2020年11月21日 (土曜日)

独特のファンキーなメロウ感

Bobbi Humphre(ボビー・ハンフリー)は1950年生まれの女性ジャズ・フルート奏者。ディジー・ガレスピーに見初められ、1971年6月にニューヨークへ移住し、ブルーノート・レーベルとの契約を得る。ブルーノートではBN-LAシリーズの人気ジャズ奏者となり、リーダー作『Satin Doll』(1974年)はスマッシュ・ヒットした。R&B志向のクロスオーバー・ジャズで、ファンク色が強いが、女性ジャズ奏者らしく、彼女のファンクネスはギトギトしておらず、爽やかである。

Bobbi Humphrey『Fancy Dancer』(写真)。1975年8月、ハリウッドのSound Factoryでの録音。主だったパーソネルは、Bobbi Humphrey (fl, vo), Oscar Brashear (tp), Fonce Mizell (tp, clavinet, solina, vo), Julian Priester (tb), Tyree Glenn Jr. (ts), Dorothy Ashby (harp), Roger Glenn (vib, marimba), Chuck Davis, Skip Scarborough, Jerry Peters, Larry Mizell (key), Craig McMullen, John Rowin (g), Chuck Rainey (el-b), Harvey Mason (ds) 等々。

メンバーを厳選して、しっかりリハを積んで、プロデューサーの納得いくまで録音する、という1950年代〜60年代のブルーノートとは打って変わって、レコーディングのオートメーション化が垣間見える。パーソネルを見渡しても、ピンと来るメンバーはほとんどいない。しかし、この盤全体のグルーヴ感は半端ないんだが、リズム隊を見たら、なんとベースがチャック・レイニー、ドラムがハーヴィー・メイソンでした。納得。
 
 
Fancy-dancer-bobbi-humphre
 
 
この盤の「キモ」は、爽やかなファンクネスと、趣味の良くうねるグルーヴ感。ハンフリーの吹く、爽やかファンキーなフルートと、レイニー=メイソンのグルーヴ感溢れまくりのリズム隊の成せる技である。独特のファンキー・メロウな雰囲気はハンフリーならでは、のものであり、彼女ならではのジャズ・ファンクは聴いていて心地の良いもの。

この独特のファンキーなメロウ感は、後のフュージョン・ジャズに直結するもので、そういう意味でこの盤は時代のトレンドを先取りしていたものと言えよう。この盤に漂う、ライトで爽やかな「漆黒アーバン」な雰囲気は、当時、流行していたAORの方に直結する感じの、もの。ところどころ、アブストラクトな展開やスペーシーな音の空間が感じられて、当時の独特の空気感がユニーク。

さすがBN-LAシリーズの好盤という印象を強く持たせてくれる好盤です。コーラスやボーカルも多用されているところが日本のジャズ者気質に合わないところがあるのか、この盤のみならず、BN-LAシリーズは、我が母国、日本ではあまり採り上げられることはありません。が、1970年代のブルーノートのジャズ・ファンクは何れも「一目置かれる」存在で、クロスオーバー・ジャズというだけで敬遠するにはあまりに勿体ない。
 
 
 
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2020年10月22日 (木曜日)

モントルーのロニー・フォスター

ブルーノートのBN-LAシリーズは、ほぼ1970年代を網羅しているシリーズではあるが、ブルーノート・クラッシクのメインである、1500番台や4000〜4300番台のシリーズに比べると、注目度は格段に落ちる。メインストリーム志向の演奏は無いし、4ビートの純ジャズなんて欠片も無い。当時、流行のクロスオーバー・ジャズがメインなので、まあ仕方ないかな、とも思う。

しかし、腐ってもブルーノート・レーベル、クロスオーバー・ジャズ志向のアルバムがメインであるが、これが意外と内容のある、というか、クロスオーバー・ジャズの本質を突いた、クロスオーバー・ジャズのお手本の様なアルバムが多数存在する。クロスオーバー・ジャズ好きにとっては堪らない訳で、クロスオーバー者にとっては必須のシリーズである。

Ronnie Foster『Cookin' With Blue Note At Montreux』(写真左)。1973年7月5日、スイス、モントルー・ジャズフェスでのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Ronnie Foster (org), Gregory Miller (g), Marvin Chappell (ds)。ソウル・ジャズ&ジャズ・ファンク系のオルガニスト、ロニー・フォスターのオルガン・トリオ。
 
 
Cookin-with-blue-note-at-montreux  
 
 
アシッド・ジャズの出現後、熱狂的な支持を得ている、ロニー・フォスターの「ライヴ・アット・モントルー」である。ユルユルのグルーヴ感満載、重心は低いが浮遊感のあるオフビートに乗って、フォスターのエレピ(フェンダー・ローズだと思う)が、これまた心地良い「ユルユル度」を醸しながら、グルーヴィーなフレーズを紡いでいく。

演奏はクロスオーバー・ジャズ志向。1973年の録音なので、流行ど真ん中なんだが、演奏のレベルは高い。フォスターの硬質でくすんだ響きのエレピのソロが心地良く、聴き続けていると、何だか心地良くなってくる。ミラーのエレギも切れ味良く、グルーヴ感溢れるフレーズを弾きまくり、チャペルのドラムが、これまたグルーヴ感溢れるリズム&ビートを叩き出す。

イージーにポップ化せず、イージーのロック化せず、正統派なクロスオーバー・ジャズに仕上がっているところが「腐ってもブルーノート・レーベル」。ライヴ全体に漂う「グルーヴ感」が心地良い。ユルユルのクロスオーバー・ジャズだが、意外と内容は「濃い」。ジャケットもブルーノート・レーベルらしからぬ、イージーなデザイン・センスだが、このライヴ盤、意外と好盤です。
 
 
 

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2020年10月21日 (水曜日)

ECMのフュージョン・ジャズ

この盤を聴いた時、これって何時の録音、これってどこのレーベルのリリース、と思わず資料を見直した。Arild Andersen(アリルド・アンデルセン・写真右)が筆頭リーダー作である。アンデルセンはノルウェー出身のベーシスト。ECMレーベルのハウス・ベーシストの様な存在。ということは、ECMレーベルからのリリースなんだが、出てくる音は「ジャズ・ロック」風。硬派でメインストリーム志向のクロスオーバーな音に思わず身を乗り出す。

Arild Andersen『Molde Concert』(写真左)。1981年8月、ノルウェーの「The Molde Jazz Festival」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Arild Andersen (b), Bill Frisell (g), John Taylor (p), Alphonse Mouzon (ds)。しかし、ユニークなカルテット編成。ノルウェー出身の硬派なベーシスト、アンデルセンに、良い意味で変態捻れギタリストのフリゼール、そして、ジャズ・ファンクでならしたムザーンがドラム、そして、モーダルなピアニスト、テイラー。

このユニークな個性の集まりのカルテットが、フリゼールの「攻撃的で切れ味良く捻れる」エレギが8ビートに乗って弾きまくる。バンド全体がこのフリゼールのジャズ・ロックなエレギに引き摺られて、硬派でメインストリーム志向、モーダルで自由度が高い「エレジャズ・ロック」を展開する。音的にはクロスオーバー・ジャズの雰囲気を引き摺っているが、テイラーのピアノは限りなくモーダルで、アンデルセンのベースは明確に「純ジャズ」なベース。
 
 
Molde-concert  
 
 
録音年は1981年、フュージョン・ジャズの全盛後期であるが、この盤の「ジャズ・ロック」は大衆に迎合した俗っぽいジャズ・ロックでは無い。リズム&ビートとフレーズの展開は「ジャズ・ロック」風を踏襲してはいるが、演奏内容自体は、モーダルでかなり硬派な純ジャズ志向のパフォーマンスになっている。ムザーンのドラムが元気だ。フリゼールのロックテイストな捻れギターに触発されて、切れ味の良い、アーティスティックな8ビートを叩きだしている。

ECMレーベルらしからぬ、ポジティブで元気なドラム。この盤の内容、ECMレーベルなりのフュージョン・ジャズと感じた。それでも、メインストリーム志向のパフォーマンスは見事。アンデルセンのベースが、このジャズ・ロックな演奏をメインストリーム志向に留めている。強靱で確かなメインストリーム志向のベース。演奏全体のジャズ・ロック志向をものともせず、テイラーのピアノはモーダルなフレーズを叩き出す。

メインストリーム志向のジャズ・ロック、メインストリーム志向のクロスオーバー・ジャズ。全てを聴き終えた後、やはりこの盤の内容は、ECMレーベルならではのフュージョン・ジャズ。しかし、俗っぽくならずに、凛としたメインストリーム志向をしっかりキープしているところは、アンデルセンのベースとテイラーのピアノに因ることが大きい。さすがECMの総帥アイヒャーである。
 
 
 

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2020年10月19日 (月曜日)

TZB結成20周年記念ライブ盤

「結成20周年記念ライブ」の文字を見て、へ〜っ、東京ザヴィヌルバッハも結成20周年になるのか、と感慨深い思いがした。東京ザヴィヌルバッハは、キーボード奏者&コンポーザーの坪口昌恭のリーダーユニット。坪口=TZBO の頭文字に東京発、ジョーザヴィヌル、スイッチトオンバッハの意を込めて命名された、とのこと。ユニークである。

Tokyo Zawinul Bach・Reunion『20th Anniversary Live』(写真左)。2019年9月、東京・代官山の「晴れたら空に豆まいて」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、坪口昌恭 (key), 菊地成孔 (sax, rap), 五十嵐一生 (tp), 織原良次 (b), 守真人, 石若駿 (ds), 河波浩平 (vo)。いやはや、東京ザヴィヌルバッハの「オールスター・キャスト」である。

今回「リユニオン」と称し、盟友・菊地成孔と、初期に在籍した五十嵐一生が、2010年代以降、バンド編成に生まれ変わった「東京ザヴィヌルバッハ」に復帰、代表曲の数々を再演したライヴ盤。結成当初は、動変奏シーケンサーM を駆使したマン× マシーン・ランダム・コラージュ感で近未来ジャズのイメージだったが、2012年以降は若手メンバーを採用し、人系バンド編成に変更、ダイナミックなサウンド志向に変わった。
 
 
20th-anniversary-live_tzb
 
 
このライブ盤は、2012年以降のバンド志向を踏襲したもの。菊地- 五十嵐- 坪口という強烈な個性のフロント・トライアングルが凄まじいインタープレイを展開する。エレクトロ・ジャズユニットの面目躍如的なスリリングな展開は、現代最高峰の「エレ・ジャズ」の1つと言って良い。特にエレ・ジャズ者には堪らんですな、この演奏。織原良次 (b), 守真人, 石若駿 (ds)のドラム隊も素晴らしい。

特にシンセの使い方が絶妙。日本発のエレ・ジャズとして最高峰のものじゃないかと思う。この音世界って、ウェザー・リポートや、チック・コリア・エレクトリック・バンドに比肩するじゃないかと思うのだ。和ジャズらしい、乾いたファンクネス、端正で整った切れ味の良いパフォーマンス。キャッチャーなメロディーと毒のあるメロディーの融合。思わずウットリと聴き込む。

最後の曲「Drive Inn High」は菊地のラップで、9.11をテーマにしたワードが語られ、メンバー紹介然としたソロまわしでエンディング。このエレ・ジャズのラップが「今様」で良い感じ。ジャズとラップは合いそうで合わないと思っているのだが、この曲はなんとか健闘している。現代の、我が国の「今」のエレ・ジャズ。かなり充実した内容。好ライヴ盤です。
 
 
 

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2020年9月 9日 (水曜日)

時代を越えたクロスオーバー好盤

我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、ジャズについては、純ジャズ系のみならず、意外と硬派なジャズ者の方々からは疎まれている「フュージョン・ジャズ」についても、分け隔てせず扱っている。

フュージョン(Fusion, Jazz Fusion)とは、ジャズを基調にロックやファンク、R&B、電子音楽、ワールドミュージックなどを融合(フューズ)させた音楽のジャンル(Wikipediaより)。

僕がフュージョン・ジャズに出会ったのは、高校1年生の頃。当時はまだ「クロスオーバー・ジャズ」というジャンル言葉で呼ばれていた。NHKーFMが、結構、クロスオーバー・ジャズのアルバムをオンエアしてくれていて、よくエアチェックさせて貰っていた。本当に当時はFMのエアチェックが主流。なんせFM番組専門の雑誌があった位。ちなみに僕は「FMレコパル」派だった。

デオダート、ボブ・ジェームスなど、CTIレーベルの人気盤が流行していた。デオダートもボブ・ジェームスも、当時、クラシックの、名曲をクロスオーバー・ジャズ風にアレンジして、ガンガンにやってたんで、これが痛く響いて、当時、ロック小僧だったにも関わらず、デオダート、ボブ・ジェームスは、小まめにエアチェックして聴いていたなあ。
 
 
Deodato-2
 
 
Dodato『Deodato 2』(写真)。1973年4月の録音。CTIレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Eumir Deodato (key, p),John Tropea (g), John Giulino, Stanley Clarke (b), Alvin Brehm, Russell Savakus (arco-b), Billy Cobham, Rick Marotta (ds), Gilmore Degap, Rubens Bassini (congas, perc)。

プログレ曲のカヴァーが1曲、クラシックのクロスオーバー・アレンジが2曲、デオダートのオリジナルが2曲。やはり、クラシックのクロスオーバー・アレンジが秀逸。ラヴェルの「Pavane pour une infante défunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)」は原曲を尊重したアレンジがお洒落。ガーシュインの「Rhapsody in Blue」は、エレ・ジャズファンクっぽいアレンジで、これがなかなか聴いていて楽しく小粋。

デオダートのオリジナル曲もなかなか気合いが入っていて、「Skyscrapers」では、スタンリー・クラークのベースがエグい。トロペイのエレギは、デオダートの初期には欠かせない音で、全編に渡って、当時っぽいファズの効いた、ちょっとレトロな響きとチョーキングしながらオクターブのユニゾンで刻むリズムは堪らない。

クロスオーバー・ジャズが、まだフュージョン・ジャズに移行する前の、まだまだ泥臭さがある、いわゆる「ソフト&メロウ」に洗練される前の荒削りの音ではあるが、切れ味と勢いは抜群。そこがこの盤の一番の聴きどころ。時代を越えた好盤である。
 
 
 

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  ・『Restless Nights』 1979

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  ・『The Best of The Band』

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  ・僕達は「タツロー」を発見した



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2020年8月 2日 (日曜日)

ヤング・ホルト・アンリミテッド

ジャズを聴き始める前、高校時代の後半は、米国ルーツ・ミュージックが大好きになり、FMのエアチェックについては、ソウルやR&Bにも手を出すようになっていた。そして、大学に入ってジャズを聴き始めて、ジャズの合間の耳休めには、ソウルやR&Bを聴いたり、クロスオーバー・ファンクのアルバムを紹介して貰ったりして、足で拍子を取りながら、研究論文を読みながら、秘密のジャズ喫茶の昼下がりを過ごしていた記憶がある。

Young-Holt Unlimited『Oh Girl』(写真左)。1972年5月はシカゴ、1972年8月はNYでの録音。ちなみにパーソネルは、Eldee Young (b), Ralph MacDonald (perc), Isaac "Redd" Holt (ds), Marcus Curry (el-g), Bobby Lyle, Ken Chaney (el-p, ac-p)。内容としては、クロスオーバー・ジャズの範疇、ソウル・ミュージックとエレ・ジャズの融合。こってこてファンクで、むっちゃグルーヴィーな音世界である。

「Young-Holt Unlimited」は、ベースのエディー・ヤングとドラムのレッド・ホルトのリズム隊コンビがメイン。我が国では一般には知られていない。しかし、レア・グルーヴ、サンプリングの世界では有名。とにかくこの盤のファンクネスとグルーヴ感、ブラック・ミュージック好きには堪らない。しかも、この盤、ボーカルが入らない。クロスオーバー・ファンクな演奏だけで、このグルーヴ感を醸し出す。堪らない。
 
 
Oh-girl-youngholt-unlimited
 
 
リズム隊がメインなので、ドラムブレイクやうねるようなファンキー・ビート、粘るベースラインなど、ジャズ・ファンクな要素がギッシリ詰まっていて、聴き始めると、足でリズムを取る、腰が動く、体を揺する。とにかく強烈なグルーヴ感。キーボードもソウルフルで、コロコロとした単音のエレピが心地良さを増幅。時代として、まだまだ電気楽器の性能が低いなか、このうねるようなグルーヴ感は凄まじいものがある。

ポインター・シスターズ名曲のカヴァー「Yes We Can」、デオダートの指揮でチャイ・ライツの名曲をカヴァーした「Oh Girl」など、ファンクネスのうねりが芳しく、レッド・ホルト作の「Rubber Lips」のむっちゃ渋いドラムブレイク、ダンディズム溢れるジャズ・ファンク曲「Bumpin' On Young Street」等、聴きどころ満載。

実はこの盤、ヤング・ホルト・アンリミテッドの最後のアルバムで、1974年にバンドを解散、ヤングとホルトは1980年代にラムゼイ・ルイスのグループに戻っている。そう、このヤング・ホルト・アンリミテッド、やっぱり、1960年代後半のラムゼイ・ルイスが関係しているんですね。こってこてファンクでグルーヴィーでありながら、破綻せず端正でポジティヴなジャズ・ファンクを叩き出す。何となく、ラムゼイ・ルイスを彷彿とさせますね。なんか納得しました
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.07.19 更新。

  ・『Black Rose』 1976

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  ・Led Zeppelinの「西部開拓史」

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  ・太田裕美『十二月の旅人』


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2020年7月18日 (土曜日)

CTIレーベルの「ボーカルもの」

先週の日曜日以来、太陽を見ていない気がする。ずっと雨と曇り空のここ千葉県北西部地方。湿度も高止まり、気温は低く、時季外れの「梅雨寒」。梅雨前線が近くに停滞しているらしく、その前線に沿って、低気圧が来ては去り、来ては去り。気圧が乱高下するので、体調はすこぶる悪い。これだけ体調が悪いと、硬派でシビアなジャズはちょっと敬遠したくなる。よって、この週末は耳当たりの良いフュージョン・ジャズに偏っている。

Jackie & Roy『Time & Love』(写真)。1972年6月、NYのVan Gelder Studio での録音。夫婦ボーカル・デュオ「ジャッキー&ロイ」の好盤である。ちなみにパーソネルは、Jackie Cain, Roy Kral (vo) をフロントとして、CTIレーベルの看板ミュージシャンをメインにした(Bob James (el-p), Ron Carter (b), Billy Cobham (ds), Hubert Laws (fl) etc.)フュージョン系のジャズ・オーケストラがバックを担い、ドン・セベスキーがアレンジと指揮を担当している。

もともと、フュージョン・ファンク系のアルバムには、ボーカルが一部入っているものもあるが、ボーカルがリーダーのアルバムはその数は少ない。この「Jackie & Roy」は、CTIレーベルの中でも唯一のボーカル担当である。ピアノと歌担当のロイ、歌一本のジャッキーは、40年以上も仲良く夫婦チームを組んで歌ったデュオ。穏やかで暖かい雰囲気が魅力のデュオ・ボーカルである。
 
 
Time-love  
 
 
セベスキーのアレンジは、ジャズの王道を行く、スタンダードなアレンジで、フロントのデュオ・ボーカルを引き立てる。バックのCTIレーベルの看板ミュージシャンが無用に目立つことは無い。しっかりとほのぼのとしたデュオ・ボーカルをサポートしている。ジャッキー&ロイのデュオは実に愛らしい。ほのぼのとしている。恐らく、本格的な純ジャズなボーカルとしては物足りないだろう。しかし、ソフト&メロウを旨とするフュージョン・ジャズにはピッタリである。

中でも3曲目の「Summer Song/ Summertime」は絶品。セベスキーのアレンジがばっちり填まっている。そして、そのアレンジに乗って、ポール・デスモントの柔らかで暖かい、それでいてしっかりと芯のあるアルト・サックスが心地良く響く。このデスモントのアルト・サックスの音色とジャッキー&ロイの歌声との相性が抜群。いわゆる「ソフト&メロウ」な響きが芳しい。

電気楽器の音、アレンジなど、1972年という時代を感じさせる「CTIレーベルっぽい」ものだが、チープには響かない。当時のジャッキー&ロイの穏やかで暖かい雰囲気のデュオ・ボーカルにはピッタリの音の響きで、これはこれで「アリ」だろう。この盤、当時、なかなか入手に至らず、聴きたいな、と思った時には廃盤状態。昨年、やっと中古盤で入手した次第。CTIレーベルのカタログの中でも珍しい「ボーカルもの」である。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・『You’re Only Lonely』 1979

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  ・Zep『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』

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  ・太田裕美『手作りの画集』

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2020年6月20日 (土曜日)

ジャズ喫茶で流したい・175

ジャズの中で、ハードバップ時代から、アフリカ音楽のエッセンスが色濃く反映された個性的なジャズが必ずある。アート・ブレイキー然り、ジョン・コルトレーン然り、デューク・エリントン然り、ウエザー・リポートもそうだったし、当然、マイルス・ディヴィスもそうだった。恐らく、アフリカン・アメリカンの血がそうさせるのだろう、と思っている。

現代においても、その「傾向」は脈々と受け継がれていて、ワールド・ミュージックの要素をしっかりと取り入れたジャズを、何ヶ月に一度は必ず耳にする。今ではアフリカ音楽のエッセンスのみならず、中近東のエスニックな雰囲気や、イスラエルのユダヤ民謡な雰囲気など、幅広くワールド・ミュージックの要素を取り入れている。ジャズは融合の音楽やなあ、と改めて思う。

Gilfema『Three』(写真左)。2020年4月のリリース。パーソネルは、Lionel Loueke (g), Massimo Biolcati (b), Ferenc Nemeth (ds)。Gilfema(”ジルフェマ”と読む) = Lionel Loueke Trio、リオーネル・ルエケがリーダーのキーボードレスのギター・トリオである。ちなみに、Gilfemaというバンド名は3人の名前からそれぞれ文字が取って名付けられた(Lionel Gilles Loueke, Ferenc Nemeth, Massimo Biolcati)とのこと。
 
 
Three-gilfema  
 
 
リオーネル・ルエケ(Lionel Loueke)は、西アフリカ・ベナン出身のギタリスト。ハンコックやブランチャード、グラスパーのバンドで個性あふれるギターを聴かせている。フェレンク・ネメス(Ferenc Nemeth)は、ハンガリー出身のドラマー。そして、マッシモ・ビオルカティ(Massimo Biolcati)は、スウェーデン生まれのイタリア人ベーシスト。これだけ「米国出身」では無いジャズメンが集まるのだ。普通の米国ジャズをやるとは思えないし、普通の欧州ジャズをやるとも思わない。

全編に渡って、アフリカ音楽のエッセンスが色濃く反映された個性的なジャズが展開されている。ルエケのギターはサステインが短かめでパーカッシヴ、どこかアフリカ的な響きがする。ネメスのドラミングが、これまたアフリカンなリズム&ビートを醸し出しながら、そんなルエケのアフリカ的なギターを後押しする。ビオルカティもベースラインもワールド・ミュージック風。米国ジャズや欧州ジャズの雰囲気は何処にも無い。

ワールド・ミュージックの要素を取り込んだジャズがお気に入りのジャズ者には「溜まらない」内容。ジミヘンの「Little Wing」の秀逸なカヴァーも魅力的。アフリカ音楽のエッセンスが、演奏されるジャズに広がりと躍動感を与えていて、スケールの大きい、ネイチャーな音世界は、どこかパット・メセニー・グループの音世界を想起させる。実に魅力的なワールド・ミュージック系のジャズである。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・『Bobby Caldwell』 1978

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・Led Zeppelin Ⅲ (1970)

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・太田裕美『心が風邪をひいた日』
 

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2020年6月15日 (月曜日)

1970年代クインシーの第一歩

久々に「クインシー・ジョーンズ」を聴き直している。特に1970年代。クインシー・ジョーンズのビッグバンドが一番充実していた時代である。クインシーのアレンジは「融合」志向。1960年代から、ジャズをベースとしながらも、他のジャンルの音世界と融合して、クインシー独特の音世界を創り出してきた。

そして、1970年代のクインシーは「R&B」をメインとした米国ルーツ・ミュージック、アフリカン・アメリカンのルーツ・ミュージックをピックアップした、例えばソウル、R&B、そしてゴスペルとの融合。そして、いち早い「フュージョン・ジャズ」への適応。そんなクインシー独特の個性を反映したビッグバンド・ミュージックを収録したアルバムが多数リリースされている。その先鞭をつけたのがこのアルバム。

Quincy Jones『Smackwater Jack』(写真)。1971年の作品。ちなみにパーソネルは、メインストリーム・ジャズ系、クロスオーバー・ジャズ系の一流ミュージシャンが多数参加している。主だった者を上げると、Freddie Hubbard (flh), Eric Gale, Jim Hall, Joe Beck (g), Toots Thielemans (harmonica), Grady Tate (ds, perc), Bob James, Joe Sample (key), Jaki Byard, Monty Alexander (p), Jimmy Smith (org), Milt Jackson (vib), Chuck Rainey, Bob Cranshaw, Ray Brown (b) 等々、新旧織り交ぜた優れもの集団。
 
 
Smackwater-jack
 
 
アレンジが素晴らしい。かつ、選曲がユニーク。冒頭、タイトル曲の「Smackwater Jack」は、1971年のキャロル・キングの名盤 『Tapestry』収録の名曲。この名曲をいち早く採用し、グルーヴ感溢れる、クールでR&B風なアレンジを施している。続く2曲目の「Cast Your Fate To The Wind」はメロウな名演で、既に後のフュージョン・ジャズの「ソフト&メロウ」を先取りしている。

3曲目の「Ironside」は、邦題「鬼警部アイアンサイドのテーマ」。イントロのサイレン音、ブラスのユニゾン&ハーモニーを聴くだけで「ああ、あれか」とニンマリする有名曲。我が国でもテレビ番組やコマーシャルのBGMに使われている。続く4曲目の「What's Going On」はマーヴィン・ゲイの名曲のカヴァー。この曲はジャズの世界で結構カヴァーされているが、このクインシー版のカヴァーが秀逸。前半のボーカル部も良い雰囲気だし、後半のインストは、1971年にして極上のフュージョン・ジャズな展開。惚れ惚れする。

続く「Theme from "The Anderson Tapes”」は極上のジャズ・ファンク。ビル・コスビーのヴォーカルをフューチャリングした「Hikky Burr」もクールでジャジーなR&B風アレンジが効いている。1970年代のクロスオーバー〜フュージョン・ジャズの雰囲気を先取りした、クインシーのビッグバンド・サウンドは実に「新しい」。正統なビッグバンド・ジャズという観点では、このクインシーのビッグバンドは「異端」。しかし、今の耳で聴くと実に「新しい」。今でも古さを感じさせないのは流石だ。
 
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

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  ・Led Zeppelin Ⅲ (1970)

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  ・太田裕美『心が風邪をひいた日』
 

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2020年6月 7日 (日曜日)

クロスオーバーなジャズ・ファンク

クロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズの時代、当時のフュージョン畑の人気ドラマーのリーダー作は、ジャズ・ファンクな内容が多かった。R&Bばりにボーカルをふんだんに入れたり、従来のメインストリームなジャズからは考えられなかった内容のアルバムが多くリリースされた。硬派にメインストリーム志向な内容をキープしたドラマーは殆どいなかったのだから面白い。

Harvey Mason『Marching In the Street』(写真左)。1976年の作品。ちなみにパーソネルは、主だったものを上げると、Harvey Mason (ds), Chuck Rainey (b), Paul Jackson (b), Lee Ritenour (g), Dave Grusin (p), Herbie Hancock (key), Blue Mitchell (tp), Ernie Watts (ts, fi), Benny Maupin (ts), Hubert Laws (fl), George Bohannon (tb), Randy Crawford (vo) 等々。

クロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズの時代の「ファースト・コールなドラマー」の一人、ハーヴィー・メイソンの初リーダー作になる。他のドラマーのリーダー作の例に漏れず、音はクロスオーバーな雰囲気のジャズ・ファンク。

但し、パーソネルを見て判る様に、クロスオーバー&フュージョン畑の中堅どころがズラリ集まっているので、音としては「フュージョン・ジャズの入口」の様な、成熟したジャズ・ファンクが展開されている。
 
 
Marching-in-the-street  
 
 
冒頭の「Marching In The Street」が面白い。タイトル通り、マーチとファンクが合体した独特のリズム&ビートが個性的な曲で、フュージョン・ジャズの先駆け的なアレンジが良い雰囲気を醸し出している。行進曲らしい、ワッツのピッコロのフレーズも楽しい。 後のグルーシンの代表曲の1つとなる「Modaji」も良い雰囲気。ロウズのフルートが素敵だ。ハーヴィーの繊細なドラミングも見事。

ハンコック率いる「ヘッドハンターズ」から、ハンコック、モウピン、ジャクソンが参加している「Hop Scotch」と「Fair Thee Well」は、ハービー・メイソンのファンキーなドラミングが前面に押し出され、まるでメイソン率いる「ヘッドハンターズ」と言う感じの音世界。リーダーとしてはデビュー前のリトナーのエレギも良い。もうここで既に「リトナー節」が確立されている。

ラストの「Building Love (Hymn)」は、ゴスペル・チックな、心地良いファンキーなリズム&ビートが芳しい名演。アフリカン・アメリカンの基本、米国ルーツ音楽をしっかりと踏まえていて、感動的なエンディング。ハービー・メイソンの良い内容の初リーダー作です。

我が国ではあまり採り上げられることは無いんですが、クロスオーバーな雰囲気のジャズ・ファンクの好盤。ジャケットもジャズ・ファンクらしいイラスト・デザインで良し。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

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