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2019年3月17日 (日曜日)

ECMを感じるに絶好の一枚

欧州ジャズの老舗レーベルであるECM。ECMには独特の音の傾向がある。西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」。極力、電化サウンドを排除し、アコースティックな表現を基本とし、限りなく静謐で豊かなエコーを個性とした録音。

米国のブルーノート・レーベルの「統一感」に勝るとも劣らない、芸術という観点でのレーベル運営をECMに感じることが出来る。アイヒャーの監修・判断による、アイヒャー独裁による強烈な「美意識」。"The Most Beautiful Sound Next to Silence" この「沈黙に次いで最も美しい音」を基本とするECMレーベルの「音の統一感」は、"Produced by Manfred Eicher" のクレジットの下に徹底されている。

そんなECMレーベルには、専属、もしくは専属に近いミュージシャンが多くいる。例えば、ヴァイブのゲイリー・バートン(Gary Burton)などは、ECMの「お抱えミュージシャン」の代表格。当然、ECM時代のバートンの数々のリーダー作の音は、典型的なECMレーベルの音世界で充満している。
 

Dreams_so_real  

 
Gary Burton『Dreams So Real - Music of Carla Bley』(写真)。1975年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Gary Burton (vib), Mick Goodrick (g), Pat Metheny (g), Steve Swallow (b), Bob Moses (ds)。ギターは若き日のパット・メセニーとバークリーの師匠格のグッドリックとが、曲によって弾き分けている。副題を見れば「カーラ・ブレイの作品集」であることが判る。

典型的なECMの音世界である。バートンの革新的な4本マレット・ヴァイブが効いている。硬質で透明度の高いクリスタルな響き。転がる様に流麗なアドリブ・フレーズ。若き日のパット・メセニーのエレクトリック12弦ギターも良い。ファンクネスは皆無、切れ味の良い、西洋クラシックの香りのするストローク・プレイ。「静謐な熱気」を伴った、適度なテンションが心地良いインプロビゼーションの数々。

この盤、どの収録曲についても演奏のレベルが高い。1曲たりとも「緩演」や「駄演」が無い。「静謐な熱気」と「適度なテンション」を伴ったグループの個性とメロディアスなカーラの曲とのマッチングが絶妙。現代芸術的なECMオリジナルの統一感を強く感じるアルバム・ジャケットのアートワークも良好。ECMの音世界を感じるに絶好の好盤です。

 
 
東日本大震災から8年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2019年3月16日 (土曜日)

ECMの中では異質な内容だけど

ECMレーベルは、欧州ジャズを代表する老舗レーベル。レーベルの音の傾向は基本的に「ニュー・ジャズ」。米国で発展した「ビ・バップ〜ハードバップ」のトレンドを踏襲すること無く、ハードバップ以降のモード・ジャズやフリー・ジャズ、スピリチュアル・ジャズに取り組むのだが、それらに「欧州ジャズ」の個性を反映させて「ニュー・ジャズ」に仕立て上げている。

Tomasz Stańko『Balladyna』(写真左)。1975年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Tomasz Stańko (tp), Tomasz Szukalski (ts, ss), Dave Holland (b), Edward Vesala (ds)。リーダーのトーマス・スタンコはポーランド出身のトランペッター。サイドマンのサックスのトーマス・シュカルスキーもポーランド出身。ドラマーのエドワード・ヴェサラはフィンランド出身。そして、ベースのディブ・ホランドはイングランド出身。オール欧州のピアノレス・カルテットである。

ECMレーベルでは珍しいのだが、出てくる音はハードバップ系の音。モーダルなハードバップである。ただし、欧州ジャズの老舗、ECMレーベルのモーダルなハードバップである。まず、ファンクネスは皆無。出てくる音はシャープで切れ味が良い。ECM独特のエコーが効いて透明度の高い音。ジャズをイメージする「汗と煙」については全く無縁。米国のモーダルなハードバップとは正反対の雰囲気。
 

Balladyna  

 
「クールな熱気」と表現したら良いのか、この盤の演奏についてはいずれも「クールな熱気」溢れる、ダイナミズム溢れる演奏が清々しい。実に真摯な音世界にポーランド・ジャズの矜持を感じる。ジャズをアートと捉えて、演奏する側も聴く側も出てくる音にしっかりと相対する。特に冒頭の1曲目の「First Song」については、そのハードで創造的な演奏に度肝を抜かれる。

2曲目の「Tale」はサックス抜きのトランペット+ベース+ドラムの変則トリオ。静的な演奏なんだが切れ味の良い、結構テンションの高い演奏で、欧州ジャズの真髄に触れた気分になる。基本はモードなんだが、ところどころでフリーな演奏やスピリチュアルな演奏を織り交ぜて、ECMの十八番である「ニュー・ジャズ」がしっかり展開されている。

欧州ジャズ仕込みのハードバップな演奏であるが、聴いていてしっかりと印象に残るのは、ホランドのベース。重低音が練り歩く様な、骨太でしなやかな粘りとソリッドな弦の響きが印象的。この盤のどの演奏にもホランドのベースがしっかりとビートの根元を押さえています。ECMレーベルの中では異質な内容ではあるが、音の雰囲気は明らかにECMレーベルのモーダルなハードバップ。好盤です。

 
 
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2019年3月 2日 (土曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・76

1996年、キースは慢性疲労症候群と診断され、同年の秋以降の活動予定を全てキャンセルして自宅での療養を余儀なくされる。2年の闘病の後、1998年に復活。スタンダーズの活動を再開させる。復活後は相応の調子を取り戻すのに少し時間がかかったが、1999年7月5日、パリでのライブ録音である『Whisper Not』を聴いて判る様に、この時点でほぼ復調なったと感じている。

Keith Jarrett『Yesterdays』(写真左)。2001年4月24日と30日、東京文化会館とオーチャードホールでのライブ録音。パーソネルは、当然、Keith Jarrett (p), Gary Peacock (b), Jack DeJohnette (ds)。お馴染みの「スタンダーズ」トリオ。所要時間約75分でCD1枚仕様。2001年の録音であるが、しばらくお蔵入りになった後、2009年にリリースされている。

何か問題があって「お蔵入り」になった訳では無いことは、このライブ盤を聴けば判る。この盤では、慢性疲労症候群から完全復調なったキースのほぼ従来と同じレベルの好パフォーマンスを聴くことが出来る。恐らく、さすがにスタンダーズの演奏もここまでくるとマンネリ感は拭えず、スタンダード曲がメインの演奏は避けたのではないか。2001年には同じ日本でのライブ録音とはいえ、オリジナル曲オンリーのライブ盤をリリースしている。
 

Yesterdays_keith_jarrett  

 
このライブ盤でのスタンダーズは「ノリが良い」。三位一体となったインタープレイが素晴らしい。ベストに近いスタンダーズの演奏がこのライブ盤で聴ける。2001年録音は現在では4枚のアルバムがリリースされている。キースが慢性疲労症候群を克服し、完全復調なった時期がこの2001年だったのだろう。完全復調なったキースは、同時にあの「唸り声」も完全復活している。賛否両論の「唸り声」であれば、これがキースの「元気な印」であるのなら、これはこれで我慢、である。

しかし、復調なったキースのスタンダーズは演奏内容に大きな変化が感じられる。病気リタイアまでは、基本的にキースがメイン。キースが前へ前へ出てピアノを弾きまくるところに、ぴったりと寄り添うようなデジョネットとピーコックであったが、キースの復調後は、キース、デジョネット、ピーコックのパフォーマンスが均等になっている感じなのだ。これが良い方向に作用していて、三位一体となったインタープレイをより印象的なものにしている。

まだまだ知られていないスタンダード曲を発掘し、手垢の付いた有名なスタンダード曲を見直し、類い希なピアノ・トリオで斬新なアレンジを施し再構築する。このキースのスタンダーズの手法についてはやはり「マンネリ感」は否めない。しかし、このライブ盤でのパフォーマンスの見事さは、そんな「マンネリ感」を吹き飛ばして余りあるもの。意外とスタンダーズの理想形がこのライブ盤に記録されているのかも知れない。

 
 
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2019年2月24日 (日曜日)

リピダルの一人即興+多重録音

ECMレーベルの個性的な音は、1970年代後半にジャズを聴き始めた自分の耳には衝撃だった。ジャズと言えば「米国」、それも「ハードバップ」。ECMの音は違った。クラシックの様でもあるが、演奏の基本は即興演奏。ファンクネスは皆無で透明度の高く、クリアな音だが、出てくるビートは「オフビート」。当時の言葉で言うと「ニュー・ジャズ」。

Terje Rypdal『After The Rain』(写真左)。1976年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Terje Rypdal (g, syn, p, ss, fl, bells, tubular bells), Inger Lise Rypdal (vo)。ECMを代表するノルウェー出身のギター奏者、テリエ・リピダルの好盤。この盤は殆どが彼のソロ。多重録音で幾つかの楽器を重ねている。ヴォイスについて、当時の奥方が担当している。

多重録音なんだが、どこか「プログレッシブ・ロック」の雰囲気がプンプンするフレーズが満載。リピダルの浮遊感溢れるエレギとキーボードとの耽美的で印象的なデュオの様な展開。決して、ハードバップなビートの効いた演奏では無い。しかし、演奏の基本は「即興演奏」で、そのリピダルの「一人即興演奏」の妙が実に印象的で、実にアーティスティック。
 

After_the_rain_1  

 
リピダルのエレギは決してストレートでは無い。浮遊感溢れる、適度に捻れたロング・サスティーン、印象的で耽美的なフレーズ、無ビートでは無いが、幻想感溢れる雰囲気が濃厚で、即興演奏をベースとしているところが、唯一この演奏をジャズとする拠りどころ。モーダルな展開とフリーな展開が融合した、独特の音世界を創作している。

冒頭の「Autumn Breeze」での奥方のコーラスも幻想的で効果的。この奥方のコーラスの存在が、このリピダルの人工的な多重録音に人間的温もりを与えていて、この多重録音も人間の成せる技なんだ、ということを再認識させてくれる。クラシックの楽曲の様に整然と統制のとれた演奏では決して無く、自由度が高く浮遊感の強い、クラシックでは絶対にあり得ない、正反対の音世界である。

これが実にジャズらしく響くのだから面白い。ECMレーベルらしい深いエコーもこの盤の演奏には、実に効果的に作用している。このリピダルの「一人即興演奏+多重録音」の音世界は、とても「ECMレーベルの音」らしい。ECMを代表するアルバムの一枚でしょう。ジャケットも実にECMレーベルらしい。良いアルバムです。中堅ジャズ者以降向け。

 
 
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2019年2月21日 (木曜日)

典型的なECMレーベルの演奏

若き日のポール・モチアンのどアップのジャケットに思わず「引く」。印象的なジャケットが多いECMレーベルにしては、これは珍しい、リーダーのどアップでリアルな写真ジャケ。しかも、当時は30㎝LPの時代なんで、このモチアンのどアップなジャケットで、ある意味、迫力があったでしょうね(笑)。

Paul Motian『Tribute』(写真・右は別ジャケ)。1974年5月の録音。ちなみにパーソネルは、 Paul Motian (ds, perc), Carlos Ward (as), Sam Brown (g), Paul Metzke (el-g), Charlie Haden (b)。モチアンのドラムに、ヘイデンのベース。カルロス・ワードのアルトに、ブラウンとメッツクのギター。ECMレーベルからのリリース。このパーソネルから、演奏の内容はフリーかアブストラクトなジャズやろうなあ、と当たりを付ける。

スピーカーから出てくる音は「純正のECMの音」。切れ味の良い、静的で深いエコーのかかった深みのある音。フリーな演奏ではあるが、演奏の底にしっかりとビートが乗っていて、今、流行の静的で硬派なスピリチュアル・ジャズの雰囲気。グルーヴ感もそこはかとなく漂い、意外と聴き応えのある「欧州スピリチュアル・ジャズ」。
 

Tribute  

 
2本のギターの浮遊感が効果的。ギターの美音が基本の浮遊感なので、透明度の高いスピリチュアル感が増幅される。そこにグッと硬派に入ってくるのがヘイデンのベース。この重低音溢れる、鋼がしなる様なベースが実に印象的で、浮遊感溢れる2本のギターのフレーズの中にグッとしっかりとした芯を与える。演奏全体が締まり、めくるめくアカデミックな展開に思わず耳をそばだてる。

モチアンのドラミングは硬軟自在、強弱自在、遅速自在。柔軟で自由度が高いが、しっかりとビートをキープしたポリリズミックなドラミングは見事。ヘイデンのベースとの相性が抜群で、この二人のリズム・セクションが、この盤に相当に分厚くて切れ味の良いリズム&ビートを供給している。このリズム&ビートがこれまた「スピリチュアル」。

アルバム全体で40分弱とちょっと短い収録時間ですが、聴き応えは十分。典型的なECMレーベルの音がこれでもかというくらい詰まっていて、ECMレーベル独特と言って良い、欧州的な、はたまた北欧的な、フリーな展開や静的なスピリチュアルな響きが堪りません。ちょっとマニアックな内容なので、ジャズ者初心者にはちょっと早いかなとも思いますが、ECMレーベルの音を体験するには、なかなか良い雰囲気のアルバムと思います。

 
 
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2019年2月15日 (金曜日)

耽美的なスピリチュアル・ジャズ

ジョー・ロバーノ(Joe Lovano)。1952年12月、米国オハイオ州の生まれ。現在66歳。ジャズの世界では「ほぼレジェンド」の位置付け。とても雰囲気のある、硬派で骨太なサックスを聴かせてくれるのだが、我が国では全くといっていいほど人気が無い。何故かは判らないが、日本のレコード会社の宣伝対象にならなかったんだろう。ジャズ雑誌でも全くの「無視」状態。

僕もそのお陰で、ロバーノを知ったのは21世紀になってから。現代ブルーノート・レーベルのお陰、ジャズ盤のダウンロード・サイトのお陰である。21世紀になってからも、ロバーノのCDは日本のショップでは手に入らない。iTunesストアなど、ダウンロード・サイトにいわゆる「外盤」がアップされてから、ロバーノのアルバムも一部、手に入る様になった。

ロバーノのテナーはテクニック優秀、骨太で硬派で大らかで豪快で繊細。日本で人気が無かったのが不思議なくらい。日本で人気のロリンズでも無い、コルトレーンでも無い、ロバーノ独特の個性がある。特にロバーノの最大の個性は「芯のある繊細さ」。豪快なだけでは無い、表現力が豊かで、しっかり吹ききってはいるんだが、実に繊細な、心の揺らぎの様なブロウが個性。
 

Trio_tapestry_joe_lovano

 
Joe Lovano『Trio Tapestry』(写真左)。 2018年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Joe Lovano (ts), Marilyn Crispell (p), Carmen Castaldi (ds) 。なんとこのアルバムは、ECMレーベルからのリリース。録音場所はNYなんだが、ECMの総帥 Manfred Eicherがプロデュースしている。これは、と思って聴き始めると、スピーカーから出てくる音は「ECMの音」。1970年代からのECMお得意の「ニュー・ジャズ」の範疇。

カルメン・カスタルディの程良くエコーのかかったシンバルが演奏全体のビートを先導する。場面場面の音の雰囲気を最終的にコントロールしているのは、このカスタルディのリズム&ビート。このリズム&ビートの存在が、このアルバムの演奏をフリーに陥るのを踏みとどまらせている。静的でスピリチュアルな欧州の「ニュー・ジャズ」的雰囲気。耽美的なサックスとピアノの音の絡みが素敵に響く。

一言で表現すると「耽美的なスピリチュアル・ジャズ」。自由度がかなり高い即興演奏。端正な展開の部分はモーダルな演奏、自由度の高い展開の部分はフリーな演奏。ロバーノのサックスの個性が存分に発揮されている。そして、そのサックスに絡み、寄り添うのが、マリリン・クリスペルのピアノ。耽美的で繊細な音と力強い音とが織りなす「音のテクスチャー」。実にECMらしい好盤である。

 
 
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2019年1月26日 (土曜日)

冷たく燃える、典型的なECM盤

明快に「ECMレーベルの音」である。こんな音は米国には無い。オフビートながらファンクネスは皆無でクリアな楽器の音。自由度が高く、全く破綻の無いモーダルな演奏。フリーな演奏も必要最低限の規律があって、統率がとれている。この音は明らかに欧州ジャズの音である。

今日のECM盤は『Gateway』(写真)。1975年3月、ECMのTonstudioでの録音。ちなみにパーソネルは、John Abercrombie (g), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)。欧州版捻れギターのアバークロンビー、重戦車ベースのホランド、変幻自在ドラムのデジョネットの3人が結成したグループ「Gateway」の1st.アルバムになる。

冒頭のホランド作「Back-Woods Song」が無茶苦茶に格好良い。ホランドの重戦車ベースのソロから始まるイントロ。デジョネットのリズムックなシャッフルが絡み、アバークロンビーのギターが捻れて入ってくる。演奏の底にファンクネスは皆無、それでいて躍動感溢れるオフビートはかなりジャジー。聴いていて、これは明らかに「欧州の純ジャズ」である。
 

Gateway  

 
このトリオの主役はやはりフロントのアバークロンビーのギターだろう。知的で内省的なハイテクニックな捻れギター。しかし、収録曲のほとんどがホランド作。演奏のリズム&ビートを支えているのはデジョネットのポリリズムックなドラム。3者がそれぞれの個性の強みを活かした、素晴らしいトリオ演奏である。

だが、である。このトリオ演奏全体をコントロールしているは、ホランドのベース。ホランドが繰り出す切れ味の良いロック的なビート、フリージャズ的な展開、演奏のボトムを支える重低音ベース。デジョネットの変幻自在のドラミングに瞬時に反応していくホランドのテクニックには驚嘆する。

これだけしっかりとしたリズム・セクションである。さぞかし、フロントのアバークロンビーのギターは弾いていて楽しかったろう。音の温度感は冷たいのだが、演奏の雰囲気は「ホット」そのもの。冷たく燃える3者対等なインプロビゼーション。深い独特のエコーはECMレーベル独特なもの。アーティスティックな雰囲気が色濃く漂う、上質の欧州ジャズである。

 
 

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2019年1月17日 (木曜日)

ECMレーベルらしい内容と響き

欧州ジャズ・レーベルの雄、ECMレーベル。お抱えのジャズメン、多々あれど、そう言えばトランペットが少ないなあ、という印象がある。ちょっと思い起こしてみると、ケニー・ホイーラー(Kenny Wheeler)が先ず浮かんで、あとは・・・。あれれ、他はいないのか。う〜ん。最近では、イスラエル出身のジャズ・トランペッター、アヴィシャイ・コーエンなんかが、ECMレーベルから好盤を出しているんですが。そう言えば、ECMを代表するトランペッター人材って不足気味ですね。

さて、ジャズを聴き初めて、イタリア・ジャズを知ったのが1990年代後半。そして、イタリア・ジャズの代表的トランペッターが、1970年代、ECMレーベルに好盤を残しているのに気がついた。エンリコ・ラヴァ(Enrico Rava)である。ラヴァは1939年生まれ、現在79歳。イタリアはトリエステの出身。マイルス・デイヴィスの演奏を聴き、トランペットを志す。ヨーロッパ、そしてアメリカを舞台に活躍。イタリア・ジャズを牽引してきた、イタリア・ジャズの至宝である。

Enrico Rava『The Pilgrim and the Stars』(写真)。1975年6月の録音。ECMの1063番。ちなみにパーソネルは、Enrico Rava(tp), John Abercrombie (g), Palle Danielsson (b), Jon Christensen (ds)。 ギター・トリオをバックにしたトランペットのワンホーン・カルテット。ギター・トリオとは言っても、ギターはECMのお抱え「捻れ」ギタリスト、アバークロンビー。リズム・セクションにECM専属、ダニエルソンのベースとクリステンセンのドラム。明らかに、ECMレーベルの音の蔓延が期待出来る。
 

The_pilgrim_and_the_stars_rava  

 
エンリコ・ラヴァのトランペットは、明らかに欧州テイスト。凛とした透明感のある伸びのある音。切れ味豊かでエッジが立ったフレーズ。クールに熱いアドリブ展開。これぞ、欧州系のトランペット、という音に惚れ惚れする。しかも、この盤でのラヴァのブロウは実にシリアス。欧州的な響きが豊かな、限りなく自由度の高い、モーダルな演奏が実に素晴らしい。

そんなラヴァのトランペットに絡む、ECMのお抱え「捻れ」ギタリスト、アバークロンビーの自由度高い、くすんで捻れたエレギの音が、これまた欧州的だ。アバークロンビーは米国出身のギタリストなんですが、出てくる音は明らかに欧州的。それも北欧の香りがプンプンする。このアバークロンビーのエレギがラヴァのトランペットに実に相性良く絡むのだ。

ECMレーベル特有の透明感と浮遊感溢れるエコーの中で、ラヴァのトランペットとアバークロンビーのエレギが自由奔放に飛び交い、効果的に絡む。この盤に詰まっている、限りなく自由度の高いモーダルな演奏はECMレーベルならではの内容と響きを誇る。ジャズ盤紹介本には、まずこの盤のタイトルは挙がらないが、この盤、実にECMレーベルらしい内容と響きの盤なのだ。最後に余談であるが、発売当時の邦題は「魚座の難破船」。これは良く判らない(笑)。

 
 
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2019年1月16日 (水曜日)

ECMの音の「てんこ盛り」です

ECMレーベルのアルバムの聴き直し。1970年代のECMレーベルには専属のジャズメンが多くいる。米国のジャズ盤には一切顔を出さない。とにかくECMレーベルオンリー。例えば、ギターのラルフ・タウナーやテリエ・リピダル、テナーのヤン・ガルバレク、ベースのエバーハルト・ウェーバーやパレ・ダニエルソン、ドラムのヤン・クリステンセン等々、挙げれば切りが無い。この辺が、ECMレーベルは欧州ジャズを代表するレーベルと評価される所以である。

特に、1970年代の北欧の優秀どころはほぼECMレーベルに所属していたと言って間違い無い。このECMレーベル専属のジャズメン達が、こぞって、ECMレーベルをイメージさせる音世界を表現するのだから凄い。ECMの総帥、マンフレート・アイヒャーのプロデュース能力も卓越しているが、その意向にしっかりと沿いながら、自らの個性的な表現をやってのける専属ジャズメン達も凄い。そこに、ECMレーベル独特の深いエコーがかかる。ECMレーベルの音の出来上がりである。

Ralph Towner『Solstice』(写真)。ECM1060番。1974年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Jan Garbarek (ts,fl), Ralph Towner (g, p), Eberhard Weber (b,cello), Jon Christensen (ds,perc)。ギターのラルフ・タウナーがピアノも担当している。しかしまあ、ECMレーベル専属ミュージシャンでガッチリ固められたパーソネルである。なんか聴く前から出てくる音が想像できる。ECMレーベル好きにとってはワクワクするパーソネルである。
 

Solstice  

 
ラルフ・タウナーのギターって、とってもECMレーベルらしい音をしている。クラシックの様でその即興性はジャズそのもの。でも、タウナーのギターって気の毒で、ソロでやれば、テクニックはあるが「クラシックとは弾き方が違う」とか「ジャジーでは無い」と揶揄される。即興演奏の妙は遺憾なく発揮されているにもかかわらず、である。まあ、タウナーのギターをジャズだのクラシックだの既成の音楽ジャンルに括り付けようとすること自体、無理がある。

デューク・エリントンの「この世の中には良い音楽と悪い音楽の2種類しかない」という言葉を思い出す。この盤でのタウナーのギターは「良い音楽」だと僕は解釈している。このタウナーのギターに、ウエーバーのベースとクリステンセンのドラムがバックにつけば、たちどころにジャズっぽさ濃厚となるのだから、音楽って面白い。そして、フロントにガルバレクのテナーが座って、これまた、このガルバレクのテナーの音が、透明度高く伸びの良いメロディアスなもので、いかにもECMレーベルらしい音をしている。

ウエーバーのベースとクリステンセンのドラムは、明らかにECMレーベルお抱えのリズム・セクションの二人。ということで、ECMらしい音ってどんな音ですか、と問われれば、このアルバムを取り出す。それほど、この『Solstice』というアルバムの音って、全く以て「ECMレーベルの音」のてんこ盛りなのだ。

 
 
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2018年12月29日 (土曜日)

ECMが考えるエレ・ジャズ

ジャズ盤鑑賞の今年のトピックの1つは、「ECMレーベル」のストリーミング解禁である。「静寂の次に美しい音(The Most Beautiful Sound Next To Silence)」を合言葉に、ジャズを主とした作品を次々にリリース。透明感のある音と洗練されたジャケット・デザインで人気を博したレーベルで、ストリーミングには難色を示したままであったのだが、突如、解禁に踏み切ったのだ。この報にはビックリした。

「ECMが推奨するメディアはこれまで通りCDとレコードですが、まず優先すべきことは音楽を聴いてもらうことです。CDやレコードなどのフィジカル・カタログと著作者は私たちにとって極めて重要なものです。しかし、近年、我々ECMとそのミュージシャンたちは、無許可のストリーミングやビデオのシェア、ブートレッグ、非合法ダウンロードなどに悩まされてきました。著作権が正しく尊重される範囲で、我々の楽曲にアクセスできるようにすることが重要だったのです」

以上がストリーミング解禁に至った公式見解。なるほど、著作権を守るにはこれしか無かった、ということか。納得。しかし、我々、ジャズ盤鑑賞者については、実に喜ばしいことであった。CDでは未リリースや廃盤状態にあるものがあったのだが、ECMレーベルのカタログに挙がった盤のほとんどがストリーミングで鑑賞できるのだ。こんな時代が来るとは思わなかった。早速、カタログの最初からECM盤を聴き直しである。
 

Drum_ode_ecm  

 
Dave Liebman『Drum Ode』(写真)。1974年5月の録音。ECMの1046番。ちなみにパーソネルは、Dave Liebman (ss, ts, alto-fl), Richard Beirach (el-p), Gene Perla (b), John Abercrombie (g), Bob Moses, Jeff Williams (ds)のダブル・ドラムのクインテット構成に、コンガやタブラ、ボンゴ、その他パーカッションが絡む。ボーカルも参加している。エレ・マイルスのグループに参加していたサックス奏者、デイブ・リーヴマンのECMでのリーダー作である。

ECMとリーヴマン、ってなんかイメージが合わないのだが、確かにこの盤の内容、ECMレーベルとしては「異色盤」である。タイトル通りリズムに重点が置かれ、パーカッション+ドラムだけで総勢8名が名を連ねている。ビートをメインに添えたエレ・ジャズ。当時のエレ・マイルスから、ファンクネスと重量感を落として、スッキリ判り易くした感じの内容。それをバックにリーヴマンがエレ・マイルスのグループに参加している時と同じイメージでサックスを吹く。

この盤では、デイブ・リーヴマンのサックスがしっかりと目立っている。吹くフレーズは今となっては「金太郎飴」なんだが、当時の「時代の音」であり、エレ・マイルスの傍らにいたリーブマンの「エレ・ジャズとしての回答」と感じている。意外とバイラークのエレピが良い響き。ECMレーベルが考える「エレクトリック・ジャズ」として、聴き応えのある内容である。

 
 
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