2020年3月17日 (火曜日)

ビートルズ・カヴァー集の第2弾

ジャズの世界では、ビートルズのカヴァーは古くから、そう1960年代前半、ビートルズが世界で流行りだした頃からで、意外と早い。そういう意味では、ジャズって意外と「軽薄短小」だなあ、と思うんだが、しかも、そのアレンジたるや、初期の頃のものは酷いものが多くて、むやみに手を出そうものなら「火傷」をする。そう「火傷」をしてからでは遅い。後悔先に立たず、である(笑)。

今ではサブスクの音楽サイトで、チャレンジとして気軽に聴くことが出来るので、片っ端から聴ける。1960年代前半はアレンジがイマイチなんだが、1960年代半ばから熟れてきて、クロスオーバー・ジャズの先駆けの「イージーリスニング・ジャズ」の範疇で、優れたアレンジと演奏のビートルズ・カヴァーが出現した。1970年代以降は、逆にビートルズ・カヴァーは意外と難物なので、優れたアレンジで用意周到に取り組むべきものとなり、いわゆる「失敗作」はほとんど無くなったと思っている。

Al Di Meola『Across the Universe』(写真左)。今月リリースほやほや。超絶技巧ギタリスト、アル・ディ・メオラ(略して「ディメオラ」)がリーダーの、2013年リリースの『All Your Life』に続く、ビートルズ・カヴァー集の第2弾である。第一弾のカヴァー集でも、ビートルズのカヴァー集とは言え、あまりカヴァーされない曲を一ひねりも二捻りも加えたアレンジで取り上げていたが、この第2弾でも、おおよそ今まで、ジャズでカヴァーされたことの無いビートルズ曲を、これまた素晴らしいアレンジを施して披露している。
 
  
Across-the-universe-1   
 
 
1. Here Comes The Sun
2. Golden Slumbers Medley
3. Dear Prudence
4. Norwegian Wood
5. Mother Nature’s Son
6. Strawberry Fields Forever
7. Yesterday
8. Your Mother Should Know
9. Hey Jude
10. I’ll Follow The Sun
11. Julia
12. Till There Was You
13. Here, There And Everywhere
14. Octopus’s Garden
 
 
以上が収録曲なんだが「Dear Prudence」「Mother Nature’s Son」「Your Mother Should Know」「I’ll Follow The Sun」「Julia」「Till There Was You」など、ジャズでカヴァーされた前例を僕は知らない。「私がギターを弾く理由はビートルズがいたからです」と語るディメオラ。そう、ディメオラはビートルズが大好きなんだ。このカヴァーされない、カヴァーし難い楽曲を、超絶技巧なギターテクニックを駆使した、難度の高いアレンジで、クールにユニークにカヴァーしている。

意外と簡単そうに聴こえるが、かなり難しいことを難なくやっている。超絶技巧ギタリストのディメオラの面目躍如である。現代ジャズ・ギターの最先端のテクニックを聴くにも、今までカヴァーされたことのないビートルズ曲を楽しむにも、絶好のカヴァーアルバムです。ちなみに、この盤のアルバム・ジャケットはジョン・レノンのアルバム『Rock 'n' Roll』を再現しています。小粋でお洒落ですね。
 
 
 

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2020年3月13日 (金曜日)

この盤、パチモン盤では無い。

フュージョン・ジャズと言っても、後のスムース・ジャズの様に「ソフト&メロウ」を前面に押し出した、聴き心地重視のものより、純ジャズやR&B寄りの、ファンキーでグルーヴ感濃厚なものの方が好みである。バンドで言えば「スタッフ(Stuff)」や「クルセイダーズ(The Crusaders)」そして「ブレッカー・ブラザース(Brecker Brothers)」あたりが好みである。

Cornell Dupree『Saturday Night Fever』(写真左)。1977年の作品。ちなみにパーソネルは、Cornell Dupree (el-g), Buster Williams (b), Doug Wilson (ds), Mario E. Sprouse (key), Alex Foster (sax), Kiane Zawadi (tb), Earl Gardner (tp), Sally Rosoff (cello), Elliot Rosoff, Irving Spice (vln)。伝説のフュージョン・バンド「スタッフ」のギタリスト、コーネル・デュプリーのリーダー作になる。

実はこの盤、タイトルを見れば、僕達の世代の人達は直ぐに判ると思うが、当時のソウル・ヒットのギター・インスト・カヴァーを多数収録〜カヴァーした企画盤なのだ。なんせタイトルが「サタデー・ナイト・フィーバー」である。あのジョン・トラボルタの映画で有名な「それ」である。僕はこの盤については、端っから「パチモン」と決めてかかっていた。
 
 
Saturday-night-fever_20200313195201
 
 
これが、である。フュージョン・ファンクの味付け濃厚な、秀逸なカヴァーになっているのだから、やはり、アルバムっていうのは、聴かなければ「判らない」(笑)。「パチモン」カヴァーとして危惧したのは「Stayin' Alive(Saturday Night Feverのテーマ曲)」「Slip Slidin' Away(Simon&Garfunkelのヒット曲)」そして「It's So Easy(Linda Ronstadtのヒット曲)」。この曲のタイトル見れば、フュージョン・ジャズの味付けのイージーリスニングか、って思いますよね。

が、これがそうはならない。コーネル・デュプリーの「ファンクネス濃厚でグルーヴ感溢れる」エレギのノリで、原曲の良いフレーズをファンキーに崩して、原曲のイメージを仄かに感じる位にデフォルメしている。このデュプリーのデフォルメが実に絶妙なのだ。これは譜面に書けるものではない。デュプリーの天性の「どファンキーなノリ」の成せる技である。「Slip Slidin' Away」なんて原曲のイメージはほとんど崩されているし、「It's So Easy」は力業での崩しで思わず納得。それでも原曲のフレーズはちゃんと残っているのだから隅に置けない。

この盤、「パチモン」盤だなんてとんでもない。コーネル・デュプリーの「ファンクネス濃厚でグルーヴ感溢れる」エレギを体感するのに、また、コーネル・デュプリーの「どファンキーなノリ」による崩し方を体感するのに適した盤だと思う。一部、弦が入ってポップなアレンジも見え隠れするが、コーネル・デュプリーのファンキーなエレギが入ってきたら、途端にそこは「ファンキーでグルーヴ感濃厚」なフュージョン・ファンクの音世界。素敵です。
 
 
 

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2020年2月29日 (土曜日)

ピート・ジョリーの代表盤の一枚

一昨日のブログ(左をクリック)で、久し振りに「Pete Jolly(ピート・ジョリー)」のピアノを聴いて、そういえば、ということで、ピート・ジョリーのリーダー作を聴き直している。ピート・ジョリーは、米国西海岸ジャズに属するジャズ・ピアニスト。1932年生まれ、2004年11月にて72歳で逝去している。ジャズ・ピアニストとしては意外と寡作で、生涯で20枚程度のリーダー作に留まっている。

特に、1970年から1990年の20年間はリーダー作はほぼ途絶えている(1980年と1985年に2枚だけリリースされている)。スタジオ・ミュージシャンとして活躍していたみたいで、1990年代に2枚ほど、21世紀に入って1枚。記憶に留めておけ、と言われるにはちょっと辛い、まさに「寡作」のジャズ・ピアニストである。彼の「聴くべきリーダー作」は、1950年代半ばから1960年代半ばに集中している。

Pete Jolly Trio & Friends『Little Bird』(写真左)。1962年11月と1963年1月、Hollywoodでの録音。ちなみにパーソネルは、Pete Jolly (p), Chuck Berghofer (b), Larry Bunker (ds), Howard Roberts (g), Kenny Hume (perc)。ピート・ジョリーのピアノ・トリオにギターとパーカッションが入ったクインテット構成。ピアノ・トリオに加えて、ギターとパーカッションがさり気なく入っているところは、優れたアレンジが特徴の米国西海岸ジャズらしい。
 
 
Little-bird
 
  
可愛い鳥のイラストが特徴のジャケットが印象的。このジャケットだけで、ぼくはこの盤の虜になりました(笑)。この盤を録音した頃のピート・ジョリーは30歳。ジャズ界ではまだまだ若手のピアニストで、溌剌とした流麗なピアノ展開が見事である。タッチは堅実なんだが、ガーンゴーンと叩くことは無い。あくまで流麗にあくまで小粋にピアノを弾き進める。実に米国西海岸ジャズらしいピアノである。
 
速弾きもバラードの様なゆったりとした弾き回しも、いずれにおいても「流麗」なピアノ。タッチも粒立ちが良く切れ味の良いもの。しかし、絶対に叩かない。あくまで、ピアノを指で「弾いている」というのが良く判るタッチ。しかもテクニックは相当に高い。選曲も、このジョリーのピアノの個性をしっかり活かせるスタンダード曲がメインで、流麗なピアノにポップな雰囲気が加味されていて、聴いている耳に実に心地良いピアノである。

誰かが「”粋”が、蝶ネクタイ姿で軽やかにピアノを弾きまくってるようなピアノ」と形容したが、実に言い得て妙。1曲目のピート・ジョリー作の「Little Bird」は、キャッチャーな曲想のボサノバ曲で格好の良い演奏で、このタイトル曲の演奏の雰囲気がこの盤に詰まっている演奏の雰囲気を代表している。明るくてスィンギー、ベースのバーフォーファー、ドラムのバンカーとの息もピッタリで、ピアノ・トリオの優秀盤としても楽しめる。ピート・ジョリーの代表盤の一枚である。
 
 
 
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2020年2月22日 (土曜日)

ながら聴きのジャズも良い・38

ジャズは「お洒落な音楽」とされることがある。私の経験では、今までジャズを聴くのが好きだ、とすると「ジャズは難しい音楽」と言われることがあっても、「お洒落な音楽」と言われると、なんだか違和感がある。お洒落なカフェやレストラン、雑貨店などは積極的にジャズを流しているんで、そういう点から、「お洒落な音楽」とされるのだろう。
 
では、何故「お洒落なカフェやレストラン、雑貨店では積極的にジャズを流す」のか。私もこのブログで「ながら聴きのジャズも良い」というカテゴリーを設定している位なので、ジャズの演奏の中に「ながら聴きするに心地良い」ものがある。どんなジャズでも「お洒落に聴き流せる」かといえばそうでは無い。ジャズには「主張する」ものと「主張しすぎない」ものとがある。
 
「主張する」ジャズは、演奏するジャズマンのテクニックや演奏方法、演奏スタイルに重きを置いて、それをメインに聴いて貰おうとするもので、「主張しすぎない」ジャズは、アレンジや演奏コンセプトに重きを置いて、演奏する音楽そのものを聴かせる、聴いて貰おうとするもので、双方、演奏する狙いが異なる。「ながら聴きするに心地良い」ジャズは、この「主張しすぎない」ジャズなのだろう。
 
ヴィーナス・レコードというジャズ・レーベルがある。1992年、ジャズ混迷期に立ち上げられたレーベルなのだが、このレーベルのコンセプトが実にはっきりしている。「聴き心地」に重きを置いて、音の艶や甘さを強調し、耳に心地良いビート音を推しだし、独特のエコーをかける。
 
 
Love-is-a-manysplendored-thing-1
 
 
いわゆる「聴く為のジャズ」を徹底的に追求したレーベルだと感じている。ジャケットは、美しい女性をジャケットに配する点で統一されているが、一方で「ジャケットがエロすぎる」というマイナス評価もある(笑)。
 
Roma Trio『Love Is A Many-Splendored Thing』(写真左)。邦題『慕情』。ちなみにパーソネルは、Luca Mannutza (p), Gianluca Renzi (b), Nicola Angelucci (ds)。2006年7月2 & 3日、イタリアでの録音。とても心地良いピアノ・トリオの演奏で、その録音はいかにも「ヴィーナス・レコード」の音である。演奏内容自体も立派なもので、現代の新しいピアノ・トリオの音がする。
 
メロディックに展開するアドリブが魅力。クラシカルな技法もさりげなく取り込んで、耳に付くことも無く、逆に「アレンジの妙」として良い効果を上げている。もちろん、ジャズとして、その基本であるグルーブ感やジャジーな雰囲気はしっかり維持されている。いわゆる「主張しすぎない」ジャズであり、「演奏する音楽そのものを聴かせる、聴いて貰おうとする」ジャズである。
 
「ジャケットがエロすぎる」ヴィーナス・レコードであるが、私は、純ジャズとして聴き応えがあればあるほど、ジャケットの「エロ度」は下がる、と睨んでいる。このRoma Trio盤のジャケットもちょっとお洒落が過ぎる感があるが「エロ度」は低い。純ジャズとしての「聴き応え」度は高い。
 
 
 
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2020年2月19日 (水曜日)

ミュージカル曲限定のプレヴィン

昨日、アンドレ・プレヴィン(André Previn)のピアノ・トリオ盤をご紹介した。プレヴィンは「作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者」と多彩な才能の持ち主だが、実はミュージカルの音楽監督も多数経験している。「マイ・フェア・レディ」などでアカデミー賞を受賞している位だ。そうそう、この「マイ・フェア・レディ」の楽曲をジャズにアレンジして、シェリー・マン、レロイ・ビネガーとのトリオ盤をリリースしている。

プレヴィンのジャズ・ピアノは、流麗で爽快感あふれる弾きっぷりで、「ソフィストケイトされた」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなもの。このプレヴィンのぴあのは、印象的なメロディや流麗なフレーズを持つ楽曲、例えば、ジャズ・スタンダード曲との相性が抜群。実は、ジャズ・スタンダード曲は、1920年代から40年代のミュージカル曲が多い。そういう意味で、プレヴィンのジャズ・ピアノは、ミュージカル曲をアレンジして演奏するのに向いている。

André Previn『Give My Regards to Broadway』(写真左)。1960年5月31日、Los Angelesでの録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Red Mitchell (b), Frank Capp (ds)。なんか出来レースみたいな話だが、この盤、ミュージカルの音楽監督として活躍したアンドレ・プレヴィンがミュージカルの有名曲を集めて、アレンジして、ピアノ・トリオで演奏したアルバムなのだ。
 
  
Give-my-regards-to-broadway   
  
 
収録曲は以下のとおり。括弧の中が、曲を引用されたミュージカル名である。実を言うと、4曲目の「The Sound Of Music」以外、他のミュージカルの名前を知らない。この盤の録音は1960年なので、その頃には結構有名なミュージカルだったのだろう。
 

1. Give My Regards To Broadway (Little Johnny Jones)
2. Take Me Along (Take Me Long)
3. Almost Like Being In Love (Brigadoon)
4. The Sound Of Music (The Sound Of Music)
5. Put On A Happy Face (Bye Bye Birdie)
6. Too Close For Comfort (Mr. Wonderful)
7. When I'm Not Near The Girl I Love (Finian's Rainbow)
8. Everything's Coming Up Roses (Gypsy)
9. Diamonds are a girl's best friend (Gentlemen prefer blondes)
10. Too Darn Hot (Kiss Me Kate)
 
 
今の時代からすると、あまり馴染みの無いミュージカルからの楽曲であるが、さすがにどれもミュージカルで演奏された楽曲で、印象的なメロディや流麗なフレーズを持つ楽曲ばかり。プレヴィン独特の爽快感あふれるスインギーなフレーズがフィットし、「ソフィストケイトされた」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなピアノが際立つ。速いテンポの演奏もスローなバラード曲も、明確なタッチが、それぞれの楽曲の持つ、美しいフレーズを浮き立たせる。

ほとんど、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で紹介されることを見たことの無い企画盤であるが、内容は充実している。さすが、ミュージカルの音楽監督も担当していたプレヴィンである。その才能を活かして、なかなかに良い曲ばかりをそれぞれのミュージカルからピックアップしている。アレンジもライトなハードバップ・ジャズ的雰囲気を楽しく聴かせてくれるもので、その出来映えに感心する。プレヴィンの代表盤の一枚に加えて良い内容の好盤である。
 
 
 
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2020年2月16日 (日曜日)

異色のモーガンを聴くには面白い

録音当時、何故かお蔵入りになった音源ばかりを発掘してリリースしたシリーズの「Blue Note Classic LT series」。当時、何故かお蔵入りになった音源については、やはり当時のブルーノート・レーベルの専属ジャズマン、御用達ジャズマンのリーダー音源は多い。つまり、御用達の人気ジャズマンについては録音回数も多くなるので、お蔵入り音源になる確率も高くなるのだろう。

Lee Morgan『Taru』(写真)。LT-1031番。1980年、ジャズ音源の「発掘男」マイケル・カスクーナによる発掘リリース。実際には1968年2月の録音。ちなみにパーソネルは、Lee Morgan (tp), Bennie Maupin (ts), John Hicks (p), George Benson (g), Reggie Workman (b), Billy Higgins (ds)。リーダーは、当時30歳、キャリアとしては既にベテランの域に入った、トランペット担当のリー・モーガンである。

脇を固めるサイドマンの面子が物々しい。テナーのベニー・モウピン、ピアノのジョン・ヒックス、ベースのレジー・ワークマン、ドラムのビリー・ヒギンス。いずれも若手の「新主流派」の面子である。いわゆる「モード・ジャズ」の担い手ばかり。そこに、後のソフト&メロウの「歌って弾きまくる」フュージョン・ギタリストであるジョージ・ベンソンが参加している。
 
 
Taru  
 
 
当時のブルーノート・レーベルとしては、尖ったパーソネルによる演奏なので、さぞかし、硬派でビターな「モード・ジャズ」が展開されるのか、と予想する。そこにモーガンが割って入って弾きまくるのか。で聴き始めると、アップ・テンポのキャッチーな曲、バラッド、ジャズ・ロック調のナンバーで構成されているのに気が付く。今までの「硬派で鯔背なモーガン」とはちょっと異質の雰囲気。

お得意のファンキー・チューン「Get Youself Together」、流麗でポップなジャズ・バラードのタイトル曲「Taru」、モーガンには珍しい、3拍子ジャズの「Haeschen」、ポップで鯔背なモーガンが格好良い。しかしながら、この「ポップな」モーガンは、どうにもらしくない。面白いのは、サイドマンの中では、ギターのベンソンだけが、この「ポップな」音作りにマッチした弾きっぷりなのだ。

他の「新主流派」の猛者たちはちょっと不完全燃焼の面持ちである。この盤、このパーソネルからすると、ちょっと「ポップに過ぎる」感じがする。聴き流すには良いが、スピーカーと対峙して聴き込むにはちょっと「お尻がこそばゆい」。異色のモーガンを聴くには面白い内容だが、硬派で鯔背なハードバッパー、モーガンとしてはちょっと異質。その辺が、録音当時、お蔵入りになった理由かなあ。でも客観的に聴くと内容は良い。モーガンの本質に合わないと感じるだけ。
 
 
 
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2020年2月 3日 (月曜日)

ながら聴きのジャズも良い・37

ジャズやロックのアルバムにとってジャケット・デザインは大切だと思っている。優れたジャケット・デザインからは、そのアルバムの中に詰まっている音の雰囲気、そのアルバムのリーダーの面影、そんなアルバムにまつわる様々なイメージが伝わってくる。ジャズの世界では、ほとんどのレーベルが、優れたジャケット・デザインを採用している。が、時々、これは何だ、と驚くような「チープなデザイン」「理解に苦しむデザイン」のジャケットもある。

Tommy Flanagan & Rodney Jones『My Funny Valentine』(写真左)。1981年12月21日、NYは、M&I Recording Studiosでの録音。ちなみにパーソネルは、Tommy Flanagan (p), Rodney Jones (g), Major Holley (b), Jesse Hameen (ds)。ギターのロドニー・ジョーンズの名前が珍しい。名盤請負人、トミー・フラナガン(トミフラ)がピアノを担当。これまた、その燻し銀なピアノ・プレイが楽しみ。

ロドニー・ジョーンズは、1956年コネチカット出身。録音当時は弱冠25歳。若手も若手のギタリストであるが、そのプレイは堂々としたもの。雰囲的には、ウェス・モンゴメリー直系のハードバップなジャズ・ギター。テクニックも確かでフレーズも流麗。音は適度に丸くて太く、ピッキングは正確。25歳とは思えない成熟なバップ・ギターを聴かせてくれる。
 
 
My-funny-valentine-1  
  
 
5曲目の「D Natural Blues」では、ウェスばりのオクターヴ奏法を披露して、その実力を遺憾なく発揮している。レノン=マッカートニーの「Yesterday」やラストのタイトルナンバーの「My Funny Valentine」では、耽美的なフレーズを流麗に弾きこなして、繊細な面もしっかりと聴かせてくれる。躍動感と耽美的な面が同居した、優れたバップ・ギターである。

バックのリズム・セクションのトミフラのピアノも聴きものだ。適度な太さで明確なタッチ。トミフラお得意のバップ・ピアノが炸裂する。メジャー・ホリーの唄うようなベース・ラインと、しなるような弦の響きも良好。それぞれの楽器のアドリブ・フレーズを邪魔すること無く、さり気なく繊細にサポートするジェシー・ハミーンのドラミングが実に洒脱。聴き込むにも、ながら聴きにも最適な、ギター・カルテットの演奏である。

しかし、唯一、ジャケット・デザインが玉に瑕。アルバム・タイトルから連想される「バレンタイン・デー」にあやかったのか、この「砂の上に書いた弓で射られるハート」の写真はあまりにチープで俗っぽいジャケット・デザインでいただけない。他にもあと2種類ほど、デザイン違いのジャケットがあるが、どれも全く「イマイチ」。思うにこのアルバム、ジャケット・デザインに恵まれない盤なのだ。
 
 
 
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2020年1月26日 (日曜日)

新しい日本人のジャズ・ピアノ

ジャズライフ・ディスク・グランプリ「2019年度ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」の記事を読んでいて、やっと「日本人男子」の若手ジャズ奏者が台頭してきた、と書いた。ほんと、やっとである。この10〜15年ほど、日本人の有望な若手ジャズ奏者といば、日本女子の独壇場だった。それでも昨年度は2〜3名ほどなので、活躍する日本人ジャズ奏者としては、まだまだ「女性上位」は揺るがない。

渡辺翔太『Folky Talkie』(写真左)。昨年12月のリリース。ちなみにパーソネルは、渡辺翔太 (p, rhodes, Wurlitzer), 若井俊也 (ac-b, melodica), 石若駿 (ds, glocken), 吉田沙良 (vo)。女性ボーカル入りのピアノ・トリオ。リーダーの渡辺のキーボードは、アコースティックとエレクトリックの両刀使い。ベースはアコースティック一本と頼もしい。鉄琴のような音がするぞ、と思ったら「グロッケン」。

使用楽器を見渡して、また、女性ボーカルが全10曲中5曲ということからしても、演奏の内容は「現代のコンテンポラリーな純ジャズ」。基本は純ジャズなんだけど、どこかポップなイメージとイージーリスニングな雰囲気が見え隠れする。基本的に気楽に「聴いてもらえる」ジャズを狙っているように感じる。女性ボーカル入りの楽曲の存在が、昔のフュージョン・ジャズの雰囲気を醸し出す。
 
 
Folky-talkie  
  
 
さて、渡辺本人のピアノ、キーボードは、男性のピアノなので、さぞかしマッコイ・タイナーの様に「ガーンゴーン」と強いタッチで弾きまくるハンマー奏法か、高テクニックをベースに、オスカー・ピーターソンの様に高速フレーズを弾き回すのか、と思いきや、そうはならない。繊細にして流麗なピアノタッチ、印象的な透明度の高いフレーズ。そう、キース・ジャレットをポップにライトにした様なピアノ。聴き味はマイルドで耳に心地良い。

吉田沙良のボーカルは全くジャズらしくない。どちらかと言えばポップスなボーカルで、ジャズらしい癖は全く無い。これが不思議な雰囲気を醸し出す。そして、この盤をじっくり聴いていて思うのは、若井のベース、石若のドラムの「リズム隊」の素性の良さ。決して、どっぷりジャズに傾かず、ジャズとポップスの中間をいく様な、ファンクネス皆無な乾いたオフビート。このリズム隊のパフォーマンスも聴きもののひとつ。

日本人のジャズ・ピアノとして、新しい響きが魅力です。1988年2月生まれ、今年で32歳のまだまだ若手のピアニスト、渡辺翔太。キースの様なリリカルで透明度の高いアドリブ・フレーズ。日本人の女性ジャズ・ピアニストより、繊細にして流麗なピアノタッチ。それでいて、ポップでライトなピアノは意外と個性的。次作以降、どの路線で攻めていくのか、楽しみである。
 
 
 
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2020年1月18日 (土曜日)

エリック初のストリングス作品

ジャズのアルバムを見ていると、レジェンド級、また有名になった一流ジャズマンのリーダー作の中には、必ずと言って良いほど、『ウィズ・ストリングス』盤がある。どうもこの『ウィズ・ストリングス』盤をリーダー作としてリリースする、ということが、一流ジャズマンの証であるらしい。言われてみれば確かにそうだ。

つまり、ジャズマンとして一流と目されると『ウィズ・ストリングス』盤をリーダー作としてリリースする企画がレコード会社から提案されるのだろう。特に米国では『ウィズ・ストリングス』盤の需要が結構あるみたいで、ジャズばかりでなく、ポップスの世界でも『ウィズ・ストリングス』盤が制作されるくらいである。

『Eric Alexander with Strings』(写真左)。昨年12月のリリース。録音は、2012年8月 & 2013年3月。ちなみにパーソネルは、Eric Alexander (ts), David Hazeltine (p), John Webber (b), Joe Farnsworth (ds), Featuring a string orchestra of 9 violins, 2 violas and 2 cellos with flute and French horn, Dave Rivello (cond, arr)。
 
 
Eric-alexander-strings  
 
 
アルバムの日本語キャッチが「エリック・アレキサンダーの長年の夢であったストリングス・アルバムが登場」。なるほど、やはり現代においても、ジャズマンの憧れなんですね、『ウィズ・ストリングス』盤って。そして、エリック・アレキサンダーも一流ジャズマンとして認められた、ということ。

バラード演奏に定評のあるエリックがストリングスをバックに朗々とテナーを吹き上げていく。聴き応えバッチリ、聴き込みにも聴き流しにも最適。確かにエリックのテナーは上手い。流麗で力強く大胆にて繊細。日本ではレコード会社主導で人気が出たエレックだが、米国でもその実力はしっかり認められ、人気テナーマンの一人ということが確認出来て、なんだかホッとした次第。

リズムセクションには「One For All」のグループでも長年演奏している、ヘイゼルタイン=ウエバー=ファンズワースが担当。エリックと息の合ったパフォーマンスを聴かせてくれる。最後にアレンジもかなり優秀。アレンジャーのリベロいわく「曲の美しさをストレートに吸収し、常にメロディを最優先に考えた」とのこと。納得である。
 
 
 
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2020年1月 9日 (木曜日)

村田中のセカンド・アルバムです

日本人ジャズは独自の深化をしている。米国のジャズのトレンドを取り込んで、日本人流にアレンジして再構築する。もともと日本人は「加工民族」と呼ばれる位で、ジャズについても、日本人ジャズは「加工」が得意で、本家本元のトレンドよりも付加価値的な個性の付いた、新しい響きを加えたものに仕上げるのだ。
 
村田中『SCHOOL OF JAZZ』(写真左)。2019年8月のリリース。村田中(むらたなか)とは、トランペット・フリューゲルホルン奏者の村田千紘とピアノ奏者の田中菜緒子のデュオ。ゲストとして、駒野逸美 (tb), 高橋陸 (b), 小松伸之 (ds) を迎えて、音のメリハリを付けている。ちなみに録音は、2019年4月8〜9日、東京キング関口台スタジオでの録音。

改めて、村田中。ジャズ界の美人デュオとして話題になったが、その実力は十分なもの。楽器のテクニックの基本部分は申し分無く、しっかりとした楽器演奏を聴かせてくれる。基本的にイメージ優先ではない、実力が伴ったジャズ界の「美人デュオ」である。決して、色眼鏡で見てはいけない。逆に、この盤のジャケットのピンク色に眉をひそめて、この盤を遠ざけるのも良く無い。
 
 
School-of-jazz-muratanaka  
 
 
聴けばわかるのだが、全編、上質のフュージョン・ジャズ。特に、村田のフリューゲルホーンは、フュージョン全盛時のフレディー・ハバードや日野皓正のミッドテンポの演奏を彷彿とさせるもの。村田は決して速い吹き回しをしない。決して無理をせず、ミッドテンポからスローテンポの吹き回しで、雰囲気最優先の音作りをしている。田中のピアノも同様な傾向で、この盤ではそれが成功している。
 
3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」、5曲目のスダンタードの名曲「As Time Goes By」などで、ミッドテンポで上質な、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズの雰囲気を感じることができる。よく伸びるフリューゲルホーン、モーダルにフロントをサポートする、コンテンポラリーなピアノ。1980年前後のフュージョン・ジャズ全盛期のソフト&メロウなフュージョンを焼き直して、現代のジャズとして再生している。
 
僕は特に3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」がお気に入りで、このアプローチ、この雰囲気を前面に押し出して、1970〜80年代のポップス、ロックの名曲をカヴァーして欲しいなあ、と思っている。ピンクが基調のジャケット、ジャケ写の赤のジャージに惑わされてはならない。この盤に詰まっている音は「硬派で実直でコンテンポラリーな」、現代のフュージョン・ジャズである。
 
 
 
東日本大震災から8年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
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