2017年6月28日 (水曜日)

トニーを忘れてはならない

このところ、ジャズ・ドラムの個性について振り返っている。ロイ・ヘインズ、アート・ブレイキー、そして、エルヴィン・ジョーンズ。そうそう、そう言えば、この人のドラミングも個性的だ。シンバル・ハイハットを多用、凄まじいスピードで刻まれるビート。怒濤の様なバスドラ、高速の4ビート。圧倒的なハイテクニック。

トニー・ウィリアムスである。マイルス率いる1960年代黄金のクインテットのドラマー。疾走するハイハット。高速4ビート。60年代後半はフリー・ジャズ、70年代はロックに傾倒し、そのドラミングは「神」の域に達する。迫力満点、手数の多い、疾走感と切れ味が拮抗する、限りなく自由度の高いリズム&ビート。

トニー・ウィリアムスは、アート・ブレイキーやマイルス・ディヴィスと同様、有望な若手ジャズメンを自らのバンドに引き入れ、育成することに力を入れた。1980年代後半から、新生Blue Noteレーベルから立て続けにメインストリーム指向のアルバムをリリース、この中で、有望な若手を育て上げている。

Tony Williams『Native Heart』(写真左)。1989年9月の録音。ちなみにパーソネルは、Tony Williams (ds), Ira Coleman, Bob Hurst (b), Mulgrew Miller (p). Wallace Roney (tp). Bill Pierce (ts, ss)。今から振り返ってパーソネルを見渡すと、いや〜錚々たるメンバーですなあ。
 

Native_heart

 
内容的には、1960年代マイルス・クインテットの音世界を、テクニック的にグッとステップアップして、限りなく自由度の高い、モーダルな純ジャズを展開している。凄まじい内容である。ジャズという音楽ジャンルの表現バリエーションがこんなに「複雑で深く広い」ということに思わずビックリする。しかも「判り易い」。

リーダーのトニーのドラミングが凄い。派手なパフォーマンスを経て、このアルバムでは、普通にバックに控えてフロントを盛り立てる役割に徹しているが、この余裕ある状況でのトニーのドラミングは殊の外、素晴らしい。余裕ある中で限りなく自由度の高いリズム&ビートを叩き出し、高速の4ビートで疾走する。

そんなトニーにリズム・セクションの一員として追従する、ピアノのマルグリュー・ミラーが良い。煌びやかなアドリブ・フレーズを醸し出しながら、左手のブロックコードでビートの底をガーンと押さえる。このミラーのピアノが白眉。僕はこの人のピアノが大好きで、これが聴きたいから、この頃のトニー・ウィリアムスのバンドのアルバムを聴き漁ったものだ。

そんなトニーは、1997年、胆嚢の手術の後の心臓発作により死去(51歳)、そして、マルグリュー・ミラーも、2013年、脳卒中を起こして入院していた病院で死去(57歳)。どちらも、あまりに若すぎる死であった。しかし、この『Native Heart』には、二人の素晴らしいプレイが残されている。好盤である。
 
 
 
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2015年9月 4日 (金曜日)

ドラマーがリーダーの盤って・4

ジャズ・メッセンジャーズを率いるリーダーであり、このメッセンジャーズを母体に、若手の有望株を育てていくという「道場」の様な役割を果たした「アート・ブレイキー(Art Blakey)。バンドのリーダーとしての役割がピッタリであった。

そんなバンドのリーダーとして若手の有望株を育て、サポートしていくという役割を引き継ごうとしたのが、ドラムの神童、トニー・ウィリアムス(Tony Willams)だろう。

その狼煙を上げたのが、このアルバムである。Tony Williams『Foreign Intrigue』(写真左)。1985年6月の録音。ちなみにパーソネルは、Tony Williams (ds), Wallace Roney (tp), Ron Carter (b), Donald Harrison (as), Bobby Hutcherson (vib), Mulgrew Miller (p)。

ベテランと新鋭、入り乱れてのパーソネルは実に興味深い。ベテラン組は、リーダーのトニーを筆頭に、ベースのロン、ヴァイブのハッチャーソン。新鋭組は、トランペットのウォレス・ルーニー、アルトのドナルド・ハリソン、ピアノのマリュグリュー・ミラー。

新鋭組のメンバーは皆、当時、若き純ジャズの精鋭達。新伝承派と呼ばれ、伝統的なフォービート・ジャズやモーダルな限りなくフリーなジャズを得意とする、純ジャズ復古の先鋭メンバーである。それに相対するのが、トニー&ロンのリズム隊に、ヴァイブのハッチャーソン。

それまでのトニーは、リーダー作においては、他のメンバーよりも前で出る、前へ出まくる。もともと音が大きく高速ドラミングのトニーである。リーダーになっては、当然、録音の中心になる。もともと音が馬鹿でかいのだ。他のメンバーとのバランスが悪くなるくらい、トニーのドラミングが前へ出る、前へ出まくる。

しかし、このリーダー作『Foreign Intrigue』では、決して前へ出過ぎることは無い。ロンとしっかりリズム&ビートを刻みながら、フロントの若手の精鋭部隊、ペットのルーニー、アルトのハリソンを鼓舞する。ルーニーとハリソンの新伝承派独特の、時代の先端を行くハードバップな、そしてモーダルなアドリブ・フレーズが乱舞する。 
 

Foreign_intrigue

 
そこに新伝承派の個性ピアノ、マリュグリュー・ミラーが、伝統的なハードバップでは無い、伝統的なモーダルなジャズでも無い、新しい響きが新鮮な「音の彩り」を添える。このマリュグリュー・ミラーのピアノが実に良い響きなのだ。それまでのジャズ・ピアノの世界にありそうで実は無い、彼独特のアドリブ・フレーズと音の重ね方が実に良い。

そして、このアルバムの音を決定づけるのが、ハッチャーソンのヴァイブ。ルーニーとハリソンの新伝承派の音に、ハッチャーソンのヴァイブの音が混ざり合って、伝統的なジャズの響きがグッと濃くなる。ややもすれば、テクニック優先の頭で考えたような音になりがちな新伝承派の音が、しっかりと地に足が付いた伝統的な純ジャズの音を宿したクールでモダンなフレーズに変化する。

そして、クールでモダンなフレーズに変化しつつ、フロントのルーニー、ハリソンは、抑制の効いた先鋭的ではありながら、しっかりとジャズの伝統の部分をキープした、上質の「新伝承派の音」を供給する。これは、やはり、リーダーのトニー・ウィリアムスの成せる技であろう。

滋味溢れる良いアルバムです。若手精鋭部隊を見守りつつ鼓舞するトニー・ウィリアムスのドラミングが実に優しい。ちなみに、最後の作品となった『Young at Heart』(2015年3月4日のブログ・左をクリック)も聴いて欲しい。バンドのリーダーとして若手の有望株を育て、サポートしていくという役割がピッタリのトニーのドラミングを聴くことが出来る。

しかし、1997年、胆嚢の手術の後の心臓発作により急逝してしまう。まだ51歳の若さであった。恐らく、本人としても無念であったろう。我々、ジャズ者としても無念であった。生きていたら、このトニー・ウィリアムスのバンドは、どうなっていたのだろう。恐らく、第二のジャズ・メッセンジャーズになっていたんでしょうね。実に無念なトニーの急逝でした。
 
 
 
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2015年3月 4日 (水曜日)

トニー・ウィリアムスの遺作

トニー・ウィリアムスは、なにもフリー・ジャズだけが十八番では無い。彼のドラミングはオールマイティー。あらゆるジャズの演奏スタイルに適応する。それも相当に高いレベルで、クイックに適応するのだから凄い。

そんな偉大なるジャズ・ドラマー、トニー・ウィリアムスの遺作をご紹介したい。その遺作とは、Tony Williams『Young at Heart』(写真左)。1996年9月の録音。ちなみにパーソネルは、Tony Williams (ds), Ira Coleman (b), Mulgrew Miller (p)。

このアルバムは17歳でマイルス・クインテットに加わり、若き天才の名を欲しいままにした、トニー・ウィリアムスの、当時50歳にして最後の録音。躍動的で力強い演奏は生き生きとして絶好調であるとさえ思えるが、このわずか5ヶ月後、1997年2月、突如として、彼はこの世を去ることになる。

そういう想いで聴くと、とても切なくなるのでいけないのだが、このアルバムでの最大の驚きといえば、ピアノのマリュグリュー・ミラーだろう。全編に渡って端正で柔軟、かつスケールが大きくパワフルな、純ジャズなピアノをしっかりと聴かせてくれるのだが、これが僕としては驚き。

このアルバムを初めて聴いた時(1997年頃だったかな)、マリュグリュー・ミラーが、こんなにバリバリと純ジャズなピアノを弾きたおすのを他に耳にしたことが無かったからだ。マリュグリュー・ミラーって、相当になかなかのピアニストであることを再認識した次第。
 

Young_at_heart

 
が、よ〜く聴いてみると、ドラムのトニーのサポートがあってのこそのミラーの名演である、ということに気がつく。昔のトニーは手数の多さと超弩級の爆音みたいな低音を響かせるドラミングで、他を圧倒するどころか、時にはうるさいくらいで、特に気に入らない相手だとそれが増幅されて辟易することがある位に、前へ出る目立ちたがりのへそ曲がりなドラマーだった。

しかし、このアルバムでは、ピアノやベースがソロを取る時にはしっかりバッキングに回り、時には鼓舞激励するが如く、時には優しく見守るが如く、硬軟自在のドラミングで若手の2人をサポートするのだ。

そんなトニーのドラミングをバックにしているからこそ、マリュグリュー・ミラーのピアニストとしての才能が最大限に発揮されるのだろう。とにかく、僕の大好きなスタンダード「On Green Dolphin Street」や、ビートルズの名曲「The Fool on the Hill」のカバーなどでは、このトニーとミラーの関係が最良の形で提示されており、聴いていてとても楽しい。

しかし、今まで、こんな共演者を惹き立て、共演者の長所を伸ばし、隠れた才能を引き出すトニーって、聴いたことがなかった。このアルバムで見せた、素晴らしいテクニックに裏打ちされた素晴らしいバッキングが続いていれば、と思うと、早すぎる死が悔やまれてならない。

ともあれ、トニーのパワフルなバスドラムとシンバルの切れ味、そしてピアノ・ベースと三位一体となった豊かで鮮やかな響きは必聴です。そして、最後に、このアルバムを聴いて絶賛していたマリュグリュー・ミラーも2013年5月に鬼籍に入ってしまった。改めて、ご冥福をお祈りしたい。
 
 
 
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2015年3月 2日 (月曜日)

トニーのインテリジェンス

今日から朝のスタートは「山下洋輔&坂田明」週間。フリー・ジャズ、ポップ・アバンギャルド、アンビエント・ジャズのジャンルの好盤を純に聴き進めている。ということで、このところ、フリー・ジャズなバーチャル音楽喫茶『松和』です(笑)。

なぜか、我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、春は「フリー・ジャズ」。春の雰囲気に「フリー・ジャズ」が良く合うんですね。どうしてって、夏は「暑苦しい」、秋は「もっとしみじみしたい」、冬は「何か違うでしょ」という感じで、春はなんだか「フリー・ジャズ」がしっくり来るのだ。

さて、今日聴いたアルバムが、Tony Williams『Spring』(写真左)。1965年8月の録音。ブルーノートの4216番。ちなみにパーソネルは、Wayne Shorter (ts), Sam Rivers (ts), Herbie Hancock (p), Gary Peacock (b), Anthony Williams (ds)。

ベースがロンでは無く、ピーコックなのが面白い。マイルス学校の門下生、トニー、ハービー、ショーターと揃っているのに、ベースがピーコックか(笑)。恐らく、トニーは、ロンのベースはフリー・ジャズに向かないと思っていたのでは無いか。そうでなければ、トニーの保護者役のロンは必ず参加を要請しているはずだ。

この盤はトニー・ウィリアムスが一番尖っていた時代の過激なアルバム。全編に渡って、フリー・ジャズの波が押し寄せている。このアルバムが録音された時期、マイルス学校の門下生、トニー、ハービー、ショーターはフリー・ジャズがやりたくてやりたくて仕方が無かった様ですね。

さて、メロディアスな聴きやすいジャズを期待すると大きく外れるのだが、先の『Life Time』のレビュー(2015年2月16日のブログ・左をクリック)でも書いたが、フリー・ジャズという演奏フォーマットは、ジャズの即興性のみを取り出して楽しむには「最適な演奏フォーマット」であることは間違いない。
 

Tony_williams_spring

 
1曲目〜3曲目の演奏などはフリーな演奏の最先鋒なのだが、トニーのドラミングに耳を傾けてみると、デビューアルバムの『Life Time』の時よりも、より柔軟で、より多彩なドラミングがとても素晴らしい。 トニーのドラミングだけ聴いていても楽しめる、トニーの表現豊かなドラミングに一層の磨きがかかっていることがよく判る演奏だ。

競演しているサイドメンも良し。ここでも、デビュー作の『Life Time』と同様、ベースのピーコックが素晴らしい。トニーのドラミングとフリーな演奏に対して、実に相性の良いベースを聴かせてくれる。

ピアノのハービーもフリーなフォーマットの中でも、その個性的なフレーズとアプローチを駆使していて、その実力を遺憾なく見せつける。サックスは、サム・リバースとウエイン・ショーターの2本立てだが、ウエインのサックスの方がより柔軟で自由。

4曲目の「Love Song」は、このアルバムのハイライト。それまでのフリー寄りの演奏から、雰囲気がガラリと変わって(もしかしたら、このアルバムから見ると異質ともいえる)、フォーク・タッチの哀愁を帯びた、魅力的なメロディーを持った、ジャズの従来の伝統的な演奏フォーマット。

その演奏の内容たるや「素晴らしい」の一言。やはり、このメンバーが一丸となって、伝統的なフォーマットを演奏すると、今でも 最高峰と言える演奏になるのだ。この4曲目、一度聴くべし。

フリー・ジャズってどんなものかなあ、と思いたち、一度、フリー・ジャズを聴いてみたいなあと思っている方には、先にご紹介した『Life Time』と併せてお勧めのアルバム。

フリー・ジャズのアルバムの中には本能のおもむくまま、無茶苦茶に吹きまくり、叩きまくりというアルバムが多々あるが、このトニーのアルバムはそうでは無い。全編、トニーのインテリジェンスが溢れている。
 
 
 
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2015年2月16日 (月曜日)

若き日のトニー・ウィリアムス

偉大なるジャズ・ドラマー、トニー・ウィリアムス。ワイルドで多彩なリズムを自在に叩き出す天才ドラマー、トニー・ウィリアムスは、17歳でマイルス・クインテットに加わり、若き天才の名をほしいままにしつつ、 1960年代のマイルスの第2期黄金時代を支えた偉大なドラマーだった。

それから約30余年、常にジャズ界のトップ・ドラマーの地位を確保しつつ、その躍動的でパワフルなバスドラムと絶妙なシンバルの切れ味が特徴の彼のドラミングは、純ジャズのジャンルのみならず、フュージョンやロックのジャンルでも、我々を楽しませてくれました。

しかし、1997年2月、まさかの急逝。享年50才。なんと、残念なことだろう。トニーの早すぎる死はジャズ界にとって、大きな損失でした。これから、という年齢だったのに実に残念でなりません。

今日、そんなトニー・ウィリアムスの若かりし頃の初リーダー盤を久し振りに聴きました。Tony Willams『Life Time』(写真左)。1964年8月の録音。ブルーノートの4180番。ちなみに1曲目〜3曲目のパーソネルは、Sam Rivers (ts), Gary Peacock (b), Richard Davis (b), Anthony (tony) Williams (ds)。

1曲目〜3曲目の内容はと言えば、当時のジャズ界の流行を見事に反映した、実にフリーな演奏。本能の趣くままに好き勝手に吹いたり、叩いたりするのではなく、底辺に定型のリズムと自由な旋律がある中での演奏なので、モード奏法の最先端の「限りなく自由な演奏」といったほうが適切。

意外と聴き易いので、フリー・ジャズの入門編には打ってつけのアルバムといえる。即興性はジャズ演奏の重要な要素であるが、このアルバムの演奏を聴いていると、メロディーというものを考慮せず、ひとつひとつ無駄なものを省いていくと、ジャズってこの様な即興性の高い演奏だけが残るんだろうな、って感じがするのだ。

そして、その即興性に特に重要な要素は「演奏技術の高さ」。まず、このアルバムのリーダー、トニー・ウィリアムスのドラミングが実に素晴らしい。テクニックがとにかく凄い。
 

Life_time

 
こんなに「雄弁に語る」ドラムは唯一無二、このトニーのドラミングだけだろう。時には荒々しく、時には繊細に、とにかく素晴らしく柔軟なドラミング。ドラムを志す演奏家は、必ず、このトニーの全てのドラミングをしっかりと聴き、研究すべきだと僕は思う。

サイドメンも素晴らしい面々ばかり。冒頭から2曲目までのベースは、ゲイリー・ピーコック(現在、キース・ ジャレットとのスタンダード・トリオで有名)とリチャード・デイヴィスとのダブル・ベース(ちなみに3曲目のベースは、ピーコック単独)。

実に自由で奥の深い、根太いベースを聴かせてくれる。変幻自在のトニーのドラミングに素早く反応し、時に、トニーのドラミングをリードする。この様な伝統に根ざしたフリーな演奏には、ピーコックのベースは最適だ。

テナー・サックスは、当時、新進気鋭の若手、サム・リバース。フリーな演奏の中にも決して破綻をきたさない、優れた技術に裏打ちされた骨太なテナーには、すっかり耳を奪われる。冒頭1曲目〜3曲目までのモード奏法の最先端の限りなく自由な演奏で、リバースは吹きまくる。

後半の4曲目〜5曲目は、ピアノやビブラフォンの入ったカルテットの演奏になるが、これらの演奏は、現代音楽を彷彿とさせる完全にフリーな演奏。好きな人にはたまらんだろうが、普通のジャズ者の方々には実にとっつきの悪い演奏が繰り広げられる。これはちょっとジャズ者初心者の方々には重荷かもしれない。

ちなみに、この前衛的なヴァイブは、Bobby Hutcherson。これまた前衛的なピアノは、Herbie Hancock。5曲目のみ、ベースのRon Caterが参加。ここにトニー・ウィリアムスがドラムで入って、カルテット編成にて、完全フリーな演奏を繰り広げている。

流石に、この4〜5曲目の前衛的なフリー演奏は、一般のジャズ者の方々にはちょっと重荷。このアルバムは冒頭の3曲の優れた即興性を聴くべきアルバムであると僕は思う。この冒頭3曲のトニーのドラミングは実に天才的である。
 
 
 
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