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2018年8月14日 (火曜日)

ベンソンのブラコンAOR盤

ジャズの世界で「唄って弾きまくる」ギタリスト、と言えば、ジョージ・ベンソン(George Benson)である。デビューから暫くは、ウェス・モンゴメリーの後継として、先進的に弾きまくる純ジャズなギタリストだった。が、フュージョン・ジャズの大流行の波に乗り、もともと余芸だった「唄う」部分を前面に押し出し始めた。

そして「ソフト&メロウ」なAORの流行に乗って、「唄って弾きまくる」ギタリストとして、フュージョン・ジャズの代表的存在として売れに売れた。余芸とは言え、ベンソンのボーカルは一級品。弾きまくるギターは超一級品。その個性の組合せで奏でる「ソフト&メロウ」なフュージョン・ジャズは強力な訴求力があった。

1980年代に入って、ベンソンは「唄って」の部分の割合を上げ始める。「ソフト&メロウ」なフュージョン・ジャズから、ブラック・コンテンポラリー(ブラコン)へのシフトである。リーダー作を重ねる毎にボーカルの度合いを上げていった。それに比例して、ベンソンの人気は上がっていった。そして、このアルバムを聴いた時には「もはやベンソンはジャズには戻ってこないだろう」と思った。
 

2020

 
George Benson『20/20』(写真)。1985年1月のリリース。フュージョン・ジャズの大流行が終焉を迎え、スムース・ジャズへの変換と「純ジャズ復古の大号令」がかかった頃。ベンソンは、フュージョン・ジャズの斜陽に合わせて、ブラコンへのシフトを進めていった。そして、このアルバムでブラコンへのシフトを完遂する。

もはやこのアルバムはジャズでは無い。ジャズの要素を色濃く仕込んだブラコンである。それでも、ベンソンのボーカルはジャズ出身の正統なものであり、ジャズの耳にも違和感無く楽しめる内容になっているところが素敵である。特にボーカル・ナンバーがいすれも「白眉の出来」で、ギターについても、短いフレーズではあるが、ハッとするような切れ味の良いソロを弾いていて、なかなか楽しませてくれます。

ロバータ・フラック、パティ・オースティン、ジェイムス・テイラーら豪華なゲスト陣もなかなかの「聴きどころ」を提供してくれています。デジタル化の影響も最小限に留めていて録音もまずまず。この盤、ベンソンの代表盤の一枚に挙げてもよいくらい、充実した内容になっていると思います。

 
 

東日本大震災から7年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2018年8月10日 (金曜日)

フリゼールの野心的なリーダー盤

ビル・フリゼール(Bill Frisell)のギターが好きだ。ビル・フリーゼルは1951年米国生まれのギタリスト。玄人筋では、現代の最高峰のギタリストの一人と評価されているが、こと我が国では全くといっていいほど人気が無い。しかし、この人のギターを聴くと、即興演奏としてのギターって、こういうのを言うんだろう、と強く思う。とにかく、即興性の高いギターが最大の個性である。

といって、この人のギターを「ジャズ・ギター」と定義して良いものか、とも思う。フリゼールのギターは自由度が高く、そのフレーズは適度に捻れ、牧歌的な長閑さが特徴。モード奏法の自由度を徹底的に高くしつつ、浮遊感が強くコードに縛られない柔軟なフレーズを展開する。そして、そのフレーズは、常識的に流麗なものでは全く無く、即興性高く適度に外れる。

僕はフリゼールのエレギを「ギターのモンク」と形容する。ジャズ・ピアノの奇才、セロニアス・モンク。彼のピアノをエレギに置き換えた様な、フリゼールの即興性に溢れ限りなく自由度の高いフレーズを、適度に外れた音で連発する。バックのビートは絶対に4ビートでは無い。フリゼールのエレギに合わせた、無ビートに近い自由度の高いビート。つまり、これが「ジャズ」と呼んで良いのか、とついつい考えてしまう。
 

Bill_frisell_this_land  

 
Bill Frisell『This Land』(写真左)。1992年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Frisell (g), Don Byron (cl, b-cl), Billy Drewes (as), Curtis Fowlkes (tb), Kermit Driscoll (el-b, ac-b), Joey Baron (ds)。フロントに、ドン・バイロンのクラリネット、カーティス・フォルクスのトロンボーンが目を引く。

アメリカン・ミュージックの歴史を辿る様な、米国ルーツ・ミュージックのオンパレード。カントリー、フォーク、ジャズ、ブルース、ラグタイムなど、米国ルーツ音楽の要素が要所要所に散りばめられている。エレギ、クラリネット、トロンボーン、アルト・サックスが絡みに絡んだ、ディキシーランド・ジャズの様な、自由度と即興性が限りなく高いアドリブ展開が凄まじい。

これを「ジャズ」と呼ぶか、という議論もあるだろう。しかし、この自由度と即興性の高さ、閃きと反応のアドリブの応酬。そして、様々な米国ルーツ音楽を取り込み融合する。これは広い意味で「ジャズ」だろう。ディキシーランド・ジャズの様な響き即興性はジャズの源を探る様でもあり、意外とこのアルバム、フリゼールにとって、意外と野心的なリーダー作ではないか、と思うのだ。

 
 

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2018年8月 8日 (水曜日)

この盤も「新しいクールな何か」

従来のジャジーなリズム&ビートからの脱却。新しいクールな響きのモーダルなフレーズ。ジャズではあるが、今までのジャズでは全く無い。ボイスやノイズをもジャズに取り込み、融合する。やっと、ジャズに「新しいクールな何か」が現れ出で始めた。明らかに「ジャズの進化」だと僕は感じている。

Christian Scott『Stretch Music (Introducing Elena Pinderhughes)』(写真左)もそんな「新しいクールな何か」の一枚である。2015年9月のリリース。この盤も明らかに従来のジャズとは全く異なり、スインギーな横乗りの4ビートや、パルシブでファンキーな8ビートの採用は全く無い。従来のジャズの基本要素だった「スインギーなオフ・ビート」は全く見向きもせず、最終的にビートを排除。拡がりと緩やかな抑揚をベースとしたビートが特徴。

この盤の音世界については、他のジャンルの音楽との「融合」がベース。フリー・ジャズから現代音楽の音の要素を取り込みもあつつ、新しい雰囲気のリズム&ビートは、明らかにR&Bからブラコンなど、ブラック・ミュージックのグルーヴ感濃厚。それでいて、ファンクネスは希薄。従来のジャズにあった「粘り」や「黒さ」の要素は見当たらない。スッキリと切れ味の良い、透明度溢れる柔らかなエコーが「拡がりと緩やかな抑揚をベースとしたビート」を増幅する。
 

Stretch_music  

 
とりわけ、クリスチャン・スコットのトランペットの音が素敵である。とても良く鳴り、エッジが丸く、音の芯が「優しい」。それでいて、音の伸びが良くて、ロング・トーンは「スーッ」と伸びる。テクニックは確かで、アドリブ・フレーズの淀みが無い。このトランペットが「新しいクールな何か」なフレーズを印象的に吹き進めていく。

彼の音は「陰鬱で憂鬱が見え隠れする」ダークなテイストが個性とされるが、この盤ではその従来のテイストは明らかに後退している。各曲の音がポジティブで外向的で、アーバンで夜の雰囲気が漂う穏やかなサウンドにどこか仄かな明るさを感じる。エレナ・ピンダーヒューズ(Elena Pinderhughes)のフルートもとても印象的。その他のメンバーについては、僕の知っているメンバーはいない。

それでも、このアルバムを通じて判るのは、この盤のバックバンドって、結構な力量の持ち主ばかりが参加していて、明らかに新しく、高テクニックなバッキングを供給している。そんなバッキングを得て、この盤では、クリスチャン・スコットはとても気持ち良く「新しいクールな何か」を包含した、新しいトランペットのフレーズを聴かせてくれるのだ。

 
 

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2018年7月31日 (火曜日)

ゴルソン・ハーモニーを楽しむ

ジャズにはアレンジも大事な要素である。ジャズメンが一堂に会しての最低限のルールだけでアドリブ演奏をしまくるジャム・セッションも聴いていて面白いが、演奏の出来にバラツキがあるのが難点。それぞれの演奏が同一レベルで、お互いの演奏が上手くかみ合えば良いが、纏まりが悪ければ聴くに堪えないか、聴いていて退屈になる。

逆にアレンジがしっかりしておれば、テーマ部も聴き応えがあり、アドリブ部もバックの伴奏をアレンジすることで、ある程度の統一感が生まれる。優れたアレンジはジャズの演奏の内容を整え、安定させる働きがある。ジャズの世界ではアレンジャーとして優れたジャズメンが結構な人数いる。クインシー・ジョーンズ、ベニー・ゴルソン、ギル・エヴァンス、デヴィッド・マシューズなどなど、通常のジャズメンでもアレンジをやらせたら超一品というのも多数。

僕がこのジャズのアレンジを一番最初の意識したのが「ゴルソン・ハーモニー」。Art Blakey & The Jazz Messengers『Moanin'』を聴いて、テーマ部のユニゾン&ハーモニーの響きが独特で「これは一体なんなんだ」と思った。そして、ライナーノーツを読んで、これが、ベニー・ゴルソンの独特のアレンジの個性で「ゴルソン・ハーモニー」と呼ばれることを知った。
 

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Benny Golson『The Modern Touch』(写真左)。1957年12月の録音。リバーサイド・レーベル RLP 12-256。成熟したハードバップ盤がメインの「リバーサイド200番台」の真ん中辺り。ハードバップ時代真っ只中の「こってこてのハードバップ」。ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Kenny Dorham (tp), J. J. Johnson (tb), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Max Roach (ds)。

フロント3管のセクステット構成。このフロント3管がミソで、ゴルソン・ハーモニーが一番美しく響くフロント構成である。さすがにこの盤は、ベニー・ゴルゾンのリーダー作だけあって、随所に「ゴルソン・ハーモニー」が仕掛けられている。しかも、こってこてではなく、あっさりと仕掛けられている。さすが「ゴルソン・ハーモニー」の本家本元だけあって、「ゴルソン・ハーモニー」が一番アーティスティックに響く術を良く知っている。その「術」がこの盤で心ゆくまで堪能出来る。

この盤、何故かは判らないが、我が国では意外と知られていなくて、ジャズ盤紹介本に載ることはまず無い。ゴルソンのテナーの評判が悪いからかなあ。ユルユルの締まりの無いテナーという形容をした大御所ジャズ評論家の方がいて、ゴルソンのテナーについてはケチョンケチョンだったなあ。でもご心配なく。それは誤解です。ゴルソンのテナーを優秀です。この盤のテナーを聴けば良く判ります。「ゴルソン・ハーモニー」と共に、硬派なゴルソンのテナーもお楽しみ下さい。

 
 

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2018年7月28日 (土曜日)

インパルス・レーベルの隠れ好盤

暑い夏は意外とスタンダードな純ジャズが良い。もともとジャズって、ビートの効いたポジティブな演奏が基本なので、涼しいジャズなんてものは無いのだ。激しさや破綻ちは全く無縁の、ジェントルで端正な純ジャズが良い。耳当たりが良くて、安心してアドリブに耳を委ねることが出来て、ちょっとした破綻に苛つくことも無い。

インパルス・レーベルのアルバムについても聴き直しを進めている。インパルス・レーベルは、プロデューサー、クリード・テイラーによって1960年に設立されたジャズ・レーベル。 フリー・ジャズのレーベルとして有名だが、カタログを見渡して見ると、従来のハードバップのアルバムも散見され、内容的にも先進的なものが多い。ジャケット・デザインについては、見開きのジャケットで、黒とオレンジ色で統一されたデザインが特徴。

Paul Gonsalves『Cleopatra Feelin' Jazzy』(写真左)。1963年5月21日の録音。ちなみにパーソネルは、Paul Gonsalves (ts), Hank Jones (p), Dick Hyman (org), Kenny Burrell (g), George Duvivier (b), Roy Haynes (ds)。エリザベス・テイラー主演の映画『クレオパトラ』を題材にして、映画制作年に録音。
 

Cleopatra_feelin_jazzy

 
1曲目「Caesar and Cleopatra Theme」、2曲目「Antony and Cleopatra Theme」が映画の曲になる。ポールはエリントン・バンドの名テナー奏者である。5曲目「Action in Alexandria」については、デューク・エリントンが曲を提供したりしている。この盤、選曲が良い。聴き心地の良い、聴き応えのある楽曲を上手く取り込み、鑑賞するに楽し。いきなり集まってのジャム・セッションとは異なり、鑑賞を前提とした小粋なアレンジが随所に施されている。

ポール・ゴンザルベスは端正で、力感も豊かな正統派テナー。流麗かつ破綻無く全く安心して聴けるテナー。そこに、ディック・ハイマンの安定かつ明朗なオルガンが実に効果的。音の彩りとして、バレルのギターが素敵に響く。リズム&ビートは、デュビビエのベースとヘインズのドラミングがガッチリと支えてくれる。パーソネルを見て「悪かろう筈が無い」。極上の成熟した「鑑賞用のハードバップ」がこの盤に詰まっている。

この盤、ジャズ盤紹介にはほとんど名前が挙がらない盤なんだが、どうして、聴いて見ると極上のハードバップである。ジャズ盤紹介本ばかり頼っていては、恐らく出会うことは無い。こういう「知る人ぞ知る」アルバムって、ジャズ・レーベルをカタログ順に聴き進めて行くと、確実に出会うことが出来る。これもジャズ鑑賞の醍醐味。

 
 

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2018年7月24日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・101

ECMレーベルは、創立者マンフレート・アイヒャーが、自らが選んだ「今日的」な音楽を記録し世に問うべく、1969年に立ち上げたレーベル。西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」。そんな中に、現代音楽風のこってこてフリーな盤あり、民俗音楽的なワールド・ミュージック風な盤あり、これってジャズなん、と思わず首を傾げるものもある。それでも、しっかりとECMの音楽になっているのだから素晴らしい。

例えばこの盤。Collin Walcott『Cloud Dance』(写真)。初めて聴いた時、思わず喫茶店の椅子から転げ落ちた(笑)。ジャケットを見ると、明らかにECMレーベルらしい素晴らしいデザインで、これはどんな音が詰まっているのか、とワクワクしながら聴き耳を立てていると、いきなり出てくる「捻れて伸びた弦の音」。これって「シタール」やん。

この盤、1975年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Collin Walcott (sitar, tabla), John Abercrombie (g), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)。リーダーのCollin Walcott=コリン・ウォルコットは、米国のジャズ奏者。ラビ・シャンカールに師事してシタールを習得、シタール&タブラ奏者として活躍。1972年結成されたオレゴンのオリジナル・メンバーとして有名。しかしながら、1984年、ツアー中に交通事故にて客死。享年39歳であった。
 

Cloud_dance_1

 
シタールがジャズの楽器になるとは思わなかった。これが「なる」のである。が、シタール単独ではジャズは辛い。音が切れ味良くダラダラ伸びるので、フレーズのメリハリが付きにくい。シタール1本でジャズは辛いやろう、と思って聴いていたら、ちょっと捻れた個性的なエレギが入ってくる。これが絶妙。シタールとエレギ、音の性格が正反対の弦楽器を合わせることで、紡ぎ出すフレーズが立体的かつ明確になる。これは「目からうろこ」であった。

この捻れギターは聴いたことがある。アバークロンビーである。そして、ドラムは切れ味の良いモーダルなポリリズム。これはデジョネット。そして、重低音を響かせつつ、堅実なフレーズ展開で演奏の底を支えるベース、これはホランド。いや〜、当時のECMレーベルを支えるエレギ+リズム・セクションで、ウォルコットのシタール&タブラを盛り立てる。この優れたバックに恵まれ、このシタールがリーダーの盤は、インド音楽風には決してならない。ジャズに軸足をしっかりと残している。

このシタールの音を初めて聴いた時、ジョージ・ハリソンを思い出した。シタールの音は個性が強烈なので、シタールが鳴ると、その音世界は明らかに「インド音楽風」になる。しかし、このECM盤はそうはならない。ウォルコットはシタールの音を熟知しつつ、ジャズとして成立する様な、エレギとのユニゾン&ハーモニーを前提とした「考慮したフレーズ」を繰り出している。異色盤ではあるが、内容は見事。ECMレーベルらしい「こんなアルバムあったんや」盤である。

 
 

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2018年7月22日 (日曜日)

ながら聴きのジャズも良い・33

ジャズのアルバムについては、毎月、コンスタントに新盤がリリースされている。そんな中で、ジャズ・スタンダード曲だけを演奏する企画盤は、基本的に「志が低い」とされる。特に、有名な「どスタンダード」と言われる曲ばかりを演奏するジャズメンのアルバムは、ジャズ者中堅〜ベテラン筋から、基本的に敬遠される傾向にある。

余りに皆が知っている「どスタンダード曲」で固めた曲は、いかにもジャズ者初心者若しくは、ジャズについては全く素人向けのアルバムに感じてしまい、ジャズをある程度聴き込んで来た、ジャズ者中堅〜ベテランの方々については「今更、こんな初心者向けのアルバムなんて聴けるかい」ってな感じで、聴かず嫌い風に敬遠してしまうのだ。

New York Standards Quartet『Sleight of Hand』(写真左)。2017年5月のリリース。New York Standards Quartet(以降、略して「NYSQ」)のサード盤。ちなみにパーソネルは、Tim Armacost (ts, ss), David Berkman (p), Daiki Yasukagawa (b), Gene Jackson (ds)。サックスがフロントのオーソドックスなカルテット構成。
 

Nysq_sleight_of_hand  

 
NYJQはグループ名の通り、ジャズ・スタンダード曲を演奏する「企画型のカルテット」。このカルテットがガンガンにジャズ・スタンダード曲を次々と演奏しまくるのだから、聴く前から思わず敬遠気味になってしまう。しかし、ジャズ・スタンダード曲ばかりを弾きまくる企画型グループの先駆としては、キース・ジャレットの「スタンダーズ・トリオ」があって、これが我が国でも絶賛され続けているのだから、NYJQを無視する訳にはいかないなあ、と思うのだ。

端正なアレンジと演奏が良い感じ。昔の企画型スタンダード演奏グループは幾つかに聴かれた「カクテル風ジャズ」に陥らず、しっかりとメインストリーム・ジャズしつつ、ジャズ・スタンダード曲の原曲を、キースの様に思い切りデフォルメすること無く、原曲のイメージをしっかりと残しながら、今のジャズのネオ・ハードバップ風のアプローチや響きを織り込む展開は意外と聴き応えがある。

日本人ベーシスト、安ヵ川大樹も良い音だしている。メンバーそれぞれ、良い音を出していて、この盤、メインストリームな純ジャズとして、ネオ・ハードバップな好盤として、十分に鑑賞に耐える。どこかで聴いたことのあるフレーズ満載の「どスタンダード曲」がメインなので、「ながら聴き」に最適。今年の酷暑に、エアコンの効いた部屋の中での「ながら聴き」が、意外と涼を呼んで良い感じである。

 
 
 
 

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2018年7月20日 (金曜日)

こんなアルバムあったんや・100

1970年代から、1980年代半ばの「純ジャズ復古」まで、フュージョン・ジャズの全盛の時代。さぞかし米国では、純ジャズは形見が狭かっただろう、と想像するのだが、意外と内容充実、演奏充実の盤が多い。しかし、当時のジャズのメインでは無いので、ジャケットは奇天烈なものが多く、気恥ずかしい手抜きなものが多い。これでは触手は伸びない。最近、やっとダウンロード・サイトから試聴することが出来る様になったので、結構、聴く機会が多くなった。

Bobby Shew『Class Reunion』(写真)。Sutraレーベルからリリースした1980年のアルバム。ちなみにパーソネルは、Bobby Shew (tp, flgh), Gordon Brisker (ts, fl), Bill Mays (p, Fender Rhodes), Bob Magnusson (b), Steve Schaeffer (ds)。フュージョン全盛の1980年の米国のハードバップなアルバムなので、サイドメンについては、どの楽器も知らない人ばかり。

大丈夫なのか、と思いつつ、恐る恐る聴き始めると、あらまあ、本格的なハードバップ。1950年代のハードバップから1960年代のファンキージャズ辺りをミックスして、アドリブはモードな展開を欠かさず、決してポップスに迎合せず、安易に聴き易さ、判り易さを優先するような「拙速型」の内容では決して無い。誠実に堅実にメインストリーム・ジャズを展開しているところに好感度Maxである。
 

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ボビー・シューは、Woody HermanやBuddy Rich等のコンボでも活躍した、米国出身のトランペッター。1941年生まれだから、今年77歳になる大ベテラン。1941年というちょっと微妙な生まれなので、ビ・バップからハードバップの全盛期は経験していない。恐らく、ジャズ・トランペッターとして活躍し始めた頃は、ジャズが段々に他のジャンルの音楽にシェアを奪われていった頃で、単独ではもはや目立たなかったのでは無いか。

それでも、ボビー・シューのトランペット、そしてフリューゲル・ホーンは魅力的。トランペットは音の切れ味が良く、伸び・抜けとも優秀。フリューゲル・ホーンは、その丸い音でジェントルに流麗に吹き進めるフレーズは実に聴き応えがある。こんなトランペッターがいたんや、と思わずビックリである。

フリューゲル・ホーンの音がほのぼのしていて、テクニックも優秀。この盤でのボビー・シューのフリューゲル・ホーンは聴きものである。演奏全体もタイトでメリハリが付いていて、聴き応えがある。なかなかに聴き応えのあるハードバップ盤である。しかしなあ、僕はこのアルバムの存在を最近まで知らなかった。本当にジャズは奥が深い。

 
 

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2018年7月15日 (日曜日)

猛暑に爽やかなアコギ・ジャズ

暑い。とてつも無く暑い。千葉県北西部地方、気象庁の発表では、最高気温33度なんだが、午後1時頃、外を歩くと、体感温度は36〜7度はある感じ。少し歩くと汗が噴き出てきて、買い物をしに百貨店に入るのだが、入ってから暫く、汗が噴き出たまま、汗が引かない。体の芯に暑さが浸みて、体温は恐らく37度越え。加えて湿度が高い。この暑さ「半端ない」。

ここまで気温が上がると、エアコンをつけた部屋の中まで、なんとなく外の熱気が伝わってくる。エアコンをつけても、何となく暑いなあ、という感じ。そん部屋の中で、聴くジャズは、もはや、熱気溢れるハードバップなどは論外である。切れ味良い、テクニック素晴らしい、耳当たりの良いフュージョン・ジャズが良い。

ということで、今日、選んだ盤が、Earl Klugh『The Journey』(写真左)。1997年のリリース。フュージョン・アコギの第一人者、アール・クルーの好盤。オケも加わって、メロディアスでメロウなサウンドを展開。余裕あるテクニック優秀なクルーのアコギが映える。デビュー以来のクルー本来のスタイルを、アルバムの全面に貫いた好盤である。
 

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全曲、クルーの作曲&プロデュース。クルーはアコギ(ナイロン弦ギター)をメインにしたギタリスト。アコギの音は切れ味が良いが、どこか丸みがあって、耳当たりが良い。そのアコギの特性をクルー本人が実に良く理解していて、このセルフ・プロデュースのアルバムの中で、アコギのジャズ・フレーズの爽快さ、耳当たりの良さを十二分に表現してみせている。

弾ける音の切れ味が実に良い。弾むような爽やかなアコギのフレーズが実に良い。この『The Journey』は、タイトルは「旅」だが、アルバムに収録されている曲は、どれもが「旅」にまつわるものでは無い。しかし、アルバム全体に流れる一貫性は、クルーのアコギの強烈な個性があってが故のこと。アコギのジャズ・ギターとして、円熟・成熟を十分に感じる、素晴らしい出来である。

我が国では、アール・クルーといえば、1970年代後半、フュージョン全盛時代にリリースしたアルバムだけが、今でも紹介されて、今回、ご紹介した様な1990年代以降のアルバムについては、あまり、まとまって語られることは無い。しかし、この『The Journey』の様に内容充実の盤がほとんどで駄作は無い。もっと評価されてしかるべき、である。

 
 

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2018年7月 8日 (日曜日)

ジャズ喫茶で流したい・124

ジャズのミュージシャンは息が長い。年齢を重ねる毎に、人生経験や演奏経験がノウハウと共に蓄積していって、演奏に深みや余裕が出てくる。これがまた味わい深くて良い。演奏テクニックというのは、年齢を重ねて行っても、そう大きく衰えることが無いらしく、ジャズの大ベテラン・ミュージシャンはそれぞれ、結構なテクニックを保持しているから凄い。

David Matthews, Eddie Gomez & Steve Gadd『Sir,』(写真左)。今年の6月のリリース。パーソネルを整理すると、David Matthews (p), Eddie Gomez (b), Steve Gadd (ds)。ピアノ・トリオである。ピアノのマシューズは、1942年3月生まれなので、今年76歳。ベースのゴメスは、1944年10月生まれなので、今年74歳。ドラムのガッドは、1945年4月生まれなので、今年73歳。

3人とも既に70歳超えの大ベテランであり、それぞれがジャズの歴史に名を残している、ジャズ・ミュージシャンのレジェンド格の3人である。マシューズは1970年代フュージョン・ジャズ全盛の頃は、アレンジャーとして名を馳せたが、ピアニストとしての腕前も相当なものがある。これまでに幾枚かリーダーとしてトリオ作をリリースしている。
 

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マシューズのピアノは独特である。独特の「間」を活かし、左手が大活躍する、とても個性的なピアノである。マンハッタン・ジャズ・クインテットの諸作は大のお気に入りなんだが、マシューズのピアノの個性がとにかく気になって仕方が無い。何時の頃か、雑誌の記事を読んで、マシューズは小児麻痺のため、右手がほとんど使えないことを知った。そんなハンディを克服し、逆に個性として活かした彼のピアノは実に魅力的だ。

アルバムの内容としては、スタンダードなビバップ・ナンバーに加え、マシューズの書き下ろしオリジナル曲も3曲を収録。3者対等のインタープレイを前提とした丁々発止とした演奏ではなく、落ち着いてリラックスした、悠然とした演奏が堪りません。マシューズのピアノの個性を第一とした、ベースとドラムのサポートも見事。というか、しっかりピアノをサポートしつつ、ベースもドラムも至高の技を繰り出しています。

それでも演奏全体の印象は、技巧的というよりも雰囲気重視。一聴するだけだと、えらくシンプルでイージーリスニングの様なピアノ・トリオやなあ、と思ってしまうんですが、繰り返し聴けば聴くほど、味わい深く、聴きどころがどんどん多くなっていく。そんな「スルメ」の様な味わいのピアノ・トリオ盤です。ジャズ者全ての方々にお勧め。

 
 

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