2020年3月30日 (月曜日)

ギリシャのピアニスト盤である

ジャズには「ジャケ買い」という言葉がある。ジャケット・デザインの優れたアルバムは、基本的に内容の優れたアルバムである確率が高い、という「格言」。自らの体験を振り返ると、確かにその傾向は強い。そのリーダー作の名前について全く知らなくても、直感的にジャケット・デザインが良いと思って衝動買いしたら、かなりの確率で、その内容は良好なものが多い。

George Kontrafouris Trio『The Passing』(写真左)。2020年2月のリリース。ニューヨークの伝説的なバードランドでのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、George Kontrafouris (p), Kimon Karoutzos (b), Jason Wastor (ds) 。ピアノ・トリオ。リーダーはピアニスト。ギリシャ出身のベテラン ・ピアニスト、ジョージ・コントラフォーリス(=George Kontrafouris)とのこと。

全く知らないピアニストだ。実はこの盤、ジャケット・デザインに妙に惹かれて、いきなりゲットした、いわゆる「ジャケ買い」盤なのだ。リーダーのジョージ・コントラフォーリスは、ジャズ・ピアニスト、オルガニスト、教育者として欧州のジャズ・シーンの主要人物の一人。多くの有名なミュージシャンとの共演歴もあり、ニューヨークを拠点に活動しているとのこと。いやはや、ジャズ・ミュージシャンの裾野は広い。
 
 
The-passing
 
 
コントラフォーリスのピアノは明らかに欧州ジャズの音傾向を踏襲している。クラシック・ピアノの素養がベースにあって、前奏などの弾き回しの手癖は明らかにクラシックの影響大。テーマからアドリブ部の弾き回しは、ビル・エヴァンスに通じる耽美的でリリカルな音。タッチは流麗。テクニックに走らず、弾き回しの流麗さを基に、音の広がりと音の重なりを優雅に聴かせる。

バックに付いたベースとドラムのリズム隊のレベルも高い。適度なテンションが心地良い、インテリジェンス溢れるインタープレイ。野趣溢れるアドリブ・プレイ。木訥にシンプルにリズム&ビートをキープし、フロントの旋律を司るピアノをサポートする。ジャズ、ブルース、そして、時々、「恐らくは」であるが、ギリシャのネイティヴな旋律を織り交ぜて、どこか、ギリシャを感じさせる音世界が独特な響きとして伝わってくる。

ジャズは国際的な音楽になったんやなあ、とこの盤を聴きながら再認識。特に欧州ジャズならではの豊かで流麗な響きがこのピアノ・トリオの一番の個性。そして、ところどころに織り交ぜられる、ギリシャのネイティヴな旋律がユニーク。米国ジャズ、日本のジャズには絶対に無いこの音世界は様々な発見があって、繰り返し聴いても飽きることが無い。今回の「ジャケ買い」、大成功である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.03.15
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 


 

2020年3月29日 (日曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・81

昨年の10月にスペインに旅行し、その中でバルセロナを訪れた。なかなかツアーでは訪れることのない「カタルーニャ音楽堂」を見学することが出来て、感激の極みであった。その「カタルーニャ音楽堂」の見学順路の壁にジャズ・ピアニストらしき写真があった。テテ・モントリューであった。そう言えば、彼は1997年に、この「カタルーニャ音楽堂」でソロ・ピアノ盤を録音している。

テテ・モントリューは、カタルーニャのバルセロナ出身のジャズ・ピアノの巨匠である。惜しくも1997年8月に64歳で逝去しているが、1965年に初リーダー作でデビュー以来、逝去する1997年まで、32年の長きに渡って欧米で活躍した、ジャズ・ピアノのレジェンド。端正で力強いタッチの中、スペイン音楽に聴かれる様な、哀愁感漂うスパニッシュな響きがほんのりと香る、ハードバップでモーダルなピアノの調べは、欧州ならでは、スペイン出身ならでは個性。

Tete Montoliu 『Catalonian Rhapsody』(写真左)。1992年3月8日、スペインはバルセロナでの録音。ちなみにパーソネルは、Tete Montoliu (p), Hein Van de Geyn (b), Idris Muhammad (ds)。日本のヴィーナス・レコードからのリリース。タイトルはズバリ、モントリューの故郷である「カタルーニャ」を採用している。タイトルから判る様に、この盤は、モントリューが、カタルーニャ地方の哀愁のメロディを、ピアノ・トリオで存分に表現したもの。
 
 
Catalonian-rhapsody  
 
 
選曲を見渡すと、ヴィーナス・レコードらしからぬ、有名なスタンダード曲が見当たらない。1曲目「The Lady From Aragon (La Mama D'Arago)」から、5曲目「Song Of The Robber (La Canso Del Lladre)」までが、カタロニア地方の伝承曲を基にした演奏になっている。この5曲については、哀愁感漂うスパニッシュ風ではあるが、ちょっと独特な響きが宿るカタルーニャ独特の響きがユニーク。ついつい聴き惚れる。

残りの3曲のうち、2曲はカタルーニャの作曲家「Joan Manuel Serrat」の作、残りの1曲はモントリュー自身の作。つまりは、この盤はタイトル通り「カタルーニャの狂詩曲」である。これが良い。モントリューが故郷のカタルーニャをピアノ・トリオで、ジャズで表現する。そして、このトリオ演奏の内容が濃い。トリオの3者共に好調で、硬軟自在、縦横無尽のインタープレイが素晴らしい。

逝去の5年前とは言え、モントリューのピアノは好調を維持している。モントリューは僕のお気に入りのピアニストの一人で、昔から聴き親しんで来たが、この『Catalonian Rhapsody』という盤、モントリューのリーダー作の中で屈指の出来だと僕は思う。ヴィーナス・レコードからのリリースだから、という先入観だけで、この盤を遠ざけるのは勿体ない。久々に「ピアノ・トリオの代表的名盤」としてアップしたい。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.03.15
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年3月18日 (水曜日)

「この盤の内容」侮るなかれ

ジャズには、興味深いエピソードを携えた「話題のアルバム」というものが幾つかある。例えば「マイルスとモンクのクリスマスの夜の喧嘩セッション」。これは作り話ということで一件落着しているが、作り話としても、このエピソードは面白い。ロリンズの数回に渡る「雲隠れ騒動」だってそうだ(これは事実だけど)。意外とジャズ盤って、その録音にまつわるエピソードが豊富にある。これはこれで面白いのだが、その盤の音の評価にはあまり影響しないと思うのだが。

Michel Legrand『Legrand Jazz』(写真)。1958年の録音。ちなみにパーソネルは、と言いたいが、様々な有名ジャズメンが集結して、ビッグバンド形式で録音しているので、主だった名前だけ列挙しておきたい。Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Bill Evans (p), Ben Webster (ts), Hank Jones (p), Art Farmer (tp), Donald Byrd (tp), Paul Chambers (b), Herbie Mann (fl), Phil Woods (as) 等々。

ミシェル・ルグランは、仏映画音楽界の巨匠。「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」「おもいでの夏」など、手掛けた有名曲は多数。そして、優秀なジャズ・ピアニスト兼アレンジャーでもあった。本場米国のジャズマンや批評家からも高く評価されていたというから立派なものだ。そんな彼の最初のジャズ・アルバムにして最高傑作の1つがこのアルバムになる。
 
 
Legrand-jazz   
 
 
1958年の晩春。ルグランは米国旅行に出かけます。名目は新婚旅行。しかし真の目的は、様々な有名ジャズメンを集めて、自らのアレンジによるジャズ盤を録音すること。ちゃっかりしてますね。当時、既に超売れっ子だったルグランだから、我が儘も通ったのだろう。集まったジャズメンを見渡すと、錚々たるメンバーである。そして、驚くことに、かのマイルス・デイヴィスが参加している。但し、有名ジャズメンを集めた「お気楽な企画盤」では無い。

冒頭の「The Jitterbug Waltz」を聴くだけで、この盤は当時の米国ジャズとは全く異なる、クラシックに比肩する優雅さと繊細さを兼ね備えていることが判る。マイルスやビル・エヴァンス、コルトレーンという超一流のジャズメンが演奏するのだ。優雅さと繊細さの中に、グッと一本の「ジャズの音の芯」が通っているのがよく判る。やはり、先の「The Jitterbug Waltz」を含め、マイルスが参加の楽曲「Django」「Wild Man Blues」「'Round Midnight」が飛び抜けて出来が良い。

この盤、米国ジャズメンで演奏された欧州ジャズである。この手の音世界は米国ジャズには無い。しかし、ここまで一本の「ジャズの音の芯」が通っ優雅さと繊細さを兼ね備えた純ジャズは、欧州のジャズメンにはまだ難しいところがあったと思う。ルグランはそこに目をつけて、米国旅行の折に、録音のチャンスを見出し、それを実現したと思われる。しかし、さすがは「仏映画音楽界の巨匠」、クールな聴き易さをしっかりと付加している。ルグランのアレンジの才が如何に優れていたか。この盤の内容が証明している。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.15
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。

東日本大震災から9年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 

2020年2月25日 (火曜日)

安定安心の耽美的ピアノ・トリオ

いつの頃からだろう。欧州ジャズの中核国に「イタリア」が参入したのは。21世紀になって、インターネットが発達し、欧州ジャズの情報が潤沢に入ってくるようになったのだが、イタリアン・ジャズが結構、活況になっている情報に接して、「あら〜、イタリアかあ」と戸惑ったのを覚えている。しかし、ECMレーベルを見渡せば、1970年代後半に、エンリコ・ラヴァの名前があるので、イタリアン・ジャズはかなり古くからあったということである。

Michele di Toro Trio『Play』(写真左)。2014年1月30、31日、イタリアでの録音。ちなみにパーソネルは、Michele Di Toro (p), Yuri Goloubev (b), Marco Zanoli (ds) 。マーシャル・ソラール賞やフリードリッヒ・グルダ賞に輝いた、イタリアの中堅ピアニスト、ミケーレ・ディ・トロのピアノ・トリオ盤である。1974年生まれなので、録音時は40歳。ジャズマンとして中堅に差し掛かった、充実のパフォーマンスが素晴らしい。

リリカルで耽美的なピアノ。タッチは明確だが、バップなピアノの流儀とはちょっと響きが異なる。ガーン、ゴーンとしっかりとしたタッチで弾き回すというよりは、クラシック・ピアノの様に、切れ味の良い流麗なタッチで響きを優先に弾き回す感じ、とでも形容したら良いだろうか。米国のリリカルで耽美的なピアノとは異なる、欧州的というか、イタリア的というか、独特の個性を持ったピアノの響き&調べである。
 
 
Play  
 
 
これがこの盤の最大の聴きもので、全編に渡って、ミケーレ・ディ・トロのジャズ・ピアノがとても印象的に響く。テクニックについても相当に高度で、クラシック・ピアノと比べても引けを取らない素晴らしさ。音の純度が高く、高テクニックで弾き回す分、流麗という形容がピッタリの流れる様なアドリブ・フレーズ印象的。聴き始めは「リリカルで耽美的な欧州ジャズ・ピアノかあ」と「飽き」を危惧するのだが、テンションが適度に保持されていて、決して飽きが来ない。最後まで一気に聴き切ってしまう。

加えて、ユーリ・ゴルベフのアコースティック・ベース(略して「アコベ」)が印象的だ。冒頭「Lutetia」の出だしから、トロのピアノに寄り添い、絡むように弾き進めるゴルベフのアコベは「柔軟」かつ「鋼の様なしなやか」。この鋼の様なしなやかさが実にシャープで、トロの切れ味の良い流麗なタッチとの相性が抜群である。マルコ・ザノリのドラムは地味ではあるが堅実。出るとこはしっかり出てきて、確実なリズム&ビートを供給している。

3者の豊かなイマジネーションと自由度の高いインタープレイが素晴らしい。息もピッタリ合っていて、あうんの呼吸で硬軟自在、変幻自在なアドリブ・フレーズを繰り出していく。速いテンポの演奏も「かかる」こと無く、安定した速攻フレーズを供給。バラード風のスローな展開は耽美的に溺れることなく、凛とした切れ味の良い印象的なフレーズを繰り出して、甘きに流れることは無い。一言で言うと「安定安心の耽美的ピアノ・トリオ」。好盤です。
 
 
 
東日本大震災から8年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2020年2月10日 (月曜日)

ECM流フュージョン・ジャズ

先週の後半から、いきなり冷え込んだ。というか、凄く寒い。今年の冬は暖冬傾向だっただけに、この寒さは体に悪い。と思っていたら、いきなり体調を崩した。7年前に大病をして大手術の末、生還した訳だが、その時の後遺症が久々に出た。今日になってやっと回復した。それでもまだ寒い。これだけ寒い時のジャズは「ECMレコード」盤と決めている。

西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」。限りなく静謐で豊かなエコーを個性とした録音。凛とした無調のフレーズ。いわゆる「ニュー・ジャズ」である。ファンクネスは皆無、即興演奏という面が、ECMレコードのアルバムを「ジャズ」というジャンルに留めている。ECMの音のモットーは「the most beautiful sound next to silence」=「沈黙に次いで最も美しい音」。

Collin Walcott『Grazing Dreams』(写真左)。1977年2月、ノルウェーはオスロのTalent Studioでの録音。ちなみにパーソネルは、Collin Walcott (sitar, tabla), Don Cherry (tp, wood-fl, doussn' gouni), John Abercrombie (g, el-mandolin), Palle Danielsson (b), Dom Um Romão (perc, tambourine, berimbau)。
 
 
Grazing-dreams-1  
 
 
リーダーのコリン・ウォルコットは「シタール、タブラ」奏者。シタールはインドの伝統弦楽器、タブラはインドの伝統打楽器。これがリーダーの楽器である。それでジャズをやるのだ。いや〜ビックリである。ニュー・ジャズの旗手、ECMレコードの面目躍如。そして、周りを固めるのが、フリージャズ・トランペッターのドン・チェリー、捻れエレギのジョンアバ、北欧のベースの雄ダニエルソン、そして、ドラムは、ブラジルのドラマー、ドン・ウン・ホマォン。

インドど真ん中のウォルコット、東洋志向に転身しつつあったドン・チェリー、バリバリの西欧志向のアバークロンビーが絡み合う、無国籍の幻想的な浮遊感溢れるフレーズ。ホマォンのドラムとダニエルソンのベースがしっかりビートを刻む中、ウォルコットのシタールとタブラが独特の、唯一無二な音空間を創り出している。東洋志向に傾くフレーズをジョンアバの西洋志向のエレギが中和する。

いわゆる「異種格闘技」的ジャズ・セッション。ECM流の「フュージョン・ジャズ」。欧州ジャズのフュージョン(融合)の音世界。摩訶不思議な即興演奏。ECMレコードならでは、というか、ECMレコードでしか為し得ない「ニュー・ジャズ」。実験色が強い内容であるが、しっかりジャズしているから素晴らしい。
 
 
 
東日本大震災から8年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2019年12月13日 (金曜日)

アジマスは英国のジャズ・トリオ

久々にECMレコードの聴き直しシリーズ。やっと1977年辺りまで来ている。この頃が、ECMレコードの最初の「充実期」で、ニュー・ジャズをメインに、キラ星の如く、好盤、佳作が目白押し。ECMレコードの音が、欧州ジャズのイメージをバッチリと固めた頃である。でも、我が国ではECMレコードのアルバムは、有名盤以外は入手し難かったなあ。

『Azimuth』(写真左)。1977年3月の録音。ECM 1099番。ちなみにパーソネルは、John Taylor (p,syn), Norma Winstone (vo), Kenny Wheeler (tp, flh)。メンバー3人ともイングランドの出身。珍しい「純英国」なメンバー構成。収録された全ての曲は「John Taylor & Norma Winstone」による。

さて改めて、アジマス(Azimuth)は、英国のジャズ・トリオ。トランペット奏者のケニー・ホイーラー、ボーカリストのノーマ・ウィンストン、ウィンストンの夫でピアニストのジョン・テイラーというトリオ構成。僕はこの「アジマス」については、存在は知っていたが、なんだかパチモンみたいな響きのバンド名なので、どうにも手を出さずにいた。
 
 
Azimuth-azimuth
 
 
しかし、アルバムと言うもの、まずは聴いてみるもので、このアジマスの奏でる音は、明らかにECMレコードがプッシュする「ニュー・ジャズ」である。クールなホイーラーのトランペットとテイラーのピアノ、そして、そこに流れるウィンストンの「女性スキャット」は、現代の「クールなスピリチュアル・ジャズ」に直結するもの。静的なエモーショナルは「ニュー・ジャズ」に相応しい。

そして、トランペットのケニー・ホイーラーが実に良い。クールでエモーショナルな、加えて耽美的で伸びの良いトランペットは実に聴き応えがある。このアジマスでのホイーラーのトランペットって、彼のベスト・プレイの1つに数えられても良い物だと思う。テクニックも確か、フレーズは流麗。明らかにこのトランペットは欧州ジャズのトランペットである。

実にECMレコードらしい「ニュー・ジャズ」なアルバムである。基本はモードだと思うんだが、飽きが来たり、ダレたところが無く、適度なテンションをずっと維持しつつ、音の広がりが芳しいニュー・ジャズな演奏に思わず聴き惚れる。こんなに優れたアルバムがなかなか、我が国では入手するのが難しかった。今の時代に感謝、である。
 
 
 
東日本大震災から8年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 


2019年12月12日 (木曜日)

静的でエモーショナルなロイド

21世紀に入って、チャールズ・ロイドを再発見した。が、リリースはECMレーベル。どうも、チャールズ・ロイドとECMレーベルとが結びつかなくて、ECMレーベルにロイドの名前を発見した時は、僕は同姓同名の別人かと思った。しかし、ファースト・ネームの「Charles」は同名はありそうだが、「Lloyd」はどう考えても同姓は無いよな〜、ということで、やはり、ロイドの再発見である。

そして、やっとつい最近、再発見後のロイドの聴き直しを始めた。どうにも印象が曖昧になって、ECMレーベルのロイドの音世界がイメージ出来なくなっていた。メジャー・デビュー当時、1960年代後半のロイドは「コルトレーンのええとこ取り」。そのイメージが強くて、ECMレーベルでの「耽美的で静的でスピリチュアルな」ブロウがどうにも据わりが悪い。

Charles Lloyd『Notes from Big Sur』(写真左)。1991年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Charles Lloyd (ts), Bobo Stenson (p), Anders Jormin (b), Ralph Peterson (ds)。ピアノのステンソンとベースのヨルミンはスウェーデン出身で、ドラムのピーターソンは米国出身。ロイドは米国出身なので、スウェーデンと米国の混成カルテットということになる。
 
 
Notes-from-big-sur-1
 
 
この盤に詰まっている音は「静的でエモーショナルな」音世界。全編、ロイドの淡々とクールで耽美的な、流麗でスピリチュアルなブロウが印象的。決して、ホットにエモーショナルになることは無い。当然、変にフリーに傾くことは無い。演奏のベースはモード。モード奏法の良さを最大限に活かして、悠然とした、耽美的で伸びの良いフレーズが心地良い。

バックのリズム・セクションも好調。ピアノのステンソンとベースのヨルミンがスウェーデン出身なので、出てくる音は明らかに北欧ジャズ。しかし、ドラムのピーターソンのドラムの音は米国東海岸ジャズ。当時の若きピーターソンのドラミングが北欧ジャズへの傾倒を緩和させていて、意外と国籍不明なリズム&ビートに落ち着いている。これがまた面白い。

水墨画の様なテナーの音が、時には幽玄に変化し、時には霧のように漂っていく。1960年代後半のロイドの「コルトレーンのええとこ取り」とは全く異なる、唯一無二なロイドの個性。これがロイドのテナーの本質なのか、と思わず感心する。こんなロイドの本質的な個性を引き出したECMレーベルは凄い。マンフレート・アイヒャー恐るべし、である。
 
 
 
東日本大震災から8年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2019年12月 1日 (日曜日)

1990年代以降のロイドを聴く

チャールズ・ロイド(Charles Lloyd)。1960年代後半、突如、現れ出で、ジョン・コルトレーンの聴き易い部分をカヴァーして人気を博した。特に、コルトレーンのフリーキーな部分は「人種差別に抗議する怒り」として捉えられ、この「コルトレーンのフリーキーな演奏」を聴きやすくしたところが、フラワー・ムーヴメメント、ヒッピー・ムーヴメントの中でウケにウケた。

しかし、このコルトレーンの聴き易い、ええトコ取りをしたアプローチが胡散臭い。加えて、ロイド人気の半分以上は、バックのリズム・セクションの人気だった。このバックのリズム・セクションが、キース・ジャレットのピアノ、セシル・マクビーのベース、ジャック・デジョネットのドラムで、当時、それはもう新しい響きのモーダルなジャズで素晴らしいもの。このトリオの人気が意外と大きかった。

1970年代に入って、クロスオーバー・ジャズの波が押し寄せ、商業ロックが台頭し、メインストリーム・ジャズの人気が衰退していった。合わせてロイドの人気は下降し、遂には忘れられた人となった。1980年代は完全にロイドの名前は無かった。が、つい最近、といっても5年ほど前だが、ECMレーベルからリーダー作を出しているロイドに気がついた。調べれば、1989年から、ECMレーベルの下で、ロイドはリーダー作を連発していた。
 
 
Fish-out-of-water-charles-lloyd  
 
 
Charles Lloyd『Fish Out of Water』(写真左)。1989年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Charles Lloyd (ts, fl), Bobo Stenson (p), Palle Danielsson (b), Jon Christensen (ds)。バックのリズム・セクションは、スウェーデン出身2人、ノルウェー出身1人。チャールズ・ロイドのテナー&フルートのワンホーン・カルテット。リリースは、欧州ジャズの老舗レーベルのECM。

アルバムに詰まっている演奏の雰囲気は「欧州の純ジャズ」。バックのリズム・セクションが北欧メインなので、音の響きは北欧ジャズ。ロイドのテナーは北欧ジャズのスタンダードである「クリスタルな切れの良い」音よりも暖かでエッジが丸い。米国ジャズってほどでは無いのだが、クールな熱気をはらんだテナーは意外と個性的である。欧州のテナーマンには無い独特の個性。

1989年にロイドはこんなに魅力的なワンホーン・カルテット盤を出していたんですね。全く知らなかった。1960年代の胡散臭さ漂うリーダー作ばかりが我が国ではジャズ雑誌に載ってきたので、ロイドの1990年代の活躍は全く意識していなかった。全く以て不明を恥じるばかりである。そして、今、1990年代以降のロイドのリーダー作を聴き進めている。これが意外と楽しいのだ。
 
 
 
東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2019年10月23日 (水曜日)

いい音している伊ジャズの新盤

こういうコンテンポラリーな純ジャズなアルバムを「発見」すると嬉しくなる。リーダーの名前を見ても、どんな誰なのだか、さっぱり判らない。それでも、アルバムに詰まっている音はとても素敵なジャズで、音は明らかに「今」風。洗練されたリズム&ビートと新しい響きのモーダルなフレーズ。

Enrico Le Noci『Social Music』(写真左)。2019年7月のリリース。Enrico Le Noci (g), Gadi Lehavi (p), Giulio Scianatico (b), Andrea Niccolai (ds), Felix Rossy (tp)。2019年1月、A.MA Records Studioでの録音。ギターとトランペットがフロントで、バックにピアノ・トリオが陣取る、ちょっと変わった構成のクインテット。

Enrico Le Nociは、1996年、イタリアのマルティナ・フランカ生まれ。14歳でギターを始め、Liceo Musicale Architaでクラシックギターを学び、優秀な成績で卒業。その間に彼は、サルバトーレ・ルッソとモダン・ジャズ・ギターの勉強を始め、それが彼をジャズへと導いた。
 
 
Social-music-enrico  
 
 
2014年には、彼は米国テキサス州オースティンで過ごし、デューク・エリントン ジャズフェス・オブ・ニューオーリンズなど、アメリカの多くのフェスティバルに参加。その後、イタリアに戻り、様々なミュージシャンとセッションを重ね、オランダに留学し、ハーグ王立音楽院のジャズギター学士号を取得。彼は現在、様々なバンドのサイドマンとして活躍している、とのこと。

さて、このアルバムであるが、コンテンポラリーでモーダルなジャズがメイン。比較的センスの良いクールな曲や明るく判り易いオープンな感じの曲もあって、3曲でトランペットが入る。ギターとトランペットのユニゾン&ハーモニーというのがユニーク。このエンリコ・レ・ノキのギターとフェリック・ロッシーのトランペットのユニゾン&ハーモニーが絶妙。このコンテンポラリーな響きが実に個性的。

バックのピアノ・トリオのリズム・セクションも実に良い音を出している。典型的なアコースティックなピアノ・トリオの音が実に生々しく、とても躍動感溢れる演奏になっていて、聴き応えがある。イタリアのジャズであるが、実にレベルが高い。しかも新しい響きに満ちていて、実に立派な内容だ。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

2019年10月17日 (木曜日)

繊細で印象的でスピリチュアル

このアルバムを聴く度に「これってジャズなんだろうか」と心から思う。リズム&ビートは無い。様々な音の洪水。パーッカッシヴな音、水の流れるような音、印象的でスピリチュアルなギターの響き。語りかける様なピアノの音。音の全てが即興演奏。

即興演奏をメインとしているので、ジャズと言えばジャズだが、音の響きとしては「現代音楽」の響きが蔓延していて、聴いていて「ジャズなのか」と思ってしまう。自然の音が蔓延する。ビート感は一切無い。心に響く様なパーカッションの音。この盤は「静的で繊細な」スピリチュアル・ジャズ。

Egberto Gismonti『Dança Das Cabeças』(写真)。邦題「輝く水」。ブラジルを代表するマルチ・インストゥルメンタリスト、エグベルト・ジスモンチの1976年録音のECMデビュー作。ちなみにパーソネルは、Egberto Gismonti (8-string g, p, wood fl, vo), Naná Vasconcelos (perc, berimbau, corpo, vo)。ジスモンチとヴァスコンセロスの即興演奏、そして多重録音。
 
 
Danca-das-cabecas  
 
 
ナナ・ヴァスコンセロスが「納得の参加」。繊細で印象的でスピリチュアルなパーカッションの音は、ナナ・ヴァスコンセロスの仕業。納得である。ジスモンチは、ギターとピアノ、フルートを担当する。これまた、繊細で印象的でスピリチュアルな音の響き。そうか、この盤の音は、静的で繊細なスピリチュアルな音なのだ。

即興演奏がLPの片面、約25分続く。ビートの無い、繊細で静的で印象的でスピリチュアルな音の世界。飽きるかなと思いきや、決して飽きない。25分、一気に聴き切ってしまう。繊細で静的な音の中に、仄かに漂う歌心。この歌心が漂う繊細で静的なフレーズが聴く者を決して飽きさせない。

欧州のニュー・ジャズの老舗、ECMレーベルからのリリースなので「ジャズ」と決めつけるのは野暮ってもんだ。しかし、この盤の繊細で静的なパーカッションは、ニュー・ジャズ的なビートを仄かに感じさせてくれる。全編、即興演奏。仄かに漂うビート。基本、この盤に詰まっている音は「ニュー・ジャズ」な音と解釈して良いだろう。30年以上聴き続けていますが、決して飽きません。好盤です。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

AOR CTIレーベル ECMレーベル Enjaレーベル jazz Miles Reimaginedな好盤 Pops R&B rock SteepleChaseレーベル T-スクエア The Great Jazz Trio Yellow Magic Orchestra こんなアルバムあったんや ながら聴きのジャズも良い アキコ・グレース アダムス=ピューレン4 アブドゥーラ・イブラヒム アラウンド・マイルス アル・ディ・メオラ アンドリュー・ヒル アート・ブレイキー アート・ペッパー イエス イエロージャケッツ イスラエル・ジャズ イタリアン・ジャズ イタリアン・プログレ インパルス!レコード イーグルス ウィントン・ケリー ウィントン・マルサリス ウェイン・ショーター ウェザー・リポート ウェス・モンゴメリー ウエストコースト・ジャズ ウディ・ショウ ウラ名盤 エディ・ハリス エリック・クラプトン エリック・ドルフィー エルトン・ジョン エルヴィン・ジョーンズ エンリコ・ピエラヌンツィ オスカー・ピーターソン オーネット・コールマン カウント・ベイシー カシオペア カーティス・フラー カーラ・ブレイ キャノンボール・アダレイ キャンディド・レーベル キング・クリムゾン キース・ジャレット ギル・エバンス クインシー・ジョーンズ クイーン クリスマスにピッタリの盤 クリフォード・ブラオン クロスオーバー・ジャズ グラント・グリーン グレイトフル・デッド グローバー・ワシントンJr ケニー・ドリュー ゲイリー・バートン コンテンポラリーな純ジャズ サイケデリック・ジャズ サザンロック サム・リヴァース サンタナ ザ・クルセイダーズ ザ・バンド ジャケ買い「海外女性編」 ジェフ・ベック ジミ・ヘンドリックス ジミー・スミス ジャキー・マクリーン ジャコ・パストリアス ジャズ ジャズの合間の耳休め ジャズロック ジャズ・アルト ジャズ・オルガン ジャズ・ギター ジャズ・テナー ジャズ・トランペット ジャズ・トロンボーン ジャズ・ドラム ジャズ・ピアノ ジャズ・ファンク ジャズ・フルート ジャズ・ボーカル ジャズ・レジェンド ジャズ・ヴァイオリン ジャズ・ヴァイブ ジャズ喫茶で流したい ジャック・デジョネット ジョシュア・レッドマン ジョニ・ミッチェル ジョン・コルトレーン ジョン・スコフィールド ジョン・レノン ジョージ・ハリソン ジョー・ヘンダーソン スタンリー・タレンタイン スタン・ゲッツ スティング スティング+ポリス スティービー・ワンダー スティーブ・カーン スピリチュアル・ジャズ セロニアス・モンク ソウル・ジャズ ソウル・ミュージック ソニー・クラーク ソニー・ロリンズ ソロ・ピアノ タンジェリン・ドリーム ダスコ・ゴイコヴィッチ チック・コリア チャールズ・ミンガス チャールズ・ロイド チューリップ テテ・モントリュー デイブ・ブルーベック デイヴィッド・サンボーン デクスター・ゴードン デュオ盤 デューク・エリントン デューク・ジョーダン デヴィッド・ボウイ トミー・フラナガン トランペットの隠れ名盤 ドゥービー・ブラザース ドナルド・バード ハンク・ジョーンズ ハンク・モブレー ハンプトン・ホーズ ハービー・ハンコック バリトン・サックス パット・メセニー ビッグバンド・ジャズは楽し ビル・エバンス ビートルズ ビートルズのカヴァー集 ピアノ・トリオの代表的名盤 ファンキー・ジャズ フィニアス・ニューボーンJr フィル・ウッズ フェンダー・ローズを愛でる フュージョン・ジャズの優秀盤 フリー フリー・ジャズ フレディー・ハバード ブッカー・リトル ブラッド・メルドー ブランフォード・マルサリス ブルース・スプリングスティーン ブルーノート ブルーノート LTシリーズ ブレッカー・ブラザース プレスティッジ・レーベル プログレッシブ・ロックの名盤 ベニー・ゴルソン ベーシストのリーダー作 ホレス・シルバー ホレス・パーラン ボサノバ・ジャズ ボビー・ハッチャーソン ボブ・ジェームス ポップス ポール・サイモン ポール・マッカートニー マイケル・ブレッカー マイルス・デイヴィス マッコイ・タイナー マル・ウォルドロン マンハッタン・ジャズ・クインテット マンハッタン・トランスファー ミシェル・ペトルチアーニ ミルト・ジャクソン モダン・ジャズ・カルテット モード・ジャズ ヤン・ハマー ユセフ・ラティーフ ラテン・ジャズ ラリー・カールトン リッチー・バイラーク リトル・フィート リバーサイド・レーベル リンダ・ロンシュタット リー・モーガン リー・リトナー ルー・ドナルドソン レア・グルーヴ レイ・ブライアント レジェンドなロック盤 レッド・ガーランド レッド・ツェッペリン ロック ロッド・スチュワート ローランド・カーク ヴィーナス・レコード 上原ひろみ 北欧ジャズ 吉田拓郎 和ジャズの優れもの 四人囃子 夜の静寂にクールなジャズ 天文 天文関連のジャズ盤ジャケ 太田裕美 寺井尚子 尾崎亜美 山下達郎 山中千尋 旅行・地域 日本のロック 日本男子もここまで弾く 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 書籍・雑誌 桑原あい 欧州ジャズ 歌謡ロック 渡辺貞夫 渡辺香津美 米国ルーツ・ロック 荒井由実・松任谷由実 西海岸ロックの優れもの 趣味 青春のかけら達・アーカイブ 音楽 音楽喫茶『松和』の昼下がり 高中正義 70年代のロック 70年代のJポップ

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、 ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 青春のかけら達(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでのジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。         
2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

カテゴリー