ツェッペリンの思い出・その1
昨日とはうって変わって、どんより曇り空。九州に近づいている台風の影響だろうか、風も強め。しかも、結構、涼しい風なので、今日こそは長袖でないと「寒い」。今日は、うちのカミさんが、昼から夕方まで外出なので、僕が代わりに夕飯の材料を買い出しに。夕方の3時過ぎに家を出て、隣駅まで歩いて買い物に行こうと5分ほど歩いたら、雨が降り出した。ついてへんな〜。まあ、そんなに強い雨じゃなかったので、傘をさして隣駅まで、歩いて「お買い物」。
買い物に出ると、ついつい立ち寄ってしまうのが、本屋とCDショップ。本屋はまず必ず見回るのが、音楽関係のコーナー。ちょっと覗いたら、ストレンジ・デイズ別冊の「レッド・ツェッペリン」が置いてあった。ストレンジ・デイズの別冊なので、内容は折り紙付き。レッド・ツェッペリンと見れば、衝動買いしてしまう方なので、今回は、「まだ持ってない」し、「いろいろツェッペリンを調べる時(どんな時だ?)の資料になる」し、という言い訳で、即ゲット。ちょっと高かったけど、実に満足。
今日の夕飯は、僕のオリジナル「キャベツ炒飯」と「ベーコン豆腐スープ」を作るので、必要な材料を買い込んで、さあ復りも歩いて帰ろうと思って歩き出したら、また、5分もせずに雨が降り出した。う〜ん、ついてへんなあ。復りは、結構、まとまった雨になったので、ズボンが少しベタベタになって、蒸し暑くて、ちょっと不愉快。
さて、ストレンジ・デイズ別冊の「レッド・ツェッペリン」、この本って、改めて、ザーッと目を通してみて、良くできてるね。レッド・ツェッペリンの歴史、アルバム、メンバーについて、様々な角度で確認することが出来る。読み進めると、これが実に楽しい。70年代、僕たちが高校時代〜大学時代は、今と比べて圧倒的に情報が不足していて、ロックの情報源と言えば、「ミュージック・ライフ」か「ロッキン・オン」という月刊誌くらいしかなかった。その2冊を穴が開くくらい隅々まで読んだものだが、まあ、その頃と今とあまり変わりがない。
僕のツェッペリンの思い出といえば、高校時代から大学卒業まで、自分の部屋の天井に、どかっと貼ってあった、横1.5m、縦1mくらいの巨大なポスター。これ、結構、大きくて、部屋に寝転がって見ると圧巻だった。ちょうど、上の写真のようなイメージだったなあ。実は、このポスター、高校時代のクラブの先輩に譲って貰ったもので、とにかく、「これいる?」って言われた時って、嬉しかったね。
大学卒業して、東京に転勤して半年たって、実家に戻ったら、外されて捨てられていた。すごくショックだったね。でも、「もう社会人だし仕方ないか」と妙な納得の仕方をして、きっぱり諦めたのを覚えている。でも、今になって思い出すと、やっぱり、惜しいことをしたなあ、と後悔している。あれ、やっぱり、結構大きくて、ド迫力で、結構、格好良かったもんなあ。
今でも、なぜかは判らないが、Zeppelin IVの1曲目「ブラック・ドック」を聴くたびに、あの天井のツェッペリンのポスターのことを思い出す。上質なポスターでした。今では、絶対、手に入らないだろうな。
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