時には、変わったジャズ・ピアノ
2月というのに、外の日差しが眩しい今日の朝。さすがに、今日はよく寝た。朝の9時半過ぎまで熟睡。昨日も、このブログに書いたが、よっぽど疲れていたらしい。少し、喉のイガイガと体のだるさは残るが、風邪の具合も悪化せずに、ちょっと良くなった感じがする。
外はちょっと冷たい風が吹いてはいるが、平年に比べると、やっぱり暖かいと感じる。今日は忙しい一日で、午後から、整体に行って、その足で、歯医者に回って、家に帰り着いたのは夕方。
歯医者といっても、虫歯になった訳ではない。約3〜4ヶ月に一度、歯の定期検診を受けているのだ。歯が綺麗に磨けているとか、口の中のばい菌もほとんどいない、なんて言われると、ちょっと気分が良い。これから、2週間に1度のペースで、歯の掃除である。
さて、ジャズ・ピアノの中には、「え〜っ、こんな人がピアノ・トリオ、やってんの」なんて、ちょっとビックリしたりするアルバムが、突然ヒョッコリ出たりするので目が離せない。特に、フュージョンの世界でバリバリに、エレピを弾いたりしているミュージシャンが、生ピアノで本格的なジャズ・トリオを演奏したりするアルバムの場合は興味津々で、ついつい、衝動買いしたりしてしまう(笑)。
先日、当ブログでの、「フェンダー・ローズの使い手・2」でご紹介した、ボブ・ジェームスも、「え〜っ、こんな人がピアノ・トリオ、やってんの」とちょっとビックリする一人。
しかしながら、ジャズの歴史を紐解くと、実は彼のデビューは古く、初リーダー作「Bold Conceptions」は1962年の録音。しかもデビュー直後は知る人ぞ知るゴリゴリの前衛奏法を身上としていたのだ。ソフト&メロウ、フュージョンの権化のようなボブ・ジェームスが、若かりし頃は、前衛奏法を身上としていたとは面白い。
彼のピアノ・トリオの秀作とは「Straight Up」。1996年のアルバムである。ボブ・ジェームスも白人系ピアニストのなので、例に漏れず、耽美的かつ叙情的なピアノ、いわゆる、ビル・エバンスのようなリリカルなピアノがベース。しかし、若い頃鳴らした前衛奏法の影が見え隠れしながら、タッチは力強くて硬質、そして、そこはかとなく、ファンキーな香りが漂う、特徴的なピアノである。サイドメンもクリスチヤン・マクブライド(b)にブライアン・ブレイド(ds)と申し分ない布陣。
自作のフュージョンの傑作、1曲目の「Night Crawler」や、Pat Metheny が作った曲で、PMGのアルバム『Offramp』にも入っている、3曲目の「James」など、他のピアノ・トリオのアルバムでは、まず取り上げられることがないであろう名曲が、ピアノ・トリオ演奏されており、これがなかなか良い出来で、聴き応えがある。
このアルバム、決して有名なアルバムではないので、店頭で見かけただけでは二の足を踏みますが、なかなかの内容なので、一聴の価値はあると思います。僕は好きですね。
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