバムの中でも、一番のお気に入りになっているのだから、自分のことながら「ええ加減な奴」やなあ、なんて思ったりしている。この盤、バック・バンドもシンプルな個性で、アルバム全編に渡ってシンプルなロックになっていて、ジョンのボーカルがメッセージが明確に伝わる内容になっている。特に、リンゴのドラミングが素晴らしい。
 

Imagine there's no Heaven It's easy if you try
No Hell below us Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...

Imagine there's no countries It isn't hard to do
Nothing to kill or die for And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say I'm a dreamer But I'm not the only one
I hope someday you'll join us 
And the world will be as one

John Lennon 「Imagine」より抜粋


今年も、謹んでジョンの冥福を祈りたい。
 
 
 
 
東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2018年12月24日 (月曜日)

ブルース・ロックなクリスマス盤

この3連休は忙しかった。実家の婆ちゃんが体調不良にて、急遽、様子を見に行きがてら、いろいろと手筈を付ける。そして、何か忘れてるなあ、と思っていて、フッと年賀状を作るのを忘れていたのに気がついた。急遽、実家から舞い戻って、年賀状作りに没頭。ということで、この3連休、バーチャル音楽喫茶『松和』の活動は全面ストップでした。

で、年賀状を作り終えて、やっとこさ、音楽が落ち着いて聴ける。そう言えば、今日はクリスマス・イヴだった。もうこの歳になると、クリスマス・イヴもへったくりも無いのだが、近くの大手ショッピングセンターへの道はどこも渋滞、行き交う家族連れはみなケーキかチキンのボックスを抱えていて、やっぱりクリスマス・イヴかなあ、ということで、今日はクリスマス・ソングを聴くことに。

で、この歳になると、普通のクリスマス・ソングなど、こっぱずかしくて聴けない。なんか小粋で渋いクリスマス・ソング盤はないのかなあ、と探していたら、ありました、ありました。Eric Clapton『Happy Xmas』(写真左)。今年のクリスマスに合わせてリリースされた、ブルース・ロックのレジェンド、エリック・クラプトンのクリスマス・ソング盤である。1970年代からクラプトンを聴き続けて来た者にとっては、なんか「仰け反り」たくなる。今更、クラプトンがクリスマス・ソングでもないだろう、と。
 

Happy_xmas  

 
でも、長年、クラプトン者をやってきた自分については、やっぱり、一度は聴きたくなる。裏切られた気分になっても、だ。で、思い切って聴いてみた。ら、これがまあ、小粋で渋いクリスマス・ソング集になっている。有名なクリスマス・ソングをバリバリのブルース・ロック風にアレンジしているのだ。もともと、クリスマス・ソングって、ブルース・ロック風にアレンジし易いコード進行をしているのだが、まさか、クラプトンがこれをやってのけるとは思わなかった。

とにかくヘビーで渋くてブルージー。スローハンド・クラプトンなエレギは渋い音を響き渡らせ、ブルージーなクラプトンのボーカルがこれまた渋い。一言で言うと「大人のクリスマス・ソング盤」ですな。特に冒頭の「ホワイト・クリスマス」は絶品。ビング・クロスビーの歌唱が定番なんだが、このヘビーなブルース・ロック風のアレンジもありやなあ、と思わず感心しました。「きよしこの夜」はちょっとやり過ぎかな。聴いていて、ちょっと赤面します(笑)。

しかし、クラプトンのボーカルは渋いなあ。この渋い低音のクラプトンのボーカルが、甘々なクリスマス・ソングをちょっとビターで硬派なブルース・ロックに仕立てていて、そこにクラプトンのブルージーでヘビーなギターが絡めば、もうそこは「クラプトンの音世界」。ジャズの合間の耳休めに格好のブルース・ロック盤です。「Merry Christmas」。

 
 
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2017年11月 4日 (土曜日)

「クラプトンのスワンプ」の確立

半年で解散してしまった「Blind Faith(ブラインド・フェイス)」。クラプトンは、デラニー&ボニーのツアーに帯同。当時、デラニー&ボニーの演奏するスワンプ・ロックにいたく感動。デラニー・ブラムレットをプロデューサーに起用して、初のソロ盤の制作に踏み切る。

『Eric Clapton』、邦題『エリック・クラプトン・ソロ』。1970年のリリース。参加メンバーは、Stephen Stills (g), Leon Russell (p), Bobby Whitlock (org), Carl Radle (b), Jim Gordon (ds), Jim Price (tp), Bobby Keys (sax), Tex Johnson (per), Rita Coolidge, Sonny Curtis, Jerry Allison (backing vocals)。当時、スワンプ・ロックに手を染めたロック・ミュージシャンがズラリと参加している。

このソロ盤で、クラプトンは初めて、リード・ボーカルを本格的に担当している。プロデューサーのデラニー・ブラムレットに強く進められたのが切っ掛け、とのこと。しかし、このソロ盤では、クラプトンのボーカルは、まだ自信が持てていないのか、とても頼りない。ただし、内容は良い。以後のクラプトンのスタイルを彷彿とさせるレイドバックした雰囲気が、この盤でほぼ確立されている。
 

Eric_clapton_solo  

 
スワンプでな軽快なインスト曲「Slunky」。米国ルーツ・ミュージック風のホーン・アレンジとゴスペル風のコーラスが効いた「Lonesome and a Long Way from Home」。アコギのカッティングが粋でコーラスが美しい「Easy Now」。のどかな雰囲気が漂う、メロディアスな「Lovin' You Lovin' Me」。クラプトンのボーカルはイマイチでも、スワンプの香りがプンプンする。

そして、秀逸なナンバーが以下の3曲。クラプトンのボーカルのこの3曲については、なかなか健闘している。アップ・テンポのクラプトンらしさが漂う秀曲「After Midnight」。ソウルフルなボーカルが印象的な「Blues Power」。そして、この盤のラストを飾る名曲「Let It Rain」。クラプトンのボーカルも申し分無く、クラプトンとしてのスワンプ・ロックが、この3曲から聞いて取れる。

クラプトンのボーカルは発展途上ではあるが、後の優れたボーカルが期待出来る、ボーカリストとしての才能の萌芽は十分に確認出来る。そして、クラプトンのスワンプ・ロックの個性が確立し、次の展開が期待出来る内容になっている。次の展開とは、デレク&ザ・ドミノスの結成。この盤に参加したデラニー&ボニーのバック・バンドをごっそり引き抜いて、新バンドを結成する。クラプトンは意外と「悪」である(笑)。

 
 

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2017年10月21日 (土曜日)

アートなグラム盤『The Slider』

1970年代前半、グラムロック(gram rock)のブームがあった。魅惑的であることを意味する英語の「glamorous」の「glam」を取ってのネーミング。「中性的なファッションや振る舞いを施し、単純で原始的なビートやキャッチーなサウンドをみせていたのがグラムロック」(Wikipadiaより引用)。

僕の中学時代である。親父の仕事の関係で岡山にいた。深夜ラジオに填まりだした頃で、小さなトランジスタラジオで、大阪の放送、ヤンリクやヤンタン、そして、東京のオールナイトニッポンを聴いていた。パーソナリティーのトークも楽しみなんだが、流れてくるシングル・レコード、特に英米ポップス&ロックに魅了された。

そんな中、意外とグラムが好きだった。特に、マーク・ボラン率いる「T. Rex」が大好きで、「T. Rex」のシングルがかかるとワクワクした。「T. Rex」とは、英国のグラムロック・バンド。1947年生まれのマーク・ボランがリーダー。グラムロックの大ブームの中心にいたバンドである。僕は、1970年代初頭、岡山の片田舎でグラム・ロックにどっぷり填まった。

そんな「T. Rex」、アルバムを聴くようになったのは高校時代。僕は親父の仕事の関係で大阪にいた。そして、かの「映研」にて、どっぷりとロックに填まっていた。中学時代から「T. Rex」が好きだった、とカミングアウトしたら、翌日、かのMu先輩がこのアルバムを貸してくれた。T. Rex『The Slider』(写真)。1972年の作品。
 

Trex_slider

 
「T. Rex」名義のオリジナル盤は9枚あるが、僕はこの『The Slider』が一番好きだ。リフ一発勝負の楽曲ばかりであるが、これが全く以て「癖になる」。リフ一発勝負なんで「躁状態」の曲ばかりがと思いきや、T.Rexの場合、楽曲によって「陰影」がある。躁状態の楽曲と鬱状態の楽曲があって、これが程良くブレンドされて、バンド・サウンドが立体的に表現されているアルバムがこの『The Slider』だと僕は感じている。

「Metal Guru」とか「Telegram Sam」なんていうキャッチーな楽曲は明らかに「躁状態」。天下無敵のリフ一発勝負で、爆発的なエネルギーを秘めた極上のグラム。かと思いきや、「Mystic Lady」や「The Slider」のちょっと影のある曲は「鬱状態」。この収録された楽曲の「陰影」がこのアルバムの特徴で、グラムは単純、という評価を一掃する。

単純に「T. Rex」のヒット曲を、つまり「躁状態」の楽曲だけを聴きたければ『Great Hits』を選盤すれば良いのだが、これだけでは「T. Rex」の真の姿を見極めることは出来ないだろう。常々、グラムはアートだと思っているが、アーティスティックな「T. Rex」を感じるには『The Slider』は最適な盤だろう。単純な「リフ一発勝負野郎」ではないことが判る。

ジャケット写真については、当時、リンゴ・スターの撮影と思われていたが、実はトニー・ヴィスコンティの撮影だったなんて、伝説の一部が現実に引き戻される話もあったが、それでも、このジャケットに残されたマーク・ボランのアップはアーティスティック。派手なグラムの裏に潜む「寂寞感」を表しているようで、今でも見る度にしみじみとする。

 
 

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2017年9月30日 (土曜日)

高校時代の10cc盤の思い出

もう今から40年以上にもなるのか〜、と感慨に耽る時がある。特に、この夏から秋の季節。高校時代には様々な印象的な思い出がギッシリ詰まっている。少し涼しい風が吹き始める晩夏の夕暮れから、この涼しい空気に入れ替わる初秋のちょっと物寂しい雰囲気は、時に心をセンチメンタルにさせる。

僕がロックを聴き始めたのは高校1年生の夏。それまでは米国と英国のポップスがメイン。ロックはシングル曲を聴く程度でアルバムを聴き込む様なことは全く考えもしなかった。が、である。高校1年生の夏、映画を制作すべく、先輩達によって企てられた映画研究部の夏合宿の夜。僕は生まれて初めてロックのアルバムを聴かせて貰った。これが「はまった」。それから、ロック小僧一直線である。

ロックのアルバムについては、先代部長Nさんに色々教えて貰った。Nさんとは音に対する感覚が良く似ていて、Nさんの面白い、とするアルバムはどれもが気に入った。他の先輩、同期の部員連中が「これはちょっとなあ」というアルバムについても、Nさんと二人で良く聴かせて貰った。当時、映研の部室には近くの電気屋で譲ってもらったボロいステレオがあった。これでガンガン聴くのである。

10cc『The Original Soundtrack』(写真左)。1975年の作品。このアルバムもN先輩が映研に持ち込んだ。当時、N先輩は高校3年生、受験勉強真っ只中な筈なんだが、気分転換と言いながら、良く映研の部室に遊びに来ていた。そして、入手したアルバムをカセットにダビングして、聴かせてくれるのだ。これがすごく楽しみだった。この盤は1975年の7月の始めだったかと記憶している。

この『The Original Soundtrack』は、ロック・オペラ「パリの一夜」で始まるコンセプト・アルバム。「架空の映画のサウンドトラック」という10ccらしい風変わりな設定で制作されている。僕はこのアルバムで初めて「カンタベリー系プログレの雰囲気」を体験した。意外と日本人の感覚では受け入れられ難い面があるのだが、N先輩と僕は、一時、ドップリはまった。
 

The_original_soundtrack

 
冒頭、8分40秒の大作「パリの一夜 - Une Nuit a Paris' 」の戯曲風のパフォーマンスが、どうにも他の先輩、同期の部員連中には合わない。Mu先輩などは「よ〜判らん」と部室から出て行き、同期のロック女子は「なにこれ〜」と顔を曇らせて帰っていった。しかし、である。

まず、10ccとして、この戯曲風のロック・パフォーマンスが秀逸であり面白い。N先輩とは「ここが面白い」とか「これどうやって音出してるんや」なんて、ワイワイ盛り上がりながら聴いていた。サウンドエフェクトも素晴らしく「10ccの英国職人気質、ここに極まれり」と言った雰囲気にも感銘を受けた。

そして、である。この戯曲風のロック・パフォーマンスから、2曲目のスローテンポな情緒溢れる名曲「I'm Not in Love」にガラッと音世界の雰囲気が変化するところが絶品なのだ。加えて、この「I'm Not in Love」の曲自体が素晴らしい。ロックがこれだけ情緒的な音世界を表現出来るとは思わなかった。初めて聴かされた時は、暫く絶句して口がきけなかった。

10cc『The Original Soundtrack』は、映研の先代部長N先輩の思い出が詰まっている。初めて聴いた時、僕があまりに感激していたので、N先輩がダビングして持ち込んだカセットをそのままプレゼントして貰った。

家に帰って、徹夜して繰り返し聴いたのを覚えている。やはり1曲目「パリの一夜」から「アイム・ノット・イン・ラヴ」へ、音世界がガラッと変化するところは、未だにスリリングで、ゾクッとする瞬間。永遠の好盤である。

 
 

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2016年11月 6日 (日曜日)

モントローズって知ってる?

先週の後半、帰阪していました。久し振りに高校時代の友人と語らい合っていると、当時、聴いていた音楽をふと思い出したりします。懐かしさにつられて、往き帰りの新幹線の中で、懐かしい盤を聴き込みました。今日はそんな中の2枚をご紹介。

米国のハードロック・バンドに「モントローズ(Montrose)」というバンドがありました。1970年代半ばに差し掛かる頃、ハードロックやプログレッシブ・ロックなど、ロックは英国主導。米国のロックはまだまだ、という時代。そんな中で、いきなりこの「モントローズ」が出現しました。

確か、1974年の冬だと記憶していますが、高校の映研の先輩Muさんが持ち込んだファーストアルバム『Montrose』(写真左)が最初の出会いです。邦題『ハード・ショック』、1973年の作品です。米国らしい、あっけらかんとした表裏の無い、ストレートなハードロックが見事でした。印象的なギターリフも満載で、このファースト盤は、当時の映研でヒットしました。

もともとこのバンド、セッション・ギタリストのロニー・モントローズを中心に結成されたバンドで、バンド名はリーダーのラストネームを取ったシンプルなもの。米国では大勢しませんでした。このデビュー盤の『Montrose』も全米133位と振るいませんでした。しかし、日本では意外と受けたようです。今でもこのモントローズというバンド名を懐かしく思い出す年配のロック者の方々が結構多くいます。
 

Montrose

 
このファースト盤は米国ハードロックの基本形としてもよいでしょう。この盤には、よくよく振り返って見れば、米国ハードロックのクラシック・ナンバーが何曲も収録されています。後の有名バンドに結構カバーされていて、彼らが如何に偉大な成果を残したか、がよく判ります。

僕はこのデビュー盤の『Montrose』と、ラストアルバムとなった4枚目の『Jump On It』(写真右)を良く聴きます。『Jump On It』は、ハードロック一辺倒のデビュー盤の雰囲気から、メロディアスな面、AORな面を少し織り込んで、ポップなハードロックに仕上がっています。爽快感が溢れ、ハードロックな面もしっかりとベースにあって、意外と印象に残る好盤です。この盤も全米118位と振るいませんでしたが、米国ハードロックの好盤だと思います。再評価が望まれますね。

この『Jump On It』、ジャケットがとっても印象的(笑)。デザインは、かのヒプノシスが担当しているんですが、女性の股間をアップにした写真を使用したもの。このジャケット見たさに、様々な友人達が映研の部室に来たもんです。

モントローズ。米国ではもしかしたらマイナーな存在かもしれませんが、日本では米国ハードロックの祖として、70年代ロック者を中心に「レジェンドなバンド」のひとつとして評価されています。日本人のロックの耳もなかなかなものだと、ちょっと胸を張れる「モントローズ」です。

 
 

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2016年7月30日 (土曜日)

Led Zeppelinの最強ライブ盤

週末は「ジャズの合間の耳休め」。今日は1970年代ロックの話題を。
  
あの『BBC SESSIONS』が、ジミー・ペイジ監修による最新リマスターに、8曲の未発表音源をボーナス・ディスクに収録した、CD3枚組の完全版『THE COMPLETE BBC SESSIONS』として登場!、との報が流れた。

1970年代のロックの中で、一番好きなバンド名を挙げろ、と言われたら「Led Zeppelin(略称Zep)」の名を挙げる。それほど、僕の1970年代ロックのアイドルであった。部屋の天井に等身大のポスターを貼って、夜な夜な寝る時に眺めていた位である(笑)。この完全版『THE COMPLETE BBC SESSIONS』リリースの報を受けた、フッとZepのライブ盤を聴きたくなった。

Led Zeppelin『The Song Remains the Same』(写真)。1970年代当時、僕達、リアルタイムにZepを体験した世代にとって、Zepのライブ盤は唯一これしか無かった。邦題は『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』。1976年10月22日発売。今でも覚えている。当時、高校三年生。受験勉強真っ只中な頃なのに、予約しておいて発売日当日に買いに走った(笑)。

元々は、1973年7月27日から29日にかけて、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで録音されたものを編集ものである。このアルバム収録曲は3日間の各テイクを活用して緻密な編集が行なわれているが、オーバー・ダビングはほとんど行なわれていないことが判明している(Wikipediaより)。LP時代の収録曲は以下の通り。僕達、リアルタイムにZep体験した世代にとって、この収録曲、この収録順が一番味わい深い。

A面 
1. ロックン・ロール - Rock and Roll  
2. 祭典の日 - Celebration Day
3. 永遠の詩 - The Song Remains the Same
4. レイン・ソング - The Rain Song
B面
1. 幻惑されて - Dazed And Confused
C面
1. ノー・クォーター - No Quarter  
2. 天国への階段 - Stairway to Heaven
D面
1. モビー・ディック - Moby Dick  
2. 胸いっぱいの愛を - Whole Lotta Love
 
 
 Songremains_lp_us_front

 
とりわけ、LPのA面の4曲の流れは筆舌に尽くしがたい。何度繰り返し聴いたかしれない。そして、全編に渡って聴き込むに従って、やはり、ジミー・ペイジのエレギは「三大ロックギタリスト」の称号に相応しい素晴らしさであることを再認識する。とにかく、ペイジのリフが素晴らしい。圧倒的な「リフの帝王」である。これほど、格好良くて印象的なリフを叩き出せるギタリストは他にいない。

そして、改めてやっぱりこの人がZepの要なんだな〜、と再認識するのが、ジョン・ポール・ジョーンズ(愛称ジョンジー)のベース。CDになってリマスターされて、ジョンジーのベースラインが聴き取り易くなったお陰なんだが、ジョンジーのベースの音、ベースのラインは凄い。当時の他のロック・ベーシストと比較して、そのテクニックは抜きん出ている。当時は明らかに「過小評価」されていたことを改めて感じる。

キーの下がったロバート・プラントのボーカルと少し元気の無い感じのジョン・ボーナムのドラミングが気がかりではあるが、もともとこのライブ盤は、Zepのコンサート映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』のサウンドトラックであることを考えると、仕方の無いことではある。それよりもライブのプラントの歌声、ボンゾのドラミングが聴ける喜びの方が大きかった。

やっぱりZepは最強のロック・バンドだと思った。何と言っても、いろいろと課題はあれど、サウンドトラックでありながら、このライブ盤でのZepのパフォーマンスは圧倒的だった。

2007年、未発表であった曲を追加収録し、さらにリミキシングとリマスターを施したリイシュー盤(日本版では『最強盤』とタイトルが追加されている)がリリースされた。しかし、僕達、リアルタイムにZep体験した世代にとって、LP時代のオリジナルな収録曲、収録順が一番、味わい深く聴き応えがある。やはりリアルタイムで経験したが故であろう。

 
  

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2016年7月24日 (日曜日)

プリンスは隅に置けない存在

ちょっと栃木路の山奥を彷徨っていて、昨日はブログはお休みしました。北関東は梅雨寒な日々で、山背の影響をもろに受けて、5月下旬辺りの陽気。涼しいというより「寒い」状況で、夜などは、毛布を引きずり出して、思いっきりくるまって寝ました。

今日の昼過ぎに千葉県北西部地方に帰り着いて、週末の我が「ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログ」は「ジャズの合間の耳休め」。今日は1980年代以降のロックの中から「プリンス」を選択。

さて、生前のマイルス・デイヴィスがたいそう評価していた若手ロック・ミュージシャンが「プリンス(Prince)」。1982年の頃だったか、彼が自らのバックバンドを「ザ・レヴォリューション」と名付けた頃、僕はプリンスを意識した。

それまでに無いロック。音のイメージがブルージーであり、ブラコンであり、ジャジーであり、ロックである。黒人が発展させてきたR&Bを基本とする音作りに、ハウスやユーロの味付けを加味しつつ、他の黒人主導で発展してきたジャンル、例えばジャズやブルースの音を融合させる、そんなプリンスの音は斬新だった。

そんなプリンスのアルバムはどれもが優秀であり、唯一無二である。しかし、そんなプリンスのアルバムの中で、僕が今もって感慨深く聴き直すことの出来るアルバムが、1984年リリースの『Purple Rain』(写真左)と、1987年リリースの『Sign o' the Times』(写真右)。
 

Prince

 
『Purple Rain』は、プリンスが主演の同名映画のサウンドトラックであるが、一枚のオリジナル・アルバムとして捉えても、全く遜色ないサウンドトラックで、僕は、プリンスが主演の同名映画の存在を全く知らず、このアルバムは純粋に「オリジナル・アルバム」として聴いて「感動した」。

展開のスケールが大きく、音の広がりが尋常では無い。その音世界は「ブルージーであり、ブラコンであり、ジャジーであり、ロック」。加えて、その頃のロックの音の流行となりつつあった、ハウスやユーロの味付けも底に漂わせつつ、グルーブを強調する音作りりは独特であり個性的。

そして、その音世界のピークを捉えたアルバムが『Sign o' the Times』。プリンス通算9作目の2枚組み超大作。このアルバムは何と表現して良いのか、プリンスの才能が飽和状態になって成熟しきって、もう次の瞬間、朽ち果てていってしまいそうな、そんな成熟したが故に危うさも秘めた大傑作アルバムである。

時代を越える音作りとは言い切れないところはあるが、明らかにプリンスの個性が超越している。唯一無二、誰にも真似されない、フォロワーを一切生まない独特の個性。そんな独特の個性がこのアルバムに詰まっている。その感覚は「プログレ的」ですらある。

プリンスは、今年2016年4月21日に他界した。享年57歳。早すぎる死であった。僕にとって彼は「隅に置けない存在」だった。彼は1958年生まれ。実は僕と同じ歳、同級生になる。同い年の死は辛い。とても辛い。冥福を祈るだけである。僕はこの2枚のアルバムを聴きながら、冥福を祈るだけである。

 
 

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2016年7月 9日 (土曜日)

理知的なロック小僧である証

週末は「ジャズの合間の耳休め」。今日は、今を去ること40年ほど前、インテリな高校生を中心に人気のあった英国ロック・バンドについて語りましょう。

当時のこのバンドの紹介文句がこれ。「結成は1969年。1970年にバンド名と同タイトルのアルバムによってデビューし、翌年のメロディ・メーカー誌のブライテスト・ホープ部門にてNo.1に選出された、期待のツイン・ギター・バンド」。

そのバンド名は「Wishbone Ash(ウィッシュボーン・アッシュ)」。当初メンバーは、Andy Powell, Ted Turner (g), Martin Turner (b), Steve Upton (ds)。パウエルとターナーの双頭リード・ギター、いわゆる「ツイン・リード・ギター」が特徴のバンド。

このツイン・ギターは、プログレッシヴ・ロックやフォーク、クラシックに強い影響を受けており、ブルースに影響を受けていた当時の他のギター・バンドとは一線を画していた。ここがポイントで、僕の高校時代、このウィッシュボーン・アッシュは、ディープ・パープルやグランド・ファンク・レイルロード命のロック野郎とは違った、勉強の出来るインテリなロック野郎の御用達バンドだった。

僕もこの「プログレやフォーク、クラシックに強い影響を受けたツイン・ギター」が殊の外お気に入りで、このツイン・ギターの特徴が良く出たアルバム、特にこの2枚が大のお気に入りで、最近になっても良く聴く。

Wishbone Ash『Argus(百眼の巨人アーガス)』と『There's the Rub(永遠の不安)』。括弧内は邦題になる。『百眼の巨人アーガス』は1972年、『永遠の不安』は1974年のリリースになる。但し『永遠の不安』については、ツイン・ギターの初期メンバー、テッド・ターナーがローリー・ワイズフィールドに代わっている。しかし、その音楽性については全く変化していない。この2枚のアルバムでのツイン・ギターは素晴らしいの一言。
 

Wishbone_ash

 
『百眼の巨人アーガス』は『ロック名盤』なる本に必ずといってその名前が挙がる、ウィッシュボーン・アッシュの代表作。とりわけ「Blowin' Free」「The King Will Come」「Warrior(戦士)」「Throw Down the Sword(剣を棄てろ)」でのツイン・ギターは筆舌に尽くしがたい素晴らしさ。

結果的に「コンセプチュアルなアルバム」に仕上がったらしいが、幻想的で神話的な物語性を暗示するの曲のタイトル、各楽曲の演奏が物語性を秘めたドラマティックな展開と併せて『百眼の巨人アーガス』の最大の魅力が、アルバム全体に漂う神話的な物語性にあることは間違い無い。ここが堪らなく良いのだ。加えて、ヒプノシスのジャケットも幻想的で申し分無い。

『永遠の不安』は、テッド・ターナーがローリー・ワイズフィールドに代わった後の作品だが、このアルバムでのツイン・ギターのパフォーマンスも素晴らしい。ビル・シムジックによるプロデュース。このアルバム以降、米国市場を意識した音作りに転換を始めたとされるが、このアルバムではまだ、従来のウィッシュボーン・アッシュの音世界がしっかりと維持されている。それでも、米国フォーク・ロックの香りが仄かに漂うところがご愛嬌。

しかし、英国ロックの「夕暮れ時の黄金色の哀愁」をしっかりと引き摺った「Persephone(永遠の女神)」はシングル・カットされヒット。そして、ラストの2曲「Lady Jay」と「F.U.B.B.」のツイン・ギターについては素晴らしいの一言。特に10分弱の長尺の大曲「F.U.B.B.」のインスト・パートの展開の素晴らしさは今の耳にもポジティブに響く。このアルバムもヒプノシスのジャケットが印象的。

今を去ること40年ほど前、このウィッシュボーン・アッシュを聴き親しんでいることが、理知的で通なロック小僧である証だった。特に『百眼の巨人アーガス』と『ライブ・デイト』は必須アイテムで、この2枚のアルバムをLPとして所有していることが重要とされた。僕達の高校時代の「長閑なエピソード」の一つである。

 
 

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2016年6月25日 (土曜日)

ジャズの合間のハードなエレギ

ジャズをずっと聴いていて、ちょっと「耳休め」したくなる時がある。そう言う時はキッパリとジャズと別れる。そして、大体は70年代ロックが70年代Jポップのアルバムに走ることがほとんど。しかも、メリハリのあるハッキリとしたロックやJポップが良い。

高校時代からハードなエレギの好盤として聴き親しんでいるアルバムが何枚かある。ジャズの合間の耳休めに最適。大学時代、ジャズを聴き始めて以降、ジャズに聴き疲れた耳を、度々このエレギ盤でリセットしてきた。そのエレギ盤の主とは「ロビン・トロワー(Robin Trower)」。

ロビン・トロワーとは、1945年生まれの英国のブルースロック・ギタリスト。最初のキャリアは、プロコル・ハルムのギタリストであったが、ジミー・ヘンドリックスに出会って以降、「ジミヘン・フォロワー」となった。 

確かに聴けば判るが、トロワーのスタイルは明らかに「ジミヘン」である。しかし、本家ジミヘンのギター・プレイより、シンプルで判り易いところが個性。しかし、トロワーは日本での人気は全くイマイチ。僕はたまたま、高校時代、映画研究部の先代部長Nさんが持ち込んだ、このアルバムによってトロワーを知った。

そのアルバムとは、Robin Trower『For Earth Below』(写真左)。邦題『遥かなる大地』。1975年のリリースになる。この現代絵画的なジャケット・デザインが印象的。アメリカでの人気(全米チャート5位、ゴールド・ディスク獲得)のみならず、本国イギリスでもチャートインした人気盤。
 

Robin_trower

 
明らかにエレギは「ジミヘン・フォロワー」の音がベースだが、ブルース色とファンクネスが色濃く、かつ「端正な凶暴性」が加わる。このエレギの音は、もうトロワーの個性と言っても良いだろう。ジミヘンのフォロワーからスタートして、この3作目のソロ盤にてトロワーは個性を確立した。

そして、この『遥かなる大地』との出会いでロビン・トロワーを知った後、このライブ盤に出会う。『Robin Trower Live!』(写真右)である。1976年のリリース。このライブ盤は、そんなロビン・トロワーのエレギの全てを伝えてくれる好盤である。週六時間は40分そこそこなのだが、このライブ音源に詰まっているエレギの音と迫力は凄い。

もともとはスウェーデンのラジオ番組用に収録された音源らしいが、このライブ音源は音も良く、演奏自体の迫力をダイレクトに伝えてくれる。迫力抜群。このライブ音源のエレギの音を聴くと、確かにジミヘンのフォロワーの音なんだが、それに加えて、トロワーならではの個性が輝いている。

70年代ロックのハードなエレギ好きのマニアの方々なら絶対に気に入る。ジミヘンのフォロワーからスタートして、ブルース色とファンクネス芳しく、ワウワウ・ペダルなど、アナログチックなアタッチメントによる音色が個性的で、アドリブ・フレーズがシンプルで判り易い。ネットでもロック・エレギのマニアの方々には評判の高いライブ盤です。

この2枚のトロワーのアルバムって、ロック・エレギの好盤として、もっと評価されて然るべき内容だと思います。とにかく、トロワーって日本での人気はイマイチ、というか、日本での認知度がかなり低いですからね。でも、我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、ジャズの合間の耳休め盤として今でも大活躍。

 
 

震災から5年3ヶ月。決して忘れない。まだ5年3ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
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