« マルの秀作『The Quest』です。 | トップページ | エリック・ミヤシロを認識する »

2025年12月14日 (日曜日)

クリスマス・ジャズの定盤・1

今年もあと10日でクリスマス・イヴ。しかし、コロナ禍の影響か、コロナが流行した2020年のクリスマスから、テレビとかでクリスマス、クリスマスと騒がないようになって、コロナ禍が明けた後も、例えば今年もテレビやネットで、あまりクリスマス、クリスマスと言わなくなった様な気がしている。まあ、我が国は、基本的に仏教の国。クリスマスを祝うのはキリスト教。今の状態が相応しい、と言えば相応しい、かな(笑)。

Ray Brown Trio 『Christmas Songs With the Ray Brown Trio』(写真左)。1997年12月15-17日、1998年4月27-29日の録音。1999年のリリース。ちなみにパーソネルは、パーソネルは、Ray Brown (b), Geoff Keezer (p), Gregory Hutchinson (ds), ゲストに、Russell Malone (g, track: 4, 6), Ralph Moore (ts, track: 7, 11)。当時のレイ・ブラウン・トリオが伴奏に回ったクリスマス・ソング集。ギターのラッセル・マローン、テナー・サックスのラルフ・ムーアがゲスト参加している。

久々に聴いたんだが良いねえ〜。このクリスマス・ソング集は、僕の大のお気に入りで、購入したのが1999年。以降、クリスマス・シーズンには欠かさず聴いている「クリスマス好盤」。とにかく、レイ・ブラウンのトリオが大活躍。このピアノ・トリオの演奏、伴奏が絶品。そんなピアノ・トリオをバックに、ジャズ・ボーカルの実力者がズラリ、クリスマス・ソングを唄い上げていく。とても、ゴージャズなクリスマス・ソング集。
 
Ray_brown_christmas_songs_2  
 
ディー・ディー・ブリッジウォーターによるシンコペーションとゴスペル調の「Away in a Manger」から始まり、続く、ダイアナ・クラールは「Santa Claus Is Coming to Town」でブルースを奏で、4曲目、エタ・ジョーンズは「It Came Upon a Midnight Clear」をダウンホーム風にアレンジし、そして、6曲目、ケヴィン・マホガニーによる温かくクラシックな「The Christmas Song」を唄い上げる。

ジャズ・ベースのレジェンド、レイ・ブラウンのベースワークが素晴らしいのは当たり前として、とりわけ、ピアノのジェフ・キーザーが素晴らしい。ドラムのグレゴリー・ハッチンソンも確実で柔軟でとても良いドラム。実はこのトリオだけでの演奏もあるのだが、これがまた絶品につぐ絶品揃い。3曲目「God Rest Ye Merry, Gentlemen」、5曲目「Little Drummer Boy」、9曲目「We Wish You A Merry Christmas」、10曲目「O Tannenbaum」の4曲だが、どれも甲乙付けがたい名演の数々。

ラストは、ドラムのハッチンソンがボーカルを担当したラップ・ジャズ「The Christmas Rap」。この盤を初めて聴いた時は、このラップ・ジャズ、ふざけているんとちゃうか、これは蛇足、なんて感じたものだが、今の耳で聴くと、意外と面白くて、これはこれで「ご愛嬌」として楽しく聴ける。歳を取ったのだろうか、音に対する許容量が増えたのだろうか(笑)。これはこれでアリかな(笑)。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.01.07 更新

    ・西海岸ロックの雄、イーグルス・メンバーのソロ盤の
   記事をアップ。

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【New】 2024.01.08 更新

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』
   の記事をアップ。

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。

Never_giveup_4 

« マルの秀作『The Quest』です。 | トップページ | エリック・ミヤシロを認識する »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« マルの秀作『The Quest』です。 | トップページ | エリック・ミヤシロを認識する »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

カテゴリー