かぐわしき「グラム」の調べ
台風が近づいている。近頃の台風は、日本に近づいて勢力が強まる傾向にあって、しかも、このところ、関東地方直撃、もしくはかすめて通るケースが多くて困る。うちはマンションの最上階なので、風の影響をもろ受ける。これが、勢力の強い台風の時は、ハンパじゃない。ああ憂鬱だなあ。
今日は朝から体調がすぐれず、会社、休もかな〜、って思ったんだが、どうしても外せない打ち合わせがあって、いやいや会社へ。体調がいまいちの時は、音楽はシンプルで、メリハリが効いて、リフやフレーズが印象的なロックが良い。「それやったら、グラムでしょう」。ということで、今日の通勤音楽は、モット・ザ・フープル。
グラムロック(Glam Rock)とはロックのスタイルの一つで、特に、1970年代前半に流行したスタイル。語源は"glamourous"(魅惑的)。中性的イメージで、化粧やきらびやかな衣装が特徴。音楽的には、演劇的なステージや物語風なコンセプト・アルバム、単純で官能的なビートやキャッチャーなサウンドが特徴。代表的なアーティストはT.Rex、デヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージック、スレイド、モット・ザ・フープルなど。あのクイーンも、欧米での括りは「グラムロック」である。
さて、モット・ザ・フープルである。モット・ザ・フープルの代表作には、「すべての若き野郎ども」「ロックンロール黄金時代」「革命」などがあるが、それぞれのアルバムから、代表的な楽曲を集めた「黄金の軌跡(モット・ザ・フープル物語)」が、モット・ザ・フープルの良さを手っ取り早く理解できて楽しい、「ながら」で聴くには、お勧め盤である。
中でも、冒頭1曲目の「メンフィスからの道」、4曲目「あの娘はイカしたキャデラック」(なんちゅう邦題や)、5曲目「すべての若き野郎ども」、8曲目「ロックンロール黄金時代」、11曲目「スウィート・ジェーン」等は、リフもフレーズも印象的、楽曲の調子も良く、コーラスや音の重ね方も「グラム」していて、聴いていて、心地良いことこの上無い。
ず〜っと、この「黄金の軌跡(モット・ザ・フープル物語)」を聴いていると、ほんと、モット・ザ・フープルって、良い曲やってたよな〜、と改めて感心する。とにかく、オシャレで、粋で、けっこう太くて、格好良い。これぞ「グラムロック」という感じ。モット・ザ・フープルを聴いていると、心の中に、70年代の風が吹き抜けていくようで、懐かしさと切なさで一杯になる。
それにしても、「すべての若き野郎ども」「ロックンロール黄金時代」「スウィート・ジェーン」は、今聴いても名曲やね。やっぱ、グラムはええなあ。
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