気合いを入れるには「これやね」
おいおい、今日も朝から「ピーカン」やぞ。しかも、昨日より蒸し暑い朝。今日も、ネクタイなんて締められるか〜。クール・ビズだ、クール・ビズ。しかも、ビジネス・カジュアルだ。今の会社は、そういう意味では実に居心地の良い会社で、完全ビジネス・カジュアルOKなので、曜日を気にせず、ビジネス・カジュアルで会社に行ける。
さて、今日はちょっとヘビーな仕事が待っていて、この仕事を今日一日で仕上げなければならない。これって結構シビアな仕事で、いかに集中して、今日一日で仕上げるか。今日は一日集中しなければならない。集中するには、会社へ行く間、精神的に、テンションを上げつつ、リラックスしなければ・・・。
そういう時は、単純な音楽が良い。適度にテンションがあって、適度に楽しく聴ける音楽が良い。こういう時は、ジャズはいかん。リラックスしすぎる。こういう時は、70年代ロックだろう。たまたま、昨日の夜、iTunes Storeで、Deep Purpleの「Live in Stockholm 1970」を入手したので、今朝の通勤音楽は「これ」だ。
Deep Purpleの「Live in Stockholm 1970」。ちょうど、Deep Purpleの転機となった「In Rock」がリリースされた時期で、メンバー的には全く問題なく、演奏的にも全く問題ないはず。で、聴いてみると、これが「なかなか良い」。
1970年の非公式なライブ録音ながら、新発掘された4トラック・テープからの完全リミックスという「ふれ込み」は偽りでは無く、このリミックスは結構良い。1970年代のブートを聴いてきた耳からすると、このアルバムの音は、「正式ライブ録音」レベルである。このアルバムの音質を気にして、購入をためらっている方は、ご心配なく。
「In Rock」リリース当時のライブなので、その内容が悪かろうはずが無い。冒頭の「Speed King」から「Into the Fire」「Child in Time」の演奏は、スタジオ録音と比べてラフながら、そのライブならではの音がとても良い。
途中「Wring That Neck」での、ジョン・ロードのオルガンとリッチー・ブラックモアのギターの延々と続くソロと、「Paint It Black」延々と続くドラム・ソロには辟易するが、パープル・マニアにはたまらないだろう。そして、ラストは定番の「Black Night」。この「Black Night」、なかなか良いです。聴き応え十分です。
1970年、「In Rock」で、サイケ・モード、クラシックとの融合志向から脱却し、パープルならではの「ハード・ロック」様式を確立した記念すべき年。その年のライブ・アルバム。正式ライブ録音では無いのに「この音の良さ」、メンバーの覇気のある演奏。
このアルバム、パープル・ファンであれば、マスト・アイテムでしょう。
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