「マイ・ディア・ライフ」の思い出
今日も朝から強い日差し。まだ、疲れが残っているんだが、ルーフ・バルコニーに出て、顔一杯に朝日を浴びると、ちょっと清々しい気分になる。さあ、今日もまた会社だ〜、と気合いを入れ直して家を出る。さすがに5月、日差しは強いが風は心地よい。うんうん、こういう心地良い季節の朝は、またまたフュージョン。
今日の朝の通勤音楽は、渡辺貞夫の『マイ・ディア・ライフ』(親しみをこめて、以下、ナベサダさんと呼ばせていただきます)。
70年代のナベサダさんは、ストレート・アヘッド純ジャズ系とフュージョン系と2つの顔を使い分けた、大車輪の活躍。特に、フュージョン系のナベサダさんは素晴らしく、アフリカン、カリビアン、ブラジリアン等のワールド・ミュージック系のエッセンスを取り混ぜ、本来の意味の融合(フュージョン)音楽を表現していた。
そのナベサダさんのフュージョン系のアルバムの中で、大学時代、慣れ親しんだアルバムが「マイ・ディア・ライフ」。このアルバムの素晴らしさは、冒頭の「マサイ・トーク」で判る。前奏の音の響きが、テーマの旋律が、思いきり「アフリカン」。ジャズとワールド系ミュージックとの融合。77年当時、実に先進的だった。正直に言うと、最初に聴いた時は、なんだか良く判らなかったなあ。続く2曲目「サファリ」、3曲目「ハンティング・ワールド」も、どっぷりアフリカン・フュージョンの世界。これぞフュージョン、である。
5曲目「浜辺のサンバ」、6曲目「ミュージック・ブレイク」、7曲目「マライカ」は、雰囲気はカリビアン。カリブ海沿岸の楽園的雰囲気に和んでしまう。そして、極めつけは、ラストの「マイ・ディア・ライフ」。この「マイ・ディア・ライフ」は絶品。筆舌に尽くしがたい名曲である。
この「マイ・ディア・ライフ」を聴く度に、学生時代、土曜日の深夜、FM大阪で流れていたジャズ番組、渡辺貞夫「マイ・ディア・ライフ」。スタジオ・ライブ中心に、様々なミュージシャンを紹介していた、ジャズ・ファン垂涎のメニュー。FMのスタジオ・ライブとは思えない、充実した演奏に、毎夜毎夜、エアチェックしては、何度も繰り返し聴いていたなあ。懐かしいなあ。
「マイ・ディア・ライフ」。本当の意味でのフュージョンの名盤です。演奏全体のレベルも高く、70年代後半のフュージョンのアルバムの中でも、屈指の名盤だと僕は思います。
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