ジョン・レノン「アンソロジー」
昨日からの雨は上がったけれど、今日は寒々とした曇り空。時折、時雨が来て、冬直前、不安定な天気である。
今日は、会社の後輩のお嬢さんの文化祭に「およばれ」。オーケストラ部の公演を聴きに行ってきた。中学生、高校生のオーケストラなので、過度な期待は禁物なんだが、これが、聴いてみると、まあまあの演奏で、立派立派。金管、木管が途中からへばって、ヘロヘロになってしまったが、中学生、高校生の演奏レベルを考えると、ドンマイ、ドンマイ。熱演でした。
夕方、家に帰り着いたら、宅配便の不在連絡票が入っていて、「おお〜、遂に待ち人来たるか〜」。ジョン・レノンの「アンソロジー」(写真左)がやっと手に入った。やっとです。いや〜、確か1998年11月発売なので、丸9年ほったらかしにしていた訳です。この「アンソロジー」は、ジョンの未発表音源(未発表曲も)による4枚組ボックス・セット。未完のホーム・レコーディング・テイクなど、興味津々な内容。アート・ワークもブックレットも充実。
でも、なんだか、ジョンの未発表音源を入手することが出来るようになった、ということは、「ジョンが他界してこの世に存在しない」という事実に他ならず、なんだか、このボックス・セットを手に入れて、ジョンの未発表音源に耳を傾けることは、ジョンの死を改めて確認することになる。それは、ちょっと辛いな、という感じで、購入することなく、手に取ることは、ずっと見過ごしてきた。
しかし、ちょっと気になることを耳にして、ネットの代表的なCDショップをおおよそチェックしたら、このジョン・レノンの「アンソロジー」の日本盤が、ほぼ廃盤状態になっているみたいなのだ。現在、在庫があって手に入るショップがたった1件。あとは在庫切れ、入手困難。これはいかん。躊躇っている場合では無い。未発表音源集なので、二度と再発されることが無くなったら困る。ということで、入手可能となっているネットショップで、即ゲット。
先ほど、宅配便に再度持ってきて貰って、やっと手元に届きました。ジョンの場合、過去の実績から、デモ・バージョンがアルバムに正式に収録された演奏よりも出来が良かったりするので、なんとも楽しみな4枚組ボックスである。
明日は、久しぶりに「平日休み」。ジョン・レノンにどっぷり浸かった一日になりそうである。
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