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2026年3月31日 (火曜日)

Side-Eyeプロジェクト第2弾

パット・メセニーは、今年71歳。盟友ライル・メイズが2020年に亡くなって、パット・メセニー・グループの活動は停止した。ソロ活動のみに集中して現在に至る。2021年リリースの『Side-Eye NYC(V1.IV)』は、久しぶりに「PMGサウンドに通じるパット」らしい内容で、聴いていてワクワクした。

Pat Metheny『Side-Eye III+』(写真左)。2026年2月のリリース。ちなみにパーソネルは、Pat Metheny (g, syn), Chris Fishman (p, key, org), Daryl Johns (b), Joe Dyson (ds) 以上が、パーマネント・グループ、そして、ゲストに、Brandee Younger (harp), Luis Conte (perc), Vincent Peirani (accordion)。気鋭の若手アーティストを迎えるSide-Eyeプロジェクト待望の第2弾。

良い感じだ。往年のパット・メセニー・グループ(以降PMGと略)のファンの僕としては、満足のSide-Eyeプロジェクトの第2弾である。スタジオ録音としては6年振り。第1弾の『Side-Eye NYC(V1.IV)』以降、アコースティック・ギターがメインの静的、耽美的な「趣味的作品」が続いたので、もう「PMG」サウンドは無いのか、やはり、メイズがいないと駄目なのか、と思っていたので、このアルバムのリリースは嬉しい限り。
 

Pat-methenysideeye-iii  

 
何度も書くが、「PMG」サウンドの復活である。第1弾の『Side-Eye NYC(V1.IV)』はライヴ録音だったので、躍動感が半端なかったが、今回はスタジオ録音。じっくり作り込まれた感がビンビンにする、「今」のPMGサウンドが、この盤に溢れている。やっぱり、メセニーのギター・シンセは良いなあ。このギター・シンセを聴くだけで、頭の中は多幸感で溢れます(笑)。

サウンド的には、往年のPMGサウンドよりも幅が広がっていてグッド。4曲目の「Urban and Western」では、オルガンが良い味を出していて、ゴスペルチックな雰囲気が充満する。2曲目の「Don't Look Down」では、パーカッションが大活躍。今まで無い激しいパーカッション。躍動感半端ない。

フォーキーでネーチャーな、従来のPMGサウンドに、ゴスペルなどのアメリカン・ルーツ、打楽器の多用によるアフリカン・ルーツ。パットの考える「PMG」サウンドは、ワールドワイド志向に拡がりを見せている様に感じる。まだまだ、深化していくのではないか。このアルバムには、PMGサウンドの「今」が詰まっている。
 
 

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