プログレッシブ・ロックの道なり
涼しくなった。今日の空は全くもって「秋の空」。しかも、ピカピカの晴れ。今日は、朝7時過ぎに高校時代の友人の電話で叩き起こされ(今日は休みなんだら、もう少し、気を使えよな)、寝不足気味の朝。最初は半袖を着ていたんだが、何だか寒い。ウチのかみさんの格好を見たら、長袖を着てるではないか。そうだよな、肌寒いよな。
ということで、今日は一日、薄手の長袖で過ごした。もう、薄手の長袖で快適に過ごせるんだ。いや〜、季節の移り変わりって早いね〜。でも、沖縄方面には、超大型の台風(925hPaでっせ)が北上しつつある。明日の夕方には、九州に接近する予報。九州地方の皆さん、気をつけて下さい。この台風は大きい。なめてはいけない。
今日は、バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」寄りの話題になるんだが、今日は、久し振りに、Pink Floydの「Atom Heart Mothers」を聴いた。このアルバムは、高校時代、好んで聴いたアルバムのひとつで、日本で、プログレッシブ・ロックがジャンルとして定着した、そのきっかけとなったアルバムでもある。
とにかく、当時としては内容が斬新。叙情的なロックの演奏を中心に、チェロ、オーケストラ、男女コーラスが絡んで、当時流行だった「ロックとクラシックとの融合」をいとも容易く実現し、効果音をうまく織り交ぜて、バイクは走り回るわ、爆弾は飛び交うわ、もう、当時、それまでのロックという概念を根底から覆した、凄いアルバムである。まあ、演奏の精度としては拙いところがあるんだが、そのアイデア、音源のミックス、編集、音楽の流れ、カット割りなどは、今でも突出して素晴らしいと、僕は思う。そう、音楽というよりは映像に近い感覚。
しかも、このアルバムのタイトル「Atom Heart Mothers」という原題も素晴らしいが、日本語題の「原子心母」というのも凄い。まあ、原題を直訳したままなんだが、漢字4文字で並べると、このアルバムの雰囲気がダイレクトに伝わって来るようだ。そういえば、この「原子心母」の日本盤ライナーノーツの扉上部には、「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」というキャッチフレーズが掲げられている。このアルバムから、プログレッシブ・ロックというジャンルは市民権を得たんだなあ。
このアルバムを聴いて、このアルバム、最初、誰から借りて聴いたんだろう、と思った。このアルバムのLPを自分の手で買ったのは、大学生になって、バイトして、LP購入について、資金的に少しだけ余裕が出来てから。それまでは、上等なカセットテープ(クローム・テープだったなあ)に2本ダビングして、大事に聴いていたなあ。
秋はセンチになってイカン。音楽を聴いていても、高校時代や大学時代の想い出が巡って、センチメンタルな気分になる。う〜ん、イカンなあ。あっ、そうか、社会人になってから聴き始めた音楽を聴いたらいいのか。そうすれば、高校時代や大学時代の想い出が巡ることもなく、センチな気分になることも無いか(笑)。
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