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2006年5月11日 (木曜日)

Premiata Forneria Marconi って知ってる?

朝、目覚めると、カーテンの隙間から、日差しが差し込んでいたので、早々と、昨晩のうちに雨が降って、朝は、もう雨があがったんだ、と思って、ルンルンで起きた僕が馬鹿だった。たまたま、東の空に晴れ間があっただけで、西の空は、どんよりとした雨雲。家を出るときには、しっかりと雨が降ってました。鬱陶しいよな。でも、暖かいから良い。というか、蒸し暑いんだけど。でも、寒いより良い。と、自分を慰めつつ会社へ。

今日の通勤音楽は、Premiata Forneria Marconi。カタカナ表記で書くと、プレミアタ・フォルネリア・マルコーニ。イタリアが世界に誇るプログレッシヴ・ロック・グループである。イタリアン・ロックの最高峰であり、プログレッシヴ・ロックの至宝。「プレミアタ・フォルネリア・マルコーニ」の意味するところは、EL&Pの様に、プレミアタさんとフォルネリアさんとマルコーニさん、3人の姓を取って名付けたものでは無い(笑)。「選ばれたマルコーニという名のパン屋さん」だそうだ。北イタリアのブレッシアには、マルコーニという、パン屋のチェーン店があったらしい。なぜ、彼らが、パン屋さんの名前をバンド名にしたかは不明。あまりに長いバンド名なので、以降、PFMと略す。

Cook今日、聴いたのは「クック」というライブ・アルバム。PFMの初のライブ・アルバムで、PFMのハードな面が良く出ていて、ロマン溢れる抒情的な部分との対比が素晴らしい、僕の大のお気に入り。1974年、FM放送の番組で、LPをフルフル、オンエアしてくれる番組があって(FM大阪のビート・オン・プラザです)、この番組でエア・チェックして、PFMぞっこんとなった、思い出深いアルバム。


とにかく、格好良いです。唸るエレキ・ギター、唸るシンセサイザー、抒情的に旋律漂うメロトロン、ベースとドラムは人間がやっていて、アナログ感覚バリバリ。70年代を代表する、プログレッシブ・ロックのライブ・アルバムの1枚でしょう。アップテンポの曲は、そのドライブ感が素晴らしく、スローテンポの曲は、イタリアらしい、クラシックの要素をベースとした抒情的で繊細な演奏が素晴らしい。何時聴いても良いねえ。ということで、このPFM、バーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」で、特集することに決定!

プログレッシブ・ロックって、英国だけの専売特許ではありませんぞ。

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