サッチモのXmasアルバムです
ジャズの「Xmasアルバム」をサーベイしていくと、確かに「一流の証」だな、と思うものばかり。しかし、これは、と見直してしまうくらいの「異色作」もある。こんな人がXmasアルバムを作るの、と思わずびっくりする様なものもある。ジャズの「Xmasアルバム」も様々で、どれもが意外と出来が良い。
Louis Armstrong『Louis Wishes You a Cool Yule』(写真左)。2022年のリリース。ジャズのレジェンド、トランペッター&ボーカリストのルイ・アームストロング。意外にも彼の史上初となる公式 Xmasアルバム。こんなユニークなXmasアルバムがリリースされていたなんて知らなかった。
生前リリースした「Winter Wonderland (Single Version)」や「White Christmas」といった有名なホリデー・ソング、「Baby, It's Cold Outside」や「I've Got My Love To Keep Me Warm」といった冬をテーマとしたスタンダード曲、サッチモの代表曲である「What A Wonderful World(この素晴らしき世界)」など、クリスマスシーズンにピッタリな楽曲がてんこ盛り。
サッチモ独特の心地よい「ダミ声」の、ちょっとコブシの効いた渋い唄い回しが実に良い。この「ダミ声」が、敬虔で厳かなクリスマス・ソングに合うのか、不安になるのだが、低音の声質が良いのだろう、意外とフィットして、意外と心地よく聴けるのだから、サッチモのボーカルは不思議な魅力と味がある。
「I've Got My Love To Keep Me Warm」では、エラとのデュエット&掛け合いがとても楽しい。エラの歌唱も堂々としていて敬虔な雰囲気が素晴らしい。「Christmas In New Orleans」「Christmas Night In Harlem (Single Version)」「Moments To Remember」では、サックスのベニー・カーターがゲスト参加して、ご機嫌なプレイを聴かせている。
ジャケットも粋。サッチモがサンタクロースの衣装をまとい、トランペットをプレイするキュートな姿はなかなかに味わい深い。あの「ダミ声」と「コブシの効いた唄い回し」のサッチモのXmasソング集なんて、と敬遠するなかれ。なかなかに味わい深い、正統派なジャズ仕様のXmasアルバムである。
《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館 の更新状況》 更新しました!
★ AORの風に吹かれて
★ まだまだロックキッズ 【New】 2024.08.24 更新
・イタリアン・プログレの雄「PFM」のアルバム紹介と
エリック・クラプトンの一部のアルバム紹介を移行しました。
・チューリップ『ぼくが作った愛のうた』『無限軌道』の
記事をアップ。
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
東日本大震災から13年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
« カーラのクリスマス・キャロル | トップページ | 西海岸ジャズの女性ボーカル盤 »



コメント