晩秋から初冬にかけて、徐々に気温は下がり、北の地方から雪の便りがやってくる。いよいよ、北欧ジャズの鑑賞に一番適した季節がやってくる。晩秋から冬の終わりまで、暖かくした部屋の中、外の「紅葉の景色から冬の景色」を眺めながら聴く、北欧ジャズは絶品である。今年も先日から、この季節から冬の終わりまでに聴きたい「北欧ジャズ」のアルバムを物色している。
Lars Danielsson『Palmer Editio...
今日、昼ごはんを買いに近くのコンビニに寄ったのだが、店内で流れているBGMは「クリスマス・ソング」。そうか、もう12月。クリスマス・シーズンなんだ、と認識を新たにする。そして、このコンビニの店内に流れる「クリスマス・ソング」のBGMはジャジー。イージーリスニング・ジャズ志向のクリスマス・ソングで、さあ、今年もクリスマス・ジャズ盤を聴く季節が来た、とワクワクする。
Frank Sinatra『A J...
パッキパキ硬質でファンクネスだだ漏れなシングル・トーンのギターが個性のグラント・グリーン。グリーンの後期のギターの特色は「ファンクネスさらに濃厚」。とりわけファンキーなシングル・トーンで、彼独特のグルーヴを叩き出す。そんなグリーンの後期のリーダー作も好盤がどっさり。
Grant Green『The Final Comedown』(写真左)。1971年12月13–14日の録音。ちなみにパーソネルは、...
ジャズとクラシックの「2足の草鞋を履く男」、アンドレ・プレヴィンのピアノを聴き直している。クラシック・ピアノをベースにした、流麗で端正でダイナミックでドライブ感溢れるスインギーなピアノは、プレヴィンの身上。クラシック出身のピアノでありながら、出てくる音は実に「ジャジー」。聴いていて、スッキリ爽快な気分になれる極上の「米国ウエストコースト・ジャズ」なジャズ・ピアノ。
Andre Previn『Liv...
今年はジャズ・レーベル毎の名盤・好盤を聴きなおすことをしているのだが、昨日から、その流れで「A&M, CTIレーベル」の名盤・好盤の聴き直しを進めている。A&Mレーベルから、CTIレーベル、いわゆる「クリード・テイラー」印のクロスオーバー&フュージョン・ジャズ盤には、今の耳で聴くと、意外と聴きもののアルバムが多くある。
Walter Wanderley『Moondreams』(写真...
結構、ハードなモダン・ジャズをシビアに聴き続けたらしく、耳がちょっと疲れた。と言うことで「耳休め」に、クロスオーバー&フュージョン・ジャズの好盤を聴くことにする。今年はジャズ・レーベル毎の名盤・好盤を聴きなおすことをしているのだが、今日はその流れで「A&Mレーベル」の名盤・好盤の聴き直しを進めることにした。
Jim Hall『Commitment』(写真左)。邦題「哀愁のマタドール」。19...
ジョー・ヘンダーソンは、5枚目のリーダー作『Mode for Joe』(1966年1月27日録音)で、ブルーノート・レーベルを離れる。まだ、総帥プロデューサーのアルフレッド・ライオンがプロデュースの実務を直接、取っていた時期にも関わらず、である。他の大手レーベルのオファーが金銭的にかなり魅力的だったのだろうか。とにかく、ヘンダーソンは、まずは、マイルストーン・レーベルに移籍する。
Joe Hend...
ブルーノートの、創立以降、ジャズの潮流が変わりつつあった1968年までにリリースされたアルバムから、レココレ誌の執筆陣が選んだ「ベスト100」。ブルーノートらしい内容、音、響き。そんな三拍子揃ったブルーノート盤の「ベスト100」。今日はその「第7位」。
Thelonious Monk 『Genius of Modern Music Vol.1』。1947年10月15日、1947年10月24日、19...
ブルーノートの、創立以降、ジャズの潮流が変わりつつあった1968年までにリリースされたアルバムから、レココレ誌の執筆陣が選んだ「ベスト100」。ブルーノートらしい内容、音、響き。そんな三拍子揃ったブルーノート盤の「ベスト100」。今日はその「第6位」。
Ornette Coleman『At the "Golden Circle" Stockholm vol.1』(写真左)。1965年12月3–4日...
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