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2018年7月12日 (木曜日)

ドラマーのリーダー盤の好内容

ドラマーがリーダーのアルバムって、内容の優れたものが多い。まとめ役が合っているのか、ドラムのリズム&ビートで演奏全体をコントロールしたり鼓舞したり出来るからなのか、不思議とカッチリと内容が整った内容のものが多い。
 
特に、ハードバップ全盛時代のファーストコール・ドラマー、アート・テイラーのリーダー作には駄盤が無い。特に、今日、ご紹介するリーダー作2枚は、なかなか内容の整った、絵に描いた様なハードバップ演奏がギッシリと詰まっている。
 
Art Taylor『A.T.'s Delight』(写真左)。1960年8月6日の録音。ブルーノートの4047番。ちなみにパーソネルは、Art Taylor (ds), Dave Burns (tp), Stanley Turrentine (ts), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Carlos "Patato" Valdes (conga)。
 
パーソネルを見渡せば、メンバーを厳選した、用意周到に準備された、ドラマーのリーダー作であることが感じ取れる。内容は、ブルーノートらしい、しっかりとアレンジされ、しっかりとリハーサルを積んだ、端正に整った、模範のようなハードバップが展開される。
 
特に、サックスのタレンタインが絶好調。他のメンバーも活き活きとプレイしている。とても良く出来た、上質のハードバップ。リーダーのテイラーのドラミングも冴え渡る。長めのドラムソロを聴き応え十分。

 

Art_tatlor_album  

 
そして、Art Taylor『Taylor's Wailers』(写真右)。1957年2月25日と3月22日(Track2 only)の録音。こちらは、プレスティッジの7117番。ちなみにパーソネルは、Tracks 1, 3-6が、Art Taylor (ds), Donald Byrd (tp), Jackie McLean (as), Charlie Rouse (ts), Ray Bryant (p), Wendell Marshall (b)。
 
Track 2だけが、Art Taylor (ds), John Coltrane (ts), Red Garland (p). Paul Chambers (b)。このTrack 2だけが「異質」の雰囲気。何故、2曲目だけ、’コルトレーンのテナーがフロントのカルテット構成の演奏が混ざっているのか判らないが、プレスティッジらしい、直感、寄せ集め、帳尻合わせ編集である。
 
1957年2月25日の演奏がメインだが、この演奏を聴いてみても、時間の空いたジャズメンがガヤガヤ集まって録音した、ジャム・セッションな雰囲気濃厚である。恐らく、リーダーは話し合いで決めたのではないだろうか。演奏の雰囲気は「やっつけ感」満載。
 
それでも、演奏内容の充実度が高いのが、プレスティッジ盤の不思議なところ。駄盤もあるにはあるが、意外とジャム・セッション的録音には優れた内容のものが多い。
 
ジャム・セッションの要はやはりテイラーのドラミング。「やっつけ感」満載の演奏をしっかりとコントロールし、まとめ上げている。この盤でも長めのドラムソロを披露しているが、これまた聴き応え十分。

 
 

東日本大震災から7年4ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2017年7月21日 (金曜日)

プレスティッジには気を付けろ

プレスティッジ・レーベルほど、いい加減なジャズ・レーベルはないのではないか。手当たり次第、暇なジャズメンに声をかけて、スタジオで繰り広げるジャム・セッション。リハーサル無しの一発勝負の録音。録音時期の整合性を無視したフィーリングだけを頼りにした「寄せ集め的なアルバム編集」。しかも、LPを大量生産する為に、LP両面合わせて、収録時間が30〜40分までの短いトータル時間。

Miles Davis & Lee Konitz『Conception』(写真左)。PRLPの7013番。この盤ほど、プレスティッジ・レーベルらしい盤は無いのではないか。やっつけの一発勝負の録音、フィーリングだけの録音時期の整合性を無視した「寄せ集めなアルバム編集」。この盤はそういう意味では「凄い内容」である(笑)。

まず、このアルバムのリーダーがあのマイルス・デイヴィスとリー・コニッツである。クール・ジャズの双璧、マイルスとコニッツ。この二人がガップリ組んでセッションを繰り広げる、そんな期待を十分に持たせてくれる、そんな二人の名前が並んでいるのだ。で、聴き始めると激しい違和感に襲われる。

冒頭から「Odjenar」「Hibeck」「Yesterdays」「Ezz-Thetic」までは、マイルス・デイヴィスとリー・コニッツとがガップリ組んだセッションが繰り広げられる。だけど、5曲目からの「Indian Summer」「Duet for Saxophone and Guitar」になると、あれれ、という感じになる。コニッツのアルトとバウアーのギターのデュオ。あれれ、マイルスは何処へ行った(笑)。
 

Miles_konitz_conception  

 
しかも、だ。7曲目のタイトル曲「Conception」と続く「My Old Flame」、マイルスはいるんですが、コニッツ、どこにもいないんですが(笑)。しかも特徴のあるテナーって誰だっけ、どっかで聴いたことあるなあと思ったら、ロリンズやないですか。でも、コニッツ、アルトのコニッツ、どこに行ったんですか。

しかも、だ。続く9曲目の「Intoit」そして「Prezervation」に至っては、なんとマイルスもコニッツもいなくなる(笑)。テナーはスタン・ゲッツ、バックのリズム・セクションは西海岸中心。もはや音の雰囲気が全く異なっている。凄い凄いぞ、プレスティッジ・レーベル。

そして、ラスト前の「I May Be Wrong」からラストの「So What」は、西海岸中心のスモール・コンボな演奏。もはや、マイルスとコニッツの影なんぞ全く無い。ラストに至っては、そもそも最初の頃は何を聴いていたんだっけ、という感じに襲われる。最初の4曲だけが、アルバムの額面通り。5曲目以降は、完全な寄せ集め。どう思うと、こういう究極いい加減なアルバム編集になるのか、不思議である。

プレスティッジ・レーベルには気を付けろ。時々、こういうアルバムが混じっている。リーダー名やタイトルに惑わされることなかれ。プレスティッジ・レーベルを聴き進めるには、カタログを手にして、どういうアルバムなのか、事前調査が必須だろう。でないと、時々、とんでもない「駄盤」を掴まされることになる。でも、それがまた楽しいんだけど、プレスティッジ・レーベルって(笑)。

 
 

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2016年10月28日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・93

ジャズ者を40年以上やっているのだが、ジャズ者になった時から、マイルス・デイヴィスが大好きである。とにかく、ジャズ者になってから、ずっと機会があるごとにマイルスを聴いてきた様な気がする。もはやマイルス無しでは、ジャズ者としての生活は語れない状態であり、暫くマイルスを聴かないと「マイルス禁断症状」が出てくる(笑)。

で、最近、マイルスと御無沙汰で、ちゃっかり「マイルス禁断症状」が出てきたので、慌ててマイルス盤を選盤する。若き日のマイルスを選盤。珍しいマイルスのワンホーン盤である。

Miles Davis『The Musings of Miles』(写真左)。プレスティッジの7007番。1955年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), Red Garland (p), Oscar Pettiford (b), Philly Joe Jones (ds)。

1950年代マイルスの黄金のクインテットのメンバー、ピアノのガーランドとドラムのフィリージョーの名が見える。実はまだこのアルバムの録音時点では、あの伝説の1950年代マイルスの黄金のクインテットのメンバーとして、マイルスと長くやっていく事をまだ知らない。しかし、この二人とマイルスとの相性は既に抜群。

不思議なことに、マイルスについては、マイルスのトランペット、ワンホーンのアルバムが少ない。というか、ほとんど無い。というか、この『The Musings of Miles』のみではないか、と思う。実際、マイルスが公式に録音したリーダーアルバムの中では、唯一のワンホーンカルテット作品。
 

The_musings_of_miles

 
で、これが「良い」。マイルスはワンホーンの時にはワンホーンとして、マイルスのトランペットが一番クールで、一番格好良く聴こえる様に吹く。そして、アレンジも同様。マイルスのトランペットが一番クールで、一番格好良く聴こえる様なアレンジが施されている。

加えて、ワンホーンならではの「効果的なアドリブ・フレーズ」「印象的なアドリブ・フレーズ」が満載。もうマイルスだけが目立ってしまう、マイルスだけが印象に残るイメージ。さすが「我らがマイルス」である。素晴らしい、実に素晴らしい。

なぜか世間では評価が低いアルバムである。が、マイルス者からすると、結構、このアルバム、ポイントが高いのではないか。マイルスとして珍しいワンホーン盤で、マイルスの個性、マイルスの演奏の意図が手に取るように判る。マイルスの考え方が結構読み取れる。そんな「マイルス者にとってマストアイテム」な盤である。

上品で豊かで心地良い音色。ひたすらスイングし、ひたすら唄う様にアドリブ・フレーズを紡ぎ上げていく。マイルスのトランペットのベーシックな姿。マイルスの個性の判り易いサンプル。このマイルスの唯一のワンホーンは「マイルス者の我々にとって宝のアルバム」。

 
 

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2016年10月23日 (日曜日)

ミルトのプレスティッジ好盤

プレスティッジ・レーベルの聴き直しを始めた。プレスティッジ・レーベルとは、1949年にプロデューサーのボブ・ウェインストック(Bob Weinstock)によって設立されたアメリカ合衆国のジャズ・レコード会社。ブルーノート、リヴァーサイドと並んでモダン・ジャズ3大レーベルの一つである。

レーベルのオーナのボブ・ウェインストックはジャズをビジネスとしか捉えておらず、ブルーノートやリヴァーサイドの様な、アルバム制作に関してのポリシーが希薄。従って、アルバムの出来不出来は、録音時のジャズメンの志や調子に大きく左右され、内容的に素晴らしい好盤もあるが、とんでもない駄作も存在する。その辺りが聴き直しをする上でスリリングではある(笑)。

プレスティッジは、7000番台から7800番台までが主要なアルバム。多作ではある。とりあえず、まずは7000番台である。1954年〜1957年の録音が中心。ハードバップ初期からハードバップが隆盛を極めるまでの過程が聴ける。

今日の選盤は『Milt Jackson Quartet』(写真左)。PRLP7003番になる。1955年5月の録音。ちなみにパーソネルは、Milt Jackson (vib), Horace Silver (p), Percy Heath (b), Connie Kay (ds)。プレスティッジにしては珍しく、単一日のセッションのみで構成されている。
 

Milt_jackson_quartet_7003

 
単一日のセッション、固定されたカルテットメンバーのみの演奏で構成されているので、アルバム全体の音に統一感があって、アルバム全体の品位を高めている。1955年の録音。ミルト・ジャクソンが、モダン・ジャズ・カルテットの一員として本格的に活動する前の録音であり、ミルト・ジャクソンのヴァイブの本質と個性が良く判る内容になっている。

思いっきりファンキーなピアニスト、ホレス・シルバーがピアノを担当しているのが理由なのか、ミルト・ジャクソンのヴァイブは、ファンクネスを押さえた、適度に洗練された、透明度の高い音になっているのが面白い。ミルトはソロになるとファンクネスを放出するなんて言われることがあるが、それは時と場合によるのだろう。

総収録時間が30分ちょっとと収録時間が短いのが玉に瑕ではあるが、この盤には、若き日のミルト・ジャクソンの清々しく爽快なヴァイブが詰まっている。ミルトのヴァイブの個性を確かめ、楽しむには格好のアルバムである。

なんともチープなアルバム・ジャケットがこのアルバムの印象を平凡なものにしている。プレスティッジ・レーベルによくありがちな、やっつけ仕事なジャケット。いわゆる「ジャケ買い」が通用しないプレスティッジ・レーベルである。

 
 

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2016年9月21日 (水曜日)

プレスティッジに何故かゲッツ

プレスティッジ・レーベルの最初のPRLP7000番台の最初が「ビリー・テイラー」。地味である。そして、2名目が「スタン・ゲッツ」。米国東海岸がメインのジャズ・レーベルのプレスティッジが、米国西海岸のテナーの雄「スタン・ゲッツ」である。方針も矜持もあったもんじゃない(笑)。

プレスティッジの総帥ボブ・ワインストックについては、恐らく、アルバムを売ろう、という意気込みは希薄だったのではないか、と推察する。ただただ、ジャズメンを集めていきなり録音して、アルバムにしてリリースする。この録音してリリースする、というところだけが、ボブ・ワインストックの楽しみだったのではないだろうか。

さて、このプレスティッジPRLP7002番が『Stan Getz Quartets』(写真左)。録音時期は、1949年6月、1950年1月、1950年4月の3つに分かれる。この3つのセッションの記録を、曲の雰囲気毎にLPの再生の流れに合わせて散りばめつつ、一連の流れのあるアルバムとして成立させている。

録音時期が3種に分かれるとはいえ、スタン・ゲッツのテナーの雰囲気はほとんど変わらない。これが凄い。さすがにジャズ・テナーの有名スタイリストの一人である。冒頭の「There's a Small Hotel」からラストの「Wrap Your Troubles in Dreams」まで、どの演奏でもテナーの音は、絶対に「スタン・ゲッツ」の音である。
 

Stan_getz_quartet

 
僕がジャズを聴き始めた頃、1970年代後半の時代では、スタン・ゲッツの代表作と言えば、このプレスティッジPRLP7002番の『Stan Getz Quartets』。スタン・ゲッツがジャズの表舞台に現れ出でたのは1950年代後半。それから25年、四半期程度しか経っていない時代では、確かにこの1950年辺りの録音の当盤がイチ押しかもしれない。

しかし、スタン・ゲッツの場合、1980年代から逝去する1991年の間にも、彼の個性をとことん堪能出来る好盤が結構あるので、スタン・ゲッツといえば『Stan Getz Quartets』という、1970年代の図式は当たらない。

確かに、この『Stan Getz Quartets』については、スタン・ゲッツのテナーの個性は十分に認識できるが、インプロビゼーションの質としては「最高のもの」とは言い難いと感じる。良いんだけど、スタン・ゲッツの代表作とするにはちょっと無理がある。恐らく、それはバックのサポートメンバーの質にも連動する。つまり、ゲッツは良い、でも演奏全体を通しては「ちょっとなあ」という感じ。

スタン・ゲッツのテナーの個性を知るには、もっと内容充実の盤がゴロゴロしている。何もボサノバ・ジャズだけがスタン・ゲッツの得意とするところでは無い。この『Stan Getz Quartets』は希有なインプロバイザーの記録である。

意外と若かりしゲッツは硬派でワイルドであることが良く判る。希有なジャズ・インプロバイザーの面目躍如。そんなプレスティッジPRLP7002番『Stan Getz Quartets』である。

 
 

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2016年9月20日 (火曜日)

Prestige7000番台・最初の盤

ここ2年の間に少しずつ準備を進めてきたが、やっと、Prestigeレーベルの聴き直しの体制が整った。まずは、PRLP7000番台を順番に聴いて行きたい。ジャズの歴史を聴き直す風で実に楽しそうだ。

さて、blueNoteレーベルの1500番台の最初は「マイルス・デイヴィス」だった。さすがである。BlueNoteは「ジャズを良く知るレーベル」である、という矜持を感じる。ブルーノートは「正統なジャズ・レーベル」である、という強い主張を感じる。

で、Prestigeレーベルについてはどうかと言えば、PRLP7001番は誰か、と調べてみたら、なんと「Billy Taylor(ビリー・テイラー)」であった。なんとマイナーな。Prestigeらしいと言えば、Prestigeらしいんですけどね。ちょっと地味すぎるし、ブルーノートの様な「矜持」を全く感じない(笑)。

ビリー・テイラーというピアニストは、ジャズ者中堅どころ以降なら、名前ぐらいは聞いたことがあるはずである。しかし、実際の演奏は聴いたことがない、というジャズ者の方々が多いのではないか。ジャズ盤紹介本などでも、ビリー・テイラーのアルバムを扱うものは殆ど無い。特に日本では、ビリー・テイラーはマイナーな存在である。

米国でも「過小評価されている最たるジャズメンの一人」などという、本人としてはあまり有り難くない評価を頂戴している。それでも、リーダー作は結構な数を出している。これがちょっと不思議なジャズ・ピアニストである。

さて、PRLP7001盤は、Billy Taylor『A Touch Of Taylor』(写真左)になる。1955年4月の録音。録音はRudy Van Gelder。ちなみにパーソネルは、Billy Taylor (p), Earl May (b), Percy Brice (ds)。 ベースもドラムも誰か判らない。主役のビリー・テイラーのみならず、他のメンバーも地味一色のピアノ・トリオ。
 

A_touch_of_taylor

 
ビリー・テイラーは、ディジー・ガレスピーやリー・コーニッツのグループで活躍、DJやテレビ番組の司会にも活躍、ジャズ・ピアノのみならず、多彩な活躍をした知性派ピアニスト。高等教育を受け、ダウンビート誌に寄稿したり、ロングアイランド大学で教鞭をとったり、エール大学のデューク・エリントン特別研究員でもあったり。アメリカ国内では、「Dr. Taylor(テイラー博士)」と呼ばれている。

そんな「Dr. Taylor」がリーダーのピアノ・トリオであるが、これがまた内容的に地味。左手のブロックコード、右手のシングルトーンとくれば、レッド・ガーランドの流れかと思いきや、ガーランドに比べて、右手のシングルトーンのアドリブ展開が、常識的というか捻りの無い素直なもの。左手のブロック・コードも常識的といえば常識的。

教科書的な端正さが特徴で、演奏のテンポもゆったりとしたミッド・テンポなものが大多数。どの演奏もアドリブ展開に捻りや捻れなどの強烈な個性が無いので、素直に聴けるが引っ掛かるものが無くて飽きると言えば飽きる。ちょっと速いテンポのちょっとアグレッシブな演奏もあるが、アルバムの後半の2曲適度。

テクニックはあるし、上品で端正なピアノではある。でも、何というのか、穏やかというか温厚というか、ゆったりホッコリとはしているが、尖った個性に乏しいピアノ・トリオ演奏である。なんか一味足りない、とでも形容したら良いんでしょうか、聴き終えた後、なんか「少し残念な」気持ちが残る演奏です。

軽やかで端正なピアノ・タッチが良い感じなんですが、やはりリズム・セクション含めたメリハリとダイナミックな展開が不足しているところが課題な盤だと感じます。悪くはないんですけどね〜、何か大切なものが足りない、そんな気持ちが残念な、PRLP7000番台最初の一枚です。

 
 

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