2021年11月20日 (土曜日)

丁抹のクロスオーバー・ジャズ

さしずめ欧州の「ブルーノート」と言っても良い「欧州発ハードバップ」の宝庫である「SteepleChase」。このレーベル、当初は、米国から欧州に移住してきた、ハードバッパーな一流ジャズマンを中心に、1970年代の上質なハードバップを録音してきたのだが、しばらくして自信を付けたのか、独自の感覚で、レーベル独特のジャズマンをチョイスしてリーダー作を制作させている。

Coronarias Dans『Visitor』(写真左)。1973年7月と11月、コペンハーゲンの「Rosenberg Studio」での録音。Steeplechaseレーベルの SCS1032番。ちなみにパーソネルは、Peter Friis Nielsen (b), Ole Streenberg (ds), Claus Bøhling (g), Kenneth Knudsen (key)。Coronarias Dans(コロナリアス・ダン)とはグループ名である。

コロナリアス・ダンは、デンマークのジャズロック&クロスオーバー・ジャズのバンド。1969年のバンド設立で、もともとは、サイケデリック・ロックに近い音だったらしい。アルバムのリリースは、デビュー盤の『Breathe』と、今回ご紹介する『Visitor』の2枚のみ。音的には、ジャズロックというよりは、創造性を優先するアグレッシヴなアプローチが散見される、クロスオーバー・ジャズに近いテイストである。 
 

Visitor-coronarias-dans_20211120213301
   

 
冒頭の「Se Det」を聴けば、それが良く判る。フェンダー・ローズの使い方は、チックやキースの如く。但し、リズム&ビートにファンクネスは希薄。なるほど、デンマーク出身のバンドの音である。エレベのウォーキング・ベースがとってもスインギー。このバンドの音が「ジャズ」に立脚していることが理解出来る。

2曲目の「Morning」は、浮遊感漂う幽玄なエレピの音と、自由度の高いドラムの疾走。そこに切り裂くように入る、エフェクトをかけたエレピとエレギの旋律、おどろおどろしいベースの音の動き。これはエレクトリックなフリー・ジャズだ。印象的なベース・ソロあり、4曲目「Don't Know」では、攻撃的でクロスオーバーなエレギのソロが迫力をもって迫ってくる。

キーボードの音はチックの様であり、ザヴィヌルの様な響きもあり、エレギの音はマクラフリンの様でもあり、コリエルの様でもあり。先行するエレ・ジャズ、クロスオーバー・ジャズの要素をしっかり踏まえて、独自の音を創り出しつつあった、デンマーク発のジャズロック&クロスオーバー・ジャズがこの盤に詰まっている。個性的であるが故に、この盤でリリースが途絶えたのが残念である。
 
 
 
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2021年11月 1日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・222

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon、愛称「デックス」)は、ジャズ・サックスのレジェンド中のレジェンド。1923年生まれ、1990年、67歳で鬼籍に入っている。1940年代のビ・バップ時代から第一線で活躍、しかしながら、1950年代は麻薬禍のため活動が低迷、1960年代初頭にブルーノートに複数の秀作を残した後、1976年にかけて渡欧し、フランスやデンマークを拠点に活動。1976年以降は米国に戻りカムバックしたが、活動はフェードアウト。

デックスのサックスは「骨太で大らかで、ダンディズム溢れる、悠然とした」サックス。基本はビ・バップ。フリーやスピリチュアルな奏法には目もくれず、ハードバップなブロウを維持し続けた。高速な弾き回しはしないが、テクニックは優秀。加えて、アドリブ・フレーズは歌心満点。鼻歌を唄うが如く、時折、有名曲の引用なども交えて、聴き応えのある吹き回しが素晴らしい。

Dexter Gordon & Orchestra『More Than You Know』。1975年2月, 3月、コペンハーゲンでの録音。スティープルチェイス・レーベルのSCS 1030番。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts, ss, vo), Thomas Clausen (ac-pi, el-p), Kenneth Knudsen (syn), Ole Molin (g), Niels-Henning Ørsted Pedersen (b), Alex Riel, Ed Thigpen (ds), Palle Mikkelborg (arr, cond) with Stirings。

デックスの「ウィズ・ストリングス」盤になる。「ウィズ・ストリングス」盤と言えば、ちょっと甘いストリングスをバックに、流麗なフレーズを吹き上げながら、ちょっとイージーリスニング風の内容を想起する。この盤についても、聴く前は「へー、デックスも甘々なウィズ・ストリング盤を出してたんや」と思って、暫く敬遠していた。
 

More-than-you-know

 
が、聴いてみて「あらビックリ」である。デンマークのジャズ・トランペッター兼作曲家、パレ・ミッケルボルグによるによるストリングスの作編曲が、かなりプログレッシヴな内容。このミッケルボルグの作編曲によるストリングスは、スケールが大きく、独特の美しい響きを湛え、それでいて、要所要所でどこか現代音楽や現代クラシック音楽を想起するフレーズが散りばめられている。

デックスは、この現代的でプログレッシヴなストリングスに呼応して、時に豪快に、時に繊細に、情感豊かで歌心溢れるフレーズを吹き分けている。この「吹き分け」が素晴らしくて、ハードバップらしくコードに忠実なブロウもあれば、モーダルなブロウもある。ゆったりと静的なスピリチュアルなフレーズもあれば、ちょっとアブストラクトなフレーズも吹き上げる。

デックスの「骨太で大らかで、ダンディズム溢れる、悠然とした」サックスと、デックスの持つサックス表現&テクニックの優秀さを実感出来る、素晴らしい内容の「ウィズ・ストリングス」盤である。デックスのサックスの全ての表現がこの盤に詰まっている、と言っても良いか、と思う。デックスが、これだけ先進的に現代的にサックスを吹きまくるとは、聴き終えた後、思わず「スタンディング・オベーション」である。

さすが、北欧の「ブルーノート」と称されるスティープルチェイス・レーベル。この盤では、デックスのサックス奏者としての能力の全てを引き出している。そんな要求に臆すること無く、何事も無かったかの様に、自然体で最高のサックスを吹き上げるデックスは、とても格好良い。脱帽である。
 
 
 
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2021年9月 9日 (木曜日)

ラングレンの「欧州紀行」盤

北欧ジャズは耽美的で透明度が高く、テクニックは高度、歌心が豊かで流麗、静謐でクールな音世界が特徴。1950年代から北欧ジャズは発展してきたが、北欧ジャズの凄いところは、この「北欧ジャズならではの特徴」が1950年代に出現して以降、現代まで、ずっと継続され、年を経る毎に「進化」し「深化」していること。特に、ピアノ・トリオにその傾向が顕著である。

Jan Lundgren Trio『European Standards』(写真左)。2008年10月2-7日録音。ちなみにパーソネルは、Jan Lundgren (p, fender rhodes), Mattias Svensson (b), Zoltan Csorsz Jr. (ds, per)。パーソネルを構成する3人は皆、スウェーデン出身。スウェーデン純血のピアノ・トリオ演奏である。

収録曲のタイトルを見れば、ミシェル・ルグランの「風のささやき」、フランシス・レイの「男と女」、レノン&マッカートニーの「ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア」そしてハンガリー、スイス、イタリア、スペイン、ポーランドの民謡、フォーク・ソングがズラリと並ぶ。タイトル通り、当盤のテーマは音楽で綴る欧州紀行。
 

European-standards

 
ヤン・ラングレンのピアノは北欧ジャズの特徴をしっかりと引き継いでいて、実に印象的。耽美的で透明度が高いピアノの響き。テクニックは申し分無い。ラングレンのピアノの個性は「トーン」。ピアノのトーンが明るくポジティヴ。北欧ジャズによくある「黄昏時のくすんだ夕陽の輝き」の様なトーンでは無く、「明確に明るい優しい陽射し」の様なトーン。

このトーンがこの盤の「音楽で綴る欧州紀行」の旋律をクッキリ浮き立たせている。この盤では、ラングレンはフェンダー・ローズも弾いている。これがこれまた良い雰囲気。曲によってローズを弾いているのだが、ウォームでクールでバッチリ決まっている。

加えて、このトリオのリズム隊が、意外と北欧ジャズらしくない、躍動感溢れ、メリハリ効いてリズミカル。このポジティヴなリズム隊のサポートを受けて、この盤のトリオ演奏が、健康的な「躍動感」と「メジャー・トーンな響き」に満ちあふれているところが、この盤のトリオ演奏の特徴である。

選曲良し、演奏良し。ヤン・ラングレンのピアノ・トリオは企画ものが多いが、この「音楽で綴るヨーロッパ紀行」企画、じっくり聴くも良し、ながらで聴き流すも良し、なかなかの秀作である。
 
 
 
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2020年11月 3日 (火曜日)

テリエ・リピダルの陰謀・謀略

Terje Rypdal(テリエ・リピダル)。ノルウェー出身、ECMレーベルの看板ギタリスト。彼のキャリアにおいて、2〜3枚の例外はあるが、リーダー作については、ほぼECMレーベルからのリリースになる。リピダルは1947年生まれ。今年で73歳。初リーダー作が1968年なので、ジャズ・ギタリストとしてのメジャーなキャリアとしては52年。半世紀以上に渡って活躍する「レジェンド級」のギタリストである。

リピダルのギターについては、恐らく1〜2分聴き続けたら絶対にリピダルだと判るくらい、とても個性的な音である。幽玄で浮遊感のあるフレーズを多用した「ニュー・ジャズ」志向の音が得意で、ファンクネスは皆無であり、ブルージーな要素は微弱。そういう面では欧州ジャズ独特といえる。ジャズ・ギターというよりは、ロック・ギターと言った方が良いか、プログレ・ギタリスト的な音を出す。

浮遊感のある、ビートに乗らない、ロングトーンでフリーな独特とフレーズ。ジャズなのか、ロックなのか、どちらかにしろ、と詰問されたら、やはり「ジャズ」と答えてしまう。そんな不思議な音を持ったギタリスト。そして、リピダルは、半世紀を越えるメジャーなキャリアの中で「決してブレない」。ECMレーベルでのメジャー・デビュー盤『Terje Rypdal』の音が、マンネリに陥らず、ずっと今まで続いている。これって意外と凄いことだと思っている。
 
 
Conspiracy-terje-rypdal
 
 
Terje Rypdal『Conspiracy』(写真左)。2019年2月、ノルウェーはオスロのRainbow Studioでの録音。ちなみにパーソネルは、Terje Rypdal (el-g), Ståle Storløkken (key), Endre Hareide Hallre (b), Pål Thowsen (ds, perc)。プロデューサーは当然、マンフレッド・アイヒャー。ノルウェー出身のメンバーで固めた、リピダルの約20年ぶりのスタジオ録音作品になる。

このリピダルの新作は、リピダルのリピダルらしい個性満載。往年のメジャー・デビュー当時の、幽玄で浮遊感溢れるサステインの効いたエレクトリック・ギターが再現されている。しかし、フレーズの作りが現代的で、その音はノスタルジックでは無い、現代の新しい響きのするもの。キーボードの参加が目新しく、ハモンド・オルガンの音がリピダルのエレギに溶け込み、創造的で耽美的なユニゾン&ハーモニーを奏でる様は今までにリピダルには無い要素。

アルバム・タイトルの「Conspiracy」は「陰謀・謀略」の意。この盤を聴くと、リピダルはまだまだ深化している。この個性は全くブレていないが、この盤で聴かれる音はノスタルジーとは全く無縁。初期のリピダルの個性を現代のニュー・ジャズの要素と合わせてリコンパイルし、新しいリピダルの音世界を創造しようとしている様に感じる。それが「陰謀・謀略」であるなら、聴き手の我々としては全くウエルカムである。
 
 
 

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2020年8月21日 (金曜日)

ノルウェーからクールなトリオ盤

とにかく暑い。酷暑である。エアコンを入れた家の中でも何だか暑い。昼間に外へ出たら湿気で「むっ」とする。そして、途端におでこに汗が噴き出てくる。陽向にいるとジリジリと太陽が肌を突き刺す。グリルで焼かれる魚って、こんな気分なんだろう。とにかく暑い。あまりに暑いので、涼しさを感じさせてくれる様なジャズを聴こうと思い立つ。

涼しさを感じさせてくれる、いわゆる耽美的でクールなジャズと言えば「欧州ジャズ」だろう。北欧ジャズ系か、ECMレーベルの音系がクールで透明感があって涼しげで良い。いろいろとアルバムの1曲目を聴きながら選盤を進める。5枚目くらいで、ふとこの盤の音が気になった。

ECMレーベル系のクールで耽美的でエコーがかかった音世界ではあるが、ECMレーベルの音では無い。ECMレーベルの盤よりエコーは浅め、そして、選曲がECMレーベルらしくない。それでもピアノなど楽器の響きはECMレーベルっぽい。この盤の素性が知りたくなった。今回の「酷暑対策」の欧州ジャズ盤はこの盤に決定。

Olga Konkova, Carl Morten Iversen & Audun Kleive『Going with the Flow』(写真左)。1996年8月26, 27日、ノルウェーはオスロの Rainbow Studio での録音。ちなみにパーソネルは、Olga Konkova (p), Carl Morten Iversen (b), Audun Kleive (ds)。ロシア生まれの才媛、オルガ・コンコヴァ(写真右)がピアノを担当したトリオ盤である。
 
 
Going-with-the-flow  
 
 
先に述べた、この盤の1曲目を聴いた時の感想は「当たらずといえども遠からず」。ECMレーベルっぽい音は、オスロの Rainbow Studioでの録音だからだろう。ECMレーベルもよくこのスタジオを使う。

そして、この盤はノルウェーのレーベル「Curling Legs」からのリリース。あのECMレーベルらしい「深いエコー」が浅めなのが、これで納得。そう言えばジャケット・デザインもECMレーベルのデザイン志向とは異なる。

1969年、ロシア生まれの才媛オルガ・コンコヴァ28歳の作品。耽美的でクールなピアノであるが、タッチはエッジは丸いが硬質。ミッドテンポの透明感溢れる弾き回しは確かに「ECMレーベル風」。ノルウェー出身、ベースのイヴェルセンの重低音ベースがグイグイ迫る。ドラムのクレイヴは、切れ味良く柔軟かつ堅実なリズム&ビートを供給する。こちらもノルウェー出身。

選曲は親しみ易いものが多く、レノン=マッカートニーの「Michelle」のカヴァーはアレンジも新鮮で聴き応え十分。スタンダード曲の「Yesterdays」はしみじみ、エヴァンスの十八番「Nardis」は明確なタッチで、硬質なクリスタル感溢れる弾き回しに思わず耳をそばだてる。そして、楽器の音にかかるエコーが実に心地良い。聴き味爽やかでクールな、「北欧ジャズ」志向満点のピアノ・トリオ盤である。
 
 
 

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2020年8月16日 (日曜日)

「避暑」にピッタリの好盤です

今年も、はや「お盆」である。今日は京都で言うと「送り火」の日。お盆休みも終わって、8月も後半である。今年は酷暑。それでも、このところ、風が吹くようになってきた千葉県北西部地方。風が吹けば部屋の中もちょっと涼しくなって、午前中はエアコン要らずになる。

さて、酷暑が続くと、日頃聴くジャズについても、清涼感溢れるジャズばかりを選ぶ様になった。清涼感溢れるメインストリーム系のジャズと言われれば、僕は「北欧ジャズ」に走る。

北欧ジャズの特徴は「透明度の高い、エッジの効いた音の響き。深いエコー。ミッドテンポがメインの落ち着いたアドリブ展開。耽美的であるが甘さに流されない。凛とした音の美しさと切れ味」。酷暑の夏の「避暑」にピッタリである。

Esbjörn Svensson Trio『Good Morning Susie Soho』(写真左)。2000年のリリース。ちなみにパーソネルは、Esbjörn Svensson (key), Dan Berglund (b-g, b), Magnus Öström (ds, gopichard, perc, tabla)。北欧ジャズの有名トリオ、Esbjörn Svensson Trio=略して「EST」の好盤である。
 
 
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北欧のジャズ・ピアノは決まって「耽美的でリリカル」。しかし、スベンソンのピアノは、その「耽美的でリリカル」な共通の個性に加えて、まるでロックの様なリフが続き、独特のグルーヴ感を醸し出す。

米国東海岸ジャズのファンキーなグルーヴ感とは全く異なる、この北欧ジャズ独特の「耽美的であるが甘さに流されない。凛とした音の美しさと切れ味」をベースとしたグルーヴ感は癖になる。

そして、この北欧トリオの演奏の、ピアノ=ベース=ドラムが三位一体となったインタープレイが素晴らしい。北欧ジャズのピアノ・トリオ独特の、クールに静的に耽美的に絡む、三位一体のインタープレイ。そのインタープレイの「透明度の高い、エッジの効いた音の響き」に深いエコーがかかる。清涼感抜群である。

表現力が多彩で、北欧ジャズの中でも「独特の個性を持つ」ピアノ・トリオ。それが「EST」。そんなESTの密かに尖った、北欧ジャズの中でも「一歩先を行く」音が、この盤に詰まっている。とにかく北欧ジャズの中でも「ユニーク」な存在。クールで清涼感溢れる耽美的な音世界は「凛」としていて聴き応えがある。「避暑」にピッタリの好盤ですね。
 
 
 

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2020年8月14日 (金曜日)

北欧の「ネオ・ハードバップ」盤

欧州ジャズが気に入っている。欧州ジャズについては、僕がジャズを聴き始めた1970年代後半、我が国ではフュージョン・ジャズが大流行していた訳だが、その裏でメインストリーム・ジャズについては、エリア的広がりが出てきた。いわゆる「欧州ジャズ」のアルバムが我が国でも流通するようになった。代表的なレーベルとしては、ECM、SteepleChase そして、Enjaである。

以降、欧州ジャズのアルバムは定期的に我が国でもコンスタントに流通するようになり、特にインターネットの時代に入ってからは、欧州ジャズの情報がかなり速く入って来る様になり、ネットでの音楽のダウンロード・サイトが開設されて以降は、ダイレクトに欧州ジャズの音源が入手出来る様になった。インターネットのお陰で、ジャズについては、グローバル・サイズで体験できる様になった。

Jesper Thilo『Swing is the Thing』(写真左)。2019年10月23日-25日、コペンハーゲンの「ザ・ヴィレッジ」での録音。ちなみにパーソネルは、Jesper Thilo (ts), Søren Kristiansen (p), Daniel Franck (b), Frands Rifbjerg (ds)。デンマーク・ジャズ界の巨人、テナーマンの Jesper Thilo (イェスパー・シロ)がリーダーの好盤。約10年ぶりとなる新録音となる。
 
 
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解説によると「スタジオ録音ではあるが、編集や修正なしのライヴ的録音」とのこと。確かにライブ感溢れる演奏で、とりわけ、リーダーのイェスパー・シロののテナー・サックスが凄く良い音を出している。端正で骨太、躍動感溢れスケールの大きい、スインギーなテナー・サックス。本場米国ジャズでも十分に通用するどころか、イェスパー・シロに匹敵するテナーマンはなかなかいない。

選曲も実にふるっていて、ディジー・ガレスピー、ジョージ・ガーシュウィン、オスカー・ペティフォード、ヴァーノン・デューク、ジョン・クレナー、アール・ハインズらのスタンダード・ナンバーを披露していて、このスタンダード曲の演奏が実に味わい深い。北欧ジャズらしからぬ、ストレートアヘッドでハードバップな演奏が繰り広げられている。

ピアノのクリスチャンセンはデンマーク、ベースのフランクはスウェーデン、リフビャフはデンマーク。デンマーク出身3人+スウェーデン出身1人の北欧ジャズのワンホーン・カルテット。北欧ジャズと聞くと、ECMレーベルの影響からか、耽美的で静的なジャズを想起するが、この盤はちょっと違う。クールで躍動感溢れる「ハードバップ」な雰囲気。北欧の「ネオ・ハードバップ」盤。好盤です。
 
 
 

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2020年6月29日 (月曜日)

躍動的な北欧ジャズ・ピアノ

今年の夏は「とても梅雨らしい」。雨が降れば降ったで思い切り降るし、晴れ間が出たら出たで思い切り蒸し暑い。この蒸し暑さが我慢ならない訳で、ジャズを聴く分にも、この蒸し暑さではまともに聴く気にならない。それでもジャズは聴きたい訳で、この蒸し暑さの中でも、ある程度、気持ち良く聴けるジャズは何か、と考える。

Jan Lundgren Trio『For Listeners Only』(写真左)。2000年12月11ー13日、コペンハーゲンでの録音。ちなみにパーソネルは、Jan Lundgren (p), Mattias Svensson (b), Rasmus Kihlberg (ds)。リーダーのヤン・ラングレンはスウェーデンのピアニスト。 マティアス・スベンソンは同じく、スウェーデンのベーシスト。ラスムス・キルベリはやはり同じく、スウェーデンのドラマー。そう、このトリオは純スウェーデン出身のピアノ・トリオである。
 
北欧ジャズは耽美的で透明度が高く、テクニックは高度、歌心が豊かで流麗、静謐でクールな音世界が特徴。1950年代から北欧ジャズは発展してきたが、北欧ジャズの凄いところは、この「北欧ジャズならではの特徴」が1950年代に出現して以降、現代まで、ずっと継続され、年を経る毎に「進化」し「深化」していること。
 
 
For-listeners-only  
 
 
やはり梅雨の蒸し暑い中、北欧ジャズとボサノバ・ジャズだけが気持ち良く聴けるジャズかな。このヤン・ラングレンのトリオは北欧ジャズの特徴をしっかりと引き継いでいて、申し分ない展開である。しかしながら、このトリオ演奏が個性的なところがとても健康的な「躍動感」と「メジャーな響き」。
 
北欧ジャズの特徴として「静謐なバラード」や「ヒーリング音楽の様な怜悧な響き」があるのだが、このトリオ演奏には、その代わりに、北欧ジャズらしからぬ躍動感がある。リズム&ビートが明確で、アドリブ・フレーズに「暖かい響き」が満ちている。「夏の北欧のジャズ」という雰囲気が、実に耳に心地良く響く。
 
こってこての北欧ジャズで固めるのでは無く、米国のコンテンポラリーな純ジャズの雰囲気やスムース・ジャズの雰囲気も取り込んで、北欧ジャズをベースにしながら、インターナショナルな雰囲気の「ネオ・ハードバップ」なピアノ・トリオ演奏に仕立て上げている。リリース当時、人気盤であったことも頷ける。肩肘はらずに、リラックスして気持ち良く聴けるピアノ・トリオである。
 
 
 

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  ・『You’re Only Lonely』 1979

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  ・Zep『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』

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  ・太田裕美『手作りの画集』

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2019年12月 1日 (日曜日)

1990年代以降のロイドを聴く

チャールズ・ロイド(Charles Lloyd)。1960年代後半、突如、現れ出で、ジョン・コルトレーンの聴き易い部分をカヴァーして人気を博した。特に、コルトレーンのフリーキーな部分は「人種差別に抗議する怒り」として捉えられ、この「コルトレーンのフリーキーな演奏」を聴きやすくしたところが、フラワー・ムーヴメメント、ヒッピー・ムーヴメントの中でウケにウケた。

しかし、このコルトレーンの聴き易い、ええトコ取りをしたアプローチが胡散臭い。加えて、ロイド人気の半分以上は、バックのリズム・セクションの人気だった。このバックのリズム・セクションが、キース・ジャレットのピアノ、セシル・マクビーのベース、ジャック・デジョネットのドラムで、当時、それはもう新しい響きのモーダルなジャズで素晴らしいもの。このトリオの人気が意外と大きかった。

1970年代に入って、クロスオーバー・ジャズの波が押し寄せ、商業ロックが台頭し、メインストリーム・ジャズの人気が衰退していった。合わせてロイドの人気は下降し、遂には忘れられた人となった。1980年代は完全にロイドの名前は無かった。が、つい最近、といっても5年ほど前だが、ECMレーベルからリーダー作を出しているロイドに気がついた。調べれば、1989年から、ECMレーベルの下で、ロイドはリーダー作を連発していた。
 
 
Fish-out-of-water-charles-lloyd  
 
 
Charles Lloyd『Fish Out of Water』(写真左)。1989年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Charles Lloyd (ts, fl), Bobo Stenson (p), Palle Danielsson (b), Jon Christensen (ds)。バックのリズム・セクションは、スウェーデン出身2人、ノルウェー出身1人。チャールズ・ロイドのテナー&フルートのワンホーン・カルテット。リリースは、欧州ジャズの老舗レーベルのECM。

アルバムに詰まっている演奏の雰囲気は「欧州の純ジャズ」。バックのリズム・セクションが北欧メインなので、音の響きは北欧ジャズ。ロイドのテナーは北欧ジャズのスタンダードである「クリスタルな切れの良い」音よりも暖かでエッジが丸い。米国ジャズってほどでは無いのだが、クールな熱気をはらんだテナーは意外と個性的である。欧州のテナーマンには無い独特の個性。

1989年にロイドはこんなに魅力的なワンホーン・カルテット盤を出していたんですね。全く知らなかった。1960年代の胡散臭さ漂うリーダー作ばかりが我が国ではジャズ雑誌に載ってきたので、ロイドの1990年代の活躍は全く意識していなかった。全く以て不明を恥じるばかりである。そして、今、1990年代以降のロイドのリーダー作を聴き進めている。これが意外と楽しいのだ。
 
 
 
東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年7月12日 (金曜日)

この盤に詰まった「北欧の音」

正統なネオ・ハードバップやモード・ジャズを聴き続けていると、ふとECMレーベルの「ニュー・ジャズ」が聴きたくなる。もともと、19歳の頃、ジャズを本格的に聴いていこう、と決めた切っ掛けの1つが「ECMレーベルのアルバム」。それが原因なのか、ECMレーベルの音が無性に聴きたくなることがある。

Edward Vesala『Satu』(写真左)。1976年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Edward Vesala (ds), Tomasz Stańko (tp), Juhani Aaltonen (ss, ts, fl), Tomasz Szukalski (ss, ts), Knut Riisnæs (fl, ts), Palle Mikkelborg (flh, tp), Torbjørn Sunde (tb), Rolf Malm (b-cl), Terje Rypdal (g), Palle Danielsson (b)。総勢10名。いずれもECMレーベル御用達のジャズ・ミュージシャン達である。エンジニアはJan Erik Kongshaug。

リーダーはフィンランドのドラマー「エドワード・ヴェサラ」。この盤に詰まっている音は「北欧の音」。北欧の凛とした大地をイメージするような音世界。明らかに米国のジャズとは違う。ファンクネスは皆無、明確なオフビートも無い。緩急自在、変幻自在、無調のモード・ジャズ、そしてフリー・ジャズ。
 
 
Satu
 
 
リーダーだから当たり前と言えば当たり前なんだが、ヴェサラのドラムが良い。スケールが大きく、明確で力感のあるドラミング。ドラムの音が美しい。ドラムの表現力がダイナミックかつ繊細、そしてバリエーション豊か。連続して叩き出される緩急自在、変幻自在のドラミングは典雅ですらある。

そんなヴェサラの緩急自在でスリリングなドラムに、幽玄かつ伸びのあるエレギが絡み(これは聴けばリピダルだと直ぐに判る)、幻想的で感応的なフルートが絡む。ソリッドで堅実なベースが演奏の底をガッチリ支える。実にファンタスチックで柔軟なスピリチュアル・ジャズ。

大編成ならではの分厚い音ではあるが、耳に感じるのはクールな躍動感。民族音楽的なメロディや牧歌的な雰囲気も見え隠れして「北欧感」抜群。大音量でブワーッといくことは全く無く、繊細な音やきめ細かい音、印象的な音、官能的な音を絡ませ、組み合わせ、混ぜ合わせることで、独特の音世界を現出しています。好盤です。
 
 
 
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