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2017年1月 7日 (土曜日)

最新編成のキング・クリムゾン

今日は「ジャズの合間の耳休め」。僕が正式にロックに填まったのは「プログレッシブ・ロック」。1974年夏の事である。それ以来、ジャズがメインになった後も、ジャズの合間の耳休め盤はプログレッシブ・ロック盤が多い。

プログレッシブ・ロックのバンドの中で、僕は「King Crimson」が一番のお気に入り。初めて手に入れた彼らのアルバムは『Starless and Bible Black』。これに填まった。以来、キング・クリムゾンは僕の一番のお気に入り。

さて、そんなキング・クリムゾン、昨年の7月にリリースされた、2015年ワールドツアーを収録したボックスセットが最新の音源になるのかな。King Crimson『Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind』(写真左)。僕は、3CD+1blu-rayのスタンダード・エディションを入手しました。

CD音源3枚は、キング・クリムゾンの2015年ワールドツアーより日本、英国、カナダでの公演の音源をオーディエンス音なしで収録。各ディスク毎にテーマがあるという「ヴァーチャル・スタジオ盤」という位置付け。Blu-rayには、日本公演のフルセット・コンサート(約3時間)のパフォーマンス映像を収録。

キング・クリムゾンの総帥、ロバート・フリップが、突如、音楽業界からの引退を表明し、活動終了を宣言したのが、2011年。その当時は「さもありなん」と思った。フィリップ翁も歳だし仕方がないかな、と。しかし、である。2013年、これまた突如、前言を撤回し、トリプルドラム編成での再始動が発表された。
 

Radical_action_to_unseat_the_hold_o

 
以降、オリジナルのスタジオ録音盤はリリースされてはいませんが、ライブ盤が2枚『Live at the Orpheum』『Live In Toronto』がリリースされており、特に『Live In Toronto』を聴く事で、最新のトリプル・ドラムのキング・クリムゾンの様相を掴むことが出来た。そして、今回のこのボックスセットである。

内容的には、キング・クリムゾンのベスト盤的な選曲。というか、「Nuovo Metal(ヌォーボ・メタル)」のコンセプトに沿った、トリプル・ドラムなキング・クリムゾンが映える選曲になっていて、聴いていて圧巻である。昔の曲も最近の曲も実に良い演奏内容である。このトリプル・ドラムなキング・クリムゾンはズバリ「良い」。

長年、苦楽を共にしたドラマー、ビル・ブルーフォードから「フィリップはビートを理解していない」と酷評されていたが、この最新キング・クリムゾンでは、ロバート・フィリップ翁、「理解していないついでにドラムを3台にしてみました」という感じが潔い。確かにこのトリプル・ドラムがバッチリ効いている。

新旧織り交ぜての過去の名曲の数々がライブ演奏されているが、そろそろこの最新編成でのスタジオ録音盤が聴いてみたい。ネットによると、2017年のキング・クリムゾンは、トリプル・ドラムから、フォース・ドラム、つまりドラム4台の編成にアップグレードされるようだ。まずます、期待が高まる最新キング・クリムゾンである。

 
 

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2015年9月11日 (金曜日)

目から鱗な英国フュージョン

国によってジャズの捉え方は違う。特に、大きく分けて、米国、欧州、日本の3極に分かれるのと、欧州については、2大勢力として、英国、仏蘭西とそれぞれ独特のジャズの文化があり、その他、それぞれの国で「ならでは」のジャズが根付いている。

さて、その欧州の中で、英国はロックとジャズの境界線が曖昧である、というのが僕の持論だが、このアルバムを聴いて、その意を強くした。Bill Bruford's Earthworks『Earthworks』(写真左)。

1987年の作品。英国のプログレ・ドラムの雄、リズム&ビートを熟知するビル・ブルッフォードが主宰するフュージョン・バンド、アース・ワークス名義のアルバムである。ちなみにパーソネルは、Bill Bruford (ds), Django Bates (key, tp), Iain Ballamy (sax), Mick Hutton (b)。英国ジャズ界が生んだ類い希な才能ジャンゴ・ベイツの名が目を惹く。

とにかく、ハイテクニックでコンテンポラリーで先進的な純ジャズの演奏が詰まっている。演奏の雰囲気としては、どこから聴いても、これって「Weather Report(以降WRと略)」ではないのか、と思ってしまうくらいの「WRの音世界」、どのあたりだろう、『Night Passage』から『Procession』のWRの音を踏襲したコンテンポラリーなフュージョン・ジャズが展開されている。
 

Earthworks

 
そして、ほとんどフリー・ジャズな、硬派で尖った、切れ味鋭い前衛的なジャズもやっている。そして、この前衛的なジャズが欧州ジャズ独特の響きを宿していて、意外や意外、かなりの「聴きもの」となっていて、ちょっとした驚きである。

まあ、全体の雰囲気は「Weather Report」でしょうか。エレクトリックな楽器を駆使して、ポップで判り易いフレーズを展開しつつも、ハイテクニックで緻密なインプロビゼーションを繰り広げる、そして、リズムチェンジがかなり頻繁に行いつつ、相当に高度で個性的なリズム&ビートを叩き上げる、そんなアース・ワークスの音世界です。

ビル・ブルッフォードは、King Crimson のドラマーとしても有名なんですが、King Crimsonのアルバムと比較すると、この『Earthworks』の音世界は、King Crimsonの『Beat』に近いでしょうか。とにかく、ブルッフォードのポリリズミックなドラミングが驚異的です。変則拍子、リズムチェンジは当たり前、って感じの凄まじいリズム&ビート。

素晴らしいコンテンポラリーなフュージョン・ジャズです。米国ジャズの世界でも、このアース・ワークスの音世界に匹敵するのは、Weather Reportか、チック率いる Return to Forever くらいでしょう。それほどまでに素晴らしいアース・ワークスの音世界です。ジャズ者中級以上の方々にお勧め。目から鱗な英国フュージョンです。

 
 

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2015年4月12日 (日曜日)

クリムゾンのお宝ライブ音源

1960年代後半から1970年代前半にかけて、英国ではクロスオーバー・ジャズとプログレッシブ・ロックの境目がかなり曖昧で、力量のあるプログレ・バンドが英国のクロスオーバー・ジャズの成果を牽引していたところが多々ある。

プログレッシブ・ロックの雄、伝説のバンド、キング・クリムゾンもそのひとつで、キング・クリムゾンの即興演奏は、ジャズの切り口で聴くと、素晴らしく高度で内容のあるエレクトリック・ジャズである。その内容は、エレクトリック・マイルスやウェザー・リポートの即興演奏に匹敵するレベルで、今の耳で聴き直して見ると、結構、その充実した内容にビックリしたりする。

そのクロスオーバー・ジャズとプログレッシブ・ロックの境目の曖昧さを確認することが出来、その充実した内容を確認することができるボックス盤がある。King Crimson『The Great Deceiver』(写真)である。

1973年から74年のキング・クリムゾン、オリジナル・アルバムで言うと、「太陽と戦慄」「暗黒の世界」「レッド」の3枚の時代は、クロスオーバー・ジャズともプログレッシブ・ロックとも取れる、凄まじいほどの高度な即興演奏を繰り広げており、スタジオ録音での即興演奏がライブではどの様になるのか、興味津々なのだが、そのライブ音源がなかなか出ない。

そして、1992年10月、突如として、1973年〜74年のライブがこれでもかと言わんばかりに4枚のディスクに詰め込まれたライブ音源がリリースされる。このリリースには歓喜した。当時はまだ30歳代前半、資金的には苦しかったが、即、ゲットである。
 

King_crimson_great_deceiver

 
このボックス・ライブ盤には、テンション・エネルギー・パワー、それぞれ全開のスリリングで聴き応え満載のライブ音源がてんこ盛りである。しかも、演奏レベル、演奏精度が高い。ほとんど、スタジオ録音の演奏のレベルをそのまま、ライブ演奏にて再現している。この演奏テクニックの高さにも驚愕した。

この時代のクリムゾンのライブって、1974年6月28日のアメリカのアズベリー・パーク公演の音源(一部、6月30日の公演の音源)を編集した『USA』以外、正式ライブ音源が無かった。そんな時代のこのCD4枚組のライブ音源の大放出である。しばらく、聴きまくりました。

今では、クリムゾンのライブ音源って、かなりの量が放出されているんですが、この『The Great Deceiver』の音源は、演奏レベル、演奏精度が高く、クリムゾンのライブ音源の中でも最高の部類のもの。いの一番に、ロバート・フィリップ翁が満を持して、世に問うた気持ちが良く判る。

良いボックス盤です。キング・クリムゾンのファンには当然、プログレ・ファンにもこのライブ・ボックス盤はお勧めです。リリース当初は縦長のボックスでのリリースでしたが(写真左)、今では、ジャケット・イラストを差し替えて、スクエアなボックス仕様に変わっているみたいです。

 
 

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2014年1月10日 (金曜日)

ProjeKct TwoからFourの総括

1月7日のブログで、「ロックで即興演奏はあるのか」と題して、プロジェクツ(ProjeKcts)シリーズの『ProjeKct One』について語った。プロジェクツ(ProjeKcts)は、1996年のキング・クリムゾン内部分裂により生まれた実験バンドの総称。One, Two, Three, Four, X, Six と6つの組合せがある。

そして、ProjeKct OneからFourを束ねて、King Crimson『The Projekcts』と題したボックス盤としてリリースされている。この『The Projekcts』というボックス盤の演奏が聴いていてとても面白い。ロックでの即興演奏の素晴らしさを体験できるのと、このプロジェクツ(ProjeKcts)で、当時のKing Crimsonのコア・メンバー達が、何をしたかったのかが、おぼろげながら判る。

『ProjeKct One』については、1月7日のブログで述べたように、ビル・ブルーフォードのドラミングと暴力的であり、メタリックであり、アブストラクトであり、フリーであり、モーダルな、ロバート・フィリップ翁のエレギのお陰で、殆どエレクトリック・ジャズな響きが特徴であった。

では、続く『ProjeKct Two』(写真左)はどうか。このアルバムは、リズム&ビートとアドリブ・フレーズが、基本的に「キング・クリムゾン」。クリムゾン・ビートとでも形容できる、どこから聴いても「キング・クリムゾン」なリズム&ビートが実に「キャッチャー」である。そして、そのクリムゾン・ビートの上に乗って展開される「クリムゾン・フレーズ」が、これまた格好良い。クリムゾン者には堪らない実験バンドのパフォーマンスである。
 

Projekct_234

 
『ProjeKct Three』(写真真ん中)はどうか。このアルバムが一番、即興演奏をベースとするロックとして、内容の濃いパフォーマンスだと僕は評価している。リズム&ビートが個性的。キング・クリムゾン臭さが希薄で、現代の最先端な響きを宿す、自由度の高い、思い切りメリハリの効いたリズム&ビートが個性的。その上で、キング・クリムゾン臭さの無い、即興性の高いギターフレーズが展開される。

そして、『ProjeKct Four』(写真右)はどうか。リズム&ビートが一番重量感があるが、1980年代後半から1990年代前半に流行った、メタリックなリズム&ビートであり、聴き始めは耳に馴染むが、そのうち、手の内が読めてちょっと退屈になる。その上で展開されるギターフレーズは、キング・クリムゾンっぽい。流行のリズム&ビートの上の「クリムゾン・フレーズ」という感じ。流行のリズム&ビートを採用した分、今の耳で聴くと、ProjeKct OneからFourの中で、一番、古さを感じてしまう。

ということで、「ProjeKct TwoからFour」の総括としては、僕は『ProjeKct Three』がイチ押し。ジャジーな雰囲気は希薄で、エレクトリック・ジャズな雰囲気も希薄。逆に、即興演奏をベースとするロックな雰囲気が満載で、即興演奏なロックとしては、最高レベルの演奏内容ではないかと思う。音の広がりも幻想的かつスペイシー、リズム&ビート、ギターの即興フレーズ共に「個性的」。一番、クリムゾンらしさが希薄な『ProjeKct Three』は実に魅力的な盤だと思う。

21世紀なって振り返ると、キング・クリムゾンほど、即興演奏を売りにしたロック・バンドは無い。1970年代以降、21世紀なるまで生き残ったロック・バンドの中では「唯一」と言って良い。ボックス盤『The Projekcts』は楽しめます。

 
 

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2010年9月11日 (土曜日)

『宮殿』40th Anniversary

「最近、70年代ロックを疎かにしていないか」という声もあるので、これから土日のブログは出来るだけ、70年代ロックの話題にしようと思っている(以前はそうだったんだけど・・・)。

さて、永遠のプログレ小僧である、私こと松和のマスター、最近、相当に購入を悩むシリーズが展開されています。それが、「King Crimson 40th Anniversary Series」。確かに、かのプログレの名盤中の名盤『In the Court of the Crimson King(クリムゾンキングの宮殿)』のオリジナル・リリースが1969年。確かに、昨年の2009年で「40周年」である。ということは、これからゾロゾロとまた再発シリーズが始まるのか〜、と思っていたら「始まった」。怒濤の再発ラッシュである(笑)。

今回、悩みに悩んだのが『In the Court of the Crimson King(クリムゾンキングの宮殿)』の40周年記念盤。どのパターンを買うのか。CD(2004年リマスター)+DVD-Audio盤、2CD(2004年リマスター+2009年リミックス)盤、5CD+DVD-Audioボックス盤の計3種類がリリース。やり過ぎじゃないのか。全部欲しけりゃボックス盤を買いなさい、ということなのね。と以前だったら思うんだが、今回はちょっと事情が違う。

まず、DVD-Audioであるが、我が家では、そもそもかなり前から、映画鑑賞にてサラウンドの必要性を感じなくなり、既に再生装置・環境が無い。しかも、DVD-Audioは、当然のことながら、1969年当時には、絶対に存在しなかった再生フォーマットであり、オリジナル音源はステレオであることを考えると、このDVD-Audio盤は全く新しく作られた音源になる。オリジナル音源とは似ても似つかぬ音源になることは必定で、これは僕にとっては必要が無い。

しかも、未発表音源、別テイク音源についても、再現の低い、インプロビゼーション・バリエーションを楽しむ「ジャズ」とは違い、ロックの場合は再現性が高いので、別テイクの音源を聴いていても、ジャズほど面白くない、というか、ハッキリ言って「つまらない」。マニアの人には必要なんだろうけど・・・。

加えて、映像についても食傷気味で、「以前見たか、見ていないか」位のものでしかなく、映像のみから見いだせる、何か新しい発見があるかと言えば、そんなものは「殆ど無い」。今まで、ボックス盤に同梱されていた映像については、同じようなものである。一度見たらそれまで。繰り返し見る映像はほとんど無い。
 

Crimson_king

 
で、今回、興味をそそるのは「2009年リミックス」の存在。回のリミックスを担当したのはポーキュパイン・ツリーのスティーブン・ウィルソン。リミックスというのは、リマスター(マスターテープを整音)するのでは無く、そのマスターテープの基である、マルチトラックで収録されたテープから新たなリミックスを施したマスターを作り上げること。これはかなりの難作業である。

マルチトラックの、各トラックのひとつひとつをクリーニング+整音してから、リミックスする手順になるので、各トラックのクリーニング・整音をし過ぎると、音が痩せたり平板になったりして、それをさらにひとつにまとめる作業、つまりリミックスすると、オリジナル音源とは似ても似つかぬ、とてもチープな内容の音源になってしまう。また、リミックス時に音のバランスや音圧をいじり過ぎても、オリジナル音源とは似ても似つかぬ音源になってしまう。そんな危険性をはらんだ作業がリミックス。これで失敗したロック旧盤のリミックスは数知れず。

しかし、今回の「2009年リミックス」は出来が良い。自然な音の広がりを意識したリミックスになっており、各トラックのクリーニング+整音が良かったのだろう、音の分離がかなり良くなり、分離が良くなった分、音の横の拡がりが出て、音の横の拡がりが出た分、音圧を平均的に上げている。音圧の上げ方が自然な分、オリジナル音源と比べても違和感が無い。音の分離が良くなったお陰で、今まではっきり聴こえなかった楽器の音の存在にも驚く。楽器の輪郭が明確になり、オリジナル音源の音の「モコモコ感」はかなり払拭されている、この「モコモコ感」の部分をどう感じるかで、このリミックスの好き嫌いが分かれるだろう。

まあ、この「モコモコ感」は、当時の録音機材の問題であり、実際の演奏からくるものではないので、あまり、この「モコモコ感」にこだわるのもどうか、と思われるほど、このリミックスは、オリジナルのムードを裏切らない。実に自然なリミックスで、オリジナルのマルチトラック・テープの音の鮮度に加え、マルチトラック毎の適切なクリーニング+整音、そして、自然な音の広がりを尊重したリミックスの相乗効果で、ほぼこれが『クリムゾンキングの宮殿』のステレオ音源の決定打と言っても良い位の音に仕上がっている。個人的には、CDというフォーマットの中では、この「2009年リミックス」が終着点の様な気がしている。

この自然な音の広がりを尊重したリミックスを聴いていて、「はて、オリジナル音源の音ってどんな音だったっけ?」と不安になった時の為に、「2004年リマスター」の音源も付いています(笑)。

ということで、私は、2CD(2004年リマスター+2009年リミックス)盤を購入。輸入盤のコスト派フォーマンスの良さも手伝って、実に満足度の大きいものになりました。これで、『クリムゾンキングの宮殿』のCDフォーマットについては終わりかな。いや、SACD盤の追加リリースの噂もあるので、SACD盤が出たら買うな。まだまだ続くフィリップ翁の販売戦略。まだまだ我々は翻弄されそうですね(笑)。
 
 
 
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2006年10月 4日 (水曜日)

商売上手なフィリップ翁である

今日もプログレ小僧の独り言を聴いておくんなさい(笑)。僕は、プログレ・バンドの中で一番のお気に入りは何ですか、と聴かれたら、即座に「キング・クリムゾン」と答える(ちなみに、その「キング・クリムゾン」の永年のリーダーをロバート・フィリップという)。

とにかく、高校1年生の時からずっとお気に入り。オリジナル・アルバムは全部持っている。しかも、今でも良く聴く。どう見ても、ルックスが良い、若者好みのバンドでは無いが、お気に入りなのである。そう言えば、ロック・バンドでお気に入りナンバーワンの「ザ・バンド」も、ルックスが良い、若者好みのバンドでは無いなあ。

以前、キング・クリムゾンが公式ウェブ・ショップのみでリリースしている、ライヴ・アーカイヴ・シリーズをまとめた日本独自ボックス・セット『コレクターズ・キング・クリムゾン』というシリーズがあった。全10巻あったかな。そのボックスセット、1セット、約6千円〜1万円するもので、ジャズと平行してCDコレクションをしているので、さすがに、これは予算が続かない。最初の2セットで後が続かなくなった。最初の2セットの出来が良かっただけに残念だったのを覚えている。
 

Collectable_kc

 
さてさて、日本独自ボックス・セット『コレクターズ・キング・クリムゾン』が全10巻で終わって、ホットしたのも束の間、海の向こうで、今度は「The Collectable King Crimson」というシリーズが始まっている情報を掴んでしまった。

調べてみたら、この「The Collectable King Crimson」というシリーズは、DGM(ロバート・フリップが主宰するレーベル) にて、Live ダウンロード販売でリリースされたものを、CDショップで発売すべく、プラケース仕様で発売するもの。プラケース2CD仕様で値段は安い。

第1弾の「The Collectable King Crimson: Volume One」は、DGM Live ダウンロード販売でリリースされた「Live in Asbury Park, 1974」と、以前にKCCC(King Crimson Collectors Clubの略)でリリースされた「Live in Mainz, 1974」のセット。僕はこのライブ音源を初めて聴いたんですが、なかなか素晴らしいですね。

値段も安いですし、このシリーズならコレクション出来るかな。日本盤の発売予定は無いようなので、英国盤が出るのをしっかりウォッチして、集めることにしよう。
 
 

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