2020年1月19日 (日曜日)

新しいリズム&ビートへの取組み

「The bad Plus(バッド・プラス)」。米国ミネソタ州ミネアポリスの出身のピアノ・トリオ。アコースティック・ジャズでありながら、それまでの亜アコースティック・ジャズの音の概念を覆す「轟音サウンド」で、ジャンルを超えた幅広い人気を獲得した。音楽性については、グランジ・ロック、テクノ、フリー・ジャズ等の要素を取り入れた豪快なプレイが身上。

しかしながら、このピアノ・トリオについては、この「轟音サウンド」、硬派なジャズ者の方々からのウケが悪く、「品がない」「これはもはやロックだ」「ジャズを冒涜している」と揶揄され、我が国ではなかなか真っ当に評価されなかった記憶がある。それってライヴのことでしょ、と思うのだが、CDで聴いてみると、従来のピアノ・トリオの音と比べて、強烈にメリハリが付いている。でも、良い再生装置で聴くと耳触りではない。CDで聴く分には、とても真っ当なピアノ・トリオである。

The Bad Plus『Give』。2003年、イングランドでの録音。ちなみにパーソネルは、Ethan Iverson (p), Reid Anderson (b), David King (ds)。メンバー3人ともに米国出身。ロックやポップスの要素を上手く取り込みつつ、伝統的なピアノ・トリオに、バッド・プラス独特のアレンジを施した演奏は今までに無い音世界。「轟音サウンド」と言われるが、CD再生ではそれは感じ無い。とりわけドラムの音がデカい。手数が多くて小技もイケる。
 
 
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演奏内容については、決して奇をてらったピアノ・トリオでは無い。現代の純ジャズ・ピアノトリオの音。演奏そのものは圧巻、聴けば聴くほどその良さが感じられる。ピアノ・トリオのど真ん中をいく好盤。大胆なアレンジが小気味良い。選曲もユニークで、オーネット・コールマンの「ストリート・ウーマン」、ザ・ピクシーズの「ヴェロリア」、ブラック・サバスの「アイアンマン」などの、個性的な楽曲のカバーが含まれているところが面白い。

「轟音サウンド」という揶揄は忘れて良い。但し、リズム&ビートには過剰なほどにメリハリがある。ドラムの音がデカい。しかし、ドラムの音は良い音している、かつテクニックが優秀なので耳に付かない。このドラムの音がこのバンドの個性を形成している。このドラムに合わせて、ピアノをガンガンに弾き回し、ベースをブンブン響かせる。音の大きなピアノ・トリオと言われるが、五月蠅くは無い。メリハリが効いている分、個性的で癖のある旋律を持つ楽曲のカヴァーが実に映える。

このメリハリの強烈なリズム&ビートをどう聴くかで評価は分かれるだろう。ロックを楽しく聴いた経験のある耳には、決して五月蠅くない。プログレッシヴ・ロックのようなチェンジ・オフ・ペースがスリリングな部分もあり、従来のジャズとは全く異なる、リズム&ビートへのアプローチがこのピアノ・トリオの「肝」なのだろう。フリー・ジャズやモード・ジャズとは異なる、自由度の高いリズム&ビートへの取組みが「耳に新しい」。僕はこのピアノ・トリオ、お気に入りです。
 
 
 
東日本大震災から8年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年1月17日 (金曜日)

デジョネットの「音の志向」とは

リーダー作を持つジャズ・ドラマーの数は限られる。しかも、コンスタントにリーダー作をリリースし続け、生涯10枚以上のリーダー作を残すジャズ・ドラマーは10名程度しかいないのではないか。しかし、リーダー作を多数残すジャズ・ドラマーのリーダー作は、グループ・サウンドとして優れたものばかり。ドラマーがリーダーの場合、そのグループ・サウンドの音の志向を示し、その志向をとりまとめる、そんな役割を果たすのだろう。

ジャズ・ドラマーのリーダー作は、ジャズとしての「音の志向」が明確である。しかもその「音の志向」がブレない。例えば、アート・ブレイキーは「ハードバップ」、スティーヴ・ガッドは「コンテンポラリー・ジャズ」、エルヴィン・ジョーンズやトニー・ウィリアムスは「モード・ジャズ」と「音の志向」をバッチリと決めている。

Jack DeJohnette『The Jack DeJohnette Complex』(写真左)。December 26 & 27, 1968年12月26&27日の録音。ちなみにパーソネルは、Jack DeJohnette (ds, melodica), Bennie Maupin (ts, wood-fl, fl), Stanley Cowell (el-p, ac-p), Miroslav Vitous (b), Eddie Gómez (b), Roy Haynes (ds, perc)。モーダルなドラマー、ジャック・ディジョネットのデビュー・アルバムである。
 
 
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デジョネットはピアニストでもある。彼の弾くメロディカ(鍵盤ハーモニカ)の旋律が印象的。ドラムについても、モーダルでポリリズミックなドラムをバッシバシと叩いていて迫力満点。出てくるグループ・サウンドは、パーソネルを見渡すと何となく想像できるのだが、モーダルでエレクトリックな、そして時々フリーなコンテンポラリー・ジャズ。1968年という録音ならではの音世界である。

純ジャズでモーダルなアドリブ・フレーズから、時々フリー&スピリチュアルに傾き、あれれと思っていたら、前衛的なファンクに走る、という幅広く多彩な、「音の万華鏡」の様な音世界。ごった煮で散漫になりそうなんだが、これがそうはならずに、しっかりとした統一感が心地良い。デジョネットのドラムがガッチリとその「統一感」を維持している。

しかし、凄いメンバーが集まったものだ。「志」を同じくするものが集まった感じのパーソネル。この盤には「デジョネットの考えるコンテンポラリーな純ジャズ」が詰まっている。メンバー全員、当時の最先端のモード・ジャズに真っ向から取り組んでいて、その多彩な音世界は「Complex」そのもの。エレクトリックも含めたモーダルな音世界。さすがデビュー盤、デジョネットの「音の志向」が良く判る。
 
 
 
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2020年1月16日 (木曜日)

ロン・カーターが好調である。

1970年代、フュージョン・ジャズの頃には、アコースティック・ベース(アコベ)にアタッチメントを付けて、アンプで増幅した、かつ、ピッチが合っていない「ブヨンブヨン」と間延びした音を響かせて、結構、顰蹙を買っていた。何時の頃だろう、21世紀に入った頃からだと思うが、やっとピッチが合って、アタッチメントでの増幅を止め、アコベ本来の音が戻って来た。

ロン・カーターが好調である。ロンはもともとテクニック優秀、フレーズのイマージネーション豊かなベーシストなので、ピッチが合って、アコベ本来の響きを取り戻したら「無敵」である。1960年代、マイルスの黄金のクインテットに参加していたロンが戻って来た。年齢を重ねた分、アコベの音に深みが増し、アドリブ・フレーズが小粋になり、21世紀に入ってからのロンは好調である。

Ron Carter『Foursight - Stockholm, Vol.1』(写真左)。ちなみにパーソネルは、Ron Carter (b), Renee Rosnes (p), Jimmy Greene (ts), Payton Crossley (ds)。テナー・サックスがフロント・ワンホーンのカルテット構成。2018年11月17日スウェーデンで繰り広げたライブを収録した最新作。
 
 
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ベーシストがリーダーのアルバムの場合、共演者を含めたグループサウンドの内容に耳がいく。まず、この盤では、フロントのジミー・グリーンが良い音。1975年生まれのグリーン、この盤では43歳。油の乗った中堅のテナー・マン。硬軟自在、緩急自在の伸びやかなテナーが良い感じ。そして、リニー・ロスネスが流石のプレイを聴かせてくれる。というか、この盤でのロスネス、絶好調です。

ペイトン・クロスリーは僕の知らないドラマー。でも、この盤のプレイを聴くと、思わず「良い感じのドラマーやなあ」と感心する。堅実で切れ味の良いドラミングは、バンド全体を優しく鼓舞する。そして、ロンのベースが良い。ベースの音もやや大きめで留めて、他の楽器とのバランスが取れていて好感が持てる。ピッチも合っているし、しなやかでソリッドな弾力のあるベースがバンド全体をガッチリと支えている。

現代のモード・ジャズとして、とても良い内容のライブ盤だと思います。モーダルなアドリブ展開も、しっかりと新しい響きと工夫を宿していて、聴いていて飽きが来ない。ロンのアドリブ・ラインも決してマンネリに陥らない、イマージネーション豊かなラインをバッチリ決めていて良い感じ。良い雰囲気のライブ盤。確かに、ロン・カーターは好調である。
 
 
 
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2020年1月 7日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・123

この1〜2年で、音楽のストリーミング・サイトについてはコンテンツが急速に充実してきた。ストリーミング・サイトをあてもなく徘徊していると、「こんなアルバム、アップされてるんや」とビックリすることがある。CDでは廃盤になって久しい、CDとしては、いわゆる「入手不能」なジャズ盤の音源がストリーミング・サイトにアップされていたりするのだ。

Elvin Jones Introduces Takehisa Tanaka『When I Was at Aso-Mountain』(写真)。1990年12月 10&11日、NYでの録音。Enjaレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Elvin Jones (ds), Sonny Fortune (fl, ts), Takehisa Tanaka (p), Cecil McBee (b)。当時メインストリーム・ジャズ系の精鋭部隊。そこに、僕には見慣れない名前があった。

ピアノ担当の「Takehisa Tanaka」=「田中武久」である。「田中武久」とは誰か。僕はつい先日まで知らなかった。面目無い。「田中武久」って、関西を代表するピアニストでジャズクラブ、セント・ジェームスのオーナーピアニストとのこと。知らんかった。 1934年(昭和9年)3月生まれ。惜しくも、2014年の12月28日に逝去されている(享年80歳)。
 
 
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このカルテットの演奏については、ブラインドフォールド・テストすると全く誰だか判らない。辛うじて、ドラマーについては、自由度の高い、明らかにポリリズミックなので「これって、エルヴィン?」とうっすら判るが、ベースは骨太で歯切れの良い躍動的なもの。しかも、アドリブ展開がお洒落にモーダルだ。暫く聴き耳を立て、アルバムのパーソネルを確認すると「セシル・マクビー」。納得である。

ドラミングは明らかにエルヴィン。特徴的なポリリズム、ダイナミズム溢れるシンバル・ワーク。印象的かつ劇的なタムタムの連打。エルヴィンのドラム、マクビーのベースに支えられ、鼓舞されて、端正で印象的な「ノリ」のピアニストが弾きまくる。誰有ろう「田中武久」である。一聴して直ぐに誰だか判る様な「強烈な個性の持ち主」ではないが、堅実かつ端正なミッドテンポのピアノが身上。

そんな玄人好みのリズム・セクションをバックに、ソニー・フォーチュンが素敵なテナーを聴かせてくれる。この盤、ストレート・アヘッドなモードジャズ。田中のピアノも独特な日本人ならではの音で健闘している。LP時代からEnjaレーベルの盤は有名なもの以外は入手し難かったが、最近のストリーミング・サイトでは結構な数がアップされている。良い時代になりました。
 
 
 
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2020年1月 3日 (金曜日)

正月のジャズ・メッセンジャーズ

2020年が始まりました。昨年の年末、ちょっと冷え込みましたが、このお正月は穏やかな良い天気続きで、特に日中は暖かな三が日でした。と、ボーッと生きていたら、2020年になって、はや3日が経ちました。21世紀になってもう19年が経った訳で、2010年代はあっと言う間に終わっちゃった訳で、なるほど歳を取る訳です。ということで、今年も、我がバーチャル音楽喫茶『松和』をよろしくお願いします。

新年になって初めて聴くジャズ、いわゆる「今年最初のジャズ盤」である。いつも頭を悩ます問題ではある。まあ、拘る必要が無いと言えば、拘る必要の無い問題で、そんなん、その時聴きたいジャズ盤を聴いたらええやん、というドライなジャズ者の方もいらっしゃるだろうが、僕はそれが出来ない。なんかしら理由を付けて、その理由を反芻し悦に入って、今年のジャズ盤鑑賞を始めたい。

Art Blakey & The Jazz Messengers ‎『A Day With Art Blakey(Live In Japan 1961)』(写真)。1961年1月2日、Sankei Hall(サンケイホール・東京)でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Art Blakey (ds), Jymie Merritt (b), Bobby Timmons (p), Wayne Shorter (ts), Lee Morgan (tp)。アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの初来日時のライヴ録音。
 
 
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昨年(2019年)は、アート・ブレイキーの生誕100周年の記念の年であった。ということで、Art Blakey & The Jazz Messengersのアルバムをまとめて聴き直している途中である。その流れの中でこのライヴ盤。正月の録音と言えば、真っ先にこのライヴ盤が浮かぶ。当時、相当センセーショナルな出来事で、当時、とても珍しかった外タレが来る、ということで社会現象にもなったほど。大歓迎につぐ大歓迎。おもてなしにつぐ、おもてなしだったそうである。

で、このライヴ盤の演奏内容であるが、かのファンキー・ジャズの大名盤『Moanin'』のパーソネルから、テナー・サックスだけが、ベニー・ゴルソンからウェイン・ショーターに代わっている。いわゆる「音楽監督」的存在が交代した訳で、メンバーの「持ち味」を活かしたアレンジをするゴルソン、自分のやりたいことをバンドにやらせるショーター。ということで、このライヴ盤では「モーダルなジャズ」の雰囲気が濃厚に漂っている。『Moanin'』の演奏イメージを想定していた当時の我が国のジャズ者の皆さんは、かなり面食らったそう。

ハードバップ〜ファンキー・ジャズだ、と思っていたら、全く異なる「モード・ジャズ」が鳴り響いたのだからたまらない。当時の「ジャズの進化」の洗礼を思いっ切り浴びた格好ではある。しかし、それでも、ライヴ盤に記録されている拍手や歓声は熱狂的。演奏中の静寂も含めて、当時の我が国のジャズ者の方々は、ジャズを「アート」と認識していたことがとても良く判る。とても含蓄に富むライヴ盤である。
 
 
 
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2019年12月25日 (水曜日)

ラロカは「変わり種」のドラマー

ピート・ラロカ(Pete La Roca)は変わり種のドラマーである。ピート・ラロカは芸名。本名は「ピーター・シムズ(Peter Sims)」。ジャズ・ドラマーで弁護士である。1957年から1968年までは「ジャズ・ドラマー」。1968年から1979年までは法曹界に身を置いて「弁護士」。1979年からジャズ界に復帰している。この経歴だけでも「変わり種」である。

そのドラミングもちょっと風変わり。ジャズ・ドラマーでありながら、ファンキーな雰囲気は希薄。ジャズっぽくないドラミング。それでいてスイング感はあるが、そのスイング感はスクエア。幾何学模様のような、理詰めでキメたような「リズム&ビート」。このドラミングの個性って、新主流派のモーダルな展開にピッタリ。そう、ラロカのドラミングは「モーダルな」ドラミングである。

Pete La Roca『Turkish Women at the Bath』(写真左)。1967年5月25日、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、John Gilmore (ts), Chick Corea (p), Walter Booker (b), Pete La Roca (ds) 。中世(?)の女風呂の絵がジャケットになっている。これだけ見れば、この盤の内容が硬派な「モード・ジャズ」、いわゆる「新主流派」の音がギッシリ詰まっているなんて思わないだろうな(笑)。
 
 
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実はこの盤を初めて聴いた時、パーソネルを確認せずに聴いた。しばらく聴いていると、その展開は「新主流派」。ばりばりのモード・ジャズである。カルテットの演奏なのも判る。そして、ピアノがどうにも、どこかで聴いた音なのだ。それもかなり聴き込んだ音。高音域を中心にモーダルな、そしてどこかスパニッシュな雰囲気が漂う硬質でメカニカルなタッチ。そう、このピアノは「チック・コリア」である。

加えて、ライトでポップな、テクニックに走らず、平易でモーダルなテナーが良い。ジョン・ギルモアである。ウォルター・ブッカーのタイトなベースも良好。そして何より、さすがリーダーだけに、ラロカのドラミングが素晴らしい。ダイナミックでドライヴィングするドラミングはあまりに個性的。スクエアなスイング感、そして、縦ノリのリズム。バップではない。モーダルなドラミング。

アルバム・タイトルの『Turkish Women at the Bath』=「トルコの女が風呂に入っている」。なんとジャズらしからぬタイトルではないか。それでも中に詰まっている音は、思いっ切り「モーダルなジャズ」。4人がそれぞれ、より自由でアグレッシヴなプレイを展開しつつ、有機的に絡んだモーダルなジャズを演出する。特にチックが良い音出してます。チック者にはマスト・アイテムですね。
 
 
 
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2019年12月17日 (火曜日)

バッド・プラスの2019年最新作

ジャズの深化のひとつがこのピアノ・トリオの出現だった。米国ミネソタ州ミネアポリスの出身。アコースティック・ジャズでありながら、それまでの亜アコースティック・ジャズの音の概念を覆す「轟音サウンド」で、ジャンルを超えた幅広い人気を獲得した。音楽性については、グランジ・ロック、テクノ、フリー・ジャズ等の要素を取り入れた豪快なプレイが身上。

そのピアノ・トリオは「The bad Plus(バッド・プラス)」。米国中西部の逸脱ジャズ・マンたちが2000年に結成したピアノ・トリオである。オリジナル・メンバーは、Ethan Iverson (p), Reid Anderson (b), David King (ds)。各国の音楽評論家が残した賞賛の言葉が「ロックの魂を持っているジャズトリオ」「NIRVANA以来もっとも独創的なサウンドを持つスリーピース・バンド」「ジャズ純粋主義者は彼らの音を前に怯え、前衛は彼らの音に群がる」。どれも言い得て妙である。

The bad Plus『Activate Infinity』(写真左)。そんな「バッド・プラス」の最新作。2019年11月のリリース。ちなみにパーソネルは、Reid Anderson (b), Orrin Evans (p), Dave King (ds)。ピアノがイーサン・アイバーソンからオリン・エヴァンスに変わっての2枚目。本作は全曲メンバーのオリジナルで固められているが、それもそのはず、実にユニークなピアノ・トリオ演奏が展開されているのだ。
 
 
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「轟音サウンド」など過去のこと、演奏は淡々と進んで行く。高速フレーズを弾き倒す訳でも無いし、8ビート基調のロック寄りのノリの良い演奏を聴かせる訳でも無い。歩くテンポをメインに淡々と演奏が進んで行くのだが、暫くすると、ピアノの奏でるフレーズがユニークなのに気がつく。黒鍵を織り交ぜて、半音上がったり半音下がったり、音程を半音上げ下げしながら、2音飛ばし3音飛ばしの捻れたフレーズを連発していく。聴いていて、思わず「悶絶」したくなるくらいの捻れ具合。

そんな捻れたピアノに追従するベースがこれまた限りなく自由度の高いモーダルなベース。ピアノの捻れなど何処吹く風、ピアノと基音を合わせるだけで、自由度の高い、伸びのある重低音ベースを駆使しつつ、モーダルな旋律でフロントのピアノをやんわりと支える。そこにポリリズミックなドラミングが演奏全体のテンションを高め、淡々としたフレーズの展開に刺激とビートを供給する。

面白い、実にユニークなピアノ・トリオの演奏である。最初はあまりに淡々としているので、これはそのうち飽きるかな、と思ったのだが、意外や意外、捻れたピアノのフレーズ、自由度の高いモーダルなベース、ポリリズミックなドラミングが有機的に結合した、新しいジャズの響きに聴き惚れている内に一枚、聴き通してしまう。一般ウケするより、玄人好みの好盤と言える。ジャズ者中級者以上向け。
 
 
 
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2019年12月 3日 (火曜日)

ジャス喫茶で流したい・156

こういうジャズ盤に出会うと思わず頬が緩む。というか、緩みっぱなしになる。テナー・サックス+オルガン+ドラムスの「オルガン・トリオ」。ジャズにオルガンは良く似合う。古くは1950年代のハードバップの時代から、オルガン・ジャズは人気である。そんなオルガン・ジャズが、現代の、21世紀の今でも「ある」のだ。嬉しいではないか。

James Carter Organ Trio『Live From Newport Jazz』(写真左)。2018年 Newport Jazz festivalでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、James Carter (ts), Alwx White (ds), Gerard Gibbs (org)。実は、僕はリーダーの「James Carter(ジェームス・カーター)」を良く知らない。

ジェームス・カーターとは誰か。ジェームス・カーターは、1969年1月3日生まれ。今年でちょうど50歳。ジャズの世界では中堅からベテランに差し掛かる年齢。出身が「ジャズメンの古都」デトロイトというのが良い。若かりし頃は、ジョシュア・レッドマンの好敵手として注目を集めた強烈な個性をもつテナーマンである。
 
 
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さて、このライブ盤は、ジャンゴ・ラインハルトによって作曲された、または彼に関連した6つの楽曲を収録。そういう意味で、演奏自体が浮ついていなくて、実に渋く実に粋である。カーターのテーマ部は堅実で正統派、アドリブ部は野性味溢れるアブストラクトでフリーな展開。これが実に心地良い。いずれの楽曲もスピリチュアルでエモーショナルで、「ハートに染み入る」演奏である。

オルガンが効いている。オルガンの音は嫌が応にも演奏全体をジャジーな雰囲気で染め尽くす。そこにソウルフルなドラミングがフロントのテナーを鼓舞し煽る。カーターのテナーは自由奔放に激情豊かに、思いっ切りテナーを吹き上げる。そして、それが耳に付かない。流麗でキャッチャーで「フリーなアドリブ展開」。そして、オルガンがジャズのグルーヴの大本をしっかり押さえる。

カーターいわく「オルガン・サウンドはアフリカ系アメリカ人のルーツの一端を担っている。これらはスピリチュアル・ジャズからソウル、ネオ・ソウルへと繋がり、ジャズの魂を表現する不可欠な要素になっている」。なるほど、そんな理屈をこのライブ盤ではしっかりと音で、立派に表現している。このライブ盤、掘り出し物です。
 
 
 
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2019年11月28日 (木曜日)

ふてぶてしく頼もしいリーダー作

ジャズの歴史に名を残す、レジェンド級のジャズマンは、デビュー盤である「初リーダー作」で、自らが持つ個性を最大限に表現している。加えて、吹きっぷりも迷いが無く淀みが無く、思いっ切りストレートに吹き切っている。その吹き切り方にも個性があって、「俺はこういう風に吹くのが良いんや〜」という矜持がビンビンに伝わってくる。

Wallace Roney『Verses』(写真左)。1987年2月19日の録音。良い音で録音されてるな〜と思ったら、やっぱり「Van Gelder Studio」での録音ですね。ちなみにパーソネルは、Wallace Roney (tp), Gary Thomas (ts), Mulgrew Miller (p), Charnett Moffett (b), Tony Williams (ds)。なかなか厳選された、若手中心の2管クインテット編成。

マイルスに触発された「ブリリアントなマイルス」的なトランペッター、ウォレス・ルーニーの初リーダー作である。ウォレス・ルーニーの音楽的な原点は1960年代マイルス・デイビス・クインテットにあるのだが、その1960年代マイルスを、純ジャズ復古後の「新伝承派」で焼き直し洗練されたもの。ルーニーは録音当時は27歳。若さに任せて、溌剌と吹きまくっている。
 
 
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マイルスもそうだったし、ブラウニーもそうだったし、ハバードもそうだった。そうそう、モーガンもそうだったし、ショウもそうだった。皆、初リーダー作の頃は、迷いが無く淀みが無く、思いっ切りストレートに吹き切っていた。このルーニーもそうである。テンポの速い曲もスローなバラードも、とにかく思いっ切り吹き切っている。これが清々しい。嫌味にならず、耳に付かず、気持ち良く耳に響く。

これが大切なんだろうな〜。楽器を吹くって、心に響く楽器の音ってそういうもんなんだろうな〜、とこのルーニーの初リーダー作を聴いていて、つくづく思う。マイルスに強く影響を受けているのが良く判るが、マイルスよりもブリリアントで、マイルスよりも躍動感が強い。ここをどう聴くかによって、ルーニーのトランペットの評価は変わる。

マイルス2世と聴けば「イマイチ」、マイルスを基本とした個性と聴けば「有望株」。マイルス2世と形容する人もいるが、僕はマイルスを基本とした新しい個性と聴いた。とても初々しい新しい個性に満ちた初リーダー作である。マイルスのモード演奏で有名な、ビル・エヴァンス作「Blue in Green」を選曲しチャレンジしているところなど、ふてぶてしくて頼もしい。
 
 
 
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2019年11月 9日 (土曜日)

リヴァースのモードへの対応力

このアルバムを聴けば、当時、サム・リヴァース(Sam Rivers)のモード・ジャズにおける先進性が良く判る。モード奏法はモードに基づく旋律による進行に変更したもので、演奏の自由度が飛躍的に高い。リヴァースのモーダルなテナーは、クールでメロディアスでバリエーション豊かなもの。特に、この「クールでメロディアス」な部分。リヴァースはこの部分に秀でていた。

アドリブ部に入った途端、このモードに基づく旋律による進行に乗って、アドリブを展開することになる。しかも自由度が飛躍的に高い。演奏する側は自らの閃きを基にアドリブを展開する。閃いたフレーズを一気に吹くので、大体が気合いの入った音になる。逆にそんなにバリエーション豊かに閃きがある訳ではないので、アドリブの手癖・展開がマンネリ化、パターン化する恐れがある。
 
リヴァースは閃いたフレーズをクールに吹き、アドリブの手癖・展開のバリエーションが豊かなのだ。そんなリヴァースが良く判るアルバムが、リーダー作第2弾の Sam Rivers『Contours』(写真左)。1965年5月21日の録音。ちなみにパーソネルは、Sam Rivers (ts, ss, fl), Freddie Hubbard (tp), Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Joe Chambers (ds)。
 
  
Contours  
 
 
バックのリズム・セクションについては、当時、若手の新主流派の精鋭揃い。バックの不手際に引き摺られて、モードな演奏の精度や内容を損なわれることは無い。逆にフロントのソロイストの「モードに対する対応力」をしっかりと見極めることが出来る。フロントはリーダーのリヴァースのテナーと、ハバードのトランペット。既にハバードはモードへの対応力に定評がある。
 
しかし、リヴァースのテナーが明らかに素晴らしい。クールでメロディアスでバリエーション豊かな「モーダルなソロ」が展開される。逆にハバードは、吹きすぎる、パターン化した、ちょっと平凡な「モーダルなソロ」に終始している。特にリヴァースのソロがクール。そして、モーダルなアドリブのバリエーションが豊か。新主流派の「新しい風」を感じる。
 
サム・リヴァースのモードに対する対応力の高さを再認識できる優れたリーダー作である。ハバードの存在のお陰であるが、逆にリヴァースのワンホーンでも良かったのでは、と思う。それだけ、リヴァースのモーダルな演奏は、それまでのモードを得意とするジャズマンとは一線を画するものだったと思う。しかし、それが即、人気の高さに繋がらないのがジャズの不思議。
 
 
 
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