久しぶりにピンク・フロイド
ここ千葉県北西部地方は、朝から爽やかな晴天。吹く風も少し冷たく、日差しは強いが、日陰に半袖でいると、ちょっと涼しいかなあ、という陽気。今日は朝の寝覚めも良く、気持ちの良い一日。
夕飯は、僕の当番なのだが、今日は、マツケン・レシピから「マツケン流焼きそば」を作る。これは、フジテレビにて、土曜日の正午からの番組「GOGOサタ」の中の、マツケン流クッキングでのレシピ。これが、なかなかに上手くできた。ラー油が多かったのか(分量通りだったんだけど)、ちょっと辛かったけど、実に美味い。ビールにばっちり合う美味しさ。
今日は、午前中に買い出しに出る他に予定は無く、ノンビリした午後。最近、紙ジャケで手に入れたウェザー・リポートのアルバムを幾つか聴いて、リマスタリングによる音の向上に舌を巻き、感じ入り、最近、ちょっとジャズのアルバム鑑賞が続いたので、ロックのアルバムを引きずり出す。
今日は、かなり久しぶりになるんだが、ピンク・フロイドの「狂気(The Dark Side of the Moon)」を聴く。 1973年に発表されたピンク・フロイドの8枚目の作品。全米チャートに570週にわたってランク・インするという驚異的なロング・セールスを記録したモンスター・アルバム。名実ともに彼らの最高傑作。アラン・パーソンズをエンジニアを迎え、ロックにクラシック的な方法論を取り入れたプログレッシヴ・ロックのスタイルに洗練さを加えた大名盤。
やっぱり、良いですね〜。高校時代から延々と聴き続けてきたアルバムだけど、飽きないところが凄い。昔はかなりトンガッた内容だと感じたものだが、今の耳で聴くと、意外とゆったりとした、テクニックで押すのでは無く、演奏の雰囲気で押す、不思議な感覚。これがピンク・フロイドの個性なんですよね。久しぶりに聴きましたが、またまた、新しい感じ方があったりして、聴いていて面白かったです。
この「狂気」というアルバム、最近リリースされた、SACDハイブリッドのリマスター盤は、ジャケットのデザインが変わっています(写真右)。従来の黒が基調のジャケット(写真左)に慣れ親しんできた僕からすると、ちょっと違和感があります。どちらも、ストーム・ソーガソン(ヒプノシス)のデザインなんですが、やっぱり、従来の黒基調のジャケットが良いなあ。なんで変えたのだろう。
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やはり松和のマスター様と同じ時代を過ごした仲ですね。Pink Floyd とはいえば、これがすぐに浮かんできます。サイケデリックな一枚ですが、高校3年生にこのアルバムの虜になってしまった想い出があります。新鮮味があってよく聴いたもんです。つい最近、このCDを買おうかなと迷っていました(笑)。では!
投稿: KOJI | 2007年6月 3日 (日曜日) 00時20分
KOJIさん、いらっしゃい。松和のマスターです。
どうも、私の世代の近辺で、最終的に「ジャズ者」になった方々の中で、
若かりし頃、70年代ロックにドップリはまった、特に、プログレッシブ・
ロックのジャンルに、ドップリはまった方が多いみたいです。
その経歴、実に良く判る気がします。プログレの楽曲には、ジャズや
フュージョンの要素が色濃く入り込んでいて、70年代後半、プログレが
こけた後、似たような音楽ジャンルとして、ジャズやフュージョンに、
スッポリはまるのは良く判ります。
良く判るはずで、何を隠そう、私もその一人でした。
投稿: 松和のマスター | 2007年6月 3日 (日曜日) 10時58分