2019年9月 6日 (金曜日)

パーキンスのテナーを愛でる

米国西海岸ジャズのサックス奏者は個性派揃い。加えて、皆、「お洒落な」ブロウを旨とするサックス奏者ばかり。もともと米国西海岸ジャズのジャズメンって、ほとんどがテクニック優秀、そしてクール。米国西海岸ジャズの個性である「ほどよくアレンジされた」演奏にピッタリ填まる。つまりは「聴き心地の良い」サックスなのである。

Bill Perkins Octet『On Stage』(写真左)。Pacific Jazzの1221番。録音日は1956年2月9日(side A) , 2月16日 (side B)。ちなみにパーソネルは、Bill Perkins (ts), Bud Shank (as), Jack Nimitz (bs, bc), Stu Williamson (tp, vt), Carl Fontana (tb), Red Mitchell (b), Russ Freeman (p), Mel Lewis (ds)。8人編成、いわゆる「オクテット」である。

ビル・パーキンス(Bill Perkins)は「お洒落でクールな」サックス奏者。1924年生まれ。2003年に惜しくも鬼籍に入りました。享年79歳。パーキンスは、1950年代から2000年代まで多数の録音を残しているが、我が国では全く以てマイナーな存在。パーキンスのテナーは、硬派で流麗でクール。いかにも米国西海岸ジャズらしい「お洒落な」ブロウを聴かせてくれる。
 
 
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この作品は、ハリウッドの「ミュージック・ボックス・シアター」を借り切って録音されたアルバム。なかなかに雰囲気のある録音が良い。当時31歳。西海岸ジャズの中堅どころとして、お洒落で瑞々しく、そしてアーバンな雰囲気のテナー・サックスを聴かせてくれる。程良くアレンジされたバックの演奏に乗って、クールな熱気のアドリブ・フレーズがなんとも魅力的。

僅か5管のアンサンブルが醸し出す豊かなユニゾン&ハーモニーは、さすが米国西海岸ジャズを思いっ切り感じる。この端正で程良くアレンジされた瑞々しいジャズの響きは、米国東海岸では絶対に聴かれない、西海岸ジャズ独特なもの。つまり、この『On Stage』というアルバムは、徹頭徹尾、米国西海岸ジャズの音世界が詰まっている、そんな好盤である。

ラス・フリーマンのピアノ、メル・ルイスのドラム、レッド・ミッチェルのベース、いわゆる米国西海岸ジャズの代表的なリズム・セクションの演奏も洒脱で小粋。フロント5管を鼓舞しガッチリ支える。アレンジも良好で、全編聴いていて飽きることは無い。逆に、パーキンスのテナーの個性がとても良く判り、他の個々の演奏も優秀。米国西海岸ジャズのレベルの高さも感じられる好盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年9月 5日 (木曜日)

日本人によるオルガン・トリオ

最近の我が国のジャズ、「和ジャズ」のレベルがどんどん高くなっている。1960年代から、もともと純ジャズについては、内容のあるアルバムが出ていたが、如何せん数が少なかった。それからなかなか、その「数」が増えない時期が続いたのだが、1990年代後半辺りから、和ジャズの裾野が一気に拡がり始めた。最近では毎月、コンスタントに好盤がリリースされている。

鈴木央紹『Favourites』(写真左)。今年5月のリリース。ちなみにパーソネルは、鈴木 央紹 (ts, ss), 宮川 純 (org), 原 大力 (ds)。シンプルなトリオ編成。我が国ではまだまだ珍しいオルガン・トリオである。収録曲を見渡せば、小粋でマニアックなスタンダード曲をメインに選曲している。これがまあ、見事なアレンジで、スタンダード曲の新しい解釈を提示している。
 
冒頭の「Where or When」を聴けば、思わず「ウェザー・リポート風か?」と思ってしまう。音の雰囲気、浮遊感がウェザー・リポートを想起させ、鈴木のテナーが「ウェイン・ショーター」風。しかし、この演奏を聴いて「上手いなあ」と感心。本家ウェザー・リポートの音より、シンプルで判り易く、テナーの音はウェインのテナーを平易にした感じの、これまた判り易いブロウ。
 
 
Favourites-suzuki
 
 
で、2曲目の「Witchcraft」に移ると、雰囲気は、シンプルで切れ味の良いコンテンポラリーな純ジャズの音世界に。オルガン(hammond b-3)とドラム、そしてテナー・サックス。テナー・サックスの音がネオ・ハードバップ風の硬派でテクニカルでシャープなブロウ。どっかで聴いた雰囲気やなあ、と思っていたら、そうそう、ジョシュア・レッドマン、サム・ヤエル、ブライアン・ブレイドの「YAYA3(ヤ・ヤ・キューブド)」を思い出した。
 
以降、この「YAYA3」風の演奏が展開される。しかし、日本のジャズが、こんなにコンテンポラリーな、ネオ・モーダルな純ジャズを展開することが出来るなんて、なんだかとても嬉しくなる。「YAYA3」風だが、ファンクネスは希薄、しっかりオフビートしていてジャジーな雰囲気は蔓延している。オルガンの音も良い意味であっさりしていて、日本人ジャズの「音の個性」がしっかり聴いて取れる。
 
適度にアグレッシブで、明らかに「攻めている」ジャズ。決して聴き手に迎合していない。そして、何回か繰り返し聴いていると、結構、難しいことをやっているのに気がつく。それがシンプルに聴こえるのだから、この盤に詰まっているジャズのレベルは高い。日本人ジャズの「進化」を強く感じる、鈴木央紹の新盤である。
 
 
 
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2019年9月 4日 (水曜日)

米国西海岸のピアノ・トリオ

米国西海岸ジャズであるが、どうもピアノの人材が手薄ではないか、と感じている。米国西海岸ジャズと聞いて、サックス奏者、ホーン奏者、ベーシスト、ドラマーと具体的なジャズマンの名前がパッと浮かぶのだが、ピアノだけは「アンドレ・プレヴィン」から思案投げ首である。プレヴィンはクラシック・ピアノがメインだから、生粋のジャズ・ピアニストとして考えると具体的な名前が挙がらない。
 
『Claude Williamson』(写真左)。邦題『クロード・ウィリアムソン・トリオ』。Bethlehemレコードからのリリース。1956年1月19日、ロサンゼルスの「Radio Recorders」での録音。ちなみにパーソネルは、Claude Williamson (p), Don Prell (b), Chuck Flores (ds)。 黒をバックに、ジャズ・ピアニストの名前と小さなグランド・ピアノのイラストだけの思いっ切りシンプルなジャケット。

米国西海岸ジャズのジャズ・ピアニストは、と考えていて、やっとこの「クロード・ウィリアムソン」の名前を思い出した。1926年11月生まれ。米国ヴァーモント州出身。クラシックを10年間学び、米国西海岸ジャズのピアニストとして数々のセッションに参加。ウィリアムソンのピアノは端正かつスインギー。アドリブ・フレーズの弾き回しは「ビ・バップ」。故に「白いパウエル」と呼ばれ、西海岸ジャズの代表的ピアニストとして高評価である。
 
 
Claude-williamson-trio
 
 
しかし、思いっ切りシンプルなジャケットである。こういうジャケットって、何か良い音が入っている予感がするから不思議。もともと、ウィリアムソンは「バド・パウエル」を敬愛している。当然、この時代の彼のピアノは「ビ・バップ」。しかし、東海岸ジャズの様な、熱くてテンションの高い弾き回しでは無く、少し余裕も持って、テンションは高いが適度、典雅にクールに弾き回す。このシンプルさと小粋なところは、明らかに「西海岸ジャズ」。 
 
ミディアムテンポ曲が多く、ウィリアムソンのバップなピアノがピッタリ填まって、良い雰囲気のピアノ・トリオ。スインギーなアドリブ・フレーズが小気味良い。適度な推進力を伴って、洒脱に小粋にピアノを弾き進めていく。「白いパウエル」と形容されるが、パウエルより余裕があり、テンションは適度。フレーズは典雅で聴き易い。逆に聴き易い分、ジャジーな雰囲気が損なわれ、ちょっとイージーリスニング・ジャズっぽく響くのが残念。
 
ベースのドン・プレルとドラムのチャック・フローレスのリズム隊は、正確で心地良いリズム&ビートを刻む。そこにウィリアムソンのピアノが絡んで、三位一体の典型的なハードバップなピアノ・トリオ演奏が展開される。しかし、その音は熱くは無い。適度なテンションの中、典雅でクールな音。なるほど、これが「米国西海岸ジャズのピアノ・トリオの音」なのか。米国西海岸ジャズを聴き進める中、このピアノ・トリオ盤は外せない。
 
 
 
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2019年9月 2日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・155

米国西海岸ジャズをいろいろ聴いていて、アルト・サックスのバド・シャンク(Bud Shank)って、西海岸ジャズのキーマンの一人だと思うのだ。我が国では、米国西海岸ジャズのサックス奏者としては、アート・ペッパーばかりがクローズアップされて、他のサックス奏者については、殆ど語られることは無い。ほんと、1980年代までの日本のジャズ・シーンって、西海岸ジャズに冷たかったんやなあ、と改めて思う次第。
 
米国西海岸ジャズのアルバムを聴き進めていて、好盤と評価されるアルバムのパーソネルを都度確認すると、結構、バド・シャンクの名前が挙がっていることに気付く。バド・シャンクは白人のアルト・サックス奏者で、少しエッジに丸みのある切れ味の良いブロウと流麗で洒落たアドリブ・ラインが個性。テクニックも優秀。僕は、このアルバムを1991年に入手して、バド・シャンクの個性に初めて触れた。

『The Bud Shank Quartet』(写真左)。Pacific Jazz 1215番。1956年1月25日、ハリウッドは「Capitol Studios」での録音。ちなみにパーソネルは、Bud Shank (as, fl), Claude Williamson (p), Don Prell (b), Chuck Flores (ds)。バド・シャンクのアルト・サックスがフロントのワンホーン・カルテット。「Featuring Claude Williamson」のサブタイトルが付いていて、ピアノのクロード・ウィリアムソンもメインに扱われている。
 
 
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西海岸ジャズらしく、アレンジも良好、しっかりとリハーサルを積んで、本録音に臨んでいる様子が、演奏を通じて良く判る。とにかく破綻が無く流麗なのだ。特に、バックのベースとドラムはリズム&ビートのキープに集中しているが、非常に正確な、とても味のあるリズム・キープを実現している。雰囲気は流麗で洒落たビ・バップなリズム&ビートである。
 
そんなリズム隊をバックに、バド・シャンクのアルト・サックスが実に雰囲気のあるブロウを聴かせてくれる。とっても趣味の良いアルト・サックスである。西海岸ジャズらしからぬ、力感溢れるブロウも披露するが、やはり洒脱で流麗。そこが東海岸ジャズと異なるところ。そして、ピアノのウィリアムソンが実にいい音を出していて、思わず聴き耳を立てる。芯があるが柔らかで流麗なタッチが実に西海岸ジャズらしい。
 
ジャケット・デザインもバド・シャンクの上半身のイラストをあしらっていて趣味が良い。リリースしたレーベルは「パシフィック・ジャズ」。ベツレヘム・レコードと並んで、米国西海岸ジャズ御用達のジャズ・レーベルである。そう、パシフィック・ジャズも米国西海岸ジャズを語る上で、絶対に外せないジャズ・レーベルである。パシフィック・ジャズについても、探求する必要がありそうだ。
 
 
 
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2019年8月30日 (金曜日)

おどろおどろしいジャケ・2

ブルーノートのジャケット・デザインのアート性は非常に高く評価されているのだが、4300番台には「これはなんだ」と首を傾げる凄まじいデザインのジャケットがある。昨日語った、ブルーノートの4300番台の「おどろおどろしい」ジャケット・デザイン。結構な数があるので、どんどん挙げていきますよ。

John Patton『Accent on The Blues』(写真)。ブルーノートの4340番。1969年8月15日の録音。ちなみにパーソネルは、Big John Patton (org), Marvin Cabell (ts, fl), James Blood Ulmer (g), Leroy Williams (ds)。後のアブストラクトでスビリチュアルなエレギで有名となった、ジェームス・ブラッド・ウルマーが参加している。ちょっと「ビックリ」。

まずは合成写真を使った、思いっ切りサイケデリックで、おどろおどろしいジャケットを探していこう。このジャケットも相当「きている」。中身はジャズである。オルガン・ジャズである。タイトルからブルースをメインにした曲選択をしている筈だ。なのに何故、こんなジャケットを選定するのか。まず、ぱっと見、何のアルバムか判らない。辛うじて、サイケなソウル・ミュージックかなあと思うくらい。
 
 
Accent-on-the-blues
 
 
しかし、中身は正統なオルガン・ジャズ。ちょうどハードバップ時代後期のしっかりと成熟したファンキー・ジャズな雰囲気がアルバム全体を包む。しかもメインは「ブルース風の曲」。決してポップには傾かない、しっかりと純ジャズの雰囲気を維持した、ちょっとライトで聴き易いトーンの演奏がズラリと並ぶ。4300番台にありながら、決してポップに傾いていないところがこの盤のユニークなところ。
 
パットンのオルガンは柔らかい温和な音。ジャズ・オルガンの最高峰、ジミー・スミスの様な切れ味良く攻撃的なフレーズは全く聴くことが出来ない。恐らく、後発のパットンはジミー・スミスのオルガンと比較されることを未然に避けたのはないか、と思われる。テクニックは確かだが、決して激情に身を任せず、切れ味を前面に出さない、柔らかくてエッジの角が取れたオルガンの音。これがパットンのオルガンだ。
 
そんなパットンのオルガンの傾向が、このアルバムで演奏されるブルース曲を通して、十分に確認出来る。ウルマーのギターも後の個性の片鱗を聴かせてくれていて、実にユニーク。演奏全体の雰囲気はハードバップ後期のファンキー・ジャズで、時代が進んでいる分、アーバンな雰囲気が色濃く漂う。おどろおどろしいジャケットだけど、中身はメインストリーム・ジャズ。意外と好盤です。
 
 
 
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2019年8月24日 (土曜日)

印象的なデュオ演奏が良い。

スティープルチェイス・レーベルは「欧州のブルーノート・レーベル」と呼ばれる。カタログを見れば、その喩えが良く判る。まず、ビ・バップ時代やハードバップ時代から活躍しているジャズメンの録音が沢山ある。決してトレンドに流されない。1970年代からの活動ではあるが、クロスオーバー〜フュージョンには一切手を出さない。

あるのは純ジャズばかり。誠に硬派なジャズ・レーベルである。純ジャズを専門に、編成はソロからデュオ、トリオ、カルテット、クインテットが殆どで、小規模構成のジャズがメインである。ビッグバンドなど大編成のジャズは無い。恐らく、予算の問題があったのではないか、と思っている。しかし、この小規模編成のそれぞれの演奏が実に見事に録音されている。

Lee Konitz & Red Mitchell『I Concentrate On You』(写真)。SteeplechaseのSCS1018番。1974年7月30日、デンマークはコペンハーゲンの録音拠点「Rosenberg Studio」での録音。 ちなみにパーソネルは、この盤はデュオ演奏なので、Lee Konitz (as), Red Mitchell (b, p)の2人。コニッツは録音時は44歳。ミッチェルは47歳。油ののった中堅である。
 

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ビ・バップ時代のクール派でならしたリー・、コニッツがデュオ演奏にチャレンジしているところがミソ。コニッツは、1950年代、クール派のアルト・サックス奏者である。どれだけクールなブロウを聴かせてくれるのかと思いきや、結構ホットに吹いている。ハードバップ風のメリハリのある「味のあるブロウ」で、淡々と数々のスタンダード曲を吹き上げていく。
 
そして、この盤を聴いて、ちょっとビックリするのが、レッド・ミッチェルのベース。デュオなので、淡々とアルト・サックスのバックに回って、ウォーキング・ベースを弾き続けるのかな、と思ったら「とんでもない」。非常にイマージネーション豊かに唄うが如く、旋律に抑揚、緩急を効果的に付けつつ、コニッツのアルトに「リズム&ビート」を供給する。
 
大向こう張った、大仕掛けの吹き回しは全く無いが、淡々と適度にテンションを張りつつ、印象的なデュオ演奏を繰り広げる。このデュオ盤、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で紹介されているのを見たことが無い。しかし、とても良い内容のデュオである。コニッツのアルトの個性、ミッチェルのベースの個性、それぞれ良く表現されていて、意外とこの盤「買い」である。スティープルチェイス・レーベル侮り難し、である。
 
 
 
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2019年8月 6日 (火曜日)

CTI6000番台の最初の第一歩

CTIレーベルは1967年、プロデューサーのクリード・テイラーによって創設されたジャズ・レーベル。コンセプトは「ジャズの大衆化」であり、クロスオーバー&フュージョン・ジャズの先駆け的アルバムを多くリリースした。そんなCTIレーベルの全アルバムの総合カタログを入手し、各々のシリーズに対するカタログの整理と確認が完了した。そして、その整理されたカタログを基に、先月より、CTIレーベルのアルバムを順に聴き流している。

Hubert Laws『Crying Song』(写真)。CTIレーベルの6000番。1969年7月&9月の録音。ちなみに、この盤はCTI 1002としてリリースされた盤(写真右)をジャケットを差し替えて、CTI6000番として再発したリイシュー盤(写品左)。栄えあるCTI6000番台の最初の一枚。パーソネルは、当時のクロスオーバー畑のミュージシャンがメイン。

Bob James, Glen Spreen, Mike Leechの3人がアレンジを手分けして担当している。が、後のクロスオーバー&フュージョン・ジャズにつながる、新しい響き、新しいリズム&ビート、そしてソフト&メロウな旋律を先取りしているところが、この盤のニクいところ。特に、ボブ・ジェームスのアレンジとエレピについては直ぐに彼と判る。
 
Crying-song  
 
この新しいアレンジとそのアレンジから引き出される、クロスオーバー&フュージョン・ジャズな雰囲気がCTIレーベルの真骨頂。そして、この盤は1969年にリリースされているが、ロック曲のカヴァー演奏やジャズ・ファンクの芳しい演奏がメイン。加えて、この頃(1969年)のジャズトレンドとして、ロック曲、ポップス曲のカヴァーがあるが、この盤もその例に漏れない。

タイトル曲「Crying Song」、当時のプログレ四天王のひとつ、ピンク・フロイドのRoger Waters の曲が採用されていたり、Dave Masonの「Feelin' Alright」、Bee Geesの「I've Gotta Get a Message to You」、そして、Beatlesの「Let It Be」をカヴァーしていたりする。なかなか渋いカヴァー曲の選曲で、アレンジも良好、意外とこの盤は硬派である。

ジャズ・ファンク「Feelin' Alright?」や「Cymbaline」、当時の新しい響きとして、米国で受けに受けていたので、受け狙いの選曲かと思いきや、カヴァーしたどの曲もアレンジが優れている分、イージーリスニング・ジャズでは無く、クロスオーバー&フュージョン・ジャズ的な響きが盤の7割程度を占めている。イージーリスニング的要素は見え隠れするが、気にするほどではない。アレンジの勝利である。
 
 
 
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2019年8月 5日 (月曜日)

ハロルド・メイバーンのソロ盤

僕はこのピアニストは、何故か「ヴィーナス・レコード」のアルバムで初めて知った。そのアルバムは『Falling In Love With Love』。2001年の録音。ミディアム・テンポとアップ・テンポで思いっきりスイングする。多弁ではあるが喧しくない。迫力のある指回し。ポジティブなアドリブ展開。この一枚のアルバムで、このピアニストが大好きになった。

そのピアニストとは、ハロルド・メイバーン(Harold Mabern)。1936年、メンフィスの生まれ。今年で83歳になる大ベテランのジャズ・ピアニスト。1968年に初リーダー作をリリース。しかし録音の機会に恵まれなかった。1989年にDIWからアルバムをリリースしてから徐々にリーダー作が増え、21世紀に入って、ヴィーナス・レコードから『Kiss of Fire』を出して以来ブレイク。約1年に1作のペースでリーダー作をリリースしてきた。

しかし、このメイバーンのピアノが米国で売れなかったのが不思議でならない。ブルージーでゴスペルチックな和音の響きが特徴。その特徴を前提にバップなピアノをダイナミックに弾きこなす。米国ルーツ・ミュージックの響きがノスタルジックに響く。このピアノが米国で受けなかったのが意外である。逆に、DIW、ヴィーナス・レコードと、日本のジャズ・レーベルがメイバーンのピアノに着目したのが面白い。
 

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そんなメイバーンのピアノの特徴を感じるには、やはりソロ・ピアノ盤が良い。Harold Mabern『Misty』(写真左)。2007年、ヴィーナス・レコードからのリリース。ジャケットはヴィーナス・レコードらしくない(女性がメインのエロジャケでは無い)、街灯を真ん中にあしらった地味なもの。これだけ地味なジャケットもそうそうない。普通なら触手が伸びない。

さて、アルバムの内容と言えば、地味にジャケットとは正反対。このアルバムでのメイバーンは、ゆったりと余裕を持ってパワフルに、ブルージーでゴスペルチックな様々なフレーズを叩き出していく。しっかりとしたタッチ、心地良い迫力とスピード感、ゆったりとスインギーなアドリブ展開。そして、バラードはリリカル、かつ、しっかりとしたタッチでじっくりと聴かせてくれる。

結構、ベタな有名スタンダード曲を選曲していますが、メイバーンのアレンジと弾き回しが良好で飽きが来ない。どころか思わず聴き込んでしまうくらい。ミディアム・テンポで余裕綽々にスイングする。やや多弁ではあるが喧しくない。迫力のある指回し。ポジティブなアドリブ展開。やっぱり僕はこのピアニストの音が好きです。何度聴いても飽きが来ません。もっとリーダー作を追いかけてみたいと思っています。
 
 
 
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2019年7月31日 (水曜日)

今のジャズ演奏のレベルの高さ

長年の間に、ジャズについてはテクニックは過去に比べてレベルが高くなっている。また、演奏内容も深化していて、特に1980年代半ば、純ジャズ復古のムーヴメントが起こって以降、飛躍的に純ジャズの演奏レベルは上がった、と感じている。もう今では独学でジャズのプロ・ミュージシャンに成り上がった人はいないのではないか。

Eric Reed『Everybody Gets the Blues』(写真左)。2018年11月6日、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Eric Reed (p & fender rhodes), Tim Green (as, ss), Mike Gurrola (b), McClenty Hunter (ds)。ティム・グリーンのサックスがフロントのカルテット編成。本盤はリーダーのピアニスト、リードが影響を受けた様々なアーティストの曲を選曲し、新しいアレンジで演奏している。

エリック・リードのピアノは「端正」。マッコイ・タイナーの様にハンマー打法よろしくガンゴン鍵盤を叩く様に弾きまくる力強さと、優しく柔らかなロマンチシズム溢れる旋律を弾きこなす繊細さとが同居する。粘りは無く、良く手が回る。ファンキーな要素はほとんど感じない程、ピアノの音質は「ドライ」。切れ味が良いというよりは粒だちが良いピアノ。彼のピアノを聴いていると「今のジャズピアノ」を感じる。
 
 
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冒頭のリード作の「Everybody Gets the Blues」の演奏を聴いて、ジャズの演奏ってレベル高くなったなあ、とつくづく思った。モーダルな演奏ではあるが、ゆったりと余裕綽々の演奏。リードのピアノは耽美的で流麗。サイドメンの演奏レベルも高い。ベースは堅実で胴鳴りが魅力的、ドラムは丁々発止と柔軟なビートを供給し、そこにストレートで濁りの無いサックスがスッと入ってくる。実に素晴らしい高度な演奏。

「今のジャズ演奏」のレベルの高さをビンビンに感じる。カヴァー曲については優れたアレンジ力を感じる。スティーヴィー・ワンダーの「Don’t You Worry ‘bout a Thing」、レノン=マッカートニーの「Yesterday」のアレンジには思わずニンマリ。コルトレーンの「Naima」でのフェンダー・ローズの音は素晴らしいの一言に尽きる。その優れたアレンジに応えるリードのピアノは、これまた素晴らしい。

実にレベルの高いカルテット演奏である。恐らくこの演奏のレベルが、現代の純ジャズの演奏レベルの「1つの基準」なのだろう。ジャズはアートだ、と言われて久しいが、確かにこの盤のカルテットの演奏を聴いていると至極納得である。クラシックと対極にある「即興演奏」が旨の音楽なのだが、ここまで演奏の極みを高められるとは。好盤です。
 
 
 
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2019年7月30日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・154

メインストリーム・ジャズ。いわゆる「純ジャズ」というやつである。奏法はいろいろあるが主流は「ハードバップ」。21世紀となった現代では「ネオ・ハードバップ」として、まだまだ現役、まだまだ深化している。そして、僕のお気に入りは「モード」。マイルスが大々的に始めた奏法であるが、これが実に良い。現代でも、このモード奏法をメインとしたジャズ演奏は多々存在する。

モード奏法にはちゃんとした「理論」があるが、この「理論」を読んだとして、楽理を経験した人は判るが、楽理に縁遠い人は全く判らないだろう。モード奏法は聴いた方が、聴いたフィーリングで理解した方が早い。聴けば判るが、ハードバップとは全く異なる旋律と音の響き。旋律の浮遊感、旋律の拡がり、旋律の自由度の高さ。モード奏法は聴いていて、とても楽しい。

Richie Beirach 『Romantic Rhapsody』(写真左)。2000年11月、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Richie Beirach (p), George Mraz (b), Billy Hart (ds)。あの好き嫌いの分かれるヴィーナス・レコードからのリリース。ヴィーナス盤って「エロ・ジャケット」で有名なんだが、この盤は違う。ロゴタイプも秀逸。この盤には「正統で硬派な純ジャズ」の臭いがプンプンする。
 

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冒頭の「Flamenco Sketches」から「Spring Is Here」「Blue In Green」「Old Folks」「Young And Foolish」と、怒濤の「モード映え」する楽曲のオンパレード。ゆったりと余裕のあるテンポで奏でられるモードな旋律。特にリーダーのバイラークのピアノが印象的なモーダルなフレーズを撒き散らす。耽美的で柔軟度の高いモードな響き。じっくり聴きこめる、素敵な旋律の数々。

ベースのムラーツは、テクニック優秀、ピッチはバッチリ合って、骨太なアコースティック・ベース。ブンブン、ゴリゴリなアコベでモーダルなベースラインを弾きまくる。フリーの様でフリーで無い。しっかりとベースラインを押さえつつ、これだけ伸び縮みする伸縮自在な、柔軟度の高いベース・ラインはそうそう聴けない。モーダルなベース・ラインって、このことを言うのか、と感心する。

ビリー・ハートのドラミングも自由度の高い優れもの。モーダルな旋律に相対するドラミングはこういうものなんだろう。バイラークとムラーツのモーダルな旋律にぴったり寄り添うが如く、彩りを添えるが如く、リズム&ビートを供給する。いや〜良いトリオ盤ですね〜。全編にモード・ジャズが蔓延する。モード・ジャズを「今風の音」で、しっかりと聴くことが出来る好盤である。
 
 
 
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