2019年10月14日 (月曜日)

ディ・メオラのスペイン志向

ジャズとスペイン。意外と繋がりがある。マイルス・ディヴィスがモード・ジャズをやる時、好んで「スパニッシュ・キー」を使ったので、ジャズとスペインと間柄は強いと感じる。スペインでジャズが盛ん、という訳では無い。そういう傾向から、ジャズをやる時、スパニッシュな雰囲気の旋律を好んで使うジャズマンも沢山いる。

Al Di Meola『Elegant Gypsy』(写真左)。1976年12月〜1977年1月にかけての録音。ちなみにパーソネルは、Al Di Meola (g), Paco de Lucía (g), Jan Hammer, Barry Miles (key), Anthony Jackson (b), Steve Gadd , Lenny White (ds), Mingo Lewis (syn, org, perc)。超絶技巧ギタリスト、アル・ディ・メオラの若き日の好盤である。

曲名を見渡せば、「Midnight Tango」「Mediterranean Sundance」「Race with Devil on Spanish Highway」「Elegant Gypsy Suite」など、スペインを彷彿とする曲名が目立つ。そう、このアルバム、アル・ディ・メオラのスパニッシュ志向な演奏がてんこ盛りなのだ。特に、フラメンコ・ギタリストの「パコ・デ・ルシア」が客演しているのが目を惹く。
 
 
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パコ・デ・ルシアも超絶技巧なギタリストとして有名。「Mediterranean Sundance」など、超絶技巧なギタリストの共演は、その演奏内容は凄まじいばかりの速弾きテクニックの嵐。絶対に間違わない、そして、誰よりも高速に複雑なフレーズを弾きまくる。これはジャズというより、もはやアクロバットである(笑)。速弾きだけでは無く、その凄まじい速弾きに歌心が伴っているから凄い。

この盤は、チック・コリア率いる「リターン・トゥー・フォーエヴァー(RTF)」を辞した後の録音であるが、このコッテコテの「スパニッシュ志向」は、同じ志向のチックとは相性バッチリ。第2期RTFの2代目ギタリストとして有名を馳せたのは当然のこと。この盤では心ゆくまで「スパニッシュ志向」の演奏を追求している。

パコ・デ・ルシアとの共演した「Mediterranean Sundance」。このパコ・デ・ルシアとの共演、ここでのアコギ2本の絡みは、後にアル、パコ、ジョン・マクラフリンによる、いわゆる「スーパー・ギター・トリオ」が誕生する切っ掛けとなった。この「スーパー・ギター・トリオ」については、2007年1月25日のブログを参照されたい。凄い内容ですよ、これも。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年9月30日 (月曜日)

まだまだ現役なアルパートの魅力

Herb Alpert(ハーブ・アルパート)。ジャズ・トランペットのレジェンドである。トランペッターのみならず、コンポーザー&アレンジャーにも秀でる。A&Mレコードの創始者の一人として有名である(A&Mの"A"はアルパート(Alpert)を指す)。1935年生まれなので、今年で84歳。相当な年齢ではある。しかし、未だ現役。体力が資本のトランペッターとして、84歳で現役って凄い。

Herb Alpert『Over the Rainbow』(写真左)。今年9月20日のリリース。1曲が3〜4分と短い。全12曲。選曲を見れば、ニュー・スタンダードと呼んで良い、1970年代以降の魅力的な楽曲をフュージョン・ジャズとしてアレンジし、ライトで内容の濃い「イージーリスニング・ジャズ」的な内容。といって、アルパートのトランペットが硬派な音色をしている分、甘い雰囲気は全く無い。

そう、ハーブ・アルパートのトランペットの音色が若々しい。84歳のブロウとは思えない、少し「くすんだ」ブリリアントな音色。淀みの無い、ストレートな吹きっぷり。若い頃と比べて、音は小ぶりになったが、まだまだ現役、まだまだイケる。運指も滑らかで、ふらつきやもつれは皆無。そして、何より素晴らしいのはミストーンや掠れの無いこと。
 
 
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ビル・ウィザース「Ain't No Sunshine」、 バリー・マニロウ「Copacabana」、ビリー・プレストン「You Are So Beautiful」、アース・ウインド&ファイアー「Fantasy」など、ニュー・スタンダード曲と呼んで良い、魅力的な楽曲をカヴァーしている。いずれの曲も聴いていて楽しいフレーズが満載。弾いて楽しい、聴いて楽しいニュー・スタンダード曲を優れたアレンジで新たな魅力を引き出している。

シングル・カットされたオリジナル・ナンバーの「Skinny Dip」は、ハーブ自身がプロデュースも手掛けている。明確にアルパートらしい演奏で、トランペットの吹きっぷりや癖、アレンジの志向や決めフレーズなど、しばらく聴いていると「ああ、やっぱりこれはアルパートやなあ」と確信する楽曲である。そして、タイトル曲「Over the Rainbow」は従来の有名ジャズ・スタンダード曲。これがまた良い内容。

ニュー・スタンダード曲、オリジナル曲、従来の有名ジャズ・スタンダード曲と、なかなかの楽曲を選曲し、得意のアレンジの才を振るって、魅力的な、イージーリスニング志向のフュージョン・ジャズに仕立て上げる。コンポーザー&アレンジャーにも秀でたアルパートの面目躍如。そして、端正で説得力のあるアルパートのトランペットが、唄うが如く、気持ち良さそうに飛翔する。気軽に聴ける佳作。
 
 
 
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2019年9月29日 (日曜日)

クロスオーバーなタレンタイン

さて、久し振りにCTIレコードの聴き直し。スタンリー・タレンタインである。タレンタインのテナー・サックスは「漆黒のファンキー・テナー」。どっぷりマイナー調の、思いっ切りジャジーな、中低音中心のファンキー・テナー。1960年代はブルーノート・レーベルをメインに活動。1970年に入って、CTIレコードへ移籍。クロスオーバーな聴き易いジャズに身の置き場を変えた。

Stanley Turrentine『Sugar』(写真)。CTIの6005番。1970年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Stanley Turrentine (ts), Freddie Hubbard (tp), George Benson (g), Lonnie Liston Smith (el-p), Butch Cornell (org), Ron Carter (b), Billy Kaye (ds), Richard "Pablo" Landrum (congas), Hubert Laws (fl), Hank Crawford (as), Johnny "Hammond" Smith (org), Billy Cobham (ds), Airto Moreira (perc)。

パーソネルを見渡すと、ブルーノート・レーベル時代のメンバーとはガラリと変わった。ハードバップ時代からファンキー・ジャズと渡り歩いてきた「手練れ」のメンバーの顔は無い。どの顔も、これからのクロスオーバー〜フュージョン・ジャズを担っていく、若手〜中堅メンバーばかり。テクニックも優秀。高度な演奏を聴き易いジャズに仕立てて、心地良い響き。
 
 
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そんな若きクロスオーバーなリズム・セクションをバックに、タレンタインが「漆黒のファンキー・テナー」を朗々と吹き上げていく。プロデューサー、Creed Taylorの手腕が存分に発揮された、CTIレコード初期の傑作盤である。とにかくアレンジが優秀。冒頭のタイトル曲「Sugar」の「どっぷりファンキー度最高」な演奏だが、クロスオーバーなアレンジによって、極上のエレジャズに仕上がっている。

3曲目の「Impressions」は、ジョン・コルトレーンのモーダルでシーツ・オブ・サウンドな、思いっ切り硬派な純ジャズ曲なんだが、パーカッションとエレピの響きを全面に押しだして、8ビートでクロスオーバーな「Impressions」に変身させている。こんなファンキーでエレクトリックな「Impressions」は聴いた事が無い。しかも、これがなかなか「イケる」のだから面白い。

しかし、タレンタインのどっぷりハードバップでファンキーな「漆黒のテナー」がここまで華麗に転身するとは、実に見事である。ジャケットがちょっとエロチックで「イージーリスニングなジャズ」を彷彿とさせて、ちょっと敬遠気味になるが、中身はなかなか硬派なクロスオーバー・ジャズ。1970年初頭なので、メインストリーム・ジャズな響きをしっかり残っていて、意外と聴きものな内容になっています。
 
 
 
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2019年9月16日 (月曜日)

ブラジリアン・クロスオーバー

マイルス・スクールの門下生のリーダー作をチョイスし、聴き直している。いずれの門下生もマイルス・スクールを卒業した後、何らかの形で、マイルスの「エレクトリック・ファンク」の影響を反映している。流石だなあ、と常々感心している訳だが、このパーカッション奏者は、マイルスの「Bitches Brew」から「Jack Johnson」などの重要作に参加し、ブラック・ファンクなビートの担い手の一人として重要な役割を果たした。

Airto Moreira『Identity』(写真左)。1975年の作品。パーソネルは、Airto Moreira (per, ds, vo), Herbie Hancock (key), Flora Purim (vo), David Amaro (g), Robertinho Silva (ds, per), Raul de Souza (tb), John Heard (b), John Williams (b), Louis Johnson (b), Ted Lo (org), Wayne Shorter (ss), Egberto Gismonti (g, key, arr)。プロデューサーはHerbie Hancock。

パーソネルを見渡せば、当時のクロスオーバー・ジャズの名うて達が大集合である。そんな「どんな志向の音でも大丈夫」なメンバーの中、ブラジル音楽の鬼才「Egberto Gismonti」の全面参加によって、ブラジル志向のブラジル人としての「アイデンティティ」を強く意識したアルバムに仕上がっている。クロスオーバー・ジャズの面目躍如である。
 
 
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パーカッションの奇才、アイアート・モレイラのリーダー作だけあって、多彩な「リズム・シャワー」が見事。ブラジルのリズムが蔓延していて、躍動的でポジティブな展開。過度のブラジル・サンバ臭さがこの盤の特徴。エグベルト・ジスモンチが大活躍で、ギター、アコピ/エレピ、シンセからウッド・フルートまで吹きこなしている。やはり、このジスモンチの全面参加がこのアルバムの個性を決定付けている。

ハンコック、ショーターもブラジル・クロスオーバーの雰囲気の中で、キッチリと「キメ」ているのはさすが。ほかの目立ったメンバーとしては、デヴィッド・アマロのギターが強烈、ハウル・ジ・ソウザのトロンボーンも好演。フローラ・プリムのボーカルも効果的。参加メンバーそれぞれが、実に良い音を出していて、どの曲も、ブラジリアン・クロスオーバーな音の饗宴です。

ビリンバウ(ブラジルの伝統的な打弦楽器)がいい音を出している。タイトルは「Identity=正体」。「俺って、やっぱ、ブラジル音楽がメインなんだよね〜」というアイアート・モレイラの声が聞こえてきそうな程の、ブラジリアン・フレーバー満載なクロスオーバー・ジャズ。ここまで、徹底してブラジリアン・フレーバーを全面に押しだしていると、もはやこのアルバム、「キワモノ」一歩手前の雰囲気です(笑)。でも好盤です。
 
 
 
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2019年9月15日 (日曜日)

George Dukeのカラフルな個性

マイルス・デイヴィスのバンドには、かなりのジャズメンが参加した。マイルスは優秀な若手のスカウトが上手かった。参加して即クビになった者、そのままバンドに残ってマイルスとレコーディングをして、活動を共にした者、それぞれだったが、マイルスはまた、優秀な若手のメンバーを育てるのも上手かった。マイルスのバンドで、マイルスと演奏を共にしたメンバーは「卒業」後、皆、何らかの形で活躍した。

そんな「マイルス・スクールの門下生」の中には、このジャズマンも門下生だったのか、と意外に思う名前に出くわすことがある。例えば、僕が「へ〜」とちょっとビックリしたのが「ジョージ・デューク(George Duke)」。ポップなジャズ・ファンクの人気キーボード奏者なのだが、その「ポップで、過剰にソウルフル」なフュージョン・ファンクが得意ジャンルが故、マイルス・スクールの門下生というイメージに合わないと感じていたのだ。

George Duke『Faces in Reflection』(写真左)。1974年の作品。MPS-Recordsからのリリース。ちなみにパーソネルは、George Duke (key), John Heard (b), Leon Ndugu Chancler (ds)。シンプルなトリオ編成。しかし、出てくる音は結構重厚なクロスオーバー・ジャズな音。のっけからデュークのエレピとシンセが飛び交うハード・クロスオーバーである。
 
 
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アルバム全体を聴き通すと、ジャズ・ファンクから、サイケデリックなジャズ、メロウなクロスオーバーまで、カラフルな音世界。ジャズ・ファンクからサイケデリックなジャズについては、明らかに「マイルス・スクールの門下生」やなあ、という印象を受けるが、メロウな雰囲気のクロスオーバー辺りがジョージ・デュークの「個性」になる。この個性が、1970年代後半の「ポップで、過剰にソウルフル」なフュージョン・ファンクに繋がっていく。

しかし「マイルス・スクールの門下生」とは言え、実際には、1971年「俺のバンドに入れ。また後で電話する」と伝えたまま音沙汰なしの状態が続き、実際には14年後の1985年に再びマイルスはジョージ・デュークに勧誘の電話を再び入れた後、実際にジョージ・デュークはマイルス・バンドに関わっていく。恐らく、マイルスは、この盤で聴かれるジャズ・ファンクから、サイケデリックなジャズを奏でる、ジョージ・デュークの隠れた「個性」の部分に着目したのではないか、僕はと睨んでいる。

ナット・アダレイに提供した「Capricorn」のセルフカバーでのアレンジがニクい。ドラムは当然として、ベースがアコベなところも、クロスオーバー・ジャズとしてはユニーク。当時のクロスオーバー・ジャズの「常識」に囚われない、自らの個性を表現しているところが、ジョージ・デュークの隅に置けないところ。単に「フュージョン・ファンク」なジャズマンで無いところが、この盤を聴くと良く判る。
 
 
 
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2019年8月14日 (水曜日)

実にECMらしいエレ・ジャズ

久し振りのECMレーベル。カタログ順の聴き直しも、はや66枚目。最近はCDの外国盤も入手し易くなったし、有料ダウンロード・サイトのジャズ盤のストックも充実度を増している。特に、ECMレーベルのカタログを Apple Musicに開放してくれたのは有り難かった。ECMレーベルの総帥マンフレート・アイヒャーに敬意を表したい。

Eberhard Weber『Yellow Fields』(写真左)。ECM1066番。1975年9月の録音。 ちなみにパーソネルは、Eberhard Weber (b), Charlie Mariano (ss, shehnai, nagaswaram), Rainer Brüninghaus (p, syn), Jon Christensen (ds)。いかにもECMレーベルらしいラインナップである。ドイツ出身が2人、米国出身が1人、ノルウェー出身が1人という多国籍構成。
 
リーダーのエバーハルト・ウェーバーはベーシスト。彼のリーダー作はどれもが当時の「ニュー・ジャズ」。いかにも欧州らしい、ゆったりとした音の広がりと堅実かつ印象的なリズム&ビートをベースに、ECMレーベルらしいエレクトリック・ジャズを展開してくれる。米国のエレクトリック・ジャズの様にファンクに傾倒することも無く、激情に走ることも無い。
 
  
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淡々と穏やかで印象的なビートと透明度の高い音色で、様々な印象の音世界を創り出していく。全曲エバーハルト・ウェーバーの作曲なのも特徴。スタンダード曲などは絶対にやらない。さすがドイツ出身のジャズマンらしく、全体のサウンドは破綻が無く、まとまりがとても良い。非常にきっちりとしている。大阪弁で言うと「シュッとしている」(笑)。
 
ホーンの伸びのある音、素敵やなあ、と思って、誰かしらと名前を確かめてみたら、なんと「チャーリー・マリアーノ」。穐吉敏子さんの元夫君でもあったアルト・サックス奏者。この盤では、ソプラノ・サックスとインドのシェーナイというリード楽器、そして、ナーダスワラムという南インドの二重葦の管楽器を使用している。これが効果的。欧州らしい典雅で透明度の高いエレ・ジャズに、ワールド・ミュージック的なヒューマンな響きを添えている。
 
ウェーバーのベースも重心が低く、的確なベースラインと躍動的なビートを供給していて、実に聴き応えがある。クリステンセンのドラムは切れ味良く透明度の高いドラミング。そんなリズム隊をバックに、ブリューニングハウスのピアノとシンセが印象的に響く。そこに絡む、マリアーノの印象的なホーンの響き。実にECMレーベルらしい、実に欧州ジャズらしい「ニュー・エレジャズ」である。
 
 
 
東日本大震災から8年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年8月11日 (日曜日)

CTIレーベルの「珍獣・珍品」

面白いことに、有名なジャズ・レーベルには、それぞれ必ずと言って良いほど、「珍獣・珍品」な類のアルバムが紛れ込んでいる。例えば、ブルーノート・レーベルの1500番台。この1500番台は、NYを中心とする米国東海岸の「ハードバップ初期」の名盤・好盤で成り立っているが、そんな中にポツンと米国西海岸ジャズのGil Melle『Patterns In Jazz』が異彩を放っている。

例えば、このアルバムもそんな「珍獣・珍品」の類である。『Joe Farrell Quartet』(写真)。CTIレーベルの6003番。1970年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Joe Farrell (sax, fl, oboe), Chick Corea (p), John McLaughlin (g, "Follow Your Heart" and "Motion"), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)。明らかに、このパーソネルは、当時のクロスオーバー・ジャズのものではない。

このパーソネルは、当時のメインストリーム・ジャズの最先端を行く強者共である。Return to Foreverで共にするチックがピアノ。エレ・マイルスの中で重要な役割を担当するマクラフリンのギター。ニュー・ジャズのファースト・コールなリズム・セクションであるホランドのベースとデジョネットのドラム。このパーソネルで、耳当たりの良い、ライトで内容のあるクロスオーバー・ジャズが展開される訳がない。
 
 
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クロスオーバー&フュージョン・ジャズの中心的レーベルであった「CTIレーベル」。そんな中に、当時のモード&エレクトリック・ジャズ、いわゆるニュー・ジャズの類の、それも内容の優れたアルバムが紛れ込んでいる。それがこの『Joe Farrell Quartet』。ジョー・ファレルの記念すべき初リーダー盤。ジャケットはCTIレーベル風なんだが、中の音は明らかに「メインストリーム・ジャズの最先端を行く音」。

後のチック・コリア率いる「第一期Return to Forever」の音世界に直結している。しっかりとした秩序と構成の下での「モード&フリー」。ジャズの伝統的響きを宿したアコースティックとエレクトリックな音の響き。明らかにCTIレーベルとしては「異質」な音世界。それでも、当時のニュー・ジャズとして聴くとかなり高レベルの演奏にちょっとビックリする。

ずっと聴いていると、このアルバムって、CTIレーベルでは無くて、ECMレーベルのアルバムとして、しっくり座りの良いアルバムであることが良く判る。まず、こんな硬派なエコ&アコな「モード&フリー」な演奏を、CTIの総帥のCreed Taylorがプロデュースしたなんて、信じられない。とにかく、この盤、CTIレーベルの中の「珍獣・珍品」。それを踏まえて聴けば戸惑うことは無い。
 
 
 
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2019年6月30日 (日曜日)

ウエス・モンゴメリーの「遺作」

小型台風が去って湿気だけが残った。梅雨が本格化である。これだけ気圧が乱高下すると体調が優れない。体調が優れないとハードなジャズはちょっとしんどい。耳当たりの良いジャズが聴きたくなる。でも、耳当たりが良いだけでは、ジャズ者の矜持が汚される様で、内容的には硬派で耳当たりの良いジャズを物色することになる。
 
ふと浮かんだ名前が「ウエス・モンゴメリー(Wes Montgomery)」。そうだウェスを聴こう。ウェスの晩年のイージーリスニング・ジャズを聴こう、ということになる。そして選んだ盤が、Wes Montgomery『Road Song』(写真左)。1968年5月の録音。一か月後の6月にウェスは、心臓発作が原因で45歳で急逝。この盤は「遺作」である。

1967年の『A Day in the Life』と『Down Here on the Ground』とこの『Road Song』を加えて「CTI3部作」とか「A&M3部作」等と呼ばれる。特に『A Day in the Life』は、当時のジャズ・レコードとしては異例の20万枚のセールスを記録。また「ダウンビート誌」では、ギター部門の人気投票No.1に選出されるなど、人気絶頂の頃のこの『Road Song』の録音〜発売だった。
 
 
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弦入りのイージーリスニング志向の内容。パーソネルを見渡せば、主だったところで、Wes Montgomery (g), Herbie Hancock (p), Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (perc) 等々、当時のクリード・テイラー率いるA&Mレコードの人気ジャズメンをズラリ集めて、豪勢で厚みのあるイージーリスニング・ジャズの好盤に仕上がっている。そんな中でもウエスのギターは流麗で歌心抜群。芯のあるバップなギターは意外と硬派。
 
弦入りのバックが甘めのイージーリスニング風なのだが、これが良い効果を生んでいる。ウエスのギターは結構硬派でバップなギターなので、甘め伴奏をバックに、ウエスのギターがクッキリ浮かぶ。「Greensleeves」や「Fly Me to the Moon」など甘めのスタンダードやビートルズの「Yesterday」、サイモン&ガーファンクルの「Scarborough」など甘々なポップス曲のカヴァーが選曲されているが、意外と聴き応えがある。
 
イージーリスニング・ジャズとして敬遠するには勿体ない盤。後のフュージョン・ジャズの「ソフト&メロウ」な電気ジャズの雰囲気を10年ほど先取りした内容で、特にフュージョン・ジャズ者には必須のアイテムだろう。イージーリスニング・ジャズな内容ではあるが、決して甘きに流れない。バック・メンバーの演奏の内容も充実している。十分な聴き応え。ウエスのギターは素晴らしいの一言。
 
 
 
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2019年6月15日 (土曜日)

西海岸系のフュージョンの先駆

今日は一日雨。とにかく結構強めに降る雨で「これは梅雨の雨やないなあ」と思っていたら、そう言えば、今年の梅雨入りについては、九州北部、四国、中国、近畿地方はまだ正式に梅雨入りしていないことに気がついた。今年の梅雨はちょっと変則な梅雨で、寒暖差も激しく、体がついていかない。
 
これだけの雨の日になると、ジャズも難しい純ジャズは精神的にしんどい。こういう時は疾走感&爽快感溢れるフュージョン・ジャズが良い。確かに、梅雨時の我がバーチャル音楽喫茶『松和』については、フュージョン・ジャズを選択するケースが多いかな。特に米国西海岸系のフュージョンが爽やかで良い。そういうことで、今日選んだ盤の中で印象的だったのが、この盤。

『Tom Scott and the L.A. Express』(写真左)。1974年のリリース。サンボーンと並んでフュージョン・アルトの雄、トム・スコットのThe L.A. Expressとの共演盤。ちなみにパーソネルは、Tom Scott (sax & Woodwinds), Larry Carlton (g), Max Bennett (b), Joe Sample (p, key), John Guerin (ds, pers)。今の目で振り返れば、サックスにスコット、キーボードにサンプル、ギターにカールトン。レジェンド級のメンバーがいる。
 
 
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クロスオーバー・ジャズが全盛の1974年のリリースであるが、演奏内容としては、既に後のフュージョン・ジャズの音を先取りしている。テンポの速い曲もミドルテンポの曲も、楽器の演奏能力は非常に高く、しっかりとソフト&メロウしている。流麗なフレーズの連続であるが、甘さに流されることは無い。演奏のフレーズの中にしっかりと芯が感じられ、意外と硬派なアドリブ展開は魅力的。
 
米国西海岸のフュージョンだけあって、ファンクネスは抑え気味、リズム&ビートも切れ味優先、それでも出てくるオフビートは8ビートで強烈にスイングする。流麗なジャズファンク。リーダーのトム・スコットのアルト・サックスが疾走感溢れるアドリブ・フレーズを吹きまくる。カールトンのギターとサンプルのキーボードがバックで醸し出す流麗なグルーヴ感。堪らない。
 
ジャケットも秀逸。この爽やかなエロティシズム漂うジャケットが、この盤に詰まっているフュージョン・ジャズの「音の充実」を保証する。とにかく切れ味抜群のフュージョン・ジャズの先駆。こういう盤はいつの時代にも古びることは無い。今の耳でも聴く度に新しい発見がある好盤です。特に、フュージョン・ジャズ者の方々にお勧め。
 
 
 
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2019年6月11日 (火曜日)

後のフュージョンの先駆けです。

BN-LAシリーズは、後のフュージョン・ジャズを先取りした様な、ソフト&メロウでライトにファンキーなジャズが多く存在する。恐らく、当時のブルーノート・レーベルはマーケットへの訴求が足らなかったのだろう、上手くやれば結構ヒットしたんでは無いか、と思わせてくれる、ポップで聴き易い内容のアルバムが多く存在する。
 
Lou Donaldson『Sweet Lou』(写真左)。1974年3月の録音。ちなみにパーソネルは総勢20名以上。ボーカル&コーラス入りのエレクトリック・ジャズの編成。名前を見渡して見ても、今の目で振り返っても知っている名前はほとんど無い。エレギのDavid Spinozza, Cornell Dupree くらいかなあ、知っている名前は。恐らく、ルーさんの顔見知りのミュージシャンばかりやないかなあ。
 
冒頭の「You're Welcome, Stop On By」からファンクネス炸裂。女性ボーカルのコーラスがいかにもジャズ・ファンクっぽい。さすがブルーノートで、女性ボーカルのコーラスが入っても「ユルユル」な雰囲気にはならないし、迎合してポップに傾きすぎることも無い。ジャズとしての最低限の矜持を維持しつつ、音の雰囲気は「ソフト&メロウ」なフュージョン・ジャズ基調。
 
  
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女声コーラスでポップでソウルフルに染まった伴奏の中に、スッとルーさんもアルト・サックスが入ってくる。これがバップ仕込みの芯がシッカリ入ってブリリアントな響き。この冒頭の曲を聴いていて、グローバー・ワシントンJr.の『ワインライト』を思い出した。意外とソフト&メロウではあるが、フロントは硬派なブロウで演奏全体を引き締める。これって、フュージョン・ジャズの「ヒットの極意」のひとつ。
 
もしかして、このルーさんのこの『Sweet Lou』っていうアルバム、効果的なプロモーションをしっかりとやっていたら、意外とヒットしたかも、と思えるくらい、それそれの曲のアレンジも良好、リーダーでありフロントのルーさんのアルト・サックスも好調、バックのエレギの尖った魅力的なフレーズも印象的。要所要所で入る女性ボーカル&コーラスも効果的。フュージョン・ジャズの先駆けとして、もうちょっと評価されても良い盤だと思います。
 
実はこの盤、ルーさんが長年付き合ってきたブルーノート・レーベルでも最終盤になる。ライトなジャズ・ファンクは健在。ルーさんのバップなアルト・サックスも健在。「ソフト&メロウ」なフュージョン・ジャズ基調が心地良い。上手くやればヒットしたんじゃないかなあ、と残念になるほどの良質なフュージョン・ジャズの先駆け。しかし、ジャケットは...。往年のブルーノート・レーベルの優れたデザイン・センスは何処へやら、である(笑)。
 
 
 
東日本大震災から8年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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