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2024年12月 9日 (月曜日)

キングのクリスマス名盤です。

東京では、一年で一番日没が早い時期。夕方の16時半過ぎ、夕焼け空で周りは薄暗くなり、17時にはほぼ夜の雰囲気。明日の東京の日没時間は16時28分らしいので、確かに日没は早い。なんとなく寂しい気分になるのだが、この日没が早い時期になると、いよいよクリスマス・シーズンである。

Nat King Cole『The Christmas Song』(写真左)。1962年の作品。ラルフ・カーマイケル指揮のオケをバックに従えたナット・キング・コール(愛称・キング)のクリスマス曲集。収録曲数の違いや収録曲順の違いなど、幾つかのバージョンがあるのだが、僕が聴いているアルバムは、キングの1962年のクリスマス名曲集をデジタルリマスターし、えり抜きの14曲に、ボーナストラック5曲を追加拡張してリイシューしたもの。

2024年12月 3日の当ブログで、フランク・シナトラのクリスマス・ソング集A Jolly Christmas from Frank Sinatra』(1957年)については語ったが、クリスマス・ソングのシナトラ、とくれば、次は「ナット・キング・コール」だろう。

キングの歌唱は、コクがあってマイルドで流麗、ダンディズム溢れ、力強くジェントル。ブレがなく完成度はかなり高い。そんなキングの素晴らしい、朗々とした歌声で、クリスマスの有名曲の数々を唄いまくる。キングの「声」にうっとり聴き惚れながらの、あっという間の42分。
 

Nat-king-colethe-christmas-song

 
ラルフ・カーマイケル指揮のオケのみの伴奏で、打楽器や管楽器の音は一切ない。どちらかと言えば、イージーリスニングに近い音作りなので、ジャズという範疇で、このクリスマス曲集を捉えるのは無理あるとは思うが、男性ジャズ・ボーカリストとして超一流のナット・キング・コールのクリスマス曲集ということで、このブログで語ることをご容赦願いたい。

タイトル曲の「The Christmas Song」は、1944年にミュージシャンで作曲家、歌手のメル・トーメが、ボブ・ウェルズと一緒に書いた曲。特に、キングによる歌唱で広く知られているのだが、その歌唱がこのアルバムでじっくり、しっかり聴くことが出来る。ボートラで追加された、実娘のナタリー・コールとのデュエットの「The Christmas Song」も良い感じ。

「O Tannenbaum(もみの木)」「Joy to The World(もろびとこぞりて )」「Silent Night(きよしこの夜)」など、お馴染みのクリスマス・ソングがてんこ盛り。そんな「ど定番」なクリスマス・ソングを、キングがじっくりジェントルに、暖かくクールに唄いまくる。

しかし、ナット・キング・コールの歌唱は「見事」の一言。フランク・シナトラの歌唱も「見事」。トラディショナルな男性ジャズ・ボーカルの「双璧」のキングとシナトラ。この二人の歌うクリスマス・ソングはやはり「絶品」である。
 
 

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