2021年11月 6日 (土曜日)

オルガン・ジャズの傑作&名盤

昨日のブログで、スタンリー・タレンタインのテナー・サックスはオルガンと相性が良い、と書いて、そう言えば、このジャズ・オルガンのレジェンドの強烈な音とアドリブ展開に負けずに、対等な立場で「タイマン」を張ったテナー・サックスって、タレンタインだったなあ、ということを思い出した。

Jimmy Smith『Midnight Special』(写真左)。1960年4月25日の録音。ブルーノートの4078番。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Stanley Turrentine (ts), Kenny Burrell (g), Donald Bailey (ds)。オルガンのレジェンド中のレジェンド、ジミー・スミスの大ヒット盤。テナーにタレンタイン、ギターにバレルという「漆黒ブルージー」な布陣。

この盤のジミー・スミスのオルガンは、限りなくダンディーで優しい。いつもはプログレッシヴでオフェンシヴなオルガンで、前へ前へ、前のめりに、圧倒的テクニックをもって、凄まじい迫力のアドリブ・フレーズを弾きまくるのだが、この盤は違う。圧倒的テクニックはそのままに、力強くも優しい印象的なフレーズを弾きまくる。とても美しく流麗なフレーズ。

ジミー・スミスのオルガンは、プログレッシヴでオフェンシヴであるが故に、ファンクネスは控えめなのだが、そこに、タレンタインの「こってこてファンキー」で「ドップリ漆黒ブルージー」なテナーが溶け込む様に入ってくる。スミスの切れ味良いオルガンが浮き出てきて、タレンタインのテナーのお陰で、バックのトーンは「アーバンな真夜中なファンクネス」一色に染まる。
 

Midnight-special

 
そんなバックのトーンに、これまた「アーバンでジャジー」なバレルのギターが参入する。スミスのオルガンとはまた違った切れ味の、ギター独特のフレーズが「お洒落で小粋なファンクネス」を付加する。このバレルにギターの参入が、今までのスミス盤に無い、特別なファンクネスの要素を供給する。

そして、ドナルド・ベイリーのドラムが、これまた良い仕事をしている。スミスの長年の相棒ドラマーは、スミスのそれぞれの弾き回し毎に、最適なリズム&ビートを供給する。スミスにとって、安心&安定のドラミング。

オルガン・ジャズを代表する名盤である。オルガン・ジャズを聴きたい、と言った向きにには、まずこの盤を聴いて頂きたい。この盤でのジミー・スミスのオルガンが、ジャズ・オルガンの「第一の基準」だろう。

この盤は売れたらしい。零細企業だったブルーノートの懐を潤したと聞く。それも納得の内容。オルガン・ジャズとして充実した内容を誇り、演奏の心地良さ、聴き易さ、歌心も抜群。これは売れるよな。スミスは、この盤の後、4100番の『Plays Fats Waller』にて、ヴァーヴ・レーベルに移籍する。この盤は、ブルーノートへの「売り上げ」の置き土産となったアルバムでもある。
 
 
 
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2021年10月25日 (月曜日)

ジミー・スミスのフュージョン盤

ジャズ・オルガンの神様、ジミー・スミス。そのテクニックは凄まじいものがあり、ダイナミズム、ファンクネス、弾き回し、アドリブ・パフォーマンス、どれもが超一級。未だに、ジミー・スミスの全盛期のジャズ・オルガンを凌駕するオルガニストは現れ出でていない。

ジミー・スミスは、とにかく「目立ちたがり屋」。演奏を始めると、ガンガン前へ出てくる。サイドマンは完全に振り落として、それでも、ダイナミズムに物を言わせて、オルガンのスピーカーのボリューム全開、ぎゅわんぎゅわんと、天才的なアドリブ・フレーズをバンバン弾きまくる。これが「ジミー・スミス」である。逆に、これじゃないと「ジミー・スミス」じゃ無い。

Jimmy Smith『The Cat Strikes Again』(写真左)。1981年の作品。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Ray Brown (ac-b), Chuck Domonico (el-b), Grady Tate (ds), Dennis Budimir, Howard Roberts, Tim May (g), Paulinho Da Costa (perc), Gary Herbig, John Bolivar (sax, fl), Alan Kaplan (tb), Jerry Hey, Oscar Brashear (tp, flh), Ronnie Foster (p), Lalo Schifrin (arr)。

ジャズ・オルガンの神様、ジミー・スミスも、ジャズの斜陽に飲み込まれ、過去の人になりつつあった1970年代。この盤は1981年の作品。フュージョン・ジャズ全盛後期。この盤のタイトルを訳すと「猫の逆襲」。
 

The-cat-strikes-again_1

 
「猫」といえば「The Cat」。スミスの代表作とされるヴァーヴ盤「The Cat」の逆襲。そう、この盤は、こってこてメインストリームな純ジャズ・オルガンのジミー・スミスが、フュージョン・ジャズに染まって、再起をかけたアルバムである。

フュージョンに染まったとは言え、この盤のアレンジは「ラロ・シフリン」が担当していて、意外と落ち着いた、ファンキーなフュージョン・オルガン盤に仕上がっている。ソフト&メロウな要素もふんだんに詰め込み、オルガン・ジャズの特徴である「こってこてなファンクネス」も趣味良く漂っている。フュージョン盤として評価すれば、違和感の無い好盤である。

ジミー・スミスのオルガンは、全盛期の「目立ちたがり屋」返上、グループ・サウンズにしっかり馴染んで、周りの音を良く聴きながら、なかなかアーバンでファンキーなオルガンを弾き進めている。もともとテクニックは抜群に高いので、その弾きっぷりは前面に出てこなくても、しっかり浮き出ていて印象に残る。

オルガン・ジャズがファンキーだと再評価されたのは1990年代に入ってからのことで、1970年代は、オルガン・ジャズはポップで、そのファンクネスは俗っぽいと散々な扱いだった、と記憶している。そんな中で、この盤のジミー・スミスのオルガンは、ちょっと地味ではあるが、なかなかのもの。さすが、ジャズ・オルガンの神様である。
 
 
 
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2021年7月14日 (水曜日)

聴かせるオルガン・ジャズ盤

ジャズ・オルガンと言えば、まずは「ジミー・スミス(Jimmy Smith)」だろう。1956年、バブス・ゴンザレスに「絶対に見るべきだ」と言われ、老舗ジャズ・クラブ「スモールズ・パラダイス」に赴いた、ブルーノートの総帥アルフレッド・ライオンと共同経営者のフランク・ウルフ。

確かなテクニックで、電気ハモンド・オルガンを用いることでアンプを通したパワフルな音楽を展開するジミー・スミス。2人は即座に彼と契約。以降、ジミー・スミスはブルーノート・レーベルでデビュー。以降、1962年初、大手のヴァーヴ・レーベルに移籍するまで、ブルーノート・レーベルの「ドル箱」スターとして、多くの秀作を残した。

Jimmy Smith『Home Cookin'』(写真左)。ブルーノートの4050番。1958年7月15日と1959年5月24日、そして、7月16日の録音の寄せ集め。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Kenny Burrell (g), Donald Bailey (ds), Percy France (ts, tracks 1, 4-6)。ベースレス・トリオ(ベースはオルガンが兼ねる)をメインに、全7曲中、4曲にテナー・サックスが加わる(1959年7月16日の録音)。
 

Home-cookin

 
ブルーノートからデビューして2年以上が経過し、当初は電気オルガンをガンガン弾きまくって、とにかく五月蠅い位に前面で出張って目立っていたジミー・スミスが、ブルージーでアーバンな雰囲気のもと、聴かせるオルガン・ジャズに落ち着いた頃の秀作である。しっくり落ち着いていて、大人の渋くて粋なオルガン・ジャズがこの盤に蔓延している。

気負いの無い、リラックスしたジミー・スミスのオルガンがとてもジャジー。ファンクネスもコッテリ効いていて、まさに「大人のジャズ」である。ミッドナイトでアーバンな雰囲気を増幅するのは、ケニー・バレルのギター。落ち着いたスミスのオルガンとアーバンなバレルのギターが絡んで、ブルージーな雰囲気が蔓延する。この盤では、レイ・チャールズ・ナンバー「I Got a Woman」をカヴァーしていて、R&Bなフィーリングがいつも以上に色濃くて、実に素敵だ。

ジミー・スミスのブルーノート盤は、ジャケットがカラー写真なものが殆ど。当時、コストがかかったと思うのだが、それだけ、ブルーノートは、総帥のアルフレッド・ライオンは、ジミー・スミスのオルガン・ジャズを最大限に評価し、その音楽性に惚れていたのだと思う。落ち着いたスミスのアーバンでブルージーなオルガンが詰まったこの盤など、何度、聴き直しても、聴き終えて「あ〜、ジャズっていいなあ」と必ず呟いてしまうのだ。
 
 
 
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  ・イエスの原点となるアルバム

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  ・この熱い魂を伝えたいんや

 
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2021年5月19日 (水曜日)

この盤のジミー・スミス、大好き

当時、ブルーノートの看板ジャズマンの1人だった「Jimmy Smith(ジミー・スミス)」。デビューした1500番台では、前へ前へ出て、ブイブイとオルガンを弾きまくって、目立ちに目立っていた。

が、4000番台に入ってからは、ちょっと落ち着いて、ブルーノート・オールスターズをバックしたセッションなどでは、リーダーとしてしっかりバックに控えて、セッションをコントロールする立場に変化している。

ブルーノートの4000番台を聴き直していて、ジミー・スミスのリーダー作に出会う度に、大人になったなあ〜ジミー・スミス、と感心する反面、あの「前へ前へ出てブイブイ弾きまくる」姿も彼の個性なので、これはこれで聴きたいよな、なんて思っていたら、このアルバムにぶち当たって、ジミー・スミスのオルガンって、これでなくっちゃ、と思うのだ。

Jimmy Smith『Crazy! Baby』(写真左)。1960年1月4日の録音。ブルーノートの4030番。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Quentin Warren (g), Donald Bailey (ds)。4000番台に入って、ブルーノート・オールスターズとの演奏が主だったのだが、ここでは、1500番台の頃の「ベースレス、ギター入りのトリオ編成」のレギュラー・トリオである。
 

Crazy-baby
 

この盤の最大の魅力は「ゴスペル調のアーシーな演奏を熱く繰り広げている」こと。ジミー・スミスのオルガンは、確かに「黒い」が、ソリッドで切れ味の良い、疾走感溢れる演奏が多かったので、アーシーな雰囲気はあまり感じられなかった。が、この盤では、とても「アーシー」で、どっぷりと「黒い」。

録音時期から見ると、ジミー・スミスならではの「ファンキー・ジャズ」に対する回答なのかもしれない。冒頭の「When Johnny Comes Marching Home(ジョニーが凱旋する時)」などを聴くと、普通にハードバップな演奏をすると、ちょっとチープになりがちな旋律を持った曲だが、ここまでアーシーにゴスペルチックにアレンジすると、なかなか滋味溢れるファンキーなジャズに変化するから面白い。

ジャケットがカラー写真なのも当時としては珍しい。如何にブルーノート・レーベルにとって、ジミー・スミスが「売れっ子」ジャズマンだったのか、アルフレッド・ライオンの秘蔵っ子だったのか、が良く判る。確かにこの盤を聴けば、それが実感出来る。凄まじいスイング感とアーシーなグルーヴ感。この盤のジミー・スミス、大好きだ。
 
 
 

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2021年5月 6日 (木曜日)

セッションを統制するスミス

ジミー・スミスのオルガンって、初期の頃は前へ前へ出る、思いっ切り目立ちたがり屋のパフォーマンスで、時には「五月蠅い」くらいである。加えて、ハイ・テクニックで尖ったフレーズを畳みかけてくるので、かなり「耳にもたれる」部分がある。実は若い頃、僕はジミー・スミスの初期のオルガンが苦手だった。

Jimmy Smith『The Sermon!』(写真左)。ブルーノートの4011番。1957年8月25日(2曲目)と1958年2月25日(1曲目と3曲目)の2セッションの録音。ジャズ・オルガンの祖、ジミー・スミス With ブルーノート・オールスターズの録音になる。なんせ、初期の頃はバックをお気に入りで固めて、ハイ・テクニックで尖ったフレーズを駆使して、思いっ切り目立ちたがり屋のパフォーマンスだったので、初期のジミー・スミスからは珍しいパーソネルになる。

ちなみにパーソネルの詳細は、1曲目の「The Sermon」が、Jimmy Smith (org), Lee Morgan (tp), Lou Donaldson (as), Tina Brooks (ts), Kenny Burrell (g), Art Blakey (ds)。2曲目の「J.O.S.」が、Jimmy Smith (org), Lee Morgan (tp), George Coleman (as), Eddie McFadden (g), Donald Bailey (ds)。3曲目の「Flamingo」が、Jimmy Smith (org), Lee Morgan (tp), Kenny Burrell (g), Art Blakey (ds)。

前へ出たがりのジミー・スミスから、セッションをコントロールするスミスへ進化しているのが、良く判るジャム・セッションである。
 

The-sermon

 
フロントの管の演奏をしっかり引き立てて、しっかり鼓舞する様がとても良く判る。そして、自らのアドリブ・パートになると、従来の「ハイ・テクニックで尖ったフレーズ」を引っさげて、ガツンと電光石火なソロを披露する。以前より、むっちゃ格好良いジミー・スミスである。

1曲目の「The Sermon」では、ジミー・スミスからすると珍しい、モーガンとドナルドソン、そしてブルックスの3管フロントを従えて、特にモーガンとブルックスのプレイをバックに回って効果的に鼓舞し、ドナルドソンは、バックで支える様にソロを引き立てる。2曲目の「J.O.S.」では、コールマンの新しい響きのアルト・サックスをしっかり活かしたグループ・サウンドを披露する。

ラストの「Flamingo」こそ、オルガン、トランペット、ギター、ドラムのシンプルなカルテット編成だが、ブルーノート・オールスターズの極めつけの演奏を聴かせてくれる。どの楽器の担当もブルーノートの看板ジャズマン。1フレーズ音を出すだけで、ブルーノートの音の雰囲気が充満する。

この『The Sermon!』、先にアルバム化された、4002番の『House Party』と対の正式盤であり、未発表音源集の『Confirmation』と併せて、同一セッションからのアルバム化となっている。セッションの全貌を堪能するなら、この3枚を一気聴きすることをお勧めする。なぜ、『House Party』『The Sermon!』『Confirmation』の順にアルバム化されたのか。ブルーノートの総帥プロデューサー、アルフレッド・ライオンの深慮遠謀を垣間見たような、そんな感覚が面白い。
 
 
 

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2021年2月17日 (水曜日)

これがバップなオルガンの究極形

ジャズ・オルガンが大好きである。「ハモンド・オルガン」を聴いたのは幼稚園の時。ミッション系の幼稚園に通っていたのだが、その幼稚園の立派な教会に設置されていたのが「ハモンド・オルガン」。記憶があやふやだったので、10年ほど前、現地まで確認に行ったのだが、確かに立派な「ハモンド・オルガン」だった。それ以来、何故かオルガンの音が大好きなのだ。

ジャズ・オルガンといえば、やはり「ジミー・スミス(Jimmy Smith)」にとどめを刺す。ジミー・スミスのプレイを初めて聴いたのは『House Party』、ブルーノートの4002番。このアルバムを聴いた時、とにかくぶっ飛んだ。その素晴らしいテクニック、その素晴らしいダイナミズム、そして、ファンクネス。ど迫力のオルガンにビックリした。以来、ジャズ・オルガンと言えば、最終的には「ジミー・スミス」。

『Groovin' At Smalls' Paradise, Vol. 1& 2』(写真)。ブルーノートの1585番と1586番。1957年11月15日、NYの「Smalls' Paradise」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Eddie McFadden (g), Donald Bailey (ds)。スミスのオルガンがベースのパートも兼ねるので、ベーシストはいない。しかも、今回はギターとのトリオ演奏である。
 
 
Groovin-at-smalls-paradise
 
 
サックスが入る場合は、サックスとオルガンが平等にフロントを担当するが、ギターだとジャズの場合、音の線が細いので、オルガンがフロント演奏のメインになる。ということで、この2枚のライヴ盤、ジミー・スミスのダイナミックなオルガンの独壇場。ジミー・スミスのオルガンだけを愛でる「だけ」の為のライヴ盤である。言い換えると、ジミー・スミスのオルガンの真髄を感じることが出来る、優れたライヴ盤である。

当時、スタジオ録音では「ポップで聴き易い」ジャズ路線に舵を切ったジミー・スミスであったが、さすがにライヴでは、従来の、高テクニック、壮大なダイナミズム、そして、滴り落ちるファンクネス、揃いも揃った3拍子の、ジミー・スミスでしか弾けない、素晴らしいジャズ・オルガンのライヴ演奏がこの2枚の盤に記録されている。

しかし、このライヴ盤でのジミー・スミスのオルガンは凄い。溢れんばかりの歌心、しつこいまでにテクニックを披露し、こってこてのファンクネスを振り撒きまくる。これがバップなオルガンの究極形だろう。オルガン・ジャズと言えば、ムーディーで柔らかな音をイメージする向きもあるが「とんでもない」。それはイージー・リスニング。純ジャズのオルガンは、ジミー・スミスに代表される「バップな」オルガンだろう。
 
 
 
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2020年12月17日 (木曜日)

小粋なグルーヴ感とスイング感

ブルーノート・レーベルは、その規模から見ると「中小レーベル」。しかも、新しい才能を発掘して、初リーダー作を作成させるスタンスなので、レコードの売上には直結することは稀。それでも、リーダー作を出せば売れる「ドル箱」ジャズマンが何人かいた。1人は「Horace Silver」、そして「Jimmy Smith」、グループでは「Art Blakey & Les Jazz Messengers」。

この2人と1グループはブルーノート・レーベルの売上には貢献したが、才能ある無名の新人のアルバムをリリースしたり、ちょっと渋めの玄人好みのジャズマンのリーダー作をリリースしたりが、その「2人と1グループ」の売上の足を引っ張り、ブルーノート・レーベルの経営はギリギリだったそうだ。

Jimmy Smith『Plays Pretty Just For You』(写真左)。1957年5月8日の録音。BNの1563番。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Eddie McFadden (g), Donald Bailey (ds)。ジミー・スミスお得意の、ギター入りベース抜きの「オルガン・トリオ」編成である。
 
 
Plays-pretty-just-for-you  
 
 
前作辺りから「ポップで聴き易い」ジャズ路線に舵を切ったジミー・スミス。この盤でも、選曲も全てバラードを中心にした「小粋なジャズ・スタンダード曲」で固めて、聴いていて心地良い、ポップなオルガン・ジャズが展開されている。前のめりこってこてファンクなグルーヴ感より、小粋なスイング感が前面に押し出されたポップな盤である。

といって、ジミー・スミスのオルガンが本来持つ「ダイナミズムとハイ・テクニック」が排除されている訳では無い。要所要所でダイナミズムとハイ・テクニックを披露して、ポップでスイング感溢れる演奏にメリハリを付けているところは流石だ。1曲聴くだけで、ジミー・スミスのオルガンと判る。それでいて、小粋なグルーヴ感とスイング感がとてもポップに響く。

小粋でお洒落なスタンダード集。イケメン風のジミー・スミスの写真をあしらった、カラーのジャケットもやけに「ポップ」。当時、まだ珍しかったカラー写真のジャケット。ジミー・スミスが、ブルーノート・レーベルにとって、いかに「ドル箱」ジャズマンだったかが窺い知れる。
 
 
 

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  ・ジョン・レノンの40回目の命日

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2020年11月23日 (月曜日)

ジミー・スミスのポップ化の萌芽

ブルーノート・レーベル時代のジミー・スミスは、初期の頃は、それはそれは尖った、鬼気迫る、ど迫力のジャズ・オルガンを弾きまくっていた。これはこれで凄いんだけど、集中して聴けば聴くほど、体調の優れない時は正直言うとちょっと疲れる。ポップさが足らないのだ。

『The Sound Of Jimmy Smith』(写真左)。1957年2月11〜13日の録音。ブルーノートの1556番。11日のパーソネルは、Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Art Blakey (ds)。12〜13日は、Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds)。この盤って『Jimmy Smith At The Organ, Vol.1&2』のセッションの残り曲を収録したものである。

この盤、面白いのは、『Jimmy Smith At The Organ, Vol. 1&2』と同一セッションの演奏なんだが、この『The Sound Of Jimmy Smith』は、『Jimmy Smith At The Organ, Vol.1&2』のアートとしてのジャズ・オルガンの究極のパフォーマンスとはちょっと雰囲気が異なるところ。ちょっとポップな雰囲気なのだ。
 
 
The-sound-of-jimmy-smith
 
  
ドラムにブレイキー、そして、ベイリーが担当する演奏は、『Jimmy Smith At The Organ, Vol.1&2』の延長線上にあるにはあるんだが、ちょっと雰囲気が異なる。少しだけ聴き易くポップなオルガン・ジャズなのだ。別枠のこの盤に収録した、アルフレッド・ライオンの気持ちが判る。逆にお蔵入りするには惜しい、充実した演奏である。

2曲目「The Fight」、4曲目「All The Things You Are」に至っては、当時では珍しい、ジャズ・オルガンのソロである。どちらも曲でも、ジミー・スミスは情感たっぷりに、ファンキーで耽美的なオルガンのフレーズを紡ぎ出していく。このソロは聴けば聴くほど「絶品」で、ジミー・スミスが卓越した能力を持つオルガニストであることを再認識する。

しかし、この盤のジャケットは何なんだろう。通信塔だろうか、何かを発信しているのだろうか、この盤の内容を踏まえて、このジャケット・デザインだけは訳が判らない。ブルーノートには珍しいことだ。ただ、この異質なジャケットのお陰で「損」をしている気の毒な盤ではあるが、内容的にはジミー・スミスのポップ化の第一歩を記した、意外と興味深い内容の盤ではある。
 
 
 

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2020年11月22日 (日曜日)

アートなスミスのベストな2枚

ブルーノート1500番台、一番の「押しジャズマン」は、ジミー・スミスだった。1500番台の100枚のうち、13枚ものリーダー作をリリースしている。全体の1割以上を占める、その割合は、如何に、ブルーノートの総帥、プロデューサーのアルフレッド・ライオンが、ジミー・スミスのオルガンに惚れ込んでいたか、の「証」でもある。

『Jimmy Smith At The Organ, Vol. 1&2』(写真)。1957年2月12&13日、Manhattan Towersでの録音。ブルーノートの1551番、1552番。ちなみにパーソネルは、大きく分けて2セットあって、1つは(Vol.1)、Jimmy Smith (org), Lou Donaldson (as), Kenny Burrell (g), Art Blakey (ds)。もう1つは (Vol.2)、Jimmy Smith (org), Lou Donaldson (as), Eddie McFadden (g), Donald Bailey (ds)。

スモール・セットでのジミー・スミスのベスト・パフォーマンスがこの2枚に詰まっている。ジミー・スミスお得意のスモール・セットの構成が、「サックス1管+ギター、ベースレスのドラムのみ」のカルテット。この盤での、このお得意のカルテットでのジミー・スミスのオルガンは「演奏芸術」としてのオルガンである。アートとしてのジャズ・オルガンの究極のパフォーマンスがここにある。
 
 
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それまでのジミー・スミスのオルガンには「気負い」があったと思う。必要以上にテンションを上げ、ダイナミズムを最大にしてオルガンを弾きまくった。それはそれで凄いし、それはそれで抜群のパフォーマンスだった。しかし、今回の2枚のセッションでのスミスのオルガンには、気負いが消え、フレーズに余裕が感じられ、ただただ演奏を楽しむように弾きまくっている。聴き応え満点のパフォーマンス。

フロント1管のドナルドソンのアルト・サックスが良い感じでスミスと競演する。Vol.1の冒頭「Summertime」のスミスとドナルドソンのデュオ演奏は絶品だ。そして、スミスのオルガンの「リズム&ビート」を支えるドラマーの存在も見逃せない。ブレイキー、ベイリー共に、スミスならではのオルガンをよく理解し、絶妙のサポートを提供して、スミスのベスト・パフォーマンスを引き出している。

この盤以降、スミスは「やっぱり売れないとなあ」と思ったのか、アドリブ・フレーズの切れ味、圧倒的に優れたテクニック、レズリー・スピーカーを使いこなしたダイナミズム、いずれの個性も抑え気味に、ポップな面を押し出す様になる。「演奏芸術」を追求したジミー・スミスについては、この『Jimmy Smith At The Organ, Vol. 1&2』に尽きる。ジミー・スミスのジャズ・オルガンを純粋に楽しむには、この2枚のカルテット盤が一番だろう。
 
 

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2020年11月15日 (日曜日)

ジャム・セッションのスミス盤

ブルーノート・レーベルの看板ジャズマンの1人、オルガニストのジミー・スミス(Jimmy Smith)。ブルーノートの1500番台においては、なんと「13枚」ものリーダー作をリリースしている。全体の13%。ブルーノートの総帥、プロデューサーのアルフレッド・ライオンのジミー・スミスjへの入れ込みよう、凄いですね。

確かに凄いオルガニストのジミー・スミス。当時、圧倒的な超絶技巧でジャズ界の話題を独占、彼のリーダー作の多くはトリオの演奏で占められており、オルガン・ギター・ドラムと言うトリオ・フォーマットがここで完成され、他の追従を許さない、独特なオルガン・ジャズを確立したと言える。

そんなジミー・スミスであるが、トリオ演奏の傍らで、ブルーノート・レーベルのオールスター・メンバーによるジャム・セッション作品も残している。ジミー・スミスのオルガンは、右手の旋律フレーズが流麗ではあるが、ダイナミックで攻撃的で押しが強い。トリオ作ではその強烈なオルガンが前面に押し出されてくるので、聴いていてちょっと疲れることがある。それを緩和してくれるのが、このオールスター・メンバーによるジャム・セッション作品。
  
 
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『A Date with Jimmy Smith Vol.1, Vol.2』(写真)。1957年11月11〜13日、NYのManhattan Towersでの録音。ちなみにパーソネルは、Jimmy Smith (org), Donald Byrd (tp), Lou Donaldson (as), Hank Mobley (ts), Eddie McFadden (g), Art Blakey (ds), Donald Bailey (ds)。スタジオ録音。錚々たるメンバーでのジャム・セッション。ドラムだけ、ブレイキーとベイリーが分担している。

ソロ楽器としてフロント3管+ギターがいるので、スミスのオルガンはトリオ演奏より上品で温和。攻撃的なフレーズの連続を封印して、他のフロント楽器のフレーズの雰囲気を踏襲して、スミスの個性はしっかりと出ているが、とても聴き易いジャズ・オルガンを弾いているところがこの2枚の盤の特色。とてもリラックスして楽しげにオルガンを弾くスミスが目に浮かぶようだ。

バード、モブレー、ドナルドソン、ブレイキー等、当時のブルーノート・レーベルを代表するメンバーが大集合、それぞれが入魂のプレイを繰り広げている。特にドナルド・バードのトランペットがブリリアントに鳴り響き、マクファーデンのギターも味わい深く小粋。スミスとドナルドソンの魅力的なデュオ演奏も良い感じ。リラックスして聴けるジミー・スミス盤としてお勧めの好盤2枚です。
 
 
 

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