2026年5月10日 (日曜日)

ジャズ・ファンクを走るファレル

CTIレーベルに来て、正統派クロスオーバー・ジャズなアルバムを制作してきたジョー・ファレル。よりファンキーな路線へと舵を切ったCTI第4作目が『Penny Arcade』。そして、CTI第5作目である。より骨太でロック色の強いフュージョン・サウンドへの傾倒が色濃い、ジャズ・ロック/ジャズ・ファンクの好盤である。 Joe Farrell『Upon This Rock』(写真左)。1973年10月, ...

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2026年5月 9日 (土曜日)

ジャズ・ファンクのファレルです

チック・コリア率いる第1期リターン・トゥ・フォーエヴァーのメンバーとしても知られるサックス&フルート奏者のジョー・ファレル。それまで、CTIレーベルに来て、正統派クロスオーバー・ジャズなアルバムを制作してきたが、この盤は、よりファンキーな路線へと舵を切ったCTI第4作目。 Joe Farrell『Penny Arcade』(写真左)。1973年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Joe Farre...

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2026年5月 8日 (金曜日)

サンタナとアリスとのコラボ

この作品は、サンタナがインドの導師シュリ・チンモイに師事し「デヴァディップ(Devadip)」という霊名を受けた時期に制作されている。ジョン・コルトレーンの妻であり、自らも優れたピアニスト・ハープ奏者であるアリス(霊名トゥリヤ)との共演は、サンタナのキャリアにおいて最も瞑想的で、ジャズの即興演奏に深く踏み込んだものとなっている。 Carlos Santana,Alice Coltrane『Illu...

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2026年5月 7日 (木曜日)

アリスのスピリチュアルを見直す

アリス・コルトレーンが、インパルスからワーナー・ブラザース・レコードへ移籍した第一弾として1976年に発表した、スピリチュアル・ジャズの金字塔的作品である。オーケストラからトリオまで多彩な編成で、アリス・コルトレーン独自のスピリチュアル・ジャズを創出している。 Alice Coltrane『Eternity』(写真左)。邦題「永遠なる愛」。1975年8月13日〜10月15日の録音。ちなみにパーソネ...

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2026年5月 6日 (水曜日)

スピリチュアル+ブラジリアン

ブルーノートの4300番台のアルバムらしいアルバムである。ファンクネス漂うシンプルで、どこか趣味の良い「地味」なバップ・ピアニストだったデューク・ピアソンが、突如、ボサノヴァとコーラス・アンサンブルが融合を融合した、摩訶不思議な、ポップでスピリチュアルなリーダー作をリリースしている。 Duke Pearson『How Insensitive』(写真左)。1969年4月11,14日、5月5日の録音。...

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2026年5月 5日 (火曜日)

ボーカル入りのハッチャーソン

ハッチャーソンのヴァイブはハードバップなヴァイブでは無い。ハッチャーソンのヴァイブは「新主流派」のヴァイブである。モーダルであり、フリーであり、アーティステックである。ハッチャーソンは意外と硬派なミュージシャンで、この「新主流派のジャズ・ヴァイブ」のスタイルを生涯貫き通した。が、このアルバムで、とんでもない寄り道をする。 Bobby Hutcherson『Now!』(写真左)。1969年10月3日...

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2026年5月 4日 (月曜日)

69年のカウント・ベイシー楽団

1969年のカウント・ベイシー楽団の演奏である。ジャズ人気は曲がり角を迎え、演奏内容もフリー、スピリチュアル、クロスオーバー、そして、電気楽器での演奏が混ざって、混迷の度合いを深めつつある時代。そんな時代に、このアルバムは、ドイツのジャズ専門レーベルMPSレーベルの創設者ハンス・ゲオルク・ブルーナー=シュヴェアの強い要望により制作されたものとのこと。 Count Basie and His Orc...

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2026年5月 3日 (日曜日)

ライオネル・ハンプトン健在

1982年と言えば、フュージョン・ジャズが全盛期を越えて、下降線を辿り始めた頃。それでも、その人気はまだまだ維持されていて、純ジャズ、ましてや、スイング・ジャズの入り込む余地は無かった。が、フージョン・ジャズの全盛のアンダーグラウンドで、純ジャズは生き存えていた。そして、このライヴ・アルバムでは、スイング・ジャズもしっかりと継承されていたことが確認出来る。 Lionel Hampton And H...

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2026年5月 2日 (土曜日)

エリスとグリーンのギター共演

演奏の雰囲気・演奏のトレンドは「スイング」。スウィング・ジャズの真髄を楽しめる好盤。カウント・ベイシー楽団の象徴であるフレディ・グリーンが、楽団を離れてリーダー格として録音に参加、スインギーでブルージーな職人ギタリストのハーブ・エリスと共演、エリスとグリーンの2台のギタリストがフロントのクインテット編成。 Herb Ellis & Freddie Green 『Rhythm Willie』...

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2026年5月 1日 (金曜日)

ジャパン・ミーツ・ジャズの一枚

このアルバムの副題は「ジャパン・ミーツ・ジャズ」で、独のMPS(SABA)レコードの「ジャズ・ミーツ・ザ・ワールド」シリーズの一作である。いわゆる「和洋折衷ジャズ’の好盤。3人の琴奏者(白根きぬ子、野坂恵子、宮本幸子)を加え、日本の伝統楽器である「琴」を本格的にジャズへ取り入れた斬新な構成が特徴。 白木秀雄『Sakura, Sakura』(写真左)。1965年11月1日、ベルリンでの録音。MPS(...

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2026年4月30日 (木曜日)

ソウルフルなアンドリュー・ヒル

メロディーの断片、落ち着きなく変化する音階、濃密な多色和音、予測不能なリズム。自由度の限りなく高いモードからややフリー。突出した個性で、1960年代前半、遅れてきた鬼才ピアニストとして、記憶に残るピアニスト、アンドリュー・ヒル。そんな鬼才ピアニストが、1960年代終盤、ブルーノートの4300番台では、大変貌を遂げていく。 Andrew Hill『Lift Every Voice』(写真左)。196...

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2026年4月29日 (水曜日)

”新局面を迎える” 浅利史花です

プロ活動10周年を迎える浅利史花が、伝統的なオルガン・ジャズの系譜を受け継ぎながら、新たなステージへと踏み出した意欲作。これまでのキャリアを土台にしつつ、タイトルには、次の10年に向けて「新しいフェーズ(段階)」へ踏み出すという決意が込められている、とのこと。「伝統への敬意と、自分らしい新境地の融合」がテーマ。 Fumika Asari『Enter A New Phase』(写真左)。2026年4...

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2026年4月28日 (火曜日)

ウィルソンのラウンジ・ジャズ

この作品は、ピアニストであるジャック・ウィルソンがブルーノートに残した3枚目にして最後のリーダー作。純ジャズというよりも、当時のポップスのヒット曲を取り入れたラウンジ風・ポップ・ジャズに近い作風。全面的にストリングスがバックに入り、アレンジは聴き易さ優先。イージーリスニング志向が強烈な、ラウンジ・ジャズである。 Jack Wilson『Song For My Daughter』(写真左)。1968...

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2026年4月27日 (月曜日)

懐かしの融合盤『Hiroshima』

フュージョン・ジャズには、さすが「フュージョン(融合)」というだけあて、ジャズを取り巻く、周辺の別の音楽ジャンルと融合したり、全く予想もしない楽器を使用したり、ジャズの適用力の高さを最大限に活かして、様々な「フュージョン(融合)」にチャレンジした。しかし、そのチャレンジは、決して、全てが成功した訳ではない。成功した方が少なかったのでは無いか。 『Hiroshima』(写真左)。1979年の作品。フ...

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2026年4月26日 (日曜日)

『Here’s Lee Morgan』再聴

2025年リマスターとのこと。確かに、楽器毎の解像度が上がり、楽器の音が生音に近い鮮度を保っている。そのお陰で、リー・モーガンのトランペットがとても魅力的に響いている。コンディションも良かったのだろう、モーガンのトランペットは絶好調。オープンにミュートにその妙技を存分に発揮している。 Lee Morgan『Here's Lee Morgan』(写真左)。1960年2月の録音。ちなみにパーソネルは、...

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  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

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