2019年10月30日 (水曜日)

ゴイコヴィッチの未発表発掘盤

ジャズは世界の様々な国で演奏されている。チェコに訪れた時もジャズはあったし、エストニアを訪れた時もジャズは演奏されていた。クロアチアでもイタリアでも、つまりは欧州ではほとんどの国でジャズは演奏されている。1970年代、欧州ジャズが日本に伝わってきて、その欧州におけるジャズの裾野の広さを知って、ビックリしたことを覚えている。

Dusko Goykovich『Sketches of Yugoslavia』(写真左)。今年9月のリリース。バルカンのレジェンド・トランペッター、ダスコ・ゴイコヴィッチの新作である。が、資料を見ると、録音年は1973, 1974年。確かに聴いてみると、音がシンプルでアレンジもシンプルで、現代の音では無い。録音年を見て納得。確かに1970年代のジャズの音。この新作は「未発表発掘盤」である。

ちなみにパーソネルは、Dusko Goykovich (tp) & The Brass and Woodwinds of The NDR Radio Orchestra Hannoverは全曲、リズム・セクションについては、1〜6曲目が、Fritz Pauer (p), Prter Trunk (b), Tony Inzalaco (ds), 7〜8曲目が、Fritz Pauer (p), Bo Stief (b), Ronnie Stephenson(ds)。
  

Sketches-of-yugoslavia-dusko

 
この盤は、NDRビッグバンドをバックに従えて、ダスコ・ゴイコヴィッチが、バルカン・フレイバー満載の泣きのトランペットを吹きまくる作品である。アレンジは映画音楽家として名高いハンス・ハマーシュミットが担当しているのだが、このアレンジがバッチリ填まっている。ビッグバンドをバックにした構成の演奏ではアレンジが成功の鍵を握っているのだが、この盤ではアレンジが優秀。
 
ゴイコヴィッチのトランペットは、東欧的・バルカン的エキゾティズムが濃厚に漂いながらも、欧州ジャズらしい、クールでストイックな硬派なハードバップなブロウが身上。このゴイコヴィッチのトランペットが、ビッグバンドの伴奏の中でクッキリと浮かび上がっている。独特の哀愁感を色濃く漂わせた「エモーショナル & スピリチュアル」な音世界。
 
僕はこのゴイコヴィッチの東欧的・バルカン的エキゾティズム溢れるトランペットが大好きで、初めて出会った1980年以降、ずっと機会有る毎にゴイコヴィッチのリーダー作を聴き続けてきた。今回の未発表発掘盤を聴いて、また、ゴイコヴィッチのリーダー作を聴き直してみたくなった。ゴイコヴィッチのバルカン・フレイバー満載の泣きのトランペットは「秋」の空気によく似合う。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年9月24日 (火曜日)

ダグラスのベースレス・トリオ

何時の時代も「ハードバップ」のニーズは絶対にある、と思っている。なんしか、ハードバップが一番ジャズらしい。ジャズをあまり知らない人でも、ハードバップ系の演奏を聴けば、「ああ、コレはジャズですね」ということになる。通常一般の方々からすると、このハードバップなジャズが、皆さんのイメージする「ジャズの音」なんだろう。

Dave Douglas『Devotion』(写真左)。2018年9月の録音。ちなみにパーソネルは、Dave Douglas (tp), Uri Caine (p), Andrew Cyrille (ds, perc)。このトリオ、見ての通りベースレス・トリオである。いや〜攻めてますね〜。ピアノレスやドラムレスのトリオは時々耳にするが、トランペットがフロントのベースレス・トリオはあまり聴いた事が無い。
 
曲のベースラインは誰が押さえるのか、と思うのですが、ここでは「ピアノ」があります。この盤でも、ベースの代わりに演奏中のベースラインをしっかり押さえているのは、ケインのピアノの左手。リズム&ビートはシリルのドラムが供給するので、これまた全く問題無い。ベースが無い分、演奏全体の重心が軽くて、トランペットの軽やかな吹き回しが印象的に響く。
 
 
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演奏全体の雰囲気は、現代の「ネオ・ハードバップ」。モード有り、コード有り、自由度が高いが、フリーに走ること無く、アブストラクトに展開すること無く、しっかりとスイングする演奏が好印象。即興性も高く、それぞれベテラン3人のアドリブ展開の妙が随所に聴ける。スインギーなネオ・ハードバップな演奏は、緊張感を強いられること無く、適度にリラックスして聴き耳を立てることが出来る。
 
タイトルは訳すと「献身」。この盤の解説を紐解くと、2曲目「D'Andrea」、3曲目「Francis of Anthony」はフランコ・ダンドレアに、4曲目「Miljøsang」から5曲目「False Allegiances」はカーラ・ブレイに、8曲目「Rose and Thorn」はメアリー・ルー・ウィリアムスに、9曲目「We Pray」はディジー・ガレスピー、といった具合に、本作は彼らが敬愛しているジャズメンに対して捧げられたものだそうだ。
 
ディヴ・ダグラスは、1963年3月生まれなので今年で56歳。ジャズマンとしては脂のり切った中堅的な位置づけ。我が国ではあまり人気が無いのだが、僕は彼のトランペットがお気に入り。若手であった20歳台は、ちょうど「純ジャズ復古」の時代だったので、ベテランやレジェンドに押されて、ちょっと片隅へ追いやられていたのかなあ。今回の盤もそうですが、コンスタントに好盤を出していて、今後がさらに期待出来るトランペッターの一人です。
 
 
 
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2019年8月28日 (水曜日)

コンテ・カンドリのリーダー作

我が国では米国西海岸ジャズはポピュラーでは無かった。僕がジャズを聴き始めた1970年代後半は、純ジャズについては東海岸ジャズ一色。時にチョロッとアート・ペッパーの『ウィズ・リズムセクション』やシェリー・マンの『マイ・フェア・レディ』が顔を出すだけで、他の好盤はほとんど紹介されることは無かった。この傾向は1980年代も続く。1980年代には米国東海岸ジャズをメインに「純ジャズ復古」がトレンドとなったからだ。

1991年に突如リリースされた『スイング・ジャーナル・プレゼンツ/ザ・ウエスト・コースト・ジャズ』というオムニバス盤のリリースが大きな契機になったと思っている。僕もこのオムニバス盤には飛びついた。ズラリと知らない演奏ばかりが並んでいる。僕はこの盤とジャズ雑誌の記事を通じて、初めて、まとめて米国西海岸ジャズのことを学んだ。東海岸ジャズとは全く異なるアプローチを採用してきた西海岸ジャズ。耳新しい西海岸ジャズは実に興味深かった。

Conte Candoli『Toots Sweet』(写真左)。1955年7月26日、ロサンゼルスでの録音。ちなみにパーソネルは、Leroy Vinnegar (b), Lawrence Marable (ds), Lou Levy (p), Bill Holman (ts), Conte Candoli (tp)。米国西海岸ジャズの中堅トランペッター、コンテ・カンドリのリーダー作である。パーソネルを見渡すと、完璧に米国西海岸ジャズのメインとなるジャズマンの名前がズラリと並ぶ。
 
 
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典型的な米国西海岸ジャズの音世界。さすが、ウエスト・コーストの精鋭達が集ったセッションである。聴けば直ぐに判る。西海岸ジャズ独特の音。程良く趣味良くアレンジされていることが良く判る。しかも、そのアレンジに従って、しっかりとリハーサルを積んでいるであろうことも強く想像出来る。とにかく演奏に破綻が無いのだ。そして、そのアレンジが「クール」なのだ。決して「ホット」では無い。都会的でスマートで洒脱。
 
アドリブ展開も西海岸ジャズは特徴的。クールに熱いブロウを展開する。決して汗が飛び散る様なホットな、また、激情に任せたアブストラクトでフリーなブロウでは無い。そもそも、米国西海岸ジャズに「アブストラクト」や「フリー」な要素は全く無い。聴いて楽しむジャズ。優雅にクールに踊れるジャズ。それが米国西海岸ジャズ。そんな西海岸ジャズの音の典型的なサンプルが、このカンドリのリーダー作に詰まっている。
 
どこのレーベルからのリリースかしら、と思って確認したら、なんと「ベツレヘム・レコード」からのリリースでは無いか。我が国では東海岸ジャズのジャズマンのリーダー作を中心に紹介されたので、ベツレヘム・レコードは東海岸のレーベルかと思うんだが、意外と西海岸ジャズのアルバムを多数リリースしている。米国西海岸ジャズの組織的探索は「ベツレヘム・レコード」から、と言っても良いかと思う。
 
 
 
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2019年8月 1日 (木曜日)

4300番台のリー・モーガンです

ブルーノート・レーベルの4300番台は「ブルーノート・レーベルらしい」ところと「ブルーノート・レーベルらしくない」ところ、とが混在している。そこが面白いと言えば面白いし、そこが問題と言えば問題。ここでは面白いところだけに着目して、この混沌とした4300番台を楽しみたい。

今日はリー・モーガンを聴く。Lee Morgan『Charisma』(写真)。ブルーノートの4312番。1966年9月29日の録音で発売は1969年。当時の「お蔵入り発掘盤」の一枚である。ちなみにパーソネルは、Lee Morgan (tp), Jackie McLean (as), Hank Mobley (ts), Cedar Walton (p), Paul Chambers (b), Billy Higgins (ds)。モーガンのトランペット、マクリーンのアルト、モブレーのテナーの3管フロント。

この3管フロントのユニゾン&ハーモニーをベースとしたジャズ・ロック、そしてソウル・ジャズ。レトロな8ビートに乗って、モーガンが鯔背に粋に吹きまくる。マクリーンもここではファンクネスを撒き散らして、ちょっとピッチの外れたアルトを吹きまくる。そして、この盤ではモブレーのテナーが元気だ。フロント3管がこれだけ元気だということは、この盤は内容的に期待出来るということ。
 
  
Charisma
 
 
全編に渡ってピリピリしたところが無い。ゆったりリラックス・ムード満載なところが良い。フロント3管、バックのリズム・セクション、皆、リラックス・ムード満点に演奏しまくっている。ということで、この盤の演奏はどれも、悠然としたノリがとても心地良い。角が程良く丸まって、音の芯がグッと耳に迫ってくる、ポジティブでファンキーなジャズ・ロック。曲良し、アレンジ良し、演奏良し、揃いも揃った3拍子。

このヒッピー・ムーヴメント風の「サイケデリックな」ジャケットのデザインで損をしている様に感じる。これ、ちょっと趣味が悪い。ブルーノート・レーベルらしくないところだが、これには目をつぶって、この盤に耳を傾けて欲しい。冒頭の「Hey Chico」はラテン風ジャズロック。いかにもモーガンらしいフレーズが満載。この1曲だけでこの盤は「イケる」と感じる。

2曲目「Somethin' Cute」、そしてラストの「The Double Up」もモーガンの作曲で、これもいかにもモーガンらしい曲。モーガン節炸裂で、モーガン者には堪らない。気軽に聴ける「ジャズ・ロックの好盤」。時は1966年、イージーリスニングやポップスに迎合しない、良質のジャズ・ロックがここにある。ジャケットに惑わされず、意外と好盤です。
 
 
 
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2019年7月14日 (日曜日)

ショウの素晴らしい未発表音源

我が国においてのジャズ盤の評価は絶対では無い。それは米国でも欧州のジャズ先進国でも言えることで、それぞれの国で好みが大きく分かれるジャズメンがいる。米国で評価の高いジャズメンが日本ではそれでも無かったり、日本で評価が高いのに欧州ではそうでも無かったり、国によって、リージョンによって好みが分かれることがある。

例えば「Woody Shaw(ウッディ・ショウ)」。ハード・バップからアバンギャルドまで一歩進んだ演奏スタイルで、1960年代後半以降から70年代にかけてフレディ・ハバードと並ぶ実力派のトランペッターとして注目された。ところが日本ではショウの人気はイマイチだった。ハバードの後に出てきたトランペットのテクニシャンだったからかなあ。ハバードの二番煎じという評価だったとしたら、それは違うだろう。

Woody Shaw『Basel 1980』(写真左)。ウディ・ショウの未発表演奏集。1980年1月、スイスのベイゼルと、ボーナストラックの1曲だけ、1981年6月、オーストリアのルステナウでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Woody Shaw (tp, flh), Carter Jefferson (ts, ss), Larry Willis (p), Stafford James (b), Victor Lewis (ds)。サックスのカーター・ジェファーソンとショウは、70年代前半にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズで同僚だった間柄。
 
 
Live-at-vasel
 
 
未発表音源だといって侮ってはならない。冒頭の「Invitation」から、テクニック抜群、歌心抜群、緩急自在、変幻自在のトラペットが鳴り響く。この「Invitation」という曲、曲が長く、同じコードが続いたり、転調が多かったりの難曲である。この難曲をいとも容易く、吹き上げていくショウのトランペット。誤解を恐れず言うと、ハバードの先進性はハードバップ寄り、ショウの先進性はニュー・ジャズ寄り。ショウのトランペットの方が先を行っていた、と感じている。
 
Disc2の1曲目「Love Dance」と2曲目の「‘Round Midnight」も白眉の出来。ショウの凄さはスローテンポの吹きっぷりにある。スローテンポなフレーズの中に漲る異様なテンションと、テクニックの高い者だけが出来る安定のブレの無い流麗なフレーズの吹き回し。収録されたどの曲でも聴くことが出来るが、過去のどの演奏にも聴くことが出来ないショウの独創的なフレーズ。 
 
以前から、我が国でのショウの評価の低さが理解出来なかった。活躍を始めた時代が1970年代という、米国&日本で純ジャズの影が薄かった時代であったこと、ショウが「充実の中堅」の領域の入りつつあった、純ジャズ復古の成った1980年代の終わり、1989年にこの世を去ったこと。この2点が、我が国でのショウの適正な評価を阻害したのかもしれない。ショウのリーダー作を聴き直せば良く判る。ショウのトランペットは素晴らしい。
 
 
 
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2019年4月23日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・113

ジャズはこの約100年間、絶え間なく進化・深化してきた。しかし、進化・深化するだけがジャズでは無い。ある時代の演奏トレンドに戻って、現代でそれを再現するというアプローチもある。ある時代のトレンド、例えば「ハードバップ」時代の演奏の雰囲気を現代の環境で再現する、という企画型アプローチもあるのだ。
 
これはこれで意味のあることで、現代の現時点でのジャズを踏まえてハードバップをやるので、当然、1950年代のハードバップとは全く違った音世界になる。それでも、音の底には1950年代のハードバップのエッセンスがしっかり宿っている。いわゆる「温故知新」なジャズ演奏である。
 
リーダーのジェームス・サッグスは変わったキャリアを持っている。16歳からプロとして活動し、グレン・ミラーやトミー・ドーシーのオーケストラで活躍。その後、アルゼンチンのブエノスアイレスへ渡り、同地で8年間プレイ。現在は米国に舞い戻ってフロリダ州St. Petersburgにて活動しているという。とにかく、我が国ではほとんど無名のトランペッターである。
 
 
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James Suggs『You're Gonna Hear from Me』(写真左)。2018年12月のリリース。ちなみにパーソネルは、James Suggs (tp), Houston Person (ts), Lafaette Harris (p), Peter Washington (b), Lewis Nash (ds) 。パーソネルを見ると、大御所テナーのヒューストン・パーソンを迎えた2管フロントのクインテット。ベテランの味のあるドラマー、ルイス・ナッシュもいる。
 
まず、ジェームス・サッグスのトランペットの音が凄く良い。すぅ〜っと伸びた淀みの無いブリリアントな音。揺らぎの無い、破綻の無い、ちょっとレトロな雰囲気(これが粋なのだ)の節回し。ハードバップなトランペットである。そして、バックの演奏も明らかに惑うこと無い「ハードバップ」。それぞれの楽器の音が、どらもがハードバップな音を出している。硬派でバップな演奏がズラリと12曲が並ぶ。
 
1950年代の明快で明るいハードバップがここにある。バップな吹きっぷりの中に、出てくるアドリブ・フレーズは仄かにブルージーであり仄かにジャジー。これが実に粋な雰囲気なのだ。今の時代にこんな徹頭徹尾、ハードバップな演奏がてんこ盛りのアルバムがリリースされようとは。ジャズって面白い。
 
 
 
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2018年11月20日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・65

晩秋の晴れた日の昼下がり。外はちょっとヒンヤリした空気。部屋の窓からは晩秋の陽射しが降り注ぐ。部屋の中はちょっと暖か。そんな暖かな部屋の中で飲むコーヒーは格別なものがある。昼ご飯を食べた後の昼下がり。お腹も一杯、ちょっと眠気がやってきて、うつうつ微睡む。これが気持ち良い。

この気持ちの良い微睡みの中、耳を傾けるジャズがこれまた気持ち良い。刺激的なジャズはいけない。といって、微睡みを増幅させる温和なジャズもいけない。この心地良い微睡み状態を続けながら、耳に良好なジャズの心地良い刺激を与える、そんな小粋で芯のあるジャズが良い。

Gigi Gryce Quintet『The Hap'nin's』(写真左)。1960年5月3日の録音。ちなみにパーソネルは、Gigi Gryce (as), Richard Williams (tp), Richard Wyands (p), Julian Euell (b), Mickey Roker (ds)。Prestige Recordsの傍系レーベル「New Jazz」からのリリース。Prestigeだからといって、パーソネルに疑義をかけるなかれ。この盤のパーソネルは実に興味深い。

ジジ・グライスはフロリダ州出身の1925年11月の生まれ。1983年3月、57歳でこの世を去っている。活動は1950年代がメイン。1960年代初頭までにジャズ界から身を引いた。後にNYで教鞭を執るに至り、晩年には教育者としてその名を残している、変わり種ジャズメンの一人である。
 

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まず、このリーダーのアルト奏者、ジジ・グライスが渋い。小粋で渋い、聴き応えのあるアルト・サックスを吹く。アドリブ・フレーズは端正かつ流麗。小唄を唄う様に爽快に吹き上げる。こういうアルトには旋律の美しいスタンダード曲が良く似合う。ジジ・グライスが吹くスタンダード曲はとても聴いていて心地良い。

トランペットはリチャード・ウィリアムス。知る人ぞ知る、玄人好みの燻し銀トランペッターである。音が大きくブリリアント。ブラスの響きと音の輝きが素敵なトランペット。アドリブ・フレーズは溌剌としてスインギー。聴いていて思わず体が動く。そして、ミッキー・ローカーのドラムが演奏全体に効いている。ちょっとモーダルに傾くハードバップな演奏を実に上手く鼓舞しコントロールしている。

1960年の録音からして、やや古いスタイルのワイアンズのピアノはちょっと平凡。ビ・バップ基調で軽やかにパラパラ弾き回し過ぎる嫌いはあるが、一生懸命弾いていて好感が持てる。逆にジュリアン・ユエルのベースは重心低く安定の一言。ローカーのドラムと呼応して演奏全体を鼓舞し、コントロールする。

こういうジャズ盤って、ジャズ盤紹介本にはまずそのタイトルが挙がることは無いが、昼下がりのジャズ喫茶で聴くのに最適。心地良い微睡み状態を続けながら、耳に良好なジャズの心地良い刺激を与える、そんな小粋で芯のあるジャズ。このジジ・グライスのアルバムにはそんなジャズが詰まっている。
 
 
 

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2018年11月 2日 (金曜日)

ウッディ・ショウを思い出した

ジャズを聴き始めた頃から、その名前は知っていた。しかし、そのジャズメンのリーダー作は日本ではほとんど見なかった。その後、ジャズ喫茶で、そのジャズメンのリーダー作を聴かせて貰った。テクニック優秀、流麗でブリリアント、吹きすぎず、吹かなさすぎず、丁度良い塩梅の手数のトランペット。そのトランペットの名前は「ウッディ・ショウ(Woody Shaw)」。

ウッディ・ショウは1944年生まれ。米国はニュージャージー州ニューアーク出身。1962年18歳で初レコーディング。ハード・バップからアバンギャルドまで、様々な演奏スタイルに適応するテクニックを持つ。1960年代後半以降から1970年代にかけてフレディ・ハバードと並ぶ実力派のトランペッターとされた。しかし、何故か人気が無い。

はしたないまでに吹きすぎるハバードがそこそこの人気を得ていたのに比べて、ショウのトランペットは人気が無かったなあ。恐らく、1970年代、クロスオーバーからフュージョン・ジャズのブームの中、ハバードはジャズロックへ上手く転身して人気を得たが、ショウは伝統的なスタイルを踏襲し、フュージョン・ブームの中にその名は無かった。この辺がショウの人気の無さの原因だと僕は思っている。
 

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しかし、今回、このライブ盤を聴いて、やっぱりショウのトランペットって凄いなあと思った。Woody Shaw Quartet『Live in Bremen, 1983』(写真左)。1983年1月のブレーメンでのライヴ演奏を収録したアルバム。ちなみにパーソネルは、Woody Shaw (tp, flh), Mulgrew Miller (p), Stafford James (b), Tony Reedus (ds)。ピアノにお気に入りのピアニスト、マルグリュー・ミラーが参加している。

ウッディ・ショウのトランペットは申し分無い。アグレッシヴで覇気に満ちていて流麗。何と言っても、ショウは吹きすぎないところが良い。高いテクニックの持ち主ながら、それをひけらかすことも無い。とても趣味の良い、ブリリアントなトランペットを披露してくれている。このトランペットについては「何故人気が無いのか」。不思議でたまらない。

ショウは、1989年、ブルックリンで地下鉄のホームから転落し左腕を切断。その後、同年5月に死去している。44歳。早過ぎる死であった。1970年代はクロスオーバーからフュージョン・ジャズの時代。伝統的なスタイルを踏襲したショウのリーダー作はあまり多く無い。が、この際である。改めて、ショウのリーダー作を順に聴き直してみようと思った。

 
 

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2018年10月27日 (土曜日)

伊のバカテク・トランペッター

特に21世紀に入って、ジャズは結構グローバル・サイズに広がっているんやなあ、と強く感じる。20世紀ではジャズは米国と欧州の一部、そして日本辺りで盛んなのかなあ、と思っていた。

21世紀に入って、欧州に旅行することが多くなって気がついたのが、欧州各国にジャズが存在していて、ライブ・スポットなどもあって、意外と音楽文化の中に根を下ろしているなあ、と実感した。

ジャズ・ミュージシャンの出身もグローバル・サイズに広がっている、と感じている。20世紀では、僕の見識も浅かったせいもあるが、米国のアフリカン・アメリカンがメインで、欧州では北欧出身がメイン、と思っていた。しかし、インターネットが発達し、情報がふんだんに入手出来る様になって、ジャズ・ミュージシャンの出身もグローバル・サイズに広がっていることを理解するようになった。

Franco Ambrosetti『Heart Bop』(写真)。1981年2月, NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Franco Ambrosetti (tp, Flh), Phil Woods (as, cl), Hal Galper (p), Mike Richmond (b), Billy Hart (ds)。ドイツの名門ジャズ・レーベル、Enja(エンヤ)レーベルからのリリース。パーソネルを見渡せば、当時、既にベテランの域に達していたフィル・ウッズがアルト・サックスで参戦している。
 

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FRANCO AMBROSETTI=フランコ・アンブロゼッティは、イタリア系スイス人。スイスのルガーノ(イタリア語圏)の生まれ。1941年生まれ。録音当時は40歳、ベテランの域に達しつつある中堅トランペッター。今年で77歳。1960年代以降は主にイタリアを中心に活動している。

さて、この盤はアンブロゼッティのエンヤにおけるリーダー作の第2弾で、演奏はアルバムタイトルのとおり「心のこもった」熱いハードパップな演奏である。とりわけ、リーダーのアンブロゼッティのトランペットはテクニック優秀、音色とフレーズに癖が無い流麗なもの。決して、前面に出てテクニックをひけらかすことはしない。でも、やっていることは結構高度なものだ。知らず知らずのうちに、演奏に入り込んで、じっくり聴き入ってしまう。

バックの面々の演奏も充実している。フィル・ウッズのアルトは絶好調で、バップなフレーズを吹きまくり、得意の引用技まで飛び出す。リズム隊である、ハル・ギャルパーのピアノ・トリオも健闘していて、良いバッキングをしている。

僕は21世紀に入った頃、イタリアでは古くからジャズが盛んだったことに気がついた。それが証拠にこの素敵な内容のハードバップ盤は、フュージョン・ジャズ全盛の1981年の録音である。好盤である。ジャズはなにも米国だけのものでは無い。

 
 

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2018年10月18日 (木曜日)

モスクワ出身のトランペッター

ネットのお陰なんだろうか。この10年ほど前から、様々な外盤の情報が入って来る様になり、CDショップもジャズ盤の品揃えが圧倒的に豊富になった。1990年代後半から2005年くらいまで、CDショップでも外盤の品揃えは薄く、一部の大手のCDショップでしか外盤はなかなか手に入らなかった。

そんな環境なので、米国に出張があったりしたら、プライベートな時間はCDショップに繰り出して、ジャズ盤を漁りに漁った思い出がある。帰りのトランクの中にはジャズCDが30〜50枚、ぎっしり入っていたなあ(笑)。なんしか日本盤には無いアルバムばかりである。ジャズ盤鑑賞についてはかなり重宝した。しかし、今は違う。ネット上での外盤の品揃えは圧倒的。ポチッとするだけで、明日には手元に来るのだから良い時代になったものだ。

Valery Ponomarev『Profile』(写真左)。1991年5月2日の録音。ちなみにパーソネルは、Valery Ponomarev (tp), Joe Henderson (ts), Kenny Barron (p), Essiet Essiet (b), Victor Jones (ds)。Valery Ponomarev=ヴァレリー・ポノマレフは、ロシアはモスクワの出身。1943年生まれなので、今年75歳。この盤を録音した時は48歳。脂の乗り切ったベテランのトランペッターだった。
 

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1991年は、1980年代後半の純ジャズ復古の大号令以降、ネオ・ハードバップが根付き始めた頃。ポノマレフは、1976年〜1980年の間、ジャズ・メッセンジャーズに所属していたこともあり、この盤での演奏スタイルは「ネオ・ハードバップ」。フロントの相棒としてテナーのジョー・ヘンダーソン、リズム・セクションにピアノのケニー・バロンの名が見えるように、なかなか味のあるネオ・ハードバップな演奏が展開されている。

ポノマレフのトランペットはブラスが良く鳴る、ブリリアントで端正なトランペット。どんなテンポの演奏にも柔軟に反応し、とっても伸びの良い明るいトーンで、魅力的にトランペットを吹き上げていく。見事という他ない。ピアノのバロンも端正で堅実なバッキングを聴かせてくれ、ちょいと捻れたヘンダーソンのテナーは、ポノマレフの端正なトランペットに相対する、とても良いアクセントになっている。

良いアルバムです。なんだこれ、って感じで耳に引っ掛かる「癖」が全く無く、聴いていて心地良い演奏がズッと続きます。リズムもジャズロック風、ラテン風など、バリエーションに富んでおり、聴いていてとても楽しい雰囲気で聴き応え十分。そして、この盤、録音がとても良い。高い天井の自然なリバーブと生々しく自然な音の響きは明らかにヴァン・ゲルダー・スタジオの音。そこにちょっと深めのエコーが心地良い。好盤です。

 
 

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