2020年3月26日 (木曜日)

カル・ジェイダーは粋な両刀使い

米国西海岸ジャズを聴き直していて、本当にお洒落で粋なアレンジを施された演奏が多いなあ、と感心する。演奏のテクニックも高い。そんなジャズメンたちが、優れたアレンジの下で、ユニゾン&ハーモニーを奏で、質の高いアンサンブルを聴かせてくれる。高いテクニックでそれをやるのだ。一糸乱れぬ、とても息の合った演奏が心地良い。いわゆる「破綻の魅力」は微塵も無い。

Cal Tjader『Tjader Plays Tjazz』(写真)。1954年のカルテットと1955年のクインテットの演奏に分かれる。1954年のカルテットのパーソネルは、Bob Collins (tb), Al McKibbon (b), Cal Tjader (ds), Eddie Duran (g)。1955年のクインテットのパーソネルは、Sonny Clark (p), Gene Wright (b), Cal Tjader (rib), Bobby White (ds), Brew Moore (ts)。

1954年のカルテットでの演奏は、2曲目「I've Never Been In Love Before」、4曲目「How About You」、7曲目「My One And Only Love」、9曲目「I'll Know」。1955年のクインテットでの演奏は、1曲目「Moten Swing」、3曲目「There Will Never Be Another You」、5曲目「Jeepers Creepers」、6曲目「A Minor Goof」、8曲目「Imagination」、10曲目「Brew's Blues」。
 
 
Tjader-plays-tjazz-1  
   
 
カル・ジェイダーは、ドラマーとヴィブラフォン奏者の両刀使い。特異な存在ではある。どちらの楽器も質の高い演奏を披露する。ドラミングについては「堅実かつ誠実」。ヴァイブについては、こちらの方が秀逸な内容で、音はヒンヤリ冷たいが「クール」な響きが心地良い。音の質についても、淀みが無く澄んでいる。アドリブ・フレーズについては、短いが小粋なフレーズを連発する。音の質と相まって、聴いていてとても印象的である。

1954年のカルテットと1955年のクインテット、どちらの演奏も甲乙付けがたい。1954年のカルテットは、ボブ・コリンズのトロンボーンがフロントのメイン楽器となるユニークな編成で、米国西海岸ジャズらしい、落ち着いた寛ぎのある演奏が良い。1955年のクインテットの僕にとっての目玉は、大のお気に入りのピアニスト、若き日のソニー・クラークが参加していること。曲によって出来不出来はあるが、聴いて直ぐに「ソニー・クラーク」と判るほどの個性が、この時期に既に芽生えている。

米国西海岸ジャズは、アグレッシヴでダイナミックな東海岸ジャズとは正反対の、落ち着きのある寛いだ演奏。これが心地良い。尖ったアグレッシヴなジャズを聴き続けた後、ちょっとした耳休めに、米国西海岸ジャズは最適である。いや、クールで粋なアレンジを耳にすると、どうしても集中して聴いてしまうから、耳休めにはならないな。それでも、西海岸ジャズの落ち着いた寛ぎのある演奏は気持ちが安らぐ。それが良い。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

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2020年2月 5日 (水曜日)

他と遜色ない尖ったモード演奏

ジャズについては、どんどん深化していると感じているので、新盤を聴くのがとても楽しい今日この頃。最近の新盤はニュー・ジャズ系、いわゆる、ネオ・ハードバップ、ネオ・モード、ネオ・スピリチュアルなど、時代の先端を行く新しい音のジャズが花盛り。こんな新盤ばっかり聴いていると、ふと、昔のこってこてのハードバップやこってこてのモード・ジャズが無性に聴きたくなる。

そんな時、最近、お世話になるのが、ブルーノートの未発表音源シリーズが「Blue Note Classic LT series」。略称は「BNLT」。録音当時、何故かお蔵入りになった音源ばかりを発掘してリリースしたシリーズで、1950年代後半から1960年代のお蔵入り音源なのだが、基本的に内容は折り紙付き。この不思議な音源をカタログ番号順に聴き直している。

Bobby Hutcherson『Spiral』(写真)。1968年11月11日の録音。Blue NoteのLT 996番。ちなみにパーソネルは、Bobby Hutcherson (vib, marimba), Harold Land (sax), Stanley Cowell (p), Reggie Johnson (b), Joe Chambers (ds)。6曲目の「Jasper」、これだけが何故か1965年4月3日の録音。この6曲目だけ異質なので、ここではコメント対象から割愛する。
 
 
Spiral  

 
1979年、ジャズ音源の「発掘男」マイケル・カスクーナによる発掘リリース。1968年のヴァイブの改革者、ボビー・ハッチャーソンのお蔵入り音源。ハッチャーソンは、1967年から1969年の間に、この未発表盤も合わせて、6枚ものアルバムを作成している。どの番もポスト・バップ〜モーダル〜スピリチュアルな演奏の数々。同一傾向のアルバムが続くのを懸念したのだろうか。

この未発表盤、その内容については、とても優れたポスト・バップ〜モーダル〜スピリチュアルな演奏の数々。今の耳で聴いても、当時、どうしてお蔵入りになったのか、理解に苦しむ。ヴァイブの伸びのある音を上手く活かしたモーダルな演奏がハッチャーソンの真骨頂。ハロルド・ランドとの双頭クインテットのセッションで、ピアノのスタンリー・カウエル共々、一癖あって、正統派ではあるが、かなり尖ったモード・ジャズを展開している。

振り返れば、Stanley Cowellがピアノを弾いた「Patterns」「Spiral」「Medina」の3セッションはすべてお蔵入り。何か気になることがあったんでしょうね。しかし、このお蔵入り音源についても、他のリリース音源と全く遜色ない、限りなく自由度の高い、モーダルでスピリチュアルな演奏が展開されていて聴き応えがある。
 
 
 
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2020年1月27日 (月曜日)

新しいヴァイブ奏者の出現である

ジャズのヴァイブ(ヴィブラフォン)は絶滅種だと思っていた。ミルト・ジャクソンから始まり、ゲイリー・バートンとボビー・ハッチャーソンが継ぎ、ロイ・エアーズ、マイク・マイニエリが出現し、もうこれで終わりだ、と思っていた。我が国では、平岡精二、増田一郎が有名だが、新しい有望なヴァイブ奏者は現れ出でてはいない。

まあ、マイナーで扱いづらい楽器ではあるからね〜、と思っていたら、なんと、新しい有望なヴァイブ奏者が現れ出でたのである。ジョエル・ロス(Joel Ross)。名門ブルーノート・レコードからデビューした若き天才ヴィブラフォン奏者。シカゴ生まれ、現在はNYブルックリンをベースに活動。トレードマークのドレッドヘアー、スタイリッシュなファッション。現代の若きジャズマン。

Joel Ross『Kingmaker』(写真左)。ジョエル・ロスのデビュー・アルバム。2019年5月のリリース。ちなみにパーソネルは、Joel Ross (vib), Immanuel Wilkins (as), Benjamin Tiberio (b), Jeremy Dutton (ds), Jeremy Corren (p)。ヴィブラフォンとアルト・サックス、対照的な音色のフロント2楽器のクインテット構成。ジョエル・ロスをはじめ、このクインテットのメンバーについては全く知らない。
 
 
Kingmaker-joel-ross  
 
 
全員、初めて出会ったメンバーである。まず、ジョエル・ロスのヴァイヴが個性的。今までの歴代のヴァイブ奏者の良いところを全て融合した、新しいヴァイブの響きとフレーズ。奇をてらったり、アブストラクトに走ったりすることは全く無い。メインストリームなジャズを引き継いだ、明確にジャジーな響き。切れ味良く明快で、ポジティブな響きを伴った、硬質で柔軟でしなやかなヴァイブの響き。

展開するフレーズはモーダルなもの。新主流派のモーダルな雰囲気に、現代のクールなスピリチュアル・ジャズの雰囲気を融合した、新しい雰囲気のネオ・ハードバップな演奏の数々。音の太くてダイナミックなアルト・サックスが絡むことで、ジョエル・ロスのヴァイブの特質が、更に明確に浮かび上がる。Gretchen Parlat (vo) の参加も、スピリチュアルな側面を増幅する役割を果たしていて効果的。

正統なメインストリーム・ジャズ。スピーカーの前に座って、じっくりと耳を傾けるべき、新しいヴァイブの演奏。選曲については、12曲中11曲はロスのオリジナルで構成されている。テクニックは確か、歌心も満載。ヴァイブの良いところを全て引きだした様な演奏が素晴らしい。今から次作が楽しみになる、充実した内容のデビュー盤。繰り返し、じっくり聴き込みたいアルバムです。
 
 
 
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2020年1月 4日 (土曜日)

正月のモダン・ジャズ・カルテット

正月のジャズの思い出と言えば、The Modern Jazz Quartet(以下MJQと略)が浮かぶ。何故なら、確か、1982年の正月に、再結成時の武道館ライヴをNHKがFM放送でオンエアしていて、それを一人じっくりと聴き込んだ記憶があるからである。1974年に解散したMJQが、まさか再結成されるとは思っていなかったので、このオンエアはとても楽しみにしていた。CDでリイシューされるまで、エアチェックしたカセットを大事に聴いていた。

The Modern Jazz Quartet『Reunion at Budokan 1981』(写真左)。1981年10月19~20日。日本武道館にてライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Milt Jackson (vib), John Lewis (p), Percy Heath (b), Kenny Clarke (ds)。Pabloレーベルからのリリース。当時流行のデジタル録音でマスターの音質が優れている。LP時代からCDでのリイシューまで、音質はとても良い。

MJQのライヴ盤は多いが、この盤はデジタル録音であるが故に音がとても良い。再結成して直ぐのライヴ録音なので、メンバーの演奏も気合いが入っており、バンド全体の演奏も適度な緊張感が溢れていて心地良い。そんなMJQのメンバーそれぞれの職人芸的な演奏のニュアンスがしっかりと聴いて取れるので、MJQのライブ盤の中では、この盤が一番、CDプレイヤーのトレイに乗った回数が多い。
 
 
Reunion-at-budokan-1981  
 
 
収録された曲名を見ても、彼らの十八番の曲がズラリと並んでいて、他のライヴ盤での演奏と聴き比べ出来るのも良い。「Softly, As in a Morning Sunrise」は武道館のライヴ公演の最初に演奏された曲であるが、この曲の前奏がFMで流れた時、なんだか感動したのを覚えている。伝説のジャズ・グループが再結成されて、リアルタイムでその演奏を聴くことが出来る。これって凄いことだなあ、と感動した。

正月のジャズの印象的な出来事として、私にとって思い出深いライヴ録音である。そう言えば、当時、FM放送でのオンエア(1982年の正月スペシャルでノーカットのFM放送、LP/CDより4曲多い)から始まって、編集版でのNHK総合での放送、そして、ノーカットのレーザー・ディスクとビデオ・カセットでの発売と様々な媒体でこの再結成ライヴはリリースされた。やはり、MJQの再結成って、ジャズ界にとって一大事件だったんですね。

ということで、久々にMJQのアルバムを聴き直してみたくなった。当ブログで記事としてアップされていないアルバムを中心に、加えて、双頭リーダーである、ジョン・ルイスとミルト・ジャクソンのソロ・アルバムを聴き直していく予定。これは、というアルバムに出会った、当ブログの記事として、その感想をアップしていくので、乞うご期待。
 
 
 
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2019年9月12日 (木曜日)

顔の「どアップ」に好盤あり・1

ブルーノート・レーベルはジャケット・デザインにも定評がある。特に、1500番台、そして4000番台から4200番台は、優れたデザインのジャケットの宝庫。駄作が無いのが素晴らしい。特にジャズメンのポートレートの処理が素晴らしい。必要な部分をクローズアップして、不要な部分はバッサリ切り捨てる潔さ。そして、顔のどアップを「バーン」とジャケットに持ってくる大胆さ。

Bobby Hutcherson『Cirrus』(写真左)。1974年4月の録音。BN-LAシリーズの「257-G」。 ちなみにパーソネルは、Bobby Hutcherson (vib, marimba), Woody Shaw (tp), Emanuel Boyd, Harold Land (ts, fl), William Henderson (ac-p, el-p), Ray Drummond (b), Larry Hancock (ds), Kenneth Nash (perc)。

1970年代の録音である。知っている名前は、ヴァイブ担当でリーダーのハッチャーソンとトランペットのウッディ・ショウ、テナーのハロルド・ランドくらいである。後はほどんど馴染みが無い。どこかで見たかなあ、という程度。しかし、中身は意外としっかりしている。録音年の1974年といえば、ジャズ界はクロスオーバー・ジャズが流行。この番にどんな音が詰まっているのか、不安になる。
 

Cirrus-bobby-hutcherson

 
アルバムを聴き始めてビックリ。そんな時代に、立派な「新主流派のモーダルなジャズ」が展開されている。しかも、演奏自体が尖っておらず、マイルドで耳当たりの良いモード・ジャズ。1960年代初頭から始まったモード・ジャズ。この盤が録音された1974年、モード・ジャズは成熟の域に達していた。このアルバムに詰まっている音がその「痕跡」である。

この盤で、この成熟したモード・ジャズの中で、優れたパフォーマンスを発揮しているのが、ヴァイブ担当でリーダーのハッチャーソンとトランペットのショウ、テナーのランドの3人。ハッチャーソンとランドはハードバップ時代からの強者。ショウは新進気鋭の若手。この3人が成熟したモード・ジャズを、クールにマイルドで耳当たりの良い、それでいて、芯のあるモード・ジャズを展開している。

アルバム・ジャケットは、ハッチャーソンの顔の「どアップ」。決して不快な感じはしない、どこか爽快感漂う「どアップ」。僕がブルーノート・レーベルのアルバムを聴いてきた中で感じたこと。顔の「どアップ」のジャケットに好盤あり。
 
 
 
東日本大震災から8年6ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年3月17日 (日曜日)

ECMを感じるに絶好の一枚

欧州ジャズの老舗レーベルであるECM。ECMには独特の音の傾向がある。西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」。極力、電化サウンドを排除し、アコースティックな表現を基本とし、限りなく静謐で豊かなエコーを個性とした録音。

米国のブルーノート・レーベルの「統一感」に勝るとも劣らない、芸術という観点でのレーベル運営をECMに感じることが出来る。アイヒャーの監修・判断による、アイヒャー独裁による強烈な「美意識」。"The Most Beautiful Sound Next to Silence" この「沈黙に次いで最も美しい音」を基本とするECMレーベルの「音の統一感」は、"Produced by Manfred Eicher" のクレジットの下に徹底されている。

そんなECMレーベルには、専属、もしくは専属に近いミュージシャンが多くいる。例えば、ヴァイブのゲイリー・バートン(Gary Burton)などは、ECMの「お抱えミュージシャン」の代表格。当然、ECM時代のバートンの数々のリーダー作の音は、典型的なECMレーベルの音世界で充満している。
 

Dreams_so_real  

 
Gary Burton『Dreams So Real - Music of Carla Bley』(写真)。1975年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Gary Burton (vib), Mick Goodrick (g), Pat Metheny (g), Steve Swallow (b), Bob Moses (ds)。ギターは若き日のパット・メセニーとバークリーの師匠格のグッドリックとが、曲によって弾き分けている。副題を見れば「カーラ・ブレイの作品集」であることが判る。

典型的なECMの音世界である。バートンの革新的な4本マレット・ヴァイブが効いている。硬質で透明度の高いクリスタルな響き。転がる様に流麗なアドリブ・フレーズ。若き日のパット・メセニーのエレクトリック12弦ギターも良い。ファンクネスは皆無、切れ味の良い、西洋クラシックの香りのするストローク・プレイ。「静謐な熱気」を伴った、適度なテンションが心地良いインプロビゼーションの数々。

この盤、どの収録曲についても演奏のレベルが高い。1曲たりとも「緩演」や「駄演」が無い。「静謐な熱気」と「適度なテンション」を伴ったグループの個性とメロディアスなカーラの曲とのマッチングが絶妙。現代芸術的なECMオリジナルの統一感を強く感じるアルバム・ジャケットのアートワークも良好。ECMの音世界を感じるに絶好の好盤です。

 
 
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2019年1月 9日 (水曜日)

何時の時代も「ハードバップ」

1960年代後半から台頭してきたロック・ムーヴメント。旧来からのジャズを大衆音楽の片隅に追いやり始めた。そして、当のジャズは、ファンキー・ジャズやソウル・ジャズといったジャズの大衆化とフリー・ジャズの急速な進展によるカルト化という二曲化が進み、多様化が顕著になっていた。

それでも、そんな時代でも、ジャズの基本中の基本なスタイル「ハードバップ」はしっかりと根を下ろしていた。ロック・ムーヴメントが顕著になってきた1960年代後半でも、ハードバップな好盤はしっかりと残されている。つまり、1960年代では、まだまだジャズについては需要があった、ということであろう。

Milt Jackson Quintet featuring Ray Brown『That's The Way It Is』(写真)。1969年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Milt Jackson (vib), Teddy Edwards (ts), Monty Alexander (p), Ray Brown (b), Dick Berk (ds)。ソウルフルなヴァイブの使い手であるミルト・ジャクソンとベース職人、レイ・ブラインとの双頭クィンテットのライブ盤。
 
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米国西海岸ジャズのライヴ拠点、Shelly's Manne Holeでのライヴ録音。ライヴだけにメンバー全員、躍動感溢れる演奏を繰り広げている。特に、リーダー格のミルト・ジャクソンのヴァイブのドライブ感が素晴らしい。もともとミルトのヴァイブはファンクネスが溢れている。そこにドライブ感がかかるのだ。ソウルフルこの上無い。

このファンクネス溢れる演奏は、もはや「ソウル・ジャズ」の範疇だ。若手ピアニスト、モンティ・アレキサンダーのピアノが、これまた素晴らしい。とにかく多弁でファンキー。ミルトを凌駕する位にドライブ感溢れる指回し。このドライブ感溢れるヴァイブとピアノをしっかりと支え、演奏全体を統率するのは、レイ・ブラウンの骨太なアコースティック・ベース。

聴けば聴くほど、魅力的に響くハードバップなライヴ演奏の数々。聴衆もしっかり盛り上がっていて良い雰囲気です。こんな素晴らしい内容のハードバップが1969年に演奏されていたとは。リラックスした雰囲気の中で繰り広げられる、ソウルフルなブルース・フィーリングが心地良い。好盤です。

 
 
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2019年1月 6日 (日曜日)

ミルトのクロスオーバー好盤

厳寒の冬の空気には、凛としたヴァイブの音が良く似合う。僕は子供の頃から木琴を弾くのが好きで、学生の頃にはヴァイブを少しかじった位である。とにかく、あの凛とした切れ味の良いヴァイブの音が大好きで、ジャズにヴァイブ奏者が存在することを知ったのは、モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)を介して出会った。よって、僕にとってのジャズ・ヴァイブのアイドルは「ミルト・ジャクソン」。

ミルト・ジャクソンはハードバップの初期、当時としてはまだまだ珍しいヴァイブを引っさげて、ジャズ界にデビュー。1952年に、ジョン・ルイスらとMJQを結成、ジャズ界での人気グループとなった。が、22年もの間、MJQで地道に音楽活動を続け、それなりの評価を得たにも拘わらず、新進のロック・ミュージシャンの連中に較べ報酬が少ないことが不満となって、1974年、一旦、MJQを離れています。

ミルト・ジャクソンはMJQを離れた後、CTIレーベルでの活動をメインに、クロスオーバー・ジャズ〜フュージョン・ジャズの中で活躍します。ハードバップがメインの純ジャズ出身のジャズメンが、ロックビートと融合したクロスオーバーや、電気楽器をメインに据え、様々な他ジャンルの音楽要素と融合したフュージョン・ジャズで適応するのか、という強い懸念があったのですが、ミルト・ジャクソンは全くそんな懸念は不要だったかと思います。
 

Oringa_milt_jackson

 
例えば、Milt Jackson『Olinga』(写真左)。。1974年の作品。CTIからのリリース。ちなみにパーソネルは、Milt Jackson (vib), Jimmy Heath (ss), Cedar Walton (p), Ron Carter (b), Mickey Roker (ds)。1曲目の「Olinga」と5曲目の「Lost April」のみ、バイオリンとチェロの弦が入ります。基本的な音の雰囲気は「クロスオーバー・ジャズ」。ジャズとロックとクラシックを融合したイージーリスニング・ジャズ、といった雰囲気です。

ミルトはMJQのミルトより、ソロのミルトの方がファンキーで活き活きしているので、ミルトはソロの方が良い、と言われるのだが、僕はこの意見には疑義を持っている。ミルトは競演するメンバーによって、ヴァイヴ演奏の雰囲気を変えるのではないか、睨んでいる。この盤でもミルトのヴァイブについて、クロスオーバー・ジャズがメインの演奏の中で、全く違和感が無い。逆に、ミルトのヴァイブが映えている。

硬派で純ジャズなミルトも良いが、1970年代のクロスオーバーなミルトもまた違った魅力が垣間見えて意外と面白い。特に、バックが電気楽器でも、その音の特徴を的確に把握して、しっかりとフィットする職人芸的ヴァイブは彼ならではのもの。そんなミルトの職人芸的ヴァイブが前面に出て躍動する。この『Olinga』って、なかなかの隠れ好盤だと思います。

 
 
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2018年12月20日 (木曜日)

バートンの欧州なニュージャズ

ジャズ・ヴァイブの大レジェンド「ミルト・ジャクソン」。ジャズ・ヴァイブと言えば、先ずは「ミルト・ジャクソン」と言われる位の大きな存在である。では、その「ミルト・ジャクソン」の後を継ぐ者は誰か。ゲイリー・バートンとボビー・ハッチャーソン、1960年代後半から1970年代に頭角を現したこの二人に絞られる。

一昨日、そう書いて、ボビー・ハッチャーソンの『Total Eclipse』をご紹介したのだが、今日は「ゲイリー・バートン」。4本マレット奏法という新しい技を編み出し、音的には「ニュージャズ」の代表格。1970年代は、欧州のニュージャズがメインのECMレーベルに所属し、一聴すれば直ぐにそれと判る「4本マレット奏法」を駆使して、印象的な好盤を多数リリースしてきた。

Ralph Towner & Gary Burton『Matchbook』(写真左)。1974年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Ralph Towner (12-string g, classical g), Gary Burton (vib)。12弦ギターの魔術師、ラルフ・タウナーとのデュオ。よほど相性が良いのだろう、4本マレット奏法を駆使した、クリスタルで躍動感のあるバートンのヴァイブの魅力が、ラルフ・タウナーのアコースティック・ギターによって増幅されている。
 

Match_book_ecm  

 
米国東海岸のハードバップを聴いた耳には違和感のあるジャズ。ファンクネスは皆無、オフビートで躍動感はあるが粘りは全く無い。テクニックは優秀だがポップな要素には無縁。どちらかと言えば、クラシックの演奏に通じる、シリアスで切れ味の良いジャズ。ハードバップ命の硬派なベテラン・ジャズ者の方々からすると「ジャズじゃない」。しかし、楽譜を前提としない、即興演奏をメインとする演奏からすると、コレはジャズ、と言い切ってしまえば、これは「ジャズ」である。

タウナーとバートンの即興をメインとした演奏が凛としていて美しい。ピッタリと寄り添うようなアンサンブル、表裏一体、ピッタリと合致したユニゾン&ハーモニー、流れる様な唄う様にメロディアスなアドリブ・パフォーマンス。従来の米国中心のジャズとは全く異なる、欧州の「ニュージャズ」。クラシックに通じるクリスタルで切れ味のよい音の響き。

米国東海岸のハードバップを聴き慣れた耳には違和感だろうが、僕はジャズを聴き始めた頃に、この欧州のニュージャズに出会ったので、先入観無く、スッと入れたのでラッキーだった。欧州ジャズの典型的な演奏と響きがこの盤に詰まっている。そんな欧州のニュージャズにバートンのヴァイブがピッタリと合うのだ。ヴァイブという楽器の音の個性であり、不思議な個性でもある。そんな不思議な個性をバートンのヴァイブは我々に聴かせてくれるのだ。

 
 
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2018年12月18日 (火曜日)

ハッチャーソンのニュージャズ

ジャズ・ヴァイブの人材は少ない。ジャズの歴史全体で見渡すと、やはりナンバーワンな存在は「ミルト・ジャクソン」に落ち着くだろう。ハードバップをメインのスタイルにした、ファンキーでソウルフルなヴァイブはオールラウンダー。いつでもどこでも、高度なテクニックを含め、最高のジャズ・ヴァイブを聴かせてくれる。

それではその次を継ぐ者はだれか。1960年代後半から1970年代に頭角を現したこの二人に絞られる。ゲイリー・バートンとボビー・ハッチャーソンである。バートンは4本マレット奏法という新しい技を編み出し、音的には「ニュー・ジャズ」の範疇。ハッチャーソンは伝統的な奏法ではあるが、ジャジーでファンキーな「ニュー・ジャズ」な聴かせてくれる希有な存在。

バートンは1970年代前半にいち早く「ニュー・ジャズ」の総本山であるECMレーベルに移籍し、次々と秀作をリリースした。一方、ハッチャーソンと言えば、米米リバティー社傘下のブルーノート・レーベルに留まり、バートンと同様、次々と秀作をリリースした。が、気の毒ではあるが、なぜかハッチャーソンが大きく割を食っている。
 

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Bobby Hutcherson『Total Eclipse』(写真左)。1968年7月12日の録音。ブルーノートの4291番。ちなみにパーソネルは、    Bobby Hutcherson (vib, marimba), Harold Land (sax), Chick Corea (p), Joe Chambers (ds), Reggie Johnson (b)。まず、パーソネルを見渡すと、当時、ニュー・ジャズの筆頭を張った一人、チック・コリアの参加が目を引く。他のメンバーは、ハードバックど真ん中の時代から活躍する「曲者」ジャズメン揃い。

また、選曲を見渡すと、全5曲中4曲がハッチャーソンの作。そして、残りの1曲「Matrix」はチックの名曲。5曲ともモードを駆使した自由度の高い、ネオ・ハードバップな演奏であり、スタンダード曲の採用が全くないのがこの番の特徴でもある。確かに聴いてみると、モード奏法全開で、ハッチャーソンのヴァイブとランドのサックスが疾走する。チックのピアノはツボを押さえた好バッキングでフロントの二人を支える。

この盤、当時、最先端の、かなり尖ったモードジャズを展開している「ニュー・ジャズ」な盤である。しかし、ジャケットを見るとお判りかと思うが、このハッチャーソンの顔を前面に押し出したジャケットで「損」をしている、残念な好盤である。内容が硬派で尖ったモードジャズを展開しているにも拘わらず、このジャケット・デザインは無いよなあ、と溜息が出る。でも、中身は一級品なので、是非とも一度は聴いて貰いたい「ニュー・ジャズ」な好盤です。

 
 
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