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2007年2月24日 (土曜日)

「僕の音盤青春記」は最高!

最近、ついているのか、ついていないのか、良く判らない出来事が多い。

今日は、ソニー・ミュージック・ショップの景品で当たったDVDプレーヤーのお陰で気分が悪い。これが、とんでもない不良品で、電源は入るが、そこからだんまり。とにかく、トレイが開かない。トレイが開かなかったら、何をどうやって、視るんじゃい、聴くんじゃい。寒い中、汗かきながら、部屋を片付け、セッティングして、さあ、まずは、CDでも聴くか、と思ったら、この状況である。

しかも、それから、クレームに電話をかけまくるが、思い出したらまた腹が立ってくるので、詳細は書かないが、ソニー関係のクレームの応対は最低。こんなひどい応対をされたのは久し振り。10年前ならともかく、顧客満足度が重視されている昨今では、今回のソニーのような酷い対応されたことは無かった。ソニーのブランドとサービスに対して、多少の信頼感があったのに残念だ。もうソニー製品は買う気にならないだろうな。

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とにかく、ソニーのおかげで気分がすこぶる悪い。が、今日は、なかなか面白い本を手に入れた。その名は「僕の音盤青春記」。『CDジャーナル』(音楽出版社)に好評連載中のイラスト入りエッセイが、単行本になったとのことなのだが、これが凄い。

なにが凄いって、まず、著者の牧野氏の年齢と僕の年齢が一緒。ただ、牧野氏の方が、学年が一年上なので、牧野氏は早生まれかと。どちらにしても、同世代。同じ年齢で同じ時代を生きたものとして、同感することばかり。というか、音楽の嗜好、好きな音楽の変遷、その音楽についての感じ方、が酷似している。同感するというか、自分の「音盤青春記」を読んでいるみたいで、奇妙な気分。

この本の中に出てくるアルバム、ミュージシャン、どれもが懐かしいものばかり。それぞれの時代のエピソード(札幌オリンピックや浅間山荘事件など)も懐かしいものばかり。牧野氏の文章も、丁寧でテンポが良いので、読み易い。

この『僕の音盤青春記』、70年代の洋盤ロック、洋盤ポップスのファンの皆さんは必読ですよ。
 
 
 
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コメント

そんなに酷いですか>ソニー

なんだか、グループ全体が相当ヤバいことになっていそうですね~。末端からうかがい知れるコトって、中枢の致命的な部分をストレートに反映したりしますものね・・・。

とりあえず、音響関係はソニーを外そうって心に決めましたわ。

yurikoさん、お久しぶりです。松和のマスターです。

実は、子供の頃から、つい6〜7年前までは、ソニー信奉者だったんですよ。
技術のソニーの、特に、音響製品やVideo製品はあこがれでしたね〜。

しかし今回は、ソニーに、やられました。久し振りです。あれほど、
頭に来たのって。

嘘を言って、その場を逃れようとする対応は、酷いものがありました。
判らないなら判らないと、最初に、勇気をもって、告げるべきなんですよね。
嘘言って、繕って、その場を逃れようとするから、客は頭に来るんですよね。
しかし、グループ会社の名前も知らない、コールセンターのオペレーターって
いいんでしょうかね。

お陰で、今日は風邪で熱を出して、ダウンです(T.T)。

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