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2026年3月 3日 (火曜日)

モンゴメリー・ブラザーズは良い

モンゴメリー・ブラザーズは、ウェス・モンゴメリー (ギター)、バディ・モンゴメリー (ピアノ、ビブラフォン)、モンク・モンゴメリー (ベース) の兄弟からなる米国のジャズ・ユニット。活動期間は、1950年代後半から1960年代前半。実力のあるユニットだったが、売上と人気いう面では恵まれた方では無かった。

『George Shearing and the Montgomery Brothers』(写真左)。 1961年10月、ロスでの録音。ちなみにパーソネルは、George Shearing (p), Buddy Montgomery (vib), Wes Montgomery (g), Monk Montgomery (b), Walter Perkins (ds), Armando Peraza (bongos, conga), Ricardo Chimelis (bongos, conga, timbales)。

スイング・ピアノの雄、ジョージ・シアリングとモンゴメリー・ブラザースとの共演。当時、ストリングス入りなど、イージーリスニング志向のアルバムばかり制作させられていたシアリングが熱望して実現したセッションの記録らしい。久々の純ジャズのセッションで、シアリングは溌剌とスインギーなピアノを弾いている。

バックを司るモンゴメリー・ブラザースも、ライトで趣味の良いバッキングを繰り広げていて、やはり、さすがに、ウエス・モンゴメリーのギターによるバッキングは味がある。時折、見せるソロもシアリングのピアノに合わせてなのか、スイング風のアドリブ・フレーズを弾き上げていく様は「粋」である。
 

George-shearing-and-the-montgomery-broth  

 
『The Montgomery Brothers in Canada』(写真右)。1961年9月16日、カナダのバンクーバーの「The Cellar」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Buddy Montgomery (vib), Wes Montgomery (g), Monk Montgomery (b), Paul Humphrey (ds)。モンゴメリー・ブラザース+ドラマーのピアノレス、ギター入りのカルテット編成。

モンゴメリー・ブラザースのラストアルバムになる。モンゴメリー・ブラザースの良さを十分に感じさせてくれるライヴ音源で、聴いていて「ジャズっていいなあ、モンゴメリー・ブラザースっていいなあ」と感じさせてくれる小粋な演奏の数々。

典型的なバップは演奏なんだが、どこか洒落た小粋な節回しで洗練された雰囲気が良い。相変わらず、ウエスは好調、バディのヴァイブもモンクのベースを良い感じのパフォーマンス。ハンフリーのドラムも堅実で、モンゴメリー・ブラザース、良いジャズ・ユニットだったと実感する。

この記事で、モンゴメリー・ブラザースの現在、音源入手できるアルバムについては、当ブログの記事化が完了。ウエス・モンゴメリー単体としても、あと一枚を残すのみとなった。しかし、ウエス・モンゴメリーが参加する盤に駄盤無し、ということを改めて感じさせてくれる、モンゴメリー・ブラザースの諸作であった。
 
 

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