2022年4月29日 (金曜日)

マルの西ドイツでの好ライヴ盤

久々に、マル・ウォルドロンのリーダー作を聴き直している。彼のリーダー作の音源については、現在、結構な数が出ていて、まだ聴いたことが無いリーダー作も結構あることに気がついた。なんでかなあ、と思わず「思案投げ首」である。

しばらく、マルのリーダー作を追ってはいなかったので、その間に、音源のサブスクサイト中心に、今まで廃盤になっていた音源が結構な数、リイシューされたようなのだ。よい機会なので、マルのリーダー作でまだ、このブログで記事になっていないリーダー作をチョイスして聴き直している。

Mal Waldron『A Touch of the Blues』(写真)。1972年5月6日、西ドイツ(当時)のニュルンベルクでの「East-West Jazz Festival」におけるライヴ録音。Enjaレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Jimmy Woode (b), Allen Blairman (ds)。

収録曲は3曲。LPが前提の収録時間で、長尺のライヴ音源が3曲。1曲目の「Here, There And Everywhere」が、11分17秒、2曲目の「The Search」が、10分28秒。ここまでが、LP時代のA面。3曲目の「A Touch Of The Blues」が、16分22秒で、この1曲で、LP時代のB面を占める。
 

Mal-waldrona-touch-of-the-blues

 
収録曲の全てが、マルのオリジナル。1曲目の「Here, There And Everywhere」が、レノン&マッカートニーの名曲のカヴァーか、と思いきや、マルのオリジナルです。かの有名な静的でロマンティシズム溢れるフレーズが出てくるか、あのバラード曲をマルがどう料理するか、と思って構えて聴いていたら、思いっ切り肩すかしを食らいます(笑)。

しかし、この「Here, There And Everywhere」、マルのピアノの個性が全開の展開。タッチは深く、それでいて流麗。右手の奏でるフレーズの基本はマイナーでブルージー。その左手は印象的な重低音のビートを叩き続ける。マルのオリジナル曲ということを踏まえて聴くと、実に聴き応えのある白熱のパフォーマンスで、思わず集中して聴き込んでしまう。

ベースのジミー・ウッズ、ドラムのアレン・ブレアマンも米国出身、マルと併せて「オール米国」のトリオが、西ドイツで、ガンガンに欧州ジャズ志向のモード・ジャズを演奏しまくる。確かに、マルのピアノは「黒い情念」と形容されるが、ファンクネスは希薄。トリオとしても、出てくるリズム&ビートは「ストレートで切れ味が良い」。決して「粘る」ことは無い。

マルの個性は異国である欧州の地で、その個性をさらに輝かせる様だ。特に、ライヴにその傾向は顕著に出る様で、この西ドイツでのライブ音源を聴けば、それが良く判る。資料を見たら、2020年7月に初CD化、とある。僕はこの盤、LP時代には聴いたことが無かったので、知らなかった訳だ。今回、音源のサブスク・サイトで出会えて良かった。マルの好ライヴ盤である。
 
 

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2021年6月16日 (水曜日)

1981年の硬派な純ジャズ

ネットの音楽サブスク・サイトを徘徊していて、久し振りに「Mal Waldron(マル・ウォルドロン)」の名前に出くわした。僕はジャズ者初心者の頃から、この人のピアノが意外と好きで、振り返ってみると、マルのリーダー作を結構、所有していたりするから面白い。やはり、ジャズ・ピアニストは「個性派」の方が僕は好きかな。

マル・ウォルドロンはピアニスト。タッチは深く、それでいて流麗。右手の奏でるフレーズの基本はマイナーでブルージー。その左手は印象的な重低音のビートを叩き続ける。つけられたニックネームが「黒い情念」。右手のマイナーフレーズ+左手の重低音ビートが「黒い情念」の核。

Mal Waldron『What it Is』(写真左)。1981年11月15日の録音。Enjaレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Clifford Jordan (ts), Cecil McBee (b), Dannie Richmond (ds)。1981年の録音なので、フュージョン・ジャズの大流行の後半真っ只中の録音。しかし、パーソネルを見渡せば判る。曲者揃いの硬派なメインストリーム・ジャズである。
 

What-it-is-mal-waldron

 
収録曲は3曲。中身は硬派なモード中心の純ジャズ。クリフォード・ジョーダンのテナー・サックスのフロント1管、ワンホーン・カルテットな編成。何時になく、ジョーダンのテナーが好調である。その好調なモーダルなテナーをフロントに、マルのピアノが絶妙な伴奏を付けている。

マルの右手のタッチは硬質、左手は叩き付ける様なパーカッシヴなブロックコードなので音が派手。下手するとフロントのパフォーマンスの邪魔をしかねないのだが、マルは絶妙の間合いでフロントのテナーをサポートし鼓舞する。マクビーのベースも、リッチモンドのドラムもそんなマルに追従し、マルを支える。癖はあるが、なかなか高度な伴奏をクールに展開するリズム隊である。

パッキパキの硬派なモード中心の純ジャズ。1981年というフュージョン・ジャズの全盛後期、こんな硬派過ぎる内容、Enjaレーベルのメインエリアである欧州でしかウケなかったろうなあ。実はこの盤、僕は今回初めて聴きました。ちょっと調べてみたら「日本初CD化」だそうです。なるほど、LP時代は時期的にこの盤は知らなかっただろうな。
 
 
 

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2021年6月14日 (月曜日)

マルのソロ盤『All Alone』です

唐突であるが、ジャズ・ピアニストって、やっぱり個性がハッキリしていた方が面白い、と思うのだ。21世紀に入ってから、特にその傾向が強くなっていると感じるのだが、出てくる有望な新人ピアニストは「総合力で勝負するタイプ」が多くなった。

この総合力で勝負するタイプって、一聴して直ぐ判る様な強烈な個性が無い分、ピアニスト個人の判別は難しい。しかし、テクニック、歌心、バッキングなど、ピアニストの総合力で勝負するタイプである。このタイプ、数が多いと皆、同じに聴こえてくるから始末が悪い。

逆に、個性的なスタイルや奏法を「ウリ」にするタイプは、聴けば「あ〜あの人や」と判る位の強烈な個性で、例えば、バド・パウエルやビル・エヴァンス、マッコイ・タイナーなど、1950年代のレジェンド級のピアニストは皆、強烈な個性の持ち主である。

Mal Waldron『All Alone』(写真左)。1966年3月1日、イタリアのミラノでの録音。Mal Waldron (p) のソロ・ピアノ盤になる。1968年度 スイングジャーナル ジャズ・ディスク大賞 銀賞を受賞している好盤(この頃のイングジャーナル ジャズ・ディスク大賞は信頼できる)。
 

All-alone
 

ソロ・ピアノって、そのジャズ・ピアニストの個性がハッキリ判る演奏フォーマットで、特に、個性的なスタイルや奏法を「ウリ」にするタイプについては、このソロ・ピアノの演奏を聴けば、個性が強烈な場合はワン・フレーズ聴けば、通常は1曲レベル、3〜4分聴けば、おおよそ、このソロ・ピアノは誰のピアノかが判る。

このマル・ウォルドロンのソロ・ピアノ盤、聴けば直ぐにマルのピアノだということが良く判る。思いっ切り硬質で力感溢れるタッチ、歯切れの良いアドリブ・フレーズ、叩く様なコンピング、ブルージーなブロックコード。そして、演奏全体に漂う哀愁感。

冒頭のタイトル曲「All Alone(オール・アローン〜映画「マンハッタンの哀愁」より)」を聴くだけで、このピアノの主は「マル・ウォルドロン」だと判る位、その個性が強い。マルのピアノには、最近の有望な新人ピアニストによくある「流麗さ」や「ロマンティシズム」は皆無。ダンディズム溢れ「哀愁感漂う」、硬派で純ジャズなピアノがマルのピアノの個性である。

このマルのソロ盤、当時の日本のレコード会社の制作と聞く。1960年代の日本のレコード会社の企画盤って、結構、優秀な内容が多い。1970年代以降の「売らんがため」では無い、良いジャズのアルバムを制作するという、純粋にアーティスティックな「志」の下で制作された雰囲気が強く漂う。ジャケ・デザインも優秀。好盤です。
 
 
 

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2019年8月19日 (月曜日)

ウォルドロンの「黒い情念」

Enja(エンヤ)・レーベルの看板ピアニストは数人いるが、僕が一番、衝撃を受けたピアニストは「マル・ウォルドロン(Mal Waldron)」。タッチは深く、それでいて流麗。右手の奏でるフレーズの基本はマイナーでブルージー。その左手は印象的な重低音のビートを叩き続ける。つけられたニックネームが「黒い情念」。右手のマイナーフレーズ+左手の重低音ビートが「黒い情念」の核。

ENJA2004番の Mal Waldron『Black Glory』(写真左)と、ENJA2002番の Mal Waldron『Plays the Blues』(写真左)。この2枚は、どちらも、1971年6月29日、ドイツはミュンヘンの「Domicile」でのライブ録音。1971年に2枚のLP盤に分けてリリースされている。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Jimmy Woode (b), Pierre Favre (ds)。

ウォルドロンとウッデは米国ジャズマンの欧州移住組。ファヴレはスイス出身のドラマー。いかにも欧州レーベルらしいパーソネル。ピアノ・トリオ構成であるが、冒頭から出てくるウォルドロンの左手、そして、ウッデのアコベ。それぞれの奏でる重低音が、このピアノ・トリオは「耳当たりの良い、カクテル・ピアノなトリオ演奏」では全く無いことを予兆させる。この重低音のお陰で、聴く方にも嫌が応にも緊張感が高まる。
 
 
Live-at-the-domicile
 
 
ウォルドロンのピアノは、現代音楽を想起させる、ちょっと取っ付き難い、硬い頑強なピアノ。底に流れるブルージーな雰囲気が、明確に「ジャズ」を感じさせてくれる。そして、左手の重低音ビートが独特の個性。少なくとも、スタンダード曲を耳当たり良く聴かせてくれる「カクテル・ピアノなトリオ演奏」では絶対に無いことを、ウォルドロンのピアノ・タッチを聴いて確信する。
 
このウォルドロンの左手の重低音ビートとの相性抜群なのが、ウッデの思いっ切り太くてブンブン響くアコースティック・ベース。この2人の奏でる重低音が、このトリオ演奏を唯一無二のものにしている。そんな中、ドラムのピエール・ファーヴルは「健闘」している。一生懸命叩いている。決して耳障りでは無い。演奏全体の雰囲気はブルージーではあるがファンクネスは希薄。欧州ジャズらしい、切れ味と重心の低い響きに満ちたトリオ演奏である。
 
もともとEnjaレーベルを立ち上げたホルストとマティアスは、このウォルドロンのアルバムを自分達の手で作りたいと考えて、レーベルを立ち上げたとか。その念願が叶った最初の成果がこの『Black Glory』。聴けばそのホルストとマティアスの想いがよく理解出来る。このウォルドロンのピアノ・トリオは唯一無二。確かに、絶対に記録に残しておきたい、と強く思わせてくれる強烈な個性である。
 
 
 
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2018年9月28日 (金曜日)

ウォルドロンのソロ・ピアノ

ジャズにおいて、ソロ・ピアノはそれを弾くピアニストの個性が凄く良く判る。もともと、ジャズの楽器演奏というのは個性の塊である。同じ楽器で他のミュージシャンと同じ音、同じスタイルというのは、まず無い。エバンス派とかパウエル派とか、祖となるピアニストのスタイルを踏襲していても、どこかで他と違う個性を追求していたりする。

ソロ・ピアノは、個性の強いピアニストほど面白くなる。個性が強くなればなるほど、その個性がビンビンに伝わってくるのだ。テクニック、端正さ、流麗さなど総合力で勝負するピアニストのソロ・ピアノは基本的にあまり面白く無い。総合力で勝負するピアニストのソロ・ピアノは、皆、同じに聴こえるのだ。そういう意味で、コッテコテ個性の強いピアニストのソロ・ピアノが絶対に面白い。

Mal Waldron『All Alone』(写真左)。「黒い情念」と形容される個性派ピアニスト、マル・ウォルドロンのソロ・ピアノ盤である。1966年3月1日、イタリアはミラノでのソロ・パフォーマンスの記録。「1968年度 スイングジャーナル ジャズ・ディスク大賞 銀賞」を受賞した好盤である。ピアノを弾くマルの写真をあしらったジャケットも渋い。
 

All_alone  

 
この盤、マルの個性が満載である。低音を活かした左手。重心が低く、しっかりとしたタッチでピアノの重低音部をガーン、ゴーンと響かせる。この重低音が推進エンジンとなって、強くて深いタッチの右手がメロディを奏でる。強くて深いタッチでありながら、よく回る右手。ピアノ・ソロ全体に重心が低く、音の粒立ちが太くて切れている。

右手のフレーズは「哀愁が色濃く漂うエレジーな音感」。そこはかとなく哀しさが漂い、それでいて強くて深いタッチが、弾き進めるメロディを明確にする。輪郭クッキリな右手のフレーズ。左手のブロックコードは重低音。ピアノの低いキーを積極的に活用する、他のピアニストには無い、思いっきり個性的な左手。右手のフレーズは哀愁感漂うコードを渡り歩く。

マイナーで不思議な響きを持つ、東ヨーロッパやイスラムを想起させる独特のキーで展開されるモーダルな曲もなかなか魅力的。ブルースに頼らない、マル独特の感性と音感をもって、このピアノ・ソロは展開される。哀愁感は強いがタッチが明快で、感情に流されることは無い。優雅さや滑らかさとは全く無縁。骨太で雄々しい、ダンディズム溢れるソロ・ピアノである。

 
 

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2018年3月25日 (日曜日)

ECMの「音の迷宮」の奥は深い

ジャズ盤を聴くのに、ガイド役として、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌を活用することは大変大切なことではある。しかし、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で紹介される盤は、それぞれ結構似通っている。記事を担当した評論家の手抜きなのか、はたまた、編集に携わった編集者の陰謀なのか、確かにジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で紹介されるジャズ盤は「聴く価値あり」だが、「聴く価値あり」のジャズ盤はそれだけではない。

ジャズ盤を聴き進めて行くと、このジャズ盤紹介本やジャズ雑誌を活用する方法がどこかで行き詰まる。すると、自分で聴く価値のある盤を探すことが必要なのに気付く。やはり、ジャズ盤は自分の耳で聴いて、自分の耳で、自分にとっての「良し悪し」を判断することが一番大切なことに気付く。

Mal Waldron『The Call』(写真左)。1971年2月1日の録音。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (el-p), Jimmy Jackson (org), Eberhard Weber (el-b), Fred Braceful (ds, perc)。ECM傘下のレーベル JAPOからのリリース。さすがECM系の録音。これは珍しい。骨太硬派のピアニスト、マル・ウォルドロンが全編エレピを弾いた作品である。
 

The_call_2

 
僕はこの盤の存在については、ECMレーベルのカタログを紐解いていて発見した。この盤について、その評論や感想が書かれたジャズ盤紹介本やジャズ雑誌を見たことが無い。しかも、あの硬派で骨太な硬質ピアニスト、マル・ウォルドロンである。そんなマルが、こともあろうにエレピを全編に渡って弾きまくるのだ。許せない、と硬派のジャズ者の方々が憤慨して、この盤を亡きものにした感覚も判らなくは無い。

内容的には録音当時、ジャズ界の先端のトレンドのひとつだった「エレジャズ」。いわゆるジャズロックの雰囲気が大勢を占め、後半の途中あたりから、アブストラクト〜フリーな演奏が展開される。後半のアブストラクト〜フリーな演奏は納得できるが、欧州ジャズの環境下でのジャズロックはちょっとした驚き。しかし、それなりにまとまっていて今の耳にも十分に耐えます。特にマルのエレピについては合格点。エレピの特徴をよく掴んでいて、聴き応えがあります。

現代のスピリチュアル・ジャズファンクに直結するマルのエレピ。バックのオルガン=エレベ=ドラムのリズム・セクションも良好で、こんなアルバムあったんや〜感が強い。アルバム・ジャケットも当時のデザイン・センスからすると突出していて、こういうアルバムをリリースするって、ECM恐るべし、である。実はECMレーベルには、こういう異端なジャズ盤がゴロゴロしている。ECMの「音の迷宮」の奥は深い。
 
 
 
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2014年8月19日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・56

やはり、ジャズ・ピアニストは個性が欲しい。演奏を聴いていて、最低1曲聴けば「これは誰」と判るくらいの個性が欲しい。クラシックとは違って、即興演奏を旨とするジャズである。そのクラシックの様に、奏法の枠に囚われない、自由度の高い弾き回しが出来るジャズである。やっぱり「これ」という個性が欲しい。

ここに最低1分ほど聴けば「これは誰」と判るアルバムがある。Mal Waldron『Black Glory』(写真左)。1971年6月29日、ドイツでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Jimmy Woode (b), Pierre Favre (ds)。ピアノ・トリオ編成の演奏である。

これがまあ、マル・ウォルドロンのピアノの個性満載のライブ盤なのだ。冒頭の「Seig Haile」のイントロ部のピアノの音を聴いただけで「はい、これはマル・ウォルドロンです」。マル・ウォルドロンのピアノを聴き親しんだ耳なら絶対に判る。

ガンゴンと硬質なタッチに、不協和音中心のおどろおどろしい旋律が前衛っぽく響く。硬質なテンション高い速弾きのフラグメンツ。突然響く、セロニアス・モンクを彷彿とさせる不協和音のブレイク。幾何学模様のような、スクエアに展開する硬派なアドリブ。
 

Mal_black_glory

 
現代音楽を想起させる、ちょっと取っ付き難い、硬い頑固なピアノだが、底に流れるブルージーな雰囲気が、明らかに「ジャズ」を感じさせてくれる。喩えれが、そう、欧州のセロニアス・モンク、クラシック寄り、現代音楽よりの端正なセロニアス・モンク。そんな雰囲気の中に、思いっきりマルの個性が詰まっている。

バックのリズム・セクションも健闘している。特に、ベースのジミー・ウッドが良い。思いっきり太くてブンブン響くベースが良い。ちょっとブヨンブヨンしているみたいだが、意外とタイトでメロディアス。良いベースです。ドラムのピエール・ファーヴルは、彼こそ「健闘」している。一生懸命叩いている。決して耳障りでは無い。

漆黒なブルージーな硬質タッチのマル・ウォルドロンのピアノは聴き応え満点。僕は最近までこのアルバムを知らなかったのですが、結構、マル・ウォルドロンのファンの中では人気盤なんですね。マル者の方々、さすがです。このライブ盤を聴けば、マル・ウォルドロンのピアノが、如何なる個性で成り立っているかが良く判る。

やはり、ジャズ・ピアニストは個性が欲しい。そういう意味では、マル・ウォルドロンは満点のピアニストだ。ジャケットもenjaレーベルらしい、シンプルだがなかなか格好良い。このライブ盤、バーチャル音楽喫茶『松和』で流してみたい。聴いたお客さんの反応を見ていたい。そんな気にさせる、個性満載な好ライブ盤である。
 
 
 
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2014年5月14日 (水曜日)

ジャズ喫茶で流したい・50

1971年にマティアス・ウィンケルマンとホルスト・ウェーバーという二人のジャズ奏者によって創立されたレーベル「Enja」。この「Enja」ほど、欧州ジャズの志向を感じさせてくれるレーベルは無い。

特にフリー寄りの演奏の録音に強い、という印象で、純ジャズ路線まっしぐら。ファンキーで大衆的なジャズとは正反対な、クールでアーティスティックなメインストリーム・ジャズが目白押し。ジャズを真っ正面からアートと捉え、アーティスティックなジャズのみを記録してきた「Enja」。

例えば、このMal Waldron『Moods』(写真左)など、その「Enja」レーベルの個性を実に良く感じさせてくれる好盤である。1977年5月の録音。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Terumasa Hino (tp), Hermann Breuer (tb), Steve Lacy (ss), Cameron Brown (b), Makaya Ntshoko (ds)。トランペットに、日本人ジャズメン、日野皓正が参加している。

冒頭の「Minoat」の前奏のピアノの音からして、ポップな雰囲気、大衆音楽な雰囲気とは全く無縁。テンションの高い、硬質なタッチが、聴き手の襟元を正させる。インプロビゼーションの展開はモード。完璧にモーダルな展開は、もはやフリー一歩手前の、コンテンポラリーな硬派な純ジャズ。

いわゆる「新主流派」の音世界である。このアルバムの全ての演奏は、凛としていて硬派、甘さなど全く無縁、ビターで硬質なモード・ジャズが満載である。LP時代では、ジャズでは珍しく2枚組のボリュームでリリースされている。確かに、CDに収録された全曲、それぞれの内容は良い。捨て曲無しである。
 

Mal_waldron_moods

 
リーダーのマル・ウォルドロンのピアノが突出して素晴らしいという訳では無い。グループ・サウンドとして、グループ・トータルとしての演奏内容が秀逸。どの楽器も水準以上の演奏レベルを維持していて、それぞれの楽器に着目して、何度も繰り返し、楽しむ事の出来る、コストパフォーマンスの良いアルバムでもある。

LP時代は、1枚目のA面、B面にセクステットの演奏を、2枚目のC面、D面にマル・ウォルドロンのソロピアノを収録していたそうなのだが、これは魅力的な編成ですね。セクステットを楽しみたい時は1枚目のLPを、マルのソロピアノを楽しみたい時は2枚目のLPを選択して聴き分けることが出来るんですね。

CDになっても、この2枚組編成でリリースして欲しかったなあ。実は、CDでは、LP時代のマルのソロピアノ「Duquility」がオミットされているんですよね。う〜ん、マルのソロピアノも内容が良いだけに、このオミットは残念ですね。

「Enja」レーベルのアルバムは、その硬派な内容故に、コアなジャズ者の方々には大受けなのですが、一般のジャズ者の方々には、ちょっと受けが悪いですかね。

でも、ジャズを真っ正面からアートと捉え、アーティスティックなジャズを記録し続けた「Enja」レーベル。もっともっと、多くのジャズ者の方々に聴いて貰いたいです。「Enja」レーベルのアルバムは、どのアルバムを選択しても、外れが無いことも特徴です。
 
 
 
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2012年1月 4日 (水曜日)

超有名曲に惑わされずに・・・

ジャズ・ミュージシャンのリーダー作には、後に巷で有名になってしまった収録曲がクローズアップされ過ぎて、そのアルバムの本質とは全く外れたところに評価が定着してしまった「不幸なアルバム」が結構ある。

最近、聴いたアルバムでは、Mal Waldronの『Left Alone』(写真左)がそんな、ちょっと「不幸なアルバム」に当たる。冒頭に収録されている、タイトル曲「Left Alone」があまりにクローズアップされ過ぎて、このMal Waldronの『Left Alone』というアルバムは、タイトル曲「Left Alone」さえ聴けばそれでOKみたいな評論が多々あって閉口する。

そして、その的外れは評論は、このタイトル曲「Left Alone」という悲しみのバラードにおける、ジャキー・マクリーンが綿々と吹き綴る「泣きのアルト」を湛えるものばかり。ビリー・ホリディが晩年に好んで歌ったと言われる悲しみのバラード「Left Alone」をマクリーンが印象的な泣きのアルトで歌い上げる。その一点のみを褒め称え、このアルバムは名盤であると言い切る。

困ったもんやなあ。この『Left Alone』というアルバム、元を正せば、マル・ウォルドロンのリーダー作なんですけどねえ。

しかし、この『Left Alone』は、マル・ウォルドロンの代表作としても良い内容の演奏が詰まっているのでご安心を。と言っても、冒頭のタイトル曲以外の2曲目以降の演奏に、マル・ウォルドロンの代表的演奏が詰まっている。
 

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この『Left Alone』、1959年2月の録音になる。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Julian Euell (b), Al Dreares (ds)。マル以外のベース、ドラムはほぼ無名だと思う(僕は知らない)。1曲目の「Left Alone」のみJackie McLean (as)が加入。ベツレヘム・レーベルに録音された異色盤ではある。

ブルージーでミッドテンポな、2曲目「Cat Walk」の前奏部分のゴツゴツ感豊かで、ちょっとアブストラクトなピアノは、マルのピアノの特徴が溢れている。3曲目の有名なバラード曲「You Don't Know What Love Is」ですら、マルのゴツゴツ感豊かなピアノのフレーズで、パキパキ硬質な黒さが演奏の底に漂います。4曲目以降「Minor Pulsation」からラストの「Airegin」などは、お得意の速いテンポの曲で、マルの硬質なタッチのピアノが縦横無尽に展開されています。

マル・ウォルドロンのタッチは硬質で端正。しかし、硬質なタッチの底に、もやっとした黒いブルージーな雰囲気が横たわっている。そして、端正な弾きこなしの端々にラフな指さばきが見え隠れする。この「黒い情感と適度なラフさ」がマルの特徴。

クローズアップされ過ぎて、後に巷で有名になってしまった冒頭のタイトル曲以外の2曲目以降の演奏に、マルの特徴的なピアノがぎっしりと詰まっている。この『Left Alone』の2曲目以降にマルのピアノの真骨頂がある。マルのピアノを感じ、マルのピアノを愛でるのであれば、この『Left Alone』の2曲目以降を聴け、である。

余談にはなるが、CDでのラストトラックである「The Way He Remembers Billy Holiday」は、マルのインタビューでの談話である。これは蛇足だろう。
 
 
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がんばろう日本、がんばろう東北。自分の出来ることから復興に協力しよう。
 

2011年7月20日 (水曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・22

マル・ウォルドロンのタッチは硬質で端正。当初は、欧州系のジャズ・ピアニストだと思った(事実、マルは1965年に渡欧し、1966年にはイタリアに定住、晩年にはベルギーに移住している)。

しかし、硬質なタッチの底に、もやっとした黒いブルージーな雰囲気が横たわっている。そして、端正な弾きこなしの端々にラフな指さばきが見え隠れする。この「黒い情感と適度なラフさ」がマルの特徴。

そんなマル・ウォルドロンの特徴をガッチリと感じる事の出来るトリオ盤がある。ECMレーベルにとって記念すべき第1弾となった作品。そのタイトルは、Mal Waldron『Free at Last』(写真左)。

タイトルだけみると、フリーキーな内容のアルバムか、アブストラクトな内容の演奏か、と構えそうになるが、そうではないのでご安心を。1969年11月24日の録音である。ちなみにパーソネルは、Mal Waldron (p), Isla Eckinger (b), Clarence Becton (ds)。今から思えば、ベースとドラムの二人は無名と言えば無名。

5曲目のスタンダード「Willow Weep For Me」を除けば全てマル・ウォルドロンのオリジナル。しかし、5曲目のスタンダードが一番、マルのピアノの特徴を強く感じることが出来る。それがまた、スタンダード曲の良いところ。他のピアニストの演奏と比較することが出来る。

マルのタッチは硬質で端正。でも左手が凄くラフ。右手の旋律が特徴的で、意識的にではあるんだろうが、必ずマイナーに傾く。そのマイナーなタッチが「黒い情念」と表現される所以。しかし、その左手のベースラインとタッチは、どちらかと言えば「ラフ」。

そういう意味で、そのベースラインをガッチリ支える、はっきりと判り易く存在感のあるベーシストが必須になる。そういう意味で、ベーシストのIsla Eckingerは実に健闘している。 
 

Free_at_last

 
左手がラフだと、リズム&ビートがラフになる。そういう意味で、確実にリズム&ビートを刻みキープするドラマーが必要になる。そういう意味で、ドラマーのClarence Bectonは実に健闘している。

マル・ウォルドロンのピアノが「黒い情念」として輝くには、はっきりと判り易く存在感のあるベーシストと確実にリズム&ビートを刻みキープするドラマーが必要となる、と僕は思う。そういう意味で、この『Free at Last』は、マルの代表的名盤に挙げられる。

しかし、マルのタッチは一本調子と言えば一本調子。そういう意味で、この『Free at Last』はマルの代表盤ではあるが、これ以上の内容のトリオ盤は無い、ということも言える。逆に、マルのピアノをガッチリと感じるには、実はこの『Free at Last』一枚で十分とも言える。後の楽しみは「企画盤」。

確かに、この『Free at Last』は実に良く出来たピアノ・トリオ盤である。本当にマルのピアノの特徴を如実に現している。そう言う意味で、さすがECMレーベル、さすがはECMの総帥マンフレット・アイヒャーである。

十分に打合せされ、十分にリハーサルを積んだことが、このアルバムの出来を聴いてとても良く判る。他のマルのピアノ・トリオ盤とは違う「出来の良さ」「きめ細やかな配慮」「堅実なプロデュース」を感じる事が出来る。このアルバムがECMレーベルにとって記念すべき第1弾だったこと十分に実感出来る。

マル・ウォルドロンのタッチは硬質で端正。しかし、硬質なタッチの底に、もやっとした黒いブルージーな雰囲気が横たわっている。そして、端正な弾きこなしの端々にラフな指さばきが見え隠れする。この「黒い情感と適度なラフさ」がマルの特徴。

そのマルの特徴が如実に理解出来る、この『Free at Last』はマルの代表作。しかし、マルのピアノは決してメロディアスでも無ければ、ロマンティックでも無い。ちょっと取っつき難いのは確か。ジャズ者初心者の方々には「是非に」とは言いません。ジャズを聴き始めて5〜6年経って、なんだかジャズが面白くなった、というジャズ者中級者の方々にお勧めの名盤でしょうか。
 
 
 
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