« ジャズテットの隠れた魅力 | トップページ | ジャズ喫茶で流したい・278 »

2025年1月27日 (月曜日)

エリスとパスの素敵な掛け合い

コンコード・レコード(Concord Records)は、アメリカ合衆国のジャズ・レコード・レーベル。1973年にカール・ジェファーソンが良質なジャズ作品を送り出す事を目的にカリフォルニア=コンコードの地において創業。良質なジャズ作品を多く残している。

我が国では、日本のレコード会社との契約が上手くいかなったのか、日本盤として、コンコード・レコードのアルバムがリリースされた枚数はかなり少なかった思い出がある。今では、幾度か、有名盤がCDリイシューされ、音楽のサブスク・サイトにも、まずまずの数のアルバムがアップされている。

Herb Ellis & Joe Pass『Jazz/Concord』(写真左)。1974年の作品。コンコード・レコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、Herb Ellis, Joe Pass (g), Ray Brown (b), Jake Hanna (ds)。記念すべきコンコード・レコードの第1作目。ハーブ・エリスとジョー・パスの二人のジャズ・ギターのヴァーチュオーゾに、レイ・ブラウンの職人ベースとジェイク・ハナの堅実ドラムが、リズム&ビートをしっかりある。
 

Herb-ellis-joe-passjazzconcord

 
ハーブ・エリスとジョー・パス、二人のギターの掛け合い、二人のギターのアドリブ・バトル、二人のギターのユニゾン&ハーモニー、絶妙である。テクニックは申し分なく、歌心も満載、熱気溢れる弾きまくり、この盤には、極上の1970年代のハードバップが詰まっている。

スタンダード曲「Shadow Of Your Smile」「Georgia」「Love For Sale」等、手垢の付いた「どスタンダード曲」を、名手二人のギターの、テクニック溢れる歌心溢れる弾きっぷりは素晴らしく、その響きは今の耳にも新鮮に響く。レイ・ブラウンの重低音ベースが、ブンブンと胴鳴りの唸りを響かせて、しっかりとリズム&ビートをキープする。ジェイク・ハナのドラミングは堅実で、リズム&キープを冷静にコントロールする。

この盤におけるハーブ・エリスとジョー・パスのパフォーマンスは素晴らしい。こんな素晴らしいハードバップなパフォーマンスが、1970年代に録音されていた事実に、改めて「頼もしく」思った。クロスオーバー&フュージョンの時代に、これだけ内容の濃いハードバップが「生きていた」。メインストリームな、いわゆる「純ジャズ」は、何時の時代でも意外と「力強い」。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました! 

 ★ AORの風に吹かれて 

  ・『AirPlay』(ロマンチック) 1980

 ★ まだまだロックキッズ     【New】 2024.08.24 更新

  ・イタリアン・プログレの雄「PFM」のアルバム紹介と
   エリック・クラプトンの一部のアルバム紹介を移行しました。

 ★ 松和の「青春のかけら達」

  ・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』の
   記事をアップ。
 

Matsuwa_billboard

★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から13年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4 

« ジャズテットの隠れた魅力 | トップページ | ジャズ喫茶で流したい・278 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ジャズテットの隠れた魅力 | トップページ | ジャズ喫茶で流したい・278 »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

カテゴリー