2020年7月 3日 (金曜日)

普遍的なハードバップなジャズ

ホレス・シルヴァーのファンキー・ピアノが長年のお気に入りである。とにかく判り易い。ジャズを聴き始めたジャズ者初心者の頃、ホレス・シルヴァーのピアノは判り易かった。マイナー調の愁いを、時にラテンの哀愁を帯びた、それでいて躍動感のあるフレーズ。これが「ファンキー」というものか、と僕は「ファンキー」というワードを、ホレス・シルヴァーのピアノのパフォーマンスを通じて理解した。

Horace Silver『Song for My Father』(写真左)。1963年10月31日、1964年10月26日 の2回のセッションの寄せ集め。ちなみにパーソネルは、次の2つの編成に分かれる。 1963年10月31日の録音で、Horace Silver (p), Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Gene Taylor (b), Roy Brooks (ds)。1964年10月26日の録音で、Horace Silver (p), Carmell Jones (tp), Joe Henderson (ts), Teddy Smith (b), Roger Humphries (ds)。

アルバム冒頭のタイトル曲「Song for My Father」が特に有名。一度聴いたら忘れない、とてもキャッチャーでポップで躍動感溢れるテーマが格好良い。この曲は、1964年の録音なので、テーマの印象的な、溌剌ファンキーなトランペットは「カーメル・ジョーンズ」である。ブルー・ミッチェルでは無い。寄り添うようなテナー・サックスは「ジョー・ヘン」。
 
 
Song-for-my-father  
 
 
この盤、冒頭のタイトル曲「Song for My Father」ばかりが有名だが、2曲目以降も、なかなかのファンキー・ジャズが展開されている。特に、1964年の録音の方が内容的に優れていて、ファンキーでポップな曲で固められたこの盤では、カーメル・ジョーンズとジョー・ヘンのフロント2管の相性がバッチリ。曲で言うと「The Natives Are Restless Tonight」「Que Pasa」「The Kicker」。

時は1960年代前半、モード・ジャズが主流を占めつつあったが、この盤にはスインギーなハードバップ、スインギーなブルースが満載。シルヴァーのピアノがファンキーなので「ファンキー・ジャズ」に分類されたりするが、この盤は古き良き時代のハードバップがメイン。演奏も端正で躍動感溢れ、イマージネーション溢れるアドリブが展開される。普遍的なハードバップなジャズがこの盤に詰まっている。

本作のタイトル曲「Song For My Father」はホレス・シルバーが自分の父親に捧げたもの。この盤のジャケ写の「帽子を被った葉巻のおじいさん」が実はホレス・シルヴァーの父君そのものである。ブルーノート・レーベルって、モダン・ジャズの硬派でならしたレーベルなんだが、こういうジャケ写での「粋な計らい」をする、お茶目なレーベルでもある。
 
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・『You’re Only Lonely』 1979

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・Zep『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・太田裕美『手作りの画集』

Matsuwa_billboard  

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年6月 2日 (火曜日)

日本製のソウル・ジャズがある

我が国では、ソウル・ジャズやジャズ・ファンクは「俗っぽい」ものとされ、ジャズの中でまともに扱われることは無かった。特に、1970年代に入ってからは、ジャズはマニアの聴くものとされていて、そのマニアのジャズ者の方々は「硬派」な人が多い。ハードバップ、モード・ジャズ、フリー・ジャズが絶対であり、ファンキー・ジャズやソウル・ジャズは認めない、という極端に走るジャズ者の方々が多かった様に思う。

本田竹彦『What's Going on』(写真)。1973年の録音。ちなみにパーソネルは、本田竹彦 (p, el-p), 伏見哲夫, 森川周三 (tp), Teddy Adams (as), 峰厚介 (as), 武田和命 (ts), Ken Lawson (g), 川端民生 (b), 楠本卓司, James Cheek (ds), 今村裕司 (conga)。11人編成。ビッグバンドまではいかないまでも、ビッグバンドまがいの分厚い演奏が格好良い。

僕が、日本には「ソウル・ジャズ、または、ジャズ・ファンク」は無いのかな、と思っていたのが1990年代。やっぱり硬派なジャズ者の方々がメインの我が国のジャズ・シーン。俗っぽいものは基本的に売れない。だからレコード会社も作らない。と思っていたら、2000年代後半、2008年だったかこの盤に出会い、ありゃりゃ、日本にも「ソウル・ジャズ、または、ジャズ・ファンク」な盤があったんや、と感動した。
 
 
Whats-going-on  
 
 
収録されていた曲を見渡せば、当時のソウル・ミュージック、R&Bの好曲をカヴァーしている。どの曲も、日本人特有のカラッカラに乾いたファンクネスが蔓延、これまた日本人独特の端正で整然としたユニゾン&ハーモニー。いずれも結構有名な曲のカヴァーなので、イージーリスニングっぽくなると思いきや、ジャズ演奏の基本はしっかりと押さえている様で、しっかりとジャズに聴こえるところがこの盤の良いところ。

本田はアコピのみならず、エレピも弾きこなしており、どちらも「乾いたファンクネス」がしっかり漂うところがニクい。バンド全体の演奏の雰囲気は、ビートはジャズ・ロック、旋律はソウル・ジャズ、または、ジャズ・ファンク。演奏自体に破綻は全く無い。優等的演奏。それでも、原曲の良さが秀でていて、ライトなソウル・ジャズ、または、ジャズ・ファンクとして、上手くまとまっている。

この盤によって、本田は我が国で「黒人的なプレイができるとピアニスト」という評価を受けるようになる。しかし、この「ソウル・ジャズ、または、ジャズ・ファンク」路線を踏襲すること無く、メインストリーム系ジャズの佳作を数枚リリース。そして1978年、突如、峰厚介らと純日本フュージョン・グループ、ネイティブ・サンを結成し、人気バンドの一員として時代の寵児の1人となる。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて      2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.05.24更新。

  ・Led Zeppelin Ⅱ (1969)

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
Matsuwa_billboard  

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年5月27日 (水曜日)

軽快なフュージョン・ファンク

ハードバップの主だったジャズマンは、1960年代の「ジャズの多様化の時代」を様々な工夫とテクニックで乗り切った。しかし、商業ロックの台頭により、ジャズはポップスのメイン・ステージから滑り落ちることとなる。そして、1970年代はロックとの融合を図った「クロスオーバー・ジャズ」、そして、その発展形の「フュージョン・ジャズ」の隆盛に対して、適応できたジャズマンと出来なかったジャズマンに分かれていった。

Ramsey Lewis『Tequila Mockingbird』(写真左)。1977年、 Columbia Recordsからのリリース。ちなみにパーソネルを見渡すと、主だったところでは、Ramsey Lewis (p, elp, harpsichord, syn), Ron Harris, Verdin White (b), Keith Howard, Leon Ndugu Chancler, Fred White (ds), Byron Gregory, Al McKay, Johnny Graham (g), Derf Reklaw Raheem, Philip Bailey, Victor Feldman (perc) 辺りかな。ここにファンキーで洒落たホーンセクションが加わる。

Ramsey Lewis(ラムゼイ・ルイス)は、1960年代、ファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズで鳴らしたピアニスト。ジャズの大衆化に大いに貢献したのだが、商業ロックの台頭には対抗できなかった。しかし、1970年代のロックとの融合を図った「クロスオーバー・ジャズ」、そして、その発展形の「フュージョン・ジャズ」には、自らのファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズのイメージを変えること無く器用に適応し、人気ミュージシャンとして活躍していた。
 
 
Tequila-mockingbird
 
 
そんなラムゼイ・ルイスのフュージョン・ジャズの好盤がこの『Tequila Mockingbird』である。本盤のプロデュースは Bert deCoteauxと、EW&FのメンバーだったLarry Dunnが担当、フュージョン・ジャズの中でも、ファンク色の濃い「フュージョン・ファンク」志向の盤。但し、フュージョン・ファンクと言うが、そのリズム&ビートはライトなもの。軽快で明るいフュージョン・ファンクである。

ジャズ・ファンク〜フュージョンなダンス音楽の冒頭のタイトル曲「Tequila Mockingbird」が軽快で小粋。滑らかなフレーズが印象的な、2曲目「Wandering Rose」、そして続くは、絵に描いた様なフュージョン・ナンバー「Skippin'」、ラテンの濃厚な雰囲気満載の「Camino El Bueno」など、どの収録曲もジャズ・ファンクしていて、聴いていて思わず腰が動き、足でリズムを取ってしまう。

ソフト&メロウなフュージョン・ジャズとは趣が異なる、ラムゼイ・ルイスのフュージョン・ファンク。日本で流行のフュージョン・ジャズとは違った、趣味の良いライトで軽やかなファンクネス漂うフュージョン・ファンクは、我が国では受けなかった思い出がある。でも、僕はこの盤、好きなんだよな。可愛い鳥のイラストのジャケットも良い。実は、フュージョン・ジャズの隠れ好盤だと思っている。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて      2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.05.24更新。

  ・Led Zeppelin Ⅱ (1969)

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
Matsuwa_billboard  

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年5月21日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・170

1960年代に入って、ハードバップは様々な個性を持ったジャズに枝分かれしていった。その1つに、1960年代後半から1970年代にかけて、R&B(ソウル・ミュージック)の隆盛と共に、そのエッセンスをジャズに取り込んだ、ファンキー・ジャズの発展形「ソウル・ジャズ」がある。

その特徴は、押し並べて「ブルースのフィーリングをさらに強調し、ゴスペルの要素も加えた、ファンクネス濃厚でダンサフルな」ジャズ。ソウル・ミュージックをジャズにそっくり置き換えた、と解釈しても良い。それだけ、ポップで聴いていてダンサフルなジャズである。

しかしながら、我が国では、あからさまに「こってこてファンキー」で、思わず腰がウネウネ動くような「俗っぽさ」が硬派なジャズ者の方々から敬遠され、ソウル・ジャズは、しばらくの間、封印された状態になっていた。

Gary Chandler『Outlook』(写真)。1972年の作品。ちなみにパーソネルは、Gary Chandler (tp), Harold Ousley (ts), Dick Griffin (tb), Cornell Dupree (g), Ceasar Frazier (org), Gordon Edwards (b: A1, B1, B3), Buddy Caldwell (Congas, Tambourine: A1, B1 ~ B3), Idris Muhammad (ds: A1, B1 ~ B3), Robert Battle (ds: A2)。ルディ・ヴァン・ゲルダーが録音エンジニアを務めており、意外と音が良い。
 
 
Outlook-gary-chandler  
 
 
パーソネルを見渡すと、文字通りソウルフルな、ソウル・ジャズが得意なジャズマンの名前がズラリと並ぶ。リーダーのゲイリー・チャンドラーは、ルー・ドナルドソンのグループでも活躍したファンキーなトランペッター。音が太くてメリハリが効いている。良く唄うトランペットで、ソウル・ミュージック特有のファンキーではあるが、どこか哀愁感溢れるフレーズを印象深く吹き回している。

ソフト&メロウなど全く無縁の「ハードボイルド」なパフォーマンスが、いかにもソウル・ジャズらしい。オルガンが良い音出している。グルーヴ感丸出しで、ファンキーにうねる。これも後のジャズ・ファンクに通じる、ソウル・ジャズ独特のオルガンのパフォーマンス。

リズム隊も負けずにソウルフル。特にコンガの音が効いている。チャカポコ〜チャカチャカと軽快なリズムが疾走し、ダンサフルなビートが途絶えること無く「うねる」。思わず腰が動く、思わず足が動く。

この盤、明らかにソウル・ジャズの好盤である。ソウル・ジャズが我が国で復権してきたのは、21世紀に入ってからである。これもネットのお陰。我が国では全く陽の目を見ることが無かったソウル・ジャズではあるが、やっとこの10年来、再評価されつつある。これからもっと、ソウル・ジャズの好盤を発掘していきたいと思っている。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

  ・レッド・ツェッペリン Ⅰ

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
Matsuwa_billboard  

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年5月15日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・169

僕のお気に入りのトランペッターについては、絶対的存在として「マイルス・デイヴィス」。そのマイルスの次にお気に入りになったのが「リー・モーガン」。

彼のリーダー作『Candy』を聴いて、一発でお気に入りになった。ブラスが響く様に鳴るトランペット。驚異的なテクニック。そして、フレーズの途中でキュッと締める「音の絞り」、フレーズの終わりをヒュッと押し上げる「音の捻り」。フレーズの「癖」が実に鯔背(いなせ)なのだ。これにはホトホト参った。

高校時代はロックが専門だった。大学に入ってからジャズに鞍替えしたんだが、そういう背景もあって、基本的に4ビートよりは8ビートの方が好きだった。ジャズで8ビートと言えば、まず浮かぶのが「ジャズ・ロック」。1960年代半ば辺りから、ロックの台頭に呼応して、ジャズもこのロックのビート、いわゆる「8ビート」を採用し「ジャズ・ロック」という演奏トレンドを編み出した。そのジャズ・ロックを初めて体験したのが「この盤」。

Lee Morgan『The Sidewinder』(写真左)。1963年12月21日の録音。ブルーノートの4157番。ちなみにパーソネルは、Lee Morgan (tp), Joe Henderson (ts), Barry Harris (p), Bob Cranshaw (b), Billy Higgins (ds)。リリース当時、ビルボード・チャートで最高25位を記録し、ブルーノート・レーベル空前のヒット盤となった。ジャズ史上においても、屈指のヒット盤である。
 
 
The-sidewinder  
 
 
冒頭のタイトル曲「The Sidewinder」が突出して出来が良い。8ビートを取り入れた「ジャズ・ロック」の走りで、実はブルースなんだが、8ビートに乗っているので、スピード感溢れる切れの良いブルースに仕上がった。これが「小粋」で「鯔背」なのだ。シュッとしていて格好良い。イントロから格好良くて、フロント2管+ピアノのユニゾン&ハーモニー、ブレイク後のクランショウの短いベース・ソロ。「粋」である。

この盤、「いち早くロックのリズムを取り入れ、それに成功したジャズ盤」とされるが、冒頭のタイトル曲は確かに8ビートだが、2曲目以降、4ビートの曲もあるし、6拍子の曲もあって、様々なリズム・アプローチを試みたハードバップ盤の様相である。このアプローチについては全曲ほぼ成功を収めており、全編に漂うファンクネスを踏まえて、この盤は「様々なリズム・アプローチを試みたファンキー・ジャズ盤」と言える。

全編8ビートの「ジャズ・ロック」が満載だと勘違いすると、この盤は辛い。しかし、冒頭の「The Sidewinder」だけでも、この8ビート採用のジャズ・ロック曲だけでも、インパクトは絶大。しかし、この盤は「様々なリズム・アプローチを試みたファンキー・ジャズ盤」。決してコマーシャルなジャズ盤では無い。

冒頭のジャズ・ロック曲「The Sidewinder」だけで満足するのは勿体ない。全編聴き通して、意外と硬派でファンキーで純ジャズな演奏を心ゆくまで楽しんで欲しい。ハードバップの発展しきった、ハードバップの最高地点の音の1つを聴くことが出来ます。お勧めです。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

  ・レッド・ツェッペリン Ⅰ

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
Matsuwa_billboard  

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年5月 4日 (月曜日)

ブルー・ミッチェル「この一枚」

トランペットの好盤の中で、当ブログでご紹介しそびれていた盤を選んで聴き直している訳だが、こんな有名盤、当ブログで語っていなかったとは思わなかった。どうも、昔、運営していたホームページで語ったまま(2006年8月9日にアップした形跡がある)、その旧ホームページを閉じる際、その記事を当ブログに移行し忘れたのが原因らしい。その盤とは・・・。

Blue Mitchell『Blue's Moods』(写真左)。1960年8月24 & 25日の録音。ちなみにパーソネルは、Blue Mitchell (tp, cor), Wynton Kelly (p), Sam Jones (b), Roy Brooks (ds)。ハード・バップ時代中期~後期の人気トランペッターの一人、ブルー・ミッチェルのワンホーン・カルテットである。

ブルー・ミッチェルといえば、1930年3月、フロリダ州マイアミ生まれ。ハイスクール時代にトランペットを学び、1951年にプロ入り。1958年にホレス・シルバーのグループに入り頭角を現す。その後、ブルーノートやリバーサイドでソロのリーダー盤を相当数リリースしている。晩年には、ロック系のアーティストと積極的に交流し、そのジャズ・ロック的な演奏が話題になった。1979年5月、49歳で逝去している。

彼のトランペットは、ファンキーでしっかりと芯のある音なのだが、意外と耳当たりの良い「まろやかな響き」が特徴。そして、その音の響きがブリリアントで、いかにも「ブラスの響き」って感じが良い。目立ちたがり屋のジャズ・トランペッターの様に、ど派手なパフォーマンスや、耳を突き抜けるようなハイ・トーンは無いんだけど、そのファンキーで、耳当たりの良い「まろやかな響き」がクセになる、実に雰囲気のあるトランペットである。
 

Blues-moods
 
 
まず、この盤、ジャケットがすこぶる良い。煙草を吸いながらトランペットを吹くブルー・ミッチェルの横姿。実にジャズ的で格好良いポートレートである。しかも、ジャケットの色調はリーダーのブルー・ミッチェルにちなんた「ブルー」が基調。実にハードバップっぽい、粋なジャケットである。こんな素敵なジャケットを持つ盤に駄盤は無い。

冒頭1曲目の「 I'll Close My Eyes」で、もう「イチコロ」である。明るくてテンポのいい曲調なのだが、ブルー・ミッチェルが吹く、どこか哀愁漂う、ブルージーなトランペットの響きに耳を奪われる。そして、その「明るいが、どこか哀愁漂う」雰囲気を、ケリーの「コロコロ転がるようにハッピー・スイングするが、どこか哀愁漂う」ピアノが増幅する。この「この盤ならではの雰囲気」が、盤全体に充満しているのだから「たまらない」。

メリハリを効かせたサム・ジョーンズのベースも良いし、ドラムのロイ・ブルックスも堅実なサポート。やはり、好盤って、バックのリズム・セクションのサポートが良いのが絶対条件。心地良いリズム・セクションをバックに、ミッチェルのトランペットは、優しく気持ち良さそうに、歌を唄うが如く、極上のフレーズを紡ぎ上げていく。

全編、心地よい爽やかな風が吹き抜ける様な演奏が繰り広げられる。ブルー・ミッチェルのトランペットが心地良く響く。更に、この盤、ブルー・ミッチェルのワンホーン作なので、ブルー・ミッチェルのトランペットの特徴と個性を心ゆくまで味わうことの出来る好盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.04.29更新。

  ・『Christopher Cross』 1979

 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

  ・レッド・ツェッペリン Ⅰ

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
Matsuwa_billboard  

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年1ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年4月14日 (火曜日)

60年代末期のジャズの雰囲気

コロナウィルスによる非常事態宣言が発効されて1週間が経つ。自らが積極的に感染防止に努めるべき、と思っているので、1週間に2回の食料の買い出しと一日に一回の散歩以外は人と出会うことは無いし、会話を交わすことも無い。どうしても人と会話をする時、買い物にスーパーへ入る時はマスクは必須だし、外出から戻った後の手洗いは絶対だ。

家に居る時間が飛躍的に多くなったので、いきおい音楽に関わる時間が多くなる。今は、ジャズ盤紹介本と特定ミュージシャンの自伝が中心の読書とアルバム・ライブラリーの整理がメイン。アルバム・ライブラリーを整理していると、日頃、なかなか聴けなかった盤に気付いて、聴き直すことが出来る。とにかく、今の「逆境」を逆手に取って、今の「引きこもりの暮らし」を楽しんでいる。

Reuben Wilson『Blue Breakbeats』(写真左)。1969年の録音。ブルーノート・レコードには珍しく、トラック毎にバラバラの録音年月日になっている。ちなみにパーソネルは、当然、パーソネルも、リーダーのリューベン・ウィルソンのオルガン以外はトラック毎にバラバラ。目立ったところでは、ギターにグラント・グリーン、トランペットにリー・モーガン、テナーにジョージ・コールマンという、人気ジャズマンの名前が入っている。
  
 
Blue-breakbeats-1    
  
 
1969年というジャズにとっては厳しい時代ではあるが、内容的には、その時代のトレンドをしっかりと押さえている。ジャズ・ロック+ソウル・ジャズ、ところどころに、スピリチュアルな表現、フリーな表現が入って、サイケデリック・ジャズ一歩手前の様な雰囲気も見え隠れして、1969年という時代を強く感じる。まさしく、この盤に詰まっている音は「1960年代末期」の音である。

この盤の良いところは、いつもはボヤ〜とした緩いオルガンを弾いているリューベンが、結構、カッチリとした硬派で流麗なオルガンを聴かせていること。この盤のリューベンのオルガンには、そのアドリブ・フレーズ毎に思わず「おおっ」と感じることがしばしば。明るくバイタルで鯔背なトランペットは聴けば直ぐ判るモーガンである。

そして、パッキパキのファンキーなギターはもちろん、グラント・グリーンだ。他のジャズメンも好演していて、トラック毎にバラバラの録音年月日、録音パーソネルなんだが、不思議と統一感のある演奏で、曲毎の違和感は全くない。ジャズ盤紹介本にその名が挙がる盤では無いが、ソウル・ジャズとしてなかなかの内容で、1960年代末期のジャズ・トレンドを感じるには格好の好盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.04.01
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップのセカンド盤の個性

 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年4月 6日 (月曜日)

メッセンジャーズ最高のライブ盤

Art Blakey & Jazz Messengers(アート・ブレイキー & ジャズ・メッセンジャーズ)は概してライブ盤の内容が良い。スタジオ盤も結構、内容が良いのだが、ライブ盤は更に良い。ジャズ・メッセンジャーズ名義のライブ盤は、どの時代の、どの盤を手に入れても基本的には間違い無い(但し、海賊盤には手を出さないで欲しいです)。そんなジャズ・メッセンジャーズの内容の良いライブ盤の中で、一番有名なライブ盤がこれ。

『Art Blakey et les Jazz-Messengers au club St. Germain, Vols. 1-3』(写真・第1集)。1958年12月21日、club St. Germainでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Art Blakey (ds), Lee Morgan (tp), Benny Golson (ts), Bobby Timmons (p), Jymie Merritt (b)。第1期黄金時代のベストメンバー、フロントがモーガンのトランペットとゴルソンのテナーの2管のクインテット構成。

LP時代は第1集から第3集まで、3枚に分けてリリースされた。しかし、この3枚、内容的には全く甲乙付けがたい。というか、3枚一気に聴き通してしまいたいくらいに、いずれの盤も内容が良い。どの曲のどの演奏を取っても、熱気溢れ、ファンクネス濃厚、魅惑的なユニゾン&ハーモニー、エモーショナルで流麗なアドリブ・ソロ。これぞハードバップ、これぞファンキー・ジャズという演奏なのだ。
 
 
Art-blakey-et-les-jazzmessengers-au-club   
 
 
加えて、グループ・サウンズとしても、非常に良く出来ていて、それぞれのジャズマンの演奏のバランスが良い。ライブでそれぞれのソロが長くなると、得てして退屈なものになることがよくあるが、このライブ盤にはそれが無い。結構、それぞれのソロ・パフォーマンス、時間かけてるんですが、まず内容が良いので長いと感じ無い。そして、他のライブ・パフォーマンスをよく聴いていて、繋がりが良く、独りよがりな展開にならない。さすが、第1期黄金時代のメンバーですね。

3枚のうち、どれか一枚と言われたら、第2集。一曲目はかの有名な「Moanin'」なのだが、この盤だけ曲のタイトルが「Moanin' with Hazel」。というのも、演奏中に居合わせた女性シンガー兼ピアニストであるヘイゼル・スコット(Hazel Scott)がティモンズのソロの途中に感極まって「おお、神よ、憐れみを!(Oh Lord have mercy !)」と叫んだことからこの録音に限って「Moanin’ with Hazel」と呼ばれる。このヘイゼルの叫び声は有名なジャズ・エピソードのひとつで、この叫び声が出るのも納得の凄まじいティモンズのピアノ・ソロである。

この有名なジャズ・エピソードの存在で「第2集」を挙げたが、他の2枚も決して引けを取らない。モーガンは、鯔背な切れ味良いフレーズを繰り出し続け、ゴルソンは大らかではあるが。力強くて滑らかな、独特のフレーズを連発する。ティモンズはソロにバッキングに大活躍。メリットはフロント隊の演奏のビートをシッカリと支え、ブレイキー御大はファンキーなドラミングでバンド全体を鼓舞し続ける。ハードバップかくあるべし、と言う感じの優れた内容のライブ盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.04.01
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップのセカンド盤の個性

 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年3月20日 (金曜日)

聴けば聴くほど味わいが深まる

「ゴルソン・ハーモニー」をネットで紐解くと、「対位法に似た、シンプルな編成にも関わらず、実は複雑なホーンの絡み」、「ハードバップの硬質な響きの中にスウィングの柔らかいハーモニーを活かすアレンジ」、「ユニゾンを基調にしたシンプルで美しいアンサンブル」などという形容が見られるが、これという決定打は無い。そもそも「ゴルソン・ハーモニー」、これくらいしか具体的に文字にしたものは見当たらない。

数学の計算式の様に、理屈・理論をもって確立したアレンジ手法ではないので、まずは聴いて体感して、文字による表現を読んだ方が判り易い。基本は「ユニゾン&ハーモニー」が特徴的なのだが、フロント楽器の編成によって、ユニゾン部とハーモニー部を上手く組み合わせて、柔らかで耳に心地良い響きを実現、しかし、複雑さは無く、シンプルで通りの良い響きが基本なので、小編成の楽器数でも、ゴルソン・ハーモニーは成立する。

Benny Golson『Groovin' With Golson』。1959年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Curtis Fuller (tb), Ray Bryant (p), Paul Chambers (b), Art Blakey (ds)。フロントはゴルソンのテナー・サックスとフラーのトロンボーンの2管。「ジャズテット」の3管フロントの2管がここに配されている。バックのリズム・セクションは、レイ・ブライアントのピアノをベースとした、P.C.のベース、ブレイキーのドラム。いかにも玄人好みのリズム・セクションである。
 
 
Groovin-with-golson  
 
 
この盤は、ゴルソンのテナー、フラーのトロンボーンの2管フロントの快作。ゴルソン・ハーモニーというアレンジが威力を発揮した一枚である。テナーのトロンボーンの2管だけで、よくここまで、ふくよかで、ブルージーで、グルーヴ感溢れるユニゾン&ハーモニーが表現できるなあ、と感心することしきり、である。テナーとトロンボーンの音の特性をよく理解して、ユニゾン部とハーモニー部を編成している。

いかにもファンキー・ジャズらしい、ハードバップらしい響き。加えて、この盤では、ゴルソン・ハーモニーの心地良さと、ハードバップらしいアグレッシブなプレイが共存しているところが、聴いていて楽しい。恐らく、ドラム担当のアート・ブレイキーの貢献度が大きいのだろう。ブレイキー独特のグイグイと牽引し鼓舞するドラミングが、この盤では良い方向に作用している。

ファンキーで小粋なブライアントのピアノも演奏全体に対する貢献度大で、伴奏に回れば、小粋で洒落たバッキングを奏で、ソロに出れば、ファンキーで小粋なフレーズを連発する。チェンバースのベースは演奏全体の「底」をしっかりと支えている。この盤、聴けば聴くほど味わいが深まる。ゴルソン・ハーモニーとハードバップらしいアグレッシブな演奏が醸し出す、スインギーなグルーヴ感が濃厚に出た、ファンキー・ジャズの好盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.15
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年3月19日 (木曜日)

ゴルソンの作編曲面での洗練さ

バリバリなハードバップ盤の雰囲気を醸し出す技として「アレンジ(編曲)」がある。ジャズは、ミュージカルなどの挿入歌や自作の曲の旋律をモチーフに即興演奏を展開するのだが、この即興演奏に入る前のテーマ部のアレンジが演奏の雰囲気の決め手になることが多い。この「アレンジ」の妙がジャズの楽しみポイントの1つで、この「アレンジ」にその才能を発揮するジャズメンも幾人かいる。

ジャズのアレンジと言えば、まず「ゴルソン・ハーモニー」が浮かぶ。テナー・サックス奏者のBenny Golson(ベニー・ゴルソン)が得意とする、独特な響きのユニゾン&ハーモニーをベースとしたアレンジ手法。この「ゴルソン・ハーモニー」については言葉では表現しづらい。ベニー・ゴルソンのリーダー作を聴いて頂くのが手っ取り早い。ということで、。ゴルソン・ハーモニーを武器に、こってこてハードバップな盤を世に出し続けた、Benny Golson(ベニー・ゴルソン)のリーダー作を何枚かピックアップしてみた。

『Benny Golson and the Philadelphians』(写真左)。1958年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Lee Morgan (tp), Ray Bryant (p), Percy Heath (b), Philly Joe Jones (ds)。ゴルソンのテナー、モーガンのトランペット、当時のアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのフロント2管。バックのリズム・セクションは、渋い職人芸的なジャズメンが担当している。
 
 
Benny-golson-and-the-philadelphians
 
 
ゴルソンをはじめ、フィラデルフィア出身のジャズメンによる、小粋で思いっ切りハードバップな盤である。ゴルソンのアレンジの筆が冴える。しかし、改めて思ったのは、このパーソネルに名を連ねているメンバーって、皆、フィラデルフィア出身なんだ、ってこと。ジャズの場合、出身地によって「訛り」みたいなものがあって、出身者が一堂に集った方が、演奏全体の雰囲気合わせがスムーズにいくみたい。

どの曲にも、さりげなく「ゴルソン・ハーモニー」が用いられていて、冒頭の「You're Not The Kind」から聴き続けていると、2〜3曲で、この演奏のメンバーの中にゴルソン参加していて、アレンジは一手にゴルソンが担当している、ということが判る位だ。そして、なんせ、この盤はゴルソンのリーダー盤。ゴルソンのテナーが活き活きとしていて、意外とこの盤ではスムーズにアドリブを吹き切っている。メンバーが皆、同郷ということで、リラックス出来たのかな。

ゴルソンの作編曲面での洗練さを強く感じます。あまり、ハードバップ期の代表作のひとつに挙げられる「有名盤」ではないのだが、ゴルソン・ハーモニーが良い雰囲気を醸し出していて、モーガンの絶好調のトランペット、フィリージョーの繊細でダイナミックなドラミング、伴奏上手のブライアントのピアノ、堅実なヒースのベースと相まって、ハードバップの良い雰囲気が溢れている好盤だと僕は思います。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.08
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
  

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

AOR CTIレーベル ECMレーベル Enjaレーベル jazz Miles Reimaginedな好盤 Pops R&B rock SteepleChaseレーベル T-スクエア The Great Jazz Trio Yellow Magic Orchestra 「松和・別館」の更新 こんなアルバムあったんや ながら聴きのジャズも良い アキコ・グレース アダムス=ピューレン4 アブドゥーラ・イブラヒム アラウンド・マイルス アル・ディ・メオラ アンドリュー・ヒル アート・アンサンブル・オブ・シカゴ アート・ファーマー アート・ブレイキー アート・ペッパー イエス イエロージャケッツ イスラエル・ジャズ イタリアン・ジャズ イタリアン・プログレ インパルス!レコード イーグルス ウィントン・ケリー ウィントン・マルサリス ウェイン・ショーター ウェザー・リポート ウェス・モンゴメリー ウエストコースト・ジャズ ウディ・ショウ ウラ名盤 エディ・ハリス エリック・クラプトン エリック・ドルフィー エルトン・ジョン エルヴィン・ジョーンズ エンリコ・ピエラヌンツィ オスカー・ピーターソン オーネット・コールマン カウント・ベイシー カシオペア カーティス・フラー カーラ・ブレイ キャノンボール・アダレイ キャンディド・レーベル キング・クリムゾン キース・ジャレット ギル・エバンス クインシー・ジョーンズ クイーン クリスマスにピッタリの盤 クリフォード・ブラオン クロスオーバー・ジャズ グラント・グリーン グレイトフル・デッド グローバー・ワシントンJr ケニー・ドリュー ゲイリー・バートン コンテンポラリーな純ジャズ サイケデリック・ジャズ サザンロック サド=メル楽団 サム・リヴァース サンタナ ザ・クルセイダーズ ザ・バンド ジャケ買い「海外女性編」 ジェフ・ベック ジミ・ヘンドリックス ジミー・スミス ジャキー・マクリーン ジャコ・パストリアス ジャズ ジャズの合間の耳休め ジャズロック ジャズ・アルト ジャズ・オルガン ジャズ・ギター ジャズ・テナー ジャズ・トランペット ジャズ・トロンボーン ジャズ・ドラム ジャズ・ピアノ ジャズ・ファンク ジャズ・フルート ジャズ・ボーカル ジャズ・レジェンド ジャズ・ヴァイオリン ジャズ・ヴァイブ ジャズ喫茶で流したい ジャック・デジョネット ジョシュア・レッドマン ジョニ・ミッチェル ジョン・コルトレーン ジョン・スコフィールド ジョン・レノン ジョージ・ハリソン ジョージ・ベンソン ジョー・ヘンダーソン スタンリー・タレンタイン スタン・ゲッツ スティング スティング+ポリス スティービー・ワンダー スティーブ・カーン スピリチュアル・ジャズ セロニアス・モンク ソウル・ジャズ ソウル・ミュージック ソニー・クラーク ソニー・ロリンズ ソロ・ピアノ タンジェリン・ドリーム ダスコ・ゴイコヴィッチ チック・コリア チャーリー・パーカー チャールズ・ミンガス チャールズ・ロイド チューリップ テテ・モントリュー ディジー・ガレスピー デイブ・ブルーベック デイヴィッド・サンボーン デクスター・ゴードン デュオ盤 デューク・エリントン デューク・ジョーダン デヴィッド・ボウイ トミー・フラナガン トランペットの隠れ名盤 ドゥービー・ブラザース ドナルド・バード ハンク・ジョーンズ ハンク・モブレー ハンプトン・ホーズ ハービー・ハンコック バリトン・サックス パット・メセニー ビッグバンド・ジャズは楽し ビル・エバンス ビートルズ ビートルズのカヴァー集 ピアノ・トリオの代表的名盤 ファンキー・ジャズ フィニアス・ニューボーンJr フィル・ウッズ フェンダー・ローズを愛でる フュージョン・ジャズの優秀盤 フリー フリー・ジャズ フレディー・ハバード ブッカー・リトル ブラッド・メルドー ブランフォード・マルサリス ブルース・スプリングスティーン ブルーノート ブルーノート LTシリーズ ブレッカー・ブラザース プレスティッジ・レーベル プログレッシブ・ロックの名盤 ベニー・ゴルソン ベーシストのリーダー作 ホレス・シルバー ホレス・パーラン ボサノバ・ジャズ ボビー・ハッチャーソン ボブ・ジェームス ポップス ポール・サイモン ポール・マッカートニー マイケル・ブレッカー マイルス・デイヴィス マッコイ・タイナー マル・ウォルドロン マンハッタン・ジャズ・クインテット マンハッタン・トランスファー ミシェル・ペトルチアーニ ミルト・ジャクソン モダン・ジャズ・カルテット モード・ジャズ ヤン・ハマー ユセフ・ラティーフ ラテン・ジャズ ラリー・カールトン リッチー・バイラーク リトル・フィート リバーサイド・レーベル リンダ・ロンシュタット リー・モーガン リー・リトナー ルー・ドナルドソン レア・グルーヴ レイ・ブライアント レジェンドなロック盤 レッド・ガーランド レッド・ツェッペリン ロック ロッド・スチュワート ローランド・カーク ヴィーナス・レコード 上原ひろみ 北欧ジャズ 吉田拓郎 和ジャズの優れもの 四人囃子 夜の静寂にクールなジャズ 天文 天文関連のジャズ盤ジャケ 太田裕美 寺井尚子 尾崎亜美 山下達郎 山中千尋 旅行・地域 日本のロック 日本男子もここまで弾く 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 書籍・雑誌 桑原あい 欧州ジャズ 歌謡ロック 渡辺貞夫 渡辺香津美 米国ルーツ・ロック 英国ジャズ 荒井由実・松任谷由実 西海岸ロックの優れもの 趣味 青春のかけら達・アーカイブ 音楽 音楽喫茶『松和』の昼下がり 高中正義 70年代のロック 70年代のJポップ

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  
2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー