合宿と言えば思い出す EL&Pの「展覧会の絵」
今日は合宿。会社の泊まりがけ、一泊二日の合宿研修である。これが実は、結構、楽しくて、30歳前後の若手から、50歳以上のおじさんまで、老いも若きも、30名程度が集まって、あるテーマに従って、真面目に議論し、発表し、時には、気分転換にエアロビなぞしたり、昼飯、晩飯、朝飯を皆で食ったり、宿泊所では酒を皆で飲んだりして、ワイワイやるのだ。
合宿と言えば思い出す。高校1年の夏、映画研究部の合宿。同世代の先輩・同級生だけで(顧問の先生はもちろん帯同だけど)、泊まりがけで合宿するっていうのは、修学旅行とか臨海学校とか林間学校とかの学校行事を除くと、初めての経験。これがですね、すごく楽しくて、すごく印象的で、以降、今でも、この歳になっても「合宿が好き」という僕の感覚って、この高校1年の合宿の経験があってのことだと思う。
高校1年の合宿の時、先輩がカセット・テレコを持ち込んで、当時流行のロックをガンガンかけていた。その中でも、一番、印象に残っているのが、EL&P(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)の「展覧会の絵」。この合宿まで、ロックには馴染みが無く、幼稚園から、クラシック・ピアノを本格的に習っていたので、クラシック音楽には親しみがあったので、このムソルグスキーの「展覧会の絵」をモチーフにした、プログレッシブ・ロックは、すんなりと僕の中に入った。
よくよく振り返ってみると、今のジャズ好き、ロック好き、Jポップ好きって、この合宿での、EL&Pの「展覧会の絵」の体験が源なんだよな。この「展覧会の絵」にハマって、音楽の深淵な森の中を彷徨うようになったのだ。こんな体験をさせてくれた先輩達に感謝感謝。音楽にハマった「きっかけ」って、皆さん、それぞれあるでしょう。
そうそう、合宿から帰ったら、大阪のお嬢からの宿題やろう、っと。
« George Benson聴いて フュージョン全盛時代を想う | トップページ | BLUE NOTE 4000番台完結まで「マジック3」 »
« George Benson聴いて フュージョン全盛時代を想う | トップページ | BLUE NOTE 4000番台完結まで「マジック3」 »
コメント