Montgomeryland = Far Wes
ウエス・モンゴメリー(Wes Montgomery)のリーダー作については、現在、普通に音源入手出来るものについては、当ブログでほぼ記事にしたと思う。
で、ウエスのディスコグラフィーを見ていると、モンゴメリー・ブラザーズ(Montgomery Brothers)の諸作があるのに気がついた。モンゴメリー・ブラザーズとは、ギターのウェス、ピアノのバディ、ベースのモンクのモンゴメリー兄弟がグループを組んだユニット。
Montgomery Brothers『Montgomeryland』(写真左)。1958年4月18日、1959年10月1日の録音。ちなみにパーソネルは以下の通り。ギターのウェス、ピアノのバディ、ベースのモンクのモンゴメリー兄弟に、サックス1管、ドラムスが入ったクインテット編成。
1958年4月18日の録音は、Wes Montgomery (g), Harold Land (ts), Buddy Montgomery (p), Monk Montgomery (b), Tony Bazley (ds)。
1959年10月1日の録音は、Wes Montgomery (g), Pony Poindexter (as), Buddy Montgomery (p), Monk Montgomery (b), Louis Hayes
(ds)。
録音年は1958年から1959年。ハードバップ全盛期。このモンゴメリー・ブラザーズの音も、どこを切ってもハードバップ。ハロルド・ランドや、ポニー・ポインデクスターのサックスの存在が、そんなハードバップな雰囲気をさらに増幅する。
そんな中、やはり、ウエスのギターが大いに目立っている。太くてソリッドで力感溢れる音、速いフレーズは流麗に、バラードチックなフレーズは歌心豊かに、そして、ここぞという時に炸裂する「オクターブ奏法」。ウエスの完成された個性溢れるバップ・ギターが素晴らしい。
ピアノのバディ、ベースのモンクは堅実にリズム・セクションの一翼を担う。派手なところはないが、とにかく堅実。出てくる音は、典型的な「ハードバップ」な音。ドラムは2つのセッションでそれぞれ代わるが、モンゴメリー・ブラザーズの二人のお蔭か、リズム&ビートは実にしっかりしている。
しっかりしたリズム&ビートを得て、フロントの二人、ウエスのギター、そして、ランド&ポインデクスターのサックスは、気持ちよさそうに、ハードバップなフレーズを展開している。
ハードバップ時代の「ハードバップなウエス」の極上なパフォーマンスがこの盤に記録されている。ちなみにこの『Montgomeryland』は、1990年に、Wes Montgomery『Far Wes』(写真右)として、曲順を変え、曲を追加して、リイシューされている。
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