2021年12月14日 (火曜日)

ユニークな英国のジャズロック

欧州ジャズと一派一絡げに言うが、欧州大陸とグレートブリテン島(英国)では、ジャズに対する考え方が違う。特に英国は独特である。ジャズと言えば「ビ・バップ」か「ハードバップ」。ハードバップから派生した、大衆ウケを狙ったファンキー・ジャズや、音楽として捉えるのに無理が伴うフリー・ジャズ、電気楽器を駆使したエレ・ジャズなどは、ジャズでは無い、と言い切る。

それでも英国にはジャズロックの痕跡は残っている。ロック畑のミュージシャンがジャズをやる、というアプローチ。高いテクニックが伴うので、そうそう現れ出でることは無かったが、プログレッシヴ・ロックのミュージシャンを中心に、ジャズロックへのアプローチが見られる。バンドとしては、Brand X, Soft Machine, Bill Bruford's Earthworks の3つが代表格。というか、この3つしかない(と思われる)。

Brand X『Morroccan Roll』(写真左)。1977年の作品。ちなみにパーソネルは、John Goodsall (g), Robin Lumley (key), Percy Jones (b), Phil Collins (ds), Morris Pert (perc)。英国の数少ないジャズロック・バンド、ブランドXのセカンド盤。ドラムには、プログレバンド、ジェネシスのドラマー、フィル・コリンズが担当している。
 

Morroccan-roll

 
演奏を聴いてみて思うのは、これは「プログレッシヴ・ロック」では無い。リズム&ビートからジャズロックである。が、英国出身ということもあってか、ファンクネスは皆無。ジャジーな雰囲気もほとんど無く、インスト・メインの音作りからすると「プログレ」と判断されても仕方が無い。しかし、これは「クロスオーバーなジャズロック」である。

バカテクで疾走感溢れるインストはファースト盤『Unorthodox Behaviour』と変わらないが、このセカンド盤の方が、演奏自体が少しユッタリしていて、アドリブ展開にも余裕が感じられる。音的にも、タイトルからも想像出来る様に「エスニック」もしくは「アラビアン」な音の要素が散りばめられていて、音的にクロスオーバーな展開がこのセカンド盤の特徴。

まず、欧州大陸にはまず無い「ジャズロック」が、グレートブリテン島にはあった。英国にて突然変異的に現れたプログレが引き金だとは思うが、英国の「ジャズロック」はユニークだ。特にこのブランドXはロック色が強い。しかし、リズム&ビートは「ジャズロック」。何とも音志向の判断に戸惑う、英国の「ジャズロック」である。
 
 
 
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2021年10月27日 (水曜日)

ステイシー・ケントのデュオ新盤

最近、ジャズ・ボーカルの新盤がなかなか内容があって好調である。男女ともに充実した内容の新盤が相次いでリリースされていて、なかなかに楽しい今日この頃である。特に、内容的には、コンテンポラリーな純ジャズ的雰囲気で、旧来のボーカル盤には無い、現代のアレンジ、現代の唄いっぷりで、新鮮で小粋な出来になっている。

Stacey Kent『Songs From Other Places』(写真左)。2021年9月のリリース。ちなみにパーソネルは、Stacey Kent (vo), Art Hirahara (p)。1997年のレコード・デビュー以来、日本でも高い人気を誇る女性ヴォーカリスト、ステイシー・ケントの新盤になる。

ステイシー・ケント。米ニュージャージー州出身、英ロンドンを拠点に活躍しながら、2007年ブルーノート・レコードと契約、国際レベルで活躍している。そんなステイシー・ケントの新盤は、父親が日系2世、母親が日本人というサンフランシスコ出身の実力派、アート・ヒラハラのピアノ伴奏だけをバックに綴られたデュオ盤になる。
 

Songs-from-other-places_1

 
ピアノとボーカルのみというシンプルな編成だが、実に味わい深いボーカル盤に仕上がっている。ステイシー・ケントの個性である「独特の可憐な歌声とナチュラルな歌心」が、ピアノのみの伴奏という環境から、前面に押し出されている。とにかくキュートでナチュラルでシンプルな歌唱は聴いていて、心に沁みて、しみじみと耳を傾けてしまう。

選曲も良い。とりわけ、Fleetwood Mac『Landslide』、Paul Simon『American Tune』、The Beatles『Blackbird』など、ロック&ポップスの名曲のカヴァーが実に良い。ステイシー・ケントの唄いっぷりがバッチリ決まって、聴いていて心地良いことこの上無し、です。特に『American Tune』には、しみじみしてしまう。

ライヴで伴奏を担当する夫であるジム・トムリンソンは、今回、プロデュースに専念しているが、このプロデュースがバッチリ填まっている。コロナ禍という環境の中、自宅でのレコーディングが主とのこと。ピアノの音も人工っぽいのだけれど、これは録音環境の問題で仕方が無い。が、この盤、そんな音質云々は関係無く、聴き応えのあるコンテンポラリーな純ジャズ・ボーカル盤として仕上がっていて立派だ。
 
 
 
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2021年6月17日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・208

一日の終わり、寝る前に聴くジャズ盤を「今日のラスト」と称して、ほぼ毎日、Twitterで呟いている。最近のテーマは「初心にかえってブルーノート4000番台の聴き直し」。

ブルーノートの4000番台のアルバムをカタログ番号順に聴き直しているのだが、ブルーノート・レーベルには、このレーベルに録音を残していなければ、恐らく、ジャズの歴史の中に埋没して、忘れ去られただろうと思われる、玄人好みの「渋いジャズマン」が幾人かいる。

ディジー・リース(Dizzy Reece)も、そんなジャズマンの1人だろう。もともとはジャマイカ出身の英国のジャズマン。リースのマネージャーがマイルスにアルバムを送ったところ、マイルスが感激し一言「英国には俺と同じくらい上手いトランペッターがいる」。それがブルーノートの総帥プロデューサー、アルフレッド・ライオンの耳に入り、録音に至ったとのこと。初リーダー作は、録音エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーが海を渡っての録音。かなりの力の入れようだったようだ。

Dizzy Reece『Soundin' Off』(写真左)。1960年5月12日、NYの「Van Gelder Studio」での録音。ちなみにパーソネルは、Dizzy Reece (tp), Walter Bishop Jr. (p), Doug Watkins (b), Art Taylor (ds)。当時、ブルーノートで売り出し中だったピアノのビショップ、早逝の職人ベーシストのワトキンス、当時のファースト・コール・ドラマーのテイラーの「ブルーノート」らしいリズム隊をバックに、リースのトランペットがワンホーンのカルテット編成。
 

Soundin-off

 
この盤が一番、リースの個性を掴みやすい。テクニックはまずまず、当時、最先端のモード奏法をやる訳でも無く、いわんやフリーなんてとんでもない。僕は何故、マイルスが「英国には俺と同じくらい上手いトランペッターがいる」と評価したのか、よく判らないでいたのだが、この盤で合点がいった。

リースのトランペットの音がとても心地良いのだ。リースのアドリブ・フレーズが流麗なのだ。つまりマイルスのいう「クール」なトランペットであり、女性を口説けるトランペットなのだ。テクニックの凄さやジャズの進化の音には全く意に介さず、「音楽」としての、「音を楽しむもの」としての「ジャズ」がこの盤に記録されている。

リースのトランペットで奏でられるスタンダード曲がとても心地良い。バックのリズム隊、ビショップJr.の明るくスインギーなピアノ、ワトキンスの骨太ウォーキング・ベース、そして、テイラーの職人芸ドラミングも実に聴いて心地良いバッキング。この盤には、聴いて心地良い「ハードバップ」な音が充満している。

ジャケットがブルーノートらしくないところが面白い。ブルーノートの「メインのジャズ」とはちょっと雰囲気が違う、そんな差別化をジャケットでも表現したかったのかもしれない。
 
 
 

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2021年4月23日 (金曜日)

英国ジャズマンのブルーノート盤

我が、ヴァーチャル音楽喫茶『松和』の活動の一環として、Twitterに「今日のラスト」として、その当日の最後に聴くジャズ盤についてのツイートをほぼ毎日している。現在のメインテーマは「初心にかえってブルーノート4000番台の聴き直し」なんだが、ブルーノートの4000番台って、意外と当ブログで記事になっていない盤が多々あるのだ。

Dizzy Reece『Blues In Trinity』(写真左)。ブルーノートの4006番。1958年8月24日の録音。ちなみにパーソネルは、Dizzy Reece (tp), Donald Byrd (tp), Tubby Hayes (ts), Terry Shannon (p), Lloyd Thompson (b), Art Taylor (ds)。ジャマイカ出身の英国のトランペッター、ディジー・リースのブルーノート・デビュー盤である。

英国のトランペッターがどうして、米国東海岸の代表的ジャズ・レーベル、ブルーノートからアルバムをリリース出来たのか。それは、どうもマイルスが関与しているらしい。

リースのマネージャーがマイルスにアルバムを送ったところ、マイルスが感激し一言「英国には俺と同じくらい上手いトランペッターがいる」。それがブルーノートの総帥プロデューサー、アルフレッド・ライオンの耳に入り、録音に至ったとのこと。しかも、録音エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーが海を渡っての録音。かなりの力の入れようだったようだ。
 

Blues-in-trinity

 
確かに、ディジー・リースのトランペットは凄く良い音を出している。リースのトランペットは、米国のトランペッターと比べると、音がシュッとしていて、若干細め。それでいて、音のブリリアント度が高く、仄かに粘りがあるが端正な面持ち。アドリブ・フレーズも自由度が高く、聴いていてなかなか興味深い。いかにも、ハードバップらしいトランペットである。

そして、この盤を聴いていて面白いのは、サイドマンの好演。ピアノのテリー・シャノンがまるでモンク風。思わず、パーソネルを確認したくなるほどにユニーク。そして、テナー・サックスのタビー・ヘイズの好演が光る。程良く抑制され、シットリ、ゆったりとバラード演奏する様はなかなかのもの。

この盤は「英国にも優れたジャズマンがいる」ということを教えてくれる。主役のディジー・リースのトランペットもさることながら、ピアノのテリー・シャノン、テナー・サックスのタビー・ヘイズの好演も光る。この3人の英国ジャズマンによるパフォーマンスは、米国にも欧州大陸にも負けずとも劣らない。

アルバム・ジャケットもスッキリしたデザインで好感が持てます。こういう英国のジャズマンにまで焦点を当てるブルーノート・レーベル。ジャズの老舗かつ代表的レーベルの面目躍如。総帥プロデューサー、アルフレッド・ライオンの慧眼恐るべし、である。
 
 
 

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2021年3月12日 (金曜日)

バーツとメイシャとの化学反応

エレクトリック・マイルスは衝撃的だった。それまでジャズはアコースティックなもの。しかし、1960年代、ロックの台頭により、電気楽器が使われるようになる。音が大きい、電気的にエフェクトをかませる、そして、電気楽器ならではの奏法というものが現れ出でた。

そこにジャズの世界の中でいち早く着目したのが「マイルス・デイヴィス」。ハービーにローズを弾かせ、ロンにエレベを持たせた。バンドの中にエレキキターを導入し、「ジミヘンの様に弾け」と命令した。そして、マイルス・バンドは、アコースティックの時代とは全く違う、エレクトリックならではのメンバー構成になった。

Gary Bartz & Maisha『Night Dreamer Direct-To-Disc Sessions』(写真左)。2019年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Gary Bartz (ss,as), Jake Long (ds), Shirley Tetteh (g), Al MacSween (key), Twm Dylan (b), Axel Kaner-Lidstrom (tp), Tim Doyle (per)。ゲーリー・バーツと英国のスピリチュアル・ジャズ・アンサンブル、メイシャとのセッション。優れた新旧アーティストの共演である。


Night-dreamer-directtodisc-sessions-1

 
ゲイリー・バーツは特に1970年代以降、ちょっとアウトローな存在。エレ・マイルスとは半分だけ方向性が合致した様な、バーツならではのエレクトリック&ジャズ・ファンク。マイルスとはビート感が異なり、バーツの方がファンクネスが「ディープ」。ちょっと危ない暗さを伴うファンクネス漂うエレ&ジャズ・ファンク。この盤でもその個性は溢れんばかり。

かたや、UKジャズ注目のグループの一つ、ドラマーでリーダーのジェイク・ロング、女性版カマシ・ワシントンとして新世代ジャズ・シーンをリードするサックス奏者、ヌビア・ガルシアを中心に率いる「メイシャ」は、アフロビートやブロークンビートからペルシャ音楽までを融合したスピリチュアルな音が個性。バーツのエレ&ジャズ・ファンクにピッタリと合うのだから、音楽って面白い。

現代のエレクトリック・ジャズがこの盤に詰まっている。バーツをメインとする「温故知新」的なエレ&ジャズ・ファンクと現代最先端の多国籍なワールド・ミュージック的なスピリチュアル・ジャズとの邂逅。バーツとメイシャとの素晴らしい邂逅が、こんなに「こってこて」な現代最先端のスピリチュアル・ジャズを生み出したと言える。現代のスピリチュアル・ジャズの好盤です。
 
 
 

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2020年9月 2日 (水曜日)

GoGo Penguinの2年ぶり新盤

21世紀に入っても、ジャズの多様化、深化は進んでいる。ボーダーレスにジャンルを超えたリズム&ビートを採用したジャズや、クールで静的、耽美的な、今までに無いスピリチュアルなジャズや、インタープレイを排除し、流麗なアンサンブルとアドリブを採用したインスト・ジャズなど、新しいビートや展開を採用した、新しいイメージのジャズが出現している。

GoGo Penguin(ゴーゴー・ペンギン)。 2009年、英国のマンチェスターで結成された新世代ピアノ・トリオ。「踊れるジャズ」をアコースティック楽器でプレイするバンド・スタイルは「アコースティック・エレクトロニカ・トリオ」と評価されている。「新しいジャズのアンサンブル」を標榜しつつ、アコースティック楽器でのエレクトロニック・ミュージックを再現する、という実に面白いアプローチを採用している。

『GoGo Penguin』(写真左)。今年5月のリリース。ゴーゴー・ペンギンの新作。ちなみにパーソネルは、Chris Illingworth (p), Nick Blacka (b), Rob Turner (ds)。基本はピアノ・トリオである。ブルーノート3作目にして2年ぶり。セルフ・タイトルド・アルバムは自信の現れ、とのこと。現代の最新エレクトロニクスを使用した、アコースティック楽器での演奏スタイルは、より磨きのかかった印象。
 
 
Gogo-penguin  
 
 
「踊れるジャズ」として、従来のピアノ・トリオの特徴であった「三者三様の自由度のあるインタープレイ」は排除。クラシック的な印象的なピアノにアグレッシブなベースとドラム。演奏の中に感じ取れる「音的要素」は、クラシック、エレクトロニカ、ロック、ジャズと幅広。マイルスの開拓した「エレ・ジャズ」に、エレクトロニカを融合し、ファンクネスを引いた様な音。疾走感、爽快感は抜群。聴いていて「スカッ」とする。

シンセのようなディストーションのかかったニックのベースと、ロブが人力で叩くハウス・ビート、このリズム隊が、ゴーゴー・ペンギンの「肝」。このリズム隊の叩き出すリズム&ビートが曲者で、躍動感溢れ、実にダンサフル。従来のジャズ・ピアノ・トリオの枠に囚われず、従来のピアノ・トリオを感じさせない音作りは、実にユニーク。そして、違和感が全く無い。

現代の「ダンス・ミュージック」。新しいイメージの「ピアノ・トリオ」。演奏テクニックが確かなこともあって、鑑賞音楽としても十分に通用する。ヒーリング・ミュージックな要素も見え隠れし、ゴーゴー・ペンギンらしい、統制されたインタープレイが耳新しく響く。そして、空間のリヴァーブの処理の仕方が新しい。この「現在の新しいリヴァーブ感」も、ゴーゴー・ペンギン独特の個性だろう。実に癖になる音作りである。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.09.02 更新。

  ・『Restless Nights』 1979

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.09.02 更新。

  ・『The Best of The Band』

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  ・僕達は「タツロー」を発見した



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2020年6月12日 (金曜日)

「梅雨の時期」に聴きたくなる

アジマス(Azimuth)は、英国のジャズ・トリオ。トランペット奏者のケニー・ホイーラー、ボーカリストのノーマ・ウィンストン、ウィンストンの夫でピアニストのジョン・テイラーというトリオ構成。3人とも英国出身。「バップ命」の英国出身のジャズ系ミュージシャンが、ECMレーベルで「ニュー・ジャズ」をやるのだから面白い。

Azimuth with Ralph Towner『Départ』(写真)。1979年12月の録音。ECM 1163番。改めてパーソネルは、John Taylor (Pp, org), iNorma Winstone (voice), Kenny Wheeler (flh, tp), Ralph Towner (12-String and Classical Guitar)。アジマスのメンバー3人に、ECMのお抱えギタリストの一人、ラルフ・タウナーが客演したアルバムになる。

アジマスの音世界は「即興演奏をベースとしたアンビエント志向のニュー・ジャズ」。明らかにECMレーベル好みのニュー・ジャズな音世界で、従来のビートの効いたジャズとは全く異なる、即興演奏をメインとした、まるで印象派の絵画を見るような、カラフルな音を駆使したインタープレイ。ビート感は希薄だが、アドリブ展開など、インプロビゼーションの基本は「モード・ジャズ」だろう。
 
 
Depart  
 
 
クールなホイーラーのトランペットとテイラーのピアノ、そして、そこに流れるウィンストンの「女性スキャット」は、現代の「クールなスピリチュアル・ジャズ」に直結するもの。静的なエモーショナルは「ニュー・ジャズ」に相応しい。が、展開のバリエーションが少ないので、複数枚アルバムをリリースすると、その内容としては「金太郎飴」的なマンネリズムに陥り易い。

そこで工夫を凝らしたのが、この「with Ralph Towner」。タウナーのギターは、このアジマスの音世界に繋がる、クールで静的でエモーショナルなギター。アジマスの音世界にピッタリ合う。この盤を聴いていても違和感が全く無い。しかし、従来のアジマスのピアノ、トーンペット、ボイスの展開に、タウナーのギターが入るだけで、その内容はガラッと変わる。

タウナーのどこかクラシック風の、欧州のニュー・ジャズ志向の明快なタウナーのギターの音に導かれて、後にジャズの演奏トレンドの1つとなる、上質の「スムース・ジャズ」の世界に昇華している。ECMレーベルの総帥アイヒヤーのプロデュースの賜であろう。

クールで静的、透明感+清涼感のある音世界は、今の「梅雨の時期」に聴きたくなるジャズの代表格。冷たいアイスコーヒー片手に聴いてます。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて      2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.05.24更新。

  ・Led Zeppelin Ⅱ (1969)

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2020年4月13日 (月曜日)

英国のクロスオーバー・ジャズ

英国のジャズは面白い。他国とは違った、英国独特のこだわりがある。メインストリーム・ジャズは「ビ・バップ」か「ハードバップ」が絶対。ファンキー・ジャズなど、大衆音楽志向のジャズの演奏トレンドは御法度。そして、面白いのは、ロックとジャズとの境界線が曖昧。演奏するミュージシャンが被っていたりして、ロック出身のミュージシャンがジャズをやったり、ジャズ出身のミュージシャンがロックをやったりする。

Brand X『Unorthodox Behaviour』(写真左)。邦題は「異常行為」(すごい邦題だ)。1975年10〜11月の録音。ちなみにパーソネルは、John Goodsall (g), Percy Jones (b), Robin Lumley (key), Phil Collins (ds, perc, vib on "Euthanasia Waltz"), Jack Lancaster (ss on "Touch Wood")。

「Brand X」は、英国を代表するジャズ・ロック(クロスオーバー・ジャズっぽいが)、及びフュージョン・ジャズのバンドである。1975年に結成されている。結成当時、ドラマーをどうするかで色々人選するが、キング・クリムゾン(元イエスでもある)のビル・ブルーフォードは契約の関係上、参加を見送り、結局、プログレ・バンドのジェネシスからフィル・コリンズが招かれている。
 
 
Unorthodox-behaviour-brand-x  
 
 
このドラマーの人選の変遷を見ても、プログレッシブ・ロックとジャズの境界線は曖昧なんだが、演奏内容については、とにかくテクニックが凄い。しかも、英国のロック・バンド特有の黄昏時の様な「ほの暗さ」と「ウェット感」が漂っている。バカテクに情緒的な雰囲気を兼ね備えわせた、いかにも英国出身のクロスオーバー・ジャズのバンドである。

この『Unorthodox Behaviour』は、そんなBrand Xのデビュー盤。とにかく全編に渡って、バカテクな演奏が凄まじい。エレギはファンキーなカッティングと精緻なタッチでの速弾きが凄まじく、キーボードは、スペイシーなモーグ・シンセとシンプルなフェンダー・ローズを併用、ミステリアスな雰囲気を醸し出す。

さらに凄まじいのがリズム・セクションで、ジェネシスでお馴染みのドラマー、フィル・コリンズの切れの良い超高速ドラムが炸裂、パーシー・ジョーンズが自由に操るフレットレス・ベースは凄まじいテクニックを駆使して、縦横無尽に躍動する。バカテクではあるが、情緒、陰影に富んだクロスオーバー・ジャズは、やはり英国独特と言えましょう。フュージョン者には必聴アイテムです。
 
 
 

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【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.04.01
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップのセカンド盤の個性

 

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  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  
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