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2006年12月25日 (月曜日)

ロックのクリスマス・アルバム

朝の3時に目が覚めて、そのまま寝付けず、ウツウツしてたら6時。おかしいなあ。なんで寝付きが悪いのか。ということで、とにかく寝不足で機嫌が凄く悪い一日。加えて、今朝は寒い。北風が重くて寒い。ということで、機嫌が凄く悪い一日。

機嫌の悪い頭で、ふと考える。70年代ロックの有名なバンド、ミュージシャンで、クリスマス・アルバムを作ったヤツっていないなあ。確かに、レッド・ツェッペリンが奏でるクリスマス・ソングなんて想像できないし、ディープ・パープルがハードに決める「ホワイト・クリスマス」は想像できない。

プログレの連中だと、やりそうなものだが、そういえば、EL&Pの「夢見るクリスマス」というのがあったぞ。原題は「I believe in Father Christmas」だから、サンタクロースを信じている、という意味かあ。聴いたことがあるが、「あぁ、これでEL&Pも終わったなあ〜」と思ったものだ。

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確かに、70年代ロックに、まっとうなクリスマス・アルバムが無い。まあ、ロックの連中が、可愛い雰囲気で「クリスマス・ソング」を歌ったら、それだけで気持ちが悪いか。でも不思議やなあ。R&Bやポップスの世界では、「クリスマス・アルバム」って良くあるのになあ。なんで、ロックだけないんやろか(完全に寝不足モード)。

しかし、70年代ロックの世界で、とっておきのクリスマス・ソングが1曲だけ、ある。ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」、原題が「Happy Christmas (War is Over)」。「Happy Xmas Kyoko, Happy Xmas Julian」と、ジョンが囁く声でスタートする。Yokoじゃないぞ、Kyokoだぞ。曲が始まってからの盛り上がりは、さすがに、フィル・スペクターのプロデュース。ここでのウォール・オブ・サウンドは楽器で無くて、コーラスで盛り上げる。荘厳な雰囲気。心にジーンと響く音。

1969年12月、ジョンはヨーコとともに、平和キャンペーン「WAR IS OVER」を展開。全ての戦争の終結と楽しいクリスマスを願うメッセージを発信した。そして、1971年、この永遠のクリスマス・ソング「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった) 〜Happy Christmas (War Is Over)」をリリース、平和への祈りを歌う。現在では、世界的なクリスマスの定番ソングとなっている。

僕のとっておきのクリスマス・ソング。 これだけは、中学時代から、ずっとずっと変わらない。
 
 
 
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