2019年11月 3日 (日曜日)

秋は「米国西海岸ジャズ」が良い

秋には「米国西海岸ジャズ」が映える。アレンジ良好、テクニック良好、クールで「聴かれる」ことに重きを置いた「ポップなジャズ」。それが「米国西海岸ジャズ」。我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、ジャズを聴くのに最適なシーズンである秋に、毎年「米国西海岸ジャズ」祭がいきなり始まる。今年も先日から「米国西海岸ジャズ」祭が始まっている。

1980年代まで、我が国は、どちらかと言えば「米国東海岸ジャズ」偏重だったので、「米国西海岸ジャズ」は見向きもされない時期が続いた。が、「スイング・ジャーナル・プレゼンツ/ザ・ウエスト・コースト・ジャズ」が1991年にリリースされ、スイング・ジャーナルで特集記事が組まれたことを切っ掛けに、再び市民権を得て現代に至っている。

米国西海岸ジャズを語る上で、このジェリー・マリガンの名前は外せない。ファンクネス控えめ、ほど良くアレンジされた端正でクールな響きのジャズ。白人メインのジャズの音の基本。そして、味のある、クールなバリサク。マリガンのリーダー作はどこから聴いても「米国西海岸ジャズ」。確かに、ジャズ盤紹介本でもジャズ雑誌でも、「米国西海岸ジャズ」の紹介の中で、マリガンのこの盤は絶対といって良いほど顔を出す。
 
 
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『Gerry Mulligan Quartet Vol.1』(写真左)。1952年8月と10月の録音。ちなみにパーソネルは、Gerry Mulligan (bs), Chet Baker (tp), Jimmy Rowles (p), Joe Mondragon, Carson Smith, Bob Whitlock (b), Larry Bunker, Chico Hamilton (ds)。メンバーを見渡すと、米国西海岸ジャズを代表するジャズマンばかりがズラッと並ぶ。基本はピアノレスのカルテット編成。

この盤に詰まっている音は「アレンジ良好、テクニック良好、クールで「聴かれる」ことに重きを置いたポップなジャズ」。米国西海岸ジャズの特徴そのものである。録音時期は1952年。この盤以前に「米国西海岸ジャズ」の特徴を色濃く反映したアルバムは基本的に無いので、この盤が米国西海岸ジャズの萌芽、米国西海岸ジャズの発祥とされる。確かに、この盤の内容は米国西海岸ジャズの特徴そのものをしっかりと音にしている。

マリガンのバリサクとチェットのトランペットの音が実にクールに響く。決して熱くならない。熱くなっても「クールに熱く」。演奏テクニックが優秀なので、演奏展開に破綻は無い。聴く者にとって決して耳触りにならない、整然とした破綻の無い演奏。アレンジが優秀で、その優秀なアレンジが故に、演奏全体が良い意味で「抑制」されている。確かに当時の「米国東海岸ジャズ」とは対照的なジャズ。しかし、これも立派なジャズである。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年6月23日 (日曜日)

ボーンとバリサクの低音の魅力

未だに、九州北部、中四国、そして近畿地方は梅雨入りしていないが、ここ千葉県北西部地方では昨日から今日にかけて、梅雨らしいドンヨリとした曇り空とイライラするほどの湿気。時に雨が降り、ドンヨリとした曇り空が戻ってくる。もともと子供の頃から、梅雨は大嫌い。早く梅雨が明けないかなあ。

梅雨時には、ゆったりとした気分で聴けるジャズ盤を選択することが多くなる。今日の選盤は、Curtis Fuller『Bone & Bari』(写真左)。1957年8月の録音。ブルーノート・レーベルの1572番。ちなみにパーソネルは、Curtis Fuller (tb), Tate Houston (bs), Sonny Clark (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)。パーソネルを確認するだけで出てくる音に期待感が高まる。
 
タイトルの「Bone」は、Trombone(ボーン)の「Bone」、「Bari」は、Baritone Sax(バリサク)の「Bari」。タイトル通り、この盤は、テート・ヒューストンのバリサクとカーティス・フラーのボーンの2管フロントが特徴。どちらも低音が魅力の楽器なのだが、このボーンとバリサクが奏でる「低音の魅力」がこの盤の最大の魅力である。
 
 
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1曲目「Algonquin」や3曲目「Bone and Bari」の元気な演奏では、トロンボーンとバリサク、どちらの低音も切れ味良く、フレーズも流麗なので、低音のユニゾン&ハーモニーながら、重たさは全く感じ無い。逆に清々しさ感じるほどだ。5曲目「Again」は、トロンボーンとバリサクのホンワカほのぼのとした低音の相乗効果が醸し出すメロウな雰囲気が実に良い。
 
バックのリズム・セクションの存在も隅に置けない。ピアノにソニー・クラーク。コロコロ転がる様な聴き心地の良いマイナーなフレーズの陰に、そこはかとなく漂うファンキー&ブルージーな感覚。このソニー・クラークのピアノのバッキングが、この盤の全体的なトーンを「ファンキーでブルージーなもの」にしている。ベースにチェンバース、ドラムにテイラーが控え、鉄壁のリズム・セクションである。 
 
これだけ魅力的な内容を備えているのにもかかわらず、人気はイマイチで、知る人ぞ知る隠れ好盤の評価に甘んじている。どうも、ブルーノート・レーベルの標準からは外れる、ちょっとアンニュイなアルバム・ジャケットがちょっと人気の足を引っ張っているのかもしれないなあ。最後に、1957年のフラーは「よく鳴る」。この盤でもフラーのトロンボーンはとても好調に「よく鳴って」いる。
 
 
 
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2019年1月18日 (金曜日)

西海岸のビッグバンドな好盤

米国西海岸ジャズの特徴のひとつは「優れたアレンジ」。ジャズを鑑賞音楽として捉えて、勢い任せの一過性の即興演奏では無く、しっかりとアレンジを施して、良質の鑑賞音楽としてのジャズを世に供給する。これが、1950年代、米国西海岸ジャズの大きな特徴である。事実、優れたアレンジが施された好盤が米国西海岸ジャズには沢山ある。

『Theme Music from "The James Dean Story"』(写真)。「Featuring Chet Baker & Bud Shank」がサブ・タイトルに付く。1956年11月8日の録音。ちなみにパーソネルは、Chet Baker (tp), Bud Shank (as, fl), Don Fagerquist, Ray Linn (tp), Milt Bernhart (tb), Charlie Mariano, Richie Steward (as), Bill Holman, Richie Kamuca (ts), Pepper Adams (bs), Claude Williamson (p), Monty Budwig (b), Mel Lewis (ds), Mike Pacheco (bongos)。

チェットのトランペットとシャンクのアルトの2管をメインに、トランペットとテナーとアルトが2本ずつ、トロンボーン、バリサクが1本ずつ。バックにピアノ・トリオがリズムセクションに就く。総勢13名の小ぶりなビッグ・バンド構成。この13名が、米国西海岸ジャズの最大の特徴の1つである優れたアレンジを施して、ディーンの伝記映画に使用された音楽をお洒落なジャズに仕立て上げたもの。
 

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まず、フィーチャリングされている、チェットのトランペットとシャンクのアルト・サックスがさすがに素晴らしい。優れたアレンジに乗って、流麗かつ力感溢れるクリアな音で即興演奏を繰り広げている。とにかく上手い。結構、難しいアドリブ展開をしているんだが、事も無げに流麗に吹き上げていくので聴き易いことこの上無い。良い意味で、耳に優しい、耳当たりの良いジャズである。

バックに耳を向けると、クロード・ウィリアムソンの哀愁感漂うピアノが印象的。ジェームス・ディーンは1955年9月30日に亡くなっているので、この盤の録音時には、まだまだディーンに対する追悼の意が強くあったと思うが、この盤でのウィリアムソンのピアノには哀愁が強く漂う。これが意外とジャジーで良い雰囲気なのだ。

そして、バックの管のアンサンブルの中で、突出した音を奏でるペッパー・アダムスのバリサク。このブリッゴリッとしたバリサクの音は、流麗なチェットのトランペットとシャンクのアルトとは全く正反対の音で、この音の対比が優れたアレンジと合わせて相乗効果を生んで、演奏全体のジャズ感を増幅している。優れたアレンジと合わせて、米国西海岸ジャズでのビッグバンドの好盤としてお勧めの一枚です。

 
 
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2019年1月 7日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・137

バリトン・サックス(略して「バリサク」)の音が大好きだ。サックスについては、自分でも中学時代、アルト・サックスを吹いていたので、親近感がある。そんな中、好きな順に挙げると、バリトン → アルト → テナー → ソプラノの順になる。バリサクの音は良い。魅力的に響く重低音、肉声に近い、歌心溢れる中高音。

肺活量がかなり必要で、普通の人では吹くのが一仕事のバリサクではあるが、出てくる音は一番サックスらしい、と僕は思っている。そんなバリサクを吹きこなすジャズメンは少ないのだが、何時の時代も必ず、魅力的なバリサク吹きがいる。米国東海岸にも西海岸にも、魅力的なバリサク吹きがいる。今回は、米国西海岸ジャズの魅力的なバリサク吹きの好盤をご紹介する。

Serge Chaloff『Blue Serge』(写真左)。1956年3月14 & 16日。ちなみにパーソネルは、Serge Chaloff (bs), Sonny Clark (p), Philly Joe Jones (ds), Leroy Vinnegar (b)。サージ・チャロフ(Serge Chaloff)は当時では珍しいバリサク吹き。この盤は、サージ・チャロフのバリサクの素晴らしさが体験できる好盤である。
 

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この盤のチャロフのバリサクは「唄うが如く」である。さりげなく、あっさりと心地良く、唄うが如くバリサクを吹く。これが実に良い。「歌心溢れるブロウ」というのは、このチャロフのバリサクの形容にピッタリ。楽器の図体が大きく、吹き回しに結構苦労するバリサクなんだが、チャロフは事も無げに、さり気なく、流麗なフレーズを「唄うが如く」吹き上げていく。

バックのソニー・クラークのピアノも良い音出している。僕はソニー・クラークのピアノが好きで、この盤でも暫く聴いていて、「このピアノって、ソニクラちゃう」と思った。この時期のクラークのピアノの特徴は、ジャストかやや前ノリで、そういう点ではソニクラと思わないのだが、ソニクラのピアノの特徴である「粘っこく転がすようなコンピング」がこの盤でも聴くことが出来る。そこで、これはソニクラやなあ、と思うのだ。

そんな絶妙なバッキングをウケて、チャロフはバリサクを魅力的に吹き上げていく。米国西海岸での録音が故、ウエストコースト・ジャズの雰囲気が芳しい。演奏のアレンジも秀逸で、それぞれのメンバーのアドリブ展開も小粋である。バリサクという重たい楽器を、重さをまったく感じさせずに、軽やかに流麗に吹き上げる。そんなチャロフがめっちゃ魅力的である。

 
 
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2018年7月23日 (月曜日)

酷暑の夏に「クール・ジャズ」

日頃、ジャズ盤の鑑賞に活用しているiTunesのデータベースが壊れて、ジャズ・レーベルのインデックスが半分以上、使いものにならなくなった。かれこれ約1年になるが、やっと「プレスティッジ・レーベル」のデータベースが復活した。やっとこさ、プレスティッジ・レーベルのアルバムについての聴き直しを再開である。

この1週間ほど、かなりの暑さの千葉県北西部地方。特に今日は超弩級の暑さである。もうぬるま湯の中を歩いているような状況。3分も歩けば、汗がドッと噴き出てくる。この今年の暑さは「半端無い」。これだけ暑いと、熱気溢れる、激しいブロウがメインのジャズは絶対駄目だ。熱中症になる。といって、ハードなフュージョン・ジャズも以ての外。

暑さ対策としてのジャズ。意外とオーソドックスな純ジャズで、適度にアレンジされ、演奏自体はシンプルなものが良い。そもそも「涼を感じるジャズ」なんて有る訳が無い。もともとジャズは熱い音楽だ。ダイナミックなアドリブ展開、躍動感溢れるビート。どうしても「熱くなる」。どうしても「熱くなる」なら、スッキリとシンプルで音が爽やかに聴こえるジャズが良い。
 

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Gerry Mulligan『Mulligan Plays Mulligan』(写真左)。1951年8月27日、NYでの録音。PRLP7006番。米国西海岸ジャズのリーダー格として、バリトン・サックス奏者としてジャズ史に名を刻んだ「ジェリー・マリガン」の、10人編成小型オーケストラによるオリジナル作品集。米国西海岸ジャズらしい、お洒落にアレンジされた、クールでアーバンな純ジャズが展開されている。

ちなみにパーソネルは、Jerry Lloyd, Nick Travis (tp), Ollie Wilson (tb), Allen Eager (ts), Gerry Mulligan, Max McElroy (bs), George Wallington (p), Phil Leshin (b), Walter Bolden (ds), Gail Madden (maracas)。2曲にマラカスが入っているのが面白い。アレンジが得意とされるが、この盤では、マリガン自身、バリサクを豪快に吹きまくっている。

バリサク好きには堪らない、クールでアーバンな、抑制されたバリサクの響き。時には雄々しく時には優しく、変幻自在のバリサクがとても魅力的である。吹き過ぎない、ほどよく抑制されたホーン・アンサンブルも見事。よくまあ、こんなに上質な米国西海岸ジャズの音が、東海岸の「やっつけレーベル」プレスティッジに残されたもんだと感心することしきり。酷暑の夏に最適な「クール・ジャズ」である。
 
 
 

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2018年6月11日 (月曜日)

バードのブルーノート・デビュー

そう言えば、ドナルド・バード(Donald Byrd)の存在をちょっと忘れていた。今から、40年ほど前、ジャズを聴き始めた頃、ドナルド・バードのアルバム『Fuego』はお気に入りのアルバムだった。特に、ラストの「Amen」は大のお気に入りチューン。このファンキーでゴスペルタッチな名曲&名演は、当時、僕にとっての「ジャズ」だった。

ドナルド・バードはトランペッター。アレンジが巧いとか、作曲が良いとか、トランペッターとは違ったところに評価が集まる、ちょっと気の毒なジャズメンなのだが、実は、トランペッターの実力は超一流なものがある。品良くブリリアントで艶やか、そして堅実。テクニックは優秀、アドリブ・フレーズが小粋で印象的。決して、騒がしくならない。紳士的で真摯なブロウである。

そんなバードのブルノート・レーベルでのデビュー盤が、Donald Byrd『Byrd in Hand』(写真左)。1959年5月31日の録音。BNの4019番。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Charlie Rouse (ts), Pepper Adams (bs), Walter Davis, Jr. (p), Sam Jones (b). Art Taylor (ds)。バード、ラウズ、アダムスのフロント3管のセクステット構成。
 

Byrd_in_hand  

 
フロント3管のバード、ラウズ、アダムスの名を確認するだけで、そして、ウォルター・ジュニア、ジョーンズ、テイラーのリズム・セクションのメンバーを見るだけで、この盤はハードバップの好盤では無いのか、という想像を巡らせることが出来る。そして、冒頭の「Witchcraft」を聴くだけで、この盤はハードバップの上質の好盤だと確信する。

バードのトランペットとペッパー・アダムスのバリトン・サックス(略して「バリサク」)とのユニゾン&ハーモニーが良い。これはファンキー・ジャズの典型であり、ハードバップの肝である。アダムスのバリサクは豪快かつ歌心溢れるもので、バードのトランペットと対照的。アダムスのバリサクはバードのトランペットととても相性が良い。

ブルーノート・レーベルは優秀な若手ジャズメンの登竜門。この盤は、バードのブルーノートでのデビュー盤で、僕は最初、初リーダー作と勘違いしていた。しかし、聴けば内容充実、そして上手すぎる。調べれば、バードは、なんとこの盤以前に既に15枚以上のリーダー作をリリースしている、押しも押されぬ中堅ジャズメン。満を持してのブルーノートでのアルバムのリリース。そんな「満を持した」ドナルド・バードの覇気のあるトランペットが実に頼もしい。

 
 

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2017年9月 8日 (金曜日)

バード&アダムスの傑作ライブ盤

ジャズと言えば、やはり「ハードバップ・ジャズ」が鉄板だと思う。ジャズの様々なフォーマットや奏法、例えば「ビ・バップ」とか「モード・ジャズ」とか「クロスオーバー」とか「フュージョン」とか、魅惑的なジャズのフォーマットや奏法があるが、一般の人達が「ジャズ」を想起するのは、やはり「ハードバップ・ジャズ」だと思う。

Doneld Byrd『At the Half Note Cafe, Vol.1 & 2』(写真)。November 11, 1960年11月11日、NYのライブハウス「Half Note」でのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Pepper Adams (bs), Duke Pearson (p), Laymon Jackson (b), Lex Humphries (ds)。ドナルド・バードのトランペットとペッパー・アダムスのバリサクの2管フロントのクインテット構成。

2管フロントのクインテット構成って、ハードバップ・ジャズの王道な構成だと思うのだが、2管のひとつにバリトン・サックスが入っているところがこのクインテットのお洒落なところである。ブリブリブリとバリサクが魅力的なアドリブ・フレーズを撒き散らす。そこに、トランペットの輝かしいブラスの響きが割って入る。素晴らしい対比、素晴らしいユニゾン&ハーモニー。
 

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この2枚に分散されたライブ盤、その演奏の迫力、流麗さ、楽しさ、どれをとっても「これぞ、ハードバップ」な演奏である。冒頭のピアソン作の「My Girl Shirl」から、楽しい楽しいハードバップな演奏がてんこ盛り。漂う芳しきファンクネス、愁いを帯びたマイナーなアドリブ・ライン。聴いていると「ああ〜、ええ感じのジャズやな〜」なんてウットリしつつ、夢見心地。

しかしまあ、このライブ盤でのドナルド・バードは凄く溌剌としていてブリリアント。こんなにバリバリ吹きまくるドナルド・バードって珍しいのではないか。このライブ盤のブロウを聴けば、なるほど、ハードバップ時代の第一線を走るトランペッターだったことが良く判る。加えて、やはり、ペッパー・アダムスのバリサクが魅力的。この重低音を響かせながら、疾走感あふれるソロは爽快である。

ちなみに、このライブでの司会は「ルース・ライオン」。ブルーノートの総帥アルフレッド・ライオンの細君である。このルースの司会の声、そのアナウンスに呼応する聴衆の歓声。そして、滑り出るようにハードバップないきなりブワーッと展開する。うへ〜、思いっきりジャズである。この2枚のライブ盤を聴く度に思う。ハードバップってええなあ、って。

 
 

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2017年7月13日 (木曜日)

CTIレーベルの純ジャズ盤

CTIレーベルって、1960年代の終わりから1980年代前半まで、初期はイージーリスニング・ジャズから始まって、クロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズまでがメインの老舗レーベルなんだが、そんな中に、上質な「メインストリーム・ジャズ」が混じっているのだから不思議。そして、これがまた、内容的に素晴らしいものなのだから隅に置けない。

Gerry Mulligan & Chet Baker『Carnegie Hall Concert』(写真左)。1974年11月24日、ニューヨークのカーネギー・ホールでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Gerry Mulligan (bs), Chet Baker (tp), Ed Byrne (tb), Bob James (p, el-p), Dave Samuels (vib, per), John Scofield (g), Ron Carter (b), Harvey Mason (ds)。

このライブ盤、パーソネルは見渡せば、なかなかユニークな人選に思わずニヤリ。バリサクのマリガンとペットのチェットはハードバップ時代からの純ジャズ出身のベテラン。そこに、フュージョン・ジャズの仕掛け人、ボブ・ジェームスがキーボードを担当する。そして、若き日の捻れギタリスト、ジョンスコがいる。R&Bっぽいドラミングが小粋なメイソン、どう弾いても純ジャズの雰囲気を抜け出ないロンのベース。
 

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この新旧ジャズメン入り乱れた、純ジャズ志向とフュージョン志向が入り乱れたパーソネルで、メインストリーム・ジャズをやるんだから堪らない。音世界は、いわゆる「1970年代のメインストリーム・ジャズ」。アコ楽器とエレ楽器を上手くブレンドし、それぞれの音の良さをしっかりとアピールする。これって、アレンジが良いからですよね。さりげないアレンジが実に見事。

CTIレーベルって不思議なレーベルで、確かにカタログを見渡すと、上質な「メインストリーム・ジャズ」盤がそこかしこに転がっていて、いずれも内容がとても良い。しかも、新旧ジャズメンが入り乱れた、ジャズメンの組合せの妙が絶妙なのだ。この組合せでこの音かあ、と聴いて感心する盤が多々あるから素晴らしい。

このライブ盤、まず、ハードバップ時代からの純ジャズ出身のベテランの二人、マリガンとチェットがとても元気。それでいて、吹き回す音の雰囲気は1970年代の音をしているから、この二人の力量たるや素晴らしいものがある。決して古くならない。その時代時代のトレンドにしっかりと追従する。よくよく考えれば、このライブ盤自体がそうである。

 
 

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2017年6月 9日 (金曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・54

ジャズを聴き続けてはや40年以上になるが、それでもまだまだ「この盤は聴いたことがないなあ」という盤に出会うことも時々ある。特に1980年代から1990年代の純ジャズ復古の時代、ネオ・ハードバップ系の盤はこの10年くらいかなあ、やっとリイシューされてきた状況で、初めて聴く盤も多くある。

そんな「聴いたことがないなあ」盤の一枚が、Charlie Rouse『Soul Mates』(写真左)。1988年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Charlie Rouse (ts), Sahib Shihab (bs), Claudio Roditi (tp), Santi Debriano (b), Victor Lewis (ds), Walter Davis Jr. (p) 。

リーダーにいぶし銀テナーのチャーリー・ラウズ(録音当時64歳)。バリトン・サックスの怪人、サヒブ・シハブ(録音当時63歳)がこの盤の隠し味。加えて、ブラジル出身の溌剌トランペットのクラウディオ・ロディッティ(録音当時42歳)。まず、この3人のフロントが素晴らしい。一番の若手でロディッティの42歳だから、ベテランの味、ベテランの演奏が心ゆくまで味わえる。

チャーリー・ラウズのテナーが好調である。悠然とタメを入れながらブイブイ吹き上げる。64歳のブロウとは思えない。この盤の録音の3ヶ月後、鬼籍に入るなんて全く想像できない。振り返れば、この盤でのラウズのブロウって「白鳥の歌」ではないか。ユッタリしたバラード調の情感を込めたブロウも良い。疾走感溢れる速い吹き回しも良い。
 

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サヒブ・シハブのバリトン・サックスも好調である。低音をブリブリいわせながら唄う様にスイングする。低音ブリブリがスイングする音って実にファンキー。芯がしっかり入ったバリサクの音。加えて、シハブのアドリブ・フレーズは常に「捻れて」いる。捻れてスイングする「バリサクの怪人」サヒブ・シハブ。実は、このシハブもこの盤の録音から1年2ヶ月後に鬼籍に入った。

そうそう、クラウディオ・ロディッティのトランペットも絶品。ブリリアントという形容がピッタリの、溌剌としてポジティブで、ブラスの明るい輝きが眩しい感じの根明なトランペット。なるほどブラジル出身なのか。ブラジル出身という雰囲気が実に頼もしい。テクニックも確かでフレーズは流麗。聴きどころ満載である。

パナマ出身のベーシストサンティ・デブリアーノ(録音当時33歳)、フレキシブルでシャープなビクター・ルイス(録音当時38歳)のドラミング、端正かつファンクネス忍ぶウォルター・デイヴィス・ジュニア(録音当時56歳)のピアノ。新旧のジャズメンががっちりとタッグを組んだ様な、ドライブ感溢れる端正なリズム・セクション。ウォルター・デイヴィス・ジュニアは、この盤の録音から1年10ヶ月後に鬼籍に入っている。

ラウズ、シハブ、ウォルター・デイヴィス、3人の「白鳥の歌」に近い演奏なんですが、そんなことを全く感じさせない、躍動感溢れ、小粋でコクのあるインプロビゼーションは凄く魅力的です。加えて録音が良い。調べてみたら、ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音でした。この盤、ジャズ者の方々の全てにお勧めの「隠れ好盤」です。

 
 

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2017年2月15日 (水曜日)

角の丸い優しい低音のバリサク

トロンボーンの魅力的な低音も良いが、僕はバリトン・サックス(略してバリサク)の低音も大好きだ。ジャズの世界では、バリサクはちょっと変わり種ではあるが、その魅力的な低音を武器に、意外と人気のフロント楽器である。

そんなバリサク奏者のレジェンドに「Gerry Mulligan(ジェリー・マリガン)」がいる。米国西海岸ジャズの重鎮であり、そのバリサクの腕前もさることながら、アレンジの才に優れ、米国西海岸ジャズのキーマンの一人として、今や「伝説的存在」となっている。

そんなジェリー・マリガンであるが、マリガンのバリサクは、通常のバリサクとはちょっと違う。通常のバリサクの印象は「男性的な骨太なブリブリッとした豪快な重低音」が魅力であるが、マリガンのバリサクは違う。マリガンのバリサクは優しい。マリガンのバリサクの低音は角の丸い優しい低音である。

そんな角の丸い優しい低音のバリサクを心ゆくまで堪能するには、現代の録音技術を駆使した、良い音で録れたアルバムが一番良い。そんなアルバムあるかいな、と探したら、あったあった。Gerry Mulligan『Dream a Little Dream』(写真左)。ジャケットもなかなか好印象。このジャケットを見る限り、内容は良い、と見た(笑)。
 

Dream_a_little_dream1

 
1994年の作品。ちなみにパーソネルは、Gerry Mulligan (bs), Dean Johnson (b), Ron Vincent (ds), Bill Mays, Ted Rosenthal (p)。テッド・ローゼンタルのピアノを核にしたピアノ・トリオをリズム・セクションに、フロントにマリガンのバリサクのワンホーン。所謂「ワンホーン・カルテット」である。

ワンホーン・カルテットの良いところは、フロント楽器の良さを心ゆくまで感じることが出来ること。この盤はマリガンのバリサクが実に良く録れている。選曲も良い。マリガンの自作曲を織り交ぜながらも、渋いスタンダード曲中心の選曲。優しい低音のマリガンのバリサクが、印象的なフレーズを吹き上げていく。

バリサクの印象がガラッと変わる好盤です。バックのテッド・ローゼンタル中心のピアノ・トリオの演奏が実に小粋。とっても趣味の良い、小気味の良いピアノ・トリオの演奏がマリガンのバリサクをしっかりと支え、盛り立てていきます。輪郭がハッキリクッキリ、穏やかな躍動感が魅力のピアノに、小技が冴える堅実なドラム、そして、しっかりと演奏の底を支えるベース。

バックのリズム・セクションが優秀なワンホーン・カルテットに駄盤無し。この盤は、とりわけ、フロントのバリサクがレジェンド級のジェリー・マリガンですから悪かろう筈が無い。ジャケットのイメージ通り、夜の静寂の中でしっとりと聴き込むのに最適な、優しいバリサクの音色が魅力の好盤です。ジャズ者万民にお勧め。

 
 

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    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、 ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
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