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2026年4月13日 (月曜日)

ライトでポップなロニー・スミス

イージーリスニング志向のジャズ・オルガンの名手、ロニー・スミスが、トランペットのリー・モーガン、トロンボーンのジュリアン・プリースター、テナーサックスのベニー・モーピン、ギターのメルヴィン・スパークス、ドラムのイドリス・ムハンマドと組んだ、セクステット編成。

Lonnie Smith『Turning Point』(写真左)。1969年1月3日の録音。ブルーノートの4313番。ちなみにパーソネルは、Lonnie Smith (org), Lee Morgan (tp), Bennie Maupin (ts), Julian Priester (tb), Melvin Sparks (g), Idris Muhammad (ds)。ロニー・スミスのオルガンがメインの、ファンキー&ソウル・ジャズ志向のジャズ・ファンク。

とてもスッキリした内容のジャズ・ファンク。ファンキー&ソウル・ジャズの雰囲気濃厚なジャズ・ファンクは、緩やかでダンサフル。しかし。踊りまくるというグルーヴではない。イージーリスニング志向のライトでポップなジャズ・ファンクで、ながら聴きに最適なオルガン・ジャズでもある。
 

Lonnie-smithturning-point

 
ロニー・スミスのオルガンは、端正で明瞭。癖がなく、音は真っ直ぐに伸びる。テクニックはそこそこ、しかし、聴き心地は良好。そんなロニー・スミスのオルガンが、アレサ・フランクリンもカヴァーしたドン・コヴェイの「シー・ソー」、レノン=マッカートニーの「エリナー・リグビー」などのポップス曲をカヴァーする。良い雰囲気だ。

途中出てくるトランペットが只者では無い。誰だろうと聴き耳を立てたら、これはリー・モーガンでした。さすがのバイタルでブリリアントなトランペット。そして、切れ味良い、新主流派っぽいテナーが魅力のモウピンのテナー、ソウルフルでR&B志向のエレギが堪らない。このメンバーでのライトでポップなジャズ・ファンク。切れ味良く、輪郭の良いオルガン・ジャズを演出する。

抽象的なジャケット・デザインとは正反対の、正統派で硬派な、ライトでポップなオルガン・ジャズ。ファンキー&ソウル・ジャズ志向の音作りがクール。従来のオルガン・ジャズとはことなる、新しいタイプのオルガン・ジャズ。さすが、オルガン・ジャズに強いブルーノート・レーベルの成果である。
 
 

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